ゴブリンスレイヤー ―灰の剣士―R-18 作:カズヨシ0509
今日の0時00分に投稿する積りでしたが、間に合わずこの時間帯に更新いたします。
流石に一週間で、通常とR18両方書き上げるのは、多大な労力を要します。
今回は1話分だけの投稿です。
現在続きも執筆中。
今回はルルアがメインです。
+αは、言わずもがな銀髪武闘家ちゃんです。ただし前回の事もあり、彼女は終始控え目に抑えると思います。
では投稿致しますドゾ。( ゚ ω ゚ )
黒い外套
厚めに拵えられた防水加工の施された黒色の外套。
深めのフード付きで、お忍びや外からの刺激を遮断してくれる。
しかし過剰な黒色は、却って悪目立ちの的となる可能性もある。
用途は計画的に。
誰しもが人に明かせぬ『恥』を抱えているものだ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここまで心待ちにしていたとは少々予想外だ。
今朝、エルメルリア=フリクセルが早出で訪ねて来た事もあり、この
男一人、女二人――。
しかも女二人は、男…と言うよりも彼個人に対する警戒感は微塵にも抱いていない。
「少しだけだぞ、あと5分ほどで誰か来る」
「あ…ああ…❤アン…ア…❤うん…分かってる…ひゃん…❤」
「あ…ふ…ンン…❤ん…んん…ん❤、もう少しだけ…ですから…ん❤」
二人の下半身、つまり局部へと指を這わせている灰の剣士。
ルルアに対しては下着越しに、銀髪武闘家に対してはホットパンツの上から秘所をなぞっていた。
他言無用という条件で、昨夜の秘め事をルルアに聞かせていた銀髪武闘家。
赤裸々な事実を知ったルルアは、少しばかり嫉妬に駆られ彼に求めて来たのである。
あの『軟膏塗り』の日以来、これといってルルアとは深い接触がなかった灰の剣士。
反対にルルアは、あの『軟膏塗り』の行為を鮮明に覚えており再現の機会を待ち望んでいた。
銀髪武闘家の話を聞き遂に我慢し切れなくなったのか、ルルアも気持ちよくして貰おうと彼に迫ったという流れだ。
あと数分で、この
どうやら夜まで我慢できないらしく、誰かが来ない内に少しだけ彼女を満たしてやる事にした灰の剣士。
ただ結局は、銀髪武闘家も参加してしまっていたのだが。
「あ…❤ン…ンン…❤アぅん…あぁン…❤」
「あフ…ア…❤あふぁぅん…アィン…ンン❤」
衣服越しとはいえ、披裂に指を食いこませ何度も往復させているのだ。
布奥から、ニュク、ニュク、と媚肉と水の擦れ合う音が彼の耳に届く。
一方女二人は、彼の愛撫に身を任せ腰をクネクネと揺らしていた。
ルルアの
銀髪武闘家は、まだ分かるのだ。彼女は性に無知で異性に対する無防備な態度も手伝い、この愛撫にも一切の抵抗がない。
だが意外なのは、このルルア――。彼女もどちらかと言えば、性に無知な方だが若干の恥じらいや異性に対する警戒感は備えていた。
しかしこれ程までにアッサリと彼の愛撫を受け入れるとは、灰の剣士自身も想定していなかった。
「もう直ぐキそうか、二人とも?」
「あ❤あ❤アン…❤前の変な感じ…?」
「は、はいぃ…イン❤あの凄いの…来ます…ンン❤」
今この
ソウルの感知で、彼女が迫っていた事を探り当てていた灰の剣士。何とか彼女が到着するまでに、この二人をイかせたかった。
別段、ライザにこの現場を知られたとて多少の嫉妬を買うだけで大した問題に発展する事はないだろう。
だがこの行為を目撃すれば、相当高い確率でライザも参加する事は容易に想像できた。
流石に彼女まで参加させ長引かせるのは、少々都合が悪い。それこそ人間関係に軋轢が生じるだろう。
早々に今の二人を昇天させ、満足させねばならないのだ。
幸い二人の性感は、かなり昂っている。彼は、陰核を指の腹でトントンと何度もつつき攻め上げた。
「――やぁあぁぁッ…❤剣士さぁんッ…来たぁッ……!」
「――あだしもぉォっ…❤これ毎日しでぇッ……❤」
彼の予想通り、二人は絶頂を迎えてくれた。
披裂からは、かなりの量で愛液が分泌され衣服を湿らせていたが、まぁ誤魔化しは効くだろう。小水を漏らされては少々不味かったが、その心配もなく幸いだ。
