※この作品はR-18です。

アナル大好きな先生の性的嗜好を受け入れてくれる生徒の話   作:夜の機動戦士

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skeb依頼品です。pixivにも前後編に分けて投稿しています。
前編
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20095031
後編
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20095037


<セミナー編③>シャーレの先生と早瀬ユウカの肉体関係を悟った生塩ノアが仲間外れにされたくなくて強引に奉仕したはいいものの、二人背徳的なアナルセックスを見せつけられて絶句しつつも輪に加わってしまう話

毒沼

 

 時は夕刻、順調にいけばもう少しで退勤時間……のはずなのだけど、見晴らしの良い執務室に引き換え、この予備室は窓が東向きで、夕陽がまるで入らない。扉を爆破され、暴発したレールガンに天井を吹き飛ばされ、執務室はもう何度目かになる修繕工事中だ。脆弱な私がそれでも無事でいられるのは、シッテムの箱の保護(プロテクト)あってこそだ。つくづく、アロナには足を向けて寝られない。

 

 ラップトップとプリンターを持ち込んで無理矢理仕事場にしたこの予備室は、元々居住区の一角にある1Kの居室だ。冷暖房も浴室も、シャワートイレも完備されている辺りは、やはりシャーレビルの設備の賜物。後ろを向けばベッドもある。一人でいたら生活の全てがこの空間だけで事足りてしまう。そんな私が堕落せずにいられるのは、当番という見張りがいてくれるからに他ならない。

 

 今日の当番はミレニアムの生塩ノアだ。あらゆることを記録されてしまう彼女の前では、迂闊なことができない。彼女は口も滅法立つから、痛い所を突かれたら煙に巻くことも許されない。穏やかな笑みを絶やさない彼女の近くで、私はずっと緊張状態だった。仕事を手伝う合間、授業の課題やら外でもやれるセミナーの業務やらをしているが、ひっきりなしに「記録」が行われるあの手帳には何が書かれているのだろうか。尋ねた所で答えが得られるとは思わなかった。

 

「……これが最後の一枚!」

 

 承認印を済ませた書類をスキャナーに読み込ませて、連邦生徒会本部へ送信した。

 

「ノア、何か緊急連絡は来てる?」

「17時42分に来たメールが最後ですね」

「なら……今日はここまでにしようか。ノアもキリのいい所で上がっていいよ」

「はい。ありがとうございます」

 

 壁の時計は18時30分を指していた。定時上がりとはいかなかったが、緊急出動が入ることも珍しくない中では早く終わった方だと言える。いや、「早く終わらせた」と言った方が正しいだろう。

 

「栄養ドリンクからサプリメントに切り替えて、しばらくですね」

 

 引継日誌を書き終えたノアが、私の机に歩み寄ってきた。座ったままの私を見下ろす眼差しは優しいけれど、その視線は目に見える全てを観察し、分析を試みている。

 

「あぁ、うん。ゴミも出ないし、携帯しやすいから。継続的に服用するなら、この方がいいかなって」

 

 錠剤ケースを手に取り、振って見せた。

 

「食欲が落ちなくなったし、眠りが深くなって疲れが取れやすいから、重宝してるよ」

「バイタリクシアですか?」

「知ってるんだ」

「メディカルサイエンス部の特許申請を処理したのは私ですから」

「ああ、そうか、そうだよね」

 

 バイタリクシア。ノアがそう口にしたのは薬品となる化学物質の名称で、商品名は「バイタルX」だ。食欲と睡眠欲を亢進させることで、人体の疲労回復を促進する、というコンセプトで発売されたサプリメントだ。まだあまり市場には浸透していないが、お膝元であるミレニアム自治区では高価ながらもシェアを広げつつある。

 

「就寝5時間前に服用するのが望ましいとされています。20分ほど前に服用されていましたから、今日は日付が変わる前にはお休みになる予定なのですね」

「そのつもりだよ。明日も仕事があるからね」

 

