夏祭りが終わり、集まっていた人達が散開して静かになった道を、浴衣姿のライとカレンは手を繋いで歩いていた。
「賑やかな祭りだったな」
「そうね。これから特区の風物詩になるといいわね」
日本人によって設立された商工会が、初めて主催した夏祭りは、大盛況のうちに幕を下ろした。普段は政治を主導する立場の二人も、今日だけはただのカップルとして訪れ、フィナーレの打ち上げ花火まで楽しんだ後、特区にある自宅に戻る途中だったのだ。
「ねえ、少し寄り道しない?もう少し、外で余韻に浸りたい気分なの」
「僕もだ、近くに古い神社があるから、そこへ行こう」
二人は目的地を変え、その神社へと向かうのだった。
神社に着いて境内を歩く二人は、拝殿に上がる階段に腰掛けると、ピッタリと寄り添った。月を見上げながら、互いの手を優しく握り合う。
「平和な光景を見ながらライと一緒に歩いたら、途中からお祭りを楽しむよりも、幸せな気持ちで胸がいっぱいになっていたわ」
「奇遇だな、僕もだ。自分が守りたい世界があんなに成長して、カレンと一緒に楽しい経験ができている事に、喜びと感謝、そして幸せを感じていた」
「うん。これからもライと、色々な楽しい経験をしたい、幸せを共有したい。もっと貴方の、笑顔が見たい」
自然と二人は見つめ合い、気持ちが高ぶっていた。どちらからともなく、目を閉じて唇を重ね合わせ、相手の背中に手を回していた。
「んっ…!」
唇を重ね合わせるだけでなく、いつの間にか舌を絡ませ合い、ライの手が浴衣越しに、カレンの胸を撫でていた。
「はぁっ…ふふっ、ライったら大胆」
キスを止めたカレンは、ライの手を掴みつつ、彼を見つめる。嫌がる素振りもなく、むしろ瞳は潤んで、その先を望んでいた。
「もっと大胆にもなれるが、流石に止めておこう。誰か来るかもしれないし、虫に刺されたら後で大変だ」
「私は構わなかったけど、冷静に考えればそうかも。それに浴衣を着崩したら、着直すのが面倒だから、一度帰りましょうか」
「ああ。僕が先にその気になっておいて、肩透かしを食らわせて申し訳ない」
「気にしないで、その代わり…帰ったらちゃんと、しよ…?」
二人は立ち上がり、逸る気持ちを抑えながら、早足で帰るのだった。
二人は自宅に着くと、すぐさま寝室に向かった。そして向き合うと、カレンが浴衣の帯を解き始める。
「火照っちゃって、途中で暴走しないか自分でもヒヤヒヤしちゃった」
「僕もだ。だが、ここまで来れば…」
「うん…」
カレンは帯を床に落とすと、浴衣の前を開く。すると胸から腹を締め付けるさらしが現れ、ライは珍しそうに眺めた。
「へえ、そんな物を身に着けるのか」
「浴衣や和服を着るには、着易くしたりラインを綺麗に見せるのに、さらしを使う事があるんですって。千葉中尉にそう聞かされて、着付けも手伝ってもらったの」
「そうだったのか。でも、見た目からでも強く締め付けているな。一度解くと、直すのが大変かもな」
「そうなのよ、さっき外で着崩したら後が大変って話したのは、その辺が理由。でも今なら、着崩しても脱いじゃえばいいから」
カレンがさらしを解き始めると、ライは彼女を抱き寄せ、うなじにキスを始めた。
「あっ、息…吹き掛けたら、くすぐったいよ…」
ライにうなじや首筋、鎖骨にキスをされて悶えながら、カレンは少しずつ、さらしを解いていく。やがて、乳首の形がさらしの上からでも判別できるくらいまで解かれると、彼はさらしを上下にずらし、隙間から乳首を露出させた。
「乳首だけ出しちゃうなんて…ふあっ、そんなに触りたかったの?」
ライが乳首や乳輪を指で弄り始めると、カレンは手を止めて喘ぎ始めた。彼はプックリ膨らんだ乳首を口に含むと、乳輪を舌先で舐めながら吸い上げ、もう片方の乳首を指で弾いて彼女をさらに興奮させていく。
「はふ…カレンが欲しかったんだ、んっ…少しでも早く」
「ああっ、だからって脱ぎ終わってないのにぃ…ひゃあっ、全部脱がなくていいのっ…?」
「この格好の君を求められるのは、機会がそうないだろう?だから敢えて、このまましたい…」
「そういう…事だったのねっ、んっ、じゃあ今の私を存分に求めてぇ…!」
カレンは再びさらしを解き始め、やがて乳房が完全にあらわになると、ライは乳房全体を舐め回し始めた。
「はぁんっ、いいよっ…もっと舐めてぇ。触って欲しかったのぉ、ふぁっ、舐めて欲しかったのぉ!」
ライは乳房を激しく揉みながら、全体をいやらしく舐め回し、乳首を盛んに吸い上げる。カレンは我慢ができなくなって、パンツを途中まで下ろすと、秘部を自分で弄り始めた。
「ライっ、はぁ…欲しいよぉ…くっ、もっと欲しいよぉ」
カレンが自慰を始めたのに気付いたライは、パンツを脱いで浴衣の裾をめくり、熱く勃起したペニスを誇示しながら言った。
