※この作品はR-18です。

アナル大好きな先生の性的嗜好を受け入れてくれる生徒の話   作:夜の機動戦士

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skeb依頼品です。

桐藤ナギサさん、あんだけお上品なお嬢様なんだから、淫語を喋らせたら破壊力高そうだな、という感じの調整になりました。

pixiv→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23064581


<ティーパーティー編③>トリニティ屈指のお嬢様である桐藤ナギサが淫語を仕込まれてアナルセックスに耽溺する話

「ん゛ッおぉぉぉ♡ おンッ♡ おッ♡ おうっ♡ おほおぉぉ♡」

 

 腰を突き入れるたびに、淫らな鳴き声があがる。桐藤ナギサの嬌声だった。

 

 トリニティ総合学園の代表。ティーパーティーのホスト代行。お嬢様学校のトリニティにあってもっともお嬢様していると言ってよい桐藤ナギサ。所作の一つ一つが美しく洗練されたエレガントな彼女が、あろうことか不浄の穴を突かれて、大きな尻肉を波打たせている。

 

「凄い声だね、ナギサ。あんなに上品な君が、オホ声なんて出して」

「あ゛あぁぁぁっ♡ せんせい、もうしわげ、あ゛りませんっ♡♡ ん゛お゛っ♡ ん゛っほぉぉ♡♡」

「そんなに、こっちが好き?」

「っア゛♡ はっ、はい……♡ せっ、先生の、ご寵愛をいただき、っ、う、うしろ、のっ♡」

「違うよね」

 

 

 ばちんっ♡

 

 

「ひゃいぃぃぃぃん♡」

 

 

 ばしっ! べちっ、ぱあん♡

 

 

 分厚い尻肉をはたくと、汗の滴が弾けた。真っ白な臀部に赤々と手の跡が浮かび上がり、私のちっぽけな征服欲が満たされていく。太さを増していくペニスに呼応して、きゅっ♡と括約筋が締まった。ふと内股をなぞってみると、処女の割れ目が垂れ流した愛液でべとべとだ。アナルセックスでナギサが悦んでいるのは明白だった。

 

「教えた通りに言ってごらん。ナギサはどうされるのが好きだったかな?」

「あうぅぅ……そんな、うぅ……♡」

「ちゃんと言えるまでお預けだよ」

「あっ、あっ……♡」

 

 がっしり腰を押さえつけ、私は責めを止めた。汗だくの胴体から、体臭混じりの湿気が立ち昇る。ピストンを止められた肉環が、切なげに締まりあがって続きをねだる。肉傘に引っ掻かれたい直腸粘膜がうねって吸い付くが、お望み通りにしてやるわけにはいかなかった。

 

「さぁ」

「……わ、私は……」

 

 ナギサは羞恥にぷるぷる身を震わせる。

 

「け、けっ……」

「…………」

「け……ケツマンコを……♡」

「うん。ケツマンコがどうしたの?」

 

 肩越しにナギサがこちらを振り向いた。肩を引き攣らせたまま深く息を吸い――結んだ唇を開く。

 

「ケツマンコを、先生の、野太いおちんぽでっ♡ ガン掘りされるのが――」

 

 

 ぐぢゅううぅ♡ どぢゅッ!!♡

 

 

「あ゛ッ♡♡ お゛おおぉぉぉ♡ お゛~~~~~~~♡」

 

 私は待ちきれず、腰を突き込んでしまった。上品なお嬢様に卑猥な言葉を吐かせるカタルシスに脳が茹だる。弾力豊かな尻肉に腰骨がぶち当たるほど強く打ち込むと、彼女は腰から生やした翼をピンと反らせた。

 

「んぐっほお゛おぉぉぉ♡♡ いぐっ♡ いぐいぐいぐ……♡♡ ひょお゛♡ おひいぃぃっ♡♡♡」

「ナギサ、勝手にイッたらダメだって、言ったよね?」

 

 

 べしんべしん♡ ばしんっ♡

 

 

「ひッ♡ ひぃっぃぃ♡♡ も゛っ、もうしわけ、ありま――ああぁぁい゛ぐっ♡ い゛ぎま゛す……♡♡」

 

 尻たぶをはたかれると、またもやナギサは絶頂を宣言してしまう。私の言いつけをまるで守れないなんて、ティーパーティーが聞いて呆れる。

 

「言いつけを守れないなんて、いけない子だね、ナギサっ」

 

 

 ばちん♡ べちんっ♡ ぱしぃ♡

 

 どっちゅっ♡ ぐちゅっ♡ どじゅ♡ ぐぢゅっ♡

 

 

「う゛おぉっほぉぉぉ♡♡ あぁ、せんせい、おゆるし、ください、っ♡」

 

 ナギサを咎めるように、私は尻肉を打ち据える。スカートの裏に隠された安産型の尻は、折檻されているにもかかわらず、男の怒張を貪欲に頬張って離そうとしない。スパンキングの音が響くたびにナギサは赦しを乞うが、その声色は歓喜に上擦っている。

 

 

 ばんッ♡ ばしっ♡ ばし♡ ばちん♡

 

 

「……は~♡ は~♡ あ……おぉ……♡」

 

 お仕置きみたいに尻を叩かれるのも甘い快感をもたらすのだろう。私の大きさに拡張された肛門は不規則にヒクつき、異物を奥へ引きずりこもうとうねる。そのたびにナギサは切なげに腰をよじり、双臀の巨肉を震わせた。

 

「ほら、まだだよ。ナギサ」

「あっ……♡ はぁぁぁんっ……♡」

 

 少しばかりの小休止を挟むが、私も彼女の蕩けるアナルを味わいたくて、我慢が利かなくなっていた。お尻の大きさを際立たせる細い腰を掴み、抽挿を再開した。

 

 

 ずろろ……ぬぢゅっ♡

 ぬぢゅ♡ ぬぢゅ♡ ぬぢゅ♡ 

 ごっちゅ♡ ぐちゅ♡ どちゅっ♡ どちゅ♡

 

 

「~~~~~♡♡」

「どう、ナギサ。気持ちいい?」

「は、はい……っ♡ わたし、ん゛ほっ♡ ケツマンコすきですっ♡ すき♡ おしりに、おちんぽっ、ハメられてっ♡ ずぼずぼエグられるのっ♡ すき♡ すきですっ♡ も゛っと、おねがいしますッ♡♡ お゛おぉぉぉ♡ おぉぉ~~~♡♡」

 

 肛虐をねだる淫猥な告解。私が促す前に自らそう口にできたことが下卑た歓喜を呼び起こし、私のペニスが一段と太くなる。ナギサの淫肛がめいっぱい広がり、異物をみっちりと咥えこんだ。異形のペニスで直腸をみっちり埋め尽くされて、彼女は歓喜に咽び泣く。

 

「偉いね、ナギサ。私もそろそろだから……ご褒美をあげないとね」

「あっ……♡ ご、ご褒美っ♡ あ゛ッ♡ く、ください、っ♡♡ 私の、いえっ♡ 先生の穴に、どろどろザーメンっ♡ お、お……オ……♡♡」

 

 シーツを握り締めていたナギサは自分の尻肉を掴み、めいっぱい左右に広げた。肛門がぐぱぐぱ開閉するたび、ピンク色の腸粘膜が顔を覗かせる。大きく腰を引くとそのまま肛門の縁がめくれあがった。

 

 

