アナル大好きな先生の性的嗜好を受け入れてくれる生徒の話 作:夜の機動戦士
マイニングは続く
内外の刺激に対し、神経系を通しておこる生活体の反応を、反射と呼ぶ。通常、反射と呼ばれるのは無条件反射であり、これはその種が先天的に持っている反射行動である。これに対し、経験などで後天的に獲得された反射行動が条件反射である。現在では先天的な反射に限らず様々な行動が研究されているため、心理学では条件反応というのが普通である。
シャーレオフィスビルのトイレで、早瀬ユウカは心理学のテキストの内容を思い出していた。今日はシャーレ当番の日。複数の生徒が当番で来る時もあるけれど、今日はユウカ一人。お手洗いに抜けてくる前までずっと先生と二人だったから、この後も同じなのは当然のこと。鏡の前に立って前髪を直していると、この後の時間を思い描いて、下半身がじくじくと疼いてしまう。ここのトイレに入って「準備」を始めると、もうそれだけで頭の中がピンク色に染まり始めてしまう。ユウカの脳には、条件反射の回路が出来上がっていた。
――それにしても。
――先生って、ホント変態……。
先生が事前にモモトークで送ってきたリクエストを思い出して、ユウカは溜息をついた。髪型はいい。いつも運動の時はポニーテールだし、慣れたものだし、似合っていると褒めてくれるのも嬉しい。ただ、(わざわざ)体操着で来てほしいと知らされた時、その言葉の奥にある粘ついた欲望を感じ取ってしまい、悪寒が走った。おまけに、エイプリルフールの時に着たステージ衣装まで持ってきて欲しいというのだから。だが――
――先生が、求めてくれるなら……
結局、ユウカは魔法の論理で、先生の要求のことごとくを呑んでしまうのだ。自分の甘さが恨めしいぐらいだったが、その実、ユウカ自身も先生の
「…………っ♡」
軽く溝を撫で上げただけで、腰が跳ねてしまった。ここでいじったら、ただでさえ「準備」で長くなったお手洗いの時間が更に伸びてしまう。後ろの穴はもう使い込まれて慣れているのに、生物としての生殖器は未使用のまま。一抹の切なさを覚えつつも、高吸水性ポリマーの前貼りで丁寧にクレバスを隠し、便座から立ち上がって衣服を整えた。自動水洗の音から遠ざかるように、ユウカはトイレを後にした。
「お疲れ様です、先生」
平静を装って、執務室の扉を開く。ユウカを性処理の係にするスケジュールを組む張本人が、自分のデスクでPCのモニターと向き合っていた。
「やぁユウカ、お疲れ様」
「進捗はいかがですか?」
「うん、後は報告書を上げるだけ。ただ、こっちに転送されてきた目録の数値計算に誤りが見つかって、再計算しなきゃいけないんだ」
「あ、それなら私がやります」
「そう言ってくれると思ってたよ……あ」
先生が振り向いた。キーボードを叩く手が止まる。
「可愛いね、ポニーテールも」
「……毎回言いますよね、それ」
「アクティブな格好も似合ってるよ」
「それも……!」
「つい、言いたくなるんだよ」
「まぁ……悪い気はしませんけど……」
ユウカがドキュメントを受け取り、そこで一旦会話は途切れた。
――嬉しい、けど……
先生も仕事に意識を戻した所で、ユウカは任された業務に取り掛かった。原本のデータと照合しながら、関数の不備がすぐに見つかった。他におかしな所が無いかチェックしながら、ユウカは「この後」に思いを馳せる。
――「好き」とか「愛してるよ」って……
――そういう雰囲気じゃないか……
先生の性処理を引き受けると申し出たのは自分だ。劣情を受け止めるために、背徳的な行為に何度となく及んでいる。ユウカが生徒と先生という禁断と知りながらも密かに望む、ロマンティックな関係であるとはいえなかった。
