アナル大好きな先生の性的嗜好を受け入れてくれる生徒の話 作:夜の機動戦士
dig-dug-dug
シャーレ執務室の前で、ミレニアムサイエンススクール
今日は自分がシャーレの当番。手伝う内容も分かりきっている。どうせまた、雑な書類業務やデータ処理のヒューマンエラーが待ち構えている。領収書の宝探しだってある。それを「全く先生はこれだから」なんて呆れたポーズを取りながらも、甲斐甲斐しく世話を焼いて、密かに好意を抱く相手の人生に、ほんの一部だけでも干渉できる。ユウカが甘酸っぱくて幸せな気分に浸れるひと時だった。
プライバシーに踏み込む、あの時までは。
「先生、お疲れ様です」
意を決して、ユウカは執務室の扉を開いた。
声が微かに震えたのが、気取られたかも。
「お疲れ様、ユウカ」
慢性的に過労気味で生気の薄い先生が、柔和な笑顔を作ってユウカを迎えた。デスクの一角には栄養ドリンクが生えており、骨ばった手がエナジードリンクの缶を掴むと、残された分がちゃぷっと揺らぐ音がした。
「……先生、目に元気が無いですよ? ちゃんと栄養とってますか?」
「大丈夫。ちゃんと栄養は摂ってるよ」
「ドリンクやサプリだけでは不十分ですっ。充実した食事が人の精神に与える満足感は、科学的裏付けもありますし!」
「それもそうだね……じゃあ、後で一緒に食べに行こうか」
「そんな時間あります? いつもみたいに、夜遅くまでかかるんじゃあ……あら?」
先生のデスクの一部はガソリンスタンドと化していたが、ユウカの予想したよりも遥かに整頓されている。レシートがきちんとクリップで留めてあり、「要チェック」の付箋が目印として立てられている。
「順調そうじゃないですか」
「今日は頑張ったよ」
オフィスチェアが回り、先生がユウカの方へ向き直った。
「
「……っ……」
顔が熱くなるのを、ユウカは感じていた。
自分が来るから張り切ってくれた。
都合よくそう考えることもできる。
私の当番が嬉しいんだ。
仕事を早く終えて、一緒にいたいんだ。
そうとだけ思っていられれば、片想いのドキドキを楽しむことだってできた。だが……彼の優しい語り口の裏に、ドロっとした生々しい欲望が潜んでいるのを、ユウカは学んでいた。そうでなければ、シャーレに来る前、わざわざトイレで入念に自分を洗ったりなんて、するはずがない。
「後は、書類の不備をチェックしてもらうだけだ。私一人で確認はしたけど、誰かに見てもらわないとね」
「……全く、仕方ないですね」
先生の、細かい所にだらしない性格を、ユウカは当初、苦々しく思っていた。けれど、穏やかで少し気の弱そうな彼が見せる危うさには、構いたいユウカを惹きつけるものがあった。「先生は私がいないとダメなんだから」と内心で呟く度、ちょっとした優越感の混じった、まだ青い乙女心が疼いたものだった。
出力された書類とローデータを比較するため、許可を得て先生のPCにログインした。ソファーに腰掛ける彼からは、モニターは見えない。セミナーのそれよりも座り心地のいいオフィスチェアにお尻を乗せ、ユウカが真っ先に調べたのは、データのダウンロード履歴だった。
――ここ二ヶ月、何も購入してないわね。
ダウンロードフォルダ――そこから移動もさせていないなんて杜撰にも程があるけれど――そこにも新たな
やはり、無い。
仕事で使うパソコンになんてものを! と喚き散らしながら、急沸騰した頭で次々に消していったデータ類は、復旧された様子も無かった。
理屈では、ユウカも分かっていた。ヒトの三大欲求は常に、何らかの手段による解消が必要なことを。性交渉の相手がいない者は、自らを慰めるほか無い――ユウカも自分自身、身に覚えのあることではあった。
それでも、ユウカは嫌悪感を催していた。ハレンチなことへ耐性が無い、純潔な若さ故でもあった。だがそれ以上に、先生の貴重な時間をそんなものが奪っていくのが許せなかった。ユウカが淫らなコンテンツを憎んだのは、構って欲しい幼さもあったのかもしれない。
――いかがわしいものに触れた形跡なし……。
手元の書類とモニターに表示されたデータを交互に確認する傍ら、一枚終える毎にちょこちょことセキュリティの甘すぎる先生のフォルダを閲覧する。ブラウザの閲覧履歴を見ても、仕事に使ったと思しきサイトのURLしか残っていないみたいだった。自宅に何があるかまでは知らないけど、そもそも先生はあまりの忙しさに自宅へあまり帰っていない。
……と、いうことは。