最初に訪れるのがライザなら、この行為に感付く事はない。彼女も故郷では、こういった事とは無縁の生活を送っていた様なのだ。年頃の男達が傍に居ながら、何故か――。
「誰にも言わないでほしい」
「「はい…❤」」
他言する心配はないだろうが、一応二人には念を押す事にする。
二人の内股を伝う愛液を大まかに拭き取った直後、バァンッと
「――3人共、おはよぉうッ…!!」
「ハァ…ハァ…、あ…おはようライザ…」
「フゥ…ハァ…おはようございます…ライザさん…」
「?…二人とも、朝っぱらから息なんて切らしてどうしたの?…ルルアは無理して走って行ってたから、まぁ分かるんだけどさ」
特に疲れるような理由も見当たらない、ルルアと銀髪武闘家の息切れた姿。その様子にライザは、顔に疑問符を浮かべている。
「おはようライザ」
「おはよう、灰君!…もう聞いた、今夜の事?」
「ああ聞いた。出発は、皆が去ってからにしようか?知られるのも、あまり都合がよくないのでな」
「そう…?んまぁ、君が言うならそうするけど」
最後に灰の剣士と挨拶を交わし、今夜の外泊の事に言及したライザ。
ルルアからも秘密にしてほしいと求められ、ライザも誰にも悟られない様に努める方向で話が一致した。
流石に銀髪武闘家まで同伴する事は予想していなかったが、ライザはアッサリと彼女を受け入れる。
ライザが来た事を皮切りに、名立たる面々が次々と来訪し
先ほどの秘め事に付随した行為は一切禁止する。特に、昨夜からあれほど行為に及んだにも関わらず、相変わらず性意識の薄い銀髪武闘家には必要以上に釘を刺しておいた。
いつ何らかの拍子で彼女が口を滑らせるか多少動揺していたが、彼女も口外するような事ではないと理解していたのか話題に出す事はなかった。
時に無知過ぎるのも少々問題だ。
こうして何時も通りに錬金術や修練に時間を費やし、夕暮れ時を迎える。
「あれぇ…ルルアちゃんは今夜当番だから分かるけど、ライザちゃん達も宿に戻らないの?」
一連の活動を終えたロロナたち――。彼女たちは、領主でもある司祭長の厚意で領主館への宿泊が許されていた。
ロロナたちは荷物を纏め領主館へと戻るべく
普段なら彼女たちと帰路に就くのだが、未だライザ達は
「あ、うん、あたし達はもうちょっと残ろうかなって――」
「あんまり夜遅くの夜道歩きは、ちょっと危険だと思うんだ私。少し早いかもだけど、一緒に帰ろ?」
「あ、え…と、その――」
「……」
何とか居残る言い訳を考えようとしたライザだが、彼女の身を案じるロロナの善意に然したる言葉が返せないでいる。
「ねぇライザちゃん…、宿で待っていようよ?どの道ルルアちゃんが連れて来てくれるんだし、夜道も剣士さんが居ればルルアちゃんの身も安心だしね…?」
「そうだね…、一緒に宿まで送ってあげたいけど、ルルアに任せよっか?」
口淀むライザに、エーファが小声で助け舟を出す。
下手に
近頃の治安悪化で、夜間の一人歩きは非常に危険度が跳ね上がっていた。
だが灰の剣士が居れば、少なくともルルアが危険な目に遭う事はないだろう。
(別の意味で、彼に危険な目に遭わされる可能性もゼロではないが)
「それじゃあ、あたし達も戻る事にします。ああ君、今夜泊まりに来るんでしょ?早く行こ?」
「ええ~?…しょうがないですね~…」
「あ…君、ライザちゃん達の宿に泊まるんだ?」
「はい、今夜お世話になります…!」
エーファの提案を聞き入れ、ライザも銀髪武闘家を伴い宿へと戻る事にする。
「ルルアちゃ~ん、今夜この人と二人で大丈夫~?」
「師匠、何か問題ありましたっけ?」
「その人に
「変な事とは、どういう事なのか、ここで詳細を説明して頂きたいピアニャ殿?」
「…貴方…、それ本気で…言ってるのッ…!?」
「そうとも。さ、話して頂こう、皆の目で、詳しく、明確にお願いする」
「…私を怒らせたいのかなぁ…貴方はッ…!?」
「貴女にとって不都合でも生じる事だろうか?それとも口外できない理由でも、おありかな?さぁ、潔く詳細をッ――」
「――ッ…///(コ…コイツ、言わせておけばッ…!)」╰(°ㅂ°╬)╯
ルルアの身を案じたピアニャ――。