――でも、キスはさせてくれるようになったし……
実際は、昂ったあまり、半ば強引に先生の頭を抱き寄せて奪った唇だった。ユウカは、ヘイローを持つものが膂力で簡単に先生を圧倒できることを知っている。でも、実際にそうはしなかった。力づくで強引に従わせたとしても、そんなことをされた先生がどんなに悲しい顔をするか――それを想像しただけで、ユウカは涙が出そうだった。
だから、衝動的に交わしたキスを契機に先生が唇を許すようになって、ユウカは救われた気分でいた。そうやって、ますます沼に落ちていくことも、分かっていた。
「先生、こっちは終わりましたよ」
「おっ、ありがとう。相変わらず仕事が早いね。こっちももうすぐ終わりそうなんだけど……」
先生が、斜向かいのデスクから手招きした。呼ばれて近寄ってみると、椅子を斜めに引いて、デスクの下がぽっかり空いているのをアピールしている。
「その……いい? ユウカが来たら、ムラムラしちゃって」
先生は、スラックスで畑の畝みたいに盛り上がる異物を隠さなかった。
「せ……先生……! やだ……もうそんな、破廉恥な……」
「条件反射みたいなものだよ。ユウカと二人きりになると、ね」
ピッ。澄んだ電子音と共に、執務室の入口に電子ロックがかかった。外から覗けないよう、透明なドアガラスにブラインドも下りた。
先生が興奮している。サカっている。性欲を己に抱いている。ユウカと二人きりになると。ユウカと二人きりになると。ユウカと二人きりになると。脳内で噛み締める。生物としての本能が、私を求めている。そう考えると、ユウカはもう、何だって許してあげたくなってしまう。
「さ、お願いユウカ」
「……こ、こんなことするの、私だけなんですからね……」
決まり文句と共に、ユウカはデスクの下へ潜った。
* * * * *
"ぢゅぷ♡ ぢゅぱっ♡ んぢゅ、ちゅぅっ……♡"
狭い箱型の空間に、淫らな吸着音が籠っている。デスクの下に潜ったユウカは、そそり立つ男の欲棒を頬張り、懸命に吸い付いていた。汗っぽくて、体臭が残って、ほんのり汚れも残っているペニス。始めの一口をつけるまでにはいつも勇気を振り絞らなければならなかったが、カウパー氏腺液が口内に垂れてくる頃には、ユウカも自分から舌を絡ませていた。
「ン♡ んも♡ んっ、ぷ♡ ンッ♡ ン……♡」
――私が、責任持って……
――先生を
「ふぅ……っっ……。いいよ、ユウカ。上手だよ……」
頭上から聞こえるクリック音に混じって、先生の手が脳天に乗った。ユウカの大好きな掌が、さらっさらっと髪を撫でていく。口淫奉仕に対する労い。優しい口調で話す先生の言葉に、己が性欲の捌け口扱いされているのを都合よく捻じ曲げて解釈し、ユウカは愛し合う錯覚に耽った。
「ハッ♡ はふっ♡ は、んふゥ……♡ ぢゅ、ぢゅっ♡ ぢゅうぅ……♡」
"こんこん"
「!?」
遠くに、ノックの音が聞こえた。ゾワッと背筋に悪寒が走る。来客だ。こんな時に。小さな電子音が再び聞こえて、ドアの開かれる音もした。
「来たわよ、先生」
「ジュンコ……当番は明日だったはずだよ」
「えっ、そんなはず……ウソッ! あっ、スケジュールの入力がズレてたんだ! も~っ」
――ジュンコって、ゲヘナの美食研究会の……って、冷静になってる場合じゃない。どうするのよ、これっ!!
「は~、せっかくシャーレまで来たのに……先生、何か美味しいものある?」
「うーん、ここにはないけど……」
頭上で交わされる会話に耳を傾けつつ息を潜めていると、先生の手がユウカの頭を掴んだ。優しくではあるが、前後に揺すられる。
――嘘でしょ!? 続けろっていうの!?
