※この作品はR-18です。

ゴブリンスレイヤー ―灰の剣士―R-18   作:カズヨシ0509

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ドーモです。
書き溜めしていたので、此方を投下します。
今回は、輝石の貴公子関連です。
時期的には、R18版13話あたりでしょうか。
内容は少々アッサリ目です。

では投稿致しますドゾ。( ゚ ω ゚ )


第16話―輝石の貴公子と調香娘とヤーナムの少女で、秘め事―

 

 

 

 

 

 

ミランダパウダー

 

人を襲う花、ミランダフラワーの花粉。

アイテム製作に用いる素材のひとつ。

 

散布される前の花粉は香りが強く、古くから調香に用いられる。

 

土壌の合う地域の目星は付いている。

あとは場所の確保さえ成れば、栽培も叶うだろう。

もちろん安全管理は徹底の上でだ。

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 火花が宙を舞う様を視界に納めるのは、かれこれ何度目だ?

散華する度に虚空を焼き、瞬く間に儚く消えゆく微細な火の礫。

火花を空へと散布させる事で範囲内の敵を焼く術――調香術。

 

「まるで…火のホタル…❤」

 

 火のホタルか――。

言い得て妙でもあろう。

隣に佇む小柄な少女は、空を駆ける火の舞踏に魅入られ瞳を蕩けさせていた。

 

――危ないな、蕩けた瞳は『獣の病』の症状なんじゃなかったっけ?

 

ウットリと表情を綻ばせ唯々火の乱舞に魅入られるヤーナムの少女に、ふと視線を向ける輝石の貴公子。

 

昼はとっくに過ぎ、今は空も朱を帯び太陽も地平線に沈みかけている時間帯だ。

つまり夕刻なわけで、陽光も衰え周囲も徐々に暗さが目立ちつつあった。

しかし夜間ほど暗いという訳でもなく、空を舞う火花が一層の輝きを目立たせる。

 

――確かに美しいんだけどね、この火花…。

 

宛ら魅惑の宝石に魅入られた、夢見る姫君の如き表情を浮かべていたヤーナムの少女。

彼女の隣に位置する輝石の貴公子も、空を踊る宝石が如き火の粉の美しさは認めていた。

 

しかしである。

 

「――オラオラぁッ…!しっかり目ん玉かっぽじって見とけよぉ、お前らぁっ…♪」

 

 見る者を魅了せんばかりに火花の舞踏を提供するも、主の口調がコ(・)レ(・)では、折角の演出(ショー)も台無しになってしまうではないか。

 

――もう少し喋り方を何とかしてくれれば、完璧な見世物になるんだけどなぁ…。

 

目の前で火の粉を撒き散らし軽快に踊る、白い衣服の少女『調香娘』は尚も得意気に舞踏を続けている。

いま彼女が空に散布しているのは、調香術の一つである『火花の香り』である。

歴とした攻撃手段として用いられる術だが、舞い散る火の粉は思いのほか美麗で見る者を魅了させていた。

また調香娘は舞踏にも些かの心得があるらしく、火花の香りと踊りを組み合わせる事で見事な演出を提供してくれた。

四方世界と言う未知なる異界に流れ着いた彼女は、この生命溢れる世界に心酔し多幸感を味わっている真っ最中だ。

上機嫌となった彼女は、四方世界での出会いと運命に感謝し、取り分け交流の深い二人に対し調香術と踊りをこうして披露するに至ったという事だ。

調香術以外にも舞(・)踏(・)という意外な特技を有していた調香娘。

粗野な振る舞いの目立つ彼女だが、外観は可憐な美少女そのものには違いない。

 

後は、彼女の男くさい粗雑な口調さえ何とかしてくれたら完璧だろうか。

輝石の貴公子は、そんな事を考える。

 

「ふぃ~、アッチぃなぁ…四方世界ってのは…」

 

 術に用いる粉末も切れたのだろう。

踊り疲れた事も手伝い、調香娘はドカッと乱雑に座り込む。

かなり暑いのか、衣服の胸元を緩め汗気を外へと解放した。

気の所為だろうか?

