※この作品はR-18です。

ゴブリンスレイヤー ―灰の剣士―R-18   作:カズヨシ0509

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ドーモです。
続けて投稿します。
時間軸は、本編前夜編・第98話―火継ぎの祭祀場・(後)―の終盤辺りでしょうか。
これも本番行為は無しです。
ちょぴり過激な愛撫かな、この話も。
キャラ崩壊してたらスマンっす…。

では投稿致しますドゾ。( ゚ ω ゚ )


第2話―ライザ、ルルアとの軟膏塗り―

 

 

 

 

 

 

軟膏

 

白色ワセリンなどの油性基剤をベースにした塗り薬。

刺激が弱く、肌の弱い者にも向いている。

ジェル状の薬剤は、ジュクジュクと濡れそぼった患部にもカサカサとした肌にも有効。

その用途は広く、保湿力に富み皮膚を保護する効果も備えている。

薬剤の知識を有す者は、自ら拵え収入源として活かす事もあるようだ。

 

これを錬金術で精製した薬剤も存在する。

 

 

 

施しの軟膏

 

錬金術で生み出され、様々な傷や怪我に聞くとされる塗り薬。

塗り薬ということもあり、切り傷、擦り傷など表面的な傷に特によく効く。

少々色彩が毒々しいのか、術士によっては更なる加工を施し色や効果を追加する事もあり得る。

 

この街でも治療薬として広く流通している。

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 古びた小屋ではある。雨風を凌ぐ壁面にせよ、天井にせよ、少々傷んだ感は否めない。

だが、使い込まれた経歴を物語る小屋の佇まいは、何処となく温かみに漂っていた。

近年増えつつある、石造り中心の高級住宅街。あれはあれで、優美で清潔感溢れる雰囲気を醸し出していたのだが、時々無機質に感じる事があるのだ。

やはり木造建てが一番だ。

上手く表現は出来ないが、家そのものが生(・)き(・)て(・)い(・)る(・)――。そう感じるのだ。

傷んでいる部分は、改めて徐々に修復していけばいいだけの話。仕事や依頼を熟している内に、資金も貯まっていくだろう。

ロテスヴァッサ王国の一地域で自分の故郷でもあるクーケン島でも、近頃は石造りの家が普及し始めていた。

だが錬金術士の少女、ライザリン=シュタウトは、木造に愛着が湧いていた。

 

「へぇ…見た目より広いね~♪」

 

「伽藍洞としている所為だろうな。家具を追加すれば、相応の狭さになるだろうさ」

 

 小屋の中に入り、予想以上に広さにライザは辺りを見回し検分していた。

彼女に対しオーレルが応え、殆どの家具が揃っていない事を指摘する。

契約者が途絶えて久しい多目的用途の作業小屋。

本来は冒険者ギルドに所有権があり、冒険者たちが一定期間ごとに契約金を支払う事で利用許可が下りていた。

宿に使う者、武器加工に使う者、魔法の儀式に使う者、過去に様々な理由で契約され使われ続けてきた歴史が小屋には刻み込まれているのだ。

だが小屋の中は伽藍洞としており、大半の家具や調度品は撤去されていた。

目に付く物と言えば、古びた卓と数個の椅子、そして埃や蜘蛛の巣が目立つ大釜ぐらいだろうか。

 

「これ…まだ使えるね。錬金用に」

 

 最も目に付くのは、この大釜だ。

彼まで何に使われきたのかは、彼女達には分からない。

しかし過去に活用してきた錬金術用の釜には、十分使えそうな造りをしていた。

多少汚れも目立ち洗浄も必要だが、それさえ済ませれば直ぐにでも機能するだろう。

 

「必要に応じて調度品を追加すれば、家に使えなくもないな。地下室も、物置きとして機能しそうだ」

 

 小屋を一通り見回し、地下室の存在も確認した灰の剣士。

広さといい、機能性といい、工夫を凝らせば立派な拠点と化す事も不可能ではない。

契約の頭金を皆で出し合っただけの価値を見出し、灰の剣士も満足な表情を浮かべていた。

 

「まだ時間もあるから、今の内に何が必要か割り出してみる?」

 

「うん、そうしよう。まず必要なのは、なんだろう?」

 

 昼も大分過ぎていたが、日が落ちるにはまだ早い時間帯。

そこでエーファが、今後必要になるであろう家具類の割り出しを提案し、さっそく賛同したルルアが必要になる物に思考を巡らせた。

そんな時、小屋のドアをノックする音が聞こえた。

 

「あ、私が出るね」

 

 ノックに応対するエーファ。

ドアを開けてみれば、ギルド職員の一人が訪ねて来たのである。

 

「お取込み中申し訳ありません。武器工房から要望で、銃の扱いに詳しい方を急遽寄越して貰いたいとの事です。私に付いて来ていただけませんか?」

 

 ギルド職員の話によれば、銃器の構造に長けた者を武器工房に寄越して貰いたいとの要求だった。

 

「あ…私だ。さっきゴブリンスレイヤーさんと色んな銃を持ち込んだから、きっとそれの事だわ…!」

 

 水の都から街へと辿り着き、エーファは様々の銃を所持していた。その殆どは、ダークゴブリン戦後にて回収した代物が大半だが、彼女にとっては然程必要ではない。

エーファには、ルルアの錬金術で作成された回転弾倉拳銃(リボルバー)が1丁あれば事足りる。

呼び出していたのは武器工房の店主で、ゴブリンスレイヤーが持ち込んだ『獣狩りの散弾銃』について聞きたい事があるとの事。

恐らく保守整備の為に、構造を理解しておきたいのだろう。

 

「みんな、ちょっとゴメンね。わたし行って来るね」

 

「ああ待て、一応僕も付き添いで同行しよう」

 

「オーレル君…、ありがと。貴方が居れば安心ね…!」

 

 エーファ=アルムスターという少女。

彼女は孤児院出身で成人後は、孤児院で子供達の世話をしながらルルアと交流も深めていた幼馴染の間柄。

しかし彼女は、ルルアに対し少々重く歪んだ感情を秘めており、同性愛者なのかと思わせる程に歪な執着を見せる側面があった。

その感情をルルア自身が気付いていない事も問題なのだが、オーレルとの出会いによりつに3人で行動する事が多くなっていた。

オーレルは主にルルアと交流を深めていた積りだが、秘かにエーファからも信頼を得ていたのである。

つまり、オーレルとエーファも互いの距離を縮めていたのである。

オーレルの行動はごく自然のものであったが、無意識下ではエーファに対し何かしらの感情を抱いてもいた。

その証拠に、オーレルの同行を知ったエーファは、安堵の表情を浮かべていたのである。

 

「銃の構造は複雑だから、ちょっと時間掛かるかも。3人共できれば小屋で待っててね」

 

「武器工房だからな。荒くれが多い冒険者が良く屯する場所だ。僕がつくだけでも、護衛にはなる。では後でな」

 

「「いってらっしゃ~い…!」」

 

