※この作品はR-18です。

魔法使いとブロンド美少女   作:萩月輝夜

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感想が嬉しい…!
わーいまだ日間ランキングに居座ってるぞ~!!
本当に有り難うございます。

コメント&高評価&お気に入り登録有り難うございます!

今回は水着回…タイトルに:付いてないけどギりR-17.9ぐらい…。

それでは最新話をどうぞ!


海の美少女達(オーシャンイズアクトレス)

「ねぇ、マスター?これは一体どう言うことなのかな?」

 

「一体何のことだ…っていでででっ!!」

 

更識姉妹が蜂也の恋人の枠に収まりその事をシャルロットとセシリアに口頭で伝えると諸手を振って受け入れられた。

そしてその日の夜。

またしても蒼窮の世界へと(いざな)われた。

 

ベットの上で蜂也は寝かされ右隣にはメリュジーヌが耳元で拗ねた声を出しながら…蜂也の露出し怒張した陰茎を綺麗な手で少し乱暴にしごいていた。

 

「言ったよね…僕の許し無しに恋人作ったら心臓麻痺させるって。」

 

「俺から恋人になってくれって言ったわけ…つぁっ…!!」

 

メリュジーヌの陰茎をしごく手のスピードが早まり射幸心を煽る。

そして耳元で蜂也の耳を舐めながら囁いた。

 

「ふぉふはひゅったよ?ひょれひゃひょに…ひゅがいをちゅきゅひゃうにゃんね…(僕は言ったよ?それなのに…つがいを作っちゃうなんてさ…)」

 

耳が生暖かい舌使いが蜂也の耳を凌辱する。

 

「あっ!ちょ、メリュ子耳舐めはやめてぇ…!」

 

「れぇー♥…あむ…んむ、あむあむあむあむ…んむ、んむ、んむ。んちゅ♥ぐぽ♥ぐぽ♥ぐぽっ♥んーぅ、れろれろれろ♥…ひゅひゅ、まひゅたーはみみ、ちゅぷ、れるれるれる…れるれるれる…んむよひゃいんだ♥、んも…れるれるれる…れるれるれる…ちゅぱぁ…ぷはっ。」

 

舐め終わり離れ、る事無く近くで囁くと蜂也は背筋がゾクリとした感覚に襲われる。

 

「簪はコアネットワークを通じて自分のISを大切にしてる良い子だから認めてあげよう…あの刀奈とか言う子は君が好きそうなタイプだよね…声的に。はぁ…僕のマスターが本当に浮気性なんだから…。」

 

「刀奈みたいな女の子は苛めたい…てかなんでそれ知ってる?」

 

「メタいよマスター?」

 

申し訳なさをメリュジーヌに示すと少し不機嫌なままだったが許してくれた。

 

「…いいよ。マスターの浮気性を多少は容認してあげるのも僕の役目さ?でも…。」

 

相棒は生まれたままの姿になり蜂也に覆い被さる。

 

「君を一番に愛しているのは僕ってことを忘れないでね?」

 

「恋人作って毎回メリュ子にこうされるなら作るのもあり…かな?」

 

冗談でその事告げるとジト目で見られた。

 

「ふ~ん…そう言うこと言っちゃうんだ…調子の良いことを言うマスターは…こうしちゃう!」

 

ーこうなったらたっぷりメリュ子を気持ち良くさせて満足させてやるっ!ー

 

次の瞬間にはメリュ子とベットの上で大運動会(意味深)が行われて陰茎が乾く暇が無かったと言うがその出来事は知覚されずに蜂也とメリュ子だけが知っていた。

 

◆ ◆ ◆

 

日付が経過し臨海学校初日の週がやって来た。

学園から出発した対弾爆使用の特別バスに揺られること一時間。

トンネルを抜けた先には陽光に揺らめく水面に、心地よさを感じるような潮風が凪いでいた。

その光景を見た蜂也達のクラスの生徒の一人がテンションをあげて盛り上がると先ほどまで揺られ寝ていた者やお喋りを楽しんでいた者、トランプをしていた者達が連鎖するようにバス内がさらに盛り上がっていった。

その光景の中で蜂也は隣にいる生徒に話しかけた。

蜂也達は後ろの座席に陣取っていてその席はコの字になっておりそこ蜂也と一夏の所謂”イツメン”が雑談を繰り広げていた。

 

「おー晴れてる。今日は絶好の海水浴日和だなシャル。」

 

「うん。晴れて良かったね蜂也」

 

「折角水着を買ったのに見れないなんて勿体無いからな。」

 

「うん蜂也には見せてないとっておきを用意してるから期待しててね?」

 

「当然。」

 

