※この作品はR-18です。

ゴブリンスレイヤー ―灰の剣士―R-18   作:カズヨシ0509

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ドーモです。
続き、後半です。
サブタイトルに(本番アリ)と明記してありますが、お相手はお察しの通りです。
見習い神官ちゃんは、若過ぎるので。

では投稿致しますドゾ。( ゚ ω ゚ )


IF―見習い神官との紡ぎ合い+葡萄尼僧・後(本番アリ)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 完全に心を許した相手に警戒する必要など、何処に存在するというのか。

見習い神官の少女は、何の躊躇いもなく衣服を脱ぎ矮躯な裸体を晒す。

 

「…?二人とも何してるんですか、早く脱がないと――」

 

 此処は湯浴み場に隣接する脱衣場であり、今も衣服を纏ったままの二人を急かす少女。

彼女の他に、後の『灰の剣士』を成る彼と、姉貴分で先輩でもある葡萄肌の少女も同伴していた。

今夜は、この3人で湯浴みをする手筈だ。

予定では、彼と少女の二人だけで湯浴みを行う積りだったが、ひょんな事から葡萄肌の少女も参加を表明したのである。

 

「ちょっと、何ジロジロ見てんのよ!…イヤらしい…!」

 

 既に全裸となっている少女に視線を寄せていた彼。その彼に対し、葡萄肌の少女は非難の声を浴びせる。

 

「では其方を凝視させて貰うか。よもや服を纏ったまま湯浴みするのではあるまいな?」

「…!この変態…!何て汚らわしぃ…!」

 

 だが彼女の嫌悪など軽く受け流し、未だ聖職服を纏う葡萄肌の少女の方へと視線を傾ける彼。

 

「…貴方も早く脱げば!?フンッ…!」

 

 このままでは張った湯が完全に冷めてしまう。いや、既にかなり冷めかかり、量もさほど残ってはいないだろう。

というのも、この3人が最後の番に回されていたからだ。

何時までもこうしてる訳にもいかず、彼を睨み付けながら葡萄肌の少女も衣服に手をかけた。

彼の視線を意識しつつも、聖職服を脱げば質素な下着姿が露わとなる。

周囲とは違い褐色肌を持つ彼女に、彼は今も視線を傾けていた。

 

「……」

 

 どうにも彼の視線が気になり仕方がない。

脱ぐ手を止め再び彼と目が合うも、直ぐに顔を背け下着にも手をかけた。

今更ジタバタしても始まらない。あの少女を守るため、この湯浴みに同席したのだ。裸体を晒すなど当たり前で、流れ如何によっては自分の体を差し出す事さえ覚悟しての事なのだ。

胸を覆うブラジャーと陰部を隠すショーツを剥ぎ取り、葡萄肌の少女も全裸姿となる。

まだ幼い見習い神官とは違い、幾許か年を重ねていた彼女は既に成人間際の身体つきだ。

それなりに育った胸と鼠径部に、肉付きのある脚部に柔肌。

もう成人女性といっても差し支えない身体つきを備え、充分に女の特徴を孕んでいる。

 

「何見てんの、早く脱げば?…もういいわ、こんな男放っておいて私たちだけで入りましょ」

「ヤです!お兄さんが脱ぐまで入りません…!」

 

 未だ脱衣しない彼を無視し、少女の手を引き湯浴み場へ向かおうとする葡萄肌の少女。

しかし見習い神官の方はというと、彼が脱ぐまで入る事を拒む。

 

彼が衣服を脱ぐのに、時間は掛からない。

アッという言う裸体を晒し、何時もの外套を外せば普段隠れている素顔も露わとなる。

 

「エヘヘ…///」

「――ッ///!」

 

 はにかみながら彼を見る見習い神官。

対する葡萄肌の少女は、目を見開き口元を手で覆った。

 

――だ、誰、この…お…王(・)子(・)様(・)は…?え…これが…この男の素顔…なの…?え…何…?小鬼より醜いって聞いてたけど…!?…こんなの、こんなのって…あ…あぁぁぁ……。

 

小(・)鬼(・)以(・)上(・)の(・)醜(・)い(・)容(・)姿(・)、それが彼に関する通説だ。

その例に漏れず、葡萄肌の少女も鵜呑みにし疑う事もなかった。

だが実態はどうだ。

いざ目の前にした彼の素顔に、胸や陰部を隠していた手を自然と下げ思わず見惚れてしまう。

因みに少女の方はというと、照れながらも笑みを浮かべていた。少ないながらも彼の素顔を見ていた所為である。

 

「さぁ、行こうか。湯が冷めてしまう」

 

「ハ~い、ひゃハァん❤」

「ちょ、何処さわ…ふぁぁ…!?」

 

 少女二人の尻部に手を添え、湯浴み場へと引き連れる彼。

既に幾度も愛撫を受けていた少女は甘い声を出し、葡萄肌の少女は困惑の声を漏らす。

 

やはりと言うか案の定、桶に張られた湯は殆ど冷めていた。しかも量自体も半分以下で、これでは満足に身体を洗浄するどころか湯浴み自体を楽しむ事もできない。

しかし、そこは彼が解決策を出す。

別箇所に溜めていた水を追加で足し、十分な量に達した時点で『呪術の火』で過熱。

ごく短時間で、桶の湯は適温と適量に満たされた。

 