心なしか彼女の汗の匂いが、此処まで届いたような気がする。

 

「今は『夏』だからね。暑いのは当然さ」

「その服…、結構モッコリしてて冬は暖かそうだけど、夏は凄く――」

 

 調香娘の纏っていた『調香服』だが、ゆったりとした作りの割に布地は厚い部類に入る。

一応通気性も考慮されてるが、粉末の被害が自己に及ばないように布自体は肉厚でもあったのだ。

それ故、湿度と気温の高い気候では予想以上に蒸れてしまうのである。

気温の一定していた狭間の地とは違い、四方世界には四季が巡るのだ。

 

「ふぃ~、手持ちも切れた事だし、見世物はコイツで終いだ…ふぅ~」

 

 パタパタと緩めた胸元から外気を取り入れる調香娘。

彼女は座り込んでいるため、輝石の貴公子からは緩んだ胸元から豊かな乳房の谷間が静かに揺れているのが見える。

 

「……」

 

 彼は言葉を失い、彼女の胸の谷間を凝視する。

正直、火花の香りを見る時以上に意識を集中させていた。

 

「おう、接ぎ木野郎!残念だったなぁ、これで打ち切りだ!」

 

「――ッ!そ、そうだね…!ちょっぴり残念だなぁ…、もう少し見ていたかったんだけどなぁ…ハ、ハハハハ…」

「あたしは充分。すごく綺麗だった…」

 

 視線に気付かれてしまった!?

そう思わんばかりに調香娘が、彼に向け言葉を返して来た。

しかし彼女はというと、呆気からんとした様子で『火花の香り』の素材が尽きた事を告げる。

一瞬、胸中が跳ね上がるかのような感覚に見舞われた彼だが、どうにか平静を取り繕い浮ついた声音で返答した。

またヤーナムの少女も、調香娘が披露した火花の香りの舞踏を褒め称えている。

どうやら調香娘は、彼の視線の意味を勘付いてはいない様だ。

 

「確かに程々にした方が良いね。アルタスの花はともかく『ミランダパウダー』なんて、四方世界では危険すぎて簡単に栽培とはいかないよ?」

「言えてらぁな。アレは人を襲っちまうから、其処彼処で栽培って訳にはいかねぇのさ」

 

 調香術の中では比較的安価で、ありふれた(ポピュラー)『火花の香り』という術でさえ、狭間の地でしか採れない素材が必須となる。

アルター高原で頻繁に自生する『アルタスの花』なら、四方世界でも栽培は叶うだろう。

既に彼女は、栽培に適した土壌を幾つか見出してもいた。

しかし『ミランダパウダー』を入手する為には、生きた植物であるミランダフラワーの花粉から採取するしかない。

あの花からは確かに有用な素材が採れるのだが、性質の悪い事に人を襲う危険な魔物という側面も併せ持っていた。

栽培自体の目処は立っていたが、実行するとなれば安全面を徹底した環境を構築しなければならない。

あの狭間の地でさえ、ミランダフラワーの栽培環境は限られていたのである。

 

「まぁ素材は、地下倉庫に大量に保管してあっからな。それに代替え品も幾つか見出しておいたぜ♪」

 

 故郷から旅立つ際、彼女は大量に素材類を持ち出しており、まだまだ在庫には余裕がある。

また、四方世界の素材でも調香術の再現となる素材を、彼女は既に目星をつけていたのであった。

一見ズボラな調香娘だが、こと調香術に関しては細やかな気遣いを忘れない性分であるようだ。

調香娘の優美に欠けた振る舞いに、彼は煙たく感じていたが評価を改めようと考えていた矢先である。

 

「割と汗がベッタリしてんな…、拭くっきゃねえぜ…」

 