そう蜂也に告げるシャルロット。

それに呼応するように後ろの座席にいるセシリアも蜂也に告げた。

 

「本国から取り寄せたわたくしの水着姿…堪能してくださいね蜂也さん♪」

 

「ああ。砂浜で見たときにあまりの美しさに言葉を失わないように頑張るよ。」

 

「まぁ!蜂也さんったら…///」

 

顔を紅くして恥ずかしがっているセシリアを見て可愛いな…といった感想を思い浮かべている。

残念ながら簪は別のクラスのため同じバスではないのだが思っていることは同じだろうと蜂也とシャルロットとセシリアは思った。

臨海学校の場所に着くのを今か今かと待ちわびている二人はどんなことをしようかと彼女同士で相談しているところに丁度蜂也の隣に座っていたクロエが声を掛けた。

声を掛けた、といってもそれはISの個人間秘匿通信(プライベートチャンネル)でだ。

 

『蜂也さま。シャルロット様達とのお話し中に申し訳ありません。』

 

『クロエか?どうしたんだこんな距離でISの個人間秘匿通信(プライベートチャンネル)を使うなんて』

 

『些細な問題…いやかなり大きな火種になりそうな問題でしたので知っていただくのはその…蜂也さまに知っていただこうと思いまして。』

 

『ん?一体なんのこと?』

 

『蜂也さまは覚えていらっしゃいますでしょうか?私どもが入学してきて屋上で話したことを。』

 

『屋上で?…あ。』

 

蜂也はクロエに言われて少し思い出すために1ヶ月前の会話を思い出す。

瞬時にそのときクロエが言ったことと蜂也の殆ど役に立っていない原作の知識が脳裏に思い浮かんだ。

 

篠ノ之束博士が自分に興味がある。

いずれ会いに行く。

臨海学校…。

 

これらの事が蜂也の脳内でジグソーパズルのように組み上がりひとつの答えが導き出された。

 

『思い出していただけましたか。』

 

『ああ…本当に束博士この臨海学校の場所に来るのか?』

 

『はい、この間の連絡をした際に妙に嬉しそうにしていましたし…あとこう仰ってました。「ハチくんに会いに行きたいのと箒ちゃんに渡したいものがあるからそっちに行くね!あ、臨海学校あったんだよね!じゃあその日に!!」と…。』

 

『自由だな博士…。(そうかすっかり忘れてた…臨海学校…原作だと《紅椿》が登場してその後《銀の福音戦》が待ってるんだったな…)』

 

そんなことを蜂也が考えるが疑問に思う点と懸念する点があった。

 

(しかし…此方の箒が博士に「紅椿」が欲しい、何て言うだろうか?確かに一夏の周りには専用機持ちが多いけど箒自体そこまで望んでISを欲しているのを感じたこともないし…第一、原作になかったラウラの事件の時にゴーレムの改良型…恐らく第三世代以上の能力を持った機体を自分の力で、それこそ”第二世代打鉄”で大した苦戦もなく撃破しているから実力は相当なものな筈…。だからこそ箒に”紅椿”?

…分からない。本当にただの誕生日プレゼントなのか?…だとしたら《銀の福音戦》は起こらない…クロエやマドカを保護した束博士が妹の新機体お披露目のために軍用ISを暴走させるか…?

ないだろうな…あったとしてもラウラの事例があるから裏でスコール達が暗躍しているのか…?)

 

蜂也の脳内には取り敢えず”問題が起こる”ということだけは分かった。

 

(まぁ、仮に《銀の福音戦》で強化された状態、状況だったとしても…。)

 

蜂也は夏服のショルダーホルスターに手を掛ける。

 

相棒(メリュジーヌ)と俺自身の力で守ってやるさ。)

 

向かってくる悪意を脅威を全て打ち砕いていく。そう決めたのだった。

 

 

「では皆さん~そろそろ目的地に到着しますので席に着いてくださいね~。」

 

「「「「「は~い!」」」」」

 

真耶の言葉に皆が従い其々の席に着く。

新任だというのに中々に堂に入っておりバス内の生徒が従っていた。

真耶はIS学園でも生徒にとって優しく可愛い憧れであり親しみやすい先生だからだろう。

 

暫くすると目的地である旅館へ到着し、四台のバスから一学年全員が出てきて整列した。

総勢200名、中々の壮観で素早く整列し旅館の女将らしき人物へ場所を使わせていただく敬意を表す。

既に現場には千冬が到着しており一学年の各クラスの担任達と少しの打ち合わせをしたのちに真耶が号令を掛ける。

 