 ばちゅんっ♡ ずろぉ……

 どぢゅん♡♡ ぐりゅっ、ぐりぃっ♡♡

 ずちゅっ♡ ぬるる……ごっちゅんッ♡

 

 

 一気に根元まで突き入れた。ナギサの尻に私の恥骨がぶち当たり、彼女の体が衝撃でバウンドする。その拍子に括約筋が強く締まり、腸内がざわめいてペニスをねぶってくる。

 

「……いくよ、ナギサ。お尻に出すよ」

 

 私はナギサの尻たぶに指が食い込むほど強く掴むと、渾身の力で腰を叩きつけた。

 

「っア゛……♡♡ かひ……♡♡♡」

 

 

 どびゅりゅりゅりゅ♡ ぶびゅっ♡ びゅうぅぅぅぅ♡♡

 

 

 直腸の最奥に亀頭を密着させ、鈴口から迸った灼熱がナギサの肛内へぶちまけられる。その勢いと熱に彼女は背を反らし、舌を突き出して絶頂した。肛門がきつく締まり、私のペニスから最後の一滴まで精液を搾り取る。

 

「んへ……はへぇ♡ ふひ、ぃ……♡♡」

 

 今のナギサに、トリニティの代表たる清楚で厳かな装いは全くない。アナルセックスの快感に堕ちた一匹の雌となり果てて、幸せそうに胴をくねらせている。

 

 

 ぬぶ……ちゅぽんっ♡

 

 

「ほううぅぅっ♡♡」

 

 射精を終えた私はゆっくりと腰を引いた。ずるりと引き抜かれる肉竿が赤黒い亀頭を晒すと、引き抜かれた快感でナギサはまたイッたようだ。愛液でべとべとになった処女穴からイキ潮が噴き出して、色濃くなったシーツをまた濡らしていく。

 

 ナギサは弓なりに反らしていた体から力を抜くと、そのままぐったりしてしまった。しかし意識を飛ばす所まではいっていなかったようで、ころんと寝返りを打って私を見上げる。

 

 貞淑な彼女からは想像もつかない嬌声をあげていたからだろう。ナギサの真っ白な肌は汗でツヤツヤ光り、乱れて額に張り付いた前髪すらも美しい。アナルアクメの余韻に浸る彼女はどこかあどけなく見える。その額に口付けてやると、緩んだ笑みが浮かんだ。

 

「先生、ありがとうございます……♡」

「ん?」

「今日も、たっぷりと慈悲をくださり、愛してくださって……♡」

「手の痕が残るぐらいお尻をひっぱたいたのに?」

「は、はい♡ 先生の愛の鞭なのだと思うと、痛みすらも幸せで……♡」

 

 ナギサは膝を擦り合わせていた。新雪の白い太腿にねっとりした愛液が垂れていく。私が掌を打ち付けた尻を撫で、ナギサはうっとり顔を蕩かしていた。

 

 ティーパーティーの気品ある代表が、アナルセックスに堕ちた。堕としたのは私だ。真っ白なナギサを汚してしまった背徳を改めて実感し、私はまた劣情を催し始めていた。

 

 

 * * * * *

 

 

 交通量の多いD.U.の道は終わり、対向車のいない道路が続く。シャーレから車を出して15分。目的地となる郊外のモーテルまであと少しだと、ナビゲーションシステムの合成音声が告げた。

 

「……ナギサ?」

「はい、先生。どうされましたか?」

 

 助手席から、桐藤ナギサが穏やかに答えた。名実共にトリニティの代表たる彼女の身を包むのは、バッジがついたティーパーティーの制服ではなく、トリニティ総合学園の標準服だ。

 

 助手席のナギサは気品ある凛とした佇まいを崩さない。だが、一般生と同じ白セーラーは、政治組織のトップに立つ彼女がまだ17歳の少女であることを実感させる。

 

「よかった。今日は疲れてないみたいだね」

「だ、大丈夫です。あの時は、お恥ずかしいところを……」

「無防備で可愛かったよ、あの時のナギサ」

「……言わないでください、先生」

 

 ティーパーティーのホスト代行という重圧。エデン条約事変を経て非難の対象になってからも彼女は矢面に立ち、学園代表のストレスを抱え続けている。そんなナギサをシャーレの当番で呼ぶようにしたのは、彼女にとってきっと良いことだったのだろう。

 

 単なる一生徒になったナギサは文字通り羽を伸ばして、のびのびしている。初めてドライブに誘ってみたとき、助手席で寝息を立てられてしまうとは、思っていなかったけれど。

 

 重圧から解き放たれたナギサのガードは緩く、(あるいはある種の世間知らずだったのか)驚くほど自然に距離が近づいた。あるいは……ナギサから求められていたのかもしれない。

 

 ナギサは静かに窓の外を眺めている。しかしその落ち着きは明らかに取り繕ったもので、白磁の肌はほんのりと朱に染まり、呼吸のたびに肩が上下している。

 

「あの、先生? 今日も……」

「うん、そうだよ、ナギサ」

「はい……」

 

 人目から逃げるように、私たちはモーテルへ向かう。もう私はシャーレ顧問としての一日を終えているし、ナギサもシャーレの当番としての一日を終えている。あと数百メートルも走れば、私とナギサは、先生と生徒であることも放棄して、オスとメスに成り下がる。

 

 信号待ちに横目でナギサを盗み見ると、彼女は唇を引き結んで俯いていた。その横顔がさらに赤くなるのを見ながら、私は青信号にアクセルを踏み込んだ。

 

 

 * * * * *

 

 

「さぁナギサ、お手をどうぞ」

 

 駐車場に車を停め、ナギサに手を差し伸べる。エスコートを受ける彼女は微かに震える手を重ねてきた。ローファーの踵がアスファルトをカツンと小突き、ナギサが隣に並ぶ。重なった掌から、ナギサはおずおずと指を絡めてくる。

 

「……よろしかったでしょうか?」

「もう手を握られちゃってるけどね」

「あっ……ご、ごめんなさい」

「いいんだ。行こうか」

 

 日が暮れそうな山の麓。平日の夕暮れ時にこんな所へ来るような人はそうそういない。それでもナギサは、背中に生やした翼を展開して、私たちを隠そうとした。男女が二人。ここまで重ねてきた禁忌を思い起こしていたのか、ナギサはもう耳まで赤くなっていた。

 

 私とナギサは、秘密裏に男女の関係を結んでいる。連邦捜査部の顧問と、トリニティ総合学園のトップが、互いの社会的役割を脱ぎ捨てて、ケダモノみたいに貪り合う。おしとやかで品の良いナギサだが、決して流されるだけではなく、彼女も望んで私と逢瀬を重ねているのだと、たどたどしくもハッキリそう告げてくれた。

 

 きっかけが何であったかは、もうおぼろげになっていた。女性のお尻――とりわけ尻の穴に偏執する私が、まるまるしたナギサのヒップに我慢ならなくなったのか。それとも、女子高生らしからぬ重圧に耐え続けるナギサが、獣に先祖返りする解放感に目覚めてしまったからか。

 

 品の良いトリニティ生らしく、ナギサは姦通を強い禁忌だと考えていた。それも私にとっては好都合だった。貞淑なナギサがアナルセックスなど知っているわけもなかったのだが、彼女は私の教えを都合よく飲み込んでくれた。

 

 真っ白なキャンバスを汚していく背徳的な悦びに、私はたちまち病み付きになっていた。ナギサもまた、不浄の穴で交わるインモラルな行為に、ずぶずぶと沈んでいった。

 

