大好きなドクターにまっしぐら!
甘えて甘えて甘えて……ドクターの理性は限界だ!!!
無知故にボディタッチが多く、その結果ドクターの理性が吹っ飛び襲いかかってしまうお話です。
よろしければご覧ください。
ケオベ。
行動予備隊A1が保護してきた少女。
大量の武器を背負い、その武器に応じたアーツを無意識に操る野生児。
よく食べ、よく飲み、悪人を倒す生活を続ける彼女に、俺は強い興味が湧いた。
一体どのような生活をしてきたのか。
一体どうやってその高い戦闘能力を会得したのか。
あと俺と食事の好みが合うかどうか。
好奇心は尽きない。
しばらく秘書に指名して、いろいろ聞いてみるとするか。
…結論として。
…3日で、秘書から外しました。
…別に仕事ができないとか、不真面目だからとかじゃなく。
あの娘がそばにいると、俺の、理性が、持たない…!
ケオベはもの凄くスタイルがいい。
150cm代と小柄で、アーミヤよりわずかに年上ぐらいの年齢なのに、その体格に似合わぬ、重装備でもわかるぐらい大きめの胸。正直、初めて彼女の戦闘を見た時はその揺れる双山に、アーミヤに足を踏まれるまで釘付けになってしまったぐらいだ。
…なのに、本人は野生児故かそのスタイルの良さに気づいていないし恥じらいとかもないので、滅茶苦茶距離が近い。至近距離飛び越えて0距離。具体的に言えば、よく俺の体に抱きついてくる。
「ドクター!おいらの戦うところ見ててくれた!?きょうもがんばったよ!なでてなでて!」
あぁいくらでも撫でてやる!なでてやる!
でもいろいろ当ててくるな!腕にやわこいものを押し付けないで!
その状態で頭とか擦り付けて来ないで!
アーミヤが物凄い表情でこっち見てる!!!
「ドクターひまだよ〜かまってよ〜」
うん、いいさ、遊んでやるさ!
だから他のオペレーターとの会話中に!背中に!飛びついて来ないで!!!
そのままグリグリ動いて来ないで!
お山が!潰れる感触が!俺のいろんなもの刺激しちゃうから!!!
ほらぁ!会話してたスワイヤーがめちゃくちゃ動揺して逃げちゃったじゃないか!!!
「ドクターがぐーぐー寝てるの面白いなぁ」
…あー、うん。よく言われる。床や執務机の上やヘリポートで寝落ちしてることもあるし言われても仕方ないのだけど。
…でもなんで添い寝してるんですか?
来客用のソファってさ、横には長いけど縦には狭いからもう全身当たってるじゃん?しかも腕枕とか贅沢すぎるね。通りでソファでの仮眠だったのに快眠だったわけだわ。仮眠前に理性回復剤飲んでなかったらいろいろやばかったかも知れない。
…待ってエクシア、入ってきていいから!陰りのある笑顔で「ごゆっくり」って踵を返していかないで!!!
まぁ、こんなふうに。
無垢純粋な、いい娘なんです。
俺みたいな黒尽くめ不審者に懐いてくれる、可愛い娘なんです。
元気で明るくて、物凄く強い頼れるオペレーターなんです。
「でもこのままだと俺の理性が削ぎ落とされるんです…」
「なるほど、だからあんなに早く秘書からは外したんだね」
夜の廊下、会議が終わって自分の部屋に戻る帰り道。
俺のケオベに関する嘆きを、クロージャはカラカラと笑い飛ばしてくれた。
「最近理性回復剤をいつも以上に使ってるから何事かと思ってたけど、そんなムフフな理由で服用してたとは」
「そうでもしないと自分を保てない自信があったからな…」
「随分後ろ向きな自信だね…」
そりゃ何回も息子が反応しかけたからね。
抱きつかれた上に無垢な表情でにへらと笑われると、こう、取り繕ってる理性がゴリゴリと削ぎ落とされて、男の本能が首を擡げてくるんだよ。
自制心と薬でどうにかするしかないんだよ。
「いっそのこと手込めにしちゃいなよ?あんだけ懐かれてるならいけるでしょ」
「いや倫理的に駄目だろ…それにそんなことしたらアーミヤにケオベごと消されると思う…」
「あはは、冗談だよ冗談。まぁ、でも何か間違いがもしあったら頼ってね。少し値が張るけど、アーミヤの目眩しぐらいはできるから」
「はいはい、考えておきますよっと。じゃ、おやすみ〜」
「ほい、おやすみ〜。まぁあたしは朝寝るけどね〜」
お互いに軽口とジョークを叩きながら、クロージャと別れる。
この前の危機契約の戦果報告やらなんやらの会議が長引いたせいで、俺の私室に繋がる執務室までの廊下は既に消灯されて真っ暗だ。でも気分は軽やかで明るい。明日から久しぶりの全休なのだ。しかも3日間も!