「それでは今日からの3日間お世話になります花月壮さんとその女将さんと従業員さん達です。皆さん?関係各位にご迷惑をおかけしないように施設の利用をしてくださいね。」

 

「「「「よろしくおねがいしま~す!!!!」」」」

 

真耶の言葉の後全員が元気に挨拶をする。

それを見た旅館の女将は丁寧に学生相手だが普通のお客様に接するように丁寧なお辞儀をする。

プロフェッショナルなその姿勢に蜂也は感心していた。

隣にいる一夏を肘で突いてアイコンタクトをすると分かっていたのか頷いた。

 

「はい、こちらこそ、今年の一年生は特に元気があってよろしいですね。皆様ようこそ”花月壮”へわたくしが当旅館の女将であります《清洲景子》と申します。当旅館をご利用いただき誠に感謝申し上げます。」

 

三十代後半ぐらいの美女が着物を纏っている。

その実年齢よりも若々しいのは常に仕事柄笑みを称えているからだろうか。

頭を上げると蜂也と一夏に目が合い真耶へ問いかける。

 

「あら…こちらが噂の?」

 

「はい。こちらが当校に今年度入学してきた男子生徒二名になります。今年度は男子生徒がいるため浴槽の使用時間割りが難しくなってしまいまして…。」

 

「いえいえそんな…それに良い男の子じゃありませんか。年相応以上にしっかりされている印象を与えていますよ?」

 

「そう言っていただけると…名護くん、織斑くん?女将さんにご挨拶をお願いします。」

 

真耶に催促されて前列にいた蜂也と一夏は一歩前へ出る。

 

「IS学園1-1所属、名護蜂也です。これからの3日間お世話になります。よろしくお願い致します。」

 

「同じくIS学園1-1所属 織斑一夏です。ご迷惑をお掛けするかもしませんが3日間お世話になります。」

 

男子共に最敬礼の45度の角度で女将に向かって挨拶をすると優しいシャルロット達とは違う先ほどの社会人としての対応の笑みではなく大人な優しい笑みで見ていたのだった。

挨拶が終わり女将より施設の案内がされた。

水着に着替える場合は別館にロッカールームがあるとのことなのでそちらに向かってくれとのことだった。

男子も女子更衣室の隣に設置されているとのことだった。

真耶の号令が掛かる。

 

「それでは皆さん一日目は自由時間となります。海に出る生徒は荷物をおいて先程の案内された更衣室で着替えてから海へ向かってくださいね。昼食は各自で取るようにしてくださいね海には海の家がありますのでそちらで取っていただいても大丈夫ですがビーチは一般のお客さんも利用しているので迷惑を掛けないように!」

 

「「「「は~い!!」」」」

 

女子一同は返事をすると駆け足で旅館へと入っていった。取り敢えずは各自割り振られた部屋に荷物をおいてそこから行動…ということになる。

 

「俺たちも荷物を置きに行くか。」

 

「そうだな。」

 

蜂也と一夏も割り振られた部屋へ行くために移動しようとするが声を掛けられた。

 

「ね、ね、ね~。はっち、おりむー。」

 

「「ん?」」

 

この異様に間延びした声掛けと蕩けそうな甘い声は本音だった。

異様に遅い速度でこちらに向かってくる姿は某RPGのキャラクターを連想させる。

 

((○ンペリ…か?))

 

そんなことを想像していると二人の前に到着した本音が口を開く。

 

「はっちとおりむーの部屋ってどこ~?部屋割りがしおりに書いてなかったから~。遊びに行くからおしえて~?」

 

それを聞いていた周りの女子達…特に蜂也と一夏の関係者が聞き耳を立てているのが一目で分かり苦笑いを浮かべる。

 

「いや、何処に泊まるのか俺たちもまだ聞かされてないんだ。」

 

「廊下にでも寝るんじゃないか?」

 

冗談で告げた一夏の台詞に本音が乗っかる。

 

「わぁ~それいいね。わたしもそうしようかなぁ~「床がつめた~い」って」

 

夏だと丁度良いかもしれないが流石にそれはないだろうとやんわりと一夏は否定した。

蜂也達は事前に真耶から女子生徒と流石に寝泊まりさせるわけにはいかない、ということで部屋が別々に用意されるということを聞かされていたが何処に用意しているとは聞かされてはいなかった。

 

(まぁ…俺とシャルは同じ部屋でも良かったんだが…流石に旅館ではおっぱじめない…よな?…いや、シャルとセシリア、簪の艶やかな浴衣姿を見たら獣になっちまうから仕方ない…というよりも簪とこないだはキスしただけで終わったから少し消化不良感が半端ない…でも学校行事中にシちゃうのもな…。自重しよう。)

 