――でも、声を出すわけにはいかないし……
水音を出さないよう気を付けて、ユウカは先生の催促に答えた。口の中に塩気とスリルが流れ込んでくる。救い難いことに、先生は剛直を更に硬くしていた。机の下で生徒に性器をしゃぶらせるなんて、罪を何乗しているか分からないぐらいだ。しかしながら、もっと救い難いのは、この背水の状況にユウカ自身も暗い興奮を覚えていることだった。
「そうだ、ジュンコ。地下鉄駅の和菓子屋が新商品を出してたんだけど、知ってる?」
「えっ……何それ、知らない! 教えて教えて!」
「醤油団子の新作でね、ほんのり甘い香ばしさに、山葵がちょっと効かせてあるんだ。美味しかったよ。ジュンコも行ってきたら?」
「うん、行く! 今すぐ行ってくる! じゃあ先生、明日また来るからっ」
遠ざかる足音に、ドアの閉まる音。ロックもかかって、先生は深い溜息をついた。
「……もう、先生。どうして太くしてるんですか……」
「ユウカだって、吸い付きが強くなったじゃないか」
「ん、みゅ……ひょれは……ん、ちゅ……♡ んんっ、ん……♡」
唇に押し付けられる肉塊に、口答えが遮られた。後に控える時間を思って、じゅん……とユウカの股が熱くなっていく。
「ね……ユウカ、いい? そろそろ出したい。ユウカに飲んでほしい……」
ぎちっぎちっ。口を離せばユウカを見下ろすぐらい、先生の性器は天を貫くようにそびえ立っている。剥き出しの粘膜はユウカの唾液と自身の先走りでぬらぬらと妖しく光っている。ユウカの倫理を犯す光だった。先生は、猫を愛でるようにユウカの顎をくすぐり、そのまま喉をすりすり撫でてきた。「しょうがないですね」とポーズだけ抗議して、剛直を再び咥えこんだ。口内にたっぷり唾液を溜めて、ぐちゅぐちゅと掻きまわす。
――他の子にはあげない……!
――先生は、私の……♡
――私だけの、先生……♡
"ぢゅぽっ♡ ぢゅぷ♡ ぢゅぷっ♡ ぢゅっ♡ ぢゅぷっ♡ ぢゅぷっ♡ ぢゅぷっ♡ ぢゅぷっ♡"
"ぐぽっ♡ がっぽ♡ がっぽ♡ ぶぢゅ♡ ぐちゅ♡ ぐちゅっ♡ ぐちゅっ♡"
下品な音も、もう気にしなくていい。粘膜で包んだままギュッと締め付けて、狭めた口腔で先生を扱く。上り詰めていく様がよく分かる。突き上げるのを堪えるようにしていても、腰がカクカク揺れている。声を出すのも我慢できなくなって、亀頭がぷくっと膨れ上がって――
"どぴゅっ♡ どぷっ♡ どっくん♡ ごぷぷぷぷっ♡"
「ん♡ っご……♡」
熱い粘液が、ユウカの喉を焼いた。劣情を吐き捨てる先生は、興奮を抑えきれず、ユウカの後頭部を抑えつけて口内に突き込んでくる。苦くて、生臭くて、ドロッとして、喉越しは最悪。でもこれが、先生が快感を我慢できなくなった時に出てくる絶頂汁だと思えば、ユウカは喉を鳴らして嚥下するのを躊躇しなかった。
「……んふ♡ んふふふ……♡」
――先生の味だ……♡
ごくん。
啜った残り汁を、唾液と混ぜて飲み込んだ。「飲み切りましたよ」と証明するために、ベロを出して口を開けて見せる。先生はエクスタシーにまだ息を荒げていたけれど、ユウカの奉仕を褒めてくれた。ぴくぴく震える陰茎をもう一頬張りしようとすると、先生はすぐに椅子を引いた。蒸し暑さからの解放にホッとしていると、椅子の上に跨ってくるように促された。ところが、ユウカが言われた通りにすると、ギシギシとオフィスチェアのスプリングが悲鳴をあげてしまう。ユウカはぎくりとしたが、元々荷重許容量のそれほど多くない椅子らしい。
* * * * *
ソファーへ誘われるついでに少し席を離れ、ユウカはすぐに口を濯いだ。鼻腔にこびりつく精臭は嫌いではない、というよりも、好意を抱く相手の体液だと思えば愛しくもあったが、キスする時にまでこの臭いを共有したくはなかった。
「体操着だと太腿が眩しいね、ユウカ」