ユウカの背筋を電流が駆け抜けて、ゾクゾクが鳥肌を浮き上がらせる。
――本当に、
『そんなものに大事なお金を使わないでください!』
『私が……私が処理してあげますからっ!』
『私だけですよ、こんなことしてあげるの……』
あの時の自分は、憤りと恥ずかしさで暴走して、何を口走ったのかが分かっていなかった。「自分を性欲の捌け口にする」という、先生と生徒にあってはならない背徳的な行為を、学園生徒会にあたるセミナー会計のユウカが、自ら申し出ていたのだ。
「そろそろ終わりそうかい?」
「はい、88%は完了しています。あと330秒ほどで終わるかと……」
ソファーでコーヒーを啜りつつ、先生は爪を切っていた。バリを取ろうと丁寧にやすり掛けをしている。特に、人差し指と、中指と、薬指。"指を入れる準備だ"と考えた瞬間、ユウカは、線の細い体型にあってむっちり肉付きの良い太腿を寄せた。まだ仕事を終えていないのに、下半身がムズムズしてしまう。
早く仕事を終わらせないと。頭でそう唱えた直後、早く仕事を終えることが何を意味するか、数学に秀でた頭脳が論理的帰結を導き出してしまう。
――違う違う違う。決してそんな、私がえっちなことをしたがってるわけじゃ……。これは、先生が性欲の捌け口を求めてるから私が仕方なく応じてあげたからであって、あんな変態行為を私が望むわけが……!!
思考があらぬ色に染まり切る前に、ユウカは頼まれた仕事の仕上げに取り掛かった。
* * * * *
「おいで、ユウカ」
「は……はい……っ」
ユウカは、執務室奥の、実質先生しか使わない仮眠スペースへ招かれた。よほど頻繁にここを利用しているのだろう。中途半端に乱れた掛け布団をめくると、先生の匂いがする。ユウカの好きな香りだったが、鼻をひくひくやっている所を見られたくはなかった。ベッドに腰を下ろした先生から手招きされて、ユウカも静かに腰を下ろす。
夜を徹することも珍しくない先生が、まだ日も沈まない内に一日の業務を終えてしまった。緊急出動が入ればその限りではないが、もうここから先は、先生が好きなだけ好きなように時間を使えてしまう。
――今日も、お尻を弄られちゃうのね……
性欲処理を申し出たはいいものの、彼のアブノーマルな性癖を知った時、ユウカは先生が嫌いになってしまいそうだった。彼は、ユウカの尻に、というよりも、女性の尻に異様な執着を示していたのだ。未経験を打ち明けた末に、「この人になら」と処女を捧げる覚悟もしたのに、一向にそうはならず。
男女として愛し合う性行為ではない。あくまでも性欲処理だから。彼がやりたくてたまらないことを発散する手伝いをするのが、捌け口の役目。ユウカは懸命に自分へそう言い聞かせた。恥ずかしい所を晒すのにキスもできないもどかしさと、片思いの甘い疼きと、性器を放置して菊門ばかりを弄られる不快感と。好きな人と過ごす時間なのに、ユウカは複雑な思いだった。
「……先生?」
「ん?」
「その……ムネとか、あまり興味ないんですか? 一応、そ、それなりの大きさはあるし……別に、先生になら……」
「胸も触って欲しいの?」
「そうは言ってません!」
ユウカは唇を噛んだ。
また可愛くない所を見せてしまった。
男女の行為と言えば、好奇心と知識欲の旺盛なミレニアム生らしく、一通りの知識だけはある。だが、いわゆる教科書通りの知識というものが、この先生には通用しない。ペットを愛でるように頭や顔を優しく撫でてくれる一方、ユウカに直接手を触れてくれるのは下半身ばかりだ。それでも猥褻な行為の余韻は、脳内で脚色を加えられて、背徳的な興奮を呼び起こすエピソードとして連ねられていく。ユウカがそのひと時を脳内に持ち帰り、一人きりの空間で自慰に耽ったことは、片手の指では到底数えきれない。
「ユウカの太腿は綺麗だね。シルエットは細いのにムチムチしてて」
「褒めてるんですか、それ……?」
「もちろん。肌のキメ細かさも素晴らしいよ。触ってるこっちが気持ちいい」
「……っ、はぅ……」
温かくて大きな掌が、膝の上へ降りてきた。直接肌を触れられるのは、まだ慣れない。深爪になるまで刈り取られた爪が見えて、体内へ挿入される感触を思い出し、背筋がゾワゾワしてしまう。
「ぅ……触り方、やらしいっ……!」
「ユウカがエッチだからだよ」
「エッチなのは、先生の方ですっ!」
――だんだん、アソコに近づいてきた……
――うぅっ、お尻を触られるのイヤなのに……
――ドキドキしちゃう……!
