※この作品はR-18です。

ラスオリで現パロ風エロ小説   作:itigo_miruku121

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記念?すべき第一話は、生命のセレスティアさんがおっぱいで社畜をデロデロに甘やかすお話です。




生命のセレスティア編 ~『私のおっぱいで人間さんを甘やかしてあげますね~』~

 ――時は未来。人類が絶滅をなんとか回避し、いくらかの世代が経過した時代――――人類再興に多大な貢献をもたらしたバイオロイドたちは、戦闘行動をあまり行わなくなった。

 

 

 不要となった戦闘に関する技術のリソースは、別の分野――彼女たちの構造の再現にあてられた。そして、彼女たちの構造を現代技術で可能な限り模倣したバイオロイドが開発され、数多く世に流通した。

 

 

 人類滅亡の時代を生きたバイオロイド達は「純正バイオロイド」。再興後に作られたバイオロイド達を「次世代バイオロイド」とそれぞれ分けられて呼称されるようになった。

 

 

 次世代バイオロイドたちは、特殊な経緯を経て製造された純正バイオロイドたちの数を瞬く間に上回った。

値段もピンからキリまで――与えられた役職も世界的な大企業の社長秘書や、大国の政府高官といったものから、専業主婦にパート従業員、娼婦まで多岐にわたった。

 

 

 一つ確かに言えることは――純正と非純正に関わらず、彼女たちバイオロイドは、人類が復興した後でも、人類の良き隣人であることは変わらなかった。

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

「はぁ……」

 

 

 全身から幸せも、何もかもが逃げていくように、深い溜め息が出る。

 

 

 とっくに日付もかわり、道には車一台どころか人一人――物音一つしない。一定の間隔を空けて防犯灯で照らされているにも関わらず、無機質で黒く、所々汚れているブロック塀は延々と続いている。……まるで一種の怪物のような圧迫感を放ちながら。

 

 

「――いい加減、転職しねぇとなぁ……」

 

 

 地に足をつけるたびに、踵から頭にかけてヒビが入っていそうな体を引きずりながら、オンボロアパートへの帰路を歩く。転職活動などという、到底叶いそうもない夢が口から漏れる。……だが、すぐさますっかり俺の脳裏に住み着いたクソ上司が激しく怒鳴る。

 

 

『お前のようなクズが一体どこに転職するというんだ!』

『お前のような無能、クビにしてやってないだけでもありがたく思え!!』

『――企画書も、営業も、事務も!……全部ろくにできねぇくせに、偉そうに夢を語ってるんじゃねぇ!!』

 

 

 脳に響く怒声の中にはいくつか、俺が勝手に作り出した幻も混じっている。もっとも……それに近しい内容は現実(リアル)でも耳にタコが出来るほど言われているので、リアリティは折り紙つきだ……。

 

 

「――ここまでリアリティある想像ができるなら、いっそ小説家にでもなるか?」

 

 

 自分でも全く笑えない冗談が口からこぼれだす。……当然、そんなのになるつもりもなければ、簡単になれるとも思わない。――結局、そんな夢物語に返ってきたのは、イマジナリー上司の罵声だけだ。

 

 

 ――――俺が作り出した幻影のくせに、俺の勝手な冗談にまでケチをつけないで欲しい。

 

 

~ ~ ~ 

 

 

 カン……カン……カン……。ギギイィィーーー……。

 

 

 ――暗い夜道を歩くこと数十分。築五十年を超えた廃墟同然のボロアパートに到着した。

 

 

 錆はアパート全体にまで侵蝕し、階段の一部や廊下にある転落防止の柵の一部は朽ち果て虫食い状態になっている。一応、管理会社はあるものの、こんな前時代の遺物に等しい物件を改修する気はないようだ。

 

 

 管理会社ですらも本来の職務を放棄し、事実上匙を投げているような事故物件――それが、今の俺の住まいだ。そんな物件を選ぶような物好きな人などいるわけもなく、住人は俺一人だけだ。

 

 

 ――――まぁ、そのおかげで家賃は激安。騒音やゴミの不法投棄などといった煩わらしい問題とは無縁なのだが……。

 

 

(――あ、洗い物してねぇ……。ゴミも溜めっぱなしだし、洗濯物も……放置してたっけか)

 

 

 さっきまで仕事での憂鬱が俺を支配していたというのに、アパートについた途端、仕事外の小さいが面倒で嫌になる作業の数々が脳を支配する。幻影のくせに他人(ひと)の脳内を独占し、リサイタルのように罵詈雑言を飛ばしていた上司も、いつの間にか声一つあげず、影も形もなくなっている。

 

 

「――あぁクソ……」

 

 

 俺のストレスを増加させるためだけの幻影に悪態をつきながらも、古びた扉の鍵穴に鉄の杭を差す。ガガガ……。という中で何かを壊していそうな音を立てて、扉の施錠が解除される。

 

 

「あっ、おかえりなさ~い。お仕事お疲れ様でした~」

 

 

 ――ガタついた扉を開けると、誰もいないはずの俺の家から、見知らぬ甘い女声が返ってきた。

 

 

 俺はこのアパートに誰かと一緒に住んでいる訳ではない。第一、さっきまでちゃんと鍵がかかっていたはずだ。となれば、鍵を持っている管理会社の人間だろうか……。だが、よくよく考えてみれば、こんな遅くに管理会社の人間がくるわけもない

 

 

「今日も一日お疲れさまでした~。ご飯とお風呂、用意できてますよ~」

 

 

 自分の家の前で立ち尽くす俺をよそに、その見知らぬ女性は当たり前のように、俺を家の中へと招く。

 

 

「――あ、はい……」

 

 

 ――――すっかり虚を突かれた俺は、自分の家に帰ってきたはずなのに、なんとも気の抜けた答えを返してしまった。

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

「ふ~っ、ふ~っ、ふ~っ……。は~い、あ~~んしてください」

 

 

「あ、あー……ん」

 

 

「はい、よく出来ました~。よ~く噛んで、ごっくんしてくださいね~」

 

 

「………」

 

 

 幼い子供に食べさせるようにして差し出された飯を、そのまま食べる俺。そんな俺をたいそう嬉しそうな笑顔で見つめる一人の耳の長い女性。彼女の名前は生命のセレスティアというらしく、今は珍しい純正のバイオロイドらしい。

 

 

 俺は純正と非純正に関わらず、バイオロイドという物自体にに一切触れたことがない。

 

 

 第一、純正の――それもこんなにも状態が良く、見るからに高級品の風貌をしたバイオロイドなんて、こんな場所に住んでいる俺が到底お目にかかれるような代物ではない。

 

 

 いくら学がない俺でも、純正バイオロイドが、どれだけ希少価値の高いものなのかくらいは知っている。

 

 

 あまりに希少なため、世界的な先進国やそのお偉方が年中、血眼になって世界中を探し回っているのは、今や世界の常識だ。

無論、一機でも発見されれば世界的な大ニュースになり、見つかった機種と、見つけた人物の名前はそれぞれ歴史に残る。

 

 

 それだけじゃない。――万が一確保できればそれだけで、以後数十年に渡って、その国はあらゆる分野での発展が確約される。さらには、国際交渉の場でも優位に立つことができる。

 

 

 流石に実際にやるバカな国はいないだろうが、もしかしたら不平等条約や、治外法権をけしかけたとしても、それが認められるかもしれない。

 

 

 ――それほどの希少性を持ったものが、底辺の中の底辺である俺の前に突然現れた。……だが、そんなことよりもまず、俺は彼女の姿に気を取られ、それどころではなかった。

 

 

 俺よりも少し背の高い百七十センチほどの身長に、その長身を包む長い白い髪。エルフ耳の後ろ――もみあげのあたりには月桂冠のような装飾がつけられていて、背中から生えている葉っぱはまるで大きな翼のよう。顔はLEDや蛍光灯の数倍白く輝くような肌で覆われ、垂れたコバルトブルー色の瞳と、ゆるく曲がった口。それらで作られる表情は、まさに聖母と呼ぶにふさわしい包容力を感じさせる。

 

 

 だが、最も俺の意識を奪ったのは彼女の彫刻品のような美しさよりも、その体型だった。女性にしては高めなその身体が描くボディラインは、暴力的なまでに性的なのだ。

 

 

 まず何よりも目につくのは、バスケットボールよりも大きく、三十センチ以上はある長すぎる乳。肩も腹部も嘘のように細く、どう見てもそれらを支えるには力不足だ。そのため、二つの大きな乳毬は、そのあまりの質量と重力によって垂れてはいるが、少しも彼女の美しい見た目を損なってはいない。

 

 

 本来、肩と腹部が果たすべき役割を肩代わりするかのように、彼女の下半身――腰と臀部はどっぷりと肉づいていて、腰から腹部にかけての形は見事な台形になっている。

 

 

 おまけに、それほどまでなルックスを包む布着は冗談みたいに少ない。それはもはや服というより“暖簾”と“前垂れ”と表現したほうが正しい。

 

 

 百人が見れば一万人が振り返り、生涯記憶に残るほど大迫力な乳にかかるのは、一枚の細い暖簾じみた布地――しかも、先端には縦長のひし形に星のアクセサリーがつけられた金具のようなものが重しとしてついているだけ。

暖簾は内側から突起のようなもので少し突き上げられていて、そのせいか縁からはピンク色の輪っかがチラリと見えてしまっている。……つまり、その下には一切の布地(ブラ)をつけていない。

 

 

 そんな一割程度しか隠されていない乳暖簾が上着だとするならば、下着はまさに布切れ――それもティッシュペーパーのように薄く小さい。

 

 

 ほぼ全てを晒されている両乳の下乳から垂れている下着は、さも当然のように腹部全体を覆っていない。しかも中央には大きなスリットが入っていて、縦に伸びた美しくも妖艶な臍が丸見えになっている。

 

 

 ……明らかに人間ではありえない、ドスケベな体型と格好をしているセレスティアさん。そのエロさは度重なる激務と上司からの理不尽な罵倒で鬱同然となり、枯れていた俺の性欲を、瞬く間に滾らせる。

 

 

「美味しいですか~?おかわりはまだまだい~っぱいありますから、好きなだけ食べてくださいね~♪」

 

 

「…………んっ、ゴクッ。――はい!」

 

 

 エロの極地を体現したかのようなセレスティアさんは、少しも恥ずかしがることなく、母親のように俺に優しく語りかけ、世話を焼いてくれる。

 

 

 セレスティアさんはなぜ俺の家にいるのか……彼女の目的はなんなのか――そのほか様々な諸問題も、今やどうでもいい。今の今まで感じていた疲労や、鬱屈とした気持ちも全部忘れて、ただ彼女に言われるがままに甘える。

 

 

 徹夜明けとは違う理由で血走る両目で、眼福でしかないドスケベ聖母を凝視する。目線は逸らさずに雛鳥のように口を開け、ゆっくりと運ばれるカレーを食べさせてもらう。

 

 

 セレスティアさんは絵画のモデルに使われても何らおかしくないレベルの美女だ。そんな女神のような彼女が作ったカレーは、何かしらの加護を受けているのかと錯覚するほどに美味い。

外食チェーン店の数倍――いや数百倍は美味いセレスティアさんのカレー。十中八九俺の家にあった材料を使っているはずなのに、口に広がるコクや旨味……スパイスに至るまで、何もかもが別次元の領域にある。

 

 

(あぁ……。昔、なにかで聞いた『最後の晩餐』ってこういう味だったんだろうなぁ)

 

 

 本当に昇天してしまいそうなほどに幸せいっぱいな気持ちの中、頭に歴史の授業かなにかで習った、大昔に実在したらしい一枚の絵画とその題名が過る。――奇しくも、その絵画も神や聖者に類するものだったはずだ。

 

 

 日が更新されてからもう二~三時間は経過しているだろう時間帯。『草木も眠る~』と表現されることもあるらしいこの時間――当たり前だが、家の内外を問わず静寂に包まれ、俺以外人っ子一人いない。それなのに……

 

 

 体の奥底からじんわりと温かさが広がっていく。それはできたてのカレーを食べたからなどの物理的なものではなく、心の温もりにちかい。――例えるのなら、正月や盆に帰省した時のような……

 

 

 あの何物にも代えがたく、なんとも言えない温かさ――それが食べれば食べるほどに、体内に浸透していく。

 

 

 食べたことはないし、今後食べられるとも思わないが……どれだけの高級店や世界的有名店のカレーでも、このあたたかさだけは決して味わえないと確信できる。――これも、セレスティアさんという女神のなせる業なのだろうか。

 

 

「――あったけぇ……」

 

 

 氷がゆっくりと融解し、器から滑り落ちるように、ポロッとそんな一言がこぼれる。十数年ぶりに漏らした短くも重すぎるその言葉につられたのか……ここ数年、どれだけ理不尽な目にあってもジワリとも出なかった雫が目尻から溢れ出す。