脳内で簪が乱れる姿を想像したがその妄想を振りきり話しかけて来た本音に意識を集中させた。

 

「名護くん織斑くんの部屋はこっちですよ~」

 

真耶が蜂也達を呼んで泊まる部屋へと誘導してくれるらしいので本音とシャルロット、箒達と分かれ付いていく。

 

「こちらです。」

 

「ここって…」

 

「(まぁ…そうなるよな?)」

 

そこにはドアに文字が印刷された紙が張られておりに黒字で『教員用:山田真耶様・織斑千冬様』と書かれていた。

 

困惑する二人の背後から声を掛けられるとそこには千冬が立っていた。

 

「最初は個室ということだったんだが、深夜にお前達の寝室に忍び込もうとする女子生徒達が必ずいる筈だからな…学校としても不純異性交遊認めるわけにはいかないし、さらに旅館の方々に迷惑を掛けるわけにはいかないからな…我慢しろ。」

 

「いや、それは良いですけど…山田教諭や織斑教諭は大丈夫なんですか?いくら俺たちが子供だからといっても年頃の男子生徒を成人女性の寝室に入れるのは…。」

 

蜂也が尤もらしい疑問を投げ掛けると真耶と千冬が笑った。

 

「気にしてくれるのは有り難いが生徒がそんなことを気にしなくて良い。お前達生徒がしっかりと行事に取り組めるようにするのが私たちの仕事だからな。」

 

「そうですよお二人とも。それに私たちは貴方達の人となりを知ってますから。安心です。」

 

笑みを浮かべる千冬と真耶に申し訳なさと感謝を覚えて改めて蜂也と一夏は頭を下げた。

その後荷物を下ろすために室内に入り中を見渡す。

 

「おお。」

 

「流石に広いな。」

 

清潔感の行き届いた室内にトイレ、バスユニットは個別となっており、洗面所も個室である。

その後に浴場の利用時間やら海で羽目を外しすぎないようにと指導をもらい室内にとどまる理由もないため蜂也はトートバックに一夏は軽めのリュックサックを取りだし道具一覧を詰め込み更衣室へと向かうのだった。

 

 

「なぁ、蜂也…。」

 

「………。」

 

更衣室がある別館へ向かう最中の廊下に庭園がありその白い地面に”ウサミミ”が刺さっていた。

近くに看板もあり『引っ張ってください』と書いてある。

 

「なぁ。これって…」

 

「知らん。俺に聞かないでくれ…(こっちの世界でも博士は珍妙な事をしているのか…?てか原作でも思ったけど何故に地面にウサミミ?)」

 

一夏も察したのだろう。

こんなことをするのはISの産みの親にして大天災(天才)、箒の姉にして科学者。

篠ノ之束その人だと、幼少期から知り合いの一夏は察するのが早かった。

 

「えーと…抜いてみるか?」

 

「…そうだな。」

 

男二人でその付近にいってしゃがみこみ力一杯引っこ抜く。

 

「「うぉぉぉぉっ!?」」

 

がそれは予想よりも浅い深度に埋まっていたらしくそんなに力は要らないようで力が余った男二人は盛大に後ろにスッ転んだ。

 

「いてて…」

 

「…っぅう。」

 

「何をしているんだ?」

 

「どうしたの?」

 

「あ、箒…いやこのウサミミをな…あ」

 

「簪か…いや実はウサミミが…あ」

 

声のする方向に頭を向けると箒と簪が倒れ込む一夏と蜂也を見ていた。

しかし、体勢は倒れ仰向きのままであるので一夏は箒の、蜂也は簪のスカートの中身が見えてしまっていた。

ローアングルからスカートの中、という非日常的な光景に目を離せず一夏は気になっている女の子の箒の、蜂也は彼女である簪の其々のパンツをまじまじと見てしまっていた。

 

「!?い、一夏っ!」

 

「!?は、蜂也くんっ!」

 

蜂也達の視線に気がついた簪達はばばっとスカートを抑えて後退する。

 

「み、見たか…!?」

 

「み、見ちゃった…?」

 

顔を紅くして確認をしてくる二人には男二人は素直に答えてしまった。

 

「えーと…レースの付いた白…」

 

「…白のフリルの付いた可愛いデザインだったな。」

 

「し、しっかりと見ているじゃないか変態!」

 

「うぅ…蜂也くんにパンツ見られちゃった…恥ずかしい…!」

 

「いや、見えちまったんだから仕方ないだろ!?」

 

「すまん簪(結構可愛いのはいてるんだな簪…剥く時が楽しみだ。)…可愛いの履いてるんだな。」

 

「うぅ…蜂也くんのエッチ…///」

 