「うわぁ、やったぁ♪」

「へ、へぇ~…、す、少しは役に立つじゃない」

 

 殆ど水と変わらなかった湯からは、止めどなく湯気が立ち上っている。

しかも充分に満たされた湯を、自由に使う事ができるのだ。

これには葡萄肌の少女も頬が緩み、少し穏やか表情を浮かべた。

 

「では入ろうか」

「ちょっと何言ってるの!?浸かるための物じゃないのよ!」

 

 湯を張った桶だが、小柄な体格数人なら浸かる事もできる広さと嵩を有していた。

しかも最後の番であるため、自分たち以外誰も居ない状態の湯浴み場。

多少羽目を外したとて、咎める者は誰も居ないのだ。

神殿関係者の立場上、規律を厳守するよう咎めた葡萄肌の少女。

 

「まぁ、硬い事は置いておくといい」

 

「おぅぅ…!?」

「ひゃぁぁ!?」

 

 だが少女二人を軽く抱きかかえた彼は、そのまま桶へと身を躍らせる。

つまり、所狭いながらも3人は桶へと身体を浸からせたのだった。

 

「ふゎぁあぁ…気持ちいい…ですぅ……」

「ま、まぁ…たまには…悪くない…かしら…」

 

 硬い態度を続けていた葡萄肌の少女であったが、湯に浸かった途端、緊張が解れ大人しく身を委ねている。

だが本来は浸かる為の桶ではなく、3人は互いを密着させていた。

 

「あ…ふ…お兄さん…そこ…ぁ…❤」

「ちょっと貴方、何処触って…ひィん…❤ダメ…!」

 

 両脇に少女二人を抱きかかえる態勢だが、彼は透かさず際どい部位へと手を伸ばしていた。

それはつまり、少女二人の秘部である。

ほぼ無抵抗も同然に受け入れる見習い神官に比べ、葡萄肌の少女は両脚をキュッと閉じ必死に侵入を拒んでいる。

 

「ぁ…ぁ…ァァぁ…ハァぅ…❤」

「や、止め…ひ…ヒぅ…!?あぅ…ひィん…❤あ❤」

 

 尚も抵抗を続ける葡萄肌の少女だが、拒む前に彼の指は披裂を弄っており無駄骨も同然。

披裂の小陰唇付近を何度もなぞられ、彼女は喘ぎ声を抑えつつ彼の手首を掴み引き上げようと藻掻く。

 

「なんだ、この滑った感触は?態度の割には早(・)い(・)ではないか?」

「――くッ…貴方が弄るからでしょ…!?」

 

 頑なな態度とは裏腹に、葡萄肌の少女の披裂には滑りを帯びた液体が分泌されていた。

湯とは明らかに違う感触を指先で捕らえていた彼は、小声で彼女の耳元へと囁き指摘する。

だが彼女は認めようせず、顔を背けそっぽを向いてしまう。

 

「ふぁぁ…ァァぁ…ぁ…❤出(・)ち(・)ゃ(・)っ(・)た(・)ぁ(・)…ぁぁフゥ…❤」

 

 反対側の少女の方はというと、彼の指による愛撫で小水を湯の中に垂れ流してしまう。

脱力しながら後ろめたいものを感じていたが、彼も葡萄肌の少女にも咎められる事はなかった。

 

「お兄さん…エヘヘ…ごめんなさい…♪」

 

 彼と目が合うも笑みを浮かべており、少女も安心し切り悪戯っぽく笑ってごまかした。

 

「あ…❤やぁ…❤この…もぅ…調子に乗って…貴方…好い加減にしないと…あむぅッ…!?」

 

 一方、葡萄肌の少女に対する愛撫は今も続いており、膣口の浅い部分まで指の侵入を許していた。

単純に指の往復を繰り返すだけの行為だが、彼女は更なる快感に見舞われていた。

また彼の行為は留まるどころか、更なる侵入の気配が感じ取れる。

彼女は何とか自制心を働かせ、強めの言葉で彼を拒もうとした。

だが最後まで言い切る前に、彼女の口が何かで塞がれてしまったのである。

 

「あ…ふむ…ぐもぅ…む…!?(え、なに…何…されてるの、私…?)」

「ぁ…お兄さんと先輩…口づけしてる…?」

 

 一瞬何が起きているのか理解していない葡萄肌の少女。

見習い神官の言葉で漸く、自分に置かれている状況を把握した。

抵抗する彼女の口を自分の口で塞いでいた彼。つまり端から見れば、抱き合いながら深い口付けを交わしていたのである。

 

「ん…ンぐぅ…んむぅ…むぅ…ふぅ…!?」

 

 最初は軽い唇同士を触れ合わせるフレンチ・キス…などと言う生易しいものではなかった。

強引な口付けだけでなく彼の舌で口内を掻きまわされ、葡萄肌の少女は声にならない声で抵抗を示すしかなかった。

だが口は塞がれ舌で中を掻きまわされ鼻での呼吸しか許されず、空いた手で彼の胸をパンパンと叩くしか手立てが無い。

その度に、桶の湯がチャプチャプと音を立て跳ねた。

しかし彼は遠慮なく舌を暴れさせ、彼女の口内を凌辱してゆく。

 

