まさかの2万文字行ってしまった…内容すかすかかもしれないですがよろしくお願いします。
僕は”最強である”そう自負しているし自我が芽生えたのは僕が一番早い。
知らないものはなにもない、と思っていた。君に出会うまでは。
君が僕に初めて触れたとき僕が博士から教えられたこと以外の情報が流れ込んできた。
サイオンにプシオン…魔法師という生き物にCAD…そして男でありながらISを扱うことが出来る君は”人間”という庇護しなければ行けない脆弱な生き物の中で君は違った。
君は僕の”恋人”…いや”ツガイ”に相応しいとそう決めたんだ。
君に相応しいISになるために『ラファール・リヴァイブ』から君だけの専用機…君が名前を付けてくれた『メリュジーヌ』へとファーストシフトの段階で進化してしまった。
だってそれくらいしないと君から引き剥がされそうで…他の人間に乗られたり乗ったりしたくないから。
君以外の男なんて
それくらい嬉しかったんだ。
だって、名前をつけられた事で”僕”という存在が確立したから。
だから僕は名実ともに君のたった一人の相棒であり君の”専用機”で恋人…だったんだけど最近はシャルロットを皮切りにセシリアに簪、その姉の刀奈に
君は本当に節操という言葉を物理で体に刻んだ方がいいんじゃないかなー?と思うけど…まぁそれを言った所で恋人が減るわけではないのでやめておこう…。
僕は君に嫌われたくないしね。
だけど…最近不満に思うことがある。
…シャルロットもセシリアも簪も刀奈もお義母様も、マスターとセックスしすぎ!
やっぱり…電脳空間じゃなくて生身の体じゃないとマスターは満足できないのかな…?
蒼窮が支配する心象景色で一人ごちるメリュジーヌ。
はぁ…マスターと触れ合いたい。…でもマスターは僕のことどう思ってるんだろう…?僕は君の道具?それともただの便利な関係…なのかな…?
いくら自分が意思を持っているとは言え触れることが出来るのがこの《蒼窮》のみで蜂也の恋人たちは全て”肉体を持った生き物”なのだから。
尚且つメリュジーヌは自分と蜂也と結ばれた、という証拠が欲しいのだ。
喜んで、怒って、哀しんで、楽しんで……マスターに触れ合いたいよ…。
その願いは発露する。
◆ ◆ ◆
ーちゅんちゅんちゅんー
早朝、窓の外から小鳥の囀りが聞こえる。
IS学園はまだまだ夏休みの最中であり蜂也はセシリアとの夏休みを楽しんだ後に戻ってきていた。
「ん………んん?」
一人部屋になった寮の自室で寝ていると窓の外から夏特有の強い日差しがカーテンの隙間より漏れだし蜂也の顔を照らし眩しさで顔をしかめるがそれよりもベッドに一人で入っていたはずなのに他人の気配がしていた。
しかし、敵意は感じない。
「(誰だ…?こんなことをするのは刀奈か束…流石に簪やセシリアはしてこないだろうな……しないよ、な?…シャルは…どっちでもないような気がする。)…んん…。」
蜂也は寝惚け眼を開けて見ると眼前下のシーツがモゾモゾと動いていた。
「誰だ…一体部屋に忍び込んでくるなんて…………はあ?」
モゾモゾと動くシーツを剥ぎ取るとそこには有り得ない光景が映っており蜂也は間の抜けた声を出してしまった。
「んん…ん~っ…ん~…くぅ~う…あれぇ…ここ…どこぉ…?」
まだ寝惚けているのか覇気の無い声をあげて目蓋を擦る。
両腕を上にあげてぐいっとあげているが着ているはずの寝巻きはなく一糸纏わぬ生まれてままの姿を見せている。
「ん~~~…?あれ?」
蜂也の布団に入っていた侵入者と目があった。
その者の外見的特徴は銀とシルクを織ったような腰まである銀髪に体つきはシャルロット達には劣るが出るとこは出て締まるところは締まり特に腰から鼠径部に掛けてのラインは一番美しいだろう。
寝惚け眼の瞳が薄く開けられると琥珀のような美しい輝きがあった。
尚且つ人間離れした美貌をもつ少女を蜂也は知っていた。
「メリュ子…!?お前なんでここに居るんだ?」
「あるぇ…ますたぁー?どうして此処に居るの?」
「そりゃこっちの台詞だ…お前ISの精神体なのになんでここ、ってここあの《蒼窮》の世界…じゃないな。俺の部屋だ。」
しかしメリュジーヌはそれどころでは無いらしく自分が”蜂也の世界”に存在していることを蜂也からの会話で察して脳が覚醒したようで。
「僕…本当に蜂也の世界に来たんだ………っ!…マスターっ!!」
「うおっ!?」
喜び蜂也に抱き付く。勿論加減無しでだ。
その勢いで蜂也はメリュジーヌに押し倒されるように再びベッドに倒れ込んだ。
「ここは心象風景の世界じゃなくてマスターの世界なんだねっ」
「ちょ、落ち着けメリュ子…!」
「~~~~~~~♪♪」
よっぽど現実の世界で会えたことに嬉しいのか暫くはくっついては離し離してはくっついてと格闘を繰り広げること数十分漸く気分が落ち着いたのか静かになるメリュジーヌ。
しかし蜂也に生まれたままの姿で抱き付いたままだが。
「しっかし…なんでお前が現実世界に居るんだろうか…夢じゃ…ないよな。」
不思議だな、と思いながら甘えて抱き付く相棒の頭を撫でるが艶々とした銀髪の触り心地が心象景色に居たときよりもはっきりとしたものだったので夢ではないということを確認することは出来た。
「ねぇマスター?…んっ。」
蜂也に抱き付き顔を上に向けていた。
「…ああ。そういうことな…。」
蜂也はメリュジーヌの下顎に手を添えて唇を重ねた。
「はぁむ…ちゅる…ちゅぱ…ちゅる、ちゅる…♥…あむ♥ちゅる…ちゅぱ…むちゅ…ぷはっ♥ますたぁ♥もっと…ちょうだい♥」
「甘えん坊な相棒だな…ああ。」
キスを求める相棒の求めるものを与えた。
「あはぁ♥…嬉しいよ♥ますたぁー♥はぁむ…ちゅる♥ちゅる♥ちゅる♥りゅる…むちゅるぱ♥…あむ♥…んんんんんん♥………ぷはっ♥ご馳走さまっ♥ますたぁ♥」
満足したのか唇から離れたメリュジーヌは本当に嬉しそうな表情を浮かべ笑っていた。
◆ ◆ ◆
「なぁメリュ子。」
キスを終えてここから本番という雰囲気をメリュジーヌは醸し出していたがそれは恋人である蜂也に「待った!」と宣言されて阻止されてしまった。
その事に少しお預けを食らったようで猫のように拗ねてしまった。
それは直ぐ様回復するのだが。
「デートに行かないか?」
そういうと一転して不機嫌な表情から明るい笑顔へと変貌した。
「…っ!!……行くよ!………マスターとのデート…!行きたい。」
(なんか妙に元気ないな…って俺の気のせいか?)