「……まったく、すぐ下半身のことばっかり……」
「そうでもないよ? 最近はここの魅力も分かってきた気がして」
紺のシャツ越しに、ぐにゅっと双丘を鷲掴みにされた。指先で押し込むように、柔らかさを確かめられる。ブラをしているのもすぐにバレた。指先で、縁をなぞられている。脱がされちゃうかな、とユウカが身を固めていると、先生がシャツの裾から手を突っ込んできた。背中をまさぐられ、そっちにホックが無いのを確かめると、すぐさま前面に回ってくる。
"ぷちん……"
フロントホックがあっさり外され、胸元が解放された。
「……ぁ、んっ……♡」
――先生に、触られてる……♡
――私のカラダに、興味持ってるんだ♡
――嬉しい……♡
「柔らかくてお餅みたいだね、ユウカのおっぱい」
たぷ、たぷ、と揺らされる。大人の手に囚われた乳房が、捏ねるように揉み込まれる。刺激はそれほど強くないが、女の子のデリケートな部分を好きにされる背徳感が、ぞわぞわする快感になって全身へ広がっていく。
「あうぅぅっ♡ んぁ……♡♡」
乳首を摘ままれると、じぃん……と痺れが走った。地震のエネルギーが地表へ伝播するみたいに、腰の奥が甘く疼いていく。きゅっ、きゅっ、と断続的に摘ままれて、ユウカは甘い声をあげてしまう。体操着の内側に熱い湿気が満ちていく。もしも今この瞬間に数式を提示されたら、冷徹な算術使いは計算ミスを起こしてしまうかもしれない。胸元の小さな粒をコリコリ弄ばれて、ユウカはそれぐらい理性を蕩かしていた。だけど、これはまだ前座に過ぎない。
「あ……っ♡」
先生の手がブルマの上からお尻を撫で始めた。ブルマとショーツの二枚程度では、ユウカの
「っっ♡ くぁ♡ あ♡ あっ♡ あっ♡」
「ちょんちょんしてるだけなのに、感じすぎだよ、ユウカ」
「だっ……だって……♡」
ねっとり調教されて、一番の性感帯になってしまったアナル。本来は出口としてしか使わないはずの穴だが、ユウカは入口としてのそれを開拓され、尻穴快楽の虜になっていた。先生の太い指で穿られたい。そう期待してしまう浅ましい肉体を、ユウカは持て余していた。
「……ぅぅん……♡ あっ、あ……♡」
ユウカの葛藤を知らんぷりして、先生は焦らすように周囲を撫で続ける。くるくる、くるくる。円を描くように。やがて、つんつんと二枚の薄布越しに尻穴をタップされて、たまらずユウカは腰をくねらせてしまう。
「……いじってほしい?」
「…………」
――先生はなんで、お尻の穴なんて……
――そんな、可愛くない所を……
「せ、先生がいじりたいなら……っ」
「私はユウカの意向が聞きたいんだよ。ここを触られるのはイヤなの?」
「うぅぅっ♡ うぅ……いっ、イヤじゃ、ないですけど……」
「なら……どうなの? ユウカの口から聞かせてよ」
ユウカの体が悦楽を求めて熱を持ち、尻を揺らしているのは、先生も分かっているはず。ユウカはアナルが好きなのだ。狭い菊門に異物を出し入れするのが堪らないのだ。込み上げる嫌悪感はすぐ快楽に上書きされてしまうのだ。そういう風に教育されている。躾けられている。浅く短く呼吸しながら、ユウカが声帯を震わせた。
「さ……触ってください。私のお尻……」
「お尻のどこ?」
「あっ……お、お尻の、穴……」
「ふふ、声が上擦ってるよ、ユウカ」
「せっ、先生がこんな風にしたんですからっ! 責任、取ってくださいっ……♡ はぁ、はぁ……♡」
ユウカは口答えをしたつもりだったが、驚くほど甘えた声色だった。言葉は素直ではなかったが、くいくい下腹部を先生に押し付けて、ユウカも己の欲望を訴えた。そっと頭を撫でられ、掌で頬を包まれる。こんなに優しい手つきで可愛がられたら、先生への情愛がますます煮えてしまう。片思いだと思い込んでいたが、その実「本当は先生も」なんてユウカは期待していたりするのだ。性処理当番の分際で、と表面上は自分を嘲りながら。