だが当のルルアは、大して警戒感も抱かず逆に聞き返す始末。
そして彼女に乗じる様に、灰の剣士までもがピアニャに説明を求める。
彼の態度に腸煮えくりかえる思いを募らせるピアニャは、顔を真っ赤に紅潮させ顰めていた。
「師匠、説明して下さいよ?変な事ってどんな事ですか?」
「さ、ピアニャ殿?」
「師匠ってば――」
「どうされたのか?」
「――あ~煩い煩いッ!一生二人で考えてなさいなッ!私は先に帰るッ、付き合い切れないねッ!」(ꐦ`•ω•´)
しつこい位の催促に、とうとうピアニャは憤慨し
「んもぅ、ルルアちゃんも剣士さんも虐め過ぎ~!」
その様子を見ていたロロナが、二人を嗜めた。
「でも、あの風呂桶を用意してくれたのって、ピアニャさんですよね?」
「そうだ。彼女が、態々ここに持ってきてくれた。アレのお陰で随分助かっている」
工房の片隅には、中々に大きな風呂桶が置かれている。
今は空だが、エーファが風呂桶の出自について言及した。
「ピアニャ君も意地を張る”きらい”があるのだろう。ああ見えて純情なのだ、彼女はね」
「若しかしたら、剣士様の事をお慕い申し上げているのかも?」
「単に、錬金釜を風呂代わりに使われるのが嫌なだけじゃないでしょうか?」
早々と立ち去ってしまったピアニャを尻目に、ステルクが彼女の人柄について話す。
普段掴み所の無い余裕のある振る舞いの彼女だが、切羽詰まった時は実年齢よりも年若い反応を見せる時が度々目撃されていた。
そして灰の剣士に対し警戒感と不信感を露にしつつも、こうして風呂桶まで用意し
ロロナと共にする見習い賢者は、態度とは裏腹に本当は灰の剣士に好感情を抱いているのでは?そう推測する。
若しくは、単純に錬金釜を風呂代わりに使われるのが嫌で仕方がなかった。それ故に、風呂桶を用意した――そう見習い剣士は、見立てていた。
何はともあれ、ロロナはライザ達を引き連れ
この
「…結構静かだねぇ、二人だけだと」
「そうだろうな。何せ相手が、
「でも剣士さん、喋るときは喋ってくれるでしょ?」
「そういう流れならな。まだ相手側から話してくれないと切っ掛けすら掴めん、今の私はそんな有様だ」
「無口過ぎるのもちょっと寂しいけど、少しずつ話題を探して聞けばいいと思うよ。ほら剣士さんて、錬金術だって覚えたでしょ?それって凄いってことなんだよ?」
「やはり指導役に恵まれた賜物だ。フリクセル様にヘルモルト指導員に一応はライザと貴公も、彼女達の手に掛かれば素養に乏しい誰彼もが錬金術を会得できると聞いている」
「うんうん、お母さんの指導はちょっと独特だけど、トトリさんの指導は凄く解り易いって評判なんだ…!あ、でも、最近はあの賢者の子もお母さんの指導理解したんだっけ…凄いなぁ、あの子も――」
「そうだったのか?私はヘルモルト指導員の教導で会得したものとばかり――」
「あの賢者の子も、流石だよね!トトリさんの指導で理解できた人って結構居るけど、お母さんの指導に付いていけた人って、なんか天才肌になるのかなぁって思い始めたんだ」
「優れた実力者に成れても、優れた指導者に成れない事は数多いと聞く。フリクセル様も、一種の天賦の才を授かったクチなのだろう」
「二人の前では、ちゃんと名前で呼んであげてね」
「その積りだ。だが公的の場では、今の呼び方で統一させて貰う。仮にも地位のある方々だしな、ルルア嬢、貴公も含めてな」
「う~ん、それは仕方ないけど。今は誰も居ないし、私の事もルルアで良いよ」
「…ではルルア…でいいか?」
「うん、…剣士さん、ちゃんと話せるじゃん」
「此処だけの話、私と居て…どうだ?
皆が去り工房は閑散とした空気に包まれ、どうにも静寂を感じずにはいられなかった。
眼前に居る剣士が、物静かなのはルルアも承知している。だが単純に無口という訳でもなく、何かしら話し掛ければ彼も言葉を返してくれる位には会話が成立していた。
今は幸運にも会話が成り立ち、それなりに盛り上がっていた。
だが一段落すれば、やはり言葉が途切れ再び静寂が舞い戻る。そんな時間が繰り返されていた。
そこで彼はルルアに訪ねる。
自分と居て楽しいのかどうか?
