合いそうなのは絵名かなって。
「ポリネシアンセックス?何よそれ。」
怪訝な顔をして『あなた』の同居している恋人である東雲絵名はそう聞いてくる。
『あなた』は説明する。南太平洋のポリネシアという地方で伝承されている性技らしく5日間かけることで普通よりも気持ちよくセックスできるらしいと。
「ふーん、要はネットで見つけたのを試したいわけね。ま、何でもいいけど早くしてよね。新曲の絵まだ完成してないんだから。」
先程まで絵名はニーゴ────所属している音楽サークルの作業をしていて恋人の『あなた』との時間の為に作業を切り上げてきたのだ。絵名からの了承を得られたと解釈して『あなた』はポリネシアンセックスを開始する。
1日目【お互いに全裸となり、じっくりとお互いの身体を見つめ合い性的な接触はせずに相手を褒め合う。】
「ほ、褒める?そうね………えーっと……見た目よりガッシリとした身体をしてて、抱き締めてもらうと安心できるわ。」
絵名が褒めてくれると『あなた』はお返しに絵名のことを褒める。
「いつも可愛いと思っているけど今は特に美人で可愛い。髪もサラサラとしていて触ってて気持ち良い。形の良いおっぱいをしていてそこも良い。」
「ちょ、ちょっと………そんな一気に褒めないでよね。1個しか褒めなかった私が馬鹿みたいじゃない。」
そう言いながらも満更でもなさそうな顔で照れる絵名を『あなた』は褒め続ける。
「綺麗なピンク色の乳首も可愛いし、陰毛が薄くて綺麗で触り心地も良い。お尻も小さくてキュッと締まっていて凄くセクシーだ。」と。
「ちょっと!そ、そんなところまで褒めないでってば!………それで次は何するの。」
『あなた』は「あとは抱き合ってそれ以外は何もしないで寝るらしい。」と答えた。
「そ、そう。今日はこれで終わりなの……まどろっこしいわね。」
そう言いながらも絵名は両手を広げて『あなた』が抱いてくれるのを待つ。『あなた』もそれに答えて絵名を愛おしく抱き締めてベッドの上で2人で眠りにつくのだった。
2日目【軽いキスやスキンシップを解禁。ただしディープキスはまだ禁止である。また性器や性感帯への愛撫もまだ禁止。代わりに全身へキスをして興奮を高め合う。】
「んっ………」
説明の通り『あなた』はまず絵名と軽いキスをする。ちゅ♡ちゅぱっ♡とリップ音が鳴りながら何度もキスをしていく。そして『あなた』は絵名の身体のあちこちにキスをしていく。まずは胸元、次は脇腹、へそにもキスをする。
「んっ……くすぐったい。」
そして次に太ももにキスをする。背中の方に回り腰にもキスをしていき最後に首元にキスをした。
「跡はつけないでよね。明日友達と会うんだから。………何やってんだろ私。」
この日の絵名は少し呆れたように『あなた』にキスをされるがままであった。そして1日目と同じく抱擁をして眠りにつく。
3日目【ディープキスが解禁。激しくはせずゆっくりと舌を絡め合う。】
「はっ……はぁっ………♡」
絵名から微かに漏れる呼吸音とリップノイズが響きわたる。
ちゅ♡ぴちゃっ♡くちゅっ……♡ぬぷっ……♡れろっ……♡
そんな音を立てながら舌をねっとりと絡ませていき『あなた』は絵名の感じる表情を見ながらディープキスを続けてく。
そしてゆっくりと唇を離す、銀色の糸を引いた唾液がぷつりと切れて消えていった。
【また、性感帯への軽い愛撫も解禁となる。ただし激しくはしてはならない。】
「んっ……はぁ、はぁ……」
絵名は頬を赤く染めながら息を整えていた。『あなた』が首筋に触れるとビクッと身体を跳ねさせる。そしてゆっくりと顔を近づけていき、耳たぶを唇で挟むように愛撫していく。
「ひゃうっ!?ちょ、ちょっとそこはっ……!」