「――あ、おいッ…!?」

「――わぁ…///」

 

 激しい舞踏と調香術の披露で、予想以上に発汗していた調香娘。

直ぐ傍のヤーナムの少女はまだしも、輝石の貴公子などは異性の男である。

線の細い顔立ちの彼だが、男である事に変わりなく性欲とて普通に備わっているのだ。

そんな彼の前に、調香娘は平然と衣服を脱いでしまった。

それに伴い外部に曝け出された、白くも艶のある肌と豊かに実った双丘の乳房。

また桜色の先端部も突起しており、何とも淫靡な光景を露わにした。

外気に晒した上半身の至る所に、玉のような汗粒が纏わり付いている。

 

調香娘の大胆な行動に圧倒されるも、視線を外そうとしない輝石の貴公子。

ついつい彼女の胸と乳首に釘付けとなってしまう。

 

「…ゴク…」

 

 ここは狭間の地ではない。

性欲の減衰してしまう地ではないのだ、この四方世界は。

生唾を飲み込み、彼女の豊かで上向きの乳首を黙って見つめる輝石の貴公子。

 

「…なんで、そんなに見ているの……大きいから?」

「――えっ!?待って、僕は別にそんなつもりじゃっ…!?」

 

 彼の視線に少々の非難を向けるヤーナムの少女。

対する彼は慌てて不可抗力を装うも、視線の先は誤魔化しようがなかった。

 

「あぁん?アタイの乳に、なんか付いてっか…!?汗ふき終わるまで待ってな」

 

 だが男の視線など何処吹く風と言わんばかりの調香娘は、平然と汗を拭き続けている。

そしてヤーナムの少女は、彼女の豊満な身体に若干の嫉妬を覚えた。

あと数年もすれば、ヤーナムの少女も成人を迎える年齢に達する。

しかし乳房を始めとした部位は、未だに女の特徴に乏しいままだ。

あの剣の乙女の様にいかずとも、平均的ぐらいには育ってほしいものだ。

ついつい自分の胸を摩り、成長度合いを確かめるヤーナムの少女。

 

「なぁ…、そろそろ服着てくれないかな?僕にも目のやり場ってものが///」

「ッたく、男の癖に一々こまけぇ奴だな。何アタイの乳にビビってんだよ?…フフフ、恐いか?」

 

「恐い訳ないだろ!早く汗拭いて仕舞ってくれって言ってんのさ!モタモタしてると触(・)る(・)からなッ!(すごく触りたい)」

「ああいいぜ。お前の攻撃ぐらいで、ビビってられっかよ…!」

 

「お、おい?本当に良いのか?触ったり揉んだりして…いや…その///」

「お前…なんか変だぜ?自分から言いだしておいて、なに躊躇ってんだ?ホラ触れよ?刃物は禁止だからな、流石に」

 

「え…ちょっと…僕は、ほんの冗談で…、ええいっ!君も手伝って!」

「え…あたしも…参加するの?それは…その///」

 

 目のやり場に困窮して仕方がない。

とにかく調香娘の上半身は、魅惑的で淫猥な姿を晒している。

凝視するのは無礼千万と知りながらも、湧き立つ性欲に逆らえず視線を向けてしまう輝石の貴公子。

早く汗を拭き取り仕舞い込んでほしいものだ。

さもなくば”触るぞ”と脅しをかけたつもりだが、彼女は特に気にした風でもなく受け入れてしまった。

裸体の上半身を彼に向け突き出し、無防備な乳房を曝け出す調香娘。

まさか彼女が、ここまで羞恥の薄い娘だったとは。

これでは、あ(・)の(・)ラ(・)イ(・)ザ(・)や(・)銀(・)髪(・)武(・)闘(・)家(・)と(・)同(・)水(・)準(・)ではないか。

ここまで啖呵を切ってしまった以上、引き下がるに引き下がれずヤーナムの少女をも巻き込んでしまう彼。

思いもよらない巻き添えを喰らった彼女も、驚愕の声を漏らしながら躊躇いがちに参加する事にした。

 

