※この作品はR-18です。

怨霊ハーレム   作:ボルメテウスさん

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保護猫

「うわぁ、なんというか、びっくりだな」

「・・・」

 

俺は、保護した猫を、そのまま洗った。

少し離れた場所に造っておいた専用の風呂に。

材料が足りない事もあったが、そこはハリベルに協力して貰って、風呂を楽しめる環境を造る事が出来た。

そのまま、俺は洗ってみたが、そこから出てきたのは、想像以上の美人であった。

未だに猫耳はあったが、床まで届くだろう黒髪。

ハリベルに負けない程の巨乳。

それらは、完全に美人であった。

 

「猫じゃないのか?」

「さぁ、私自身は人間だったけど、あそこでの呪いの影響かもしれないにゃ」

「呪いか、あの男に恨みがあるのか」

 

その言葉には、あいつらがやりそうな事だと、どこか納得出来てしまう。

 

「まぁ、どこにでもあるムカつく話にゃ。

姉妹である私達は、あいつらに攫われた。

そして、殺されたにゃ」

「殺されたって」

 

それに対して、俺は思わず顔をしかめる。

 

「奴らにとって、仕事は危険が少なく済ませたい。

だからこそ、生まれたばかりの奴ならば、対処しやすい。

そして、私は、あの森で殺されたにゃ」

「・・・」

 

本当に反吐が出る話だ。

ようするにマッチポンプである。

奴らは、その家の名を上げる為に、本来だったら払うべき存在を自ら生み出した。

それも最悪な方法で。

 

「そして、想定外な強さを得て、お前は返り討ちにしたという事か」

「そうにゃ、あそこにいた奴は私を取り込んだ。そして、反対に支配した。

だけど、まぁ、結果はお前が邪魔したのかにゃ?

まぁ、どちらにしても、これ以上、奴らには手を出せないにゃ」

「それって、殺すという事か?」

「それ以外、何があるにゃ?」

「それは、駄目だ、うん、駄目だ」

 

俺は、それを止める。

本音で、彼女の殺しを止める。

 

「奴らに恨みがあるはず」

「恨みはある。けど、殺したら、勿体ない」

「にゃ?」

 

それに対して、俺は口を開く。

 

「殺しても、地獄に落ちるだけ。現世での所業がどれ程なのか、生きた時には分からない。

そんなの許す訳ないだろう」

「にゃ」

 

それに対して、俺は続ける。

 

「奴らにはちゃんと生きて貰わないと。

これから先、奴らは、自分達の名声の為に、どれだけの事を行ったのか。どれ程の人を苦しんだのか。生きて生きて生きて、体験して貰う。

死んで終わりじゃない。生きても地獄。死んでも地獄。

それを実現させる為に、俺は動く」

「動くって、どうやって」

「奴らの名声を奪う。

奴らがマッチポンプで。奴らが狙った仕事を。

全て、奪って、解決する。そして、奴らの悪行を晴らす。

まぁ、その為には、お前達のような力が必要だけどね」

「力ね、その条件は」

「あぁ、うん、その方法は、まぁ」

 

そう言いながら、俺は同意をどう得るのか、それが問題であった。

 

「俺が持っている能力は、お前のような存在を体内に取込、使役する。

それらの力を集結させる事が出来るから、総合的には強くなる」

「なるほどにゃ、それで、その方法は」

「・・・性行為です」

 

俺は少し間を開けて言う。

 

「えっ、そんな事にゃ、良いにゃよ」

「嘘っ、結構あっさりと」

 

俺は、その言葉に対して、思わず呟いてしまった。

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