ここ最近長い間休みを取れてなかったから、思う存分寝て食って英気を養うつもりだ。
取り敢えず1日目は眠くなくなるまで寝よう。2日目はイーサンやグレイでも連れて近くの移動都市にでも行って食べ歩きとかでもしようかな。3日目は最近忙しすぎて構ってやれなかったアーミヤと買い物する約束をしてるから、色々出先のお店を調べておかないと。
…久しぶりのオフに気分が高揚して、気づけば手元の懐中電灯をペン回しの要領でくるくる回していた。
何事もなく執務室へと到着。
ドアを開けて入ると廊下以上に真っ暗。まぁ、この時間の来客なんてノーアポでふらっと帰還してくるモスティマぐらいしかいないから消えてて当然だけど。
手探りで電気のスイッチを全部押す。
すぐに全ての電灯が起動し、執務室が明るくなる。いつも通りの無機質な執務机と、大きめな来客用のソファ兼俺と秘書役の仮眠ベッドが俺を出迎える。
だが、今回は思わぬ来客がいた。
「うぅ…まぶし…」
眠たそうな、呻き声。
ソファからゆらりと起き上がる、金色のロングヘアー。
薄目から覗く赤紫の瞳を擦る、小柄な少女。
…着崩れした寝巻き姿のケオベが、来客用のソファで眠っていた。
「…あれぇ?…あぁ、ドクターだぁ〜」
俺を視界に捉えて、眠たげな顔ににへらと笑顔を浮かべるケオベ。
その上着のボタンは数カ所止められておらず、その小柄な体格に似つかわしくない、重力に従って大きく垂れ下がる豊満な谷間が完全に見えている。
「おいらの巣に来てくれたんだね、嬉しいなぁ」
本人はその格好に気付いていないのか、それとも気にしてないのか、そのまま俺のところまでやってきていつものように抱きついてくる。
お腹のあたりにいつも以上に柔らかくて熱を持ったものが当たって、満タンだったはずの俺の理性を削っていく。
…というか、なんで執務室で寝てるんだよ!?
「ケオベ、あの、ここ、俺の部屋、なんだけど」
「えぇ?この前確認した時ここって言ったらそれであってるって言ってたよ、ドクター?」
あぁ、ありましたねそんなこと。あまりにも宿舎を間違えるから「ここが君の巣だ」って確認したことありましたねぇ。
その時も腕に抱きつかれていた記憶がありますねぇ。
…その時連れ添ってたヴァルカンの目が気になって、早く離れたくて2回目の確認の時に適当に答えていた気がしますねぇ!?
…まさかずっとあの時から、執務室で寝泊りしてたのか!?
何故今まで気付かなかった俺!?