 職員に付き添われエーファとオーレルは、武器工房へと向かい小屋を出た。

残された3人は彼等を見送り、小屋内で少々の時間を過ごす。

そんな中、ライザは不意に声を上げ思い出したかのように椅子から立ち上がる。

 

「――あ…そうだッ…!…灰君……分かってるよね、はいコレ…軟膏…!」

 

 立ち上がったライザは忽ち不機嫌な表情へと早変わりし、灰の剣士へと向け腰のポーチから軟膏を取り出した。

 

「そう言えばそうだった。んもぅ、剣士さんちょっと力強すぎぃ…!…今なら私たちだけだよ?良いよね?駄目とは言わせないので悪しからず…!」

 

 ライザに続きルルアも椅子から立ち上がり、少々不満げな表情を彼に向ける。

 

「……分かった。今更、言い訳も逃げもせん」

 

 この3名――。先ほど、火継ぎの祭祀場の探索でちょっとしたトラブルを引き起こしていた。

(本編前夜編 第98話参照)

その所為で、僅かながらの軽傷を負っていたライザとルルア。その原因を生んでしまったのが、灰の剣士という構図だ。

彼に他意はなく負傷を癒そうと回復の奇跡を打診していたのだが、どういう訳かこの二人は錬金術で拵えた『軟膏状の治療薬』を推していたのである。

軟膏という性質上、塗(・)る(・)という行為は避けては通れない。

塗るだけならまだしも、二人の塗る部位に問題があるのだ。

とにかく際どい事この上ない部位――。

 

ライザは、乳房の凡そ全体。

ルルアは、臀部の一部。

 

殆どの女性が異性に晒す事を躊躇う部位だ。

つまり、彼女達の胸や尻を直接触れる事は避けられない。

その様な際どい行為を、これから行おうというのだ。

人目になど晒せようもなく、灰の剣士たちは、何とか3人だけになれる機会を窺っていたのである。

そして幸か不幸か、エーファとオーレルは武器工房へと向かってしまった。

この小屋に残っているのは、ライザ、ルルア、灰の剣士だけ。

 

これまでも何とか回避する為の方法を模索していたが、彼女たちは頑なで譲ろうとする気配はなかった。

どうやら腹を括らねばならない様だ。

 

「少し場所を移動しよう、此処からでは見られるかも知れない」

 

 今3人は、卓を挟み椅子に腰掛けた状態だ。だが位置関係上、窓から中を窺えてしまう角度に彼等は居る。

いくら治療のためとはいえ、うら若き少女の際どい身体に直で触れようというのだ。

もし目撃されようものなら、いい訳さえままならない状況に陥ってしまう。

況してやオーレルやエーファに見られてしまえば……想像もしたくない。

 

「…君がそう言うなら…まぁいいけど」

「そんなに見られて困るの?悪い事してる訳じゃないのに…?」

 

 どうやら事の重大さを理解していない疑いのある、ライザとルルア。

若干、納得していない表情でソソクサと小屋の片隅へと移動する。

 

「よし、直になるが床に腰を炉してくれ」

 

 窓からの死角になる小屋の片隅なら目撃される事はない。

椅子も宅もない片隅だが、先ず灰の剣士が床に腰を降ろす。

 

「あ、そうだ。灰君、腕防具なんて付けて塗らないでよね?余計アザになっちゃうから…!」

 

「ん…そうだったな。失礼…」

 

 仮にも乙女の柔肌に直接触れるのだ。

不可抗力とはいえ、彼の指で彼女達の肌には赤い痣が出来上がっていた。

今は止まっていたが、当初は少量ながら血さえ滲んでいた位なのだ。

どうやら思いのほか痛かったらしい。

彼神も責任を感じていたが、やはり可憐な少女の身体に触れるのには未だに抵抗も感じていた。

あの神殿の少女と違い、この二人は成人を過ぎ身体も大人に成長している。どうしても気後れの感が否めない。

だが何時までもこうしている訳にもいかず、灰の剣士は手慣れた動作で腕防具を外す。

 

「うん、オッケイオッケイ…!じゃあ、先ずは痣の具合を確認してみて剣士さん」

 

「――…!」

 

 準備は整い、小瓶に詰まった軟膏に指を付けようとした灰の剣士。

だが、『その前に痣の位置と具合を確かめてほしい』と、彼に尻を向け短いスカートを捲り上げてしまった。

唯さえ短い桜色を基調としたフリル付きのスカートは見事に捲れ上がり、ルルアの細くもスラリとした美脚と、若干小振りながらの臀部が彼の眼前に晒された。

そして当然の如く、純白の上品で可愛らしい下着(ショーツ)が露わとなり、それを目の当たりにした彼は心が跳ね上がった。

 

「……ど…どう?ちゃんと見える…///?」

 

 ライザと違い、ルルアには若干の羞恥心も備わっている様だ。それでも相当の無防備には違いないのだが。

仮に見ず知らずの男から開口一番に『パンツを見せろ!』などと強要されれば、流石に社交的なルルアと言えども警戒し逃げ出すだろう。

彼女とて、その位は弁えている。

だが自然の流れで見(・)え(・)て(・)し(・)ま(・)う(・)場合や、ある程度親しくなった異性には然したる抵抗感は薄れてしまう程に無防備な純真さも併せ持っていた。

 

「…すまぬが、痣など見受けられぬ」

 

「え…、そんな筈ないよ…!あ、そっか、パンツで隠れちゃってるんだね?…こうなったら思い切って…エイッ…ど、どうぞ…///!」

 

 ルルアにとって灰の剣士とは、仲の良い親しき隣人として認知していた。そして彼には何ら悪感情も抱いてはいない。

それでも彼の目の前で尻を突き出し、下着を降ろすというの人生初の行動だ。

我ながら大胆過ぎるとは自覚していたが、羞恥と微熱を感じながらルルアは純(・)白(・)の(・)下(・)着(・)を(・)一(・)気(・)に(・)ず(・)り(・)下(・)げ(・)た(・)のである。

 

「――…///!」

 

 これには灰の剣士も絶句してしまい、直視すら躊躇われる程の光景が視界に広がっていた。

反射的に目を背けたくなるも、同時に凝視していたいという感情までもが湧き上がってしまう。

 

床に腰を降ろし壁面へと背を預けた灰の剣士。

その彼に対し、四つ這いの姿勢で腰を上げ尻を突き出す姿勢のルルア。

加えて彼女はたった今、下着をもまで大腿部にまでずり下ろしてしまう。

そうなれば、小振りながら白くきめ細やかな臀部と中心線を通る尻の割れ目が彼の眼前へと曝け出されるのは当然だ。

そして臀部の中心には、小刻みなシワに囲まれた黒くも小さな肛門。

その臀部よりもやや下には、女性の最も大事な象徴とも言える『女性器』が、彼の視界に晒されたのだ。

二つの小さな肉丘に挟まれる形で一筋の溝が通っている。

 

