あの復讐から、既に20年以上が経った。
俺が、あの結界で起こした事は既に、多くの人々の耳に入った。
同時に、後に調査に入った者達の話によれば、その家に残っていた多くの者は死んでいたらしい。
自身の手で死んだ者。
既に精神的に死んでいた者。
様々な形で、彼らは死んでいた。
最も、既に復讐を達成した俺からしたら、関係はなかった。
「にしても、まさか、あの後、ここまで繁盛するとはな」
「旦那、何を考えているんだ?」
俺はあの騒動の後、屋敷の中でも、僅かに理性的な者、まだ考えが染まっていない子供達を連れていった。
当初は、俺があの騒動の犯人という事で、恨んでいた奴らもいて、暗殺を目論んだ奴らもいた。
まぁ、大半は、俺の中にいる怨霊達によって、阻止されているが。
それと共に、彼らに対して、生きる道を見つける為に、俺は彼らに自分の中の知識を教える事にした。
彼らに教える方法などは、武道に関してはミストバーンが、芸術方面ではアカネが教えてくれた。
その結果なのか、俺が10年以上前に手に入れた小さな村は、今は、それらの技術を使って、大きな発展を見せた。
今では、京都と並ぶ観光地として、有名であった。
「復讐を成し遂げた後、お前はどうするつもりだ」
それと共にハリベルがそんな事を尋ねた。
彼女は、俺の中でも最も付き合いが長く、既に家族のような存在になっていた。
「そうだな……」
正直なところ、あまり考えてはいなかった。復讐を果たした今、特にやる事はないと思っていたからだ。
「責任を果たさないといけないな」
元々、俺自身がやりたかった復讐を行った。
だが、その結果はこの村での子供達の多くを孤児にさせた。そして、その中には、両親を失った子もいる。
「この村を作った以上、ここで生きていかなければならないだろうしな」
俺は、自分が作った村の子供たちを見る。皆、生き生きとした表情をしていた。
あの家では、価値観を一つしか固定できなかった。
それを解放したとは言えない。
「自分が正義だと思っていることが他方から見れば悪である可能性がある。呪いもまた祝いと化す。全ての事柄には理由があるものだ」
この時代で、どのように生きるべきか、既に長い。
前世での感覚も既に疎くなっている。
だけど、もしも、残っているとすれば、俺は人としての倫理観。
それが、現代から持ち込めた物だろう。
「果たして、それが、この世界でどれぐらい役に立つ事が出来るのか」
それは、後の世に任せる事にする。
復讐を終えた俺にとっては、それだけだから。
今回の話にて、怨霊ハーレムは最終回を迎えました。この怨霊ハーレム自体、前作が終わった後に、試しに作ってみた作品という事もあり、粗い部分が多く見られました。そういう所でお見苦しい所が多くありましたが、皆様の応援のおかげで、ここまで書く事が出来ました。
また、既に公開されていると思いますが、次回作は既に完成し、投稿させて貰っています。
アンケートを見ながら、アカメが斬る『C.C(コードギアス)』に決定させて貰いました。当時のアンケートで同列一位という事もあり、その時の判断で、選ばさせて貰いました。また、本作を書く際に、活動報告にあった内容から多く変更されている部分がありますが、ご了承してくれると嬉しいです。
これからも、応援、よろしくお願いします。
https://syosetu.org/novel/327442/
次回作アンケート
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アカメが斬る『C.C(コードギアス)』
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シンフォギア『ジャンヌ・ダルク』
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転生したら剣でした。『卯ノ花烈』
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学園黙示録『蒼崎青子(魔法使いの夜)』
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リリカルなのは『ユニ』
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FGO『ベアトリクス·』
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