「むふ〜…夜のドクターの匂い…いいね…」
混乱する俺を尻目に、ケオベは俺の胸元に顔を埋めてクンカクンカと俺の体臭を堪能している。彼女が深呼吸するたびに金色の尻尾と大きな胸が動いて、俺の体を撫で回してくる。
それだけじゃない、寝巻き一枚しか遮るものがないせいでケオベの成熟した肉体が余すことなく俺に伝わってくる。
程よくしまっていて、けれども柔らかいお腹。
太くてムチムチの両脚。
定期的に胸元にあたる、体温が高めの鼻息。
いつも以上に柔らかい胸。
そして俺を見つめてくる、無垢な瞳。
触覚と視覚の両方が、俺の理性を削ぎ落としてくる。
(耐えろ。大企業のトップが未成年淫行とか洒落ならん。アーミヤのアーツまた食らいたいのか)
俺の中の理性が、必死に俺の男の本能を抑え込もうと抗う。
ケオベは何もわかってない。
愛も恋も知らない、女の子なんだ。
そんな純真な子供を、俺の薄汚れた劣情で汚してたまるか。
我慢だ。我慢しろ、俺!
胸元を見るな!触覚を遮断しろ!耳を塞げ!
「んん…ドクター…こっち見てよ」
不意に背けていた顔を掴まれて、ケオベの顔先まで引っ張られて、俺の必死の抵抗は破られてしまった。
赤紫の瞳と目が合う。
そのまま、その瞳が近づいてきて———
唇が、重なった。
思考が止まる。
今、何をされた?
俺は、ケオベに、何を?
乾いた俺の唇に、一体何が触れた?
「むふふふふ〜…キスしちゃった〜」
…キス?
ケオベからの、キス、だと?
「この前、てれび?の中の男の人と女の人がしてるところ見て、ラヴァに聞いたんだぁ」
「そうしたら、好きな人にすることなんだって教えてくれたの!」
「だから、大好きなハイビスやラヴァ、ヴァルカンお姉ちゃんにしてあげた!」
「ドクターも、いつもおいらのわからないこと、わかるように教えてくれて、いつも頭撫でてくれるから、おんなじぐらい好き!大好き!」
『大好き』。
無垢で、純粋で、他意のないのもののはずなのに、その言葉が、俺の本能を包み込む理性を削り取る。
全力で隠していた男の性が、熱を持って湧き上がる。
鼻息が、息だけを吸い込み続けて、吐き出したらいけないと警笛を鳴らす。
そんな追い詰められた俺を尻目に、ケオベはトロリと溶けてしまいそうな笑顔を浮かべる。
子供のようで、大人のような色気が両立したその表情が、堪らなく男をくすぐる。
反射的にポケットの理性回復剤を弄るが、昨日の作戦中に飲み尽くしていて空箱のみ。
このままだとまずい。もう我慢が辛い。
わずかな理性を振り絞ってでも、彼女の拘束を解かなくては…!
ため込んでいた息は吐き出さないまま、両腕に力を込めて、ケオベの肩を掴んで離そうと———
「でもね、ヴァルカンお姉ちゃんが「キスは好きな男にするもの」だって!だから」
「男の子へのキスは、ドクターだけの特別だよ!」
ザクリと、心の中で音がした。
特別。俺だけの、俺を大好きと懐くケオベのキス。
男の中で、俺以外が味わうことがない、あの唇。
俺だけの、ケオベがここにいる。
振り下ろされたケオベのナイフで、漏れ出す本能にしがみついていた理性をそぎおとされて、振り解くはずの両手は解放された本能のままに。
俺はため込んでいた吐息全てを吐き出しながら、ケオベをソファに押し倒した。
「ふぇ…?ドクター、どうしたの…?」
組み伏せられて、戸惑うケオベを他所に両手を寝巻きの隙間にねじ込み、ずっとあちこちに押し当てられていた胸を鷲掴みにする。
暖かくて、掴んだ所全てが沈み込む。
掌に収まるか収まらないかのサイズを心ゆくまで揉みしだく。
「んん…?ドクター、くすぐったい、よぉ…」