「よ、よぅし…触るからな…逃げるなよ…絶対…逃げるなよ…!?やめるなら今の内だぞ…分かって…るのか…!?ハァ、ハァ、ハァ…」

「ピーチクパーチク、ホントにうっせぇな接ぎ木野郎…。ホラ触って後悔させてみなって?ま、今のお前の腕力じゃあ、大した痛痒にもなりゃしねぇがよ」

「そ…それじゃあ…失礼します///(ホントにおっきい…近くで見ると///)」

 

 無防備に豊かな胸を突き出し、勝気な表情を浮かべていた調香娘。

引くに引き下がれない彼も意を決しつつ、腫れ物でも扱うかのようにゆっくりとを手を近付けてゆく。

否応なしに巻き込まれたヤーナムの少女も、彼女の豊かな胸に見入りそっと手を近付けた。

 

――触った位で、アタイが怖じ気付くと思ってんのかね、コイツ等?

 

てっきり、殴るとか引っ搔く位をしてくると踏んでいた調香娘。

確かに乳房は繊細な部位だが、触る程度で何の牽制になるというのか?

別段、触られる程度なら何も恐れる事はない。

内心では疑念を浮かべながらも、彼女は至って平静を保っている。

 

輝石の貴公子の手が、彼女の乳房へと触れ柔らかい身肉に指を食い込ませる。

 

「…ぅ…ぅぁ…、ぅぅ…。き…気にすんな…声が出た…だけだ…ぅ…フゥ…ぁ…」

 

 触れた瞬間に一瞬だが全身がビクッと跳ね上がり、口から漏れ出る呻き声を誤魔化そうとする調香娘。

 

「うわぁ…、おっきくて柔らかい…///」

「ぁ…ふ…ぅぅ…ぁぁぅ…」

 

 ヤーナムの少女も調香娘の豊かな胸に手を添え、感触を確かめるように指を押し入れている。

女同士とはいえ、自分の薄い胸とは大違いな調香娘の乳房に、ヤーナムの少女は顔を上気させた。

どちらかと言えば、ヤーナムの少女の方が彼に比べ性的興奮を覚えている位だ。

 

「ねぇ…、もっと触ってもいい…?ハァ、ハァ、ハァ…❤」

「ぁ…ぁ…あぁぁ…?アぁ…別に…構わねぇ…けどよ…んフっ…ぅくッ…!」

 

 ヤーナムの少女は、性に纏わる体験など皆無に近い生活を送ってきた。

だが調香娘の豊満な胸の感触に、彼女は無意識に性欲を覚え上気しつつも呼吸が乱れている。

柔らかい身肉の感触を更に堪能したい情欲が高まり、調香娘に同意を求めた。

対する調香娘は、二人に胸を揉まれ喘ぎ声を漏らしながらも拒む事なく受け入れる。

 

「もっと…強く…」

「僕は…乳首を…ハァ、ハァ、ハァ…」

 

 許しを得た事で、ヤーナムの少女は更に強く速く揉み解し、輝石の貴公子は乳首の方へと指を移動させる。

 

「ぁあぁ…ハァ…ぁぁぁ…ハァぁん…ァあぁフン…❤」

 

 更に激しく乳房を揉みしだかれ、本格的に甘さが混ざった調香娘の喘ぎ声。

指先が豊かな身肉に食い込み、柔らかくも確かな弾力が指を押し返そうと反発する。

ヤーナムの少女の指先から、湿ったような感触が伝わった。

一通り汗を拭った調香娘だが、性感が昂り体温も上昇した事で再び活発に発汗していた。

 

「あ…ぁぅ…❤ぁ❤、あ、ぁぁ❤、ぁあぁ、あぁ、ああ…❤」

 