「ンン…ンンむむ…むぐぅぅ…ぷふぅアァッ…!?ハァハァハァ…」

 

 漸くの事で口付けから解放され、彼女は盛大に息を吐き出し呼吸を乱れさせる。

そして彼を睨み付けようとしたが、その前に彼の方が顔を寄せ小声で囁いた。

 

「かなり自分で弄っていた様だな。そもそも濡れ方も順応も早過ぎる」

「――っ!…ほっといてよ…!」

 

 先ほどから彼女の披裂は粘液塗れで、今も彼の指に絡み付いている。

余程の敏感体質でもない限り、数秒の愛撫で愛液を分泌させる事は難しい。

性的知識を備え且つ性体験を得ている者なら、脳内保管で行為を予測し身体が準備を始めてくれる。

見習い神官とて知識は疎か碌な性体験など無きに等しく、彼の愛撫でも愛液を分泌させるまで数分以上は要した位だ。

対する葡萄肌の少女はと言えば、彼の指が到達した時点で湯とは違う何かが絡み付いていたのである。

下手をすれば愛撫する前から、秘所を濡らしていた可能性さえあった。

これ即ち彼女は、知識に基づき性を意識していた証左に他ならない。

また完全に顔を紅潮させそっぽを向く感じ、自慰経験もあると判断してい良いだろう。

 

「だとしてもねぇ、こんな事をする場所じゃないのよ、湯浴み場は…はぅむッ…!?」

 

 自慰経験を指摘され羞恥を高める葡萄肌の少女だが、負けじと反論すべく再び彼に向き合う。

だが最後まで言い切る事なく、またもや口付けで言葉を遮られた。

 

「ふぉんむ、フゥぅング…ぐんぅん…むふぅぐぅ…ぷはぁッ…フゥ、ハァ…あやぁあぁ…またぁ…❤」

 

 口付けにより再び口内は蹂躙されるが、今度は披裂の愛撫まで加えられた。

 

「くぅぅ…ハァ…ハァ…❤、この…貴方…調子に乗り過ぎ…ハァ、ハァ、ハァ///」

「ぅぅ…口付けって好きな人とするんでしょ?先輩って、お兄さんのこと好きだったんだ…あたしが先に仲良くなったのに…」

 

「ち、違うわよ…この人が勝手に…、って言うか…。そう…これは…練習…練習よ。口付けの内には入らないの、ハァハァハァ…」

「じゃあ、あたしのは本物の口付けって事で…。お兄さん…ン~❤」

 

 二度に渡る激しい口付けに、見習い神官の方が機嫌を損ねてしまった。

性知識皆無な彼女だが、口付けの意味ぐらいは理解していた様だ。

大事な妹分に不機嫌な表情で睨み付けられるなど、葡萄肌の少女にとっては初めての出来事だ。

彼女は透かさず『練習』と、根拠のない言い訳で誤魔化し取り繕う。

それ聞いた少女の方は『自分には本物を』と、彼に対し顔を寄せ口を尖らせ窄めた。

 

「ん…ふ…ん…ふぅ…❤」

 

 今度は少女と甘い口付けを交わし、何度も互いの唇を触れ合わせた。

 

「……!(ちょっと何よ、その態度の違いは…!何で私には乱暴で、その子にはそんなに優しいのよ!?)」(# ゚Д゚)

 

 葡萄肌の少女にした乱暴な口付けとは違い、見習い神官には軽く唇を触れ合わせるだけの行為を何度も繰り返していた。

明らかに違い過ぎる温度差に、葡萄肌の少女は嫉妬の感情を滾らせ二人を睨み付ける。

 

「エヘヘ、しちゃったぁ…♪お兄さん、大好きぃ…❤」

 

 宛ら初々しい恋人のような甘い口付けを何度も交わし、満足したのか少女は再び彼へと背を預ける。

 

「……」

「……」

 

 そして葡萄肌の少女へと向いてみれば、不機嫌な感情を隠そうともせず彼を睨んでいる。

 

「や、ちょ――」

 

 また何を思ったのか、彼は手の位置を変え強引に彼女を抱き寄せた。

それにより互いの顔が更に近付き、唇が触れ合わん距離まで迫る。

予想だにしない展開に彼女は、顔を紅潮させ困惑するばかり。

しかし口付けを交わす事なく、彼は小声で彼女へと囁いた。

 

「お前が何をしに参加したぐらいは分かっている。務めは果たして貰うからな、覚悟しておけ」

「――!」

 

 既に勘付かれていた様だ。

後輩で妹分でもある見習い神官の貞操を守るために、彼女は自らの躰を差し出してでも不本意な混浴に参加したのである。

 

「あの子はまだ幼いの、お願い、許してあげて」

「安心せよ。今後も愛ではするが、成人を迎えるまで一線を越える気はない」

 

「本当ね…?」

「ああ。しかし、お前には相(・)手(・)を(・)し(・)て(・)貰(・)う(・)ぞ(・)」

 

 未だ成人年齢を迎えていない見習い神官の少女。

彼とて少女と一線を越える気は毛頭ない。何れ行為には及ぶだろうが、それは少女が真に成人を迎え一人前に到達してからだ。

それに今の少女の体格では、快感どころか怪我を負わせてしまう。それは彼とて本意ではなかった。

 

