ある日の夜、『あなた』は机に向かったまま仕事を続けていた。とはいっても行き詰まりかけていたが。
「たっだいま〜♪」
玄関から恋人の暁山瑞希の声が聞こえてくる。部屋に入ってきた瑞希に『あなた』は振り返らずに「おかえり」と言った。瑞希は近付いてきて仕事をしている『あなた』の姿を覗き込む。
「いやー、今日も疲れたよ〜。あれ、まだ仕事してたの?」
『あなた』は「キリのいいところまで進んでないんだ」と答える。
「そっかぁ………やっぱり絵本のシナリオ考えるのっていつも大変そうだね。それに今回は絵名に挿絵を描いてもらってるもんね。」
『あなた』は絵本作家をしているのだ。いつもは自分で挿絵も描いているのだが今回は瑞希との共通の友人である東雲絵名に絵本の挿絵を描いてもらっていた。
現在は絵の仕事に就いている彼女は快く『あなた』の希望通りの絵を描いてくれている。だからこそ良い絵本になるよう『あなた』は気合いを入れてシナリオを考えなければならない。だが、ある程度考えたところで行き詰まりそうになっているのが現状だ。
「まあ、こういうのはさー。気分転換をするといいとボクは思うんだよね〜。」
そう言いながら瑞希は『あなた』の腕に抱きついてくる。腕に柔らかい感触を感じた『あなた』は「疲れてるんじゃなかったのか」と訝しげにする。
瑞希は『あなた』の身体に自分の身体を押し付けると耳元で囁く。
「ね、しようよ。元気にさせてあげるからさ♡」
瑞希は『あなた』の膝の上に座ると、そのまま唇を奪った。そして舌を入れてくると同時にシャツの中に手を滑り込ませて『あなた』の胸板を撫でて来る。
「ん……ちゅ……れろぉ……♡」
舌を絡ませながら瑞希は『あなた』の身体を撫で回し最後に下半身に手を伸ばした。既にそこは大きく膨らんでおり、瑞希はズボンの上から優しく愛撫する。
「はぁ……んむ……ちゅぷ……♡」
『あなた』が口を離すと、互いの唾液が混ざったものが糸を引いた。それを見た瑞希は妖艶に微笑むと、再び唇を重ねて舌を絡ませてくる。
やがて2人の吐息が荒くなったところで『あなた』は完全にその気になってしまい瑞希を抱き上げるとベッドに瑞希を横たえた。瑞希の身体が沈み込みベッドが軋む。
「きゃっ♡いつもやる気になると乱暴になるよね〜。」
『あなた』はズボンを脱ぎ捨て膨らむ一肉棒を瑞希に見せつけると、瑞希はそれを妖艶な目付きで眺め、顔を寄せて匂いを嗅いだ。
「それじゃあ……いただきます♡んぶ……んぐ……じゅる……♡」
『あなた』の肉棒にしゃぶりつくと一気に奥まで飲み込むと頭を前後に動かし始める。水音を立てながらの激しいストロークに『あなた』は快感を覚えた。
「じゅるるっ!♡んぶ……ぐぽっ、ちゅぼっ♡」
瑞希は上目遣いで『あなた』の反応を見ながら舌を亀頭やカリ首に這わしてくる。時折陰嚢も手で揉まれてさらなる刺激が与えられた。
付き合ってから何度も瑞希にフェラをしてもらっているからか瑞希は『あなた』の弱点を的確に攻めてくる。
「んぶっ、れろ……んぐぅっ♡ぐぽっ、ちゅっ♡」
やがて限界に達した『あなた』は瑞希の頭を押さえつけると喉奥深くに精液を流し込む。咽せかえりそうになりながらも瑞希はそれを全て飲み干した。射精が終わると『あなた』の肉棒から口を離すと尿道内に残っていたものを吸い取るように音を立てながら口で綺麗にする。
「ぷはぁ……♡ごちそうさまでしたぁ♡」
そう言って微笑む瑞希の姿はとても淫靡だった。それを見た『あなた』の肉棒は射精したばかりだというのにまた上を向く。
「ふふ……ボクのおまんこに挿れたくて仕方ないって感じだ♡」
そう言って瑞希がショーツを脱いで脚を開くとそこには既に愛液で濡れそぼった秘部があった。
「ほら見て?キミのを舐めてただけなのにボクもこんなになっちゃってるんだよ……♡」
瑞希は見せつけるように割れ目を指で広げると、膣口は収縮を繰り返しその度に愛液が垂れてくる。
「はやく、ボクの生おまんこにその大きなおちんぽ挿れて欲しいな♡」
『あなた』は我慢出来ずに瑞希を押し倒すと、一気に肉棒を突き入れた。その瞬間、瑞希の膣内がきつく締まり大量の蜜が噴き出してくる。
「ああっ♡きたぁ……おちんぽぉ……♡」
待ち望んでいた快楽を与えられたからか瑞希の表情は蕩けきっていた。そんな表情を見て更に興奮してしまったらしい『あなた』は欲望のままにピストン運動を始める。
「すごっ、もうおくまできてるぅ♡きもぢいいよぉ♡」