 一方の彼は、調香娘の乳首を珍しそうに摘まんでいる。

口調や振る舞いさえ除けば、彼女は非常に可憐な顔立ちで肉感的な身体つきをしている。

肉感ゆたかな身体を舗装する白い肌と薄い桜色の突起物は、とにかく性的な艶を彩り触れたくなる衝動に駆られてしまうのだ。

そもそも女であるヤーナムの少女までもが、性的興奮を覚えている。

それ程にまで魅惑の躰をしていた調香娘。

しつこい位に薄い桜色乳首を摘ままれ、ツンと前方上向き加減に尖りと硬さが増した。

同時に彼女は、少女らしい甲高い嬌声を上げている。

 

「あ…おい…吸っても…出ねぇって…!?あ、アァァ…ぁあぁん❤」

「でも柔らかくって…、いい味がする…ちゅる、チュク…❤」

 

「こ…こら…お前までっ…!?ぁ…ア❤…やん❤」

「んく、んく、んく…レロ、レロ、ちゅるん…」

 

 今度は二人に乳首を吸われ、いよいよ本格的に感じてしまう調香娘。

乳首から伝導する電流にも似た刺激に彼女は戸惑い、普段の荒々しい素振りは鳴りを潜めていた。

 

「あ、や、やぁぁ…❤何だ…よ…これ…やぁフン❤ジィ~ん…て、ビリ~って…、頭が…クラクラ…あぁぁん❤」

 

 こんな感覚を味わったのは人生初ではないだろうか?

いや、若しかしたら、狭間の地で遠い昔に味わった経験を経ていたかも知れない。

あの地では時間の概念など大した意味もなく、長い時を費やしながらも律儀に掟を遵守し続けていた調香娘。

逆に、それ以外の体験など記憶にさえ乏しい。

乳首を口内で攻められていた彼女は、身体をビクンビクンと痙攣させつつ明滅する視界に困惑している。

痛みにも似た痒みが乳首に集中し、呆けた表情で足元をガクガクと震わせた。

 

「あ❤、あ❤、あ❤、あ❤な…なぁ…もう…いいだろ…や…やぁ❤」

 

「「チュク、レロ、はむン、ちゅぐ…」」

 

 これ以上乳首を攻め続けられては、頭が可笑しくなりそうだ。

このまま突き進めば自分の躰は、何処に行き着くのだろう?

予想も出来ない終点に若干の不安を覚えた調香娘は、行為の中断を二人に求める。

充分味わった筈だ、自分の乳房と乳首を。

それに、母乳も出ない自分の乳房など味わって何が楽しいというのか?

全く理解が及ばない。

 

しかし二人は夢中で彼女の乳首に吸い付き、一生懸命に吸引している。

聞こえていないのか聞く耳を持っていないのか、二人は止める気配を見せていない。

 

「んぁん❤…だぁ~…もぅッ~…、好い加減にしやがれぇッ!お前らぁッ…!!」

 

 あまりにしつこい二人に対し、痺れを切らせた調香娘は無理やり身を退く。

 

「「……!?」」

 

 強引に行為を中断された二人は、唖然とした表情で彼女を見た。

 

「ハァ❤、ハァ❤、ハァ❤、何時まで吸ってんだ!?出ねぇ乳吸ったって、味なんてするわけねえだろうがっ///」

 

「美味しかったけど…?」

「ご、ごめん、調子に乗り過ぎた」

 

 怒り半分、蕩け半分といった調香娘だが、荒い呼吸と表情には明らかなる熱が籠っていた。

また突起した乳首は色濃い桜色に充血し、二人の涎が滴り途切れる事無く糸を引いている。

却って汗を掻いてしまった彼女だが、ソソクサと衣服を身に付けてしまう。

対する二人も、調子付いた事を反省した。

 

「よっしゃ、アタイだけヤられっ放しってのも癪だからな、お返しさせて貰うぜ?」

 