その凄まじい光景に彼は目を離す事ができず、唯々圧倒され通しであった。

 

「ホラ灰君、痣が見えるでしょ五つ。君の所為だよ。ルルアも痛かったんだから、優しく撫でてあげて」

 

「うん…。あの時はホントに痛かった。もう怒ってないけど、優しく摩って下さい。剣士さん」

 

「あ、ああ、いいんだな、ルルア嬢?」

 

「剣士さん、優しいし。いいよ、全然…私、嫌じゃないから///」

 

 ルルアの尻には彼が付けたと思わしき、指の跡が5個刻まれていた。

若干ながら赤味を帯びつつもやや黒く変色している。やはり当時、かなりの力で掴んでしまったらしい。

それはルルアの態度にも現れており、尻を揺らしながら彼に求める。

もはや誘惑も同然に尻を揺らし、つられて膝を突いていた両脚が徐々に拡がりを見せた。

それにより尻穴である肛門と女性器が、尚の事鮮明に彼の眼前に差し出される姿勢を取ってしまうルルア。

かなり扇情的な光景だ。

しかも若干ながら、ルルアの体臭が彼の鼻腔をくすぐってもいた。臭気の方向からして、彼女の性器または肛門である可能性が高い。

これで理性を保つ方が無理というもの。

またライザに急かされた事も手伝い、彼は徐にルルアの臀部へと手を伸ばした。

 

先ずは触れる程度に、ルルアの尻肉を撫でる様に手を這わせてゆく。

 

「ん…、フゥ…、ん…」

 

 手が触れた瞬間、ルルアからは若干の息が漏れ出ていた。同時に僅かながらも下半身を小刻みにピクンッと揺らしてもいる。

彼は手を何度か往復させ、彼女の尻部を丁寧になぞり、痣に対しては指先で揉む様に若干の力を込めた。

 

「あ…ふぁ…❤あ…ん…ふ…❤」

 

 手が触れる毎に、指が食い込む度に、普段絶対に出す事のない奇妙な呻き声を上げたルルアは、初めて味わう感覚に戸惑いながらも馴染もうとしていた。

彼の手が動けば、ルルアも身体全体で反応し、ピクッ、ピクッ、と尻と頭部を揺らす。

 

「ふ…ん…❤あフ…❤フゥん…❤」

 

 気が付けばルルアは完全に身を任せていた。

まだ然程の付き合いもない灰の剣士に対し、下着さえ下ろし性器をも晒しているという明らかに異常な状況。

端から見れば、完全に言いわけ不可の危険な状況。

だが、彼女は抵抗する意思など微塵も抱かず、必要なのかどうかも疑わしい彼の愛撫(?)に満たされた感覚を抱いていたのである。

 

「ねぇルルア、息荒いけど大丈夫?…それに、生理の穴から変な液出てきたよ?」

 

「え…そうなの?この前に迎えたばっかりだし、血じゃないんでしょ?えと、剣士さん、診て貰えるかなぁ?」

 

「…ハァ…ハァ…触って確かめて…いいのか…?」

 

「うん…❤、あ…ふ…❤これだけ優しく触ってくれるんなら、是非お願いします…。…って、やれば出来るんじゃん、剣士さん…❤。そういう風に普段から優しく触って欲しいなぁ…アンッ❤」

 

 ライザとルルアも『生理』という知識自体は備わっており、それが何を意味するのかも漠然と理解はしていた。

だが男に対し面と口に出すあたり、事の異常さには無頓着の様だ。

彼の軽い愛撫で、ルルアは快感の虜と化している。自分でも変な事を口走っているのは自覚していたが、波寄せる快楽を甘受するに抵抗がないルルア。

灰の剣士に対し、性器を触って調べてほしいと懇願する。

そして彼でさえもルルアの反応と魅惑的な身体に触れていた事で、意識が性欲に傾き半ば朦朧とした状態に見舞われていた。

 

――何か…変な気持ち…お腹の下の方が…ムズムズと熱い…?

 

尻への愛撫を止め、ゆっくりと性器へ手を伸ばす灰の剣士。

それを見ているライザも、先ほどから下腹部に熱の様な感覚に見舞われていたが人生初であり、内股を擦り合わせながら二人の様子を見ていた。

 

彼の指が、ルルアの秘所へと触れる。

 

「――ヤッ…ふぃっ…!?」

 

 若干触れただけだというのに、ルルアは一際大きな仰け反りを見せる。

 

「…続けて…いいか…ハァ…ハァ…///」

 

「あ…❤うん…ハイ…どうぞ…」

 

 生まれて初めての体験なのだ。

年頃に成長した時期に、異性に性器を晒しただけでなく触らせるという異常事態。

普通に教育を受け真面な感覚を持つ女性なら、先ずこのような状況は発生しない。

ライザ程ではないが、ルルアも総じて異性に対し無防備で無警戒な面は有している。

その所為もあるだろうが、実際には灰の剣士に対し好感情を抱いてた事が最大の要因であろう。

普通であれば、繊細で大事な性器を男に触らせたりはしないのだ。(ライザは知らん)←無責任

 

ルルアの承諾を得た彼は、そのまま秘所の割れ目を指で丁寧になぞり始める。

手を僅かに動かし指関節で前後に往復させ、ルルアの性器を少々掻き分けながら割れ目に指を這わせ何度も行き来を繰り返した。

 

「――ッ!?あひゅッ…ハァッ…❤ン❤、ん❤、ン❤、ン❤、んッ❤」

 

 性器の陰核(クリトリス)までは届いていない彼の指。

精々が表層の浅い部分までの愛撫に止めていたが、それでもルルアにとっては未知なる快楽でもあった。

特殊な状況を除き、他人は疎か自分でさえ触れた事もない精細な女性器。今それを灰の剣士という得体も知れない男に委ねているのだ。

だがルルアにとっては、もはやどうでも良かった。

彼の指に身を任せつつも、気付かない内にルルア自身も腰を不規則に動かし、彼の指に合わせようと擦り付けていた。

当然、彼女の秘所からは粘性の液体がジワジワと溢れ出し、彼の指に絡み付く。

そして彼の指が動く度に、ルルアの喘ぎ声と、ヌチュリ、ヌチュリ、と液体の摩擦音がライザの耳にも届いていた。

その淫靡で卑猥な水音にライザ自身も上気し、気が付けば彼の傍へ寄り添い腰を降ろしている。

 

「あ❤、は❤、ふ❤、ひ❤、う❤、ん❤、…ねぇ…剣士さ…アン❤、そろそろ、イン❤ライザにも…あフ❤…シてあげて…きゃふッ❤」

 

 快楽に溺れながらもライザの異変を察知したルルア。

彼の指に御満悦となりつつも、ライザにも今の自分と同じようにしてあげるよう懇願した。

 

「ハァ…ハァ…そうだった…な…。ライザは…胸が酷いのか…?」

 

「ハァ…フゥ…、うん…。何かね、身体全体もチョット暑くて…胸の…オッパイの先っぽも変…診て…灰君…///」

 