一瞬言葉に詰まったような感覚を覚えメリュジーヌの顔を見直すが普段通りの表情だった。
「(気のせい…か。)それなら着替えて出掛けよう…ってお前服あるのか?」
「服?マスターが脱がせたんじゃないの?」
目の前には全裸…ではあるが何故か刺繍の入った白一色のオーバーニーソックスだけは着用している。
「んな訳あるか…と言うことは持ってないんだな。」
「当然。」
「どや顔で言うことじゃねーよ。」
そういって蜂也はメリュジーヌの眉間を押すと「ぷぎゃっ」と間の抜けた声をだしジト目をしていたが楽しそうにしていたので無視して考えを纏める。
「………。」
「マスター?」
考えを纏めるほど数分。
考えが纏まり蜂也は立ち上がり寝室のクローゼットを開けて衣服を一着取り出した。
「それって…IS学園の制服?と下着…しかも女子用の…何で持ってるの?」
「入学の時に何故か男子の制服と一緒に渡されたんだが…まさかここで使うことになるとは…まぁ後者は
「むぅ…僕と一緒に居るのに他の女の子の話をするなんて…ちょっと傷ついた。」
「……とにかく一旦そこに立ってくれ。サイズを計るから。」
この相棒は少し、というかかなり不満げだ。
どうやらジェラシーを感じているようで逆にかわいいと思ってしまっていた蜂也だった。
「…まぁ、今日は僕がマスターを独り占めできるからいいか…はぁーい♪どうぞ。」
立ち上がったメリュジーヌに対して蜂也は《瞳》の力を使い身体の数値を獲得しベッドにおかれている制服に対し今度は《物質構成魔法》を使用し数値を合わせた制服へ作り替えて行くと同時に流石にノーパンは不味いと思った蜂也は下着を再構成しなおす。
デザインについて少しリテイクがあったが準備が終わりメリュジーヌに着用して貰うことになった。
「マスター、僕のIS学園の制服姿はどう?似合うかな?」
着替えを終えてくるりと一回転するメリュジーヌ。
胸自体は薄いため下着を白を基調としたキャミソールブラと赤いリボンのワンポイントが付いた飾り気の薄い純白のショーツを着用しこちらもまた白のオーバーニーストッキングを着用している。
IS学園の制服の上着はノースリーブのデザインを変更しており脇を魅せる形になっておりスカート部分はコルセットタイプとの一体型のスカートになっており後ろと前で引っ張って締めている形になっておりまるで夜会のドレスの装いだ。
その身に纏う制服は再構成されたデザインは非常によく似合っていた。
「メチャクチャ可愛い。流石はの可愛い可愛い俺の相棒。」
儚き幻想のような目の前の少女に蜂也の語彙は消滅し万感の思いで感想を告げていた。
「語彙が消滅してる…それほどに僕が魅力ってことだね!」
「前向きすぎてこいつ無敵かよ…。」
前向きすぎる相棒に少し気疲れしていた蜂也だったがこいつはそういう性格だったと思い出し微笑を浮かべるとメリュジーヌもそれに釣られて笑った。
蜂也も着替え終わり寮の部屋を出てバスを使い駅前へと向かうことにして二人並んで歩く。
混乱を防ぐために蜂也は偽装魔法
その事にメリュジーヌは不満げだったが仕方がない、と不承不承で承認した。
バス停に到着すると丁度到着したバスに乗り込み空いている後ろの座席へと並んで座る。
バスの後部座席に座る美男美女…特にメリュジーヌはその姿容と美しい銀髪がバスへ差し込む夏の日差しを受けてキラキラと輝いており醸し出す俗世離れしている雰囲気も相まっていた。
「ねぇ、ねぇ!あそこ見て!あの二人!」
「うわっ、男の子の方はスッゴいイケメン…隣の女の子スッゴい可愛い…!モデルか何かかな…?」
「そうなのかな?でも銀髪の女の子が着ている制服?って見たこと無いデザインだけど…。」
しかしその声はヒソヒソ声は普通の話し声の大きさに変わっていた。
「ばかっ、あれはIS学園の制服よ。カスタム自由の。」
「え!?IS学園って倍率1万倍を越えてるってあのIS学園!?」
「そ、入れるのは才能を持った人しか入れない超エリート高校なんだから。」
「うわ~それであの綺麗さでエリートって…なんかずるい~」
「そ、神様はいつも不公平であの学園の生徒は天は二物を与えてるわね~」
「あの銀髪の人形みたいな可愛い女の子もすごいけど隣にいるあの男の子も格好いいわよね。」
「あ、それはわたしも思う!あの切れ目な雰囲気がいいよね!あ~クラスの男子とは大違いよ~」
「あ~あ、あんなカップルみたいな関係になれる男子が現れてくれないかな~」
その会話を聞きながら苦笑いを浮かべる蜂也。
(いや…丸聞こえなんですけど……しかし、なんでメリュジーヌが実体化してるんだ…?今俺のISはさっき試してみたけど動かなかったな…まぁここにメリュ子がいる時点でそんな気がしてたが…具象化してるんだろう…その理由は全然思い付かんけど行き着く先は恐らく束…かな?)
(デート♪デート♪デートっ♪マスターとのデートっ♪)
しかしその会話を特段別に思うことはなく二人はそれぞれの事を思いながらバスに揺られて誰かが押した停止ボタンでその思考は中断され目的地である駅前へ到着した。
「…っマスター、着いたよっ」
「わかったから引っ張るなって…。」
「はやくはやくっ」
蜂也はうきうきなメリュジーヌに背中を押されながら乗客達と共にバスを降車して駅前の商業施設へ入っていく。
店を見てまわる順番としては服と小物をメリュジーヌ用のものを購入してそこからランチに行く、という計画になった。
(ずっとこのままなのか…それとも一時的なものかも知れないが今回でメリュ子の夏服と秋服を取り敢えず一通り買い揃えておくか。)
「マスター?」
移動しながら考え事をしていた蜂也はメリュジーヌから声を掛けられたことではっとなり取り繕う。
「あ、悪い少し考え事を…ってお前と一緒にいるんだから考え事は後回しにして買い物に行くぞ。」
そう告げるとメリュジーヌは喜び笑みを浮かべ蜂也の腕に絡み付いてきた。
その事を確認し二人は駅前の商業施設へと歩みを進めるのだった。
◆ ◆ ◆
夏休み、ということもあり七階まである駅前の商業施設内は程よく冷房が効いており高校生や男女のカップル、老若男女で多く賑わっていた。
そんな中を二人はエスカレーターを使い衣料売場がある七階に到着していた。
「一先ずここからメリュ子の服を探すか。」
「うん。エスコートをよろしくねマスター?」
”マスター”と呼ばせるのをやめさせようと思ったが他に良い呼び方を思い付かなかったのでそのままにすることにして店内に入店した。
「結構人いるな…ここはやっぱり中高生向けの店みたいだな…」
「マスターが選んでくれるの?」
「着たい服とか無いのか?」
「マスターが選んでくれるなら何でも…あ、エッチなのはダメだよ…?」
蜂也に近づき耳元で囁くメリュジーヌ。
「アホか…。だとしたらここで買わねぇよ…。」
「うん♪」
そんなやり取りをしながら店内を見渡す蜂也だったが夏のセール中ということもあってか人でごった返しているのを見て少しげんなりしていた。
「………………!」