未だ現状を飲み込めない彼女は、初めての感触に身を捩らせる。
その無垢な反応が、とても愛おしい。
思わず、唇を押し当てる。
「むうっ?ふっ…ドクターも、キス?んんっ!?」
舌を強引に割り入れて、容赦なく掻き回す。
歯磨き粉と、クッキーの味。
子供そのものの口の中を全て舐め尽くして、肉感的な大人の味で埋め尽くす。
「んん…ふう…んっ!?んあっ、ふぅ!?」
舌を絡めたからか、胸の頂点を思い切りつまんだからか、ケオベが甘い喘ぎ声を上げる。
幼げな彼女が初めて女を知る瞬間に、決壊した劣情が更に勢いを増す。
「はーっ…はーっ…ふぇ…どくたーの、きす、すごい、はげしい…ね?」
唇を離して眺めると、今なおもケダモノに襲われていることを理解していない彼女は、荒く甘い息遣いで笑う。
その表情は今まで見せていた子供のような表情からかけ離れて、蠱惑的で大人のようで、俺の思考は泡のように溶けていく。
「ん?服、なんでぬがす、の?」
力任せに、寝間着を剥ぐ。
押さえ込まれていた両胸が支えを失って、ぷるんと溢れ出す。
柔らかな肌色の先の赤い突起は、強引な愛撫によってしっかりと尖っていて、ツンと天を仰いでいる。
「アッ!?ひゃあ!?ひゅああ、なに、これ?ああぁっ!ぞくぞく、するっ!どくたー、舐めない、でよぅ!」
躊躇せず口に含んで、舌で転がすとケオベが甲高い嬌声を上げて悶える。両手で俺の頭をどけようとするが、
「んっ!?あ、あ、ぞくって、びりびりしちゃう、かまないで、だめ、だめぇ…!」
前歯の先で乳首を甘噛みしてやると、その手の力が抜けて、簡単に両腕を封じることができた。
手をゆっくり、腹から下へとなぞるように下す。したの寝間着の中に、案の定下着はない。すぐにわずかな茂みと、濡れそぼった割れ目に到達する。
「ふきゅう!?」
その水源に触れただけで、ケオベが跳ねる。
「ひっ、あ、あぁぁ、いや、いやぁ」
その溝をなぞるだけで、ケオベが甘く叫ぶ。
「あ゛っ!?う、うそ、どくたー、指、あ、あぁ、入って、る」
その中に指先を入れるだけで、ケオベが女になっていく。
「あ、やだぁ、こすら、ないでぇ…!はぁっ、いやぁ、ふぅっ、ひぃ、こわい、こわいよう、どくたー」
最早罪悪感はなく、背中を這いずるような、己の手で幼子を自分の本能で犯していく背徳感が俺を支配していた。
指の動きと力が思わず強くなる。
その無知な肢体に、抗えない快楽を、淀んだ欲望を刻み込むように。
「あ゛っ………!?だめ、だめ!なにかくる、きちゃうよぉ、こわい、こわい、どくたーやめて、やめてぇ、いやぁ、いやぁ!」
ケオベがその黄金色の髪を振り回しながら、襲いくる初めての絶頂に抗おうとする。
涙で滲んだ瞳、よだれまみれの顔、恐怖と快感で歪んだ表情とその言葉は、逆に俺の劣情を煽るだけ。
一切の慈悲なく、指先に力入れて、ケオベの身体が喜ぶポイントをえぐるように押しつけた。
「あ、いや、いや!いやぁあああぁ…………!!!………!」
甘く掠れた大きな悲鳴。
それと同時に、ケオベの体と顔は大きく仰け反って、痛いぐらいに指が締め付けられた。
「ひっ、あぁぁ…ひゅっ…ふーっ、ふーっ…」
初めて味わう快楽に溺れるケオベ。
目の焦点は合わず、口は開きっぱなし、上も下もぐちゃぐちゃ。
強張る体から指を引きぬくと、そこから透明な液体が漏れ出して、濃厚な雌の臭いを漂わせる。
その臭いが、さらに俺の劣情を加速させる。
興奮が鎮まらない。ここでもう止まれない。
既にもう、俺の劣情は熱を持って膨らんでいる。
目の前の女に、自分を刻み込めと。
未だぐったりと動かないケオベの腰を掴んで引き寄せる。