 ルルアの嬉声と痴態に当てられたライザも劣情に支配され、彼に背を預ける形で腰を降ろし凭れ掛かっている。

また衣服の上からでも目立つ程に、桜色の乳首はピンと勃起し、ライザは何が原因なのか理解していなかった。

そして彼女の許可も得ずに、彼はライザの衣服を捲り上げてしまう。だがライザ自身は、特に抵抗するでも抗議するでもなく成すがままだ。

捲れ上がった白い衣服の中から、豊かな双丘が姿を見せた。

彼女の胸からむせ返る程の匂いが立ち昇り、玉のような汗が幾つもこびり付いていた。また汗の幾つかは、彼女の胸を伝い腹部まで零れ落ちる。

 

「優しくね、灰君。ルルアみたいに…、幸せな気持ちにしてぇ…///」

 

 彼が行っていたルルアへの愛撫――。最初の方は若干戸惑いがちなルルアだったが、何時しか目と口は半開きになり顔全体は紅潮しつつも苦痛に悶えるような表情ではなかった。

そもそも普段聞く事のない奇妙な声を何度も繰り返していたルルア。

もし苦痛に苛まれるのなら、今でも喘ぐように漏らす奇妙な声を上げたりはしない。

行為の意味を理解していないライザだが、ルルアが望んで受け入れてるのだけは確信が持てていた。

 

露わとなり乳首も主張を続けるライザの双丘に、彼の指がニュッと食い込んだ。

 

「……」

 

 そして包み込むように、撫で回しながら程よい力加減で何度も揉む。

彼の片腕はルルアを担当している為、ライザの胸は片方しか揉まれていないが充分に刺激が伝わっていた。

 

「…ん…ん…ふ…ンン…ハァ…❤」

 

 意外にも微かな吐息混じりの小声で喘ぐライザ。

日常的に見せる快活な彼女とは思えない、意外にも控えめな一面を垣間見た灰の剣士。

早くも、ライザの声には艶が混ざっている。

また抵抗の素振りも見せない事から、更に何度も胸を揉み解した。

 

「フゥ…ん❤…んは…は❤…ん❤…ア…ふ…❤」

 

 揉み解す行為を続け、次第にライザの声が艶の度合いが増し始めていた。

また表情も恍惚に彩られ、口端からは涎が垂れている。

そして彼女の顔は、彼の直ぐ隣で吐息さえ裕に届く程の至近距離。

何とライザ、フードや兜で隠れていない彼の顔に舌を何度も這わせベロンと舐めていたのである。

殆ど無意識下の行動だとは思うが、ライザも完全に空気感に呑まれてしまったという訳だ。

 

「んもぅ、剣士さん…!指が止まってるぅッ…!」

「灰君…てばぁ、乳首も摘まんでぇ…!」

 

「ハァ…ハァ…ん…ああ」

 

――あれ…?軟膏は…いいのか?

 

ライザに愛撫を集中すればルルアの抗議が、ルルアの愛撫に集中すればライザの要求が引っ切り無しに飛んで来る。

灰の剣士も二人の無自覚な色香に意識を持っていかれていた為、劣情赴くがままに二人への愛撫を続けていたが、多少なりとも残っていた理性を働かせ本来の目的を思い出す。

本来は治療のために、二人に軟膏を塗る手筈だった。

だが今成している行為に、何の意義があるのだろう?

彼は疑念に駆られ、つい指や手の動きが疎かになっていた。

そもそも今行っている愛撫――。

実は何の意味も持たない。

単純に、絶世の美少女二人に対し性的な欲求をぶつけているだけなのだ。

だがライザもルルアも、拒む様子は皆無で寧ろ積極的に受け入れつつあるのだ。

度重なる快楽に晒された事で、彼女たちは完全に虜となり正直足りないといった様子である。

 

「続けるが…軟膏を塗る筈では…?」

 

 ルルアの秘所へと再度指を往復させ、ライザの乳首へと摘まみ込み、灰の剣士は軟膏について言及した。

 

「――あッ…❤ヒっ…❤え~?もういいよ、そんなの。ふ…❤ん…❤それよりもさぁ…ア…❤もっと摘まんでぇ…あふっ❤」

「――ヒぅッ…❤指…もうちょっとだけぇ……いんッ❤…深くぅ…ヒャッ❤入れてぇ…擦ってぇ…ンんっ…❤」

 

 だが二人にとって、もはやそんな事は蚊帳の外。

間違いなく痣も残っている筈なのだが、ライザもルルアも彼の愛撫を甘受する方に没頭していた。

もう当初の目的も忘れ、男一人と女二人は『性の享楽』へと身を委ねている。

 

「こんな感じ…私…初めて…あうんッ❤」

「ルルアって、触って貰うの好きなんだ…アひッ❤」

 

「え~…どう…だろう?…んんっ❤何度かぁ…あ❤男の人とぉ…んぅッ❤ぶつかった事ぉ…ん❤あるけどぉ…んぁんッ❤」

 

 相変わらず続く秘所への刺激に、ルルアは悶えつつも何とかライザの質疑に応える。彼の指が更に深く食い込み往復された事で、彼女の秘所からは愛液と指の摩擦で、グジュリ、グジュリ、と更なる淫靡を演出する。

彼に指に対応せんとルルアも負けずに腰を擦り付け、当時の出来事を思い出していた。

 

実はルルア――。

本人の無自覚なまま、しばしば痴漢に遭っていた。

商店でちょっとした買い物をする時も、並ぶ時も、珍しく故郷の街で人が集まった時も、どさくさに紛れて彼女は触られていた。

 

12歳の時、お菓子を買うため人気の店に並んだ時の事である。

珍しく彼女の後ろに小柄な男が並んでいたのだが、当時の彼女は気にする筈もない。

この時、既に彼女は尻と割れ目を弄られ指まで這わされていた。

だがルルアは生来の人懐っこい性格から、精々何か当たったのだろうという認識ぐらいにしか感じておらず、買い物を終えるまで結果的に触られ続けていたのであった。

 

14歳の時、何やら掲示板に人が集まりごった返していた。

あまり人口密度の高くない街(アーキュリス)にしては珍しい出来事だった。

好奇心旺盛なルルアは言うまでもなく飛び付き、後方から人込みを掻き分け前に出ようとした。

だが街の住民なのか旅人なのかはもう判別する術も無いが、膨らみ始めたルルアの胸には見知らぬ男の手が伸びていた。

他方向から感じる人ごみの感触に誤魔化され、ルルアは何度も胸を揉まれていたのである。

だが好奇心の勝っていたルルアは、全く気にする事も自覚する事もなく身体中を触られながらも必死に人込みを掻き分けていた。

 

他にも故郷の街で、彼女は痴漢に遭っていたのである。

だが少々無防備で好奇心や人懐こい性格が表に現れ且つ心優しいルルアという少女。

痴漢という認識は全くなく、人がぶつかった位にしか意識しておらず加えてその出来事さえ明確には覚えていなかった。

これで男性不審に陥っていないのだから、彼女の善性は特筆すべきものだろう。或いは非常に天真爛漫なのか。

 