 

 

「あらあら~、涙が出ちゃってますよ~。なにか辛いことや悲しいことがあったんですか~?もう大丈夫!ぜ~んぶ私が受け止めてあげますよ~。ホラ、おいで~♪ぎゅう~~~って、抱きとめてあげますからね~」

 

 

 年甲斐もなく、滂沱の涙を流す俺――セレスティアさんは、そんなみっともない俺を笑わない。俺が泣いていると気づくやいなや、手に持っていたスプーンを置き、俺の横に移動して、大きく両手を広げている。――干したての布団よりも遥かに強い包容力と柔らかさが、グズグズになった今の心には効果抜群だった。

 

 

「――セレスティアさんッッ!!」

 

 

 俺はカレーで汚れているであろう口周りを拭うこともせず、吸い込まれるように彼女の胸へと飛び込んでいった。

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

「うふっ、甘えん坊さんですね~♪頭だけでなく、体全体を私の胸によせていいんですよ~。私はどこにも行きませんからね~~」

 

 

「ゼベズディア゛ざーーん!!」

 

 

 純粋なまでの柔らかさの暴力。――それがセレスティアさんの身体だった。

 

 

 どこかの王族が御用達にしていそうな超が何個もつく高級布団も、世界のどんな高級風俗でも、ぜっっっっ……たいに味わえないと断言できる柔らかさ。――股間に悪すぎる彼女の見た目は、見掛け倒しなどではなく、正真正銘本物のそれなのだ。

 

 

 正直――どんな技術を用いれば、コレほどまでの質感を獲得できるのか見当すらつかない。彼女がどれほどの年数生き続けているのかはわからないが、少なくともそれが現代技術より上(ロストテクノロジー)であることは間違いないようだ。

 

 

「ダメですよ~、人間さん。私に抱かれている時は、難しいことはなぁんにも考えないでくださ~い♪私のおっぱいに顔を埋めてぇ、い~~っぱい深呼吸して、体内のわる~いものとか、ストレスとか……ぜ~んぶ出し切っちゃってくださいね~~♡」

 

 

 読心機能もあるのか、セレスティアさんは俺の思考を読んだかのような言葉を口にして、俺を抱きしめる腕に力を込める。

 

 

 それまではただ触れるだけだったセレスティアさんの乳。だが、頭が後ろから押されたことで、その巨大な母性の象徴と、その間に刻まれた深く大きな谷間に顔も、鼻も、口も……完全に埋まってしまった。

 

 

「んぐっ!――っんむごぶぐぐっ!!!」

 

 

「ちょっと苦しいですか~?でも、こうしないと人間さんが心の底から癒やされませんからぁ、我慢してくださいね~」

 

 

 呼吸を封じられなんとか抜け出そうともがき苦しむ成人男性(俺)。だが、セレスティアさんは少しも気に留めることなく、ガッチリと固定したままだ。……どうやら、バイオロイドは体型だけでなく、その力も人間離れしているらしい。

 

 

 生命の危機の中――時折、僅かに開く隙間から可能な限りの空気を取り入れる。

だが、体内に広がるのは放置されているはずの生ゴミや羽虫の巣窟になっている洗い物などから発せられる腐臭ではなく……腹の虫を一撃で黙らせ、凍っていた感情を復活させた女神特製カレーの美味そうな匂いでもなかった。

 

 

 森。――そこは森だった。もちろん、ただの森ではない。

 

 

 人類が足を踏み入れるどころか、その存在すら知ることを赦されないような……それほどまでに秘境の森林。マイナスイオンどころか、踏み入ったその瞬間に、浄化して存在ごと消えてしまいそうな……そんな空気が立ち込める自然の秘地。

人類が絶滅の危機に陥るよりも前――二千年よりもさらに古からの言い伝えにある”創造神”とやらが作った楽園(エデン)――そこに踏み入れたような……そんな「爽快」などという言葉では到底言い足りない香りだった。

 

 

 初めて空気を吸った時のような――それまで重くのしかかっていた暗雲が一気に消え去り、快晴に切り替わったような……。そんな胸がすいたような気持ちが高まり、手足の先まで活力が満ちる。

同時に、「今なら何でも出来るんじゃないか」という根拠のない万能感と、それまで押し殺されてきた“雄”としての生物的欲求――即ち、性欲が爆発的に湧き上がってきた。

 

 

「人間さんったら、頭をグリグリィィ~って擦りつけて……かわいいですね~♡私のおっぱい、気に入ってくれましたか~?好きなだけ味わっていいですからね~♡」

 

 

 猫が飼い主にマーキングするように――俺は酸素不足からくる息苦しさも忘れて、セレスティアさんの胸と谷間に自ら顔を突っ込んでいく。地面を掘るドリルにでもなった気分で、首を左右に何度も何度も大きく振る。と同時に、両手をセレスティアさんの下乳に潜らせ、そのまま掬い上げるように鷲掴みにする。

 

 

――――もにゅるむん♡とぷっ♡とろぷに♡

 

 

 触れたそばから形を変え、液体みたいに手のひらに垂れるセレスティアさんのおっぱい。その乳肌は、蛸もビックリの吸着力で俺の汚れた掌に吸い付いてくる。

 

 

「もっっっっっご(でっっっっっか)……」

 

 

 お約束のように、勝手に口が言葉を紡ぐ。

 

 

 今日初めて会った、裸同然の格好をした女神のように美しい女性――その女性に手料理を振る舞われ、更には胸に顔を埋め、セクハラを働いている。

家の扉を開けるまでは、考えもしなかった事態――あのまま生きていたなら、絶対に味わえなかった夢のような現実が、言い知れない興奮と背徳感となって、強烈なダブルパンチを見舞ってくる。

 

 

「よしよ~し♡人間さんはいい子ですね~~♡甘えるのと~っても上手で、偉いですよ~♡♡私、ますます可愛がりたくなっちゃいます~♡」

 

 

 おまけに、返ってくる言葉はあのクソ上司のような罵詈雑言でもなく、俺に仕事を押し付け、成果だけ横取りするファッキンな性格の社員共が向ける冷たい視線や冷笑でもない。……俺に届けられるのは、海のように広い受容と、実母のように強い母性。

 

 

(セレスティアさんの名前には「生命」という言葉がついているが、それには“森羅万象の産みの親”という意味が込められているんじゃないだろうか……)

 

 

「人間さん♡良かったら、私に今日あった辛いことや、悩み事を話してみてくれませんか~?その方が私も、もっとも~っと人間さんを可愛がってあげられますから♡♡そういうの、“ウィンウィン”っていうんですよね~♡」

 

 

 セレスティアさんはどこまでも、心の底から俺のことを考えてくれている。あまりの思いやりの強さに、逆にこっちが萎縮して申し訳なくなってしまいそうだ。だけど――

 

 

――ぷゆん♡たゆんっ♡ぷるるん♡にゅむん……♡

 

 

 そんな僅かに浮かんだ理性も、顔と掌――二つの大きな部位全体から伝わってくる極上のおっぱいの感触ですぐさま霧散していく。

 

 

「――実は……」

 

 

 催眠にかかったように、俺はこれまで誰にも打ち明けなかった心情を吐き捨てていた。

 

 

 毎日毎日、上司から理不尽に説教をされていること――他の社員に無理やり仕事を押しつけられていること――そのせいで自分の本来の仕事がほとんどできないこと――たまに仕事ができても、成果や案件を横取りされること……。

 

 

 学生時代に親を病気で亡くし、天涯孤独のまま仕事とストレスに忙殺される人生を送ると思いこんでいた俺。近い将来……煌々と燃える火葬の中、怨念として残るものだとばかり思い込んでいたこれらの愚痴――それがまさか、超弩級の爆乳をした女性の胸中でブチまくことになるとは思いもしなかった。

 

 

「可哀想な人間さん……。私、聞いているだけで泣きそうになってしまいます」

 

 

 鼻をすする音と共に、後頭部あたりに冷たい雫がこぼれ落ちているのがわかった。――俺の話を聞き終えたセレスティアさんは、どうやら本当に泣いているらしい。

 

 

――グムギュウウゥゥゥ~~~♡♡

 

 

 鼻をすする音が消えた頃、また一段と俺を抱きしめる力が強まった。

 

 

「ごめんなさい、人間さん。未熟で至らない私の力では、人間さんを助けることは出来ないみたいです。でも、その代わり……今日は思う存分私に甘えてくださいね~♡私も、人間さんが少しでも癒やされるように、精一杯頑張りますから~~♡♡」

 

 

 セレスティアさんはその言葉とともに、軽く体を上下に揺らした。その振動で、俺の顔を挟んでいた両乳がぷるんぷるん♡と揺れ動き、頬に波打つ。下から鷲掴みにされているはずなのに、彼女のそれは人間の手程度の拘束は歯牙にもかけないのか、際限なく揺れている。

 

 

(あぁ……セレスティアさん――優しくて……柔らかい。それに……とっても甘くて…………いい匂い……)

 

 

「むぎぃ(すきぃ)……」

 

 

 彼女の誘香と魅力的すぎるその肉体。そして何より、その万物の母親を名乗ったとしても、何ら不思議ではない包容力と温和な性格に、俺の思考はすっかり溶かされてしまった。

 

 

「よしよ~し、人間さんはよく頑張りましたね~♡今までとっても辛かったですね~♡でも、それでも負けずに今日まで頑張ってきた人間さん……す~~っごくカッコいいですよぉ~♡♡」

 

 

 おっぱいで俺の顔を揺らし、片手で俺の頭を抱きしめたまま、セレスティアさんがもう片方の手で、俺の頭を撫でてくれる。

 

 

 ほぼ二十四時間に及ぶ長時間労働で頭皮は間違いなく汗や脂で汚れきっている――それに加えて、熱いカレーを食べたせいで、より一層汗だくになっている俺の頭。そんな状態にも関わらず、彼女の手付きには少しも嫌がる素振りや乱暴さがない。

 

 

 その動きには、大きくて何一つ汚れのない愛情だけが込められているのがわかる。その大きすぎる愛情と、妖精たちが住んでいそうな神秘の森の匂い――人間離れした豊かな乳肉の感触。それらによって、ますます俺の力が奪い取られていく。

 

 

「あっ、人間さんの手♡だら~んってぶら下がっちゃいましたね~♡♡おっぱいに顔を挟まれながら、頭ナデナデされるの気持ちいいですかぁ?――ふふっ、もっと私に力を預けていいんですよ~~♡お仕事で溜まった疲労……全部私に取り除かせてくださいね~♡」

 

 

 これまで数十、数百種類のエナジードリンクや湿布剤で誤魔化してきた疲労が、力やストレスと一緒に体から抜け落ちていく。

 

 

 脳髄に甘い電流を流し、全身の神経を蕩けさせるセレスティアさんのおっぱい。彼女の余りある母性が詰まりに詰まったおっぱいからは、宝くじの高額当選など比較にならない幸福感を味あわせてくれる。

 

 

 その高まる幸福感に触発されたのか……俺の中に一つの欲望が芽生え始めた。……セレスティアさんによって目を覚ました性欲が、ついに本格的に脳の奥深くを支配し始めたみたいだ。

 

 

(――このおっぱい……吸いたい)

 

 

「あっ、そうです人間さん♡人間さんさえ良かったらぁ、私のおっぱい吸ってみますか~?多分、顔を挟むよりも、も~っと気持ちよくて、幸せになれると思いますよ~♡」

 

 

 俺の性欲が本格的に動き出したとはつゆ知らず、とっさの思いつきのように……解決できないかわりと言わんばかりにとてつもなく魅力的な提案をしてくれるセレスティアさん。

 

 

 なんと都合のいいタイミングだろう――――当然、俺の答えは決まっている。

 

 

「もげがいみがく(おねがいします)!!」

 

 

――俺は、彼女の谷間に顔を埋めたまま、赤べこのように首を激しく縦に振った。

 

 

「は~い、わかりました~♡――ふふっ、きちんとおっぱいちゅーちゅーのおねだりが出来たってことはぁ……♡♡私はちゃんと、人間さんを癒やしてあげられてるってことですよね~♪」

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

 セレスティアさんは一度俺を開放すると、俺の手足が机の脚に当たってカレーがこぼれたりしないように、机を動かしてスペースを作ってくれた。その時――改めて彼女の正面に立ったことで、彼女の肩にぶら下がる乳房の大きさと迫力を思い知った。

 

 

 前かがみになり、それまでお腹に張り付いていたおっぱいが宙ぶらりんになり、ちょっとした振動でぷるぷると揺れた。家に帰宅した時、視線を奪われはしたものの、それはまだセレスティアさんのおっぱいの本気ではなかったことを、この時分からされてしまった。

 

 