「ん……ふぅ……」
男の手が、スカートの中へ忍び寄る。下着の色に、視線が一瞬立ち止まる。少し奮発して買った黒のショーツで目を引けて、ユウカは胸を張りたくなった。そんなユウカの背伸びを労うように、男の指がクロッチをなぞる。直接触ってはいないけれど、好きな人の手に股間を触られて、ユウカは早速下腹部をきゅんきゅん疼かせる。スカートを外す雰囲気になる頃には、うっすらと割れ目の形に濡らしてしまうほどだった。
せっかく買った高級下着を濡らしたままにするのが嫌で、あるいは、脱がされるのが恥ずかしくて、ユウカは自らショーツを下ろした。下半身だけが丸裸になって、性器から湿気がむわっと立ち上る。粘膜の色がキレイだ、と褒めてもらえるけれど、彼の指が伸びてくるのは、とろっと愛液を垂らす蜜穴ではなくて、その後ろの窄まりだ。
「お掃除はしてきた?」
腸内洗浄を確認され、ユウカは黙って頷いた。
「はい」と口にするのが恥ずかしかった。
「こうするって、分かってたんだ?」
「だ……だって……今日は先生と二人きりだから……」
「期待してた?」
「ちっ、違います!」
「私は楽しみにしてたよ、ユウカが来るのをね」
「また、そんなことを言って……」
期待。口答えしつつも、否定はできなかった。
始めは、綿棒からだった。一本が二本、二本が三本に増えていき、指も入ってくるようになった。人体の出口でしかない穴が、少しずつ入口として開拓されていく。こんなのおかしい。そうは思いつつも、菊門をほじくる彼は異様な興奮を覚えており、だらしなくも柔和で優しい先生の生々しい本性を垣間見るスリルに、ユウカは悦びすら覚えていた。現に、四つん這いになって尻を突き出すように言われ、彼に決して触ってもらえない前の穴をヒクつかせている。
「ふふっ……もちもちのすべすべだね、ユウカのお尻は」
ぐにゅっぐにゅっと尻肉を揉みしだかれて、ユウカは熱っぽい吐息を漏らした。秘穴を晒す羞恥に赤くなった顔を見られないことに安心しつつ、これからされる行為を思い描いて体が火照ってきてしまう。ひんやりしたローションを塗りたくられる感触を待ち構えていると――
"れろっ"
「くひゅっッ!?」
肛門に生温いものが触れた。
「あ、や♡ やぁっ♡」
つん、つん。舌先でつつかれて、ひとりでに悲鳴が上がる。
「や、ぁ……そんな所、舐めないでください……きっ、汚いからっ」
「ヘンな臭いもしないし、大丈夫だよ。ユウカの可愛らしい穴を見てたら、舐めたくなっちゃって」
「ん……んんんぅ……♡」
"ちゅっ ちゅるっ"
"れる、れる、れるっ"
――そんな所にキスしちゃ嫌ぁ……♡
――ううっ、しつこく舐めてくるうぅ……♡
肛門の皺の一枚一枚を伸ばすように、舌が這い回ってくる。口同士どころか頬や額にもされたことがないのに、ユウカの体で最も汚れがちな所に、先生は熱烈な口付けを交わしてくる。迫り上がってくるのは悪寒のはずなのに、臍を通り過ぎる辺りで有耶無耶な何かに変わってしまう。
臀部の肉を揉みしだきながら、先生のアナル舐めは続いた。二ヵ月間不定期に続いた尻穴開発はしっかりユウカの体に快感の回路を形成していた。桃尻を割り開かれて、菊門の内側をこじ開けようとする舌遣いにユウカは逐一反応してしまい、充血した陰唇がぷっくら膨れ上がっている。女性器が性的興奮に昂る様が、文字通り彼の鼻先に晒されている。その羞恥がユウカには暑くてたまらなくなり、掌や腋の下にじっとりした汗を滲ませていた。
"にゅむ……♡"
「あ……んぁぅ……♡ 舌、入ってきちゃ……♡」
「あっ♡ あうっ♡ んううぅっ♡ うっ♡」
緊張の緩んだ秘門に、彼の舌が侵入した。入口のごく浅い地点に過ぎないが、出入りを繰り返して、門を緩めようとしている。括約筋を割り開かれる違和感もさることながら、舌を引き抜かれる時の排泄感が、危機感と同時に痺れるような刺激を巻き起こす。