「…正直に言うね。あんまり、
「それでいい。正直に話してくれる方がありがたい、私もな」
「ライザみたいに積極的でもないし、エーファみたいに立ててくれるでもない。もうちょっと、貴方から話し掛けてくれてもいいかなって思う」
「…難しいな、どうにも。過去に、こう指摘されたんだが、私は
(本編前夜編 第143話参照)
「ああ、それ分かるかも!剣士さん、何か夜に浮かぶ
「狭間の地には、
「へぇ~、そう言えばそれらしい事ライザから聞いたような気がする。あと、ここって赤と緑に月しかないもんね」
「ライザは太陽という感じがするが、貴公は
「鼻…?」
「違う、植物の花だ…。…ワザとだな、今の」
「プフフフ…、剣士さんけっこう反応してくれるんだ♪でも花かぁ…お花って綺麗だもんね、それならなんか嬉しいなぁ…♪」
「戦いというよりも、皆を優しく励まし奮起させる。今までの行動で、私はそんな印象を抱いていた」
「うん。でも嬉しいよ、私のこと優しいって、そう思ってくれてるんだぁ」
「事実だ。…ライザは、少し激しい部分があるからな。気が付けば、しょっちゅう口論の応酬だ。狭間の地でも、そうだった」
「アハハ、言えてるね。ライザから聞いたけど、狭間の地って凄く危険で恐い所だったんでしょ?そんなとこでも、普段と同じ様にしてたんだ」
「疲れない相手が傍に居る安心感。その様な空間は、誰しもが望んでいるのではなかろうか?少なくとも私は、その様な居場所が必要だ」
「…楽しいばかりじゃ、逆に疲れるんだよね。私、楽しい事は大好きだけど、やっぱり静かに落ち着きたい時って絶対必要だと思うな」
「楽しみ高揚するひと時を疎かにしてはならぬ。だが貴公の言う通り、静寂の中で気を鎮め心を平静に戻す。所謂クールダウンという奴だが、決して欠かしてはならないと私も思う」
「癒せるような人って事だよね?それって私の事でいいのかな?」
「そうとも。人によりけりだが、私にとって貴公は、心安らげる相手だ」
「……//////……❤」
「まぁ、私と居て楽しくなどあるまい?不快な思いをさせていたら、申し訳なく思う」
自分は無口で、つまらない男――。彼――灰の剣士は常々そう自己評価を下している。
そしてそれは概ね正解だ。現に机を挟み対面するルルアでさえ『彼と居てもあまり楽しくはない』、そういう評価を下していた。
しかし彼にとって、ルルアは傍に居てくれるだけで安らぎを覚える女性であり、彼女は太陽の下に咲く
その様な彼の言葉に、普段快活なルルアは閉口し頬を赤らめた。
「…そっちに行っても、いいかな?(ダメって言っても行くけど…❤)」
「ん…あ、ああ…構わぬ(この流れ…、彼女と同じ様な…)」
急に押し黙るルルア。そして顔を紅潮させたまま、対面する彼の方へと向かうべく安物の椅子から立ち上がる。
どうにも覚えがある、この流れ――。昨夜、当番を務めていた銀髪武闘家も、こうして彼の方へと寄り掛かっていた。
移動したルルアは彼の膝へと跨るように腰を下ろし、対面座位のような体勢で彼と向き合う。
腰を下ろしたルルアの全体重が、彼の膝…と言うよりも大腿部に預けられている。しかも彼女の股座の感触が、衣服を通してグニャリと伝わってきた。
「あ…ン…、ちょっと手を借りるね?」
そしてルルアはそっと彼の手を取り、自分の胸へと押し当てた。
また自分の股座と彼の大腿部が食い込んでいるのだろう、彼女は微かな喘ぎ声を漏らす。
「…どうしたのだ、急に?」
どうにもルルアの行動が奇怪に映って仕方がない。あの銀髪武闘家の様に、単純な好意を露わにしている訳ではないように思えるルルアの態度。
彼女の思惑が分からず、彼は少々困惑気味だ。
「ねぇ…揉んで…優しくね…」
「ん…ああ…?」
彼に体重を預けながらも、ルルアは彼と視線を合わせず別方向を向いている。
だがそれでいて、自分の胸を揉めと要求していた。
彼女の行動に少々疑わしい部分もあったが、他意が無い事はソウルの流れで分かる。
彼は彼女の要求に従い、出来るだけ快感を与えるべくゆっくりと揉み始める。
「ん…❤は…ん❤…ン…あぁ…ア…ぁぁン❤」
桜色の衣服の中にはブラジャーの感触が僅かに分かる。しかしその上からでも、彼女の豊満に実った胸が彼の掌に転がされていた。
衣服越しに形を変えるルルアの乳房。彼女は無抵抗に彼の手を受け入れ、自らの手を愛おしそうに添えていた。
「あ…❤ン…ンン…❤アぅん…あぁン…❤…やっぱり…思った通りだね…んぁン❤」
「ん…どういう意味か?」
服装の派手さに目が行きがちだが、彼女の乳房は密かに豊かな成長を遂げている。
彼女の誘導は不可解だが、やはり実った胸の感触は何とも魅惑的だ。あの銀髪武闘家も豊満で魅力的な胸の持ち主だが、このルルアも違った感触で彼を満たしていた。
しかしルルアの言動に、彼は一旦手を止め問い返す。
「あ、ダメ…、続けて…もっと…」
「あ、ああ…」
だが手を止める事は御法度なのか、彼女は愛撫の継続を要求する。そして彼も些か戸惑いながらも、彼女の胸を揉み続けた。
「ん…フゥ…ンン…❤…これってね、悪い事みたいなの。なんかそんな感じで皆言ってた…」
「……」
いま彼が行っている愛撫だが、ルルアは『悪行』に繋がる行為だと発言した。
確かに彼女の認識は正しいと言えるだろう、ある意味では。現に彼は彼女に対し、その女の象徴に手をやり柔い感触に委ねている。
では当の彼女は悪い所業だと認識しながら、何ゆえ彼の手に身を任せているのだろうか?