 顔だけとはいえ包まれたことで、その豊満な乳袋がいかに強く男を誘惑するのかを知った俺は、吐き戻しそうになるほど生唾を飲んでしまった。

 

 

 瓢箪の下の部分を伸ばしたような、長く迫力のある重量あるどデカおっぱい。ただでさえ不安定な暖簾は先についている金具によって、おっぱいよりも従順に重力に従い、つり革のようにぶら下がっている。……そのせいで乳輪だけでなく、デフォルトで少し盛り上がっている乳首が薄っすらと透視出来てしまっていた。

 

 

 露出されている真ん中どストレートのエロさと、隠されているからこそ感じることが出来るエロス。この二つが見事に混合されたその姿に、仕方なく興奮してしまう。

 

 

「んっ、しょ……っとぉ♡――は~い、お待たせしましたぁ♡♡これまで頑張った人間さんへのご褒美おっぱいですよ~♡たぁ~~っくさんちゅぱちゅぱしてくださいね~♡♡」

 

 

 セレスティアさんは正座をして、ムッチムチの膝枕をポンポンと叩いて俺を招く。自分がついさっきまで、どれだけ俺の情欲を煽っていたかなど、考えてもいないらしい。

 

 

 だがそんなことはどうでもいい。そこまで無防備に誘惑されては、我慢できるわけもない――俺は吸い込まれるようにしてその膝枕に頭をあずけ、セレスティアさんのデカむちエロ肉サンドイッチの具に成り果てた。

 

 

 セレスティアさんのドスケベサンドイッチの中から見る景色は圧巻の一言に尽きた。

 

 

 セレスティアさんの美しい顔も、絹のようにサラサラとした髪も……部屋の光や天上すらも見えない。……ただ見えるのは、彼女のどたぷぅん♡という音が聞こえそうなほど大きなおっぱいと、その先でちょこんと尖っている桃色の突起。――間違いない。さっきはコレのせいで、小さい暖簾の布地が浮き上がり、乳輪の一部が見えてしまっていたんだ。

 

 

「金具……邪魔だったら言ってくださいね~♡それとぉ、おっぱいはお顔に載せちゃっても大丈夫で――――」

 

 

 その桜色が口元に近づくにつれ、視界がスベスベの乳肌とトロトロの乳肉で埋まっていく。……だがそれがなんとも緩慢な動きに思えた俺は――セレスティアさんの言葉を遮り、自ら進んでその乳頭を口に咥えた。

 

 

「あっ、いゃん♡――んもぅ、人間さんってば、我慢できなかったんですかぁ?ふふっ、そんなに慌てなくても、私は逃げませんよ~♡……本当に可愛いですねぇ♡」

 

 

 セレスティアさんのおっぱいの味はどんなスイーツよりも甘く、どんな麻薬よりも中毒性が高いものだった。スライムのような乳肉の感触とは対照的に、その乳頭はコリコリとした弾力が少しだけ感じることができ、吸いごたえがある。

 

 

 「おっぱいを吸う」という行為は何百年……何千年前の人類も必ず経験しただろう。――つまり、人類がおっぱいを求めるのは、本能やDNAに刻まれた根源的なものだ。

だからか――どれだけ吸っても満足することはなく、吸えば吸うほどに「もっと……もっと吸っていたい」という欲望がとめどなく湧き出てくる。

 

 

 その欲望は脳から発せられている腕の筋肉への電気信号に混じる――咥えているおっぱいを上から抑え、セルフ顔面圧迫授乳となって形になる。

 

 

「一生懸命おっぱいをちゅぱちゅぱしてる人間さん、カッコよくて素敵ですよ~♡」

 

 

 俺の脳内に住み着いていたイマジナリークソ上司のように、俺もセレスティアさんのおっぱいを勝手に使う。だが、彼女はどこまでもやさしく、俺を受け入れ、包んでくれる。

 

 

 俺もこの短時間でそれがわかり切っているからこそ、安心して彼女の母性にうんと甘える。

 

 

「人間さ~ん、私のおっぱいの味はどうですか~♡おいしいですかぁ?――私のことは気にせず、思いっきり吸ってくださいねぇ~♡♡そうしてくれた方が、私もうれしいですから~♡」

 

 

 返事として、セレスティアさんの乳首を甘噛みしながらこねくり回す。くりっ、くりっと弾力が気持ちよく、ますます彼女のおっぱいの虜になってしまいそうだ。

甘噛している突起の周囲に付着している水滴――それは汗か俺の唾液のはずなのに……さっきまで食べていたカレーの成分が混ざっているはずなのに……どういう訳か砂糖水のように甘い。

 

 

「人間さんのヨダレっ……すこ~しだけ、カレー色に濁ってますねぇ♡私のおっぱいがぁ、人間さんのヨダレ拭きになっちゃいました~♡♡――んもぅ、次からはちゃぁんと、お口ふきふきしてから、おっぱいしてくださいねぇ~♡」

 

 

 食事を食べさせてもらっただけでなく、汚れた口周りの後始末を押しつけても、たったこれだけで済んでしまう。しかも、「次もまたセレスティアさんのおっぱいを味わえる」というその言葉の裏で約束された、夢のような事実がさらなる興奮と期待を煽る。……結果、心臓の鼓動スピードがアップし、全身の血流を加速させる。

 

 

 ――となればもちろん、それらが集う場所も顕著に反応を示すことになった。

 

 

「あらまぁ♡♡人間さんったら、お口だけじゃなくコッチ――おちんちんも元気になったんですね~♡大丈夫ですか、人間さぁん♡おちんちん苦しいなら、私に教えてくださいね~♡♡」

 

 

 ――授乳以上のことをしてもらえるかもしれない。

 

 

 そんな可能性が芽生えただけで、パンクしそうだった性欲が腰を浮かび上がらせ、全身が飛び跳ねてしまう。だが同時に、このおっぱいを放したくもないという……何ともぜいたくな欲が体の半分を占領する。……上半身と下半身に二分したその欲望は、今にも決戦を始めてしまいそうだ。

 

 

「――人間さん?今、ビクッって体が跳ねましたけど……もしかして、今もう……おちんちん辛い辛いですかぁ?」

 

 

 セレスティアさんが確かめるように俺に問いただしてきた。その口調は俺を小馬鹿にしているわけもなく、ただ俺を心配してくれている。……やはり、今の発言も狙ったものではなかったのだろう。

 

 

 俺はこんなエロすぎる身体をしているくせに、ここまで人間を――俺を気遣ってくれている彼女に感謝しながら、再度首を激しく縦に振り続けた。

 

 

「まぁ、それは大変ですねぇ♡それじゃあ、人間さ~ん。おズボン、脱がせますから、腰浮かせてくださいねぇ♡♡」

 

 

 セレスティアさんが言葉にするよりも早く、俺は足をピンと張り、踵に力を込めて腰を浮かせていた。それを見た彼女は満更でもなさそうに笑い、俺のズボンとパンツをスルスルと脱がせてくれた。

 

 

「はぁ~い、脱げましたよ~♡やりやすいようにぃ、腰を浮かせてくれてありがとうございます人間さん♡力強くて男らしかったですよぉ♡それじゃあ今度は、私の番ですね~♡♡おちんちんに溜まってる辛い辛いのを……ぜぇ~~んぶナイナイしてあげますからね~♡」

 

 

 俺の性欲が臨界点に達したように、セレスティアさんの母性もまた限界に近くなっているらしい。その証拠に、彼女の言葉の中に、赤ん坊に向けて発するような言葉や言い方が混じりはじめていた。

 

 

「――それじゃあ、ゆっくりシコシコしていきますね~♡辛いのが我慢できなくなったらぁ、いつでもピュッピュしていいですからね~♡……あ、もちろんおっぱいもぉ、ちゅぱちゅぱしたままでいいですよ~♡♡」

 

 

 それまでほとんど刺激のなかった下半身。そこに、少しヒンヤリとした柔らかいなにかが、一番敏感な部分をそっと包み込むような感触がやってきた。……セレスティアさんの手が、俺のペニスを握ったのだ。

 

 

「人間さんのおちんちん……♡と~~っても熱くて、硬くて立派ですよぉ♡♡でも、先っぽからもうなにか出てますねぇ♡――これじゃあまるで、人間さんのおちんちんが泣いているみたいで可哀想ですね~♡♡」

 

 

 久しぶりに外気に触れたすっかり屹立した状態のペニスは、まるで自分のものではないかのように、力強く脈打っていた。

 

 

 亀頭の割れ目には既に、先走り汁で出来たため池が作られているらしい。それだけでなく、溢れた汁が割れ目を伝って、竿の部分へと落ちているのもわかった。

 

 

「安心してください、人間さん♡私は何があっても人間さんの味方ですよ~♡人間さんだけじゃなく、人間さんのおちんちんさんも、ぜぇんぶまとめて愛して、慰めて、可愛がってあげますからね~♡♡」

 

 

 そう口にするセレスティアさんの声色は、あいも変わらず嬉しさでいっぱいだった。その声だけで、彼女の台詞が百パーセントの本音だということが痛いほど理解できる。

 

 

「それじゃあまずはぁ♡半分しか出てないおちんちんさんを、こんにちはさせますね~♡♡……ちょ~っと痛いかもしれませんけどぉ、その時は私のおっぱいを力強く吸って、教えて下さいね~♡♡」

 

 

 亀頭の先、僅かに露出している部分の少し下――そこは包皮がまるでパーカーのように被っていた。……学も金もない俺は、今現在に至るまで性経験を持ったことがない。

 

 

 だが、セレスティアさんはそんなことで馬鹿にするような性格じゃない。――むしろ、それを見るとさらに可愛がってきそうなくらいだ。

 

 

 ただそれだけなのに、なんだか表彰されたような気持ちになり、自己肯定感がグンと高まる。

 

 

「し~こ、し~こ……し~こ、し~こ♡――おちんちんさぁん、こんばんわ~~♡私、生命のセレスティアって言います~♡♡人間さんがぁ『おちんちん、辛い辛いよ~』って教えてくれたので、それを治しにきましたぁ~~♡」

 

 

 セレスティアさんは純正バイオロイドだ。その役割は決して、性行為なんかじゃない……はずだ。――が、その口調にも、仕草にも、表情にも……一切の嫌悪や忌避の類はない。俺を可愛がるときと何ら変わらない態度のまま、包皮をゆっくりと少しずつ下にズラしていく。技術レベルが高いかどうかはわからないが、それだけでもとんでもなく気持ちがいい。

 

 

 しかも、ペニスに語りかける言葉の中に、サラリと俺からの要望であることを混ぜ込んでいる。――これもまた無意識なのだろうが、どうも彼女はそれがどれだけ精子を煮詰めさせるかイマイチ理解していないようだ。

 

 

「し~こっ、し~こっ♡人間さんが痛みを感じないようにぃ、やさぁしく……し~こっ、し~こっ……。う~ん、ダメですねぇ。あと少しなんですけど、ちょ~っと滑りがたりないですぅ♡どうしたらいいのでしょう……♡」

 

 

 セレスティアさんの呟きは、俺に言い聞かせているかのように感じられた。正直な話、今の時点で多少痛みは感じていた。しかし、それを打ち消すほどの快楽がペニスと顔面の二方向からほぼ絶え間なく送られているため、声を上げる必要はまるでなかった。

 

 

「う~ん……。あっ!あの手がありました~♡」

 

 

 ペニスから包むような感触が失われる。温度とともに、何か他にもっと……大切なモノがなくなってしまったような気持ちになり、寂寥感だけが残る。その寂しさを埋めるために俺は、セレスティアさんのおっぱいへと、また食らいつく。

 

 

 バイオロイドにもあるのかは知らないが、心臓に近いだけあって、セレスティアさんのおっぱいは手に比べて数段温かい。彼女も興奮しているのか、スベスベの乳肌は火照り、小さな汗の粒々で湿って、より吸着性と粘着性を増している。

 

 

 スイカよりも半周りほど大きく、熟れすぎた柿よりも柔らかいセレスティアさんの極上おっぱい。

片乳だけでも明らかに、二リットルのペットボトルよりも重いのに、スライムみたいにトロつくおっぱい肉が、俺にのしかかる。その質感を顔面全体で感じながら、乳輪を舌で掘るように舐め回し、その中心を唇でとらえる。

 

 

――ちゅぴ、ちゅぱっ、ちゅむぅ……。

 

 

「あら?手を離したら人間さんの吸い方が、ちょっと強くなりましたねぇ♡――うふふっ♡ひょっとしてぇ、おちんちんがさみしくなったからぁ、怒ってるんですか~♡♡もう、すっかりわがままな、赤ん坊になっちゃいましたねぇ♡」

 

 

 今の自分がどれだけ恥ずかしい様子を晒しているかなんて、もはや関係ない。ただ、一心不乱に口に咥えた乳首を吸い、顔を埋め尽くすおっぱいの感触にひたる。

 

 

 一つだけでも俺の顔より大きな大きさ――二つ合わされば胸板すらも覆いつくしそうなほど巨大な純正バイオロイドのおっぱい。

 

 

 そんな救世の爆乳を上からわしづかみ、啜る。口いっぱいに広がる甘い水分が舌上に触れ、喉を通るたびに、セレスティアさんにもっと甘えたくなり、彼女のおっぱいがどんどん欲しくなる。

 

 

「ちゅぷ。ちゅぴぴっ、んちゅるるるぅぅ~~……ちゅっぷん♡うふっ――いい子いい子♡それじゃあ、本格治療を始めますね~~♡♡いきますよ~」

 

 

――ぴとっ♡ ぬちゅっ、ちゅにゅっ……♡♡

 

 

 抗議した(駄々をこねた)かいあってか、ペニスにまたあの包み込むような感触が戻ってきた。……でも、そこから伝わる快感はさっきとは比較にならないほど強かった――反射的におっぱいを咥えている口や抑えている手に余計な力がこもる。

 

 

 腹の底から情けなさが込みあがり、声帯で泣き声に似た何かへと変換されて口から飛び出してしまう。だけど、その声はセレスティアさんのおっぱいに全て吸収され、少しも外にもれなかった。

 

 

「あっ、やっぱり♡さっきよりおちんちんさんが顔を出してくれてます~♪――うん、これなら問題なさそうですねぇ~♡」

 

 

――ちゅく、にちゅりゅっ♡ちゅぴゅるるっっ……!