接客中の店長が店舗の入口付近で金髪(蜂也は偽装魔法で変装しメリュ子と同じくらいに美形になっている。)とプラチナブロンドの俗世離れした美男美女のカップルがいちゃついているのが目に入り本来であれば内心で舌打ちをかましたくなる光景だったが目を奪われてしまい言葉を失っていた。
直前で接客していた客へ手渡す手提げ袋を地面に落としてしまい接客業としては落第点も良いところであるがそんなことを気にしない、と言わんばかりに蜂也達の方へ歩きだしてしまい店長の異変に気がついた他の店員も視線をそちらへ向けられ奪われた。
「なに…あのカップル…。」
「な、なんかの撮影…?」
店長に接客されてた女性客は商品を目の前で落とされ文句を言おうとしたが視界に入った蜂也達を視界に納めると先ほどの店長のように視線を奪われ言葉を失っていた。
まるで創作の主人公とヒロインが三次元に現れたような雰囲気が醸し出されて当てられていた。
少年より小さな少女は少年の腕へ自信の腕を絡ませるようにしているので深い繋がりであることを示していた。
「さて…」「ど、どんな服をお探しでっ!?」
「「??」」
声を掛けられたことに気がつき二人でその方向を向くとそこにはサマースーツを着用した大人な女性がいたのだが何故か声がうわずっていた。
怪訝に思いながら辺りを見渡すと店内の全員が蜂也達を注目していたことに気がつきぎょっとし後ずさりをしかけ店からの脱出を考えそうになったが接客のためにこっちに来てくれたのだと蜂也は解釈し相談をした。
「(女性物の衣服の意見はどうしても俺が出すと”俺が着て欲しいもの”になってしまうからな…それならプロの方に任せた方が良いもの見繕ってくれるかも…よし)ああ。すみませんわざわざ…実は彼女に似合う服を探していたんですが…ありますかね?」
蜂也は言葉で店員の視線を誘導させメリュジーヌの服を探している、と伝えると即答した。
「こ、こちらの彼女様のお召し物ですねっ!今すぐに見立てましょう、はい!」
そういって”セール対象外の服”を脱がせメリュジーヌへ宛がった。
客寄せで使っていた”とっておきの品物”を紹介して良いのか?と蜂也は思ったがそのデザインを見て納得した。
(そんな”とっておき”をひっぺがして良いのか…?…って思ったがメリュ子にメチャクチャ似合うな。)
「どうでしょうか?お客様の髪色に合わせた白色のサマーシャツは。」
「あ、良いですね。へぇ…薄手でインナーが透けて見えるんですね…これに合うのはこのカーディガンですか?」
「お客様その組み合わせ非常に良いですね…こちらのスカートも組み合わせると…」
「なるほど……ふむ…メリュジーヌ?どうだ?」
「うん、その組み合わせは良いね。…それより蜂也は僕に着て欲しい物はないの?」
何処かで「僕っ娘…!」と少し興奮したような声が聞こえた気がした蜂也は無視することにしてメリュジーヌから問い合わせられたものに回答する。
「そうだな…あそこにある奴とか……あれとかか…でもまぁ…可愛いのを着て欲しいかな。」
「…そっか。店員さん。」
売場を指差して蜂也からの好みを聞き出し理解したメリュジーヌは接客してくれている店員へ向いて小声で話した。
「僕に似合う服を見繕ってくれるかい?それと…僕の彼氏が着て欲しいちょっと露出度の高い服を持ってきてくれるかな?」
老舗デパートのように店員が全部やってくれるシステムの店舗ではなかったがその雰囲気と声色に当てられた店員は
「勿論です!」と喜び動きだしメリュジーヌに似合いそうな服を見繕い蜂也が持ってきた服を籠にいれて試着室へ入った。
数十着とファッションショーが行われどれも非常に似合っていたが一番最後に試着室から出てきたときが店内の客含め息を飲むリアクションが大きかった。
「すごい…」
「妖精さんみたい…。」
「(まぁ…俺がメリュジーヌに付けた名前の元は妖精由来だしな…当然と言えば当然だけど…似合いすぎだろ俺の相棒…!)…。」
試着室から出てきたメリュジーヌも全員からの視線は流石に恥ずかしいのか少しだけ頬を赤らめていた。
「どうかな…マスター?」
着ているのは蜂也が選んだ物だった。
着用しているのは肩が露出している黒のワンピースで部分部分にフリルの意匠が施されており愛らしさを演出している。
スカートの丈はややミニの裾でその足から覗く白い太ももとメリュジーヌの人間離れした超俗的な雰囲気が蜂也の意味通りの”妖精”さを醸し出している格好になっている。
「スゲー似合ってる。流石はメリュジーヌ。こっちも服装に合うような靴を見繕ったから履いてみてくれ。」
「うん。ありがとう……んしょ…わっ!」
「おっと…」
「ん、ありがとう僕の恋人君♪」
「どういたしまして」
試着室の前には蜂也が選んだその服に合うサンダルを用意してあってそれに足を通そうとしたメリュジーヌは少し体勢を崩してしまうが蜂也が素早く受け止め事なきを得ていたがその光景がまるで物語の1ページのようで店員は勿論その店の客までも写真や握手までをも求めてきており店内は騒然となってしまった。
流石に店に迷惑を掛けてしまったと思った蜂也は今回選んだ服を全て購入した。
店を出る時に店長がすごい勢いで頭を下げていたが逆に蜂也は「こっちが感謝したいぐらいなんだけどなぁ…」と呟いてはいるが…実のこと蜂也達の買い物だけでその日の売り上げの二倍強を購入していたからだった、がそれを蜂也達が知る由もない。メリュジーヌは蜂也から選んでくれた服に満足しほくほく顔だった。
◆ ◆ ◆
「ねぇ、マスター…なんで僕がこんな格好をしているのかな?」
「俺が聞きたいんだけどなぁ…どうしてこうなった?」
俺はメリュ子とデート、と言う名のお買い物に来て
「君たち…わたしの店でバイトしない!?と言うかしに来てください!」と突如懇願され怪訝な表情を浮かべていると目の前の女性が土下座しそうな勢いだったため話を聞くとどうやら今日は会社の本部からお偉いさんが来店視察しに来ると言うのだが看板店員男女が駆け落ちしていなくなってしまったのでピンチ!と言うことらしい。
そういうわけで俺たちは今その女性から頼まれた商業施設内にある喫茶店の更衣室へ連れられてきて着替えさせられていた。
女性の店員は”メイド服”姿で男性の店員は”執事服”姿…所謂メイド&執事喫茶である。
(…これって原作であったシャルとボーデヴィッヒの話か…ってこの後強盗来るじゃん…!
連れてこられた俺は今すぐにでもここから退散したかったが意外にもメリュ子が乗り気なのか動けなくなってしまった。
着替えを終えて女子更衣室から出てきたメリュ子の姿に俺はガッツポーズした。
「ねぇマスター……似合うかな?」
扉の前で一回転し魅せてくるメリュ子。
正直メリュ子のメイド服姿を魅せてくれた店長には感謝しかなかった。
「めっちゃ似合ってる。このまま俺の部屋にいて欲しいぐらい。」
「そう?…なら…お帰りなさいませご主人様♪ご飯にします?お風呂?それとも…わ・た・し?」
「三番目を選びたいけど仕事すんぞ。」
「おいおいね、ってことね。わかった。」
(仕方ない…目の前で犠牲者を出させる訳には行かないし…それにそのとおりに起こらない可能性もある…バイト代を稼ぐ、と思って働くか。今年一番の売り上げにしてやるよ…!)