「…この国に来てからね、何か、あからさまに私たちの胸とか身体を触りたがる男の人が増えたんだ。最初、船を振りた時に知らない旅人みたいな人が居て、いきなり胸を掴まれたの。その時、私はどうしていいか分からずアタフタしてたんだけど、ミミさんが殴り飛ばして追い払ってくれたんだ。すごく怒ってた…。そっからね、そういう事が何度も起こる度に周りの人が追い払ってくれたから、好い事じゃないんだなって思うようになったの。…あ…あフ…やめちゃダメだってばぁ…❤」
「……(やめさせてくれ)」( ̄ー ̄)
ルルアは、無自覚ながらアーランドでも多少のセクハラには遭っていた。だが錬金団の一員としてこの国に訪れた際、明確な下心の下に晒される事が飛躍的に増大していた。
この国の港町に着き船を降りた傍から、見知らぬ男に胸を鷲掴みにされ揉みしだかれた体験もしている。ルルアは困惑するばかりで碌な抵抗も出来なかったが、仲間の女性冒険者ミミ=ウリエ=フォン=シュヴァルツラングが率先して殴り飛ばす。
その後も度々そのような事案が発生し、ロロナやピアニャも似たような目に遭遇しては男性陣が追い払い、日に日に警戒を強化していった。
流石にその様な事が頻発すればルルアとて学び、周囲の対応ぶりと態度から男性に身体を触らせる事が好くない事だと理解するようになる。
では今、この灰の剣士が執り行っているルルアの胸の愛撫などは、その典型ではないのか?ルルアからすれば――。
彼女からそんな言及をされれば、当然手を止めたくもなる。彼女の言動から、一種の拒否ともとれるのだから。
しかしルルア本人からは止める事を良しとせず続ける事を要求され、あまつさえ快感を感じ悦んでさえいた。
一体彼女は何を考えているのか、彼にも分からないのだ。
「嫌なのだろう?なら私は止めるぞ?」
「ダメ…、続けるの❤。…これって本当に悪い事なのかな…?剣士さんにされると、凄く気持ちいいよ?他の人の時は乱暴で気持ち良くなかったのに――」
「…そういう風に努めているからな、当然であろう?」
「そうなんだ…あん❤ふぁ…❤お母さん言ってたんだけどね、こういうのどちらかが一方的じゃなくて、両方が納得した上でなら何も悪い事じゃないんだって?この国でもそうなのかな?…剣士さんは、どう思うの聞かせてくれる?あ…あぁン…気持ちいいよぉ…❤んもぅ…次止めたら泣くからね…!」
「……(私は、もう止めたいのだよ)」(_ _;)
理由もなく男に身体を触らせる――。その行為を好ましくないと認識するに至ったルルア。
しかし互いの合意の上なら問題はないと、ロロナやピアニャから教わっていたようだ。
灰の剣士の愛撫にルルアはかなり感じているが、彼の本音はもう止めにしたかった。厳密に言えば、このままルルアだけ宿に送り届け自分は再び
彼女は快感を感じ満たされていたが、この空気感は性に没頭している場合ではない雰囲気にさせた。
ルルアが提案したお泊り会も、今回は無しか先延ばしに出来ないものだろうか?