しかし葡萄肌の少女には、相(・)手(・)を(・)し(・)て(・)も(・)ら(・)う(・)。

仮に彼女が成人を迎えていようがいまいが、温情をかける気はない。

そういう目的で近付いて来たのなら、容赦なく相手をしてもらうだけだ。

 

「なら良いわよ、これで心置きなく…はぅむ…!?(ちょっと、またぁ…?)」

 

 どうやら目的は果たせそうだ。

妹分の貞操が守られるのなら、これ以上言う事はない。

代わりに自分の操を捧げる事になるが、それは覚悟の上でだ。

少し安堵する葡萄肌の少女だが、またもや強引な口付けが彼女を襲う。

 

「あ…うむ…❤ん…ん…ンン…❤チュる…ヌチュ…❤(何これ?さっきまでと全然違う…メチャクチャ気持ちいい…❤)」

 

 先程まで乱雑に口内を掻き乱し暴れ回っていた彼の舌だが、今の口付けは真逆とも言える程に穏やかなものだった。

優しく舌を絡ませ唇を吸われ、口内に彼の唾液が流し込まれる。

加えて彼の指が、股間の陰核に触れ何度もつつかれながら撫でられた。

ある程度性感を開発していた彼女にとって、彼の愛撫も口付けも官能極まり快感に見舞われるには十分すぎる。

今度は抵抗も忘れ、自ら体重を預けしな垂れかかる。

 

「ん、ン、ん…❤チュウ、ンチュ、ムチュン、プは…❤あ❤ア❤ア❤ああ❤…ハァん❤あぁん❤ハァぅん…❤い、いく…イクぅ…❤あぁぁぁ…❤」

 

 穏やかながらも濃厚な口付けに加え性感帯への絶妙な愛撫に、彼女は完全に虜となり絶頂の兆しを予感する。

だが自慰とは比較にならない快感の波に、これまでにない喘ぎ声を漏らし身を任せていた。

 

「――ヤッ…あぁぁハァぁ~……❤❤」

 

 10分と経たない内に彼女は絶頂を迎え、披裂から大量の体液を湯の中で噴出させた。

その体液を彼の指先でも感じていたが、それが小水なのか愛液の類なのかは判別しようもない。

だが昇天した事で性感は更に高まり、膣口も滑りに滑っている。

彼女が処女かどうかは分かりかねたが、これほど解れていれば挿入も円滑に進むだろう。

 

「ハァハァハァ…❤ぁぁ…ぅぅぅ…ハァ…❤」

「気持ち良かったろ?」

「…ハイ…❤ん…むチュ❤」

 

 今までない昇天を体験した葡萄肌の少女は、彼に身を預けながら乱れた呼吸を繰り返している。

再び彼と目が合い、快感に悶えていた事実を認め軽い口付けを無抵抗で受け入れた。

 

「ぁ…は…ぅ…❤指…気持ち…いいよぉ…ァァ…❤」

 

 一方、身習い神官はいうと、今も彼の指に披裂を擦り付け自ら腰を前後に動かしていた。

幼いながら彼女も彼女なりに、性感が開発されつつあるという事だ。

 

「さて、そろそろ身体を清めようか?」

 

 かなりの間、湯に浸かっていたような気がする。

桶から出た3人は、そのまま腰を下ろし洗浄の準備を始める。

 

「…分かっているな?」

「え、ええ、分かってるけど、どういうふうにするのよ?(この子の目の前でスルの?)」

 

 今は身体を清める段階だが、彼は葡萄肌の少女に性交を求めた。

その役割を果たすため、こうして湯浴みに参加したのだ。彼女とて異論はなかったが、よもや見習い神官の見ている前で致すというのか。

妹分の性教育にはなるだろうが、少し時期尚早といえるではないか?

下手をすればトラウマを植え付けかねない。

そこで彼は、二人に提案した。

 

見習い神官は彼の背中を担当し、葡萄肌の少女は正面を担当し洗浄する。

つまり葡萄肌の少女を対面する姿勢で抱きかかえ、洗う振りをさせながら性交に及ぶという案だ。

また見習い神官に怪しまれないように『なるべく時間をかけて背を流すように』と指示を出す。

 

「ゆっくりでいいぞ」

「は~い♪」

 

「お前はそのまま、腰を降ろせ…ゆっくりとな」

「わ、分かったわよ…うぅ…」

 

「…初めてなのか?」

「うん…。痛いの…恐いわ…」

 

「そっと、そっとでいい…、ゆっくりと少しずつ体重を預けろ…」

「はい…、や、優しく…優しく…して…お願い…」

 

 指示通りに動く少女たち。

布拭きに石鹸水を塗(まぶ)した見習い神官は、そのまま彼の背に回りゆっくりと擦り始める。

それに対し葡萄肌の少女、彼に抱き着きながら恐る恐る腰を下ろし、互いの性器に位置を合わせようとした。

 

「あ…これ…これって…?」

「そうだ…そのまま…そのまま…」

 

「は…ぅ…ぐぅ…」

「よし、いいぞ…少しづつだ」

 

「ぅ…ふぅ…ぎっ!?い、いぃぎッ…!?」

「まだだ、そのまま少しずつ降ろせ…、何時まで経っても終わらんぞ」

 