しかしこの国に来てからというもの、ルルアの周りには頻繁に男達が寄り付き口説きにかかっていた。

中には美男子も混ざっていたが、大半は下卑た笑みや粗暴な態度を執る男ばかり。

同行していた男性陣が皆追い払ってくれたが、ルルアは見知らぬ異性に対して幾許かの警戒心を抱くに至ったのである。

 

しかし今、灰の剣士に大事な部位である女性器を預け実質身体を許したも同然なこの状況。

過去に何度も遭った痴漢からは到底得られない感覚に、彼女は完全に虜となっていた。

更に外観は野党紛いの出で立ちだが、どうにもこの剣士からは忌避感が湧かず好感情さえ抱けているのだ。

本音で言えば、軟膏を塗るという行為さえ邪魔なものと感じている始末である。

当時の過去の記憶など脳内の片隅に追いやり、ルルアは彼の愛撫に更なる快楽を得ようと躍起になっていた。

それもその筈――。

彼女は昇天(イく)する寸前だった。

 

「あ、あ、あ、あ、あ❤…何か…何か…ゾワァって来る…!?なにこれ…?こんな…こんなの…知らない…私知らないぃ…あ、あ、あ、あぁん❤」

 

 下腹部、丁度子宮に当たる部分から何か得体の知れない感覚が全身に向け、爆発的に拡がる感覚を覚えた。

無論、ルルアは初めての体験で怖さ半分、好奇心半分といった感情が混ざり合い、腰の動きを速めてゆく。

四つ這いの体勢のまま腰の動きを速め、彼の指により一層深く擦り付けた。

 

「ルルア…イくんだな…」

「え…イく?イくってなに?これ…?この感じがそうなの…!?あ、あ、あ、ああ、あああ、あ、あ、あ、あ…腰が凄いぃッ…❤」

 

「ど、どうしたのルルア…?あ…アン❤ふあぁ…❤なんかいい…これ…❤もっとクリクリって摘まんでぇ…❤」

 

 昇天間際の感覚に戸惑いがちなルルア――。

対照的にライザは、相変わらず胸の快感に蕩けた表情を浮かべていた。

 

「や…キたぁ…何か迫って来たぁ…❤あ、ハ、アハ、あ、ハ、は…で…出るっ…何かぁ出るぅッ……❤」

 

 大袈裟に腰をガクガクと振るわせたかと思えば、ルルアの秘所…尿道から、大量の小水が一気に噴出した。

ブシャァッという擬音に相応しい量が噴き出し、床と彼の腕を汚してゆく。

またルルアは昇りつめた直後なのか、未だに腰を小刻みにガクガクと震わせ、犬の様な体勢で顔を天井へと向け白目を剥いていた。

だらしなく開いた口からは、幾筋もの涎を垂れ流し、目尻には涙を浮かべ鼻腔からは鼻水まで垂らしている。

 

「う…うわぁ…ルルアの顔…なんて言う…か…何か…分かんない…アン❤」

 

「あ…ハ…は…フ……ハァ…ハァ…ハァ…」

 

 エルメルリア=フリクセル。

今の彼女の姿は、もはや美少女と呼ぶには些かの語弊があるだろう。

四つ這いながらも頭から床へと突っ伏し、相変わらず腰を高く突き出し両脚はだらしなく開いたまま。

そしてまだ昇天の余韻が残っているのか、秘所からは小水と愛液が垂れており両脚を伝いながら床へと滴り落ちた。

彼女は今も荒い呼吸を繰り返し、彼に対しヒクついた女性器と臀部を無防備に晒していた。

あの快活で心優しいルルアとは似ても似つかない、淫靡で下品な姿を小屋の中で披露していたのである。

 

乳首を摘ままれたままのライザは快楽に身を委ねながらも、ルルアのあり様に言葉が浮かばず絶句するのみであった。

 

少々の時間の後、息を整えたルルアは申し訳なさ気に彼に対し謝罪した。

 

「ご、ごめん剣士さん…!あんなに凄かったなんて思わなくて…貴方の手…汚しちゃった…」

 

「気にしてはいない。気持ち良かったのだろう、ルルア嬢?」

 

「気持ち…いい…?最後まで…よく分からなったけど、アレがそうなら、きっと気持ちいいんだよね…。何か…本当に凄かったよ♪」

 

「そんなに凄いんだ?生理の穴いじって貰うのって…」

 

 小水で汚れた彼の腕を見たルルアは慌てて謝罪したが、彼は大して咎めるでもなく逆にルルアを気遣った。

何もかもがルルアにとっては初めての経験で、況してや昇天する程に快楽漬けにされてしまったのだ。

だがこれまで彼女が体験してきた快楽とは別次元な異質さで、彼の指す快楽の真意には未だ理解が及んでいない様だ。

対するライザは、まだ女性器を触って貰った事がない。過去にゴブリンに襲われた経験はあるが、もう事の詳細を鮮明には覚えていない。

ルルアの見せた反応振りにライザも興味を抱き、灰の剣士へと視線を寄せる。

 

「それじゃあ交代だね。今度は私が胸で、ライザが股の方ね♪」

 

「オッケ、オッケ…!ちょっと楽しみ…エヘヘ…♪」

 

「待て、軟膏で治療するのが目的であろう?」

 

 ライザとルルアは姿勢を変え彼へと寄り掛かろうとするも、彼の方が軟膏の件を持ち出し制止させる。

 

「え~!?そんなのいいから、続き、続きぃ…!」

「剣士さん、意地悪しないでぇ…!もっと仲良くしよ…ね…❤」

 

「そう時間はとらせん、直ぐに済む…」

 

「…分かった…塗ったら、絶対に続きよ…!?」

「私…もっとシて欲しいの…!」

 

 だが二人共すっかり今の行為に心を持っていかれ、当初の目的など完全に忘れ去っていた。

だが彼自身は多少なりとも理性を取り戻し、あくまで軟膏での治療を形だけも終えようと強引に持ち掛ける。

その事に、二人も不承ながら受け入れるが表情には不満が詰まっていた。

 

練り状の軟膏を指へと絡ませ、先ずはライザの胸から塗る事にする。

これは治療行為だが、目の前に突き出されたライザの豊かな胸は相変わらず扇情的で、行為の所為もあり汗が大量に滲んでいた。

汗と肌から立ち昇る熱気と匂いに、彼は何とか自我を保ちながら丁寧に塗ってゆく。

 

「…ん…フゥ…ん❤…ハ…あっ❤…ンン…❤」

 