先生の手がブルマにかかった。下半身を持ち上げるよう促されて、白いお尻が露になる。ユウカの準備をからかうようにクレバスを指がなぞっていったが、その手はすぐにローションのボトルを掴んだ。
「……くぅ、あは、ぁ……♡」
体温で温められた粘液が、菊門の皺に塗り込まれていく。自ら潤滑液を分泌できない穴への配慮であり、これからこの穴で気持ちよくさせられる、という未来が確実なものとなる感触だった。
"つぽ……♡"
中指が押し込まれてきた。先生は指先だけを浅く出し入れしてくる。ユウカの腸壁はきゅうきゅう締めつけて侵入者を追い出さんと抵抗するが、そのせいで摩擦が強まり、新たな悦楽が生まれてしまう。括約筋は異物への嫌悪感を示しはするが、ユウカのそれは今や、膣や子宮と同じ女の性器の一つだった。
――ううっ、気持ち悪い、のに……♡
――気持ちいい……♡
尻肉を鷲掴みにされて、穴を責められる。浅い挿入を繰り返しながら、先生の指先はユウカの弱点を的確に責め立てていた。
「っっっ~~~♡♡」
指一本でお尻の穴をいじめられるたび、ユウカはビクンッと躰を跳ねさせてしまう。腰を弾いて逃げようとしても、ソファーに腰かける先生の脚にまたがっていては、逃げようもない。おまけに腰をがっしりと抑えられている。
「せ……せんせい、だめぇ……♡ そこ、弱いのぉ……♡♡」
肛門の浅い所を、指先でつぽつぽ嬲られているだけ。それだけなのに、もうユウカは声を蕩けさせ、
"ぐにっ ぐに ぐにっ"
指がずぶずぶと入り込み、より深い部分を圧迫される。
"ずるんっ♡"
「は、ア˝……♡ おっ、おぉ……♡♡」
勢いをつけて引き抜かれれば、電撃のような排泄快楽が脳天へ突き抜ける。
"ぬちゅ♡ ぬっちゅ♡ ぬぢゅ♡"
「っふ~♡ ふう゛ぅぅっ♡♡ ん˝ぉ♡ あ˝♡ あ˝ッ♡ ふぉ……♡」
――これ、やばい……♡
――先生の指気持ちいいよぉ……♡
「ユウカ、どう? お尻気持ちいい?」
「ひぁ、あっ、あ♡ きっ、きもひいぃ、れふ……♡」
「そっか、よかった。ユウカはお尻が大好きなんだね」
「ふぎュ♡ あふぁ……そんな、ことぉ……♡」
二本目の指が突き立てられた。秘門には入りきらない直径となっていたが、ユウカのお尻は柔軟かつ貪欲にそれを飲み込んでいく。直腸が押し広げられる感覚に、ユウカは淫らに尻肉を震わせてしまう。ごりごりと括約筋を引っ掻かれながら抜かれる排泄感に、情けない悲鳴があがった。
"ぐちゅ♡ ぬちぃ♡ ぐちゅうぅぅっ♡"
"ぐぽ♡ ぐぽ♡ ぐぷ♡ ぼじゅ♡ ぬぢゅ♡"
「ひぎ♡ う˝ぐぅぅ♡ ん˝あぁ、あ˝~~~♡♡」
先生の指が、激しい水音と共に、アナルを犯す。大好きな人に素肌を触られている幸福感と、その人に排泄孔を弄られる恥辱。絶対値で勝る幸福感が、マイナス感情の全てを吞み込んで悦びに変換していく。
「せっ……せん、せ……♡」
――もう、だめ……♡
「おっ、おひりで、イく……うぁ、い˝く♡ イ˝ぐうぅぅ……♡♡」
背筋を仰け反らせて、ユウカは絶頂してしまった。アナルを穿られて、達してしまった。頭の中が真っ白になって、全身の筋肉が弛緩していく。
「あ……♡ は、はへ……♡♡」
絶頂の余韻に蓋るユウカだったが、先生がその隙だらけな所を逃すわけがなかった。指先を鈎状に折り曲げて、腸壁の敏感な所をコリコリと責めてくる。
「んあぁっ♡ あ、ひ……らめ♡ イッたばっかりで、そ、こ♡ お˝♡ おぉぉっ♡ オ˝ォォ……♡♡」
回らない呂律で「ダメ」と言いながらも、ユウカは先生の指へ媚びるように腰をヘコへコと振っている。快楽の虜になったセミナー会計の姿に、先生の興奮も高まっていくようだ。指遣いが激しさを増していく。