"ねち♡ ねちゃ♡ ぬっぽ♡ にゅるる♡"
"ちゅっ♡ ちゅく♡ ちゅぷ♡"
「っ♡ は、うっ♡ んぁ、や、やだぁっ……♡」
――こんな所で感じちゃうなんてぇ……♡
度し難いことに、ユウカは肛門での行いを興味のままに調べてしまっていた。ヒトが赤ん坊の頃に初めて味わう快楽が、排泄行為によるものらしい。ナニカが抜け出ていく刺激は、脳では快感だと認知されてしまうらしい。「肛門性交は権力者の娯楽だった」「強気な女はアナルが弱い」のような俗説めいた話までもユウカは己に当てはめて考えてしまう。自分の手で得た知識を、自分の体で証明している。それを認めたくない理性の抵抗が、余計に快感を増大させてしまう。
「はー……♡ はー……♡」
生温かい感覚が抜けた。こじ開けられた穴から、空気が入り込んでくる気がする。後方でキャップを開ける音がして、思わずユウカは腰を震わせてしまった。
「ひ……つっ、冷た……っ!」
ローションを塗られる瞬間の温度差には、未だ慣れない。綿棒を持ってきている様子はなかった。それはつまり、そんなに細いもので慣らさなくてもいいぐらい、少女の菊門がほぐれやすくなっていることを意味していた。きゅっと閉じた皺の中心に指をぴとりと当てられた瞬間、ユウカは体から力を抜き、彼の指を受け入れる準備をしていた。
「ひううっ……♡」
「お……すんなり指が入るようになったね」
「せっ、先生が変なコトばっかりするからっ」
「変なことって、例えばこういうこと?」
"にゅぷっ♡ にゅぷん♡ にゅぽ♡"
"ぬっこ♡ ぬっこ♡ ぬっこ♡"
「あひんっ♡ や、あ♡ あ♡ やあんっ♡」
異物を締め付ける括約筋が、閉じ切れない。違和感の拭えない内に、ローションの滑りに任せて指が出入りする。舌よりも太く、舌よりも長く。硬い節が門扉をナカからごりっごりっと圧迫し、引き抜かれる刺激がジリジリ神経を焼いていく。ボリュームをあげるユウカの声にシンクロして、彼の呼吸が激しくなっていく。
「ユウカ、腰が浮いてるよっ。気持ちいいの?」
「ちっ違っ、違いますっ♡ はあぁ♡ あぅぁ♡ ああんっ♡」
下半身が、抜けていく指を勝手に追いかけてしまう。まるで媚を売るように。たっぷり塗られたローションが泡を立てて潰れ、粘っこい水音を立てる。先生の手首が回って、単純な前後運動にアクセントが加わる。先生の目の前で疑似排泄をしてしまう背徳的な状況が、背筋に走るゾクゾクを増大させていく。
「ユウカ、ユウカ……」
「うぁ、あ……な、何ですかっ」
あまりの羞恥にユウカが顔を上げられずにいると、先生の手がそっと頬を撫でてきた。何だろう、と思って首を回してみたら、目の前には先生の股間。スラックスが不自然に盛り上がり、張り詰めている。
「なっ、舐めて……!」
ユウカの排泄孔に指を突っ込んだまま、空いた手でカチャカチャとベルトを緩める。ファスナーの合わせ目が下りるのを待ちきれず、大人の陰茎が下着を押し上げている。
「…………♡」
まだ、嫌悪感は拭いきれない。排尿にも使う器官を口に含むなんて。でも、先走りでベトベトになった亀頭を目の前に突き付けられると、まだ若いメスの本能が疼いてしまう。
――私でこんなに大きくしてる……♡
――気持ちよくしてあげたい……♡
蒸れた臭気を吸い込んで、鼓動が高鳴る。尻穴できゅっきゅっと指を締め付けながら、ユウカは先生の股間に自ら顔を近づけた。血管を太く浮き上がらせていきり立つペニスは、ユウカの吐息を浴びただけでビクンと震え、新しい先走りが鈴口に玉を作る。
「はむ……♡」
クレープの一口目みたいに、口をつける。塩気の苦味、それから慣れない匂いが入り込んでくる。火傷しそうに熱い、剥き出しの粘膜に、己の唾液を塗りつける。張り出した傘の縁をなぞると、竿から伝わる鼓動が速くなる気がした。