「一夏に下着を見られた…///」

 

そんなやり取りをしていると背後に衝撃と爆音が鳴り響く。

すぐさま後ろを振り返るとそこには…

 

「「「ニンジン…?」」」

 

四人の声がシンクロし突如として飛来したデフォルトしたニンジン型のロケットエンジンが旅館の庭園に似つかわしく突き刺さっていた。

 

「ま、まさか…!」

 

箒が何かを察するとその想像していた人物がニンジンロケットの上部が開いて煙の中から現れた。

 

「あっはっは!引っ掛ってくれたねいっくん!そして箒ちゃんは8年と4ヶ月22日3時間15分21秒振りだねっ!」

 

世間を賑わして世界が彼女の居場所を血眼になって探している当の本人…篠ノ之束博士その人であった。

格好は青を基調としたドレス…”不思議の国のアリス”が来ているようなデザインだが胸元は箒と同じかそれ以上の豊満なバストがこぼれ落ちそうなほどであり大きく開いている。

スカートの下に着用しているタイツは柄が入っておりトランプの各マークが意匠されている。

その脚線美、もとい束の見た目は男であるならば視線を吸い込まれてしまうほど健康で魅力的であるが劣情を抱かずには入られない体つきだった。

驚きあんぐりしている一夏と頭痛を覚える箒、驚いて声も出ない簪に束博士をじっくりと見ている蜂也の姿があった。

一夏と蜂也が引き抜いたメカニカルなウサミミを優しく奪い返すと頭に装着していた。

 

束が口を開く。

 

「いやいやいっくん見ない間に随分とかっこ良くなっちゃってー!これなら箒ちゃんも惚れちゃいそうだぜー!あ、箒ちゃんも随分と大人っぽくなっちゃって…お姉ちゃんは嬉しいよ。これならお嫁さんにいくのも時間の問題かな…ねぇいっくん?」

 

「え、ちょ、束さん!」

 

「ね、姉さん!いきなり出てきてな、何を言い出すんだ!」

 

慌てふためく二人を見て親戚のお姉さんと実姉のような表情を浮かべる束博士。

今度は蜂也と簪側に顔を向けた。

蜂也は辛辣なことを言われるのかと思ったが逆だった。”好感度が高すぎる”のだ。

 

「あ、君が更識簪ちゃんだね!君が作った専用機、コアも”大切にされて嬉しい”って喜んでたよ~!もちろん君のお姉さんの機体も大切にされてるみたいでISの産みの親としては嬉しい限りかな?これからもISを大切にしてほしいかな?お姉さんとの約束だゾ~?」

 

「あ、は、はいっ!」

 

突然手を握られて褒められた簪はまさかISの産みの親にそんなことを言われると思っていなかったので声を裏返りながらその握手に答えた。

握手が終わり蜂也の方に向き直る束。

 

「君が名護蜂也くんだねっ!クーちゃんとマーちゃんから話には聞いていたけど…なるほどなるほど~?ふむふむ~?…ほへぇ…。」

 

そう言って恐らく束特性の発明品を片手に持ち何やらスキャンしている束。

何やら「ふむふむ」と言って一人で納得しているようで蜂也達には何がなんだがさっぱりだった。

するとおもむろに蜂也が足に付けているホルスターに入れられているISの待機形態に気がついたのか話しかける。

 

「ねぇ、ハチくん?君のISを見せてくれないかな?」

 

「良いですよ。」

 

「「!?」」

 

真面目な表情になりISを見せてくれとお願いしてきた束に本来であれば躊躇いを見せる筈なのだがクロエとマドカとの交流を経て「敵ではないんだろうな」と判断しホルスターから待機状態を取りだし束が受け取った。

その後にてに持っていた聴診器のような機械が変形し装着されてなにかを読み込んでいた。

データの吸い上げではなく恐らくISの人格であるメリュジーヌと会話をしているのだろうが、そこで束の動きが泊まった。

 

「そっかぁ…やっぱり…君だったんだ…」

 

「博士…?」

 

声を掛けるとこちらを振り向き

 

ここにいる全員が予想だにしない行動に出た。

 

「ハチくん…やっと逢えた!」

 

まるで恋い焦がれる少女のような表情で無垢な童女のように無邪気な声で蜂也の胸に飛び込んで甘え出す。

 

「は?」

 

その直後蜂也は束に抱擁されていたのだ。

思わず間の抜けた声を出してしまう蜂也、そしてその突然の光景に一夏、箒、簪が唖然としていた。

 

簪がとっさにそのフリーズから回復して普段のおどおどした様子から考えられないほどの勇猛果敢に猛獣いや、地球外生命体()を引き剥がそうとしていた。

 