「うぅ…うぅぐぅぅ…アァァぐぃぃッ…ぅぅぅ…!」

 

 彼の指示通り腰を降ろせば、やがて陰茎の亀頭部と秘所の披裂が接触を果たす。

その違和感に戸惑う彼女だが、まだ始まってさえいないのだ。

彼女もある程度の知識を備えており、記憶通りに膣口へと亀頭部を添え少しずつ体重を預けてゆく。

徐々に埋まり行く奇妙な違和感と異物感を感じながらも、恐る恐る彼の指示に従った。

そして遂に純潔と亀頭部が接触を果たし、体重を預けるごとに処女膜は徐々に破れ行く。

当然、彼女は膣口を中心に痛覚を覚え反射的に腰を引き抜こうとした。

彼女の反応は当然なのだが、此処で行為を中断しては何も終わらない。

引き抜こうとした彼女の腰を掴み、そのまま行為を続行させる彼。

彼女は痛みに見舞われながら腰を下ろし続け、漸くの事で根元まで陰茎を飲み込んだ。

 

「ぐぅぅ…ハァぁ…ぅぅぅ…」

「暫くそのままでいろ。慣れるまでな」

「ぅぅ…はいぃ…」

 

「さっきから先輩、何してるんです。ちゃんと洗ってあげないと、お兄さんに怒られっ放しじゃないですか」

「ハァ、ハァ…、う、煩いわね…。こういう洗い方もあるのよ…フゥフゥ…。何事も挑戦よ…ハァハァ…」

 

「ふぅ~ん、変わった洗い方ですね。あたしもやってみよっと♪」

 

 流石に見習い神官も不振に思ったのか、葡萄肌の少女へと声を投げ掛けた。

どう見ても彼女が単に身体を擦り付けている様にしか見えず、とても彼を洗っているようには思えなかったのだ。

だが彼女は痛みを堪えながら気丈に振る舞い、呼吸を乱しながら場を凌ぐ。

それを受けた見習い神官も首を傾げつつ、全身を石鹸塗れにし彼の背へと抱き着いた。

 

「アハハ、これ面白い♪ヌルヌル~ヌルヌル~♪」

 

 自分の体で彼の背に擦り付け、互いの体を洗い合う。

少女は、この行為に笑みを浮かべながら楽しんだ。

この間であれば辺に怪しまれる事もないだろう。

 

「少しは痛みに慣れたか?」

「ぁ…うん…いけ…そう…かな…?」

 

「よし、ゆっくりでいいから、少しずつ動かすんだ。慣れてくれば、痛みも無くなる」

「はい…、それじゃあ…ちょっとずつ…ちょっとずつ…、ぁぁぁ…ぐぅぅぅ…」

 

 暫しの間ジッとしていた葡萄肌の少女。

多少の慣れも出たのか、呼吸にも落ち着きが見られる。

だが動けば擦れ合うのは当然で、その度に摩擦による痛みが彼女を襲った。

彼女自身も苦痛に顔を歪め、キュッと目を閉じ只管耐えながら腰を上下に動かし続ける。

この段階では快楽など感じていないだろう。

反対に彼の方は、言いようのない淫肉の膣圧に十分な快感を得ていた。

処女特有の締め付けと絡み付く様な媚肉の抱擁に、気を抜けば直ぐにでも射精しそうになる。

だがまだだ。

性を吐き出すのは、彼女も痛みに慣れ快感を充分に味わってから。

辛辣な態度の彼女だが、身を削る覚悟を決めてまで操を捧げてくれたのだ。

せめて性交の喜びだけでも味わってもらおうではないか。

彼は昇り詰める射精感を堪え、彼女の背に手を回し抱き寄せる。ついでに空いた手を背に回し、見習い神官の尻部も撫で回した。

 

「あ…ハァ…はアぁ…ぁぁあ…ふぅ…、ぁぁん…あぅぅぁん…はぅぁ…ぁぁん、ああ…❤フゥぅん…あぁん…❤アン…ぅあぁん…❤」

 

 痛みを感じている間は、腰の動きも拙いものだった。だが繰り返す内に痛みに慣れも生じたのか、次第に腰の動きにリズムめいた間隔が生じていた。

また彼女の苦悶に見た声にも変化が見られ、徐々に艶が見え隠れする。

それを象徴するように腰の動きもスムーズと化し、上限運動の旅にブチュ、ブチュ、と湿った肉の音が奥から生じていた。

 

「だいぶ慣れてきたようだな、そろそろ此方も――」

「ぁあっ…!?ふぁあん、ぁぁあん、あぁん、ハァん❤ぁあ❤ァア❤ァあぁ❤あぁあ…❤」

 

 今の彼女は殆ど痛みを感じていない様だ。

腰の動きは激しさを増し、明らかに表情にも変化が生じていた。

口からは涎を垂らし蕩けた表情を浮かべ、熱い吐息を彼に直接吹きかけている。

対する彼も腰を突き上げ、彼女の膣肉との摩擦を更に引き上げた。

間違いなく快感にも増大が見られ、互いの性器が擦れ合う度に淫猥な水音がグチュン、グチュンと淫臭と共に立ち登る。

 