身だしなみを整え間仕切りのある更衣室から通路に出ると店のフロアへ続く扉の向こうからフロアリーダーの応援を求める声が響く。
俺とメリュ子は準備を整え店長より教えられた文言を良いながらフロアへ出た。
「いらっしゃいませ、@クルーズへようこそお客様。」
「いらっしゃいませ、@クルーズへようこそ?」
声を合わせフロアにいるお客様へ対して奉仕活動をするのだった。
◆ ◆ ◆
「蜂也くん、四番テーブルのお客様へお飲み物をお持ちして。」
「畏まりました。」
カウンターより注文された商品をトレーへ移し受け取る。
店内は奉仕を受けたい、というお客様が多いのか込み合っており注文が殺到していた。
素早く片付ける為に素早く、それでいて慌てることがないように落ち着いて行動を行う。
(何故か同僚の視線が俺に集まってるのは…気にしないことにしよう。)
それよりも仕事をしようとトレーをもって注文を受けたテーブルへ向かい到着した。
「お待たせ致しました。紅茶をご注文のお客様は?」
「は、はい。」
蜂也は要不要のサービスについて確認した。
「ミルクと砂糖はお入れになりますか?宜しければ此方でお入れ致しますが?」
「あ、は、はい。ミルクも砂糖もたっぷりでお願い致しますっ」
「わ、わたしもそれでっ」
二人が何故か声がうわずっていたが取り敢えず無視してトレーにおいていたスプーンをナプキンから外し紅茶にミルクと角砂糖を一つ二つ、といれてかき回す。
音を立てないように回しきって完成した。
「どうぞ。」
「あ、ありがとう。」
俺が作ったミルクティーを受け取りどぎまぎした様子で一口付けた。
続く同席の女性も受け取り同じように一口だけ付けて此方をじっと熱に浮かされた表情で此方を見ていた。
何故なのかと疑問を覚えたが一先ずは作業が終わったのでそのテーブルから離れる。
「それではなにか御座いましたらなんなりとお申し付け下さい。お嬢様。」
右手を左胸に当てて一礼した蜂也の雰囲気…偽装魔法で金髪とメリュジーヌに合わせた姿身になっているためその動作も相まって『貴公子』というにふさわしくなっており一連の動作も嫌みが全く無く自然体であり女性客はぽかんとしたまま頷くのが精一杯であった。
(接客業はまぁ慣れてるから問題はないが…それよりもメリュ子大丈夫か?)
次なるオーダーを処理するためにトレーを小脇に抱え店内を見渡すと丁度男性三名を接客しているメリュジーヌの姿が視界に入った。
「ねぇ、君可愛いね。なまえ」
「ご注文をお伺いするよ。」
「あのさ、お店何時に終わるの?一緒に遊びに」
「ご注文をお伺いするよ」
まるで取り付く島がなく「ご注文をお伺いするよ?」と繰り返す。
「え、ええとあの…」
「ご・注・文・は?」
「「……!?こ、これとこれとこれと…あとこれも下さい!」」
男達のナンパじみた行動に対してメリュジーヌはただ薄い笑みを浮かべて接客をしており途中で薄く結ばれた目蓋を開けて琥珀色の瞳が現れると男達は背筋を正し急いで注文を始めていた。
注文をするのも電子端末ではなくメモ帳で記入していく。
大量の注文を受けて内容を書き終わりメリュジーヌは接客に戻った。
「ご注文ありがとうございますっ、ご主人様♪」
薄い笑みではなく華が開いたような笑みと感謝を向けた後に厨房へ歩いていく。
その後ろ姿を熱のこもった視線をむけていた。
「あざとい…っ!」
「あ、あの子…超いいっ…!」
「あの態度からのデレ…たまらんっ!!」
(えぇ…変態かよ…。)
特別盛り上がっているテーブルは異様な興奮を見せていたが他利用客や蜂也を含むフロアスタッフは触れないようにやり過ごしていた。
「あ、あのっ追加の注文を宜しいですかっ!?出来ればさっきの金髪の執事さんでっ!」
「コーヒー下さい!銀髪のメイドさんでっ!」
「此方に美少年執事さんを一つ!」
「是非、銀髪のメイドさんをっ!」
(そういう店じゃないはずなんだけどなぁ…)
(マスター以外の男の接客をしたい訳じゃないんだけど…まぁ仕方ないか。)
互いにそのような感想を持ちながら店内は水を返したように騒然となっていくが店長が的確に捌き通常時の5倍以上に忙しい業務をこなしていった。
そんな混雑が二時間ほど続き蜂也とメリュジーヌはそろそろ休憩が欲しい、と思った矢先に問題が発生した。
「全員動くんじゃねぇ!」
店の扉を蹴破り突如として怒号を発しながら乱入してきた男三人組
店内の客は何事?という表情を浮かべていたが店内に響いた銃声で絹を裂くような悲鳴が上がった。
「「きゃあああああっ!?」」
「騒ぐんじゃねえ!殺すぞ!」
男達の格好は目出し帽にMA-1のジャンパーにジーパン。小脇には札束が飛び出したボストンバック…見るからに強盗だった。
そして外からはこの商業施設を囲むように警察が迅速な行動をしており対銃撃戦装備のライオットシールドと防弾装備を身に纏う警察官の姿が窓の外から見えた。
その光景に蜂也は頭を抱えていた。
(おーい…マジでか…強盗に遭遇する確率って何パーセントだっけ…)
目の前では男達が包囲している警察に向けて逃走車の手配を要求し駄賃だと言わんばかりに拳銃を発砲しパトカーのフロントガラスが割れて野次馬が騒ぎ出していた。
一方でも店内で男の一人がショットガンをポンプアクションし天井へ向けて発砲した。
蛍光灯が割れて女性が悲鳴を上げるがもう一人の男が拳銃を発砲し黙らせる。
男達は獰猛な笑みを浮かべる男達。
銃火器を持つことで気が大きくなっているのだろう。
それを厨房へ向かおうとしていた蜂也は大きな植木のそばから観察する。
(男達の装備はハンドガンにサブマシンガン…ショットガンか…たしか原作だと爆弾持ってたんだっけ…)
原作を知っている身からすれば有り難くないこの上ないのだがもうなってしまったのだからしょうがないと蜂也は解決に向けて動き出そうとした、が。
「…ぐずっ…うわぁぁぁぁ~ん」
「ちっ、ガキが…おい!てめえが母親か?こいつを黙らせやがれ!」
先程の騒動で子連れテーブルの子供が泣いてしまったのだ。
その鳴き声を聞いた男が忌々しそうに子連れに向けて黒光りする拳銃を突きつける。
「ごめんなさい、ごめんなさい…ほら、泣いちゃダメよ…!」
「うわぁぁぁ~ん」
母親は必死に泣き止まそうとするが一向に泣き止む様子は無い。
このままでは痺れを切らしてしまう…と思った矢先にまたもや事態が動いた。
「……………大丈夫だよ少年。男の子は泣かないものだろう?」
「…ぐずっ、う、うん。」
「ふっ…いい子だ。君はお母さんを守ってなさい。」
「う、うん…」
メリュジーヌが泣き止む子供の前に立ちあやしていた。
強盗犯達に身体の向きを変えた。