「ちょ、ちょっと篠ノ之博士…はな、れてください!」

 

「ハチくぅん~♥」

 

「わ、わたしは幻を見ているんだろうか…。」

 

「た、束さんが蜂也に抱き着いて…る?」

 

その光景に其々が行動、反応を見せるが一番驚いていたのは蜂也だった。

 

「あの…博士。」

 

「束、名前で呼んで?ハチくん。」

 

「た、束博士…。」

 

名前で呼ぶが博士を付ける。

しかしその呼び方が気に入らなかったのか圧を強めて膨れっ面で蜂也に命令した。

 

「た・ば・ね。」

 

「束…。」

 

「は~い♥なぁ~に?ハチくん。」

 

名前を呼ぶと満足したのかいつものような目尻の下がった柔らかい表情で蜂也に甘える。

体に抱き着く束の胸が辺りその形を崩している。

蜂也は質問した。

 

「あの、どうして俺に抱き着いているんですかね…?」

 

「え?だって君はこの束さんと同じくISの声が聞こえるみたいだし?それが嬉しいのさ!まぁ君の”メリュジーヌ”が他の娘の声を聞こえないようにしていたみたいだね。」

 

「!?(え、メリュ子そんなことしてたのか…?…)」

 

「あとね!それと…あ。」

 

ピリリッと電子アラーム音が鳴り響いた。

束は名残惜しそうに蜂也から離れる。

 

「あぁ~もう時間か…そろそろ”紅椿”の調整に向かわなきゃ。」

 

(紅椿…やはり完成していたのか…。)

 

その呟きに反応した蜂也を一瞥し嬉しそうな表情を浮かべニンジン型のロケットに乗り込む。

 

「それじゃあね!ハチくんまた明日。それに箒ちゃんにいっくん、かんちゃんもまたね!」

 

ISの技術を流用しているのかふわりと浮かび上がり空の向こうへと飛び立ってしまった。

 

「ね、姉さんが男に興味を示した…だと?」

 

「あ、あの束さんが蜂也を…?」

 

「蜂也…この事は…黙っておくね。ちょっとシャルロットやセシリアにばれるとその…。」

 

「すまん、簪。(簪が俺の彼女で本当に良かったよ…。)」

 

それよりも簪は蜂也が束に抱き着かれていたのが気になって仕方がなかったようだったが蜂也「分からん」と肩を竦め途方にくれると「そうだよね…」と納得し他二人には黙ってくれる簪が天使に見えた。

 

◆ ◆ ◆

 

更衣室の手前で分かれ着替えをして外へ出るとソコは海へ通じていて青い海と大空に白い砂浜が広がっていた。

蜂也と一夏は海の家でパラソルとブルーシートを借りてきて設営していた。

 

「織斑、そっちもってくれ。」

 

「あいよ~それにしてもいい天気だなぁ…」

 

「ああ。いい天気だ…それにな織斑。」

 

「ん?」

 

「美少女の水着姿が合法的に見ることが出来るってことだ。」

 

「…なるほど!」

 

蜂也は恋人、一夏は多くの美少女に好意を寄せられているが彼らも男だった。

IS学園は多種多様な人種の美少女が数多くあり山あり谷あり…肌の色もエトセトラ…まさに海の美少女達(オーシャン・イズ・アクトレス)だった。

 

「蜂也っ♪」「蜂也さん♪」「蜂也くん…///」「はーちやくんっ♪」

 

「い、一夏…///」「いーちかっ♪」「一夏様。」「…///」「待たせたな兄さん。」

 

しかし、そんな美少女達の水着ファッションショーを見ながら休憩のための場所を設営し作業が完了したため一夏と共に売店で買った麦茶を煽っていると後ろからか声が掛けられたので振り返る。

 

「おお…。」

 

「…!…///」

 

そこには”色鮮やかな世界”が広がっていた。

”眩しい”この一言に尽きると男子二人はそう思った。

それにしても本当に、目のやり場に困ってしまうのが実情だった。

波打ち際の砂浜で見えるティーンエイジャーの水着姿。

 

「どうかな蜂也?」

 

シャルロットの水着はビキニはセパレートとワンピースのような水着で、上下に分かれているがそれを背中でクロスして繋げる、という構造になっており色も夏を意識してなのか鮮やかなイエローで正面のデザインはバランス良く膨らんだ彼女の胸の谷間を強調するようなデザインとなって非常に良く似合っていた。

既に互いの裸を見ているというのに欲情に駆られそうになるほど水着姿は眩しく岩影に連れ込み交わりたい程だ。

 