「僕も、もっとカレンが欲しい…いいか?」
「うん、いいよ。私も自分で慰めるより、ライの熱いモノを直接、奥まで入れて欲しいから」
ライはカレンの背中を壁に押し付け、彼女の片脚を持ち上げた。そして少しだけ屈んで亀頭を秘部に押し当てると、一気に膣奥まで挿入した。
「ふああっ、はあんっ…奥まで来たぁっ」
甘く淫らな声をカレンが上げると、ライはゆっくりと腰を動かし始めた。激しくするとペニスが抜けそうになるため、いつもより緩やかに動いて、膣内を掻き回していく。
「んんっ、いつもよりゆっくりだけど…あっ、ちゃんと中でライの…ふぁっ、固いのを感じるわ…はぁっ」
「この姿勢ではあまり…しないからな、ふっ、抜けないよう慎重にな」
「そうね…やっ、立ってする時は…後ろからだもんねっ。んあっ、でも新鮮で気持ちいいよぉ」
片手でカレンの脚を抱え上げ、もう片方の手で彼女の腰を支えながら、ライはペニスを下から突き上げるように腰を動かし続ける。
「ライっ、はぁっ、いいよぉ…凄くいいよぉ!」
カレンがライの首に両手を回し、背中を壁で支えながらつま先を少し上げた。すると膣内が締まり始め、ペニスを搾られて彼は呻いた。
「くっ、僕も気持ちいいぞっ。はぁっ…また締まってきた、中がヌルヌルして凄く…くぅっ!」
「もっと気持ち良くなって…いいよぉ、はっ、私の中でもっと気持ち良くなってぇ!だから私を求めて…はむっ、んっ…!」
二人は目を閉じて抱き合い、交わりながら熱くキスをする。汗まみれの肌を合わせ、舌を絡ませ合い、熱気と甘い吐息同士をぶつけて、互いに対する想いを確かめ合う。
「ぷはっ、はぁ…かっ、カレン…」
キスを止めて目を開けたライが、腰を動かしながらカレンを見る。潤んだ瞳、着崩した浴衣の下から見える素肌、汗と唾液に濡れて光りながら、いやらしく揺れる乳房が、彼を誘う。そして膣内は更に締まってペニスを包み、射精を促してきた。
「カレン…そろそろ出すぞ、いっ…いいなっ」
「うんっ、いっぱい出してぇ!子宮がキュンキュンしてぇ、ふあっ、落ち着かないのぉ!ライの精液でっ、落ち着かせてぇ!」
ライはカレンの下半身をしっかり支えながら、盛んに腰を振り、最後にペニスで子宮を下から思い切り突き上げるた。その瞬間、熱い精液が子宮口に向けて噴き出した。
「あっ、はぁぁっ…!出るっ!」
「ふあっ、ああっ!ペニスがビクビクしてるぅ、子宮にいっぱい注がれてるぅ…!凄く…気持ちいいよぉ、大好きだよライぃ…」
膣内射精が続く中、二人は再び唇を重ね合わせ、強く抱き合うのだった。
それから少しの間、二人は同じ姿勢で余韻に浸っていた。
「ふぅ、汗が凄い事になってる」
着崩した浴衣を脱いで床に置くと、カレンは髪留めも外し、額の汗を拭った。
「このままだと、いくら体力があってもしんどいかもな。一度抜くぞ」
「うん」
ライがペニスを膣内から抜き、カレンの脚を床に下ろすと、秘部から溢れた精液が、彼女の内股を濡らした。
「やっぱり立ったままだと、すぐ垂れちゃうわね」
カレンは両脚を閉じると、精液が垂れないよう内股に力を入れながら、途中まで解いたさらしを再び解き始めた。一方でライも、浴衣の帯を解くと、浴衣を脱いで裸になった。
「やっぱり、まだまだ元気ね」
射精したばかりなのに固さを失わず、反り返るペニスを見ながら、カレンはさらしを完全に解いた。するとライは彼女に近付き、頬を優しく撫でながら欲望を口にする。
「まだカレンの事を求めたい。祭りを君と一緒に見て、浴衣姿の君に魅せられて、一度しただけでは足りないくらい、気持ちが高ぶっているんだ。もちろん、君の気持ち次第だが…」
「確かめるまでもないのは、知ってるでしょ?気持ちが収まらないのは私も同じよ、ライ。だから収まるまで、もっとしよ…?」
ライはカレンを、俗に言うお姫様抱っこのように抱き上げると、ベッドへと歩き始める。すると彼女は、自分の手で秘部を押さえ、彼はそれを見て尋ねた。
「どうしたんだ?」
「ライから受け取った物を、こぼしたくないから。ただ、それだけ」
「…そうか、ありがとう」
ライはカレンをベッドの上に寝かせると、彼女の両脚を大きく広げた。彼女は自分の手を秘部からどけて、愛液と精液で濡れた内股や割れ目を指でなぞる。
「もう入れちゃう?私はいつでもいいわよ…ふぁっ、はぁんっ」
ライは無言のままペニスを膣内に挿入し、カレンが甘い声を上げた。
「カレン…今夜はいつも以上に、君を求めよう。いいか?」
「うん、いっぱい求めて。祭りでいつも以上に高ぶった気持ち、全部私に…うぁっ、ぶつけてぇ。そして全部…あんっ、中に出してぇ!」
二人は火照る体を重ね合わせ、高ぶる心を通わせて、何度も交わり続けた。祭りを経て膨らんだ想いは、二人の心とカレンの子宮を、存分に満たしたのだった。