 

 

 セレスティアさんの甘い声に紛れて、さっきまではしなかった水音が小さく聞こえる。

温泉のようにあつく――とろみのある乳肉と、チョコソースみたいな甘さだけでも天国にいる気分なのに、「その水音は新しい快感の音だ」とペニスが強く訴えてくる。

 

 

 俺の体の中で最も敏感で、一番正直な部分がうるさいくらいに語りかけている事――今の俺にはそれを無視する理由も……ましてや誤魔化す理由なんて……あるわけない。

 

 

「ちゅ~こっ、ち~こ♡ぬ~こ、にゅ~こっ♡――人間さぁん、痛くないですか~♡――あとちょっとでぇ、おちんちんの皮むきむきが終わるので、もう少し我慢してくださいね~~♡♡」

 

 

 頭をムチムチの膝上にあずけ、自分の顔よりも大きい乳を吸いながら、ペニスを扱かれる。トイレに付き添ってもらった幼児になった気分で、排尿時以上の快感を味わう。おまけに、セレスティアさんの手つきは明らかに手慣れている。

 

 

 見た目も声も……全部が人を甘やかすのに特化しているのにもかかわらず、下の世話まで完璧とくれば、もはや男――というより、人類に抗う術はない。

 

 

 この星をも包み込めてしまえそうな母性に包まれたせいか、また大量の涙が溢れる。だが、それすらも彼女は……彼女のおっぱいは受け止め、許し、甘えさせてくれる。

ホットアイマスク以上に気持ちいいホカトロおっぱい肉。その湿りが涙でさらに強化され、もはやドスケベすぎる顔面保湿パックだ。

 

 

 それが気持ちよくて、人前で涙が出ていることが小っ恥ずかしくて、快感が限界に近づき段々と切なくなってくる。

 

 

 ――それでも、目の前のおっぱいを求めてしまう。ペニスをもっと気持ちよくしてほしいと願ってしまう。……セレスティアさんにもっと甘えさせてほしいと依存してしまう。

 

 

「――――はぁい、よく出来ましたぁ~♡♡ちゃんと我慢できた人間さんは、えらいえらいですね~~♡……カッコいいおちんちんですよ~♡」

 

 

 これ以上無いというタイミングでかけられる褒め言葉。注射を打たれても泣かなかった時のような……歯医者の治療中に声を上げなかった時のような……。そんな時と同じ――いや、それの数百倍は温かみのある労いと慰めの言葉が、全身に染み渡る。

 

 

「ま、マ――――」

 

 

「んっ♡……いい子いい子、カッコいい子♡♡そのまま、私のおっぱいに甘えたまま、おちんちんのつらいつらいもぉ、バイバイしましょうね~♡」

 

 

「……っっ」

 

 

 餅以上に柔らかく、ミストサウナが詐欺に思えるレベルで肌に引っ付く果実。その果汁は蜂蜜よりも甘く、ひとたび口にするだけで一発で重篤な依存症に陥る。

 

 

 一マイクロリットル摂取しただけでも、糖尿病確定の糖度を持つ乳蜜がたんまりと貯蔵された乳袋は、当然のように重い。人間なんてちっぽけな存在が抱える悩みは全部、塵のように小さく、どうでもいいことだと思えてしまう。

 

 

 両親が死んでから十数年――すっかり風化したはずの童心が、落とし物を拾うように簡単に呼び起こされる。長き封印から解き放たれた子供心は、すっかり全身のコントロール権を握り、目の前の母性にただひたすらに甘える。

 

 

「人間さ~ん♡おちんちんをむきむきされても、頑張って我慢できたぁ、とってもえら~~い人間さぁ~~ん……♡頑張った人間さんには、ご褒美が必要ですよね~♡――うふふっ♪」

 

 

 乳房の上――無限に続く快楽の海の深海から、セレスティアさんの声が響く。とても優しく、甘く、聞いただけで意識がとろけおちそうな音だ。

 

 

「実はですね~、人間さん♡私、”おっぱい"出るんですよ~♡」

 

 

「――――――ッッ!!」

 

 

「あっ、んっもう……人間さんったらぁ、ダ~~メ♡そんなに大きく動いちゃったら、せっかくむきむきしたおちんちん……傷ついちゃいますよぉ♡♡」

 

 

 耳に届いたその言葉で、全身の血管を流れる赤血球が爆発したかに思えた。

 

 

 セレスティアさんは”人類”ではない――セレスティアさんはとにかく大きなおっぱいをしている。

だから、ある意味……当然といえば当然かもしれない。だけども、その暴露が示す誘惑はどうしようもないほどに強く、俺は自ら心を差し出した。

 

 

 犬が我武者羅に土を掘り返すように、セレスティアさんの母性(母乳)を欲して、舌をおっぱいの先端で乱暴に暴れさせる。

 

 

「そうそう、いい子いい子~♡いっぱい動かすのは腰じゃなく、お口の方ですよぉ♡♡おちんちん(こっち)は私にまかせてぇ、人間さんはいつおっぱいミルクが出てもいいようにぃ、し~~っかり準備しておいてくださいね~~♡」

 

 

 自然と体の動きが母乳第一に――母乳を吸うためだけに効率化されたものへと変わる。

 

 

 ついさっきまで、全身をコントロールしていたはずの暴れん坊な俺の子供心。今はそれが、下半身を捨てたみたいに、意識も、熱も、感覚も……何もかもが、口と舌に集中して、それ以外はほとんど感じられない。

 

 

「そうです……いい調子ですよ~♡そのまま、『おっぱいが欲しい』っていう気持ちを私にぶつけてくださいね~~♡♡人間さんが頑張れば頑張るほどぉ、元気いっぱいちゅぱちゅぱしてくれたらぁ~……その分だけミルクもあま~く、い~っぱい出てきますからねぇ~~♡♡」

 

 

「――――――!」

 

 

 セレスティアさんの誘導に従い、全力でおっぱいを舐めしゃぶる。僅かな隙間から入ってくる空気を吸うことも忘れて、口に咥えている突起の奥――顔全体で感じるタプタプな質感の原因を探し出す。

 

 

 ――――だけど、一向に乳脈へはたどり着かない。死にものぐるいで舌を動かし、腹の底から乳首を吸引しようとも、お目当ての宝は出てこない。周囲にべっとりと付着している自分の唾液が、何とも憎らしく思える。

 

 

「ぬゅ~こ、にぃ~~こ♡ちゅ~こ、ち~~こ♡りゅ~こっ、こ~~ちゅっっ♡♡――あっ、おちんちんがまたピクピクゥって、震えましたよぉ♡……もうそろそろ、ぴゅっぴゅ出来そうですね~~♡ふふっ」

 

 

「…………ぁぅっ」

 

 

 意識が切り捨てた下半身の状態を、セレスティアさんがなんとも嬉しそうに実況する。だが、それは同時にタイムリミット――母乳発掘の終わりが近づいているという知らせでもあった。

 

 

 全身が一気に焦燥感に襲われ、もはや泣きじゃくったかのように、舌先の動きが加速する。目頭の奥――涙袋へと続く腺は熱されたように熱くなり、ホラー番組を見た後のような寒気が、体のいたるところから沸いて出てくる。

 

 

(――――嫌だ。このまま終わりたくない……。このままおあずけなのはイヤだ。……おっぱい、欲しい……っっっ!!)

 

 

 見えていないし、聞こえてもいないのは分かっている――わかりきっている。だけど、俺は星に願うように……藁にもすがるように、セレスティアさん(女神)にこい願う。

 

 

 ――どうか俺に、おっぱいを吸わせてください。

 

 

「――人間さ~~ん♡それじゃあ、ラストスパートいきますよぉ♡♡……いつでも、遠慮なくぅ、ぴゅるぴゅる~~って、おちんちんの辛い辛いを、出してくださいねぇ~~♡♡」

 

 

 これまで何回も俺の心を読み、求めていることを二百パーセント叶えてくれたセレスティアさん――彼女がこの日はじめて、俺の希望をきいてくれなかった。

 

 

――ちゅぴっ、ちゅぱっ!! ちゅるるるぷぷふぅぅ……ちゅるるり……つっっっっっっぱ。

 

 

 あまりの悲しさに舌の動きが止まってしまう。完全に殺されたはずの、あの虚無さが、ぶり返したように体内を再侵攻しようとしているのがわかる。

 

 

 燦然と輝く朝日も、やがては沈み、暗い夜が訪れるように……。最高潮付近まで高まっていた幸福感が、一気に地の底へと突き落とされる。

 

 

 ――唯一、セレスティアさんの手に守られているペニス。十数センチの肉竿の中で、今にも解き放たれそうな射精欲はまるで、祭の最後を彩る花火に思える。

 

 

「――い、……やッ」

 

 

 俺は帰りたくないと泣きながら駄々をこねる子供のように、セレスティアさんの大きな乳壁の下で、僅かな抵抗の声をあげた。

 

 

~ ~ ~ ~

 

 

「――――せ~~のぉ、ぎゅううぅぅぅ~~~♡♡」

 

 

 ――――プレス機のように、顔面におっぱいが強く押しつけられた。

 

 

 セレスティアさんのエロエロおっぱいは、普通に乗せられるだけでも、一気に酸素供給が減り意識が遠くなる。超一流ホテル御用達の最高級枕にも引けを取らない柔らかさと、ブロック肉と同レベルの重量を併せ持つ、世界最高に気持ちいい凶器だ。

 

 

 そんな代物が突如、顔面に強くのしかかった。それも本来の重さの倍以上の圧力がかけられている。完全に酸素供給が絶たれ――本当に窒息死してしまいそうだ。

 

 

 慌てて持ち上げようとするものの、相手は人間を遥かに超える力を持つバイオロイド――ましてや、完全に力が抜けきった今の俺の抵抗なんて、蚊の一刺しにも劣る。

 

 

「――もう一回いきますよぉ~~♡ハイ、むぎゅむぎゅむぎゅぅぅ~~~♡♡」

 

 

 力が弱まったのも束の間――セレスティアさんの宣言と共にまたおっぱいが強く、重く圧しかかる。

 

 

(し、死ぬ――――ッッ!いやだ、死にたくないっ!!……ここまで来て、せっかくの機会なのにぃっ!!あれだけ頑張ったのに……!!おっぱいを飲めずに、死ぬなんて嫌だ!!)