ズボンも下着も脱ぎ捨てて、自分でも驚くほどに膨れ上がった性器を、彼女の未熟な入り口にあてがう。
「はーっ…はーっ…あっ、んん、どくたー?なに、それ、おおきいの」
自分の体に入り込もうとする異物に気付いて、意識が少し戻りかけたらしいケオベが恐怖と戸惑いの目で俺の欲望を見つめてくる。
「いや、いや、いや、こわい、こわいよ、どくたー、あっ、あつい、あついぃ」
指ですら狭かった中を、硬く熱い劣情でこじ開ける。
自分のものと同じぐらいの熱を帯びて、生き物のように律動する洞窟。
ケオベの内側まで汚す行為に、先端を入れただけで、果てそうになる。
あと少し、少し、少し押し込むだけで、ケオベの自分のものにできる。
そう思うと、さらに俺の劣情は強くなって。
容赦なく、力任せにケオベの中にねじ込んだ。
「あっ!?んあっ、いやぁ、イヤぁぁぁ!!!」
突然体の奥底まで俺に貫かれて、ケオベが目を白黒させて叫ぶ。
痛いのか、怖いのか、気持ちいいのか。
唇を噛み締めて、強く瞑った目から涙をボロボロとながして、シーツを握りしめるケオベ。
狭いが、十分成熟していた彼女の中は柔らかく、俺の全てを飲み込んでいる。
「ふっ、は、はっ、ひっ、ひぐ、ふっ」
ケオベの腰を掴んで、軽く揺すると、苦しげに彼女が呻く。
その度に中が蠢いて、肉棒を締め付ける。
奥を小突くと、先端に食いつくように周りの襞が吸い付いてくる。
「いやっ、あっ、いやぁ、あ、ああっ…」
少しづつ甘い吐息が混ざり始め、つい動きを大きくしてしまう。
揺れる胸を揉みしだくと、もともと狭い膣がさらに俺を締め上げる。
「あっ、は、いい、いいっ、きもち、いいっ、動くの、ぞくぞくするっ」
ついにケオベの表情にも、快楽の影響が出始めてきた。律動のたびに嬉しそうな、気持ちよさそうな喘ぎ声が漏れ、覆い重なる俺の胸に弱々しく両手を這わせている。
結合部もどんどん的確に、俺のペニスを責め立てるような動きに変わっていく。全体を強く締め上げられて、俺自身も限界が近づいてくる。
「あ、あぁっ、おかしく、なる、また、なにか、くる、さっき、よりも、ビリビリするっ…!?あ、ああっ、ああああああっ!」
さらに大きな絶頂に到達したケオベの体が大きく跳ねて、腰が浮き、その弾みで俺のペニスが引き抜かれる。
「ぐっ…っ!」
その衝撃によって強烈な快感が走り抜け、我慢できずに、ケオベの腹部に精液をぶちまけた。
飛び散る劣情が、ケオベの柔らかい腹肉を汚す。
真っ白なドロドロが、快楽に身を震わせる彼女に滴る。
一回、ぶちまけて、やっと息ができた気がする。
同時に、わずかに戻ってくる理性。
「やっちまった…」
強引に押し倒してからのレイプ。
無垢な好意と言動をいいことに、何も知らない娘を汚してしまった後悔。
今まで感じなくなってた罪悪感が一気に俺を押し潰してくる。
せめて、中で出さずに済んだことだけは不幸中の幸いだったと思うべきか。
早いところ後始末をしなければ。
ケオベに謝って、隠蔽の協力をお願いするためにクロージャお嬢様に土下座して、あとアーミヤへの言い訳を考えて…。
頭を抱えながらこの後の展開を考えていると。
「ん…じゅる…んぐっ、にがい…」
何かを啜る、音がした。
「ケオベ…?」
頭を上げると、そこには。
俺がぶちまけた精液をすくって、飲み込もうとするケオベの姿。
「ふっ…じゅる…くちゅ、くちゅ…」
両手を使って、舐めるように舌を出して、口の中に含むその姿は、かつて無邪気に暴れ回っていた少女とは思えない。
妖艶な、小悪魔のように見えてしまう。
「ケオベ、だめだ、吐き出せ、汚いから」
「んん…?ずるっ…えほっ…ごくん」