「よし、いいぞ。そのまま続けろ。私もそろそろ――」

「はい、任せて下さいお兄さん♪スベスベで綺麗になりますよ、もう直ぐ♪」

「はぅん❤あぅん❤ファン❤あぉん❤あぅん❤ァアン❤あァァん❤ファあん❤あぉぅん…❤…く、来るぅ、アレ、アレが来るよぉッ…もうすぐ来るぅ…!!」

 

 彼の指示に、見習い神官と葡萄肌の少女は懸命に応えた。

石鹸塗れの平坦な胸を彼の背に擦り付ける見習い神官。同時に尻部に添えられた彼の手の感触も楽しんでいる。

そして腰の上限運動を加速させ、彼との性交を最高潮に盛り上げる葡萄肌の少女。既に絶頂が近い事が、彼女の口振りから察する事ができた。

 

「ぁあぁ❤はぁは❤あぁはぁ❤ああ❤あぁはあ❤…い…イク…イクぅ…❤」

「こっちもだ、出すぞ、しっかり受け取れぇ…!」

「――アァァがぁぁッ……❤❤❤」

「終わりましたよぉ♪って言うか先輩、なんか変な声ばっかり出してる?」

 

 葡萄肌の少女が昇天すると同時に、彼も精を吐き出し子宮へと叩き付けた。

それと同時に、見習い神官も洗浄に一区切りをつけ行為を終える。

 

……

 

水蒸気の渦巻く熱帯の戦場は、取り敢えずの平穏を迎えたのだ。

暴走する2機のMTには、思いのほか手こずらされた。

背後の機体は、まぁいい。アレは御しやすく、ジャミングをかける事で脅威とはならない。

しかし正対する色黒の機体は、少々じゃじゃ馬と言わざるを得ない。

 

   ―― 私の愛馬は凶暴です ――

 

誰かの言葉だっただろうか。

確かに扱いづらく、激しいばかりの攻撃性を有していた。

だが、まだまだ動き自体は単調そのもので明らかに経験が足りていない。

これでは新兵と変らない水準だが、制御AIに不備が見られたのだろうか。

だが既に勝敗は決している。

戦闘自体は小規模なものだが、熱帯立ち込めるこの戦場の後始末は必要だ。

2体のMTを引き摺り、灰色のACは戦後処理へと再動を始める。

 

……

 

洗浄を済ませた3人は、再び湯の張った桶へと身を浸からせている。

 

「先輩、張り切り過ぎですよ。あたしでも平気だっていうのに」

「…色々あるのよ、色々…」

 

 見習い神官の視点では、葡萄肌の少女の上下運動が洗浄作業に見えていたのだろう。

だがしかし、息も絶え絶えに疲れる程だろうか。

幾つか質問を投げ掛けるも、結局は逸(はぐ)らかされ躱されてしまった。

 

「上がった後、先に部屋に戻っているといい。私は最後の後始末をせねばならんのでな」

 

「は~い」

「んじゃ、後お願いね」

 

 一通り湯に浸かり、彼との洗浄を楽しんだ見習い神官。

そして先ほどの性交の疲れを癒した葡萄肌の少女は、桶から出て湯浴み場を後にした。

一人残された彼は、そのまま湯浴み場の清掃は始め後始末を済ませてゆく。

 

その後の部屋での出来事である。

 

「え~、お兄さんは、あたしの部屋で寝るって黄(・)金(・)律(・)で決まってるんです!」

「分かってるわよ。ちょっとこの人と、難しい話をするだけよ(黄金律って何?)」

 

 何故か部屋割りで揉めていた見習い神官と葡萄肌の少女。

彼は、見習い神官の部屋で寝台を共にする。

そう決め込んでいた彼女だったが、葡萄肌の少女が彼を自室に連れこもうとしていたのである。

その所為で、二人は少々口論に発展していた。

 

「なにも一晩中って訳じゃないんだし、少し時間が掛かるだけよ」

「じゃあ、あたしも同席させて下さい」

 

「駄目。貴女にはまだ早い、難しい話なの。大人しく部屋で待ってなさい…!」

「え~~!?」

 

 中々折れてくれない見習い神官。

仕方なく彼が説得し、彼女も漸く納得してくれた。

 

「絶対に帰って来てくださいよ、お兄さん」

「さ、行くわよ」

 

 不承不承といった見習い神官を余所に、そそくさと自室へと連れ込む葡萄肌の少女。

部屋の鍵を厳重にかけ、そのまま彼女は寝台へと仰向けに身を躍らせた。

 

「早く来てよ。まだ出し足りないんでしょ?」

 

 湯浴み場で交わった葡萄肌の少女と彼。

彼女の膣内へと精を吐き出した彼だが、たったの一回で完全には満足していなかった。

それを秘かに彼女へと告げ、こうして私室にて行為を続ける事にしたのである。

ここらで完全に満足して貰えば、その分あの見習い神官へ手出しする危険性も低下するというものだ。

彼自身、あの少女が成人を迎えるまで一線を越える気は無いと宣言していたが、何処まで信じてよいものやら。

もう彼とは一度、関係を結んだのだ。

立て続けに2回目の行為に及ぶ事に、然したる抵抗感は湧かなかった。

 

「では今一度、相手をしてもらうぞ」

「早く済ませてよね」

 