 客室の部屋を後ろ手に閉じてしまえば、もうそこは二人だけの世界だ。先に入ったナギサがくるりと振り返り、学生服のプリーツスカートが翻る。慎み深い彼女らしく、丈は長めだ。ふわっと広がった裾から膝がちらりと見え、黒タイツが膝下の脚線美を強調する。

 

「あ、あまり見ないでいただけると……。当番のたびに着ていますが、今になって標準服を着るのは、何だか恥ずかしくて」

「でも、よく似合ってるよ。ナギサも年頃の女の子なんだって、改めて実感できる」

「うぅ……♡」

 

 スカートの裾をきゅっと握り、ナギサは太腿を擦り合わせた。椅子に座っている時間が長いせいか、上半身のスリムな印象からすると、下半身はむっちり肉付きが良い。

 

 後背位のピストンでたぷたぷ波打つお尻を思い出すと、早く抱きたくて堪らなくなってきた。合わせた視線をベッドへ移すと、その意図を読み取ったナギサは頬を紅潮させて、小さく頷いた。

 

「よ……よろしく、お願いします」

 

 部屋に一つしかないダブルベッドにナギサが腰掛ける。初めて事に及んだときは後ろめたさを顔に浮かべて、襟を留めるリボンを解いただけでこの世の終わりみたいな顔をしていたものだった。だが今は、キスを待って自ら顔を傾け、白セーラーを脱がそうとする私の手にも、そっと指を添えるだけだ。

 

 

 ちゅ……ちゅく……♡

 

 

「……♡ ん、ふ♡」

 

 唇を重ねあう。先に舌を入れてきたのはナギサだった。唾液に濡れた舌先を絡めてくる。

 

 黒のリボンを抜き取り、胸元に手を重ねると、服の上からでは分からない思わぬボリュームが掌を迎えてくれる。薄手の生地の奥にある柔らかさを堪能していると、ナギサの息が乱れていく。

 

 脇腹のファスナーを引き上げて手を忍ばせれば、その奥には宝物を思わせる滑らかな肌が広がっている。体のラインも普段はあまり出さず、生脚を晒すことすら珍しいナギサは、ほんの少し素肌を見せるだけでも蠱惑的だ。

 

 セーラー服の裾を捲り上げた先に、いい意味で期待を裏切る光景があった。清楚さを象徴する白ではなく、淫らに香り立つ黒のブラ。白い制服、白い素肌、そして、着やせする豊乳。それらの透明感を、下着の黒が引き締め、際立たせている。

 

 制服を脱がしたついでに、ブラのホックも外した。たわんだ肩紐とズレていくカップを、ナギサが両手で覆い隠す。ブラの黒と対照的に白い肌は羞恥に赤らみ、首の付け根までうっすらと染まっていく。

 

「隠したらダメだよ」

「は、はい……」

 

 誘惑して焦らす発想はナギサにはなかったようだ。私に言われるがままおずおずと手をどけて、体を隠そうとしていた羽も背中へ戻っていった。押さえつけていた腕から離れた乳肉がぷるんと弾み、ツンと上を向く。美乳の先端では、薄桃色の蕾が鼓動に合わせてふるふる揺れている。

 

「ナギサ、手を上げて」

 

 従順な彼女が両手を上げて滑らかな腋を晒す。背後に回って脇腹へ手を回し、無防備な胴を撫でると、ナギサはぐっと背筋を反らした。肋骨の輪郭を指先でなぞり、お椀型の綺麗な乳房を鷲掴みにした瞬間、快楽を刻みこまれた彼女の体が敏感に反応する。

 

「っん……♡ ひぅ、っ♡」

 

 首筋からほのかに香るのは、繊細な紅茶。そこに、微かな肌の匂いが混じる。唇を這わせて耳朶を食むとビクンと肩が跳ねる。ナギサは健気にも、挙げたままの両腕を下ろさない。持ち上げられては落とされる乳房が、ぺちぺちと掌を叩く。指を食い込ませてゆっくりと乳肉を握り込んだら、甘い喘ぎが零れてきた。

 

「は……♡ んくぅ♡ っふ、んんっ……♡」

 

 乳腺の張り巡らされた乳房を絞る。ナギサは唇を引き結んで声を我慢しようとしていたが、理性とは裏腹に、刺激の伝播した乳首はぷくっと膨らんでいる。指の腹で乳頭をそっと掻いてやると、鼻にかかった喘ぎ声がした。

 

「ん~~っっ♡ ひあんっ♡ あっ♡ あっ♡」

 

 ねちっこく乳首を弄ぶ。ナギサの胴がくねる。耳の穴を舐りながらそうしていると、体が火照りだしてくるのが分かる。すべすべの肌がじっとり湿り気を帯びていく。

 

 乳首と耳の二点責めに、早くもナギサは身悶えしている。乳頭を指の腹で押し潰し、くにくにと捏ね回す。胸を弄り回すたびに彼女の体が跳ねるものだから、まるで自分から胸を押し付けて愛撫をねだっているようにも思えた。

 

 アッシュブロンドの髪に鼻先を突っ込み、首筋を軽く舌でなぞると、ナギサはぶるっと身震いした。

 

「ナギサ、気持ちいい?」

「はぁ……♡ はぁ……♡ あっ……はい、とても……♡」

「耳、うなじ、乳首。感じやすい所が増えて大変だね」

「あッ♡ ひゃああんっ♡」

 

 乳首を扱き上げるたびにナギサは嬌声をあげる。スカートの襞がひらひら躍る。くびれた腰がよじれるのを見て、私はナギサの耳に囁いた。

 

「……でも、ナギサが触ってほしいのは別の所だよね」

「――あ……♡」

 

 乱れた吐息の合間を、ファスナーの下りる音が埋めていく。スカートの裾がシーツの海を漂い、タイツの黒が広がっていく。

 

 透かして見る限り、ブラと同じく大人びた黒のショーツだ。クロッチ部分は見えなかったが、割れ目に沿って色濃くなっていることは容易に想像できる。だが、ナギサが好きなのは、女の子専用の穴ではない。

 

 

 すり……すり……♡

 

 

「っ!!」

 

 つるつるした質感の奥に、窄まりの皺を感じた。軽く撫でてやっただけで、ナギサは腰を揺らす。たっぷり開発してきた背徳穴の縁をなぞると、濡れた吐息が漏れてきた。

 

「んッ……♡ ふ……ぅ♡」

 

 

 つんっ♡

 

 

「あッ♡」

 

 今度は門扉を軽くノックする。ぷにっとした感触と共に、腰が浮き上がった。

 

 

 くにっ♡ くにゅ♡ くりくりっ……♡

 

 

「ん♡ あっ♡ あッッ♡」

 

 布地越しにアナルを触られただけで、ナギサの声量が上がった。指の腹でそこをつつき、弧を描いて指先を滑らせる。大きなお尻がぷるぷる揺れた。

 

「ナギサ、四つん這いになろうか」

「っっ♡ はっ、はい……♡」

 

 タイツとショーツ、二枚の布地を隔てていてもどかしい。それは触る私も、触られるナギサも同じだ。今から排泄孔を弄り倒されると分かっていながら、ナギサは躊躇せず言われた通りにした。

 

 たっぷりした尻肉に食い込みながらタイツが内腿を滑り落ちると、メス臭がむわっと立ち昇った。こちらに尻を突き出すナギサの股間は淫らな期待に湿り気を帯びている。

 