"ぴちゃ れる にち にちっ"
「……はぁ……」
心地良さそうに、先生が息を吐く。ユウカの胸中がザワつきだした。尻穴をほじられながら亀頭を舐めていると、ひどく品の無い興奮が込み上げてくる。バナナを見る度に思い出してしまう、先生の怒張。ファーストキスを捧げてしまった、男の人の大切な所。
「んぷ……んっふ……♡」
蕾を思わせる可憐な唇を大きく開き、ユウカが肉竿を受け入れた。大口を開ける瞬間を見られる恥じらいに目を伏せ、歯を立てないよう舌で包みながら、頭を沈める。根元まで頬張ってあげると、先生の手がユウカの頭を優しく撫でた。頑張りを認めてもらえたようで、ユウカは内心ではにかんでいた。
"つぽ……♡ ずっぽ……♡"
"ぢゅぱ♡ ぢゅぱ♡"
唾液をこぼさないようにしながら、口内で彼を舐る。唇で吸い付き、頭を振って竿を扱く。溝の隙間を舌でほじっていると、生温かい塩気がじゅわじゅわ湧いてくる。啜って、喉を鳴らして、また啜る。息苦しさを忘れさせるかのごとく、肛門からの快感が上ってくる。
「ンン♡ ンフ……♡ む、むぅ~~ッ♡ ふー♡ ふぉ……♡ ンンンッ♡」
「ふふ、アナルのお肉が指を離してくれないよ。美味しそうにしゃぶってる。お尻フリフリして、気持ちいいね♪ ユウカは、お尻が大好きになっちゃったかな?」
"ぬぢゅ♡ ぬぽ♡ ぬっぽ♡ ぬぷっ♡ ぬぷぷっ♡"
「はも♡ おふ……おぉ……♡♡」
ユウカが口淫に耽る間も、アナルを犯す指は止まらない。滑りの良さに任せて、先生の指遣いがテンポよく括約筋をトロかしていく。肛門を外へ引っ張られる瞬間の快楽は麻薬のようにユウカの羞恥心を蝕む。抜き差しされる衝撃が、オナニーしか知らないヴァギナにもじくじく響き、今まさに頬張っている剛直に対抗しようとでもいうのか、クリトリスがピンピンに勃起する。
「ンッ♡ ほ、ん゛♡ はふっ♡ はふ♡ フーッ……♡ ン、ンォ、オ゛……♡ れぢゅ♡ ぐぽっ♡ はぷ♡ も゛っ♡ お゛♡」
「いいよ、ユウカ……温かくて、ねっとりして、凄く気持ちいい……」
息混じりの、無声音の喘ぎ声が聞こえる。銃の砲身みたいなガチガチの怒張がぐっぐっと持ち上がり、粘度の高い先走りが滲んできた。吸い付くユウカに連動して、腰が持ち上がる。彼がイキそうな時の仕草だった。こうなると、次に彼が発する言葉は――
「ん……もう出るよ……ユウカの気持ちいいお口に、十日間貯めたの出すッ……」
"びくっ♡ びきびきっ♡ びんっ……♡"
――あぁ♡ 出ちゃう♡ 出ちゃう……♡
――今日の先生、
――私のお口えっちでもうイッちゃうんだ♡
絶頂を悟ったユウカは、頬を窄めて粘膜を這わせる。射精を煽るように裏筋を舐め上げて、ちゅるちゅると鈴口をくすぐる。自分しか聞けない先生の喘ぎ声を耳で楽しみながら、貪欲にその時を待つ。待っている間にも菊門はずぼずぼと指でほじられ続け、蓄積する快感にユウカもエクスタシーを予感し始めていた。
"……ぼびゅっっ♡♡"
"ぶびゅ♡ びゅ~~~~♡ どく、どくどく♡ どくっ♡"
"どぷ♡ ぶぴゅるるっ♡ びゅっ♡ びゅん♡"
沸騰させたゼリーが、口内に流れ込んでくる。咥えた剛直が跳ねる度に、口蓋が白濁液に犯される。苦くてネバネバで、ミレニアムの温水プールのような臭いがする。溶かしたチーズみたいにもったりと重たくて、顔をしかめずにはいられないオス臭さだ。しかしながら、口の中から零してしまうのが嫌で、喉に引っかかるそれをユウカは懸命に飲み下す。射精しながら先生はフックみたいに指で鈎を作り、狭い肛門の入口をグリグリ抉ってきた。
「……♡♡ ンッブ♡ ン˝ン˝♡ ン~~~~~~♡♡」
フェラチオで先生を絶頂に導けた達成感も手伝って、たちまちユウカの性感も天井を叩いた。先生が吐精する時みたいに腰をガクガク揺らして、肉びらから愛液が溢れ出す。口内に突っ込まれた異物の息苦しさも、酩酊感に変わっていった。