 勤怠アプリに退勤を打刻して、ラップトップをログオフした。ノアは私へ日誌を手渡したが、デスクの脇に立ったまま動かない。この流れなら、お先に失礼しますと言って帰っていくはずなのに、どうしたのだろう。

 

「先生、残業が少なめで終わった日は、いつもどうされるのですか?」

「美味しいものを食べてから帰るかな。話題は掴んでても、忙しいとあまり行けないから、そういう所」

「ちなみに、本日は?」

「あぁ、今日はこの後、ちょっとした用事があるから、それが先かな」

「ちょっとした用事……ふふっ♪」

 

 ノアが、目を細めて笑った。

 

 

「ユウカちゃんと、二人で会うんですよね」

「!!」

 

 ノアの瞳は、確信に澄んでいた。アメジストに星を散りばめたような眼差しに、私の言葉は喉の奥で詰まってしまった。

 

「ユウカちゃんと、先生。二人の行動には、不思議な一致があるんですよ」

 

 それからノアは、いつものように、落ち着いた口調で語りだした。

 

「多い時は、週に三回。ユウカちゃんはスカートの丈をちょっぴり詰めてる日があるんです。唇も明るめのピンクでぷるっとしてて、ほんのりチークが入ってて。いつもにも増して可愛い、誰かに見せる(・・・)時の姿になってるんです。ユウカちゃんが可愛い所を見せたい相手なんて、決まってますよね」

 

 "こつっ――"

 

 たったの一歩。

 

 だけどノアは、確かに足音を鳴らして、距離を詰めてきた。

 

「そして、そういう日に、先生は必ずサプリを服用しています。前からそうでしたし、今日もそうです」

 

 ――ヤバい、バレてる……

 

「御存知ですよね。バイタリクシアは人間の三大欲求を刺激するお薬。食欲と睡眠欲だけではなく――性欲も亢進するって。昂った欲望は発散する必要がありますし、当然……」

 

 ノアが屈みこむ。

 長い銀髪から、桃のような甘い香りがした。

 

「……ユウカから、聞いたの?」

「まさか。観察された事実から導き出される論理的帰結です」

「どういうこと……?」

「いつもよりちょっとユウカちゃんが色っぽい日の翌朝は、お肌がいつもよりもぴちぴち。ちゃんとシャワーを浴びてきたいい匂いに混じって、ほのかに先生の匂いがするんです。不思議ですね♪」

 

 穏やかな声色。口元の微笑。紫水晶の眼差しは、私だけを映している。それなのに、ノアは私に一切の反論を許さない強さを、紡いだ言葉に吹き込んでいた。

 

「…………」

「それに先生、今、先生はご自身で墓穴を掘ってしまいました」

 

 語るに落ちる。蛇に睨まれた蛙。まさにそんな状況だ。優しい顔の少女を前に、私は椅子から立ち上がれない。呼吸すら忘れてしまいそうだった。そんな私の反応をひとしきり眺めて満足したように、ノアはクスリと笑った。

 

「勘違いしないで下さいね。糾弾しようとは思っていません。大好きなユウカちゃんが先生と仲良し(・・・)で、とても嬉しいんです。ただ……」

 

 ひんやりとした指先が私の頬に触れ、首筋をなぞった。ぞくりとする感覚が背骨を駆け抜ける。見えない糸が神経を縛っているみたいだった。

 

「私もその輪に入りたい、と願ってしまうのです。好奇心と罪悪感が、この胸の内でせめぎ合いを続けていて。この主観的で恐怖の混じった欲望が、私の中で飽和状態になっています」

 

「……ノア……」

「だから……先生、仲間外れは――」

 

 ノアの顔に微かな翳りが生じたが、そのすぐ後には、身を屈めて、ノアは柔和な微笑みを近づけてくる。互いの吐息が絡み合う距離で、鼻と鼻がくっついてしまいそうだ。

 