 トリニティの教えに敬虔なナギサは、前の穴を何者も許していない。もしも私が本能に従って性器での結合を望めば、ナギサはきっと喜んで処女を捧げてくれるはずだ。だが、幸いというか、残念ながらというか、私の興味は雌穴の奥に隠された卑しい排泄孔に向けられている。

 

 フェロモンを吸い込んだショーツを下ろすと、ひくひく呼吸する窄まりとすぐに目が合った。色素沈着もしていない綺麗な股にあって、そこだけ薄栗色にくすんでいる。肛門のすぐそばに小さなホクロがあるのを、ナギサ自身は気付いているのだろうか。

 

「脚を開いて。肩幅より広く。そう……いいよ」

 

 ナギサが膝を開き、妖しい光沢を帯びた淫裂がぬちゃりと糸を引く。薄い陰毛についた愛液の滴がキラリと光って私の気を引こうとするが、準備万端のそこには手を触れない。ローションを指にまとわせ、丹精込めて育ててきた菊の花びらに伸ばす。

 

「ひゃ……♡」

 

 冷たさにナギサが体を強張らせる。

 

 

 ちゅく……ぬり、ぬり……♡

 

 

「んっ、んんっ♡ あは……♡」

 

 皺の間に潤滑液を塗り込む。まだ触られているだけなのに、ナギサは内股を震わせて熱い息を吐いている。こちらからではよく見えないが、羽で顔を隠そうとしているようだ。そこを隠した所で、ナギサが肛門をほじくられて興奮しているのは、おまんこから垂れてくる蜜を見れば分かってしまうのに。

 

 

 ぬりゅ……ぬりゅ……♡

 くちゅ……ぬる……♡

 

 

「おッ……♡ おぉ……♡ んは、っふうぅぅ……♡」

 

 ほぐれてきた菊門の縁をくすぐり、時折軽く爪を立てる。人体で一番汚い所をくすぐられるたびにナギサは腰をよじり、膝を引きつらせる。

 

 事前に尋ねなかったが、こうして身を任せているということは、お尻の下準備は済ませてきたのだろう。窄まりの中心を指で押し「そろそろ入れるよ」と合図を送ると、ナギサが体の力を抜いたのが分かった。

 

 

 ぬぷ、ぷ……♡

 

 

「ふぉっ♡ んお♡」

 

 指先はするりと飲み込まれた。第一関節まで入った中指を曲げて、直腸壁を擦る。それだけでもナギサの腰がびくんと跳ねて、膣口からまた愛液が垂れ落ちた。

 

 

 つぷ♡ ちゅぷ♡ つぽ♡ つぽ♡ つぽ♡

 

 

「あ゛ッ♡ ぅお♡ おっ、おンッ♡ ほ、お、おっ♡」

 

 下品な声があがる。指先を軽く出し入れしてあげるだけでこの悦びようだ。ナギサもずいぶん変態になってしまったものだ。それが私の教育の成果なのか、元々彼女の内にあった変態性が開花したのかは、分からないが。

 

 挿入したままの指にローションをまぶし、滑りを良くしていく。そうしながら、少しずつ、奥へ奥へ、指を沈めていく。

 

「あ、あ、あ……♡」

 

 

 ちゅく♡ ちゅく♡ ちゅく♡ ちゅく♡

 

 

 水音が立ち始めた。ぎゅうぅ、とシーツがきつく握られる。中指をゆっくりと根元まで飲み込ませて――ゆっくりと引き抜く。また根元までずっぷりと指を沈め――勢いよく引き抜く。その繰り返しで、何度も刷り込んできた排泄感をより深く刻んでいく。

 

「お、お゛~~~……♡」

 

 直腸壁をゴリゴリ引っ掻きながら引き抜くと、ローションと腸液の混合物が糸を引いた。四つん這いになった彼女の股下には水溜まりができかけている。シーツを握り締めたり、拳を固めたりして、ナギサはアナルの快感に身を震わせていた。

 

 すべすべぷりぷりのお尻を撫でていると、鞄に忍ばせてきたグッズがちらりと視界に入った。びっしりイボのついたプラグ、奥深くまで抉れるバイブ、先端に行くほど太くなるディルド、拡張ポンプ……ナギサの貪欲なアナルはどれもこれも美味しく頬張ってきた。それらの奥から、私はピンポン玉サイズの球が6つ連なったアナルビーズを取り出した。

 

「あっ……先生、それは」

「今日はこれにしようか」

「その……そ、そんなにたくさんは……」

「でも、興味あるでしょ?」

「…………」

 

 私の意地悪い問いかけに、ナギサは小さく頷いた。直径に関してはもう何も言わないあたり、彼女も卑しい穴掘りにすっかりのめり込んでいる。

 

 

 つぷ……ぬるるっ……♡

 

 

「あっ♡ かは……♡」

 

 アナルビーズの一つ目をあてがい、ゆっくりと押し込んでいく。力んで窄まろうとする菊門へ、滑りに任せて押し入れる。皺が広がり、縁の盛り上がる卑猥な様が、私の股座を熱くさせた。

 

 

 ぬぷんッ♡

 

 

「んおぉッ♡♡」

 

 直腸が異物を押し出そうと収縮するが、構わず押し込む。一つ目の球をごくりと飲み込むと、四つん這いのナギサが仰け反った。

 

「さ、二つ目を入れるからね」

「んうぅ♡ おうぅぅ……♡」

 

 

 ぬぷぷ……つぷんっ♡

 

 

「はァ……♡ あぁぁ……♡」

「ちょっといきんでごらん」

「えっ? ほ、あァ……♡」

 

 

 むり、むりゅ……♡

 

 

 二つ目が呑み込まれる直前、私は紐を引っ張って穴が閉じるのを邪魔した。言われた通りにナギサは力を込めて異物を押し出そうと試みる。閉じかかっていた肛門がぐもっと広がり、黒々と光るビーズが露出して――

 

 

 ぬぶぅっ♡

 

 

「っっ♡ きひ、ッ♡」

 

 一気に押し込む。

 

 二つ目を沈めて、そのまま三つ目まで一気に押し入れる。

 

 ごくりごくりとナギサの肛門はビーズを飲み込んでいく。

 

 ただ入れるばかりではなく、途中で紐を引っ張ってビーズを引き抜き、排泄感も味わわせる。一つ入れて、一つ抜いて。一つ入れて、二つ抜いて、二つ入れて、一つ抜いて。

 

 

 ぬぶうぅ、じゅぽん♡ 

 ぬぷっ♡ ぬぷっ♡ ぬぷっ♡

 じゅぼ♡ つぽん♡ ぬるるる、っ♡

 

 

「おっ♡ ほァ♡ んおぉぉぉ♡ お゛♡ うほ、ッ♡」

 

 挿入されて、引き抜かれて。肛門括約筋をにゅるにゅる扱く硬いビーズに、ナギサは背筋をぶるぶる震わせていた。ほったらかしの雌穴からは愛液がどくどく滴るだけにはとどまらない。粘液の太い糸が伸び、シーツと繋がっていた。

 

「ナギサ? ……ふふ、気持ちよさそうだね」

「ほ……あ……♡」

 

 顔を覗き見てみると、半開きの唇から涎が垂れており、凛とした佇まいの双眸はとろんと潤んでいる。

 

「今いくつ入っているか分かる?」

「え? あ、う……む、6つ全て、入ったのでは……?」

「残念。あと3つあるよ」

「えっ、そん――ん゛ふぅぅぅぅ♡♡」

 