"ぐりゅっ♡ ぐりゅ♡ ごりゅ♡"
「は、お˝……♡ ん˝お˝ぉんっ♡ お♡ おっ♡ お~~……♡」
――だめっ♡ だめっ♡ だめっ♡
――こんなのおかしくなっちゃう♡
高吸水性ポリマーの内側へ、ユウカはイキ潮をぶしゅぶしゅ漏らしていた。愛液も吸って徐々にブニブニと膨らみだす前貼りの感触は、先生にも悟られていた。恥ずかしい、でも気持ちいい。羞恥心と快感の板挟みにされたユウカは、先生に恥丘を押し付けて、上擦った声で甘えた。
「……ハァ♡ ハァ♡ ……っふゥ……♡」
ずちゅ……と粘液の潰れる音と共に、二本の指が引き抜かれた。名残惜しさと解放感が同時に押し寄せる。先生との失われて切なさが込み上げたが、ガチガチに硬くなったものが臍を押すように存在感を放っていて、ユウカの理性が淫らに溶けていく。
「ユウカ……そろそろ入れようか」
「は……はい……♡」
「それでさ、あの衣装、いい?」
ユウカが持ってきたカバンに、先生が視線を送った。
「も……もう♡ 仕方ないですね……♡」
――先生の変態……♡
すっかり卑猥なムードに染められたユウカは、アイドル衣装を着せてセックスに臨みたがる先生の欲求も歓迎していた。ヒクヒクと肛門を震わせて紺のTシャツを脱ぎ捨ててしまうと、肩に下がった取れかけのブラジャーだけ。窓の外には青空が広がっている。執務室は高層階に位置しているため、外から覗かれる心配はなかったのだが、眺めのいい執務室の中で裸になってしまう羞恥にユウカの鼓動は早鐘を打ち始めた。しかし、先生の視線が自身に集まっているのが分かると、緊張やスリルが心地よくなっていく。
――先生、私のハダカを見てる♡
――もっと見てほしい……♡
ポニーテールをさらさら揺らしながら、ユウカはイタズラ☆ストレートのアイドル衣装に袖を通し、スカートを腰に留めた。黒のショーツはブルマごと脱がされていたし、セットアップで着けてきたブラジャーも、放り投げて先生に持たせてしまった。カップの内側に指を這わせているのを見て、ユウカの口角が上がる。下着をつけずに衣装を着てしまうなんて、背徳的で罪深い行い――頭が茹だっていなければできない蛮行だった。
「ど、どうですか?」
「うん……とっても可愛い。ユウカはヒラヒラした服もよく似合うね」
「……ふふ……♡」
こんなに可愛いアイドル衣装で、これから先生とするのは、歌や踊りではない。そんなにキラキラした可愛い行為ではなくて、肉欲にまみれた、もっとドロドロの行い。先生の性欲を満たすための当番でこうしているけれど、ユウカの体も先生との交わりを激しく求めていた。先生と繋がりたい。先生を受け入れたい。先生に突かれたい。直腸壁を削られたい。熱い生クリームを、お腹に注ぎ込まれたい。
「はぁ……はぁ……せんせい、せんせい……♡」
馬乗りになろうとするユウカを、先生の腕が抱き寄せた。支えてもらいながら膝に座ると、お尻の下で固いものがビクビクと震えるのが分かった。赤黒く腫れた亀頭がアナルの皺を擦って、ユウカを煽る。
「な……慣れてきましたし、今日は私が上に……♡」
――早く、これが欲しい……
――先生のおちんちん……♡
――こんなに硬くなって……♡
――私に挿入れたいんだ……♡
ユウカはお尻を上下させて、その先端を秘門へ押し当てた。
「――んっ……♡」
”くちゅっ♡”
"ぬぶ……♡"
――先っぽだけでもすごい……♡
亀頭を飲み込んだだけで、ユウカの脳裏に快楽の火花が散った。待ち望んだものを受け入れられて、未開拓の膣の奥で、子宮がきゅんきゅんとうねる。このまま奥まで受け入れたら、どれだけ気持ちいいだろう。そう考えると、期待感から括約筋を締め付けてしまう。
"ぐにゅぅ♡"
抵抗を押し退けて、太い部分が入り込んでくる。
"ずぶぶぶぶぶっ♡"
"ごりごりごりごりっ!"