 

 

 急変したセレスティアさんの態度に混乱しながら――段々と薄まっていく意識の中……。全身全霊で叫ぶ。脳や体の細胞が酸素不足で機能停止に陥りながらも、その生命を懸けて高らかに叫ぶ。……『死にたくない』と――――

 

 

 そして…………

 

 

――――ぴちょっ♡

 

 

「ッッッ!!!!」

 

 

 奈落へと続く暗い闇に沈む意識に、一滴の甘い蜜がポタリとかかる。――その瞬間、それまで死滅していくだけだった全細胞が、一気に生気を取り戻し、沈みゆく意識を無理やり引っ張り起こす。

 

 

――――トロッ、サラサラ~~……ジュワッ♡♡

 

 

 目は見えず、鼻も利かず、音すらも聞こえない。――だけど、その液体が何なのかは、すぐに分かった。死の淵にいた意識をたった一滴で救ったその蜜。

その甘汁は、湧き水よりも少ないが確かに分泌され、口の中に飲まれ、舌を通り、喉を下り、甘味がからだ全体に染み渡る。

 

 

「んんっ――――♡あっ、やっと出ましたねぇ♡お待たせしました~、人間さぁん♡♡お待ちかねの母乳……♡私の、人間さん専用のおっぱいみるくですよぉ~♡たぁ~~んと、召し上がれぇ♡」

 

 

……コク、ク。ンン゛ッ、んくっ――ちゅううぅぅ~~ちゅぱっ、ちゅぱぱぁ……ゴクッ。

 

 

 頬肉を削る勢いで口内を吸引し、喉を鳴らし、歓喜の涙を流しながら、待ちに待ったその乳を吸飲する。

強く吸い込むことで、乳首と乳輪の両方を咥える。とっぷりと大きく起き上がった乳首を、乳輪ごと唇で挟んで圧迫し、セレスティアさんの全体重を乗せたおっぱい顔面プレスとの協力プレイで、乳汁を出す。

 

 

 セレスティアさんの母乳は、シルクのようにサラサラとした飲み心地をしていた。――だが、その味は飲み心地とは対極的に、とんでもなく甘い。

 

 

 砂糖水も、蜂蜜も、メープルシロップも……これまで食べたあらゆる甘味が、全部苦く思えてしまうほど強烈なまでの甘み。それらを一つに結集させてもまだ足りないと思えるような……甘さ三百パーセントの搾りたて乳糖が、ゼリーのようにスルスルと喉を通り過ぎ、胃に溜まっていく。

 

 

「私のおっぱいはおいしいですか~、人間さ~ん♡♡まだまだたぁ~~っくさんありますからぁ、どんどんちゅぱちゅぱしてくださいねぇ♡♡」

 

 

 淫語がほとんど使われていないのに、その言葉は市販のアダルトビデオよりもさらに淫らだった。

母性に飢え、身動きも思考も再び、自分で何重にも封じた俺は、機械のように咥えた栓から出ている甘い蜜を吸い続ける。

 

 

――――むぎゅぷる~~ん♡♡

 

 

 そんな俺に分からせるように、セレスティアさんが再度体重を載せて顔を乳房で塞ぐ。それにより――圧力が増えたことで、乳頭から出る母乳の勢いが強まる。

詰まっているのにフワフワな乳首から勢いよく噴出された母乳は、舌を飛び越え、口蓋垂や喉奥へとダイレクトに当たり、そのまま重力にしたがって嚥下していく。

 

 

「ほらほら~、このおっきなおっぱいにつまってるぅ、どたぷ~~んって重いもの……♡コレぜぇ~~んぶ、今人間さんが飲んでるぅ、ぼ・にゅ・う♡♡なんですよぉ~~♡」

 

 

――たゆっ、ぷゆんっ……ぽゆゆるん♡

 

 

 セレスティアさんはさらに、体を揺らして自分のおっぱいがどれだけの質量を持っているかを、感覚で分からせてくる。水を詰めたビニール袋以上にモッチリと柔らかいその質感――それが全部この母乳によるものだと、否が応でも理解してしまう。

 

 

 その事実は、プロボクサーのストレートパンチ以上の衝撃となり、光速よりも速いスピードでペニスと精嚢へと伝わる。

 

 

――びゅクッ♡ビュククッッ……♡どっぷぷぷるりゅりゅ~~ぅぅ♡

 

 

「――あらっ♡射精(だ)しちゃいましたねぇ、人間さん♡いいですよぉ~♡そのまま全部ぅ、ぴゅっぴゅしちゃってくださいね~~♡」

 

 

 数々の困難を乗り越えて迎えた射精……それはまさに天にも昇る心地よさだった。

 

 

 ホットアイマスクの何倍も目に優しい、ホカホカおっぱいマスク――酸素という不純物すらも排された、純度・濃度共に激高のドスケベ女神フェロモン。亀のようにゆっくりだが、決して射精の邪魔にはならない手淫。

 

 

 そしてなにより、それ以外は何も飲食したくなくなるような中毒性――全世界から選りすぐりの美女だけを集めたハーレムの主になるよりも、チンポを滾らせ、精子を活性化させる母乳。

 

 

 ――かつて人類が滅亡寸前に陥ったのは、彼女の母性が原因だ。

 

 

 そう言われても納得しそうなほどに甘美で、優しく――とろけるような母性と包容力。そんな傾世の聖母の愛に包まれながらする射精は、もう……たまらない。

 

 

「おちんちんの辛い辛い……♡ちゃんとぉ、私の手にぴゅっぴゅできてえらいえらいですよ~♡♡この調子で、もっと出しましょうね~♡おっぱいちゅっちゅしてぇ、私の母乳でまだ残ってるつらいつらいを……ぜぇ~んぶぅスッキリしちゃいましょ~う♡♡――ほら、頭もなでなでしてあげますね~♡」

 

 

 ろくに手入れもできず、汗とフケでゴワゴワのボロボロになっている俺の髪。清潔さで言えば、部屋に溜まっている生ゴミといい勝負な頭を、セレスティアさんの手指――慈愛と寵愛がたっぷり込められたきめ細やかなソレがそっと撫でる。

 

 

 触れられたかどうかもわからないほどに殺された衝撃――だがそれは、決して彼女が触れるのを嫌がったからではない。射精中で敏感な俺に余計な衝撃を与えて、驚かせないように気遣い、"あえて”そうしたのだ。

 

 

──ドプッ…♡ドプッ…♡ぴゅるどどどぷっぷぷぷ~~♡

 

 

 極限に配慮された気遣いが嬉しくなり、ペニスは俺の意志を代弁するように、歓喜のお漏らし(射精)を続ける。

 

 

「――人間さん、またこ~~んなにつらいつらいを、ぴゅくぴゅく~~ってだせるなんて……♡すごぉく、かっこよくて、いい子ですね~♡♡」

 

 

 ――――その後しばらくして、射精は止まった。だが、俺はセレスティアさんの膝枕から抜け出そうとはせず、十分以上彼女の母乳を味わい続けた。

 

 

 セレスティアさんはそんな俺を一切咎めることなく、最後までずーっと頭を撫でて、甘やかし続けてくれた。

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

――ちゅぱ、ちゅぱちゅぱぱっ……ちゅぴぅぷ……っっ♡

 

――とくっ♡とくっ、とくくっ……♡♡ ……こくん。

 

 

「~~~♪ちゃ~んと、最後までぴゅっぴゅできましたね~♡人間さん♡♡たまっていたつらいつらいを頑張って出そうとする人間さん……とぉ~~ってもかっこよかったですよぉ♡」

 

 

 射精が終わり、沸騰しそうなほど高まっていた体の温度がじわりじわりと冷めていく。その凝縮された甘さからは想像がつかない程サラサラとしたセレスティアさんの母乳――それはまるで、風呂上がりの牛乳のように、激しく疲労した身体に行き届いていく。

 

 

「うんうんっ♡人間さんもぉ、すっかり元気になって……私のおっぱいをちゅぱちゅぱ出来てますね~♡♡人間さんをきちんと慰めてあげることが出来てよかったです~♡」

 

 

 幸せそうな表情を浮かべていたのは俺だけではなかった。

 

 

 射精が一段落したからか――授乳した状態のまま、こちらからも顔が見えるように、おっぱいの位置を調節してくれているセレスティアさん。

 

 

 その顔はまるで、我が子が初めて両足で立った瞬間を見た母親のような――そんな達成感や満足感に満ち溢れた顔だった。

ただ一方的に甘やかしを享受していただけなのに――その顔を見ただけで、なんだか自分はノーベル賞に匹敵するレベルの親孝行をしたような気分になり、感じる幸せがさらに倍増する。

 

 

「んふふふ~っ♡おちんちんの痛い痛いに耐えてぇ、身体の中で悪さをしていた、つらいつらいをぜぇ~~んぶ出せたおりこうさんには……ご褒美♡♡あげないとですね~~」

 

 

「――ちゅぷ。ちゅぱっ、ちゅるっ、ちゅるるん。……っぷはぁ。――――セレスティア、さん?」

 

 

「人間さ~ん♡――ちょっとだけ、おっぱいとバイバイしましょうね~」

 

 

「あっ……」

 

 

「大丈夫ですよぉ♡ご褒美が終わったら、またい~~っぱいゴクゴクさせてあげますからねぇ~~♡♡」

 

 

 俺に視線を合わせてニッコリと微笑んだセレスティアさんは、呼吸のためにおっぱいの吸い付きを弱めたその僅かなタイミングで、俺からおっぱいを取り上げてしまった。

 

 

 すっかり大好物となっていたセレスティアさんのおっぱいと、そこから出てくる――とっても甘くてサラサラな母乳。それを一瞬にして取り上げられた俺は、まさしく乳飲み子のように情けなく、悲しみに暮れた声を上げ、離れていくおっきくてピンク色の膨らみを見上げる。

 

 

――だが、俺が失ったのはセレスティアさんの母乳だけではなかった。

 

 

「――さ~ってとぉ、人間さんの首が痛くないようにぃ、クッションを敷いてぇ~~♡」

 

 

 おっぱいが手を伸ばしても届かないほどに離れた直後――今度は俺の頭がゆっくりと持ち上げられ、それまで後頭部にあてられていたまくら(太もも)とは、まるで違う質感の物上に置かれた。

おそらく、俺の後頭部に敷かれているのは、セレスティアさんに出会うまで、毎日のように使っていた枕だろう――というか、家にはそれくらいしか緩衝材になるものがない。

 

 

 当たり前だが、付き合いはセレスティアさんの何十倍……何百倍も長く、世話になった回数も計り知れない。そのはずなのに……

 

 

(かっ、硬いっっ!!硬いよぉ!――こんな枕……絶対いやだ!!!)

 

 

 感じられる感触は、枕とは思えないほどに硬く、薄かった。

 

 

 購入した時、それなりな値段がしたはずの枕――せめて枕くらいは可能な限りの癒やしを……と、専門店にまで出向いて買ったはずの枕。

そのはずなのに、まるで鋼鉄の板の上に寝ているように思えてしまう。

 

 

 それほどまでに、セレスティアさんの膝――真珠のように白く、ロールケーキのように丸まった太ももは柔らかかった。

 

 

「あらら~、どうしたんですか~人間さぁん♡おっぱいが飲めなくなって、お口がさみしくなっちゃったんですかぁ~?」

 

 

 セレスティアさんは俺の異変に即座に気づき、気にかけてくれた。俺は、彼女の言葉に過剰なまでに首を縦に振る。

 

 

――はやく、戻ってきて……。

 

 

 母親と生き別れになったような、物悲しい気持ちになり、心が叫ぶ。だが、実際に声に出たのは「あっ……」や「うぅ……」といった、言葉にならない泣き声だけだった。

 

 

 当然、そんな様子ではセレスティアさんには伝わらない。

 

 

「もう少し我慢、がまんですよ~♡今、おっぱいゴクゴクに負けないくらいにぃ、気持ち良くて幸せなこと……してあげますすからねぇ~~♡♡」

 

 

 さっきまで、あれほどまでに心を読み、望んでいたことを倍以上に膨らませて叶え続けてくれたセレスティアさん。

だが、サービス期間は終わったと言うように、今は少しも俺の願いを――あの、一度飲めば例え転生したとしても忘れられないような甘さの母乳――それを一滴も飲ませてくれない。

 

 

 そればかりか……雲のように柔らかい膝枕から、岩盤のように硬い枕へと頭を移され、同時に頭も撫でてくれなくなった。呼吸や瞬きすらもサポートし、見守ってくれるような過保護を超過した甘やかし(保護)――から一変。谷底へと投げ捨てるような残酷で冷酷極まる仕打ち。

 

 

「うぅ……。セレスティ――――」

 

 

――ぎゅむっ♡ぐ~ぐぐにゅにゅううぅぅ~~……♡♡

 

 

 俺の泣き言を遮るように、下半身(ペニス)を何かで両側から思いっきり圧し挟まれるような衝撃が襲いかかる。

 

 

 頭の中で作られ、口のすぐそばで列を作り、外へ飛び出すのを今か今か止まっていた言葉――それが一瞬にして、突風に飛ばされたように散ってしまう。

 二転三転する事態に頭が追いつかない。大気中に舞う一枚の落ち葉のように、片時も休む暇なく俺の感情は弄ばれる。

 

 

「あっ♡ごめんなさい人間さぁん♡ビックリ……させちゃいましたね~♡でも、人間さんが大人しくしてくれたのでぇ、ご褒美の準備が無事できました~~♡♡」

 

 

 枕で少しばかり顔の位置が高くなっている俺と、セレスティアさんの目線の高さが同じになる。……彼女は俺の股の間――ちょうど足に囲われるような場所で正座していた。

 

 