 衣服を整え終えた調香娘は、不敵な笑みを込め二人を見据える。

 

「お、おい、冗談は止せ!?男の胸など需要なんて無いだろ!?」

「テメェじゃねえよ、接ぎ木野郎!そっちのチビだよ、用があんのは…!」

 

「あ、あたしの胸なんてツルツルで薄いから、見栄えなんて良くない…///」

「ちったぁ膨らんでじゃねえか、つべこべ言わず服を捲りなッ!」

 

「い…いや、許して…///」

「――ハッ、遅せぇなッ!」

 

 散々胸を弄ばれた報復を企む調香娘――。

彼女の怪し気な視線を前に、後退りする輝石の貴公子。

しかし彼女の狙いは、ヤーナムの少女であった。

先ほど二人から乳房と乳首を攻められ、調香娘は訳も分からないまま性感を刺激され嬌声を上げていた。

同じ女である彼女にも、同じ目に遭って貰おうと迫る。

ヤーナムの少女とて羞恥心はある。

これから遭わされる行為を想像した彼女は、怯えた表情を浮かべ両手で胸元を庇おうとする。

しかし調香娘の踏み込みの方が速かった。

幾ら鳥羽の狩人から訓練を施されていたとはいえ、まだまだ半人前以下のヤーナムの少女。

あっという間に接近を許してしまい、瞬時に衣服を捲り上げられてしまう。

 

「…や…いやぁ…だ…ダメなの…///」

「ホレ見ろ、そこそこ膨らんでじゃんかよ♪」

 

「お、おい、止めないか、嫌がってる…!」

 

 接近すると同時に衣服を捲り上げた調香娘。

対するヤーナムの少女は、碌な抵抗さえ出来ずに胸を曝け出されてしまい、涙目で羞恥に染まった。

端で見ていた輝石の貴公子も、調香娘の素早い身のこなしに対応し切れていなかった。

いや…それは弁解だ。

衣服を捲り上げられ、小振りながらも確かな膨らみを示していたヤーナムの少女の乳房。

 

調香娘ほどではないにせよ彼女も確実に女の象徴が芽生え、輝石の貴公子は抗議の声を上げながらも釘付けとなっていた。

豊かとは逆の乏しい女の成長度合いだが、ヤーナムの少女の小振りな胸に性的興奮を覚えてしまう。

 

「――あッ…!?ひんっ…!や…、だ…め…やめ…て…ヒャッ…!?」

「静かにしてろって…、レロ…チュる…汗がしょっぺぇな…チュク…レロン…」

 

 弱々しい抵抗をせ見る少女の小振りな胸へと吸い付いた調香娘は、舌を丹念に動かし吸引しながら汗を味わった。

ジンワリと舌に広がるヤーナムの少女の瑞々しい汗は、仄かな塩の味がする。

 

「ん、や、ぅヤァ、やぁ…❤ひぃん、ぁぁ、ハァぅん、やぁう❤」

「ホラホラ、これはどうよ…?オラ、お前もヤレよ、接ぎ木野郎…結構ウメェぜ♪」

 

 ヤーナムの少女の乳首を舌で舐(ねぶ)りながら、輝石の貴公子にも勧める調香娘。

小振りな乳房に相応しい小さな乳首や乳輪を舐め回し、時々は緩急をつけて吸引した。

未成年ながらも乳首の刺激に翻弄され、喘ぎ声を漏らしていた少女。

調香娘の舌技が優れているのか、少女が敏感体質なのか定かではないが、早くも少女の方は性的順応を見せている。

 

「……」

 

 女二人の戯れを絶句しながら見つめる輝石の貴公子。

既に彼の陰茎も限界にまで怒張し、衣服越しに持ち上がっていた。

魅力的なのは間違いないのだ、調香娘も。

しかしヤーナムの少女に対しては、自分から声を掛けた輝石の貴公子。

密かに意識していた少女の胸が、いま眼前に晒されているという光景。

込み上げる性的興奮も、先ほどの比ではない。

 