"ぬぶぶぶぶ~~♡"
そして、根元まで一呑みにすると、先生の剛棒がユウカの最深部を貫いた。張り出した亀頭の傘に引っ掻かれた腸壁が、軽い痙攣をおこしている。
「――ッオ゛♡ おひ……っぎィ……♡」
あまりの質量に、ユウカは息が詰まってしまう。先生の剛直は太くて長い。アイドルの格好をしているからかもしれないが、心なしか、以前よりも太く感じられる。カリ高のエラが腸壁に引っかかり、壁一枚隔てた未踏の膣にも、ジンジンした快感が響いてくる。
「う……あ˝……これ♡ すご、いっ……♡」
騎乗位で跨れば、それはつまり、串刺しにされるということ。体重を乗せて腰を沈めたら、奥深くまで貫かれてしまう。腰を持ち上げた時の、ゴリゴリ抉られながら引き抜かれる、排泄の焦燥感を伴う快楽に、たった一往復でユウカはイキかけてしまう。
"たん……たんっ……たん……"
「お˝ぅ……っ♡ っご、おフ♡ んぎゅ♡ う˝っ♡ あう゛ぁ……♡」
スクワットの要領で抜き差ししようとしても、まるでうまくいかない。先生の肩を掴んで体重を支えながらの、緩慢なピストン。肉杭の熱が肛門の粘膜を焼く度に達しそうになって、ユウカの腸壁がきゅんきゅん締まる。
根元まで受け入れた衝撃が横隔膜に響き、ユウカの甘い声はたちまちに濁ってしまう。下品なよがり声を聞かれたくないと思っても、ユウカがいい所を見せたい相手は鼻先数センチの所にいる。
――汚い声、出ちゃう……♡
――こんなの、可愛くないのに……♡
イキまくって敏感になった腸壁が、硬くて太い肉竿に舐め回される。一往復ごとにイってしまいそうなくらい気持ちいいのに、先生はジッとしている。びくびくと剛直を震わせているから、ユウカの拙い騎乗位で感じているのは間違いない。ちょっぴり苦しい尻穴挿入にユウカが慣れてきても、まだ動かない。ところが――
「はー♡ はー♡ せ、せんせ♡ すみません、いき、ま――」
"どちゅんっ♡"
「はぎッッ♡♡」
どすっ、と下から突き上げられて、ユウカの視界に星が飛んだ。剛直の熱が「ぢゅう♡」と肛門粘膜を熱して、数学に秀でた脳が焼ききれそうだ。大好きな「引き抜かれる排泄感」が容赦なく押し寄せ、ぶるぶると腰を震わせてしまう。
"ばちゅ♡ ばちゅ♡ ばちゅ♡"
「ア、ア、ア、ア、ア♡♡ ほォっ♡♡ お˝おぉぉ♡ お、おひりやけひゃう♡♡ ん オ お オ オ˝ッッ♡♡」
力強く下から叩かれる度に、ブラックアウトとホワイトアウトが交互に訪れる。明滅するような衝撃に襲われる。お腹の中がかき回されて、思考能力を奪われていく。先生の男心をくすぐる可愛らしい喘ぎ声なんて出す余裕もない。喉から出てくるのは、理性のちぎれ飛んだメスの、低く野太いよがり声だ。
「っが♡ あ˝お˝ッ♡♡ ふ、ギっ♡ ああぁぁ、ふかい、ふかいっ♡ おなか、つぶれ゛りゅっ♡」
"ごり ごりっ ごり♡"
「っっ♡♡ ~~~~♡♡」