パンッ、パァンと肉同士がぶつかり合う音が部屋に響き渡る。その度に瑞希の大きな胸も激しく揺れ動いていた。
「もっとぉ♡はげしくしてぇ♡」
瑞希の要望に応えるべく『あなた』は腰の動きを速める。子宮口を突く度に中が締まって気持ちいいが、それ以上に目の前で乱れる瑞希の姿がさらに高める。
「あ"っ♡イック……またイッちゃうっ♡」
絶頂を迎えた瑞希が身体を仰け反らせると、同時に膣壁が痙攣し『あなた』の肉棒を締め付けてきた。その刺激で限界を迎えた『あなた』は子宮口に向かって思い切り射精する。
「ふわぁっ♡あ、んあぁっ〜♡♡」
ドクンドクンという脈動と共に撃ち出される大量の白濁液に瑞希は再び達してしまう。
「はぁ……熱いぃ……♡でも、もっとして欲しいよぉ………♡」
蕩けきった表情の瑞希は、甘えるような声で続きをねだってきた。それに応えるように『あなた』は瑞希に覆いかぶさりまた責め立てる。
「あぁっ♡すごっ……やっぱりすごいよぉ♡」
瑞希は休む暇もなく責められ続け、そのたびに何度も絶頂を迎えていた。それでも瑞希は『あなた』の腰に足を回してしがみつくように抱きつくと、『あなた』の肉棒を貪るように求め続ける。
「もっとぉ♡おくまでついてぇ♡」
瑞希の要望に応えるべく『あなた』は子宮口をこじ開けるような勢いで突き上げる。その瞬間、瑞希は再び絶頂を迎えた。しかしそれでもピストン運動をやめず、何度も連続でイカされ続けた瑞希の身体は痙攣が止まらず身体のコントロールすらも失ってしまっていた。
「あひぃっ!すごい……ボクのおまんこ壊れちゃうよぉ♡」
『あなた』はピストン運動を止めずさらに激しさを増していき、瑞希をさらなる快楽へと導いていく。
「イクの止まらないっ♡またイグぅ……んああぁぁっ♡♡」
瑞希は背中を大きく反らして絶頂すると、膣内が激しく痙攣し肉棒をきつく締め上げた。『あなた』も限界を迎え、最後の1滴まで残らず注ぎ込もうと子宮口に押し付けるように大量の精を解き放つ。
「はぁ……お腹の中キミのでいっぱいで幸せぇ……♡」
2人は繋がったまま余韻に浸っていたが数分経つと『あなた』はゆっくりと引き抜いた。栓を失った秘所からは白濁液が溢れ出てくる。
「いつもこんなに出されちゃったらそろそろ赤ちゃんできちゃうね………ふふっ♡」
瑞希は愛おしそうに自分のお腹を撫でると『あなた』も自分がたくさん注いだ瑞希の子宮の辺りを撫でる。2人はそのまま唇を重ねると、再びお互いの身体を求め合った。
「ふわぁぁ……あれ、もう朝かぁ……」
瑞希が目を覚ますと隣には『あなた』の姿があった。昨夜の行為を思い出し頰を赤く染めるもすぐに幸せそうな表情になり『あなた』に抱きつく。
「えへへ〜♪大好き♡」
そう言って甘えるように擦り寄ってくる幸せそうな顔をしている瑞希を撫でながら『あなた』はまた眠りにつくのだった。
数ヶ月後、『あなた』と瑞希は友人の絵名と会っていた。『あなた』の作る絵本が完成したことをお互いに労うのと友人として久しぶりに会う為だ。
「久しぶり瑞希。元気だった?」
「めちゃくちゃ元気だよ〜!絵名こそ元気そうでよかったよ。」
「まあどっかの誰かさんが仕事の連絡寄こしてくれない時期に比べたらねー。」
そう絵名に視線を向けられて『あなた』は気まずそうにしてしまう。
「ま、スランプ気味になるのは私も何度も経験してることだし仕方ないんだけどね。それと聞きたいんだけどさ………」
「なに?」
「瑞希………あんたお腹大きくなった?」
絵名の指摘した通り瑞希のお腹は以前より膨らんでいた。瑞希は『あなた』と顔を見合わせて微笑む。
「まさか……子ども出来たの?」
「えへへ、実はそうなんだ〜。」
「本当に!?」
まさか瑞希が妊娠しているとは思っていなかったらしく、絵名は驚きの声を上げた。そして『あなた』の方を見るとジト目を向けてくる。
「あんた………私を待たせてる間にもやることやってたわけね。」
『あなた』は申し訳なさそうに「瑞希が可愛いから」と変な言い訳しかできない。
「全く……でも瑞希、おめでとう。」
「ありがとう絵名。」
それから『あなた』と瑞希は絵名に子どもの名付け親にでもなってもらおうかなどと話して楽しく過ごすのだった。
全然関係ないですが作者がふたなりは苦手寄りなのですが、ふたなりが男を責めるのは好きです。突っ込む側が生えた女の子に突っ込まれてるのとても良いと思います。