束と愛し合い魔法使いであること教え逆に《白騎士事件》のその後の詳細を知ることになった蜂也は旅館の部屋へ戻る最中に考え事をしていた。
(原作だと束が世界の軍事システムにハックしてISを”お披露目”するために織斑教諭が最初のIS…《白騎士》に搭乗してその力…いや性能を遺憾なく発揮して見せた。だがそれは束の予想していない事態となった…)
束に聞かされた内容はこうだ。
「わたしの作ったISにハックして『ISを軍事転用に目論むために工作』を仕掛けられちゃってね…本当は荷電粒子砲もエネルギーブレードも宇宙で活動するゴミや隕石を破壊するために作ったんだけどそれを日本を狙ってきた2341のミサイル群の迎撃、航空艦艇の無力化に注目が集まっちゃって…それで束のIS達は”軍事転用”されちゃった。…本当は宇宙に言って飛び回って異なる生態系の外星人とコンタクト!ウ○トラマン見たいな人たちとお話したいなぁ~って作ったものだったのに…なんだか失敗しちゃった。」
悲しそうに語る束は続けてこう発言していた。
「恐らくというかほぼ、日本やアメリカ…先進国の軍産複合体がISというほぼ無限機動出来る機械を”兵器”として売り出したいからデモとして彼らの資金により創られた|非正規実働部隊《モノクロームアバター及びファントム・タスク》がその行動を実行したんだ…今回の『
「なぜ女性にしか起動出来ないんだ?男でも良いはずだろ?」
「それは恐らくだけど…その理由として軍産複合体が戦い消耗される物が男性から女性へと変更し大国同士の利権の争いをさせるため、だと思うな。それにわたしが最初に作ったコア達が”女の子以外は乗せないっ!”ってごねちゃってね…」
まさかの事実に蜂也は驚き思わず変なことを言ってしまった。
「まぁ、束やシャルロット達があんな際どいISスーツを来てたら確かに視線は向くだろうな?」
そう言うと束は蜂也の乳首を抗議の意味合いも込めてつまむ。
軽い「アーッ!」という悲鳴が響いたが気にしないことにしておこう。
「もう…ハチくんのスケベ…でも女の子の方がISの広告塔として最適でしょ?男は年をとると自分より若い娘を下卑で欲情の目で見てくるじゃない?まぁ束さんも実際にそんな目を向けられてスッゴい不快だったけど…ハチくんだけなら許すけど…まぁ見目麗しく若い肉体の女の方が色々と利用できるからと考えたからでしょ?その目論みは成功。ISはスポーツとして落ち着いたけど区分としては超兵器であり暗黙の了解として軍隊の装備として開発運用されることなって…ってことかな。」
「ISに意思がある…って、まぁメリュ子や紅ちゃんにもあるからそういうことなんだよな?」
「明確な意思があるのはハチくんのISと白騎士、それに紅椿だけかな…それ以外の子は小学生ぐらいの可愛らしい意識があるぐらいでコアネットワークの大本はわたしが管理してるから外部からじゃ干渉できないしわたしの言うことしか聞かないんだけど…暴走させるとしたらネットワークに侵入して束さんくらい優秀じゃないと簡単じゃない。」
「だからさっきの”事件”が発生したのか。でもいったい誰が…。」
蜂也の脳内でこの事態を引き起こした科学者が誰なのか想像もつかなかった。
「うーん…わかんないよ…。」
そこで会話を終えて蜂也は束に聞きたいことがあったので質問することにした。
「束、最後にもうひとつ聞きたいことがあるんだけど良い?」
「ん?どうしたの?」
「なんでISスーツであんなに際どいんだ?しかもベーススクール水着だよな?」
「あ~…それはねハチくん、」
その理由に蜂也はずっこけた。
「ISの作成にお金を掛けすぎたせいでパイロットスーツに掛けるおかねが無くなっちゃったから近くにあった身近な学校指定の水着を選んだらそれを採用されちゃったんだ…あはは。」
照れる表情を見ながら高校生ぐらいではなく今の年齢のスクール水着姿の束を想像した。
束の溢れんばかりのロケット巨乳が体に密着するタイトな生地に押し込められ暴れんとする胸部に肉が乗ったほどよい脂肪感でありながら括れのラインがきっちりと出て揉みしだくなるお尻が見るものの劣情を誘うその肉体をスクール水着を模したISスーツを身に纏うとどうなるか?答えは簡単である”めちゃくちゃエロい”と
思わず興奮してしまい抱き締めている束にその感触が伝わった。