絵名がピクッ♡ピクッ♡と身体を震わせるがそのまま続けることにする。ちゅっちゅっとキスをしつつ舌を這わせていくとくすぐったそうに身を捩らせる。
「んっ……んふっ……あっ……♡」
そのままゆっくりと首筋から鎖骨へとキスをしながら舌を這わせていき、そして胸へもキスをして乳首を避けるように乳房全体を唇で愛撫していく。そして乳首を1回ペロリと舐める。
「んっ……はぁっ……ふぁっ♡」
絵名は甘い声を漏らしているが今日はここまで。まだあまり強く刺激してはならないのだ。
「えっ、嘘………これで終わりなの………?」
本番に至りたい気持ちを必死に抑えながらまた抱き合い眠りについた。
4日目【性器への軽い愛撫や性感帯への本格的な刺激が解禁される。】
早速『あなた』は昨日は1度舐めるだけだった絵名の乳首へと吸い付き口に含むと舐める。ちゅるちゅると吸い付いた乳首から音がした。
「んんっ……はっ……ああっ………♡」
絵名は快楽に耐えるように甘い吐息を漏らす。『あなた』は片方の乳首へと指を伸ばして摘む。
『あっ……んっ………♡」
そのままクニクニと動かしていく。そして乳首から口を離すと絵名のへそや太もも、鼠径部を2日目と違って舐め回す。絵名の下着はじわりと濡れており『あなた』の肉棒もいつの間にか勃起していた。
「はぁ……はぁっ……♡」
絵名が快楽で蕩けた表情でこちらを見てきて歯痒いが我慢するしかない。身体の火照りを必死に抑えながら2人は眠りにつくしかなかった。
そして5日目を迎えた。ニーゴでの作業中、絵名は(今日が最終日なんだよね………早く、早くシたいな。)と思っていると声が聞こえてくる。
『ねぇ、ちょっとえななーん。聞いてるの?』
『えっ………ああっ、ごめんAmia。』
先程までサークル仲間の瑞希と話していたのだった。
『えななん、大丈夫?』
『………気分が悪いなら早く休んだほうがいいと思うけど。』
奏とまふゆにも心配されてしまった。
『ごめん、何でもないの。深くは言えないけどちょっと楽しみなことがあって。』
『そっかー、楽しみ過ぎて上の空になっちゃってたんだね。それならボクも分かるな。』
高揚感で息が荒くなりそうなのを3人に聞かれないように絵名は取り繕いながら作業を続けていった。
『K、これができた絵のラフ。確認してもらえるかな。』
『………うん、これでいいと思う。曲のイメージにピッタリだよ。』
『よかった。じゃあ今日は私これで抜けるね。どこか修正して欲しいところが見つかったらまた連絡して。』
そう絵名は言い残してナイトコードを抜けて『あなた』の待つベッドへと向かう。
5日目【行為本番解禁。しかし逸る気持ちを抑えて軽い愛撫から始める。】
「ふーっ♡………はっ♡はっ♡」
日中やナイトコード上では取り繕っていたが絵名はもう限界であった。タラッーと秘部から垂れる愛液を拭き取ることもなく下着を脱ぎ捨てる。そして『あなた』の待つベッドへと乗り上げ、キスをしながらお互いを求め合うように激しいキスをする。
「んっ……ちゅっ♡……はっ♡ちゅぷっ♡」
舌を絡ませながら互いの唾液を交換していく。その間も秘部からはボタボタッと溢れている。互いに発情しきった顔を向け合い見つめ合いながら唇を離していく。
「はぁ……はぁ………♡」
互いの顔を見つめながら息を荒くしていた。そして絵名は『あなた』のパンツを脱がし勃起した肉棒へと秘部を擦り付けていく。
「んっ……あっ♡はぁっ♡」
『あなた』の肉棒を自身の性器に擦り付けながら絵名は快楽を求め続けていた。
それでもまだ挿入はせず4日目と同じように『あなた』は絵名の乳首を舐めはじめ、段々と昨日よりも激しく責め立てる。
「んっ♡あぁっ、ひゃうっ!♡」
絵名はまた甘い声を出しながらも自らも秘部を擦るスピードを上げ、快楽を貪るように腰を振る。そうしているうちに行為を始めてから1時間が経ちそうになっていた。