「あ?なんだ、お前。大人しくしてろってのが聞こえなかったのか?姉ちゃん。」
店内でただ一人強盗以外に立ち動きを見せたメリュジーヌが男達の目に止まった。
プラチナブロンドのロングヘアーをポニーテールにして浮世離れしたその美貌は強盗であっても男として生まれたのならば目に止まらない筈がない。
「…そうだったかい?君たちの声が耳障りでよく聞こえなかったよ。」
先ほどの客へ見せるような小馬鹿にするような反応を強盗達へ示したメリュジーヌに対して声を掛けたリーダー格の男は一瞬頭に血が上りそうになったが此方が有利であることにはかわりないことを自覚し冷めた笑いをメリュジーヌへ向けた。
「はっ!恐怖で可笑しくなっちまったか姉ちゃんよぉ…よくよく見てみると綺麗な顔立ちをしてんじゃねーか。」
リーダー格の男が銃を突きつけながらメリュジーヌを見て感想を述べると後ろでショットガンとサブマシンガンを構えた男が下卑な笑みと笑い声を上げる。
「兄貴!こいつを人質にとっちまいやしょうよ!なかなかのベッピンさんだぁ…メイドなら”ご奉仕”も出来んだろ?ひひっ!」
「こいつの言うとおりいい女だな…まぁちょっと足りねぇ部分はあるけど上玉だぜ…へへっ!警察が逃走車を用意するまであっちの部屋で”ちょっとお楽しみ”と行くとするかい?」
「……………。」
メリュジーヌは動かない。
手下の一人の持つサブマシンガンがメリュジーヌに標準を定めいるので恐怖で動けないと思っているとおもい空いている手で胸部へ触れようとしたその時だった。
「や、やめろっお姉ちゃんに手を出すなっ」
「少年っ?」
少年がメリュジーヌに触れようとしていた男の前に立ちはだかったのだ。
「あんだこのガキ…!邪魔だっ!」
メリュジーヌに触れようとしていた手を握りこぶしに変えて前に立ちはだかった男の子を殴り飛ばす。
「少年っ!」
「このガキ…痛い目を見ないとわかんねぇみてぇだなっ!」
メリュジーヌが男の子を抱き止めその男の子へ銃口が向けられる。
その光景を見た蜂也の静かな怒りが爆発した。
観賞植物の物陰から自己加速術式を使用して割って入ると同時に放出系統魔法《エア・ブリット》を使用して怯ませ拳底を叩き込むと同時に男のサブマシンガンを奪った。
「なっ…!?がふっ…」
「…マスターっ!」
メリュジーヌの喜色を浮かべている声を聞きながら蜂也は行動を起こす。
奪ったサブマシンガンで奥にいたショットガンを持つ男の手元を狙撃してリーダー格の男のハンドガンを打ち落としながら拳を鳩尾に当てて気絶させる。
「野郎っ!ふざけた真似をしやがって!死ねっ」
奥にいた手下が先程落としたショットガンを拾って蜂也へ向けて発射の体勢に入っていた。
蜂也はノールックで振り向き様に射撃し”ショットガンの発射と同時にサブマシンガンをショットガンの銃口へ連続で叩き込んだ”のだった。
「うわぁぁぁぁ!い、痛てぇよぉ…!」
案の定発射タイミングで銃口に叩き込まれた9mm弾は案の定ショットガンを破壊し暴発させ手下の一人が手を負傷し出血していたがそれよりも蜂也はリーダー格の男へ意識を向ける。
「な、なんだてめぇはっ!」
手落とし床に転がったハンドガンを素早く手に取り発砲しようとするが蜂也は男の懐に素早く潜り込み父親仕込みの柔術を叩き込む。
「かはっ…!?」
男の身体からごぎゃりっ!と嫌な音が響くが意にも介せずに冷ややかな顔で男を見る。
その一撃は男の意識を刈り取るには十分すぎた。
「て、てめぇ、は一体…!?」
男は吹き飛び客のいないテーブルへ激突し倒れまいと食い縛りよろよろと上半身を起こして蜂也を睨み付ける。
蜂也は掛けているメガネを人差し指で持ち上げ答えた。
「お嬢様とご主人様に仇なすものを排除する
少し会釈をしながら右手を左胸に当てて会釈のポーズを取った蜂也。
その仕草はまさに一流の執事《バトラー》そのものだった。
「がふっ…!」
男は仰向けに倒れ気絶し喫茶店内には平穏が戻りその反応を見た客がそれぞれに安堵の様子を見せていた。
「お、俺たち助かったんだ!」
「ありがとう執事さんにメイドさん!ありがとう!」
その言葉を受けながら蜂也はメリュジーヌに解放されている男の子の元へ近づき視線を合わせるために膝をつく。
メリュジーヌを見ながら男の子へ感謝を述べた。
「ありがとう。君のお陰でこのお姉ちゃんは怪我をしなくて済んだ。立派だったぞ?」
「えへへ…お兄ちゃんこそかっこよかったよ!ぼく、お兄ちゃんみたいな人になる!」
そういって頭を撫でると男の子は嬉しそうに笑みを浮かべていた。
その光景を見ていたメリュジーヌは自分の事のように嬉しく誇らしく思った。
これにて一件落着、とは行かないようで…。
伸した男が起き上がり「ムショに行くくらいなら全部吹っ飛ばす!」とジャンパーの下の身体に巻き付けていたどこから手に入れたのか分からない高性能爆薬がくくりつけられていた。
勿論起爆装置は手のなかにあり後がない男はそのスイッチを押そうとしたがメリュジーヌが素早く落ちているハンドガンを拾い蜂也の持つサブマシンガンと共に信管、そこから繋がる配線、最後に手に持っていた起爆スイッチを撃ち抜き銃を突きつけこう告げた。
「僕たちがいる喫茶店に来ちゃったのが運の尽きだね?」
「あんたには鉄格子がお似合いだ。…これ以上やるっていうのなら痛い目を見て貰うぞ?」
男は観念したのかちから無く項垂れホールドアップしたのだった。
蜂也とメリュジーヌは銃火器にセーフティを掛けて投げ捨てた。
耳元で告げた。
「さっさとここから逃げよう…IS操縦者の俺とISのお前がここにいるのは具合が悪い。」
「分かった。」
蜂也とメリュジーヌの手を引いて裏の厨房へ駆け出す。
そのタイミングで警官隊が突入してきて事態の収拾を図ったのだった。
この商業施設に伝説として「二人の超絶美形な執事とメイドさんが強盗犯を倒した」という話が語り継がれることになったのを蜂也達は知らない。
◆ ◆ ◆
普段着に着替えた俺たちは騒動が起こった駅前の商業施設で必要なものを買いそろえ外へ出ると辺りは夕焼けに染まっていた。
「メリュ子疲れてないか?」
「ううん。全然!デートって言うのはこんなに楽しいものなんだねマスター。強盗に買い物…経験したこと無かったから新鮮だよ。」
「うん。強盗に巻き込まれるのは希だからな?…しっかしあの店長もこっそり給料いれてくれてるとは思わなかったな。」
学生が貰うにしては多めの給料をいつの間にか逃げ出すときに制服のポケットに突っ込まれていたので今回の買い物での少しの足しにはなった。
まぁ、店先で見つけた”こいつ”を購入したことで全部吹き飛んだけどな?
