『あなた』は彼女の望月穂波と買い物帰りの道を歩いていた。
「付き合ってくれてありがとうございます。おかげでいつもよりたくさん買い物ができました。」
『あなた』はそれに「気にしないで。彼氏なんだからコキ使って構わない。」と答えた。
「そんな、コキ使うだなんて!私の家まで持っていてくれるなんて申し訳ないくらいですよ。でも、ありがとうございます。」
風で横を歩く穂波の髪が揺れた。
その瞬間、シャンプーの香りなのか、はたまた別の何かかわからないけど、『あなた』の鼻腔にとても良い匂いが届いた気がした。
『あなた』の全身に何かが走った。
『あなた』はそれを振り払う為か半ば強引に彼女の手から袋を取り上げた。
穂波は最初は遠慮していたが最後には「ありがとうございます。」と言って一緒に歩き始めた。
帰り道ではお互い特に話すこともなく無言の時間が続いた。
しかし『あなた』は気まずくはなかった。むしろ心地よいとさえ感じていた。
しばらく歩くと彼女の家の前に着いた。
「今日は本当にありがとうございました。良かったらお茶飲んでいきませんか?」
穂波はそう言うと手に持っていた鍵を使って玄関を開けた。
『あなた』が親御さんは家にいるのかと聞くとまだ両親とも仕事で帰ってきてないはずだという。
弟はしばらくしたら帰ってくるかもしれないそうだ。
望月家にお邪魔することになるとリビングに通されるのかと思ったら穂波の部屋に案内された。
いくら彼氏とはいえ直接自分の部屋に案内する辺り穂波はお人好しさが出ていると『あなた』は思った。
部屋に入るとそこには可愛らしいぬいぐるみなどが飾られていたりして女の子らしさを感じる空間が広がっていた。
お茶を入れてくるという穂波の声に答えて『あなた』は畳の上に座る。
穂波の部屋を見渡すと綺麗に整頓されているし、掃除も行き届いている。優等生の穂波らしい部屋だと思った。
それから5分程待つと、彼女がティーポットとカップを持って現れた。
紅茶を飲みながら真横に座ってきた穂波と話す。
意外とこういった警戒心は薄いのだろうか、真横で穂波の大きな胸を見て『あなた』は内心では劣情を駆り立てられていた。
「ふぅ……なんだかこうしてると落ち着きますねぇ……」
穂波はそう言ってリラックスした表情を見せて、そしてそのまま俺にもたれかかってきた。彼女の体温を感じてしまう。
「わたし幸せです。こんな風に大好きな人と寄り添うことができて……。」
『あなた』がそれに「自分もだ」と答えると穂波は
「ふふっ♪嬉しいです。」
と微笑んだ。それを見た『あなた』はその場の勢いで穂波にキスをした。最初は触れるだけの軽いものだったが、徐々に深いものへと変わっていく。舌を絡め合い唾液を交換し合う濃厚なものへとなっていった。
どれくらい時間そうしていただろうか。やがてどちらからともなく口を離す。銀色の橋がかかったかと思うとすぐに切れてしまった。名残惜しい気持ちになりながらも唇から伝わる快感に頭がボーっとしている。
もっとしたい。『あなた』の頭の中ではそんな願望と欲望でいっぱいになり穂波の胸に手を置こうとする。
「こ、これ以上はダメです!弟が帰ってきてしまいます!」
「ここまできて我慢できない。」そう『あなた』は言って再び胸に触れようとするが、穂波はそれを遮ろうとしてくる。
「ダ、ダメです………」
だがそう言いつつも穂波の抵抗は先程より弱まっていた。
穂波は優しい性格であるが故に求められて拒みきれないのだ。だから『あなた』は隙を突いて彼女を押し倒した。
「きゃっ!?」
そのまま覆い被さるようにして彼女の上に跨がり両手を押さえつける。彼女の豊満な乳房が洋服越しに押し潰されて形を変えている様子がとても艶かしい。
『あなた』は「穂波がこんなにも誘ってくるから悪い。」と穂波の胸を触っていく。
「そ、それは違いますぅ……わたしはただあなたと一緒にいたくてぇ……あんっ♡」
服の中に手を入れてブラジャーの中に入れて直に揉んでやる。柔らかく張りのある肌触りと温もりが伝わってくる。マシュマロのような柔らかさと弾力が堪らない。