「――あ、ひィん、ひゃぁう、あぁう❤」

 

 吸い寄せられるように、少女の胸へと吸い付いた輝石の貴公子。

今度はヤーナムの少女が二人に攻められ、目を見開きながら断続的な嬌声を上げる。

 

「あ、あ、あ、あぁ…❤おね…がい…ゆるし…て…バカ…バカ、バカぁ…ぁぁあん❤」

「「チュる、ちゅる、チュウ、ちゅぐ…レロ…」」

 

 熱い様な痒い様な感触が乳首から胸全体へと広がり、少女はなけなしの力で二人の頭部をポカポカと小突いた。

しかし、その様な頼りない抵抗で二人の攻めなど止まろう筈もない。

 

「あ…いや…❤も…もう…真っ白に…――」

 

 やがて微かな抵抗さえも消え失せ、ガクガクと小刻みに身体を震わせる少女。

両の瞳は上向き、呼吸は乱れに乱れている。

 

そして――。

 

「――あぁぁあぁッ…、で…出て…しまったァッ…!」

 

 盛大に声を上げ、自らの股間部を手で押さえたのである。

 

輝(・)石(・)の(・)貴(・)公(・)子(・)が。

 

……

 

「おい…なぁんで、お前が情けねぇ声出してんだよ?」

 

「ハァ、ハァ、ハァ…うるさいな…!ぼ、僕は先に戻るからなッ…!」

 

 何故か声を上げたのは輝石の貴公子の方だった。

その事に怪訝な顔を向ける調香娘だが、彼は顔を紅潮させつつも手で股間を押さえ焦った様子を見せている。

言葉を詰まらせた彼は、そのまま走り去ってしまった。

 

「…なんだ、アイツ?変なヤローだ」

「…ハァ、ハァ、ハァ…、どうしたんだろ、あの人…?」

 

 走り行く彼の背を見つめる調香娘は呆れ顔を浮かべ、ヤーナムの少女は呼吸を整えながら衣服を元に戻す。

 

「どうよ、乳を舐められた感想は…?」

「…うん、ジィ~ンッて来る様なフワぁ~って上る様で、何か熱くって…不思議な感覚///」

 

「…だよな。アタイも似たような感じだったぜ。ま、嫌な感じはしなかったけどな」

「あたしも同じかな…。でも、もうちょっと、優しく…ゆっくりしてほしかった///」

 

「何言ってやがる?お前も結構強めに、しゃぶってたじゃねえかよ?」

「そう…かな?」

 

 気弱で内向的な振る舞いとは裏腹に、調香娘の胸に強めの刺激を与えていたヤーナムの少女。

最後の方などは、乳首に痛覚さえ覚えていたのだ調香娘は。

彼女が強引に行為を中断させた本当の理由は、正にそこであった。

 

「あたしの胸…、もうちょっと大きくならないかな…?」

「あ~…アタイにもよく分からねぇんだわ、その辺。わりぃが、他の奴に聞いてくれ」

 

「うん。(小母さまに聞いてみよ)」

 

 自分の身体を気にする年頃なのだろう。

胸の成長度合いを訪ねてみたヤーナムの少女。

だが調香娘も、身体の成長という分野に関しては然ほど明るくもない。

多少の医療知識を備えてはいたが、それは調香術と人の身体の関連性に特化していた。

残念だが少女の力に、なれそうにはない。

やむなく鳥羽の狩人に訪ねようと考えていた少女。

 

「アタイ等も戻るか」

「そうだね、暗くなってきたし」

 

 中途半端な形で秘め事は終わりを迎え、二人も帰路に就く事にした。

既に日は地平線に沈み、藍色が空の大半を占め間も無く夜間を迎えるだろう。

 

……

 

「うぅ…僕とした事が情けない…!あのまま達してしまったぁ…」

 