「どうでしょう蜂也さん…私の水着姿は?」

 

続いて目を引くのがこちらは鮮やかなブルーのビキニを着用しているセシリア。腰に巻かれたパレオと手に持った日除け用の白傘を差して手に持っていることで名家の令嬢、といった印象を与える。水着に強調されたセシリアの形が整い大きな胸は水着によって強調されて扇情的になって思わず目を奪われそうになった。

蜂也に理性がなければ今ごろ襲いかかりパラソルの下で運動をしている頃だろう。

 

「ど、どうかな蜂也くん…。」

 

もじもじしながら谷間を強調するという高等テクを見せてくる策士でセパレートでありながら、ワンショルダーにパレオを巻いたアシンメトリーなスタイルをしているのが簪であり、この中の凹凸の大きさはシャルロット、セシリアに継ぐ大きなもので守ってあげたくなるような少女の雰囲気を纏っているのに体つきは大人、というなんとも一粒で二度美味しい二面性を兼ね備えている。シャワールームでその恥ずかしさを爆発させたいほどだ。

 

「蜂也くんっ♪どうかな?」

 

細やかな水玉模様のセパレートを着用しており、ビキニほどではないにしろ胸元の深いカットが双方の果実の主張を強調しており、妹に見た目は似ているのに大きさは倍以上の豊満さがあった。

国家代表ということもありかなり鍛えていることが伺える。

特に腰周りはうっすらと筋肉が浮かび上がっているがそれは良く目を凝らさなければ見えない程女性特有の柔らかな皮下脂肪に覆われている。

是非ともそのお腹周りを撫で廻してねぶりたい欲望に駆られたが自重した。

 

その後一夏に水着を見せる箒、鈴、ラウラ、クロエ、マドカとファッションショーが続いた。

 

「ん?」

 

「はい?」

 

とそこで蜂也の水着紹介の場面で本来ここにいない筈の四人目がいたことに疑問に思いそのものに視線を向けるとこう答えた。

 

「来ちゃった♪」

 

「なんでお前がここにいるんだよ、か…楯無。」

 

「お、お姉ちゃん!?」

 

バチコン!と効果音がしそうなウインクを決めてその存在を示した。

楯無が近づき耳元で説明してくれた。

 

「だって…せっかく彼女になったのに3日も離れるなんて…寂しいじゃない?だから少し学園側に生徒会長特権使って付いてきちゃった♥」

 

「お前な…。」

 

「だって…寂しかったんだもん。このくらいはいいでしょ?」

 

可愛く恥ずかしそうにしている刀奈を見て仕方がないと諦めた蜂也とその行動力に驚く蜂也の恋人達、特に簪が驚いている。

どうしてここに生徒会長がいるのかと箒達も驚いていたが取り敢えずは夏を楽しむことになった。

一夏は鈴に飛びかかられて監視台ごっこをしてそれを箒達が追いかけ回している姿が見えた。

それにならって…ではなく普通に楽しむことにした。

蜂也はクラスメイトには悪いが魔法を使って多数大勢のクラスメイトの女子達に意識が向くように仕向けた。

恋人たちとの逢瀬を邪魔されたくなかったので一夏には悪いと思いつつ今は順番に相手をしていた。

最初の相手はセシリアだった。

 

「蜂也さん、サンオイルを塗っていただけませんか…?」

 

パラソルの下に敷いたマットの上で背を向けて寝そべりパレオをしゅるりと脱いだ。その仕草は色っぽくついつい見てしまっている。

 

「ああ、背中だけでいいのか?」

 

「ええと…その…蜂也さんがされたいのでしたらその…」

 

「そっか、分かった。」

 

「え…ひゃん…あっ♥」

 

寝そべっていたセシリアのブラの紐を解くとマットに体で胸が押し潰され脇の下から形を歪めた乳房が見えておりかなり扇情的な見た目になっている。

露になった背中に手を当てるとセシリアが短い悲鳴をあげる。

ブラの紐を外し今付けているのはパンツだけになっている。

しっかりと発育したお尻が主張していたので思わず視線を向けてしまう。

更にそこから伸びたスラリとした脚線美にも視線を奪われていた。

思わずそのお尻に手を伸ばして触れそうになったが頭を振ってサンオイルを手に取り練って暖めた。

準備が整ってセシリアに声を掛ける。

 

「それじゃ、セシリア。背中からいくからな?」

 

「は、はいお願いいたしますわ…。」

 

人肌ほど温めたサンオイルをセシリアの背中に塗りたくっていく。

サンオイル越しでも分かるほどセシリアの肌はすべすべしており何時までも触れていたくなるほど気持ちのいいものだった。

 