 股を開かされ、そこに正座しているセレスティアさん。脇腹を通り過ぎている俺の両足――その根本部分には、さっきまで口元にあった、あのおっきなおっぱいが乗っかっている。

先端にある桃色の突起からは、白くサラサラした液体が……チョロチョロと溢れている。

 

 

 ブラなどの補助器具は一切つけていない、魅惑の果実。嘘みたいな大きさをしているのに、触感も、温度も、味も、匂いも……どれも本物と同等――それ以上の代物。

口元から離れていた時間は五分にも満たない――のに、ソレを見ただけで……その触感を感じただけで、まるで何十年ぶりに母親と再開したような気持ちになる。

 

 

「急におっぱい取り上げてごめんなさいね~、人間さん♡……お詫びにぃ、寂しさなんか一瞬で吹き飛んじゃうくらいの、ご褒美母乳パイズリしてあげますすからねぇ~~♡♡痛くはないけれど、おちんちんは逃げられないくらいの強さでぇ、たっぷりあまあまズリズリしてあげますすからねぇ~……♡♡」

 

 

「ま・ず・はぁ~……♡おっぱいを取り上げられて、元気がなくなっちゃった、このおちんちんさんを元気にしてあげますね~♡♡」

 

 

 五分未満の放置を取り返すように、一方的に語られるこれからの甘やかしプラン(ご褒美内容)。どれもこれも聞いているだけで、心と体が満たされるような……天使に楽園へと招かれているような気持ちになる。

 

 

「それじゃあご褒美パイズリ、はじめちゃいますね~♡――んっ、しょ……っとぉ♡」

 

 

 もはや言葉にする必要すらないのか――セレスティアさんが、ニッコリと笑った後、両の手にその大きすぎる胸が収まる。

 

 

たぷっ♡と音が聞こえそうなくらいに形を歪めた乳毬は、ゆっくりと持ち上げられ、その狙いをペニスに定めた。

 

 

「――ゴクッ」

 

 

 一瞬、受験の合格発表の時のような緊張感が漂う。少しばかり張り詰めた空気のなか、二つのおっぱいの隙間――ペニスとその周辺の空間が狭まっていく。

 

 

そして――――――

 

 

――ぎゅぎゅううぅぅ~~♡♡ぐむ、むぐぐぎゅっ……むにににゅむぐぅぅ~~~♡

 

 

 蟻一匹入る隙間もないほどに、その空間は潰された。自分の身体なのに……一番敏感な場所のはずなのに――神経の伝達すら不能になったように、何も感じなくなった。

 

 

「――――あっ……♡」

 

 

 そう思ったのも束の間。バチヂッと、腰から脳にかけて強い電流のような刺激が走る。目玉が飛び出そうなほど大きく見開いているのに、パチパチと瞬きをしているような錯覚に連続して苛まれる。

 

 

「一人ぼっちにしてごめんなさいねぇ、おちんちんさ~ん♡――でも、もう離しませんから大丈夫ですよ~~♡――安心して、おっぱいに抱っこされてくださいね~~♡♡」

 

 

 認識出来る範疇を軽く凌駕した刺激にぶん殴られ続けるまま、一人(オナホ)でしていた時の感覚――それがどれだけ幼稚なものだったかを思い知らされる。

停止も、抵抗も……懇願すら出来ないまま、脳天がイカれてしまいそうな快楽が永続的に送られてくる。

 

 

「スゴイ顔してますねぇ、人間さん♡久しぶりのおっぱいはどうですかぁ~?♡いつでも、好きなときにびゅるびゅるしちゃっていいですからね~~♡人間さんのぉ、『おっぱいすきすき~~』って気持ち、私に教えてくださ~い♡♡」

 

 

「あっ……。いっ、くっ……ぅ。で、っっ――――」

 

 

「は~い、どうぞ~~♡」

 

 

――びゅるるるっ♡びゅぐぐぅ……っ♡♡ぶびゅぐるるっっ……♡♡――――っぷぐぐぐうぅぅ♡

 

 

「あっ、出てますね~♡スゴイ、たくさん出てますよぉ♡おちんちんさんもぉ、元気になるどころか、もうびゅくびゅくできるなんて――す~~っごく、優秀ですね~♡♡」

 

 

 ほんの数十秒前……一度は耐えきれたはずのおっぱいロック。――その時も言葉を失うような衝撃が身体を襲ったが、射精はしなかった。

 

 

 だが、ペニスを挟んでいた物の正体が判明した途端――俺はたやすく射精をしてしまった。初めてオナニーした時よりもはやい射精。

 

 

 手コキで射精で(漏ら)した精液は栓や蓋代わりだったとでも言わんばかりに、勢いは強く激しい。尿道を駆け上る精液の音が、声を打ち消すほどに厚い乳壁に反射して、体内により強く響く。

 

 

「う゛っ、あぁ゛ーー……」

 

 

「おちんちんさ~ん、がんばってくださ~い♡人間さんもぉ、その調子ですよ~~♡♡」

 

 

 セレスティアさんの声が、さらなる射精欲を煽る。鼓膜の奥から、チカッチカッと音が鳴り、瞳孔の奥で火花が散る。その火花は理性と脳細胞がぶつかりあって、消滅している証拠なのか……閃光が瞬くと思考能力が著しく低下していく。

 

 

 次々と消滅していく脳細胞と理性。――生き残ったそれらは、少しでも延命するために、血管や神経を伝って両の手足の末端まで逃げる。すし詰めになった指先につられ、手足が意志とは関係なくピンと伸びる。

 

 

「人間さん、人間さん♡そんな背伸びするくらいに気持ちいいんですかぁ~?♡うれしいですねぇ……♡♡よ~し、ならもっとも~っと、気持ちいいこぉと♡♡――してあげますねぇ♡」

 

 

 快楽からの逃避行がもたらしたその行動は、セレスティアさんの庇護欲や保護したいという心を、焚き付けてしまった。

 

 

 また一段、嬉しさの臨界点を突破した彼女は、寄せるだけで止めていた手を、再び動かし始めた。

 

 

――ぐぬっ♡ぐにゅるりぃ、ぐりゅぬぬぷぅ……♡

 

 

「ひっ、あ……あっ。そっ……れぇ、う゛あぁぁぅぅ……っく」

 

 

「さっきはおちんちんさんを驚かせちゃいましたからぁ……今度はやさ~~しくぅ♡ずぅ~り、ずり……♡にゅう~りぃ、にゅりっっ♡――小動物さんを撫でるみたいにしないとですね~♡」

 

 

 確かにセレスティアさんの言葉は、今ペニスを挟んでいるおっぱいの状態を言い表してはいた。……でも、全部を表すには言葉が足らない。

 

 

 全体的な締めつけは弱まったものの、おっぱいの最低部――ペニスの根本に当たる部分は少しも弱まっていない。まるでセメントで固められているみたいに、ピクリとも動かせず、おっぱい肉で完全に固定されている。

 

 

 浜辺に寄せる波のように、決まった形を持たず、常に形を変えながら、ペニスに柔らかい刺激を送ってくるおっぱい。そんな不変の波が、一定のラインから先はピタリと止まっている。……だが、その運動エネルギーはなくなったわけではなく、一箇所(精嚢)に集められる。

 

 

 精嚢に直接刺激が送られ、新たな精子が製造される。それが尿管を通ってペニスの竿の部分に装填され、全体が膨張する。……すると、ソレを待ち構えていたかのように、不定形に歪むふわふわの乳肉が、意志を持ったかのように射精へと導く……。

 

 

 セレスティアさんの思惑通りかどうかはわからないが、そんな無限ループが続く。まだこれで『前戯』なのに……。

 

 

――びゅく……♡ぶっ、びゅるっ……びゅるるる♡♡

 

 

「おちんちんさん♡母乳のお返しをしているみたいに、一生懸命びゅっぴゅしてくれてますね~♡ありがとうございますね~、優しくてかっこいいおちんちんさ~~ん♡♡おちんちんさんが頑張ってくれた分だけ、またきもちよ~っくさせてあげますからねぇ♡♡」

 

 

 酒に酔ったときとは違う、何とも独特な陶酔が心身を包む。子守唄のように耳孔を撫でるセレスティアさんの声は――神が予めこの状況を想定して設定したかのよう。

 

 

「――人間さぁん……♡」

 

 

 そよ風のように心地よくも、不思議と目が覚めるような声で呼ばれる。未だ明滅を繰り返す視界の中、なんとかその中心にセレスティアさんの美顔を捉える。

 

 

「人間さんのおちんちん♡――もうす~っかり、元気げんきになりましたねぇ……♡」

 

 

 そう、いたいけな少女のように笑うセレスティアさん。ここに来て、そんな"女の子”の一面を見せるなんて卑怯にもほどがある。

 

 

 そんな姿を見せられては、どうあがいても……

 

 

――むくっ♡むくくくっっ……♡♡

 

 

「ん?あれっ、おちんちんさん……また大きくなりましたかぁ?♡ダメですよ人間さぁん。ここに来て隠し事なんて……私、傷ついちゃいますから♡♡」

 

 

「これは……そのっ――――ごめんっ、なさい……」

 

 

 少しばかり言い返したい気持ちがあった。だが、今の自分は細胞の動き一つに至るまで、全部セレスティアさんに握られていると思うと、そんな反抗心なんて露と消える。

 

 

「は~い、ちゃんとごめんなさいできて偉いですね~♡きちんとできた人間さんにはぁ、だぁいすきな母乳でおちんちんさんをデコレーションしてあげまぁす♡♡」

 

 

――むっ♡にゅむっ、ぬむっ……ぬみゅっ、ぬちょ~~~っっ♡♡

 

 

 わずか数分――ペニスを飲み込んで離さなかったセレスティアさんのおっぱい。密閉され続けた谷間が公開された。まるで絵の具をそのまま塗り広げたように、各所に精液が垂れている。

 

 

 彼女の純白の肌とは違い、白く濁ったソレに穢されたその光景は何とも淫靡だ。――射精に至るまでの過程は、みっともなく、無様で、情けないものだった。がしかし、その光景――白濁液で汚れた谷間の中心に聳え立つペニスを見ると、どうしようもなく征服欲の炎がごうごうと燃え盛る。

 

 

「あらあらまぁまぁ……♡人間さん、本当に私のおっぱいが大好きなんですねぇ~……♡♡――そういえば、カレーを食べさせてあげていた時も、顔を真っ赤にしながら、見てましたねぇ♡……あぁ、今もかわいいですけど、その時の人間さんもぉ、じゅうぅ~~~ぶん、かわいかったですよぉ♡♡」

 

 

 そんな大火も、セレスティアさんの一声でマッチ棒以下の灯火に変わる。その代わりに巨大な羞恥心がその顔をあげる。まさに、穴があったら入りたいような気持ちに駆られるが、腰をガッツリと上から抑えられていては、どうしようもない。

 

 

「ちょうど、おちんちんも汚れちゃってますしぃ……♡母乳で洗ってあげますね~~♡♡」

 

 

 ペニスから引かれた規格外サイズの両乳が、再び閉じる。

 

 

――じゅくっ♡ぶちゅちゅちぃ……っっ♡♡

 

 

 と、下品な妄想を無限にわかせる音をたてながら、慎重に持ち上げられる。これからしようとしていることのためか、みっちりと閉じられた谷間からは、一切の精子が漏れ出していない。

 

 

 ――だが、その代わり……。桜色の突起には、桃色が混じった白い液体が顔をのぞかせている。その白頭が描く軌跡はまるで、木を登る蛇のようだ。

 

 

 ――――正直、その様子だけで、射精してしまいそうなくらいにエロく、ペニスに悪影響だった。

 

 

「――あっ、でもでもぉ、今だけはぴゅっぴゅ禁止ですからねぇ?もし、しちゃったらぁ……十分間、おっぱい禁止にしちゃいますよ~~♡」

 

 

「十分間……おっぱいっ、禁止…………!!?」

 

 

「そうですよ~♡またあの寂しいさみしいを、味わいたくなかったら、頑張ってこらえてくださいね~~♡♡」

 

 

 天使の顔から放たれた悪魔のような言葉(死刑宣告)。その言葉の威力は凄まじく、俺は死んでも射精を我慢すると強く誓った。

 

 

――ぴしゅっ♡ぴしゅ……しゃーーっっ♡♡

 

 

 その決意を固めたと同時に、ペニスの先端――精液ですっかり紅白色に塗られた亀頭に、母乳が降り注ぐ。

 

 

 色は白いが、感触はシャワーのそれに近しい。だが、俺は既にその液体がもつ"威力”を身をもって知っている。今もまだ舌に深く残り、味覚中枢に強烈に残っている劇甘なミルク。

 

 

 今後百年――どれだけ食事の技術が発達しようとも、決してたどり着かないと自信を持って断言できる甘さを持つソレが射精直後の亀頭に――贅沢にも、両方の乳首から――噴射されている。