 仰向けの彼女へと覆い被さり、ゆっくりと寝間着を解けば色気の備わる裸身が露わとなる。

 

「……」

 

 彼女は無言で彼を見つめ、顔を紅潮させながらも視線を逸らす事はなかった。

また先ほどとは打って変わり、何処となく穏やかな表情で微かな笑みを浮かべ彼を見つめている。

そのままゆっくりと彼の顔が迫って来た。

 

「ぁ…ん…」

 

 彼女は目を閉じ、これから来るであろう行為に期待感を抱く。

しかし、その感触は意外な箇所から寄せられた。

 

「――ひゃう、…え、ちょ…何処吸って…やぁッ…あ❤」

 

 てっきり口付けだとばかり思い込んでいた彼女だが、それなりに育った乳房に彼は吸い付いていた。

 

「あ、や…ハァん…❤もぅ、そんなに吸っても出ないってばぁ…やぁ、あぁ❤アン❤アン❤アン❤あぅん❤」

 

 彼は尚も夢中で乳首を吸い続け、時には舌で先端部を転がし弾く。また別の手で空いた方の乳首を摘まみ指で弾き刺激を与え続けた。

湯浴みでは味わえない感覚に、彼女は直ぐ喘ぎ声を上げ快感に身悶えた。

 

「あ…待って、少し痛くなってきた…ング…」

「ここまでにしておくか」

 

 暫くの間、胸と乳首を攻めていたが、彼女の方から痛覚を告げた。

流石に少し加減を間違えたかもしれない。次からは、もう少し配分を考えて攻める事にしよう。

脳内で反省した彼は、彼女の秘所へと手を伸ばす。

彼女の下着を手際よく脱がし、披裂へと指を伸ばせば既に滑った液で溢れていた。

 

「なんだ、もう準備万端ではないか」

「ふん、貴方の精子じゃないの?」

 

 確かに彼女の膣奥へと精液を流し込んだことは間違いない。

彼の精液も混じっているだろうが、彼女の愛液も大量に分泌されている様だ。

 

「あまり大きな声を出さないようにな」

「じゃあ塞いでよ。貴方の口で…あ~ン❤」

 

「いいとも」

「ん、チュ…❤」

 

 これ以上の愛撫も必要ないか。もう少し彼女と楽しみたかったが、あまり時間をかけては見習い神官がヘソを曲げてしまう。

だがこの部屋で大声で喘ぎ通せば、間違いなく近くの部屋にも聞こえるのは必至。

そこで口付けを交わし彼女の喘ぎ声を抑え込む事にし、彼女も口を開け舌を出し彼を迎え入れた。

そして彼を抱きかかえるように両腕と両足を絡み付かせ、程無くして下腹部から例の感触に再び見舞われる。

 

「ン❤ン❤ふぐぅ❤むぐぅ❤うんぐぅ❤うぐんぅ❤ぐぅ❤ぐぅぅぅ…❤」

 

 口内と膣内を同時に攻められ、くぐもった声ながら快楽に喘ぐ葡萄肌の少女。

声量自体は抑えられており、隣部屋に漏れる事もない。

だが肉と水のぶつかり合う音が、バチュン、バチュンと部屋中に鳴り響き心なしか大きな気もする。

多少の慣れの所為もあるのだろうか。

互いの性感は直ぐに高まり、彼は射精感を、彼女は絶頂の前触れを感じ取っていた。

 

「――ん❤ンン…!?ふぉぐぅゥゥッ……❤❤❤」

「――ぐッ…ふ…ぅ…がぁふッ…!」

 

 濃厚な口付け態勢のまま互いは絶頂を迎え、彼女の膣口へと精液を吐き出した彼。

 

「「ハァハァハァハァ…」」

 

 ごく短時間だが、深く濃密な行為で絶頂を迎えた二人。

 

「気持ち良かっただろう?」

「ハァハァ…ハイ…とても❤か、勘違いしないでよ、あの子を守る為なんだからね。部屋に戻ってもいいけど、ヤっちゃ駄目よ?」

 

 そろそろ少女の部屋に戻った方が良いだろう。

この女と一晩中楽しみたい気持ちも山々だが、あの少女を放置しておく訳にもいくまい。

葡萄肌の少女の乱れた衣服を整えた彼は、もう一度彼女と深い口付けを交わす。

やはり拒む事なく、彼の口付けを受け入れ再び強く抱き締めた。

数分の口付けで別れを惜しんだ後、今度こそ彼は少女の自室へと戻る。

 

「…たまには私の部屋に泊まりに来なさいよ…そうすれば何度だって――」

 

 彼の去った扉を見つめながら、彼女は小声で呟き毛布を被り目を閉じた。

 

「あ、お帰りなさぁいお兄さん」

「ただいま」

 

「ちょっと長くありません?」

「そうだったか?」

 

 見習い神官は、まだ起きていた。

寝台に潜り込む事もなく、椅子に腰掛け彼を待っていてくれていた。

葡萄肌の少女との難(・)し(・)い(・)お(・)話(・)合(・)い(・)も精々30分強ほどだが、この少女にとっては長く感じていたのかもしれない。

 

「ではお詫びに、気持ち良い事をしながら一緒に寝ようか?」

「はいぃ、喜んで…!…でも一体、どんな事をするんです?」

 