俺の制止を無視して、ケオベはえづきながらも、口の中の精液を飲み込んでしまう。
喉を鳴らしながら、甘い吐息を漏らす。
「あ…んん…あは…♡いいね、ぞくぞく、するね…ドクターの、白いの」
どこか嬉しそうな、色気のある声色。
「どくたーの『好き』、はげしくて、こわかった、けど、とてもきもち、よかった、よ…」
「でも、おいら、どくたーの白い臭いかいで、飲んで、まだ、きもちよくなりたいって、思っちゃった」
ケオベが俺の体に垂れかかりながら、俺の肉棒を撫でる。
力を失いかけていた海綿体が、ぎこちない愛撫で熱を取り戻し始める。
「この臭いかぐと、おいらの、お腹の奥が、きゅん、ってするんだ」
ケオベが自分のお腹をさする。そこは奇しくも、子宮の位置で。
そこが疼くのは、つまり。
「どくたーの、白いの、ここがほしいって言ってるんだ」
「ねぇ、どくたー。もういっかい、それ、おいらにいれてよ」
ケオベが、自ら足を開いて、自分の割れ目を開く。
あまりにも彼女らしくない行動。
「こんどは、ぬかないで…ほしい」
「どくたーに…もっときもちよくして、ほしいな?」
無防備なお腹を秘部を見せつけた、いつもの笑顔でのおねだりが、俺の戻ってきた理性と罪悪感を、もう一度跡形もなく抉り取った。
「この…っ!このっ!この!雌犬が!一丁前に!発情しやがって!」
両手でケオベの胸を押し倒し、再び勢いを取り戻した息子を無遠慮にねじ込んで、間髪入れずに激しく腰を動かす。
「あぁ、きたぁ♡あついの、かたいの、いいっ、いいっ」
「ああっ、くそっ…ぐっ…」
さっきのものとは違うと思うほどに、ケオベの膣が蠢く。全力で俺の精子を得ようと締め上げてくる。こちらも、いつもいつも抱え込んでいた性欲を一つ残らず叩き込む。
激しい水音と、お互いの荒い息。激しくぶつかり合う肉の音。
いつしか手を絡ませあって、体を密着させて、恋人のように腰をぶつけ合っていた。
「ケオベ、ケオベ、好きだ、俺も、ケオベのこと好きだ、愛してるぞ」
「あっ♡ふっ♡あい、してる、って、なに?あぁ♡」
「愛してる…は、好きの先だ、ケオベ、もっともっと深い、『好き』だ、わかるか」
「ふぁ♡あぁ♡わかる、わかるよぉ、今、おいらも、どくたーのこと、好きだけじゃおさまらないもん♡」
「おいらも、あいしてる、あいしてる、よ」
その言葉が、俺の雄を爆発させる。
ケオベが俺を愛してくれている。
俺の雄の昂りを、受け入れようとしている。
俺たちは、お互いに想いあって、結ばれているんだ。
強く、深く、ケオベの奥を目指して激しく責め立てる。腰を押しつけて、逃げられないように。
ケオベも両足を俺の腰に絡めて、千切れるほどに尻尾を吊り上げながら、逃げる気配もなく、俺を受け入れようとしてくれている。
「あ゛あ゛っ♡はげし、はげしいっ!ゾクゾクする♡ひっ♡あっ♡んっ♡ふうっ♡」
「ケオベ、出る、奥に、出すぞ」
「うんっ♡うんっ♡出して♡おいらのおくにっ♡どくたーのきもちいいの♡ながしこんでぇっ♡」
「うっ、ぐっ………!」
一際大きく、激しく、奥まで突き刺して、子宮の入口に隙間残さず押し込んで。
ケオベの中に己の欲望を、ぶちまけた。
「あぁ、ああああ♡きたぁ♡きたぁ♡しろいの、あついの、はいってる、ドクドクって♡あ、あぁ♡わふっ♡ふーっ♡すごいっ♡きもちいい…♡」
ケオベははじめての射精の感触に半ばイキながら、俺の首に絡める両手と腰に巻き付いた両脚の力を強めて俺にしがみつく。
一滴たりとも溢したくないと言わんばかりに。
長く、濃厚な種付け。
まるでいつまでもケオベに注いでいるかのように錯覚するほどの脈動。
止まる気がしない。