「ひゃっ、本当に、だめですよぉ。」
抵抗しようとする穂波の言葉を無視して愛撫を続ける。すると次第に穂波の声に甘いものが混じり始めた。乳首を摘まめば身体がビクンと跳ね上がる。
そしてスカートの中にも手を入れていくとショーツの上からははっきりとわかるほど濡れていた。
「や、そこは、本当に、ああっ♡」
『あなた』が「本当に嫌なのか?」と問うと
「い、意地悪しないでくださいぃ……♡」
穂波は潤んだ瞳を向けてきた。もうどう見ても続きを望んでいるようにしか見えない。
だから『あなた』はショーツを脱がせて指を入れる。中はとても熱く蕩けていた。クチュクチュという水音が部屋に響く。同時にもう片方の手でクリトリスを刺激してやれば穂波は一際高い声を上げて達してしまった。
「はぁ、もう、知りません。」
息を整えた穂波が起き上がって『あなた』のズボンに手をかける。
そして一気に下ろすと同時に肉棒が露わになった。
「すごい、これが男の人の……」
初めて見るであろうそれに驚きを隠せない様子の穂波だったが、すぐに躊躇なく口に含んできた。
初めてのフェラチオだが、慣れていないのがよく分かる拙さだ。しかし一生懸命舐めるその姿に興奮してしまう。
『あなたが』「胸で挟んでくれ。」と言うと穂波は戸惑いながらも自らの胸で肉棒を挟み込む。
柔らかい感触に包まれると共に、パイズリによる刺激も加わる。これは想像以上に気持ち良い。
しばらくそうしていたが、やがて限界が訪れた。
「え?ちょ、ちょっと待ってくだ―――んぐっ!?」
『あなた』は穂波の顔目掛けて射精した。大量の精液が降りかかり彼女の顔を汚していく。
「うぅ、酷いです………」
涙を浮かべてこちらを見つめる彼女にゾクッとする。『あなた』は征服欲を満たされていくのを感じた。
『あなた』が指示すると穂波は四つん這いになって尻を向けた。
恥ずかしいのか、その頬は赤く染まっている。
そんな彼女の姿を見ていると、自然と手が伸びた。
穂波の腰を掴むと、『あなた』はゆっくりと挿入する。
胸と同じく豊満な臀部は押し返してくるような感覚を与えてくる。
「ああ、入って、きてる。わたしの中にぃ………!」
『あなた』のものが根元まで入ると、膣内はぎゅっと締まった。
まるで搾り取ろうとしているかのようだ。
「動いて、いいです………」
穂波の許可が出たところで、ピストン運動を始める。
パン、パァンという音と穂波の喘ぎ声が部屋中に響き渡る。
「あっ♡すご、奥、当たっ、てぇ……!」
激しく突かれる度に穂波の大きな胸が激しく揺れる。
「好き、好きです。あなたが好き……!」
穂波は振り返ると『あなた』の首に腕を回して抱きついてきて対面胡坐の形になる。
それに応えるようにして『あなた』もまた穂波を強く抱きしめながらキスをする。
「ふぁ、ちゅぱ、れろ、じゅぷ、むぅ、れる、ふぅ、んぅっ♡」
舌と舌とを絡め合い唾液を交換し合う激しいキスだ。
『あなた』は一度口を離すと今度は穂波の耳元へと口を寄せて「自分も穂波のことが好きだ」と囁いた。
それに反応して穂波の締め付けがさらに強くなる。
そして『あなた』からドクンドクンと脈打ちながら熱い奔流が流れ込んでいく。
穂波はガクンガクンと身体を大きく痙攣させる。
「んはあああ"あ"♡は……あっ……♡」
長い絶頂の末に、穂波はそのまま崩れ落ちた。
お互いに荒くなった呼吸を整える。
しばらくして落ち着いた頃、穂波が口を開いた。
「………わたし、気持ちよくさせられましたか?」
不安げに聞いてくる穂波に、 『あなた』が「もちろんだ」と答えると、穂波は嬉しそうに微笑んだ。
家の様子を伺うとまだ穂波の家族は帰ってきていない。後片付けを済ませると、『あなた』は玄関へと向かう。
靴を履いて外に出ようとしたところで『あなた』は声をかけられて穂波の方を振り向いた。
「また、しましょうね。」
そう言って微笑む穂波を見て、『あなた』の心は高鳴りまた穂波の会えることを楽しみにするのだった。