「ね、ねぇ……もう、いいでしょう?早く、入れてよぉ………」
もはや絵名に余裕などなかった。涙目になりながらも『あなた』の肉棒を自身の秘部に擦り付け、そしておねだりする。そんな姿を見て『あなた』の興奮も最高潮を迎え、反り立つ肉棒をゆっくりと、だが力強く、ぬぷっ♡ずぷぷぷぷっっ♡♡♡♡といやらしい音を立てながら絵名の膣へと挿入していく。
「ひぎっ、あっ、お"っ"♡あ"っ"♡きたぁ……♡♡♡」
絵名はついに肉棒が自分に挿入されたことで思わず汚い声が混じって喘いでしまう。
しかし挿入してもポリネシアンセックスはまだ終わらない。
【挿入してもすぐに動いてはならない。挿入の感覚を味わいながらじっくりと膣が肉棒の形になるまで待つ。】
その時間、約30分ほど。ようやくピストンが開始される。しかしこのピストンも最初から激しくせずゆっくりと、ゆっくりと快感を堪能していく。
「ふーっ♡ふっ♡はぁっ♡」
絵名の膣が『あなた』の肉棒に慣れてきたところで少しずつピストンをしていく。しかしそれでもまだ激しくはならないように気をつける。
「はっ、ああんっ♡♡♡」
ゆっくりした動きでも感度が高くなっていたため気持ちいいのか絵名は激しく喘ぎ始めていた。先程よりも愛液の量も増えていき、ピストンの度にいやらしい音が響いていく。
「はぅっ、あぁっ、んはぁっ♡♡♡」
次第に『あなた』の腰を振るスピードが速くなっていく。ばちゅんっ、どちゅんっとピストンを繰り返しながら肉棒で絵名の子宮口を突き上げていく。その頃にはもう絵名も喘ぎ声を抑えきれないほど快楽に酔っていた。そしてヌプゥ〜と音を立てながら一度肉棒を膣から引き抜くとズププッと一気に奥まで挿入した。
「〜〜〜〜〜♡♡♡」
絵名は声にならない叫び声をあげながらビクンッ!と身体を震わせると同時に愛液を撒き散らすように絶頂してイってしまった。
【絶頂に達したら、後はお互いが満足するまで性行為を堪能する。】
息を荒くしながら『あなた』は肉棒をイったばかりの絵名に容赦なくピストンを再開した。
「ひっ、いぎっ、やぁっ♡♡いったばっかりなのにぃっ♡♡♡」
絵名の絶頂が収まっていないにも関わらず『あなた』は腰を打ち付けるスピードを速めた。そして激しく動かしているうちにもう我慢できなくなったのかピストンを止めることなくたっぷりと精子が注がれる。
どぷどぷっ♡ドビュルルルッ♡♡♡♡と激しい音を立てながら『あなた』は絵名の子宮に注ぎ込んでいく。だがまだ終わらない。お互いに休む間もなくただ性を貪り合う。
そして達する度に『あなた』の射精は続いていく。3回目………4回目………5回目………6回目………
「ま、まだ……イッてりゅ、からぁ………♡♡♡」
そして10を越え、『あなた』自身が数を把握できない程の絶頂を迎えた時、ようやく『あなた』の肉棒はゆっくりと絵名の膣から引き抜かれる。絵名の秘部からはゴポォッと粘り気のある音を立てて大量の精液が漏れ出していた。絵名の身体をビクビクとするどころかガタガタと震えている程であった。
そして翌日────目が覚めた絵名は『あなた』にこう言ってくる。
「ねぇ、次は………いつやるの?」
ポリネシアンセックスは必然的に長い時間をかけなければならないなどの欠点を持っている。だがその分、一度成功すればやみつきになることがあるという。絵名もそうだったようだ。
「次にする時は私があんたをイカせまくってやるんだから。覚悟しときなさいよね。」
また近いうちに長い夜が訪れそうだった。
ネタ切れ気味というか作者は3Pくらいが好きなので1対1がなかなか思いつかない。とりあえず全キャラ(男キャラ含めて)1回ずつは書きたいところ。