冷めやまぬ興奮が今なおも燻る。
「ふーっ…♡はーっ…♡あっ♡まだ、うごく、の?」
無意識に腰を動かすほどに、俺の欲望は治ってなかったらしい。
それはケオベも同じようで、彼女もこちらの律動に合わせて腰を動かし始める。
「あっ、わふっ♡ふうっ♡おいらも、まだ、どくたーに、あいされたいから、もっと、もっと、しろいの、ちょうだい♡」
甘い声の淫靡なおねだり。
絡み付けてくる太腿と尻尾。
潤んだ瞳に宿る淀んだ情炎。
最早子供とは思えぬその振る舞い。
理性が戻る瞬間を許さぬその誘惑に負けて、俺は気を失うその瞬間まで、ケオベの体を犯し続けた…。
ひんやりした感触で目を覚ます。床で意識を失ったらしい。
体を起こすと、雄と雌の乱れた臭いが充満する執務室のソファで、俺の服を布団がわりに、すやすやてかてかと眠るケオベの姿が目に入る。
昨日の情事が夢ではなかったことを、まざまざと突きつけられる。
やってしまった。やっちまった。やり切ってしまった…!
硬い床で寝たからか、今の現状のせいなのか、ズキズキと頭が痛む。
幸い、執務室の鍵はオートロックなので俺の許可なしに開かない。誰かに見られた可能性は低いだろう。
それにまだ、他のオペレーターが起きるにはまだ早い時間だし。
取り敢えず新しい服を着て、部屋の換気システムを起動。ソファのケオベを抱き上げて、寝間着を回収しつつ執務室直結の私室にあるベッドに寝かせてやる。
自分もベッドの端っこに座って、頭の痛みを堪えながら冷静になった思考を巡らせる。
さて、どうしたもんかね。
まさか、クロージャの冗談が現実になってしまうとは。
大人としても、大企業の幹部としても、最低な衝動に走ってしまった。
あろうことか無知な未成年に性的に手を出すとか、CEOがアーミヤじゃなくても折檻ものだろう。
裁きを甘んじて受けるべきか?
無かったことにするべきか?
それともどうにか隠し通すか?
だが目を瞑ると、夜中の情事がありありと浮かんできてしまう。
一度味わった快楽からは逃れられないと言わんばかりに、染み付いて離れない。
忘れるなんて、逃れるなんて、到底できない。
純真な少女を汚した責任は取るべきだ。
…でもなぁ、アーミヤのお仕置きはやだなぁ。
あいつ俺が少しでも女性に色目使うとすぐ暴力的に解決しようとするからなぁ…
…もしかすると、ケオベも巻き込まれちゃうかもしれない。
そうやって覚悟できずに、腕を組んだまま唸っていると、突然後ろから強い力で引っ張られて、布団の中に引き摺り込まれた。
驚く間もなく体にのし掛かられて、唇を押さえつけられる。口に舌が入り込んできて、俺の舌に絡みついてきた。
肉感的で、快楽を求める動き。
「ふうっ…ふうっ…んちゅ…じゅる…」
ケオベが、俺を組み伏せて、ディープなキスをしてきている。
まるで昨日の仕返しと言わんばかりに。
「はあっ…ふう、ふう…おはよ、ドクター♡おいらのキス、どうだった?ドクターの真似だけど…」
唇と舌を離して、俺を見下ろしながらケオベが笑う。
今までと同じ、溶けるような笑顔だが、頬は紅潮し、瞳は艶やかで、尻尾がゆらゆら揺れていて、かつてよりも色気に満ちている。
それまま両腕で俺に抱きついて、胸元に頬を擦り付けながら、ケオベはポツポツと呟く。
「昨日は、怖くて、ちょっと痛かったけど、最後はすんごく、気持ちよかった、よ」
「ドクターにあいしてもらうの、嫌じゃ無かった、から」
「だからね、ドクター。これからもずっと、ずっと、側にいてね?これからも、たくさんいろんなこと、教えてね?」
「おいらもドクターのこと、一番、他の誰よりも、あいしてるから!」
あぁ。ダメだなこれ。