 

 ぬぶっ♡ ずぶぅぅ♡ じゅぷん♡

 

 

「あ゛……くひ、っ……♡」

 

 

 残った3つを一気に押し込んだ。腸内を圧迫する異物感に、ナギサは目を白黒させた。「もう入らない」とでも言いたげな、助けを求める視線が、私の嗜虐心を煽る。

 

「これで全部入ったよ」

「あ、うぅ……く、苦しいです……」

「でも、ナギサのお尻はお腹いっぱいになって悦んでるよ」

「そんな、ことは……♡」

「期待してるよね? だって、気持ちいいのは『抜く時』だもんね」

「あっ……♡ はっ……♡」

 

 指を伸ばし、緩んだ菊門を撫でた。括約筋が異物を押し出そうと、本能的にもがいている。アナルビーズの取っ手に付いているリングに指をかけて、ゆっくりと引っ張る。

 

 

 ずるるっ……ぬぽぉ……♡

 

 

「おぁ♡ んあぁぁ……♡」

「ほら、抜けていくの気持ちいいね」

「あッ♡ あ~~~~♡」

 

 たった一つ抜いただけで、ナギサは大きな尻をゆさゆさ揺らした。羞恥心を引っ掻かれ、アナルから異物を吐き出す排泄感に、彼女の喉深くから嬌声があがる。アナルを穿たれる悦びに染まったナギサの痴態は、私をどうしようもなく昂らせた。スラックスの中はもうはちきれそうだ。

 

 このまま一つずつ出してナギサを嬲るのも一興だったけれど、私はせっかく抜き出したビーズを押し戻し、また6つとも直腸内に埋め込んだ。何をされるのか悟ったナギサの顔が、ぞわりと硬直する。

 

「さ、全部抜くからね」

「あ、待って、くださ――」

 

 

 ずぼぼっ♡ にゅぽっにゅぽっにゅぽ♡ ずるるるるるる♡

 

 

「お゛ッ♡♡ お゛~~~~~~~~~~~~~♡♡♡」

 

 6つのビーズを一気に引き抜くと、野太いよがり声があがった。背中の上で羽が縮み上がり、糸が切れたようにその身が崩れ落ちる。

 

 

 じゅぽんっ♡

 

 

「んご……お゛ほぉぉっ♡♡」

 

 最後の一つが菊門から産み落とされた瞬間、ナギサはガクガクと腰を震わせて絶頂した。ぶしゅっ♡じょぼぼ♡とイキ潮を噴き散らかし、シーツに敷いたバスタオルを濡らしていく。

 

「お゛へ……♡ はひ、んへぇ……♡♡」

 

 ナギサはアナルアクメの余韻にまだぷるぷると痙攣している。這いつくばったまま尻だけを高々と掲げた、無様な体勢だ。

 

 トリニティ総合学園で最も権威ある存在である彼女に卑しい格好をさせ、気品を地に落とさせる。そんな暗い愉悦が私の胸を満たした。もう辛抱たまらなくなって、ベルトを外す手が逸った。

 

 

 * * * * *

 

 

「ナギサ、いい?」

 

 這いつくばるナギサの鼻先に、いきり立った怒張を突き付ける。ナギサはとろんとした目つきで裏筋と見詰め合うと、上目遣いでちらりと私を見た。

 

「はい……♡ ご奉仕、いたします……♡」

 

 

 ちゅっ……♡

 

 

 性の臭いを撒き散らす男根に、挨拶の口付けが交わされる。貞淑なナギサにしゃぶらせる背徳感に、腰の根元がぞくりとした。びくびくと頭を振るペニスに、彼女は愛おしげなキスを降らせてくる。

 

「先生の男性器が、こんなに逞しく……♡」

「ナギサ、そうじゃないよね」

「え……っ」

「これはそんなに上品なものじゃないよ。ほら、前に教えたでしょ。下品なものは、下品な言い方をするのが、こういう時のマナーだよ」

「あっ……は、はい……えっと……」

 

 ナギサの唇がわななき、ためらいがちに揺れた。あの、その、と口ごもって喉を鳴らすと、興奮に赤らんだままの頬がいっそう紅潮した。

 

「おっ……おちんぽ……♡」

「うん、そうだね」

「先生の、逞しいおちんぽ……♡」

「そうそう。ちゃんと言えて偉いよ」

 

 尊厳を貶める淫語。羞恥心に身を焼きつつそう口にしたナギサを、子どもをあやすみたいに撫でてやった。頬をすりすり撫で、髪を手で梳くと、ナギサは目を細めて無邪気に笑った。

 

「あのっ♡ せ、先生のおちんぽが、熱くて、硬くて、太くて――ぉも♡ っちゅ♡ んぷっ♡ はむ……♡」

 

 おちんぽ、と自ら口にした途端、火のついたようにナギサはしゃぶりついてきた。まったくためらうことなく亀頭を頬張り、ずぶずぶと竿を飲み込んでいく。

 

 

 にゅる♡ ぷちゅ♡ ぬろろっ♡

 くぽっ♡ ぐっぽ♡ ぐっぽ♡

 

 

 熱く湿ったナギサの口内。舌と頬肉がねっとり絡みつき、ペニスを貪る。奉仕の精神から来る優しいフェラチオではなく、ふしだらな雌になって雄を咥えこむ、淫らで激しい捕食のようだった。

 

「んッ♡ ぐ♡ ふ~~♡ はふ♡ おひんぽ……♡ んっぷ♡ んっぷ♡」

 

 鼻息が下腹部にかかってこそばゆい。頬を窄めて亀頭に吸い付くその顔は、桐藤ナギサの気品を損ねている。ペニスを啜る唇はずるっと伸び、美しい顔立ちを台無しにする下卑た悦びが込み上げた。

 

 

 じゅっぱ♡ ずぞ♡ ぢゅるる♡ ぢゅ♡

 ちゅぽ♡ ちゅぽ♡ ちゅぽ♡ ちゅぽ♡

 ちゅうぅぅ♡ れるっ♡ かぷ♡ じゅう~~~♡

 

 

「ふふっ……一生懸命で可愛いね、ナギサ」

「ん……♡」

 

 男の股間にかじりついて、一心不乱にペニスを舐り回す。こんな所をトリニティの誰かに見られようものなら、ただでさえエデン条約事変を巡って失墜したティーパーティーの権威は、地の底深くまで堕ちてしまうことだろう。なのにナギサは、嬉しくて嬉しくてたまらないとばかりに、娼婦も顔負けの勢いでじゅぼじゅぼしゃぶりついてくる。

 

 掲げた尻を媚びるようにフリフリしているのを見て、私もちょっかいをかけたくなった。

 

 

 むぎゅっ♡ ぐにゅっ♡

 

 

「ぉ……ん♡」

 

 掌では包み切れない大きなお尻を揉みしだく。汗ばんだ尻たぶは柔らかく、手に吸い付くようだ。揉み込むたびにナギサの腰がくねって、色っぽいよがり声があがる。

 

 ふっくら盛り上がった臀部の谷間に手を突っ込み、ゆるゆるにほぐれた菊門を探り当てた。無遠慮に指を突き入れる。

 

 

 ぐちゅん♡ にゅぷ♡ にゅぷ♡

 

 