それが彼の抱く心情である。
「私とは合意の上で…。それでいいのだな?」
「うん…❤剣士さんだと凄く気持ちいいし、何時でも何処でも触りたい時に触っていいよ、アン❤剣士さんも私に触りたいんだよね、あ…あぁン❤」
「勿論だとも。魅力に溢れたルルアの身体と心を、独占したい位だ」
「あ~、それって、あの武闘家の子にも言ったでしょう?…ア…❤」
「言ったとも、そうしたい位に魅力的だからな彼女も」
「んもう、欲張りさんなんだから…ンン❤」
「…人気の居ない所でしか、こういう事は出来ぬ。それだけは察しておいてくれ」
「…そうなの?お互い納得していれば、悪い事じゃないんでしょ?」
「私たちがよくとも、他の者が止めにに入るは必定だ。過去に皆がそうしていた様にな」
「そっか…、でも皆が納得する環境なら全然オッケーなんだね。だから私たちの部屋なら問題ない訳か。みんな納得してるし」
よほど彼に触って欲しいのか、ルルアはより彼に身体を密着させる。
豊かに実った胸が彼の身体に圧し潰され、これ以上の愛撫は少々の無理が生じた。
だが今度は脚に挟んだ彼の大腿部に、自分の股座を押し付けグリグリと腰を前後に移動させたルルア。
僅かに備わっている羞恥心など今は完全に消し飛び、ルルアは股間の刺激に没頭し始める。
「んく…❤ん、ン❤、ン、ンん❤」
彼に大腿部へと全体重をかけたルルアは、食い込み掻き分けられた披裂の摩擦を夢中で味わう。
腰を前後に動かす度に布の擦れる音に混じり、ヌチ、ヌチ、と湿った膣肉の音が微かに響いていた。
「気持ちいいだろう、ルルア?」
「ん❤、ン❤、イン❤、好いよぉ…ンン❤」
ルルアは腰を揺らし、それに釣られて美しい艶のある長い銀色の髪も不規則に乱れまくる。
ルルアの吐息も次第に荒くなり、端正で可憐な顔立ちが歪み始めていた。だが醜いという訳ではない。
快楽に呑まれ始めたルルアは、思っていた以上に顔立ちを変化させる特徴があるのだ。
彼女の口端は完全に吊り上がり、明らかに快楽に没頭している証拠だ。
実は胸よりも下半身の刺激の方が、彼女は好きだった。
「ルルア、其処に
「ん❤、ンン、あ、アン…❤え…そこってこの生理の穴の事…?うん、あるよ…あ❤、あ❤、アン…❤」
女性器に入るものなど非常に限られ、大抵が男性器と想像がつく。
意外にもルルアは、
あの軟膏を塗った当初は、
つまりそれ以降、誰かと性交に及んだという事だろう。真っ先に思い付く相手は、つい最近ルルア達から離反し今も行方知れずのオーレルだ。
(本編前夜編 第140話参照)
やはり彼とルルアは親しい関係だった。
灰の剣士は、その考えに至る。しかしルルアから帰ってきた答えは、彼の意外性を突く返答だった。
「剣士さんの指…、ほら、あの軟膏塗りの時あったでしょ?…あれ凄く気持ち良かったよ…ァあぁン❤剣士さぁんッ…❤」
「あ、いや…私以外の誰かと性交…セックスに及んだか?と聞いているのだが?」
確かに、ルルアの秘所に指を浅く侵入させた記憶はある。
だが彼が聞きたかったのは、そういう意味ではない。
ルルアは誰かとセックスの経験はあるかと聞いていた。
「性交…?セック――なに、それ?アン❤こんな小さな穴、剣士さんの指ぐらいしか入れた記憶しかないよ…ンぁぁん❤気持ちいい…❤」
どうやら自分の思い違いだったらしい。
ルルアにとって思い当たる性体験は、やはりこの前の軟膏塗りの記憶が脳内に焼き付いていた。
しかも女性器に、男の陰茎が入る事を知らないという事が判明する。
性行為ぐらいは知っているだろうと踏んでいたが、ルルアも危うい程に純真で無垢な部分を併せ持っていた。
「ん❤…こんな穴、普通は何も入れないよ?あ❤お母さんだって、何も入れたこと無いんだから…アぅ❤」
「そ…そうなのか…?フリクセル様も…?それは…以外だな…」
「当たり前じゃん、あぁン❤此処、そんなに綺麗じゃないし、誰も指なんて入れたがらないって…あ…ぁん…❤でも、ん❤指入れられると気持ちいのは、ぁハァん❤最近になって気付いたよ…ぉん❤」
唐突にロロナの現状を耳にしてしまった灰の剣士。よもや、あのロロナが未だに性交の経験がない
――彼女…確か36歳ぐらいだったよな。ステルク公…、本当に手を出していなかったとは。
ロロナとは血縁関係ではなく、養子として迎え入れられたのがルルアだ。それ故、ロロナが処女なのも一定の説明も付くが、今も未経験のは少々信じがたい事実だ。