「フー♡ フーッ♡ フーッ……♡」
――先生、まだお尻をいじってる……♡
――きもちいい♡ こしがうごいちゃう……♡
「はぁ……はぁ……気持ちよかった……上手だったよ……」
先生の手が、ユウカの脳天を撫でた。こめかみから耳へ降りてきて、大きな掌が頬を包んでくれる。慈しむ手つきに、甘い悦びが込み上げる。自分に尻尾が生えていたら、ぶんぶんと勢いよく振り回していることだろう。そんなことを考えながら、ユウカは亀頭の溝へ丁寧に舌を這わせて奉仕を続けていた。
「ねぇユウカ……イッてた?」
ボーッとした頭で、ユウカは頷いた。
「お尻の穴でイッちゃったんだ? こうやって指をずぼずぼされて、気持ちいいのが我慢できなくなっちゃったんだね?」
「ッッぷは……! や♡ あっ♡ あ˝♡」
"ぐちゅっ♡ ぐちゅぐちゅ♡ くちゅ♡"
"ずちゅっずちゅっずちゅっずちゅ♡"
「はぅ、あうぅぅ……♡ お、おひりいじめるの、らめぇ……♡」
「アナル気持ちいい? 気持ちいいね?」
「や……やらぁ……♡」
唇は反射的に拒絶の言葉を紡ごうとする。しかし、呂律が回らず、弱々しく媚びたトーンを帯びていては、先生の問いかけを全て肯定しているに等しい。くねくねと腰を捩って皺をヒクつかせ、いつの間にか二本に増やされた指へ肛門で貪欲にしゃぶりついていては、ユウカの欲求は火を見るよりも明らかだった。
"ぬぽんっ……♡"
「あおっ……♡」
つるんと指を引き抜かれて、またも甘イキしてしまう。ユウカをよがらせていた先生の指はふやけており、立ち上る湯気が見えるようだった。指の股同士は糸を引いており、その粘り気が少女の昂りを連想させる。
「ユウカ、入れてもいい?」
「!! い、入れっ……♡」
臍につきそうなフランクフルトを、つい見てしまう。
「指2本でも平気だし、そろそろかな、と思って。ユウカとセックスできるって考えたら、もう堪らないんだ。想像しただけでイきそうなんだよ」
「はっ……捌け口、なんですからっ、そこは先生のご自由に……」
「ユウカの合意が欲しいんだ。嫌がってるのを強要して、傷つけたくない。ユウカはどう? 入れたい? アナルセックスしたい? 指より太いの出し入れしたい?」
「あ……っ……♡」
――先生が、私を欲しがってるっ♡ おちんちんをあんなに硬くして……あぁ、おツユが浮いてきてる……♡ ダメなのにっ、先生と生徒でこんなハレンチなことしちゃいけないのにっ♡ お尻の穴は入れる所じゃなくて出す所なのにっ♡ 先生の変態っ♡ 変態っ♡ でも、先生がっ、
「し……」
自らの思考で、ユウカの理性はドロドロだった。ベッドにうつ伏せになり、お尻を高く持ち上げる。
「したいですっ……♡ せ、先生とセックスっ♡ 先生におかしくされちゃった穴に、お、おっ……おちんちん、欲しいです……はぁ……♡ はぁ……♡」
むぎゅっ、と肉付きいい尻たぶを開いて、従順に躾けられたアナルをユウカが見せびらかす。皺を伸ばし、直腸粘膜の肉色を晒すと、クリトリスが包皮を持ち上げた。本来オスを受け入れるべき雌穴は、自身が構ってもらえないことを知りながら、健気にヒクヒク震えて精一杯媚を売っている。
「……じゃあ、入れるね……っ」
先生の浅い呼吸が獣のようだ。ユウカの背後で、くちゅくちゅと粘液の泡立つ音がした。ローションのボトルがマットレスに落ちる。追いローションで少し冷たくなった切っ先が
「力を抜いて、ゆっくり息を吐いて……」
「は、い……♡」
"ぬむっ……♡"
"ずにゅ……♡ にゅぷ……♡"
「オ……あ˝ぁ……♡」
初めて味わう太さは、苦しい。呻き声を漏らすユウカだが、粘液越しに伝わってくる鼓動に、かつてない昂ぶりを覚えていた。一番太い所が門を潜り抜けてしまえば、そこから先は一定だ。けれども、なかなか挿入が終わらない。想像以上に竿が長い。