「あっ♥…ハチくん私のISスーツ姿想像して興奮しちゃった?」
「はい、めちゃくちゃエロいな、って思いました。あとISスーツをスク水着モチーフの採用ありがとうございます。」
「わーお…恋人がスケベ魔神だった件について…それを素直に言っちゃうのはどうかと思うなぁ…束さんに着て欲しい?」
イタズラな表情を浮かべながら聞き返す束に遠慮は要らないようだった。
「紺色じゃなくて篠ノ之みたいに白基調のISスーツで。」
膨張色のISスーツを身に纏い胸を強調し腰回りのラインの鼠径部を遺憾なく見せてくる束を想像してしまった。
そう蜂也が要望を出すと腕のなかに抱いていた束は呆れながら蜂也の耳元へ移動しこう呟いた。
「はえぇ…箒ちゃんと同じスーツかぁ…着れるかなぁ…もうハチくんの♥、へ・ん・た・い♥………きゃっ♥」
その淫靡な雰囲気に腕の中の束を抱き寄せ首元にキスマークをつける。
互いに興奮しこうして部屋から出て考え事をする前にもう一度束と繋がることになってしまったのだった。
◆ ◆ ◆
出てくる前に身嗜みと体臭を整え通路を進む。
考え事をしていると花月壮で最後の食事を取るためのに全員が集合している大宴会場へ到着するとその入り口では仲居さんが世話しなく作業しているのが目につき一礼するとにこっ、と笑みを浮かべて「お疲れさまです」と言われてなんとも言えない感情になった蜂也。
「ふぅ…」
溜め息をついて自分の座席に指定されている場所へ座ると左右前斜め右に座っている順番にシャルロット、セシリア、簪、刀奈が声を掛けてくる。
「あ、お帰り蜂也。遅かったね?」
「お帰りなさいませ蜂也さん。ずいぶんと遅かったですが…何が。」
「蜂也くん大丈夫?し、じゃなかった”あれ”と戦ったあとだから一杯ごはん食べて…ね?」
「お帰り蜂也くん。ずいぶんと向こうの軍人さんと”話し合い”をしてたみたいだけど…大丈夫?」
それぞれが少しの時間離れていたことに興味津々なのか席へついた瞬間に聞いてくるが”束との会合”は気づかれていないようでひと安心した。
「いや、ここでする話じゃない。あの作戦に参加していない一般生徒もいるしな箝口令がしかれてるだろうし。」
蜂也がそう言うと全員がはっ、となって口をつぐんだその姿に微笑を浮かべながら食事を取ることにした。
初日と同様、豪華で美味しい食事に舌鼓を打っているとある一角に不自然な動きがあるのに蜂也は気がついた。
「…ん?」
視線を向けた先には箒と一夏が隣り合って食事をしているのだがどうしても様子がおかしい。
箒の持つ箸が先程から料理が乗せられた皿と口へ運ぶのに言ったり来たりしており一夏が声を掛けるも声を出すこと無くピタリと止まり頷いて再び食事を開始する様が見えたのだ。
蜂也は隣にいるシャルロットに声を掛けた。
「なぁ、シャル…」
「ん?どうしたの蜂也?」
「篠ノ之やつどうしたんだ?織斑に話しかけられてるのに上の空だな…」
その事を伝えると苦笑していた。
「あれね。篠ノ之さん砂浜から戻ってきたときもあんな状態だったよ?」
「砂浜から?…戦闘中に織斑に何か言われたのか?」
その事を聞くとシャルロットは微笑ましいものを見るような視線を機械的な動作をしている箒に投げ掛けながら言った。
「戦闘が終わった後コッソリ聞いてたんだけど…ほら、織斑くんの機体が二次移行した際に箒抱えられてたでしょ?其の時に『好きな女の子の前なんだ。カッコつけさせてくれよ?』」って言ったみたいでね?」
「ほぉ…織斑がそんなことを…」
素直に感心している蜂也。
その話を聞いていたセシリア、簪、刀奈が反応をしていた。
「まぁ!何ともロマンチックな流れですわね…このままお付き合いなさるのでしょうか…?」
「うん、あの二人ならくっついても良い雰囲気になりそう…」
「でも…他の娘達はどうするのかしらね…私たちの場合は…ねぇ?」
「はい」「ええ」「うん」
話を振られた三人は頷いた後視線が箒達に突き刺さりそのぎこちない所作を見ながら微笑んでいた。
その日の夜は蜂也がシャルロットの部屋に集合し何故二次移行へ至ったのかの経緯と束が何故蜂也の恋人の枠へ入ったのかを説明することに費やされてしまい就寝時間になったのに戻ってこなかった蜂也と一夏を探しに千冬が一夏の方を、蜂也の方を真耶が探しにシャルロット達の部屋の扉を開けて見るとそこには敷かれた布団の上で円になって真面目に会話をしている姿を見て安心した真耶は扉をそっと閉じて一夏を探しに向かった。