彼女とステルクは、かなり縁深い関係である事は彼にも見て取れた。正式な夫婦関係ではないのは分かるが、恋人ぐらいには繋がりを深めているだろう。
周囲の大半は、そう映っていた筈だ。
あれだけ親し気な関係を築いておきながら、一度も肌を重ねていないとは意外中の意外だった。
現に、娘であるルルアが、今こうして性的な秘め事に没頭しているというのに。
「あ…ハァん…はん…❤剣士さん…あん❤お風呂で、ここ洗ったら、今度は舐めてほしい…あの武闘家の子みたいに…んあ❤」
ルルアは更に腰の動きを加速させつつも身体を捻り、彼の膝へと片方の手を添えバランスを保っていた。
そして今度は腰に
「ああ、いいとも。これが終わったら、そろそろ宿に向かうぞ」
「うん…❤これよりもっと気持ち良くしてくれるんだよね…あん❤すごく楽しみ…あぁぁん❤……ア…来た…❤ああぁぁあぁぁ…!」
宿に到着してからが本番だというのに、既にこうしてルルアと楽しんでいた灰の剣士。
だが余りライザ達を待たせては、変に疑われるだけだ。
この段階でも、かなり快感に魅了されていたルルアだが、宿到着後の事に更なる期待と想いを馳せていた。
再び秘所への快感により、彼女は軽い絶頂を迎えた。
彼の大腿部へと跨り腰を振っていた彼女は、宛ら馬に騎乗する姿にも似ている。
軽い絶頂を迎えた彼女だが、彼の脚に跨ったまま乱れた呼吸を少しづつ整え体重を預けた。
……
然したる手荷物などは無い。
身軽な格好で、戸締りを確認し二人は
だが普段通りの服装では、通行人からは少々目立ち余計な噂が広がってしまうかも知れない。
そこで二人は、黒めの分厚い外套を羽織り流れ者の様な扮装で件の宿へと向かう。
「んフフ…剣士さん…、もっと触っていいんだよ❤ほら…こうすれば、皆からはバレないでしょ…ん❤」
「欲しがりさんめ…貴公みたいな女は、こうだ…!」
「あ…あぁ…ンン❤」
夕暮れ時はとっくに過ぎ、今や二つの月が空に昇る。
そんな夜の街を歩く、灰の剣士とルルアの二人。
夜とはいえ、まだ大通りには疎らながらも人の往来が散見された。
二人はぶ厚めの外套を深く羽織り、身を寄せ合いながら大通りを歩いている。
端から見れば、街に辿り着き先行きの見えない疲れ果てた流れ者にしか見えない筈だ。
そんな衆目に晒される環境の中だというのに、ルルアは彼の手を取り外套の隙間から自分の尻部へと誘導し
今の彼女は貪欲で歯止めが利いていない。いま羽織っている外套で衆目を遮断できると知るや、彼女は途端に我慢できなくなってしまった。
無論、外套がなければルルアとて我慢はするが、今はその必要もないと判断しこの様な大胆な行動へと映っていたという訳だ。
まぁ先ほどの秘め事の直後だ。普段は性に縁遠い彼女とて、発情するのも致し方のない状況でもあった。
おねだりするルルアもルルアだが、それに応じる灰の剣士も既に性欲に支配されつつある。つまり二人とも等しく、問題を抱えていたのだ。
灰の剣士も若干ノリノリの台詞を小声で吐き、ルルアの尻部をスカート越しに丹念に撫で回す。外套に隠れているため、周囲からは何が行われているのか感付かれる心配は皆無だ。
そしてルルアも小声で喘ぎながら、彼の愛撫を愉しんでいる。
やがて彼の手は彼女の短いスカートの中へと潜り込み、下着越しに尻の割れ目に指を食いこませていた。
「あ…ひ…ひん…❤ンン…ひぃ…❤」
下着越しとはいえ肛門は過剰に敏感なのか、刺激の度にルルアの足取りが不安定となり何度も躓きそうになる。
また先ほどの愛撫の所為もあり、ルルアの下着は大部分が愛液で湿っている。
視認する事は出来ないが、彼の指先からも湿りの感触が判別できた。
「あぅぅ…❤パンツ、ビショビショになっちゃった…ぁぁぁん❤…剣士さん…、私のパンツどうだった、可愛かった?」
「勿論だとも。縁にはフリルのレース付き…、そして純白色、もっと眺めていたい位だ…」
「あ…ン…❤そうなんだね…、ここで見せても良いんだけど、宿まで我慢しないと…だね…あぁ❤」
「そうとも、分かっているならそれでいい。汚れた下着を、たっぷりと見せて頂けるか?」
「あぁン、恥ずかしい事言わないでよぉ…アぅん❤ねぇ…黒い下着は好き…?」
「ああ、黒は黒で悪くないかもな…。黒をお持ちなのか、ルルア?」
「ううん、私じゃなくてエーファだよ。なんか凄い気合い入れてたから、一杯褒めてあげてね…あぁぁ…割れ目…やっぱりいいよぉ❤」