今はメリュ子と共に城跡地がある公園で休憩がてら移動販売車のクレープを食べていた。
俺がブルーベリーでメリュ子がストロベリー…原作であった”恋のおまじない”を実践していた。
正直あれに気づいたボーデヴィッヒすごいな、と思った。
互いにクレープを食べさせ合いしながら今日の出来事について俺はメリュ子に聞きたいことがあった。
「ところでメリュ子。」
「むぐっ…なんだいマスター。」
口の回りにストロベリーのソースが着いていたのでナプキンで拭ってやる。
「お前男の子を泣き止ますためにわざと目立つようなことしたろ。心配したんだからな?」
「え…?どうして?僕はISだからそんな銃弾ごときで…ふぎゃっ。なにするのさ。」
銃弾ごとき、といったメリュ子のほっぺを広げる。その反応はいただけないものだった。
「どうして…ってバカお前、今は現実にこうしてるわけで冷たいのも温かいのも直で感じてるわけだし銃で撃たれたら怪我して俺が心配するわ。」
こういうのは非常に恥ずかしいが言っておかないと行けない、そう思ったからだ。
「俺の大切な相棒で…恋人だからな。だからさっきの強盗犯がお前の身体に触れようになったときに男の子が前にでなかったらそいつの腕を切り落としていた……って…うぉっ!?」
俺がその事を告げるとメリュ子の琥珀色の瞳が揺れていた。
なにか不味いことでも言ってしまっただろうか…と思ったところにメリュ子が胸へ飛び込んできた。
「僕…不安だったんだ。僕は現実に存在していない。だから今日のデートも全部全部…夢でマスターにこういって貰えるのも全部”嘘”なんかじゃないのか、って。」
「メリュジーヌ…。」
その言葉と共に胸の中にいるメリュジーヌの存在を確固たるものにするべく力を強める。
「あっ…。」という短い悲鳴が聞こえたが無視して俺の答えを告げた。
「嘘なんかじゃない。……………俺がお前を選んだようにお前が俺を選んでくれた。だから、お前に”恋人”って言った言
葉の意味を履き違えるつもりはないぞ?」
そう腕の中で踞るメリュジーヌへ声を掛けると決意を決めた琥珀色の瞳が俺を射貫く。
「(そっか…この感触も…君が僕への想いも全部空虚な嘘、なんかじゃない”本物”ってことなんだね…。でも…。)マスター……僕に…その証拠を”愛している”って……証明して…くれるかい?」
その回答に俺は短く答えた。
「ああ。その前に…これをお前に着けて欲しいんだ。」
「え、これって…?」
「女の子なんだから装飾品の一つでも…って思ってな。さっきの施設で巡ってた時に良いのがあって買ったんだ。メリュジーヌに似合う、って思ってな。…着けても良いか?」
「っ!?うん、すごく嬉しいっ…君が僕に着けてくれる?」
「ああ。」
小さな化粧箱を開くとそこには小さな蒼窮色のダイヤが埋め込まれたチョーカーがあった。
腕の中に収まるメリュジーヌの顎を軽く持ち上げ首に装着するとサイズがぴったりだった。
揺れる琥珀色の瞳を蜂也の瞳の視線が交差して言葉を発さずに唇を重ねた。
◆ ◆ ◆
IS学園、寮自室。
ーパン、パン、パン、パン…ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ…あっ♥あっ♥あっ♥…ー
肉と肉がぶつかり水音と矯声が防音設備を備えた寮の蜂也の自室に響く淫靡なデュエットと化していた。
「んんっ…んぁ、あん♥んっ、ぁ、ああっ♥、ぅうっ…ぅん、あんっ♥、ぁ、あっ♥ぅん、んっ、んっく、んふっ♥っぁあああ…♥っ。あっ、んんんっぅ…。はぁっあああっ♥はあっ…はあっ♥ぃやぁ…やん、んあぁ♥…あん♥」
部屋に戻った蜂也とメリュジーヌは着の身着のままの”証明”の為に本能が赴くままに繋がっていた。
室内には肉を打つ音と喘ぎ声が響き渡り膣内を突き突かれに蕩けきった表情を見せるメリュジーヌの唇を奪う。
既に制服は着崩れスカート部分は捲り上がり純白のショーツは脱がされもう一つのベッドの方に蜂也の普段着の上着と共に投げ捨てられていた。
「んんっ♥んちゅ…ちゅぱ…♥むちゅ…れろぉ…んっ…♥んっ、はぁ…んっ、んんっ…はぁ…んっ…♥…はぁ、はぁ…んんっ♥…ぷはっ、そんなっ…キスしながらっ♥奥、突いちゃ♥…んあっ、あっ、あっ♥すごっ、これっ…すごいっ♥おちんぽぱちゅぱちゅ♥って…気持ちいい♥気持ちいいっ♥気持ちいいよぉ♥あっ、あっ、あっ、あぁあ…♥ぼ、くぅ…ISの人格なのに…♥ます、たぁ♥とこうび、してっ♥愛情かんじちゃってるぅっ♥ちんぽ…きもちいいのぉ♥」
ーメリュジーヌっー
「んんっ…んぁ、あん♥んっ、ぁ、ああっ♥、ぅうっ…ぅん、あんっ♥、ぁ、あっ♥ぅん、んっ、んっく、んふっ♥っぁあああ…♥っ。あっ、んんんっぅ…。はぁっあああっ♥はあっ…はあっ♥ぃやぁ…やん、んあぁ♥…あん♥キスっしたいっ…はぁむ♥…んんっ♥んちゅ…ちゅぱ…♥むちゅ…れろぉ…んっ…♥んっ、はぁ…んっ、んんっ…はぁ…んっ…♥…はぁ、はぁ…んんっ♥…ぷはっ、そんなっ…キスしながらっ♥奥、突いちゃ♥…んあっ、あっ、あっ♥すごっ、これっ…すごいっ♥おちんぽぱちゅぱちゅ♥って…気持ちいい♥気持ちいいっ♥気持ちいいよぉ♥あっ、あっ、あっ、あぁあ♥」
挿入している膣口から愛液が垂れて蜂也のベッドを汚すが気にしないといわんばかりに注挿を繰り返す。
その勢いは激しくなりメリュジーヌの喘ぎ声が大きくなる。
速度の変化にメリュジーヌは驚き、膣口が狭いのに膣内のひだがさらに締まり圧迫感を蜂也の陰茎を襲うと同時に蜂也を快楽へと導く。
すぐイカぬように踏ん張り注挿しようと膣口から動こうとする陰茎を抜かせないと言わんばかりにメリュジーヌの膣はキツキツに締まっていた。