「ほお゛♡ んほ♡ おぉぉっ♡ んお……ッ♡♡」

「ナギサ、気持ちいい?」

「んうぅ♡ うぅ♡ ひ、ひもひいぃ、れふ♡ あ゛♡ あが♡ ほおぉっおお♡」

 

 

 ぬぢゅ♡ ぐちゅ♡ ずちゅっ♡ ずちゅぶっ♡

 

 抜き差しする二本の指には、ねっとりした粘液がまとわりついている。アナルビーズで温まった菊門はすっかりトロトロで、根元まで咥えこんだ指に腸壁が吸い付いてきた。早くここに突き込みたい――想像しただけで、ナギサに愛撫される肉竿がますます硬度を増した。

 

「ほッ♡ ほ♡ んぶ♡ ぢゅるるるる♡ れろっ♡ ぶちゅ♡」

 

 

 じゅるるる♡ ちゅぽ♡ ちゅっぽん♡ にゅっぽ♡ にゅっぽっ♡

 

 

 フーフー鼻息を乱しながら、ナギサは頬を窄め、必死にペニスにかじりついてくる。括約筋の肉環を扱かれて、腰をぶるぶる震わせている。

 

 尻が高く持ち上がり、快感を求めて押し付けられる。喉奥深くまでぐっぽり亀頭を咥えこまれて、睾丸がグツグツと煮え始めた。

 

 このまま飲ませるか、引き抜いてアナルに突き込むか。

 

 贅沢な二択が頭を判断を迷わせる。その選択を急かすかのように、腰の奥からマグマが上がってきた。もう一瞬の猶予もない!

 

「ナギサ、飲んでっ」

 

 私は短くそう言い切って、腰を思い切り突き上げた。

 

 

 ぼびゅっ♡♡ ぶびゅるるるる~~~~っ♡♡♡

 

 どくっ♡ どぷ、どぷ、どぷ……♡

 

 ごぽ……♡

 

 

「お゛……♡ ン゛♡ んふ♡♡ ほオ゛、おぉ……♡」

 

 ナギサの喉に、灼熱の粘液をこってりと流し込む。粘っこい白濁液が、無垢な喉を汚し、胃へ落ちていく。射精の勢いで逆流し、小さな鼻の穴からとろりと一滴の筋が伸びてきた。美しい顔を台無しにしてしまうザーメン鼻水だ。それでもナギサはむせ返ることもなく、一滴たりとも零すまいと吸い付いてきた。

 

 

 ごく……♡

 

 こくっ、こくん……♡

 

 じゅるるる♡ ずぞぞ……♡

 

 ごぶ……っ♡

 

 

 啜る音と、飲み下す音が交互にくぐもって響く。喉奥に亀頭が当たっているのに、ナギサは両目をうるうるさせていた。恍惚とペニスを吸い上げ、尿道の中身が飲み干されていく。

 

「はァ……上手だったよ、ナギサ。偉いよ……」

「ん……♡ ぢゅぱ♡ おひんぽ……♡ ん、んっ……♡」

「ははっ、もう出したのに、欲張りさんだね」

 

 いつの間にかナギサは私の腰に両腕を回して抱き着き、ふわっとした羽で私の背中を包んでいた。誰にも渡さない――そんな独占欲を私に抱いているのだと思うと、射精を終えたばかりのペニスにすぐさま熱が入っていった。

 

「ナギサ、顔を見せてごらん」

「はひんっ♡」

 

 抜き差しする指を引き抜くと、ちゅぽん♡と水っぽい音がして、アナルが閉じた。ねっとりした粘液の糸が、尻の谷間と二本指とを繋いでいる。私が指を抜くのとほぼ同時に、ナギサも私の股間から顔を離した。

 

 唇の端には陰毛がこびりつき、鼻から垂れた精液が顔を汚している。そうまでして尽くしてくれたナギサの顔を綺麗にしながら、さらさらの髪を撫でた。申し訳なさの反面、美しく無垢なものを汚す快感が、ぐつぐつと胸中で煮えていた。

 

「綺麗なお顔を汚しちゃった。ごめんね」

「え? い、いえっ、その、先生の、子種――お、おっ、おちんぽ汁♡ ですからっ♡」

「もしかして、嬉しかった?」

「はいっ♡ あのっ♡ 喉と、お腹に、先生を感じられてっ♡ あ、ありがとうございますっ♡」

 

 花の蕾みたいに可憐な唇が、卑猥な言葉を紡ぐ。自棄を起こしたかのように、ナギサがにっこりと笑った。そのまま、トリニティの作法にはないはずなのに、膝を揃えて三つ指をつき、恭しく頭を下げてきた。

 

 今の彼女に点数をつけられるとしたら、文句なしの100点だ。ビキビキビキッ……とペニスが怒張する。面を上げたナギサの鼻先を亀頭で突くと、彼女は裏筋に甘い口付けを交わしてきた。

 

「ナギサ、ご褒美が欲しい?」

「あ……♡」

 

 

 ごくり。

 

 

 ぶるりと身を震わせて、ナギサは生唾を飲み込んだ。両目をカッと見開き、穴が開くほどに私のペニスを凝視している。思わず笑ってしまいそうになった。教え込んだのは私だが、彼女の奥へ連なる性の鉱脈は、留まるところを知らない。貞淑ゆえの反動だろうか。

 

 私の尻穴性癖を受け入れ、心から悦んでくれる彼女に、私の方こそ溺れてしまいそうだ。いや――もう私は、桐藤ナギサに溺れている。愛を囁くことにも、もはや躊躇がなかった。

 

 

 * * * * *

 

 

「おねだりしてみて、私のナギサ」

「っ……♡ はいっ♡」

 

 上擦った声がさらに裏返る。ナギサは身を翻して私に尻を向けた。白い翼で桃尻を包むようにして、ヒクヒク蠢く栗色のアヌスを強調する。脱ぎ掛けのタイツを膝下まで引き下ろし、ナギサは肉感的な尻を振り始めた。

 

「お……お願いします……♡」

「何を?」

「先生の……長いおちんぽで、お尻――いえっ、その……♡」

「ケツマンコかな?」

「はいっ♡ そうですっ♡ 先生の熱くて長くて太いおちんぽで、私の、け、けっ、ケツマンコを、ズボズボほじってくださいっ♡ しっかり、おもてなしの準備をっ♡ 整えてありますからっ♡ この通りですっ♡♡」

 

 ナギサは分厚い尻肉を自ら掴んで、左右に広げた。両手の人差し指でアナルの縁を摘まんで広げ、腸液に濡れそぼった直腸粘膜を私に見せつけた。ひくひく、ふるふると蠢き震え、だらしないケツ穴を埋めるものを欲している。

 

 羞恥に震える内股に、アナルセックスへの期待がとろっと筋を作って垂れ落ちる。ほったらかしにされたままのヴァギナは、精一杯に肉色の粘膜を花咲かせ、ぽたぽたと蜜を溢れさせていた。

 

「せ、先生、お願いです……♡ お情けをください♡ ケツマンコに、おちんぽ……♡」

 

 震える声で懇願するナギサに、胸の奥がきゅうっと締め付けられた。なんと愛しいのだろう。私はナギサの尻たぶに手を乗せた。彼女がくぱっと開いた菊門に亀頭をあてがう。ぬちゅり♡と粘膜同士が触れ合い、淫らなキスを交わして、ゆっくり体重をかける。

 

 

 ぬる♡ ぬるん♡ ぬちゅ♡ くちゅっ♡

 

 

「あっ♡ あん♡ はっ♡ あぁっ♡ 先生っ♡」

 