 軟膏を塗っているのだが、彼女の胸を直に摩っている事には何ら変わりない。

彼の手と軟膏の滑(ぬめ)りが合わさり、独特の感触にライザは再び喘ぎ声を漏らす。

痣は片方の胸だけだが、ライザは彼の手をそっと取りもう片方の胸へと誘導し、そちらも塗るよう要求する。

本来塗る必要もない痣とは無関係の、もう片方の胸。

普段の彼なら即座に拒むのだが、この一連の行為による空気感に当てられたのか、彼の意識は再び劣情と性欲に傾いていた。

ライザの誘導に従い、もう片方の胸にも軟膏を全体に丁寧に塗り込んでゆく。

 

「あ…❤ハァ…ハァ…乳首も…ね…❤」

 

 彼の手と軟膏より寄せられる感触に、ライザはまだ足りないといった風だ。

彼の手に再び自分の手を添え、乳首の方へと誘導を始める。

 

「――いッ…❤イヒィッ…❤あ…ん…ん…んくッ…❤」

 

 望み通り乳首を弄られ摘ままれ、ライザは身体を短くも強くピクッと仰け反らせた。

時に指で弾かれ、時に強弱で摘ままれ、その度に彼女は快楽の刺激に翻弄され通しであったのだ。

 

「ハァ…ハァ…、ねぇ、もういいでしょう?ライザばっかりじゃなくて、私にも塗ってぇ…!」

 

 傍で見ていたルルアが、彼に要求する。

とうとう堪え切れなくなったのか、ライザと彼の行為にルルアの気分は昂っていた。

彼の袖を引くも、ルルアの表情は蕩け媚びた目で見つめて来る。

 

「ハァ…ハァ…、分かった…もういいよな、ライザ…?」

 

「……うぅ…分かったぁ…。んじゃ、ルルアにもシてあげて…」

 

 何時までも身を委ねていたいライザだが、若干涙目のルルアを見て渋々受け入れる事にした。

彼から名残惜しそうに身を離し、ルルアと交代する。

先ほどと同じ体勢で、彼に対し腰を浮かし臀部を向ける。彼女の尻部にも痣が浮かんでいたが、突き出された女性器と肛門の方が強烈に彼の視界を支配していた。

加えて、彼女の性器からは相変わらず愛液が垂れ、肛門からは言い様のない体臭が彼の鼻にまで悠然と届いていたのである。

 

――意識が持っていかれそうだ…!

 

余りに卑猥なルルアの性器と尻部――。普段の快活で可憐な彼女からは想像もつかない程の淫靡な光景に、彼は何とか理性を保ちながらも、軟膏を痣周りへと塗ってゆく。

 

「あ…ふぁ…❤あ…ん…ふ…❤」

 

 再び齎された彼の手の感触にヌルッとした軟膏が上乗せされた。

先ほどの愛撫とは若干違うが、やはりルルアも声を漏らし尻を不規則に揺らす。

だが少々物足りないのだろうか?

彼の手を取り腰をズラし、自らの性器へと誘導した。

 

「此処もぉ…お願いしま…キャぁッふ…!?ひ…ン…❤ん、ん、ン、あ、あフ、…❤」

 

 まさか誘導した傍から弄られるとは予想していなかったらしく、指を動かされた感触にルルアは甲高い声を上げながらも再び快感に身を任せる。

 

「ん、ン、ん、ン、あ、は、は、は、あ、あ、ああぁ❤…来たぁ…今度は直ぐキたぁ…!?」

 

 彼は多少強めに指を往復させ、彼女の性器を刺激していた。また包皮に包まれてはいたが、性器の陰核部(クリトリス)を丁寧になぞる事でルルアは早くも絶頂に達しようとしていた。

 

「――あ゛ッ~~……❤」

 

 再び昇天するルルア。

ガクガクと小刻みに震え、今度は愛液が性器からピュッと噴出する。

 

「ハァ…ハァ…ハァ…やっぱり…凄い…これ…❤」

 

 処女にも関わらず男の指で二度も昇天したルルアは、息も絶え絶えに四つ這いの体勢のままで余韻に浸っていた。

 

「よし…これで軟膏の件は終わりだな…。さてと――」

 

 少々の…いや、かなりの淫靡な行為を小屋の中で繰り広げた一人の男と二人の少女。

それでも軟膏を塗り治療という目的を終える事は出来たのだ。

灰の剣士は立ち上がろうと腰を上げた途端、ライザの手が彼の両肩に添えられた。

いや正確には、添(・)え(・)ら(・)れ(・)た(・)というよりも抑(・)え(・)付(・)け(・)ら(・)れ(・)た(・)と言った方が正しい。

 

「こら、何してんの?続きでしょッ!?あたしぃ、まだ触って貰ってないッ…!」

「そうよ剣士さんッ、今度は胸の方っ…ハイッ!」

 

 ライザもルルアも彼を睨み付け、行為の続きを強要したのである。

彼の目の前にライザは腰を突き出し、ルルアは胸を突き出した。

 

「…そろそろ止めにしないか…?それなりの時間も経過している」

 

 エーファとオーレルが小屋を出てから、そこそこの時間が過ぎていた。

ソウルの感覚から二人は未だ武器工房に居る様だが、そろそろ用事を済ませても可笑しくはない。

この辺りで行為を切り上げるには、絶好の頃合いなのだ。

しかし、ライザもルルアも受け入れようとはしなかった。

 

「別に二人が戻ったら戻ったで、混(・)ぜ(・)て(・)上(・)げ(・)れ(・)ば(・)いいだけでしょ!?」

「これ皆でシた方が絶対楽しいって…!」

 

――不味いな、この二人。どう対応したものか…そうか…!

 

今は人目に付かないからこそ、この様な淫靡な行為を気兼ねなく行える状況なのだ。

あのオーレルとエーファは、この二人とは違い常識と鑑識も兼ね備えている。

どの様な経緯があろうとも、見付かるのは何としてでも避けたい。

二人の求めに苦慮していた彼だが、とある対処法を思い付く。

 

「…いいだろう。さぁ二人とも、此方へ…」

 

「ふふん、分かればいいのよ❤」

「そうそう、素直が一番だよ剣士さん❤」

 

 彼は再び壁面へと背を預け腰を降ろした。

その態度に二人も満足そうな笑みを浮かべ、彼に抱きかかえられる形で身を預ける。

ライザもルルアも彼の左右へと腰を降ろし、背面座位の姿勢を取った。

ライザは予め赤いホットパンツを脱ぎ捨て、ルルアも胸元の衣服を開けブラジャーをズラし乳房を露出させた。

先ほどの行為で判明していたのだが、ライザは下着の類を身に付けてはおらずホットパンツを脱げば陰部が直接露わとなった。

またルルアも細身に似合わず豊な乳房を有しており、白い肌とやや薄い桜色の突起が彼の視界に映っている。

彼に身を預けた二人は力を抜き、これからの行為に期待を寄せる。

 

ライザの股座に手を伸ばし、人差し指と中指で性器の溝をゆっくりと前後させる。

意外にも最初から、ニュク、ニュク、とした音を鳴らしスムーズに指を往復できた。

あの一連の行為とルルアの喘ぎぶりに、ライザの性器からは既に愛液を分泌していた。

 