「ふああああっっっ♥腰ふり、はげしくなっ、てるぅ♥んんんん~っ♥だめっ♥もっと、ますたぁー♥にぃっ゛んあ゛っ、あ゛っ、♥あっ、繋がっていたいのにぃ♥んく゛っ、んう゛っ…♥んあ、あぁん♥んぅ、んあっ、あっ、あっ、あっ♥んぅぅぅぅう゛ん…っ、ふっ、はぁっ、おっく゛ぅ…いいのぉ…♥あぁっあん…ああんっ♥、ぁんっ、あん、あん♥、んぃぃぃい…っ♥おまんこ…絞まるぅ゛…っ♥だめぇ…♥ああっ♥らぁっ…ますたぁ♥だめぇ…んく゛っ♥」
ーイキそうなのかメリュ子…俺もお前の声と表情見てたらそろそろイキそうなんだわ…一緒にイクぞっ!ー
抱き合いメリュジーヌの腰を掴み正面から突くと同時にメリュジーヌの矯声が上がった。
「んひぃぃ♥…ああっ♥気持ちいいぃよぉ~♥んほぉ♥ますたぁの♥おちんぽ♥びくびくぅ♥って震えてっ…んんあっ♥僕もイく゛、イクイクイクイク…イッちゃう゛ぅぅぅぅぅぅ~……んんっ♥はぁ、はぁはぁ…♥だめっ♥イッてるのにぃ…ますたぁ♥おまんこ♥おくっ♥ついちゃ…らめぇ…♥またイく゛ぅぅぅぅぅ、イっちゃう、イくイくイくっ、イぐぅぅぅぅぅぅ~……♥ああっ♥…わ、たしだけ…イかされるの…ズルい♥ますたぁ♥イって…せ、いえき♥わたしのなかでたくさん、出して♥出して♥出して♥出して♥出してっ♥」
注挿を続けている最中に先にメリュジーヌが達してしまい膣内が震え潮を吹き出しベッドを再び汚す。
ーごめん、メリュジーヌ、もう無理だ…!ー
「あっ、あっ、あっ、あっく、えっぐ……んんんんんんっ♥♥♥おまんこで、おちんぽ♥…ますたぁ♥のおちんぽ絞り上げて、精液、出せ♥出せ♥って僕のおまんこ震えて…ああっ♥出して♥出して♥出して♥…クるクるクるクる……いっく゛ぅぅぅぅぅ♥♥♥♥…ふあああああっ♥♥♥~~~~~~~♥っ」
一瞬の静寂の後二人は達した。
蜂也はメリュジーヌを抱き締めた状態で突き上げた。
中に突き刺した剛直が臨界を向かえ大暴れし子宮内部に白濁の欲望をぶちまける。
同じく膣内の注挿奥を刺激され達したところにトドメの精液の奔流が子宮に襲いかかった。
放出しきった蜂也はメリュジーヌを抱き寄せキスをした。
「はぁ…はぁ…はぁ…キス…♥…あぁむ…はむ…♥むちゅ…ちゅぱちゅぱ…れろちゅぱ…んちゅぱ…♥♥…はちゅ、や、くぅん♥…好き♥好き♥だぁーいすき♥はちゅや、くん♥…はぁむ♥むちゅ…れろぉ…んっ…♥んっ、はぁ…んっ、んんっ…はぁ…んっ…♥…はぁ、はぁ…んんっ、はぁ…はぁ…はぁ…あっ…凄い量…おまんこから溢れちゃってる…っよぉ♥」
射精が終わりキスを続ける。
”お前は俺の相棒であり恋人だ”と知らしめんばかりに激しいキスを交わす。
「はぁ…はぁ……んん゛っっっ♥ちゅぱ♥じゅぱ♥ちゅぱじゅぱれろ♥…じゅるるぱんじゅぱ…ちゅぱじゅるる…ますたぁ♥ん゛き゛ぃっっっっっ!?♥ひ゛っ、ち、くびつまんじゃぁ、やぁぁぁぁっ♥…ああっ♥…んんっ!?じゅるぱじゅぱじゅぱじゅぱれろぉ…
制服を脱がしキャミソールだけにして先程の挿入で興奮してきたのかキャミソールブラ越しでも分かるぐらいにくっきりと浮かび上がる乳首を蜂也はその突起を虐め始めた。
その瞬間に自室にメリュジーヌの矯声が響き渡った。
「んじゅ…れろ…ひんっ!……あ、ああっ♥はちゅ、や、さん♥ち、くび♥い、じっ、ちゃあ…らめぇ…♥あ♥あっ♥ああっ♥ちくび…いじっちゃ♥らめぇなのぉ…」
ー可愛い可愛い俺の相棒…もっと気持ちよくさせてやるからなっ!ー
舌先を口膣内へ滑り込ませ濃厚な舌同士の接触を確かめてキス続ける。同時に乳首を弄ることはやめない。
蜂也はメリュジーヌに気持ち良くなって欲しくてキャミソールブラをずらし脱がし素肌が露出する。
色白な肌で胸は控えめだが乳首はピンク色でありそれはあの《蒼窮》で見たまんまの美しさだった。
それが此処にある、それだけで感情の昂りを押さえきれない蜂也は貪るようにキスをして綺麗な乳輪でピンク色の突起物を少し乱暴に弄り始め注挿を再び開始する。
「ちゅぱ♥じゅぱちゅぱじゅぱれろ♥…じゅるるぱんじゅぱ♥…ちゅぱじゅるる…ます、た、ぁ…あぁん♥♥♥ちくびとれひゃ…やんっ♥…ああっ♥…んんっ!?じゅるぱじゅぱじゅぱじゅぱれろぉ…んん!?んんっ!?…ちゅぱじゅぱちゅぱじゅぱれろ…じゅるるぱんじゅぱ…ちゅぱじゅるる…ます、た、ぁ…あぁん!!胸のお山崩れるくらい揉みしだいちゃ…やんっ♥…ああっ♥…んんっ!?じゅるぱじゅぱじゅぱじゅぱれろぉ…!ふああああっっっ♥腰ふり、はげしくなっ、てるぅ♥んんんん~っ♥だめっ♥もっと、ますたぁー♥にぃっ゛んあ゛っ、あ゛っ、♥あっ、繋がっていたいのにぃ♥んく゛っ、んう゛っ…♥んあ、あぁん♥んぅ、んあっ、あっ、あっ、あっ♥んぅぅぅぅう゛ん…っ、ふっ、はぁっ、おっく゛ぅ…いいのぉ…♥あぁっあん…ああんっ♥、ぁんっ、あん、あん♥、んぃぃぃい…っ♥おまんこ…絞まるぅ゛…っ♥だめぇ…♥ああっ♥らぁっ…ますたぁ♥だめぇ…んく゛っ♥」
ーメリュジーヌっ…!ー
「んんっ♥やんっ♥ますたぁーっ♥摘まむのやらぁっ♥やらしぃよぉっ♥ますたーっ♥あっ♥あっ♥もっと、ますたぁー♥にぃっ゛んあ゛っ、あ゛っ、♥あっ、繋がっていたいのにぃ♥んく゛っ、んう゛っ…♥んあ、あぁん♥んぅ、んあっ、あっ、あっ、あっ♥んぅぅぅぅう゛ん…っ、ふっ、はぁっ、おっく゛ぅ…いいのぉ…♥あぁっあん…ああんっ♥、ぁんっ、あん、あん♥、んぃぃぃい…っ♥…っ♥だめぇ…♥ああっ♥らぁっ…ますたぁ♥」
その表情に蜂也の射精心が込み上がってきていた。
ー俺がお前を愛してるってこと…その身体に叩き込むっ!ー
「うん♥きてっ♥ますたぁ、の愛の印♥ほしぃ♥んひぃぃ♥…ああっ♥気持ちいぃ♥んほぉ…♥ますたぁの♥おちんぽ♥びくびくぅ♥って震えてっ…んんあっ♥んんっ♥はぁ、はぁはぁ…♥だめっ♥ますたぁ♥おまんこ♥おくっ♥ついちゃ…らめぇ…♥またイく゛ぅぅぅぅぅ、イっちゃう、イくイくイくっ、イぐぅぅぅぅぅぅ~……♥ああっ♥…また、イカされちゃった♥ますたぁ♥イって…せ、いえき♥わたしのなかでたくさん、出して♥出して♥出して♥出して♥出してっ♥」