 勿体ぶるように鈴口でアナルを舐め回す。もどかしそうに尻穴がヒクつき、裏筋に甘い痺れをもたらした。焦らしていると、こちらが焦れてしまいそうだ。尻肉を掴む手を上から押さえつけると、ナギサが息を詰まらせた。

 

 ふぅ――と息を吐いた瞬間。

 

 一気呵成に貫いた。

 

 

 にゅぶぶぶぶっ♡ ずぼっ♡♡

 

 

「っ♡♡♡ お゛おぉぉぉぉぉぉッッ♡♡」

 

 ふやけきった淫乱ケツマンコに、ペニスを突き入れた。生温かい粘膜がざわめき、我が物顔で卑穴を踏み荒らす怒張に媚びへつらう。挿入しただけでナギサは絶頂してしまったらしく、雑巾を絞るように括約筋が締まりあがった。

 

「入れただけだよ。もうイッちゃったの?」

「はへ……♡ ひ、ひゃい……♡」

 

 腰を揺すって問いかけると、ナギサはふにゃふにゃした声で答えた。枕に顔を沈め、肉厚な尻を高く突き上げた屈辱的な格好だ。シーツに突っ伏した彼女の表情は分からないが、アナルを犯されて蕩け切っているのは容易に想像がつく。

 

 

 ずずずっ♡ ぬる~~~~っ♡

 

 

「お、んぉ……♡」

 

 

 ずちゅんっ♡

 

 

「んほっ゛♡♡」

 

 

 ずる……ぬぽぽっ……♡

 

 

「あっ♡ あ゛~~~~~~~♡♡」

 

 強く突き入れ、ゆっくり引き抜く。肛門の縁が伸びて、肉竿に吸い付いてくる。カリ首でじっくり腸壁を舐りながら、太い異物が排泄されていく快感を、ナギサにねっとりご馳走してやった。

 

 

 ずちゅっ……♡ ずちゅっ……♡

 ぐりっ♡ ずるるるるっ……♡

 

 

「お゛おぉ……♡ けッッ♡ ケツマンコい゛いッ♡♡ きもぢいいれひゅ……♡♡」

 

 喉の奥から絞りだされる、低くて品のない声。花の髪飾りを着けた佳麗なナギサが、メスの本性を曝け出す。自ら尻肉を掴む手は力みっぱなしで、赤い痕が尻肉に刻まれるほどだ。

 

「あ゛っ♡ あ゛ッ♡ あ♡ お♡ おちんぽ、ふといっ♡ ふとっ♡ おっ♡ お♡ おちんぽ、い゛い゛れしゅ……♡♡」

「ナギサのケツマンコも、気持ちいいよ。トロトロのふわふわで、よく締まって……」

「あ゛♡ うっ♡ うれひい゛、です♡♡」

 

 

 ずちゅっ♡ ずちゅっ♡ ずちゅっ♡ ずちゅっ♡

 たんっ♡ たんっ♡ たんっ♡ たんっ♡ たんっ♡ 

 

 

 柔らかくて厚いお尻に、下腹部をぶつける。ピストンにリズムが生まれ、水音が大きくなっていく。肛虐の悦びに、ナギサは我を忘れてよがる。

 

「う゛ぉほ♡ おっほぉ♡ あ゛ッ♡ えひ♡ っ゛~~~~~~♡♡」

 

 汗ばんだ背中に覆い被さり、大きく腰を振った。襞を掻き分け、奥深くまで突き入れて、熱く蕩けた直腸粘膜を擦り上げる。そのたびにナギサの敏感アナルはきゅっきゅっと窄まり、括約筋が尿道の先走りを扱きだしてくる。

 

 

 ずちゅ♡ ぬる♡ にゅぷぷ♡ ずりゅりゅっ♡

 ぱん♡ ぱん♡ ぱん♡ ぱん♡

 

 

 腰の動きに緩急をつけると、ナギサも息を合わせるように尻を押しつけてきた。腸液が泡立ち、抽挿のたびに結合部から卑猥な音が立つ。

 

「ひッ♡ お、お゛ぅ♡ んぉ♡ おっ♡ あ゛あぁぁぁぁぁっ♡」

 

 枕を涎で汚しながら、ナギサは獣じみた嬌声で吠えた。背中にじっとりと汗の雫が浮き、重なり合った体がどんどん熱くなっていく。

 

「ナギサ、どう?」

「せ、せんせっ♡ 私、もう、お尻で……♡」

「イキそう?」

「はい、っ♡ い゛っ♡ イ゛ぐ……♡」

「――ケツアクメ」

「えっ?」

「言ってごらん。ケツアクメするんだね?」

「あ、え……♡ は、はい♡ ケツアクメ♡ ケツアクメ、しまひゅ♡」

 

 耳の穴に口を寄せて囁くと、ナギサは混乱混じりに復唱した。本来は出口でしかない排泄孔を犯され、尻たぶを自ら掴んでピストンをねだる。桐藤ナギサを征服する背徳的な悦びがペニスを張り詰めさせていく。私はさらに畳みかけた。

 

「いけない子だね、ナギサ。ホスト代行ともあろうものが、ケツマンコでこんなによがって」

「っひ♡ い、言わないで、ください……♡」

「トリニティの代表なのに、ケツマンコをおちんぽで掻き回されるのが大好きなんだね。セックスには使わない方の穴が好きな変態なんだッ」

「あ゛、あ……♡ そ、そ、そうでしゅ♡ ケツマンコ、しゅき♡ 先生のおぢんぽでっ♡ 淫乱ケツアクメ、キメ、ま゛、ァ……~~~~~~♡♡♡」

 

 自分の価値を貶める淫語を叫びながら、ナギサが絶頂した。腸内がぐにゅりと蠢き、ペニスをきつく締めつけてくる。尻たぶを掴んだままの手がぶるぶる震え、足の指がきゅうっと縮こまる。

 

「ア゛ッッ♡ あへ♡ ふひいぃ……っ♡ あうぅぅ、けちゅまんこ、きもひぃ……♡」

「休ませないよ、ナギサ」

「ふえっ!? お゛♡♡ おひっ♡ オ゛♡♡ あ゛ーーーーーーー♡♡」

 

 

 ずちゅっ♡ ぐぽっ♡ ぬぶぶっ♡ ぱんっ♡ ぱんっ♡ ぱんっ♡

 どっちゅ♡ どっちゅ♡ どっちゅ♡

 

 

「お゛ひ♡ お゛おぉぉぉぉ♡♡ あ、あ、あ、あひッ♡ はへ、っ♡♡」

 

 絶頂したての敏感ケツマンコを、激しく犯す。ナギサは頭を跳ね上げ、舌を突き出して悶えている。腸内がぞわぞわと蠕動し、パンパンに膨らんだ怒張に縋りついてくる。

 

「い゛ひ♡♡ お゛っほぁぁぁ♡♡♡ イ、イ゛っでまひゅ♡ ケツアクメ、つづいて♡ っひぃ♡ い゛い゛い゛いぃぃぃい♡♡」

 

 一突きするたびに甘イキするよわよわケツマンコを、容赦なくピストンする。絶頂の余韻に酔いしれるナギサは、されるがままだ。汗ばんだ腿裏が、腰を押し込むたびにビクンッ♡と跳ね上がる。

 