 一方の輝石の貴公子。

下半身から広がる不快で艶めかしい感触。

顔を顰めながらも小走りで街へと戻り、人目の付きにくい物陰でズボンを降ろす。

下着の中は、粘っこい白濁液に塗れており、目にするだけで気持ちが悪くなる。

ヤーナムの少女が漏らした喘ぎ声と舌に広がる乳首の感触で、彼の方が性的限界を迎え射精していたのであった。

やはり密かに意識していたヤーナムの少女の痴態に触れた事で、異常な興奮を覚えていた事が主な要因なのは間違いない。

幸いにも二人に気取られる事なく、場を後にする事が出来たのは僥倖だ。

 

「うぅ…気持ち悪い…。…けど…凄い体験だったなぁ…」

 

 自分で達してしまったとはいえ、陰茎周りに広がるヌメヌメした感触は不快という他ない。

だが二人の胸を目にしただけでなく、感触まで味わう事が出来た体験は思い出すだけでも興奮ものだった。

羞恥に染まるヤーナムの少女と、大雑把ながら肉感的な調香娘。

二人の魅力溢れる女との秘め事だが、再び機会に恵まれる事はあるだろうか?

もし再び訪れたらなら、今度は色んな事を試してみようか?

自然と、男女の色事を脳内で思案してしまう。

 

――ちょっと勉強してみようかな?

 

色事に纏わる書物なら、幾つかの書籍店で売っていた筈だ。

書物から知識を導入するも良し、色に長けた男性から情報を得るも良し。

そんな考えに染まりながら、すっかり下半身の不快感など忘れた彼は再び街へと歩き出した。

 

……

 

「小母さま、どうやったら胸…大きくなるの?」

 

「マセた事言ってないで、早く寝な」

 

 鳥羽の狩人は教えてくれなかった。

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

接ぎ木野郎もチビ女も、アタイの乳弄って嬉しそうにしてやがったなぁ…。

赤子に飲ませる部位だってのに、出ない乳なんざ飾りにもなりゃしねぇよ。

無駄にぶくぶく膨らむわ重く揺れるわで、良い事1つもありゃしねぇ。

この世界に来て、アタイの胸に視線向ける野郎ども増えてッけど、そんな珍しいかぁ?

あの魔女の姉ちゃんだって、無駄にデカいじゃねぇか。

ま、弄られて気味ワリィって訳でもなかったしよ、またサセテやっかな?

 

狭間の地、調香師の娘より抜粋。

 

 

胸…吸っちゃったし吸われちゃった。

何か頭がぼ~っとして、胸の先っぽはジワァって熱い様な痒いような…。

もうチョットだけ膨らんでほしいなぁ…。

あと背も伸ばしたい…。

確か男女で仲良くなったら、もっと凄い事するって聞いたようなそうでないような…。

小母さまには、まだ早いって怒られるし、でももっと知ってみたいかも。

 

異界の医療都市、赤いリボンの少女より抜粋。

 

 

思いもよらないタイミングで、こういう機会に恵まれるんだよなぁ。

予想さえ出来れば心の準備も出来るんだけど、もっと色々試したかった。

ガサツな割には可愛い声してたな、調香師の娘。

ヤーナムの子は、思ってた以上に膨らんでた。

どっちも魅力的だし、二人とも僕のモノにしたいなぁ…。

今度はズボンの中で出さないようにしないと、もう少しで大恥かく所だったぁ…。

 

接ぎ木の右腕を持つ少年より抜粋。

 

 

 

 

 

 




本編の続きは、どうした?
そう勘繰られても、唯の好い訳しか出来ません。
今も執筆していますが内容が長くなりそうで、来週には何とか投稿できると思います。
もう少しだけお待ち下さい。
筆は遅いですが、少しずつ進んでおりますので…。 m(_ _)m

如何だったでしょうか?
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。  
デハマタ。( ゚∀゚)/

次は同期戦士だな。
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