ーごめん、メリュジーヌっ!ー
「あっ♥あっ♥あっ♥あっく♥えっぐ♥んんんんんんっ♥♥♥おまんこで、おちんぽ♥…ますたぁ♥のおちんぽ絞り上げて、精液、出せ♥出せ♥って僕のおまんこ震えて…ああっ♥出して♥出して♥出して♥…クるクるクるクる……いっく゛ぅぅぅぅぅ♥♥♥♥…ふあああああっ♥♥♥~~~~~~~♥っ」
理性のダムが決壊し三度目の射精を膣奥へと叩き込む。
蜂也とメリュジーヌは互いに強く抱き締めながら互いに逃がさぬようにしている。
メリュジーヌは射精の勢いと快感で腕の中でびくびくと震えている。
「♥~~~~~~~~~~っ…♥~~~~っはぁ♥はぁ♥はぁ♥はぁ♥…まちゅ、たぁ…すっごい♥」
絡み合い陰茎を膣内から引き抜くと精液がゴポり、と音を立てて膣内から溢れ出した。
引き抜いた陰茎をメリュジーヌの眼前に突きつけると目を♥にして愛おしそうに陰茎を口へと放り込みお掃除フェラを開始した。
口淫をしながら上目使いで蜂也の陰茎を舐めしゃぶる。
「あん♥だめぇ…勿体ないから♥…お掃除ふぇら…してあげる…♥はぁむ…んちゅ…れろぉ…はぁ…はぁ…あぁん♥、はちゅやく…おちんぽ…舐められて♥…れぇ…れぇーろ、れぇーろ、れぇーろ…♥ふふっ、気持ち良さそう…もっと舐めてあげる、ね…あむ、れるれるぅ…♥れろぉ、れろぉ、れろれろ…れろ、れろぉ…♥…あ~む…ぐぽ…ぐぽ…ぐぽ…ぐぽ…ぐぽ…んーぅ…じゅぼ…じゅぼじゅぼじゅぼじゅぼ♥♥♥じゅるるるるるっ♥♥…じゅぽんっ…ぷはっ…綺麗になったよますたぁ♥…」
メリュジーヌはにかっ、と笑った。
その反応を見た蜂也は再び固くなった自身の分身をメリュジーヌの膣内へ剛直を挿入し行為を再始動させた。
「…ってまた大きくなって、ひんっ!んんんん~っ♥また、挿入ってきてっ♥だめっ♥もっと、ますたぁー♥にぃっ゛んあ゛っ、あ゛っ、♥あっ、繋がっていたいのにぃ♥んく゛っ、んう゛っ…♥んあ、あぁん♥んぅ、んあっ、あっ、あっ、あっ♥んぅぅぅぅう゛ん…っ、ふっ、はぁっ、おっく゛ぅ…いいのぉ…♥あぁっあん…ああんっ♥、ぁんっ、あん、あん♥、んぃぃぃい…っ♥おまんこ…絞まるぅ゛…っ♥だめぇ…♥ああっ♥らぁっ…ますたぁ♥だめぇ…んく゛っ♥」
夕方の薄暗くなっていた時間帯から三度交わり体位を変えて場所を変えてシャワー室で駅弁ファック、メリュジーヌの膣内へ愛を注ぎ込んだ。
そして身体を綺麗にしてから再びベッドで交わり二人が疲れきってベッドに共に倒れ込むのは外が薄明かるくなってきていた時間帯だった。
それほどまでに二人は時間を忘れて愛し合った。
倒れ込むメリュジーヌは蜂也に抱きつき表情は嬉しそうで満足げだった。
「はぁ♥はぁ♥はぁ♥…ますたぁー…大好き♥」
ーああ。俺、もだ、よ…。ー
◆ ◆ ◆
「そういやなんでお前がこっちの世界に来れるようになったんだ…?」
次の日になって同じベッドに倒れ込むように気絶した蜂也達は差し込む日差しで目を覚ましメリュジーヌを抱きながら頭を撫でながら質問するととんでもない回答が帰ってきた。
「前にマスターに伝えたことがあったと思うけど僕は君の遺伝子を取り込むことで成長する…。ってのでその延長で”成長した”っていう事実が僕をこの現実の世界へ具象化したんだと思う。僕が持つ《メリュジーヌ》の
「ISの意識体の実体化…にわかには信じられないけどな。」
「あ、僕を疑ってる?僕が二次移行したのは君とセックスしたからですけど~?マスターは責任をもって僕と一緒のツガイになるの♥じゃないと許さないからね?」
唐突なメスガギムーブを見せるメリュジーヌに愛おしさを覚え抱き締める。
離すわけがないと行動で示した。
「あっ…♥ますたぁー♥……あっ、また機能拡張したみたいだよマスター。」
抱き締め艶っぽい声を上げたメリュジーヌだったが突然の報告が上がった。
「機能拡張?そこはIS…というか機械っぽいのな。んで何が追加されたんだ?」
メリュジーヌは抱き締められた腕の中からするりと脱出し蜂也の耳元で囁いたがその言葉に思わず耳を疑った。
「僕…赤ちゃん♥創れるようになっちゃった♥」
「はぁ…?ま、マジ?」
「うん♥」
そう言うないなやメリュジーヌは再び朝立している蜂也の怒張に手を触れる。
手の温度が冷たく触れられた瞬間にびくりと陰茎が反応する。
「だからさぁ…ますたぁー♥僕が君に愛されてて都合の良いオナペットじゃないってことが分かったから…子作りえっち♥しよ?僕を…ママにして♥」
蜂也の陰茎に股がりその小さな膣口に挿入しながら耳元で囁くメリュジーヌのその雰囲気は愛おしく思え起き抜けだと言うのに再び盛り合った。
ISという機械”メリュジーヌ”という存在であったはずが最愛の恋人にとっての彼女であり自分はISとしてでなく一人の恋人”メリュジーヌ”として見てくれているのだと自覚して心が疼いた。
彼と深く繋がりその結晶を残そうとメリュジーヌは蜂也を求め貪った。
1機のISが自身を”一人の女の子”として自覚出来た。
貰った蒼窮色のダイヤが埋め込まれたチョーカーを触れながら大切な事に気がつくことが出来たそんな夏の一幕の思い出。
メリュ子が抱えていた心理描写書くの難しい…。
人間とも違うしISの意識体ということもあってその葛藤を今回描きたかったけど…書けてた…かなぁ…と思います。
それでもこの作品を気に入っていただけましたらお気に入り&高評価&感想頂けましたら幸いです。
次はタイトルにもあるようにあの金髪の娘が主役…!
お楽しみに。
それでは。
山田先生をヒロインに追加…?
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して欲しい
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しなくても良い