(セシリアの肌すべすべだ…何時までも触っていたいけど今度にしておこう。)

 

背中、足と隅々間まで塗りたくり副菜であるお尻に手を伸ばし揉み込むように塗りたくるとセシリアの可愛い悲鳴が聞こえた。

 

「ひゃんっ♥そ、そんなぁ…蜂也さんのお尻へのサンオイルの塗り方…とってもエッチですわ…♥ひゃうっ♥」

 

もにゅもにゅ、と面白いくらいに蜂也の手の中でお尻の形が変わっていくある。

 

「はぁ…はぁ…はぁ♥…蜂也さんのお尻の塗り込み…♥」

 

そして程度塗り終わったところで恥ずかしさと気持ち良さで少し肩で息をしているセシリアに声を掛けた。

 

「前も塗るから体を少しこっちに向けてくれ。」

 

「はい…♥」

 

そうするとセシリアは上体を起こすと蜂也が場所を動いてサンオイルを塗る準備をする。

 

「その…恥ずかしいので…余り見ないでくださいまし…♥あっ…♥」

 

恥ずかしいのかセシリアは自分の手で胸を隠してしまっていたのだが蜂也はそれを許さないと優しく大事な部分を隠している手を退けた。

そこには控えめの大きさの乳輪にピンク色の乳首がピンと立ったセシリアのおっぱいが目の前に現れた。

素早くサンオイルを塗り込んでいく。

蜂也の耳元でセシリアの控えめの甘いが届く。

 

「やぁっ♥…はち、や、さ…あぁん…お胸形崩れるくらいサンオイル塗り込んじゃやぁっ♥揉みしだいちゃ…やんっ♥…ああっ♥…んんっ…だめぇ♥…え?仰向けになってほしい…?は、はい…っ!ああっ♥そこ、わぁ♥しなくとも♥良い場所ですのぉ♥ふああっ♥」

 

体への塗り込みが終わったがまだ塗っていないところがあるのを発見した蜂也はセシリアを仰向けにさせてパンツのクロッチ部分をずらし膣口部分を露出させてサンオイルを塗り込んでいく。

まさかの膣内までサンオイルを塗られるとは思っていなかったセシリアは体をびくつかせると同時に矯声を上げた。

 

「はぁっあああっ♥はあっ…はあっ♥ぃやぁ…やん、んあぁ♥…あん♥……くぅぅぅぅぅぅ~♥…はっ…あっ…!」

 

暫く膣内にサンオイルを練り込んでいる。

するとプシュプシュッ、と水音が聞こえて来た。

 

どうも練り込んでいた左手が濡れてしまった。どうやらセシリアはイってしまったようで蕩けた顔でげんじゅうこうぎ()をしてきた。

 

「もう…!蜂也さんっ…ここは、野外ですのよっ。そ、そんなところでこんな…淫らなことを…。」

 

「でもちゃんとサンオイル塗り込んだし”全部”を塗ってほしい、って言ったのはセシリアだったでしょ?だから俺は悪くない。」

 

「た、確かにそう…言いましたけれど…も、もう…!そんな外でエッチな事がしたい蜂也さんなんて…ふんっ!」

 

「悪かったって…セシリアの身体とその反応が余りにも美しいのと可愛いからさ…つい苛めたくなっちゃってさ…」

 

そっぽを向いてしまったセシリアの手をとって蜂也は向かせると優しいキスをした。

 

「そんなことを言っても…あっ♥…はぁむ…ちゅる…ちゅぱ…ちゅる、ちゅる…♥…ま、まぁわたくしは寛大ですから?恋人にその衝動に任せたその行動?…許して差し上げますわ。…あともう一度…キスをしてくださいましたら。」

 

「分かった…セシリア。」

 

蜂也とセシリアは巧妙に隠れた傘の下で唇を重ね合ったのだった。

その後は流石に一学年全員の前で魔法を使ってまでセックスする勇気は蜂也に無かった。勿論セシリアにも。

 

セシリアと蜂也に露出癖はない。

 

更にセシリアには魔法を使えることを説明していないのでいずれは説明しなくては…と思っていたのだった。

セシリアのサンオイル塗りが終わった後魔法を解いて一夏達とビーチボールにビーチフラッグ、海の家で其々好きな物を頼み食べて飲んで海の家で借りたサーフボードで一夏にサーフィンを教えたりシャルロット達をバナナボートに乗せて蜂也が運転する水上バイクで引っ張りアクアレジャーを楽しんでいたときにボートから海へ転落しその勢いで上のブラが取れてしまうハプニングが発生していたが一日目の自由時間は其々に楽しんでいたのだった。




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