「――アひゅっ!?いッ…!ンッ…ふぅッ…!」

 

 快楽というよりも違和感の方が強いのだろうか。

指が動き、性器を刺激される度に、ライザは身を捩じらせ腰をグネリと不規則に揺らす。

だがその感覚にも徐々に慣れ、彼の指に応える様に次第にリズミカルに腰を前後させた。

 

「ん、ン、んフ…❤フゥん…❤ん…んく❤…は❤…あ、あ、あ、あ…❤アン❤」

 

 ここから先、彼女に押し寄せるのは未知なる快楽のみ。

ジュク、ジュク、と卑猥な水音を立てライザの腰は一層の動きを速める。

最初から昂っていた事もあり、既に彼女は意識を支配されていた。

 

「ハァん…❤アぅん…❤あフン…❤あ…❤あ…ん…❤ンふぅん…❤」

 

 一方ルルアも胸の愛撫に早くも快感を覚え、彼の首筋へと頭を預けていた。

先ほど性器を刺激された時とはまるで違う彩の声を漏らし、緩やかながらも確かな快楽へと没頭している。

また頭部を預けていた事もあり、彼の首筋へと軽く舌でペロンと舐め始めた。

彼女の舌は、彼の汗である塩と独特の苦味が拡がった。だがそれさえも今の彼女には、興奮を高めるスパイスでしかない。

彼もお返しにと、ルルアの乳首に対し指でキュ、キュ、と摘まむ。

 

「――あっ…やんっ!?、んッ、ンン…❤ア…あ❤…あ❤…あフぃッ…❤」

 

 彼女も乳首は敏感な性感帯であり、繰り返される執拗な摘まみに身をビクつかせながらも快感を甘受した。

 

「あれ…?ん…❤灰君…アン…❤君の…ここ…何か硬くて、あ…❤膨らんでる…?あひゅん…❤」

「あ…ホント…ひんっ❤、何で…かな…ンぁ…❤」

 

 彼に愛撫されるがままのライザとルルア。

彼女たちは手持ち無沙汰な両手で彼の身体を弄っていたが、偶然にもライザが彼の股間へと手を添えてしまう。

そして後に続くようにルルアも彼の股間へと手を伸ばし、奇妙な違和感を覚えた。

 

「二人と同じだ…私もそこを摩られるとと興奮を覚えてな…。良かったら、二人で摩ってくれないか…?」

 

「うんいいよ…あフ…❤君も此処がヘンなんだね…ンンっ…❤」

「ちゃんと…ン❤…恩返し…あぁん…❤しなきゃ…あ❤」

 

 二人とも手の位置関係上で、彼の身体の部位は知っていた。

だが、男の陰茎が硬く大きく膨張するなど彼女たちは微塵にも想像だにしておらず、未だに性に関する知識は未熟と言わざるを得ない。

 

――レントやタオのは、こんな事なかったんだけどなぁ…?まさか病気じゃないよね、この子…?

 

――何か剣士さん、反応してるみたいだし。今の私たちと同じ感覚なのかな?だったら…❤

 

多少の違和感を覚えながらも、二人は彼の要求に従いゆっくりとだが股間部を摩り始める。

ボトムスの上からだが、美少女二人に摩られているという認識が、より彼の性感を高めていた。

 

――よしこれでいい…。このままお互いに性感を高め合い絶頂に至れば、二人も納得し私も彼女たちを襲わずに済む。

 

二人の行為継続を受け入れたのも、中途半端に止めるよりも寧ろ絶頂まで導けば落ち着きを取り戻すだろうと、算段しての事だ。

彼自身も、眼前に居る絶世の美少女二人に過剰な性欲を抱いていた。

このまま時間が経てば、恐らく強姦に奔る可能性が極めて高かった。

ならば早急に彼女たちを絶頂させ、行為そのものを終わらせる必要に迫られていた事で、二人の要求を受け入れ行為を続行していたのである。

だが二人が彼の股間へと偶然にも手を這わせてくれた事で、彼自身も精を吐き出す好機(チャンス)が訪れた。

上手く精を吐き出す事ができれば、二人を襲う衝動も収まるのは間違いない。

物事がうまく運び、彼は二人に陰茎を摩るよう求め、彼女達も快く受け入れた。

 

お互いの行為は続き、更に幾許かの時間が経過する。

 

「――あ、アン、アン、アン、ああぁ❤、ア、あ、あ、ん、ん、ん、ン、❤な…なんか…何か…ジワぁって…❤お、お、お…おしっこぉッ…!!?」

「――フィンっ…❤、ひ、ひん❤、ん、ん、ン、ンくゅん…❤アィン、や、やっぱりいィ…股いい、股スキィ❤…胸も股も…イいぃぃぃんッ……!!?」

「――グぅッ…いいぞッ…二人とも…私も…がぁふッ…!?」

 

 愛撫の繰り返しと継続で、お互いの性感は極限にまで高まり、ほぼ同時に3人は絶頂に昇りつめた。

彼の指による刺激でライザは盛大に尿道から小水を吹き出し、それが彼の手に当たる事で飛沫となり広範囲へと散らばった。

当然、彼の手のみならず衣服にまでライザの小水で汚れる事となる。

一方ルルアは胸だけでは足りないのか、自然と彼の大腿部で女性器をを擦り付けており、胸と女性器の両方の快感で絶頂へと達していた。

また絶頂の度に、ルルアの愛液が彼のボトムスに付着し濃い染みを形成する。

そして灰の剣士も美少女二人に陰茎を衣服越しに摩られる事で、精を盛大に噴出していた。

彼も相当興奮していた様で、ボトムス、下着越しとはいえ、股間部からは精が染みていたのである。

 

「ハァ、ハァ、ハァ……。……満足したか…二人とも…?」

 

「…フゥ…ハァ…ハァ…うん…ハァ…まだ…息が…」

「ハァ…フゥ…こんな凄いの…凄い…かった…剣士さん…」

 

 ほぼ同じタイミングで絶頂を迎えた3人は、荒い呼吸を繰り返しながらも脱力し床にだらしなく横たわっていた。

しかし3人共、絶頂に昇りつめた事で落ち着きを取り戻せたようだ。

脱力しながらも徐々に呼吸をゆっくりと整え、各々が徐に立ち上がる。

 

だが、とうとう時(・)が来てしまった。

 

「――いかん、二人が戻って来たッ!」

 

 ソウルの感知で、エーファとオーレルの帰還を告げる灰の剣士。

 

「――ええッ!?どうしよう…!?」

「――お部屋…一杯汚しちゃったぁ…」

 

 当然の事ながら、ライザとルルアも狼狽えオロオロと右往左往するだけだ。

行為の最中は気付いていなかったが、彼女らの小水と体液が床に飛び散っていた。

同時に小水独特の刺激臭が小屋全体へと充満しており、その行為の淫靡さにより一層の拍車をかけている。

 

「二人とも、先ずは服装を正せ…!これでは言い訳も出来ぬ…!」

 