――も、もう入らない……♡
ゆっくり息を吐く呼吸を四回繰り返した頃、お尻に壁のようなものが当たった。根元まで入り切ったのだ。緩慢で慎重な挿入が果たされた実感に、目蓋から涙が零れ落ちる。顔を見られない体位でよかった、と一抹の安堵が込み上げる。
「あったかいよ、ユウカのナカ……」
「は、ぁ……先生……♡」
無理矢理押し広げられた括約筋が、平常時のポジションを取り戻そうとして、異物を締め付ける。上の口で頬張った時よりも太く感じる。デコボコしていて、張り詰めた血管のぷりっとした弾力まで伝わってくるみたいだった。直腸の壁に、頭が当たっている。接触が、摩擦へ、ゆっくり遷移していった。
「ん˝おぉ……お˝ぉ、お……♡」
菊門の中身が引きずり出される。肛門排泄と錯覚した脳がアラートを発するが、止まらない。入れたものを一回出されただけで、頭の中にバチバチ電気が弾けている。
――こっ、これダメっ♡ ダメなやつ……♡
「あっ♡ んはっ、ああ♡」
また入ってくる。
入ってきたら、引き抜かれる。
引き抜かれたら――
"ずぢゅっ……♡ ぬぽっ♡"
"にゅぷ~っ……♡ ずるるっ♡"
「おっ♡ おんっ♡ あうぅぅ♡ う˝うぅ~~~♡♡」
可愛くない、と自らを咎める余裕もなく、下品な嬌声が響く。ユウカのアナルは大喜びでオスの剛直に吸い付き、摩擦のもたらす快感を一滴残らず啜り取ろうとする。
皮膚の表面から直腸まで、ほんの数センチに過ぎない通路。本来なら一方通行のはずの禁門を犯される背徳感。規律に真面目なユウカだからこそ、尋常ならざる快感が神経を波立たせていた。
「すごいね……キツキツなのに、ナカはトロトロで……締まる……締まる……っ」
吐息混じりに先生が呟いた。ユウカの腰をがっちり掴んで、始めは緩慢だったピストンに一定のリズムを吹き込んでいく。カタツムリの歩く速度ですらたまらなかったのに、肛門粘膜を甘掻きされる余韻の残る間に、次から次へと上書きされていく。排便する感覚の禁忌が徐々に緩んでいく。
"ぬっぽ♡ ぬっぽ♡ ぬっぽ♡ ぬっぽ♡"
"にゅるっ♡ にゅるっ♡ にゅるっ♡"
「あ゛♡ あ゛っ♡ あふ、んへ、ぇ……♡ ら……らめ♡ らめなのに♡ おかひくなっひゃう……♡」
呂律が回らない。だらしなく開いた口を閉じられない。整わない呼吸を懸命にしていると、抱き締めた枕から先生の香りがする。手にますます力が入る。主従関係を象徴するような後背位で、倒錯的な教育を受けた尻の穴を貫かれる。ピストンの度にユウカも腰を揺らし、ブルブル尻肉を震わせる。
先生が折り重なり、荒々しい吐息が首筋にかかる。結合角度が変わり、刺激の伝わる場所がズレた。
――なんだか……前の方も気持ちいい……♡
――おなかに、ひびいてくる……♡
直腸粘膜越しに、膣壁へ振動が伝わっている。まだ自分の指ぐらいしか挿入したことのない純潔の蜜壺へ。微かな圧迫感に過ぎないのに、一旦意識したら、快楽の関数にかかる係数が一気に増大した。もっと押し付けて欲しくて、ユウカは尻を持ち上げ、ねだってしまう。
「ん゛ぁ……♡ あぅ、あ゛♡ あ〜……♡ おしり、きもちい……♡ おしり、おしりぃ……♡♡」
「ユウカ、お尻でするの好き?」
「うっ、うぅう♡ しゅ……♡ しゅき……♡」
「お尻の穴をずぼずぼするの大好きなんだ?」
「あ……は、はい……♡ おひり、オ゛っ♡ あにゃる、あにゃるしゅきい……♡」
クリームシチューみたいにトロトロになった頭で、理性を剥ぎ取られたユウカは素直にそう口にしていた。
尻穴性交の気持ちよさを認めてしまった。何か大切なものを手放した心地だったが、体に空いた穴を埋めるように、絶頂感が込み上げてくる。