尻部だけでなく再び披裂を弄り、ルルアを感じさせる灰の剣士。彼女が快楽を求めるのなら、状況の許す限りトコトン授けてやろうではないか。
性知識に乏しいゆえなのか相手が灰の剣士ゆえなのか、とにかく彼女は快楽に貪欲で正直だ。
「今夜は、心行くまで仲を深めようじゃないか。だが明日からは、何時も通りに戻って頂きたい。…出来るな、ルルア?」
「う…うん…。我慢する時はちゃんと我慢するから、今夜は宿でいっぱい仲良くしようね❤…あぁぁ…そこ…❤そこ…いい…あ❤」
だが四六時中、この様な調子では自他ともに不都合が生じるのは明白だ。
今夜は徹底的に愛でて差し上げるが、明くる日からは普段通りの関係に戻って貰わねば活動に支障が出る。
これは双方にとって問題だ。
現在かなり貪欲で歯止めの利かないルルアに、念を押した灰の剣士。
一方ルルアも彼の意図を汲んでいるのか、素直に従う姿勢を見せる。この分なら、次の日からは問題ないだろう。
「宜しい、ならば徹底的に可愛がって差し上げよう。…今からだ、お覚悟宜しいな?」
「え…け…剣士さん…あぁぁぁ…!?ゆ…指…指…入って…あぁぁハァぁん…凄い…あ❤」
状況が理解できたのなら、もう何の遠慮も容赦も必要ない。
宿の向かう道中だろうが、そんなのは関係ない。
彼はルルアの濡れた下着を大腿部までずり下ろし、膣口へと指を差し入れ小刻みに往復させる。当然、彼女は処女であるため処女膜には触れないように深さは調整してある。
歩きながらの体勢であろうが、完全にお構いなしだ。
苛烈ながらも決して傷つけない細心の注意を払った彼の指攻めに、彼女の歩行速度は極端に低下する。実質、停止にも等しい状態だ。
しかし周囲の通行人は、多少の視線を向けるだけで素通りするばかり。やはりぶ厚め外套で外観を覆っていたのが幸いしていた。
ルルアはあっという間に絶頂を迎え、少量の粘液がプシュッと膣口から噴出され彼の指に拭き付けられる。
「さぁ、奮起せよ。宿が見えてきたぞ?」
「うぅぅ…剣士さんに虐められたぁ……」
「何を仰るやら?我が攻めの冴え…こんなものは序の口ぞ?」
「ハァ…ハァ…ハァ…、私は…敗けないよ…絶対に…敗けない…❤」
グショグショの愛液塗れの下着をずり下げられたまま、ルルアは履き直そうともせず彼にしがみ付きながらフラ付き歩く。
直ぐ傍に目的の宿があるのだが、道中で絶頂させられたルルアの足取りは覚束ないでいる。
だが求めたのはルルアの方だ。何も求めず普通に歩いていれば、早期に辿り着けていた筈なのだ。
また彼からは、更なる
彼は漸く、ルルアの秘所から指を抜きずり下がりビショ濡れの下着をグイッと元の位置まで直す。
また彼の指はルルアの愛液に塗れ、何とも言えぬ香しい匂いを醸し出していた。指に付着した愛液をペロッと舌で拭い取り、宿の入口へと差し掛かる。
「ちょっと息整えさせてね、剣士さん…?ハァ、はぁ、フゥ…スゥ~ハァ~……」
彼の意地の悪い愛撫のお陰で、ルルアはかなり息を乱しており深呼吸を繰り返し徐々に息を整えてゆく。
宿に到着した二人――。
部屋にはライザ達が待っているだろう。
彼の夜は、まだまだ続くのだった。
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剣士さんと居て楽しいかって言われれば、あんまりそうでもないかな?って言うしかないよね。
じゃあ、一緒に居たくないのか?言われると、それも違うしね。
だって疲れるじゃん、楽しい刺激ばかり味わってちゃ直ぐに感覚麻痺するし、逆に疲れるし。
私だって、自分の好いとこ悪いとこ有るんだし、誰でもそうだと思うんだ。
だから剣士さんは、何て言うのかな?
何でも話せて、何でも曝け出せそうな感じ…かな?
だから一緒に居ても窮屈じゃないし、…ていうか一緒に居てほしいって感じで……。
ああそっかぁ…、ライザもこんな気持ちだったんだね。
そりゃ、独り占めしたくなる訳だぁ…ズッルゥ~ッ…!(*`ω´*)
アーランドの錬金術士、銀髪の少女より抜粋2。
何かルルアと恋愛イベントみたくなってしまった。
まだ序盤という事もあり、攻めも若干軽めです。(筆者基準で)
ルルアは春、ライザは夏、二人にはそんなイメージがしっくり来る様な気がします。
如何だったでしょうか?
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
デハマタ。( ゚∀゚)/