奥深くまで貫かれると、女の最も大事な器官が、裏側から圧迫される。腸壁越しにノックされるだけでも、腰が勝手に跳ねて絶頂してしまう。まだ膣に挿入したことなんてないはずなのに、最奥の快感だけはもう教え込まれている。
「……ユウカ」
膂力では劣るはずの、しかしながら太くて逞しい腕が、ユウカの体を抱き締めた。びく、びくん、びくん。先生のペニスはガチガチに張り詰めて、今にも弾けそうだ。騎乗位から対面座位になって、ユウカの自重で挿入がますます深くなっていく。
「オ˝ほ……っ♡ う あ ぐ♡」
"ぐっぽ♡ ぐっぽ♡ ぐぼちゅ♡ どちゅっ♡ どちゅ、どちゅ♡ ばちゅ♡ ばちゅん♡ ばちゅん♡"
"ごりっ♡ ごりゅ♡ ぐりん♡ ぐりん♡♡ ぐりゅんっ♡♡♡"
「オ♡ お˝ぉっ♡ オ˝、お˝♡ オ˝おお~~~~~~~~っっ♡♡♡」
"どく……どくっ♡"
"びくっ♡ びゅくくっ♡"
"ぼびゅるるっ♡ びゅわぁぁぁっ♡♡"
腹の奥に、精液が注がれていく。熱い奔流を流し込まれ、ユウカの頭は再び真っ白に染まった。先生の剛直は脈動を繰り返し、大量の精子を送り込んでくる。そのたびにユウカは体を震わせ、軽いアクメを迎えていた。
――すごい……いっぱい出てる……♡♡
――あかちゃんできちゃう……♡
――って、そんなはずないけど……♡
――でも、しあわせ……♡
熱いものが出てこなくなっても、先生のペニスはまだ痙攣を繰り返していた。その度に、直腸の奥深くが圧迫されて、ユウカは軽イキして甘い声をあげてしまう。
"ぬもも……♡"
"ぢゅぽんっ♡"
「っっ~~♡♡」
ゆっくりユウカが腰を引き、結合が解かれると、先生は名残惜しそうに溜息を洩らした。先生のサイズに拡張されてまだ閉じ切れていないアナルをヒクヒクさせながら、ユウカは顔を近づける。今ぐらい気が緩んでいれば、先生もキスに応じてくれるはず。
「ん……♡ ちゅっ……♡」
――先生、かわいい……♡
ユウカは、先生のこのだらしなさが好きだった。頼りになるのに、どこか子どもっぽくて、この時ばかりは、なんだか年下にすら思えてしまう。
「ちゅ……れろ♡ ちゅぱ♡ はぷ♡ んじゅ♡ んん~♡ ちゅ♡ ちゅっ♡ ちゅ♡」
キスするにはうってつけの対面座位で、ユウカは思う存分先生の唇を堪能していた。ちょっと強引かもしれない、と思ったけれど、先生の腕がユウカの背中を抱き締めていたから、きっと大丈夫だ。そう考えて、籠った熱が汗になって表出しても、ユウカは先生を唾液を交換し続けていた。
甘い悦びで胸がいっぱいになっていると、ユウカの腹にまたムクムクと存在を主張するものがあった。顔を話して先生の顔を覗き込むと、先生は照れ臭そうに視線を逸らした。
「もう……また硬くして……♡」
「……いい?」
「仕方ないですね……私だけですよ? 先生の趣味につきあってあげるの……♡」
「そう……そう、だね」
「だからほら、先生? 私のお尻、もっと
ソファーにユウカを組み敷いた先生が、熱塊を突き入れてきた。
終わり