「あ…うん…」

「パンツ…脱いだままだったぁ…」

 

 とにかく二人の乱れに乱れた服装を整える事が先決だ。

ルルアは脱いだショーツを片脚に引っ掛けた状態で、胸元とブラジャーも捲り上げている。

ライザもホットパンツをずり下ろし、シャツを捲り上げたままだ。

これでは3人で何をしたのか、どれだけ弁解しようとも効果はない。

灰の剣士は急いで衣服を整えるよう指示し、二人も慌てて乱れた服装を正す。

 

「いいか二人とも、よく聞いてくれ」

 

 とにかく言い訳できる状況を早急に作り上げねばならない。

話を合わせるよう二人に言い聞かせる灰の剣士。

 

「ふんふん成程」

「よし、それならオッケーだね」

 

「それで行くぞ、二人とも」

 

 何とか帳尻を合わせ、彼は腰の水筒の中身を床へとぶちまけた。

水筒の中身は薄めた果汁水で、ライザとルルアが撒き散らした小水や体液と混ざり合い何とも言いようのない臭気を醸し出す。

 

これで言い訳できるだろう。

 

錬金術の実験が失敗し、盛大に液が床に零れてしまったという言い訳が。

 

「――ただいまぁって、うわ、何これっ…!?」

「――おいッ何だ、早速汚したのかッ…!?」

 

 帰還したエーファとオーレル。

扉を開けた途端二人の視界には、床に零れた大量の液体と清掃に勤しむ3人の姿が映っていた。

 

「やぁ…お帰り、二人とも…」

「ゴメンねぇ…ちょっと弾けちゃってね…アハハ…」

「すまんね…まぁ見ての通り、錬金術が失敗してしまってな」

 

 古びた備え付けの掃除用具で、床に零れた液体を拭き取る3人。

バツが悪そうにオーレルとエーファに言い訳した灰の剣士。

 

「んもぅ、おっちょこちょいなんだから…!」

「言っとくが僕は手伝わないぞ…!」

 

 まだ碌に家具も揃えていないというのに、契約した初日から小屋を汚した灰の剣士たち。

呆れ顔を浮かべるエーファとオーレルは、取り敢えず清掃が終わるまで待つ事にした。

 

ふとライザとルルア二人と目が合った灰の剣士。

 

「「❤」」

「…///」

 

 意味あり気な視線を送る二人に対し、灰の剣士は若干顔を紅潮させながら直ぐに視線を逸らし、早々に清掃を終える事にした。

 

そして時間軸は、本編前夜編・第98話・後半部へと続くのであった。

 

………

 

……

 

…

 

「何だよ、最後までシろよ…!」

 

 ここは魔術師の世界。

四方世界とは別次元に存在する異界で、あの世の一種でありながら生者たちも数多く暮らしている世界である。

そして、とある地域に大きな城館が存在していた。

その一室で、二人の妙齢の女性が魔法陣を展開させ、四方世界の様子を覗き見していたのである。

 

「全く、散々勿体漬けやがって…!女作る割にはヘタレだな、アイツはッ…!」

 

 所々跳ねた金色の短髪を揺らし、理知的な顔立ちと大き目の眼鏡をかけた女性、孤電の術士は地団駄を踏みながら歯軋りしていた。

 

「まぁ、そう言うでない。アレも、妙な誓いを立ててる故に、安易に手出しせんのであろう。若しくは大事に思っているが故なのか」

 

 傍らに佇むもう一人の女性、闇術師のカルラも何とか弁明の言葉を投げ掛ける。

そう――。

孤電の術士とカルラは、四方世界を観測していたのである。しかも灰の剣士たちの行為全てを――。

 

「あの神殿の子相手になら分かるんだけど、あの二人は仮にも成人してるんだ。抱いたって、さして禍根は残らんさ…!」

「妙な誓いに然したる意味などないよ。寧ろ、女達が少々不憫でならんがね」

 

 全ての使命を終えるまで、誰とも深い関係を築く気はない。

灰の剣士は、その様な誓いを立てていたのだが、女二人は少々懐疑的だ。

 

「道理で、あたしにも手を出さなかった訳だしな。こりゃあ、ちょっとばかし難儀だねぇ…」

「まぁ、時が経てば心変わりする可能性もある。今しばらく様子見に徹しようではないか」

「アイアイマム…」

 

 魔法陣から映る四方世界の様子。

灰の剣士たちは街の宿を目指している様だ。楽し気に談笑するライザやルルア達。

その平和な光景に笑みを浮かべながら、孤電の術士とカルラは穏やかな表情で見届けていた。

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

お母さん、こんな経験ってあるのかなぁ?

ステルクさんとは仲いいみたいだけど、そこまでの感じしないしなぁ…。

今思えばあ(・)の(・)日(・)以(・)来(・)、全部が狂っちゃった気がする。

エーファとオーレルとも変わらない筈の関係も、何かズレてしまったように感じる。

楽しい筈なのに、何処かで何を置き忘れちゃった様な空っぽな気持ち――。

忘れよう…今は…。

ライザって新しい友達も出来たし、この不思議な剣士さんとも仲良くなれたし。

この人ちょっと意地悪なとこあるけど、全く嫌な気持ちにならないよね。

なんか変な気持ちで変な事しちゃった…❤またシテほしいなぁ…❤。

ライザも喜んでるみたいだし、これからもこういうのは剣士さんだけに頼んだ方が良いよね。

周りにバレたら剣士さん嫌がるみたいだけど。

 

とある国出身。銀髪の女錬金術士の独白より抜粋。

 

 

何で軟膏塗るのに一々あんなに渋るんだろ、灰君は…?

胸開けるのって何か悪い事なのかなぁ…?

あたし気にした事ないし、触って貰うと凄く気持ちいいし、もっとくっついていたくなっちゃうのよねぇ…。

生理の穴も凄い良かったなぁ…❤

ルルアもあたしも、漏らしちゃった…❤

灰君に嫌われるかなぁって、ちょっとビクビクしたけど全然嫌われなかったし、もっともっと仲良くなれそう❤

う~んでも、クーケン島には住んでくれそうにないし、やっぱトトリさんに相談した方が良いかな?

なぁんかあの人も変に協力的だし、この作戦は上手くいきそう。

ヌヒヒヒヒ……!

 

とある南国出身。なんて事のない茶髪の女錬金術士の独白より抜粋。

 

 

 

 

 

 




かなり無理やりな形で、組み込んでしまったエロイベント。
どちらかと言えば、ラッキースケベに近いイベントでした。
普段真面目な灰の剣士ですが、彼も所詮は男。
場の空気感と雰囲気と流れで、意識が性欲に傾いてしまう事も多々ある訳で、結局は彼自身も楽しんでしまいました。

如何だったでしょうか?
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。  
デハマタ。( ゚∀゚)/

次回は剣の乙女かな、それとも誰にしようかな?
本編の合間にチョコチョコと執筆していきますので、更新速度は遅いです。
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