どんなに取り繕っても、どんなに押さえ込んでも、全部削ぎ落とされてしまう。
…もうそれでいいのかもしれない。
どんなに本能を理性で覆っても、それを全て削ぎ落とされてしまうなら、悩んだってこの先の結果は変わらないのかもしれない。
なら。
「あぁ…俺も愛してるよ、ケオベ。ずっと、一緒に、いような…」
いっそ堂々と、本能のままにケオベを愛そう。
これから先のことを恐れたって意味なんてない。
もう、この子の前では自分を隠せないのだから。
誰にどう言われようとも、ケオベを一生、愛し続けよう。
腕の力を込めて、強く抱きしめる。
ずっと、この子の側にいられるように。
おまけ
「さて、ドクター。何か弁明はあるか」
「ないです。どんな罰も受けます。望むならどんな便宜でも図ります」
「恐ろしいほどに潔いですね…」
「んーっ!ふぐーっ!んーっ!」もぞもぞ
「ところで何故にバレたんです?元々隠す気はなかったけど」
「いや、まぁ…その、ケオベのキスが異様にディープなものになってたんでな?」
「びっくりしましたよもう!舌絡めてきて!思わずこっちが惚れそうになる笑顔で笑うんですもの!どういうことか一瞬理解できなかったですよ!」
「もがっ!フォゴフォゴ!」ジタバタ
「あー…そこはちゃんと確認すべきだったな…」
「ごめんねドクター、おいらちゃんと秘密にできなくて…」
「いや、いいんだ、元々は全て俺が悪いんだから」
「いや、中途半端に知識を与えた私達にも若干非があるかもしれない。まさかキスの矛先がドクターに向くとは思ってなかったからな」
「あと恥じらって曖昧にキスの事教えたくせに、ケーちゃんからキスされたら赤面して逃げたラヴァちゃんも悪いですね。ちゃんと説明していればここまで大事になってなかったかもしれないのに…」
「もがっ!もがもがっ!ふがふがっ!」ビタンビタン
「いや、誘惑に耐えられなかった俺が悪いんだってば…」
「まぁ、誰が悪いかはともかく。ケオベ、お前はいいのか?」
「うん!おいらもドクターのこと愛してるから、ドクターに愛されるの、嫌じゃないよ!」
「そうか…なら、私はこれ以上追求しない。ドクターがケオベを裏切らない限りな」
「私もケーちゃんが幸せなら、何もいうことはありません。そのかわり、浮気とかしちゃダメですよドクター?」
「…ありがとう、2人とも。絶対に、裏切りはしない。一生かけて、ケオベを愛し続けるよ」
「ふーっ、えほっ、もごっ、げほっ」ビクビク
「…ところで、なんで尋問される側の俺以上にラヴァは拘束されてるの?」
「シーツでぐるぐる巻きだー」
「…私も知らん。ハイビス、なんでだ?」
「ドクターがケーちゃんに手を出したこと知った瞬間執務室に乗り込もうとしたから、お姉ちゃんとして縛りました。目が本気だったし、いまもドクターに叫びまくってますし」
「いや今は普通に苦しんでるだけに見えるんだが…」
※解放されたラヴァ曰く、一発ぶん殴って、ケオベに手を出した責任を取るよう迫るつもりだったそうな。
※アーミヤもケオベのディープキスの餌食になって、ケオベに惚れ込んでしまいました。
こうして優しいケーちゃんにドクターは虜にされて、男女の関係になってしまいました。
でもケーちゃんは後悔していません。大好きなドクターがいつも以上にそばにいてくれるのですから!
──願わくば、二人が心の底から夫婦になれる時が訪れんことを。
次回更新は8/24、0時です。
ヒロインはチェルノボーグの生存者、後悔と復讐心に揺らぐ売るサスの少女、アブサント。
彼女がドクターと交際し、心身をゼロまで近づけていくお話です。
次回作『心身ゼロ距離』、お楽しみに。