「ふふ、ユウカはこんな所をほじられて気持ち良くなっちゃう変態さんだね。あんなに真面目なのにね」
「せっ……せんせいが、わるいんです……♡ おしりばっかり、いじるから……っ♡」
「でも、ユウカもお尻が好きなんでしょ? 美味しそうにしゃぶって、締め付けてくるじゃない……」
"ぐっぽ♡ ぐっぽ♡ ぐぼちゅ♡"
「んふぉ……っ♡♡ っっ♡ 〜〜〜♡♡♡」
先生が腰を引いた時の、傘裏で肛門を引っ掻かれる快感は、まるで劇物だ。視界がチカチカして、舌をしまえなくなってしまう。体のふわっと浮かぶ感覚が、意識の輪郭を曖昧に溶かしていく。
「んっぐ♡ うふぅぅうぅ♡ い……イっ、ちゃう……♡ おしりっ♡ おしりでイく♡ イくぅぅぅう……♡♡♡」
「……う……イく……!」
"びきっっっ♡"
"びくっ♡ びゅくくっ♡"
"ぼびゅるるっ♡ びゅわぁぁぁっ♡♡"
「っっ♡♡♡ ア……う、きゅぅぅぅ……♡♡」
頭に弾けるエクスタシー。お湯のような温かい何かが、とぽとぽとお腹に溜まっていく。尻肉をぎゅううっと握り締めて、先生が射精している。自分の体で彼がイッた悦びに胸が熱くなり、多幸感が爪先まで広がっていく。
――先生と……先生としちゃった……♡♡
――セックスしちゃった……♡
――幸せ……♡
「……ハァ……で、出た……。ユウカのお尻、最高……」
射精を終えた先生が、深い呼吸を繰り返している。「搾ってあげないと」とユウカが括約筋に力を込めると、その気遣いを汲み取って、小刻みに尿道の残り汁を搾り出してくれた。
ひとしきり扱き終えると、ずっぽりハマっていた杭が引き抜かれていく。解放された尻穴がスースーして、苦しかったはずなのに、泣きたくなる寂しさが込み上げてきた。体が、驚くほど素直に動いた。
「せ……先生……♡」
「お……お尻が疼くんですっ……♡」
仰向けになって、ユウカはヒクヒク欲しがる穴を自ら見せびらかした。溶き片栗粉のようなネバネバが、ユウカの入り口で泡立っている。
「せ、せ、責任、取ってくださいっ♡♡」
「早くっ♡ こ、ここ……ここに、ふといのください……♡」
頭が茹っていなければ到底できない、卑猥なおねだりだった。先生の喉仏が、ごくりと持ち上がる。膝を割り開かれ、秘部を舐め回すように見られる恥ずかしさも、今は気にならない。それよりも、早く尻の穴を躾けて欲しくてたまらない。
ユウカは、先生の袖を掴んでいた。
* * * * *
「先生、また領収書がグチャグチャになってるじゃないですか! この間はちゃんとしてたのに!!」
シャーレ執務室に、ぷりぷり怒るユウカの声が響き渡った。先生は申し訳無さそうに頭を掻くばかりだ。せっかく今日はシャーレの当番が回ってきたのに、この有様では残務を片付けるだけで飛ぶように時間が過ぎてしまいそうだった。ユウカはアウター兼用の白ジャケットを脱ぎ、椅子の背もたれに引っかけた。
「ほら先生! しっかり目を開けて下さい! 早くお仕事を片付けましょう!」
「うーん……も、もうちょっと休んでからで……」
「だ・め・で・す! そんなこと言ってたら終わらなくなっちゃいますよ!」
デスクでカピカピに渇いていたマグカップを流しへ片付けながら、ユウカは先生を急かす。疲労のあまりに動けないというよりは、変に居眠りしたせいでまだ夢現になっているだけらしい。目を擦って椅子から立ち上がろうとはしている。だから、ユウカはそれ以上は口を噤む。でも、どうしても先生には急いで欲しくて、小走りでデスクに戻ってしまう。
「じゅ……
気怠そうな目蓋が、ぱちぱちと瞬いた。
「……準備……」
「そ……そうですよ。だって……」
「準備、してきたんだ」
「……もう! ニマニマしないで下さい!」
それ以上顔を見られたくなくて、ユウカはぷいっと背を向けた。
――先生のせいなんですからね……♡
プリーツスカートの内側で、括約筋が疼いていた。
終わり