 待たせたお詫びにと少女を寝台へと寝かせ、彼も隣へと身を横たえる。

そして事もあろうか、彼女のスカートへと手を伸ばし捲り上げ下着までずり下ろしてしまった。

 

「…?…えと、さっきの湯浴みで、ちゃんと洗いましたよ?」

「分かっているとも。もう一度念入りに見て上げよう」

 

「そうですか?じゃあ、お願いしようかな」

「あと口を抑えててくれないか、大声を出さないように」

 

「は、はい。こう…かな?」

「いい子だ、では始めるぞ」

 

 部屋の灯りをできるだけ暗くし、少女に対し手で口を抑えるよう指示を出す彼。

当然、疑いもせず彼の言う通りに口を抑える少女。

そして彼は少女の脚を開かせ、無防備に晒された秘所へと顔を近付けた。

 

「――!?!?!?!?」

 

………

 

……

 

…

 

翌朝、神殿を去る彼を見送る二人の少女。

言うまでもなく、見習い神官と葡萄肌の少女の二人である。

だが葡萄肌の少女が見送りに加わるのは、これが初ではなかろうか。

 

「ではまたな」

 

「はい、行ってらっしゃいませ、お兄さん❤」

「早く行きなさいよ。私たちは忙しいのよ」

 

「また来てくださいね、絶対…一週間以内にですよ?」

「いいとも。近い内に必ずな」

 

「フン…で?本当に何時来れるのよ?」

「よし決めた。三日以内に…だ」

 

「言ったわね。その言葉、覚えておくわよ…。…気を付けて…///」

「ああ、ではな」

 

 二人に別れ挨拶を済ませ、今度こそ彼は神殿を去り行く。

 

「あ~あ、次は三日後かぁ…」

「三日何てあっという間でしょ、直ぐに来るわよ」

 

「そうですね。それにしても昨日のは気持ち良かったですよね」

「え、ええ、そうね。だ、誰にも言うんじゃないよ?」

 

「そうですか?お昼の触りっこに、湯浴みの洗いっこ、そして寝る前にす(・)っ(・)ご(・)い(・)のして貰いました♪」

「そうね…ん、ちょっと待って?お昼と湯浴みは…まだいいとして、寝る前ってナニカされたの?」

 

「そうですよ。お股ちゃんと洗えたかって、沢山ペロペロ丁寧にしてくれたんですよ♪最初はビックリしたけど、お股は綺麗になるし頭の中ブワァッて真っ白になるし…気が付いたら朝になってました♪エヘヘ」

「ま、待って、待ちなさい。つまりお股に何か入れられたの?」

 

「ん?入れられたって?触って貰う事とか昨夜はペロペロでしたし、お股に何か入るんですか?」

「そこに入るのはね、彼のオチンチ…ゲフンゲフン…。何も入れられてなければいいわよ。(あんの男めぇッ…私にはシテくれなかった癖にぃ(# ゚Д゚))」

 

「また一杯ペロペロして欲しいなぁ、そうだ。神官長様にも報告してみよっと♪」

「こ、こらダメっ!そ(・)れ(・)だ(・)け(・)は(・)絶(・)対(・)に(・)ダ(・)メ(・)ぇ(・)ッ!!」

 

「え~、どうしてですか!?」

「どうしてもダメなの!分かったぁ!?」

 

「どうしよっかなぁ~?」

「あ、こら、待ちなさぁいッ!!」

 

 二人もその場から立ち去り、神殿は何時も通りの日常を送る事となる。

 

……

 

   ―― あれから10年の月日が流れた ――

 

「お前様、やっと私のお腹に愛の結晶が宿ったわ…!」

「いいなぁ、先輩。私も欲しい…」

 

「何言ってるの、今度は貴女の番でしょ。今夜から一杯愛して貰いなさいな」

「フフフ、勿論ですよ。今夜は、今以上に激しくしてくださいね、お兄さん❤」

 

「こらこら、何時までもお兄さんじゃないでしょ?」

「フフフ、そうでした。今宵を楽しみにしております、貴方❤」

 

 女神官と葡萄尼僧の二人を妻に迎えていた灰の剣士。

どちらかが第一婦人?…などと言う無粋な序列など、彼は付けてはいない。

彼にとっては、二人とも大事な妻であり人生の伴侶に違いないのだ。

だが先に子を宿したのは、葡萄尼僧の女性であった。

しかし子を持つとなれば、そろそろ冒険者生活も見直さねばならないだろう。

 

――周囲に相談してみるか?

 

これまでの長い年月を積み重ね、多くの交流を持つ事ができた。

彼等は自分に無い要素を数多く所持している。

そんな彼らに相談を持ち掛けてみるのも一つの方法だろう。

彼――灰の剣士は、葡萄尼僧の下腹部に手を添え、いと小さき新たな芽吹きに確かなソウルを感じ取っていた。

 

   ―― これは別の世界線であり得たかもしれない、もしもの物語りである ――

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 




女神官と葡萄尼僧の二人を妻に迎え、家庭を築いた灰の剣士。
アッサリめな結末ですが、それに至る経緯などはご想像にお任せします。
性格改編の割に、意外と小ハーレム?

如何だったでしょうか?
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。  
デハマタ。( ゚∀゚)/
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