 

 

「うっ……。あ……あまい。さき……っ、……溶ける」

 

 

 亀頭の先端部分以外は、一切セレスティアさんの身体に触れていない。それなのに、甘くズラれているような――射精後のペニスを労る……超スローパイズリをされているような感覚が伝わってくる。

 

 

 連日――現実の写し身のような完成度を誇るクソ上司を創造してきた俺のイメージ力が、生まれて初めてプラスに働いたのだ。

 

 

「人間さんのおちんちん……どんどん私の母乳で染まっていいってますよ~♡なんだか、とってもエッチですねぇ♡それにぃ……♡――クン♡クンクン、スンスンッ……♡甘くてスケベなニオイがプンプンしてますよ~~♡♡」

 

 

 俺が出した精液とセレスティアさんの母乳――二つの液体が混じった匂いは、鼻のもげるような悪臭ではなかった。焼き立てのパンケーキの匂いをさらに強くしたような、甘々な香りがゆらめきたち……ソコ一帯は風俗街の百倍淫らな雰囲気を醸し出していた。

 

 

「このおちんちんを見てるとぉ、なんだかお口でペロペロしてあげたくなっちゃいますね~♡きっと、すっご~~く甘くてぇ、大きくてぇ、癖になっちゃいそうなくらい、美味しいぃんでしょうね~~♡♡」

 

 

「ふーーっ。フーーッッ……」

 

 

 セレスティアさんの漏らした新しい誘惑。それはまた、途轍もないほど魅力的で、今すぐにでも味わいたい(してほしい)という気持ちが爆発的に高まる。

 

 

「でもぉ、今日はおあずけですね~♡まだ"ご褒美”が終わってませんからぁ♡♡――――って、あれ……人間さん?どうしてそんな、ちょっと悲しそうな顔してるんですか~~?」

 

 

 今の俺にポーカーフェイスをするほどの余裕なんて無い。爆発的に高まった欲望は、ほぼそのまま顔に出ていたらしく、セレスティアさんにバレてしまった。

 

 

「……やっぱり人間さんは、欲張りさんなんですね~♡――んもぅ、仕方ないですね♡今日はダメですけどぉ、あ・し・た♡♡――人間さんが満足するまで、このお口でおちんちんをちゅぱちゅぱ、ペロペロしてあげます♡♡」

 

 

 今日だけでも一生の運を使い果たしたような幸福なのに、それが明日も続く……。その事実に、否応なしに興奮が高まり、精嚢がピークを超えて種の製造をする。腹の虫がなるように、ペニスにぶら下がった二つの玉が、グツグツと音をたてているがわかる。

 

 

「んふふ~♡それじゃ、人間さんの気が変わらないうちにぃ、またおっぱい(こっち)に夢中になってもらいますねぇ~~♡♡」

 

 

 『それはそれ、これはこれ』ということなのだろうか――。

 

 

 セレスティアさんにとって、フェラチオ(新しい誘惑)に気を取られた事は"浮気”のようなものだったらしい。心なしか、怒りを孕んだ笑いをした彼女は亀頭の直上に、そのギッチギチに圧し寄せた下乳を持ってきた。

 

 

「お待ちかねの"本番”ですよ~♡い~~っぱいズリズリしてあげますからぁ、骨の髄まで堪能してくださいねぇ~~♡」

 

 

「あっ、や、やっ……。ごめ――――」

 

 

ずにゅむぐぐぐううぅ~~~♡♡!ぎゅちぃ!ぎゅむぐちちちぃぃ……♡!!

 

 

 人間では決して再現できない……バイオロイドだからこそ可能な圧力が加えられた乳肉が、一気にズリおろされて、母乳と精液でヌルヌルのペニスを圧し擦る。

 

 

 授乳のときの圧力とは比べ物にならない――スプーンすらも曲がってしまいそうなほどの乳圧。強く圧迫された軟肉は捕まえたペニスの形を浮き彫りにさせる。

 

 

 ついさっきの、根本だけをキツく締めた"前戯”とは明らかに違う。ふわもちおっぱいが、まるで接着剤でも塗られているかのように、亀頭やカリ首、裏筋に竿……ありとあらゆる部分に吸い付く。

 

 

(これが……っっ!セレスティアさんの――バイオロイドの……本気パイズリ!!……こんなの、人……っが、勝てるわけ、ないっっっ!!)

 

 

「あはっ♡人間さん、息あらくなってますよ~♡♡そんなに気持ちいいんですか~~?……ほらほら、どうなんですかぁ?こたえてくださいよ~♡にんげんさぁ~~~ん♡♡」

 

 

 屈託のない笑顔で、大層嬉しそうに笑顔を見せるセレスティアさん――気持ちいいかどうかなんて、明らかに理解しているのに、ここに来て悪戯げに……挑発するような言動をする。――その顔を見れば見るほど、俺の胸の奥で肥大化するのは、もっと甘えていたいという依存に近い感情。

 

 

「なぁ~んて、イジワルしてごめんなさい♡そんなに愛らしい顔をみればぁ、人間さんがどう思ってるかなんてすぐに分かりますよ~~♡♡」

 

 

 さっきの悪戯な台詞も、ペニスを締めつける骨が折れそうなほど強いパイ圧も……全て彼女の人間に対する愛がなせる業だ。

 

 

 それがこちらにも痛いほど伝わっているように――俺の抱いている感情も間違いなく伝わっている。

 

 

「ん♡では、パイズリ……はじめますね~♡おっぱいの力は緩めませんから、人間さんはぁ、それに打ち勝つくらいにつよ~いお漏らし……♡お願いしますね~~♡♡」

 

 

――ぎゅぽっ♡ずぼっ♡ぐゅぼっ♡

 

 

 全身の触覚が一点に集中しているのがわかる。

 

 

 空気の通り道もないほど圧縮された乳肉が、執拗以上にぎちぎちと絡みつく。射精を防ごうと結集したなけなしの理性が、ペニスの根本――陰毛のあたりで門前払いを食らう。

 

 

だぼっ……♡ぬぎゅ……ちぎゅっっ♡♡

 

 

 すりこぎでごまを潰しているような音だけが、部屋に広がる。快楽に喘ぐこともできず、されるがまま、『射精したい』という本能だけが、陰茎の頂点へと上り詰めていく。

 

 

「私、人間さんのその顔……だぁ~い好きですよ~~♡おっぱいに潰されちゃいそうなくらい、おちんちんを包まれてぇ……おかしくなるギリギリで踏みとどまってる顔♡♡私の保護欲を掻き立ててやまない、そのかわいらしいお顔……♡♡――もっと、見せてくださ~~い♡」

 

 

 着実に射精へと近づく本能――それを誘導するように、セレスティアさんが言葉を投げかける。多分、今の俺は過去最高にみっともなく、情けなく、弱々しい姿を晒していることだろう。でも、彼女はそれを拒否することもなく、逆にもっと見せてくほしいと懇願してくる。

 

 

 『そのためなら努力は惜しまない』と告げるように、ギュウギュウに圧し狭めているおっぱいを、大きく上下に揺らし続けてくれている。

 

 

 実の母親でも目を背け、見なかったことにしてしまいそうな、非力で貧弱な姿。

そんな姿を見せていいんだ……見せたら褒めてくれるんだ……という安心感と肯定感が、全身をおくるみのように包む。

 

 

「うぅ……あ、あぁ……っっ。セレ、ス……ティアさっ……」

 

 

「なんですかぁ、人間さ~ん♡人間さんはなぁ~~んにも考えなくていいですからね~♡♡おちんちんに集まってくる"気持ちいい”にぃ、正直になってとぇ、とぷとぷとぷぅ~~ってお漏らししちゃっていいですからねぇ♡今は、それだけが人間さんのお仕事ですよ~~♡♡」

 

 

 半ば寝言のように――戯言のように……。勝手に喉をつきあがり、漏れ出てしまった声。そんな声にも、セレスティアさんはニッコリと笑って、あまあまでこたえてくれる。

 

 

 そのコミュニケーションがとても嬉しく思えて、また新しくいっぱいの精液が作られる。

 

 

「あはっ♡また人間さんのおちんちん……また、むぐぐ~っ♡っておっきくなりましたよ~~♡♡んもぅ、私を喜ばせすぎですよぉ人間さん♡」

 

 

「そんな人間さんには、こうしてあげますね~~♡♡♡」

 

 

――ぐにいぃっ……♡♡ずりゅりゅ~~っっ♡にゅぐりゅっ……むぐににににぃぃ~~~っっっ♡♡

 

 

「!――――!??!!!」

 

 

 気を抜いていたわけではなかった。

 

 

 ……いや、たしかに快楽に呑まれ、まともに頭を巡らせることはできなくなっていた。――それでも、なんとか射精を堪えるくらいには体は機能していた。

 

 

 だけど、それはあまりにも突然だった。盲点を突いたように、突如として襲ってきたその新しい快感は、瞬く間に視界を白に染め、意識を遠のかせた。

 

 

「気持ちいいでしょ~、人間さん♡さっきより全体の締めつけは弱まっちゃいますけどぉ……♡その分、ピンポイントに圧力がかかって、おっぱいをより強く感じられますよね~~♡♡」

 

 

 セレスティアさんの力の加え方が変わった。掌全体でおっぱいを持ち上げ、巨大な乳袋全体で擦り上げるズリ方から、一点集中のやり方へと変化した。

 

 

 使われているのは、てのひらではなく、手首。

 

 

 ちょうど、手の付け根辺りにある出っ張った骨――そこを押し当てるようにして力が加えられている。しかも、ペニスに差し掛かったときだけ力を強め、力のほぼ全てをペニスに無駄なく送り込んできている。

 

 

「セレッッ……ス、ティアさ、ん――。それ、ホントにィッ……ダっ。はぁんっっ……そ、っく――」

 

 

「ダメなんかじゃないですよ~♡言いましたよねぇ、『人間さんは何も考えなくていい』って……♡♡それにぃ……おちんちんはと~~っても嬉しそうに、ピクピクウゥって震えてるの、バレちゃってますよ~~♡♡」

 

 

――ぎゅむううぅぅ~~♡♡すぅ~~ぐっにゅむむむむぅぅ~~♡♡ぐぐぐぐぬむむむうぅ~~♡♡

 

 

 ただ両乳を上下させるだけの単純なパイズリから、ペニス以外を度外視したパイズリ。

 

 

 先ほどまでのパイズリが、精液を煮えたぎらせるためのものだとするならば、さしずめこれは、熟成された精液を砲台に装填するためのもの。

 

 

 こちらを楽しませるでも、甘やかせるためでもない――『そろそろトドメを刺すから覚悟しろ』と宣告する、殺害予告に似た搾精パイズリ……。

 

 

「あ~、ダメですよぉ……目ぇ、閉じないでください♡♡――ホラ、見てください、人間さ~ん♡私のおっぱい、まるで瓢箪みたいに細長~っく形が変わっちゃってますぅ♡」

 

 

「それにほらぁ……♡人間さんが大、だい……だぁ~~い好きな母乳も……さっきおちんちんにかけた時みたいに、いっぱい出てますよ~♡♡うふふっ、人間さん専用のミルクサーバーの次は、人間さん専用の母乳鉄砲になっちゃいましたぁ♡♡」

 

 

 その言葉通り、セレスティアさんが始めた新たなパイズリは、視覚情報もさらに卑猥なものへと変えていた。

 

 

 セレスティアさんのおっぱいは本当に大きい。人間の頭よりも一回りか、二回り大きいそれは、一度見れば脳裏と網膜に強く焼き付く。俺は多分、死んだ後もそれを忘れることはないと思う。

 

 

 それほどのものが今、腰の上で伸ばした餅のように形を変えている。とても、ものすごい力が加えられているとは思えないほど、柔軟に変形しているその柔肉――その光景だけでも、一生物のオカズとして十分に使えるくらい艶かしい。

 

 

 だけど、それだけでは終わらない。

セレスティアさんのおっぱいはただ大きく、柔らかいだけでなく、搾りたての果汁ジュースよりも甘味が強い母乳が出る。

 

 

 ついさっきまでは、ペニスの亀頭――先端部分に勢いよくかけられていたミルクシャワー。それが今、ポンプのように一定のリズムを刻んで、腰回りに飛散している。

 

 

 おっぱいの形が一番縦に伸びた時、まるで鯨の潮吹きのように勢いよく吹き出すそれは、胸にかかっている暖簾を乳びたしにし、部屋中に蕩けそうなほど甘い匂いをこもらせる。

そして、おっぱいの形が元に戻っても、開ききった乳腺は戻っていないのか、桃色の乳首からはその甘蜜が絶え間なく流れ続けている。

 

 

 その垂れる母乳はまるで、咀嚼したペニスをおっぱいが涎を垂らして味わっているようだった。

 