夢中になっていて時間が大幅に越えていたことに気がついた蜂也は急ぎ寝室へ戻ると真耶と千冬がおり謝罪をすると千冬に少し怒られ真耶にはやんわりと注意されて蜂也は床についた…が隣を見るがそこには居るはずの一夏の姿はなかった。
内心で蜂也は一夏がいないことに「これは…あいつやったな?」とワクワクしながら目を閉じると睡魔が襲ってきて
眠りに落ちた。
日付が変わって朝日が差し込むと束は蜂也の布団に潜り込んでいるのを一夏が声を挙げて驚きその声を聞いた千冬が頭をひっぱたきついでと言わんばかりに束も怒られる、という光景に寝ぼけ眼の蜂也と真耶は枕を抱いたままその光景を覚醒していない頭で見ていたのだった。
◆ ◆ ◆
朝帰りしてきた一夏と寝室に潜り込んできた束が千冬に叱られているのを見ると「ふぇーん!」と泣き真似をする束を援護する蜂也。
千冬から一言。
「名護、束をあまり甘やかすな。大変なことになるぞ。」
と少しお小言をいただきその場はなんとかなったが一夏は未だに姉の愛の説教を受けているようでそれを見かねた真耶が止めに入り事なきを得ていたが先生と生徒、ということもあって甘やかすことが出来ないからこうしているのだろうな、と蜂也は思ってしまった。
そんなことを蜂也が思っていると少し睨まれてしまったので肩を竦めて回避した。
ふと、隣を蜂也が見ると束が嬉しそうな表情で一夏を見ていたので確信に変わったようだった。
早朝のお説教から解放され朝食を取って、IS及び専用装備の撤去を行い3日間お世話になった『花月荘』の女将や従業員達へ感謝の言葉をのべてIS学園一学年全生徒はクラス毎にバスに乗り込み後にした。
簪と刀奈は同じバスに乗り込み、束は移動式のラボをステルス状態にして着かず離れずの距離で今いるらしい。
今は昼食を取るために近くのサービスエリアに停車しほとんどの生徒が道の駅特有の名物に舌鼓を打っているか売店で昼食を楽しんでいることだろう。
バスに残っているものは少なくほとんどが外に出ていたが左の座席に座る男子ごく一名は重労働でつかれ睡眠時間を削られたため座席にもたれ掛かり休憩していた。
蜂也はそんな昨夜、勇気ある行動をしたであろう親友のために売店に向かい飲み物とおにぎり、焼き串、パンを購入し一夏の座席の前にある折り畳み式のテーブルにおいて声を掛けた。
「おい、飯買ってきたぞ。」
「…ありがとう。」
「ずいぶんと疲れてるな。」
「ああ。まぁ、ちょっとな…。」
疲れているからなのか、それとも言いづらいことがあるからなのか少し良い淀んでいる。
座席に着席し売店で購入したおにぎりのビニールを外しながら蜂也は一夏にこっそり質問した。
「お前、篠ノ之と何かあったの?」
「なぁ!?」
そんな質問に跳び跳ねる…とまではいかないが核心を突かれたからかすっとんきょうな声を挙げる一夏に不敵な笑みを浮かべる。
「もう少し隠すってことをしろよお前は…で?何があった?」
「いや、その…」
言い淀んでいる一夏に蜂也が安堵させる言葉を告げる。
「安心しろ今は俺たちしかバスに乗ってない。」
「…ああ。わかったよ。」
辺りをキョロキョロと見渡し人が居ないことを確認して決意して一夏は箒とあったことを説明してくれるようだが既に蜂也が遮音魔法を使っているため万が一にバスに人が乗ってきても聞こえはしない。
「…箒に告白した。」
「ほーん?それでキスでもしたか?」
「え、軽っ。」
「いや、知ってたし篠ノ之がお前を好きなの。」
「ええ…?」
がくり、と項垂れる一夏を見て笑う蜂也。
しかし、聞きたい部分はそこではなかった。
「それで?どうして朝方に帰ってきたんだ?ただキスしただけじゃないだろ?AかB?それともCか?」
顔を瞬間湯沸し器のように湯気が出そうなレベルになって俯きながら告げた。
「C…だけど箒が興奮して海辺の洞窟で…」
「お前から行ったのか?それで青姦?詳しく聞かせろ。」
「嫌だっつーの!」
嫌がる素振りを見せる一夏。
本来であれば使用を禁止されている精神干渉系統の魔法を使い自白させた。