 痙攣する腸壁をカリ首でぞりぞりとこそげながら引き抜き、また奥まで突き入れる。深くまで突き入れると、傘裏のくびれや裏筋をにゅるにゅる舐られる。肉環の締まる圧力に、私の絶頂感も膨らみ始めた。無垢な背中を見下ろして征服する愉悦が、射精感を高めていく。

 

 

 ごちゅ♡ ごちゅ♡ ごちゅ♡ ぐりゅ♡ ぐりっ♡ ずぶぶっ♡

 ばちゅ♡ ばちゅ♡ ばちゅ♡ ばちゅ♡ ばちゅ♡ ばちゅ♡

 

 

「せんせ゛ぇ♡♡♡ あ、あひっ♡♡ あひい゛ぃぃぃいん♡♡♡」

「ケツマンコ気持ちいいでしょ、ナギサ。お尻で感じるのはね、恥ずかしいことじゃなくて立派なことなんだよ」

「お゛っ♡ おほっ♡ ほおっ♡ ケツマンコ、きもぢいいれひゅ♡♡ あ゛、あ゛、あ゛、まっ、ま゛たケツアクメ゛すりゅ……ほお゛おぉぉん……ッッ♡♡♡」

 

 理性の飛んだナギサが涙混じりに叫ぶ。素直でいい子だ。私の言うことを何でも聞いてくれる。ナギサのマゾヒスティックな興奮に突き動かされて、腰の速度が上がっていく。

 

「ナギサ、ナギサっ、出すからねっ。ナカに注ぐよっ」

「あ……♡ くっくらひゃい♡ わたしの、よくばりケツマンコにっ♡ せんせいの、おぢんぽみるく、っぐぅぅぅぅぅう……♡♡」

「……っ!」

 

 ひくつくアナルが射精をねだって亀頭を吸い上げた。その瞬間、我慢を手放して、熱を解き放つ。

 

 

 びゅうう~~~~~っ♡♡♡ どぶっ♡ どぶりゅりゅるるるっ♡♡♡

 どっっびゅ♡ どぶッ♡ ぼびゅッッ♡♡

 びゅぐぐ♡ どくっ♡ どくっ♡

 

 

「ん゛ほお゛おぉぉぉぉ♡♡ おっお゛おぉぉ♡ ケツアクメ、い゛ぐうぅぅ~~~~♡♡♡」

 

  腸内に精を注がれて、ナギサの背筋が反り返る。尻たぶがぶるぶる震え、肛門がきゅううっと締まった。直腸粘膜は一滴残らず子種を搾り取ろうと躍起になっている。私はさらに腰を突きだし、ぐりぐりとねじ込みながら射精を続けた。下腹部をぴったりとつけたまま、ナギサの奥の奥に子種を注ぎ込む。

 

「はひ……あ♡ せんせいの、熱い、です……♡♡」

 

 枕に涎の糸を引きながら、ナギサがうわごとのように呟いた。二人して呼吸を見出し、胸板と背中で汗を塗り付け合う。射精を終えたペニスをゆっくり引き抜こうとすると、ナギサはへこへこお尻を押し付けて、未練がましく甘えてきた。

 

「あう……っ♡ おっ、おちんぽ、おちんぽぉ……♡」

 

 ナギサのケツマンコはなかなか私を放してくれない。連続のケツアクメでほぐれた肛門括約筋はきつく締まらず、むしろにゅるりにゅるりと絡みついてくる。

 

 

 ぬぷ……ちゅぽん♡

 

 

 力無く伸びきったナギサのアナルからペニスを引き抜くと、腸液にまみれた怒張がぬらっと姿を見せた。ゼリー状の白濁した粘液が橋を作り、シーツの上に落ちていく。ペニスに拡張されたアナルが、ヒクヒク震えながら、元の窄まりにゆっくり戻っていく。こぽこぽと溢れてきた濃厚ザーメンが、ドロドロの蜜と混じりあって、シーツの水溜まりを濁らせていた。

 

「あぅ……ん……♡」

「うっとりしてるね、ナギサ」

「あっ……♡ はい、お尻の奥に、たくさん……♡ 先生の色に、染めていただいて……あぁ……♡♡」

 

 ナギサはうっとりと目を細め、自分の下腹部を撫でた。彼女の腸内にたっぷりと種付けした満足感が胸を満たしていく。上の口からも下の口からも私の子種を飲ませた。トリニティの特権階級とも言える存在に肛虐の悦びを教え込み、自分の欲望に染めていく悦びは、何にも代えがたい多幸感をもたらしてくれた。

 

「先生……♡」

 

 まだ顔を上気させたままのナギサがのそのそと体を起こし、近づいてくる。おもむろに身を寄せて、腕を投げかけてきた――と思ったら、それよりも先にふわっとした翼が私の背中を抱き寄せた。

 

「ありがとうございます。私を、こんなに可愛がってくださって……♡」

 

 腕と翼。二重のハグを交わしながら、ナギサは満ち足りた笑みを浮かべていた。

 

 

 * * * * *

 

 

 情事の火照りも醒めてくる頃、私はのろのろと身支度を整えていた。それに対してナギサは、先に服をしっかり着直して、窓際のテーブルに腰を下ろしている。とっぷりと日は暮れて、カーテンの隙間からは月明りが差し込んでいた。

 

「そろそろ行かないとね」

「……えぇ、そうですね」

 

 壁の時計を見ると、ナギサの門限が近づいていた。彼女でさえもトリニティの厳しい決まりを守らなくてはいけないのは同じ。シャーレの名前でいくらでも言い訳を作ることはできたけれど、ナギサはそれを望まなかった。

 

「疲れてない?」

「えっ? いえ、その……は、激しかった、ですが……♡」

「あっ、いや、今日はシャーレの仕事も結構手伝ってもらったから、ってことだったんだけど」

「あ……そ、そうですよね。すみません、私ったら……」

 

 標準服姿のナギサが顔を俯かせ、白さを取り戻した肌をまた赤らめた。もう何度も肌を重ねているのに、初々しさは失われていない。公務から解き放たれた等身大の彼女の姿は、胸をくすぐるものがあった。

 

「…………」

 

 できうる限りの後始末を済ませて立ち上がると、ナギサがそっと隣に寄り添ってきた。何かを目で訴えているようだが、何だろうか。

 

「あの、先生。勝手なお願いであることは承知なのですが」

「うん、言ってごらん」

 

 モーテルを出た所でナギサを促してみるが、彼女は唇をもごもごさせて、続きをなかなか切り出さない。そんなに話しづらいことなのだろうか、と思ったけれど、指先をひとしきりモジモジさせると、意を決して彼女は唇を開いた。

 

「り……寮まで、送っていただけますでしょうか?」

「え? もちろん、そのつもりだけど――あっ、そうか」

 

 車で彼女を連れ出したときは、トリニティまで送り届ける。それを申し出るのはいつも私からだった。わざわざ自分から念押しをしてくれるなんていじらしかったけれど、いたずらにナギサを不安がらせてしまったかもしれない。

 

「もしかして、途中から一人で帰らされるかと思った?」

「い、いえっ。そんなことは! でも……その、先生ともう少し、お話をしていたくて」

「うん。今からだったら、途中で何か食べていこうか。お寿司とか、どう?」

「はいっ、喜んで! 生魚には慣れなかったのですが、是非また行きたいとは思っていて――あっ、でも」

「どうしたの?」

「わ、ワサビ抜きで、お願いできればと……」

 

 助手席に乗り込んだナギサは、申し訳無さそうにそう呟いた。

 

 

 

 終わり

 




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