 

「おっぱいに力込めると、母乳がどうしてもでちゃいますね~♡――ぎゅぎゅぎゅう~~~……♡あっ、またプシャプシャって……♡人間さんが私のおっぱいを大好きになったように、私のおっぱいもぉ、人間さんのおちんちんが大好きになったみたいですね~~♡――こういうのぉ、"相思相愛”っていうんですよね、人間さぁん♡♡」

 

 

 こっちの思考をなぞるように、セレスティアさんがまたすごくペニスに響くことを話す。それにまた心を満たされた俺は、単語すら喋れなくなった。……というか、脳が単語を考えることを放棄し始めている気がした。

 

 

「はーっ、うっ……あっ。あーーっっ……もう、でっ……るっ」

 

 

「あっ、流石にもう限界ですか~?――いいですよ~♡そのままおっぱいの中にぃ、びゅくびゅく~~って出しちゃってくださ~~い♡腰ごとたまたまが浮かび上がってるのぉ、知ってますから……今日いちばぁぁん気持ちいいあまあまとぷとぷお漏らし……しちゃってくださいね~~♡♡♡」

 

 

「ふぁあい……あり、っとぅ――てぃあ、さん……」

 

 

「お礼なんていいですよ~♡――それよりほら、私の声に合わせてイッちゃいましょうね~~♡♡はい、さ~~~ん」

 

 

 言葉もろくに話せないほど気力がなくなった中、セレスティアさんの声だけがゆっくりと脳に響き渡る。これまでの甘やかしと、身を包む快楽にすっかり中毒となった思考は、何の疑いもなく、その声に従うことを選んだ。

 

 

――ぐにゅにゅう~~~♡……ずんぐぐぐぐ……♡

 

 

「ほぅら♡大好きなおっぱいも、ゆ~~っくり、上にあげてあげますよ~♡♡だから、せーしも一緒に手をつないで、おちんちんの先まであがりましょうね~~♡♡」

 

 

「あふっ……。おっぱ……ふわふわ。やさしい……s……きっ」

 

 

 無理やり引っ張り上げるようなつよつよおっぱいピストンから、一緒に一段ずつ階段を上っていくような……あまとろピストンへと変わる。

 

 

 母親が眠たげな子供の背を叩くような――そんな愛と優しさに満ち溢れたピストンは、トロトロになった理性をさらにトロけさせ、お尻の筋肉をさらに緩める。

 

 

「にぃ~~~~い♡――あと少しですよぉ~、人間さん♡もうちょっとで、とぷとぷお漏らしができますからね~~♡♡」

 

 

「…………んっ」

 

 

 とっくに射精しているであろうこの状況――そんな中、最後の防波堤となっているのは、セレスティアさんのカウントダウンだ。

その理由はもちろん、彼女に合わせたほうが気持ち良くなれると、心体の両方が熟知しているからだ。

 

 

「お精子さ~ん、こっちですよ~~♡♡だいすきなおっぱいで受け止めてあげますからぁ、怖がらないで出てきてくださ~~い♡」

 

 

たっぽん♡たぱたっぱ……ぽよ~~ん♡むにゅうう~~……むにゅっ♡ぐにぐにぐにいぃぃ~~~……にゅむぐっっ♡♡

 

 

 おっぱい全体でペニスをマッサージするように揺らし、ゆるくなった竿をゆっくりと絞り上げて、大量に作られた精子を亀頭に溜めるセレスティアさん。その動きにつられて腰が何度も浮き上がってしまうが、どうにもとめられない。……とめたくない。

 

 

「いぃ~~~~~っち……♡――さぁさぁ、いきますよぉ~♡準備はいいですか、人間さん♡♡」

 

 

「うっ……ん。 いイっ――はや、して。かずぅ……かぞえて……っっ」

 

 

「は~い♡じゃあ、お望み通りにぃ……♡♡」

 

 

 ――そしてついに、その瞬間は訪れた。

 

 

「ぜ~~~~~ろっ♡ぜろ♡ゼロ、ぜろっ、ぜ~~ろぉ♡♡――ほら、イッてください♡よく我慢できましたね~~、偉かったですよぉ♡でももう、我慢しなくていいんですよぉ♡いっぱい、ぴゅっぴゅしてくださいね~~♡♡」

 

 

「は~い♡ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅ~~~♡♡ぴゅるるる~~ぅぅ♡」

 

 

――びゅくくっ♡びゅるる……っっ、どぴゅぷぷっ……♡びゅぐくっ、びゅぐるうぅ……っ♡――ぷぷぷっ♡♡

 

 

「はへ……ぇ、え。あっ、でて……うっ、きもち、……~~~っっ」

 

 

 脳の神経も、背骨に通うすべての神経も――全部が融けてなくなってしまいそうな快楽と、今日一日ほぼ常に注がれた宇宙のように大きな愛が、前後すらも不覚にする。

 

 

 もはや考えるまでもなく、一生癖になってしまったセレスティアさんのあまあま誘導の下に行う射精。

酒も、タバコも、ギャンブルも、風俗も――この世のありとあらゆる娯楽が、子供の砂遊び以下に思えてしまうほどの快楽を一身に、そして一晩で味わってしまった。

 

 

 まるでなにか大きな罪を侵したような罪悪感が少しだけ芽生えたが、それもセレスティアさんの言葉で綺麗に消え去った。

 

 

「そうですよ~♡そのまま、一回一回……びゅくびゅくがんばってくださいね~~♡♡――大丈夫、私がそばにいますからね~♡最後の一滴が出るその瞬間までぇ、こうやっておっぱいでおちんちんのサポートしてあげますからね~~♡安心して、射精(だ)し切ってくださいね~♡」

 

 

 セレスティアさんの甘やかしは、当然のように射精中も続いた。むしろ、それからが本番であるかのように、かけられる言葉はより優しく、よりゆっくりと……一言一言丁寧になっていった。

 

 

――びゅる♡……びゅくくっっ♡ぶっ……ぴ、ぴゅっ♡♡

 

 

「あらら、もう全部射精しちゃいましたかぁ?……まだちょ~~っと、おちんちんさんがぁ、大きいですよ~~?」

 

 

 度重なる射精で疲れたのか……。ペニスの脈動が小さくなった。だが、彼女の言葉通り、心の隅には消化不良のような、何かがつっかえるような感覚があった。

 

 

「でっ……もぅ――なぃ」

 

 

「あらら~、ぴゅっぴゅしすぎて疲れちゃったんですねぇ?――わかりました~♡私に、まかせてくださぁい!♡♡」

 

 

「っ……♡」

 

 

 まだ言語能力が回復していない俺の言葉でも、セレスティアさんは言いたいことを完全に察してくれた。

 

 

 それはスゴい嬉しかったし、もっと彼女を好きになった。……けれど同時に、これ以上気持ちいいことをされたら、どうなってしまうのかという漠然とした恐怖もあった。

 

 

 ――――でも、セレスティアさんがしてくれるならそれでもいい。……そう、頭が結論をだし、体も心もそれに同意した。

 

 

「せっ……ぃあ、さん……」

 

 

「なんですかぁ、人間さ~ん♡♡」

 

 

「――――すきぃ。……だいすき」

 

 

「んふふ~♡私もですよ~~♡」

 

 

 人類史に残りそうなレベルで情けない告白も、しっかり受け止めて、嘘偽りが一切ない笑顔で返してくれるセレスティアさん。

 

 

「それじゃあ、最後の一絞りっ♡いきますよぉ~~~♡♡」

 

 

――――じゅぷっ♡ぐじゅじゅるりゅ……っっ♡♡

 

 

「おちんちんの頭だけ、おっぱいに挟むようにして~~……♡」

 

 

――――ずにゅっ♡……みちちちゅ……っ♡

 

 

「かくれんぼしてる悪い精子さ~ん、出てきてくださ~~いっっ♡」

 

 

――ぐりゅん♡ずりゅ、ぐりゅっ♡ぎちゅっ……にぎゅるん♡♡

 

 

「――――――――!!??!」

 

 

 セレスティアさんの言葉が終わったその瞬間、亀頭が燃えたように熱くなった。

 

 

 帽子のように亀頭を隠したセレスティアさんの巨乳が、高度を維持したまま、左右交互にズリ始めた。まさに雑巾を絞るかのように、亀頭とカリ首を念入りに擦られる。

 

 

――ビクブピュピュッ♡ブクプビュビュ……ビククッ♡――ガクガクガクッッ!……ビュルルッ!♡

 

 

「も~ぅ、こんなに元気いっぱいじゃないですかぁ~~♡我慢は体に毒なんですよぉ、人間さん……♡――まったく~、明日のお口ヌキヌキは、我慢したらメッ!ですからね?」

 

 

「――――わかりましたか~?」

 

 

「…………は、はひぃ……」

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆

 

 

「――んっ。……んんっ」

 

 

 嗅ぎなれない匂いに意識が覚醒する。だが、まだ目は開けられるほど強い覚醒ではないのか、手探りで周囲の状況を探る。

 

 

――ちゅぴっ♡ちゅぷっ、ちゅるぷぷぷっ……♡ちゅろろろろろぉぉ~~~♡

 

 

 手を動かしているのに、それより早く耳が不審な音を感知する。なにかものを啜るような……舐めているようなそんな水音。先ほどの匂いと合わせて、さらに謎が深まった。

 

 

 だが、そのおかげで、意識が先ほどより強く呼び起こされていく。

 

 

「んっ……。何の、音だ?」

 

 

「ちゅぷぷぷるるるぅぅ~~♡ぴちゅっ♡ぱちゅ、ぷちゅ、ちゅっぴぴっ♡♡――――っぱぁ♡あ、おはようございます~。人間さん♪今日もいい天気ですね~~」

 

 

「……セレスティア、さん?」

 

 

「は~い♡人間さんが大好きなセレスティアですよ~~♪」

 

 

 瞼を開いた先に待っていたのは、月桂冠に似た髪飾りをした金髪エルフ耳の超絶美女。古今東西、ありとあらゆる女性よりも男性の性欲を煽る肉々しい体つきをしているその女性の名前は生命のセレスティア。

 

 

 ――はるか昔。人類が滅亡の危機に瀕した時から、ずっと人類の味方であり続けた「純正バイオロイド」の一体だ。

 

 

 ……その姿を視認したと同時に、眠る前の記憶――冷静になって思い返せば、憤死しそうなほどに恥ずかしい情交の一部始終がはっきりと思い浮かぶ。

 

 

「あらあら~♡人間さんったら、どうして顔を真っ赤にしているんですか~?……昨日何したかぁ、もう忘れちゃったんですかぁ?」

 

 

 脳裏に浮かんだ光景と一切遜色のない笑顔が、恥辱に塗れる自意識をグサリと突き刺す。場酔い……というには明らかに度が過ぎていた昨日の自分。

 

 

 だが、この恥ずかしい記憶が紛れもない事実であるという確信を抱いているからか――どこか清々しい気持ちがあるのも確かだ。

 

 

「いえ、覚えてます……一言一句。――――それはもう……ハッキリと」

 

 

「良かったです~♪それじゃあ、続けますね~♡」

 

 

――んあぁ~~むっ♡んちゅるっ、ちゅぷぷうるぅ~……ちゅぷ、ちゅぴ、んくっ……♡♡ちろちろちろぉ…………♡

 

 

「い、いやっ……ちょっと待っ――――っくあぁ!!」

 

 

 俺が現実に戻った(事実共有を終えた)直後、セレスティアさんは、また汚れ一つ無い笑顔を浮かべて、中断していた作業――朝フェラを再開した。

 

 

 昨日の一連の出来事で、すっかり弱点という弱点を知られた俺は、抗議の声をあげる間もなく、覚醒したての意識を、股間から送られる快楽の処理にあてることを余儀なくされた。

 

 

ちゅるるる~~~っっ♡♡ちゅぷっ、ちゅぽっ……んっ、んふっ♡――ふっ、くっ……ちゅぴぴ、ちゅっっぱぁ♡♡

 

 

 俺のペニスをとても愛おしそうに舐めていたセレスティアさん。その動きが不意に止まった。そして、しばらく咥えたままだったが、やがて目をこちらに合わせ、ゆっくりと口内から引き抜いた。

 

 

 そして……。

 

 

「――――人間さ~ん♡今日一日、昨日よりも、い~~っぱい甘やかしてあげますからね~~♡」

 

 

 ……とてもペニスを咥えた直後だとは思えないほど綺麗な――太陽のように眩しい笑顔を向けて言った。

 

 

「……はい、よろしくお願いします」

 

 

 ――――少し恥ずかしかったが、俺はその言葉を……すぐに受け入れ、コクリと首を縦に振った。




 原作をまともにプレイし始めたのが最近なので、所持キャラが少ないです。
なので、活動報告にてリクエストを募集しています。


よろしくお願いします。


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