一夏の口から語られたのは夜、海辺で眺めていると箒がやって来て一緒に座り当日のことを喋り「あの時私に言ったことはどういう意味だったのだ?」と問いかけると一夏は「小学生のあの時、剣道を一緒に習ってたときからずっと好意を抱いていた」ということを伝えると箒が水着姿で抱きつかれその際に鈴に言ったことを箒にも伝えたところ心の懐が広いようで「わたしだけを見ていてほしいが…一夏がそうしたいなら構わない」と断言されたらしい。
箒は大和撫子だった。
その後一夏と箒は岩場でキスをして興奮した一夏が箒を近くの岩場の影に連れ込み拒む…というよりも受け入れた箒と一夏はついに繋がったらしい。
「…ってあれ?」
「なるほどな。遂に篠ノ之と結ばれたわけね。しかし、初体験が海とは…ヤるなお前。しかもたまたま箒が持っていた超薄いゴムを四つも使って…」
「…ってちょっ!?あぁ!やめてぇ!!…ってなんで知ってんだよ!?」
「いや、自分で話してたし…『俺の箒は最高に可愛くて美人だ』って」
「俺…疲れてるのかな…ちょ、本当にやめて…くっ、俺だけ猥談させられるの腹立ってきたぞ…蜂也はどうなんだよ!デュノアさんとオルコットさんとは…その……シたのかよ?」
「あ?当然だろ。こないだの大浴場で三人でしたわ。」
「予想よりものすごかったぁ!!………ん?………って大浴場?」
「ああ。」
「学校の?」
「そうだが?」
「え、いつ?」
「学年別のタッグマッチトーナメントのあとに。」
「俺が上がった後になにしてんの…?」
隣にいる友人がプレイボーイ過ぎて唖然とする一夏に蜂也は更なる追加情報をプレゼントした。
「まぁぶっちゃけると昨日束とセックスしたし…」
「はぃ?」
その後蜂也がシャルロット、セシリア、簪、刀奈、束と恋人関係にあることを知らされて二の句が告げなくなってしまった。
「それで?この間言った全員とはそう言う仲にはなりたくないのか?凰やボーデヴィッヒ、クロニクルにマドカ…さんとは。そろそろ一夫多妻制度採用されるはずだが…。」
「鈴達はともかくマドカは家族だっつーつの!……はぁ、それに俺、そこまで甲斐性があるとは。」
「阿呆。」
そう言って蜂也は一夏の脇腹をどついた。
「あいだっ!…な、何すんだよ!」
「平常時ならいざ知らず、その施行が実施されるんだ。選ばれなかった女を作るんじゃなくて選んだ女を幸せにする努力をしろ。他人から”浮気”だ”不純”だ言われても気にするな。”おめでとう”とか”お似合い”とか言われる方向に思考を変えろ。少なくともお前は全員好きなんだろ?」
蜂也にそう言われてはっ!となる一夏。
「鈴もラウラも…俺の大事な幼馴染みで箒と同じく大切な女の子で…クロエはなんかこう…守ってあげたくなる感じがして…。」
「それで良いじゃねーか。だから言ったろ?全員娶れってよ。少なくとも”ISを動かせる男だから””金持ってそう”ってすり寄ってくる女より天と地の差があるからな。」
「お、おう…頑張る。」
「そうしとけ…それより飯を食おうぜ。腹減っちまった。ここのサービスエリア、牛串が有名なんだとよ。」
「マジか…って俺もなんか腹減ってきたな…いただきます!」
こうして昼休憩の最中、男二人は猥談を交えながらくだらない事で笑い昼食を取った。
その後はバスに全員が乗り込みIS学園に向けて動きだし数時間後に陸路を使い人工島であるIS学園に帰ってきた蜂也達は無事?臨海学校を終えて戻ってきたのだった。
IS学園が夏休みにはいる2日前に世界に激震が走る。
『ISの男性操縦者の特別措置として男性操縦者一人に対し多数の女性との結婚を認めるものとする。』と同時に女性利権団体のトップや構成員の後ろ暗い出来事が暴露されて世間から迫害、軍や警察が動くという事態に発展し世界の認識が変わりつつあるということだった。
その情報をリークしたのは兎を模した成人女性らしいが定かではないらしい。
その多重婚の情報を聞いたIS学園では騒ぎが起こり蜂也や一夏に声を掛ける女子生徒が多発したが既に恋人になっている彼女達が威圧感を出し囲っているので”名声目的で近づいてくる”女達は声を掛けることすら出来なかった。
山田先生をヒロインに追加…?
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して欲しい
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しなくても良い