 ノアの体の向こう側にはすぐベッドがあり、私の意識が一瞬そこに取られたのを、彼女が見逃すはずもない。揶揄うように歯を見せると、ノアは少し顔を遠ざけて、スマートフォンを手に取った。

 

「私にも教えてください。先生は、ユウカちゃんと二人きりで、どんなことをしているんですか?」

 

 ノアのスマートフォンから電子音が鳴り、出入り口にロックがかかった。

 

 

 * * * * *

 

 

 あらゆる逃げ道を丁寧に塞ぐノアの尋問は、恐れ知らずのコユキでさえも音を上げてしまう。何かを誤魔化そうとすればすぐに矛盾の膜を剥ぎ取られる。

 

 結局の所、私は白状してしまうほかなかった。性処理の話をノアは案外すんなりと受け入れていたが、私の本当の性的嗜好には気づかなかった。

 

 私は、椅子から立ち上がれずにいた。もっと正確に言うなら、椅子に座ったまま、スラックスを引き下ろされて、隠匿すべきものをLED光の下に晒された。

 

「……文字で記録するのは難しそうですね」

 

 まだ熱の入っていない、赤茶けた芋虫のような性器に、ノアの興味津々な視線が注がれる。そっと近づけた指の体温が触れた瞬間、ノアはぴくりと手を引いた。だが、その数秒後には、しっとりした掌が重なり、陰毛の叢に指が分け入ってくる。サプリの成分がもう効き始めていることも手伝って、やんわりと握り込まれただけで、血液が集まっていく。

 

「この温度、質感……あっ、鼓動と一緒に、膨らんできます……」

 

 床に膝をつき、ノアが上目遣いで私を見上げた。ペニスに触れる手つきは、ガラス細工を扱うように、優しく、労わるようだった。さらさら揺れる絹糸みたいな髪はどこか儚さめいた何かを感じさせ、私の視線を奪う。

 

 "しゅ……しゅっ……"

 

 ぎこちない手淫は、一往復ごとに精度を上げていく。ノアはつぶさに私を観察し、内股を震わせれば、何がそれをもたらしたかをすぐ再現しようとした。カリ首を締め付けられるのが気持ちいいと分かると、人差し指と親指で環を作り、小刻みに亀頭の根元を扱いてくる。

 

 "にゅこ にゅこっ にゅこっ……"

 

「……っ、う……ぁ……」

 

 喉の奥から呻き声が漏れる。それが苦悶の声でないことを、やはりノアは悟っている。私の反応を一瞬たりとも逃すまいと、じっと見つめてくる。柔らかい掌が、剛直を愛でるように優しく握ってくる。射精へ導くにはソフトな刺激なのに、心の深い所が囚われてしまいそうだ。

 

「先端から、滴が……なるほど。こうしてあげると先生は昂るのですね。よく覚えておきます」

 

 カウパー氏腺液に汚れるのも構わず、それどころか潤滑油を得て、ノアの手コキが大胆になっていく。にちゅっにちゅっと水っぽい摩擦音が立つ。

 

 男というものは現金な生き物だ。ユウカとの逢瀬が発覚した危機的状況なのにも関わらず、私の体はノアの奉仕に素直な反応を示していた。持続的な快感に、熱が膨らむ。快感の最適解を探り当てるノアに、このまま達するまで愛撫されたい。

 

 排泄欲が高まった頃、ノアは手を止めた。

 どうして。

 私の眼差しに、彼女はふんわり微笑んだ。

 

「ユウカちゃんなら、きっとこういうこともしますよね」

 

 ノアが、左手で髪をかきあげた。

「これから口を使う」という予備動作だ。

 

 大人びた端正な顔が、グロテスクな肉塊に近づいてくる。僅かに鼻をヒクつかせると、ノアは眉をしかめることもなく、私を見上げた。

 

 ぺろっ。

 

 舌先が、裏筋をくすぐった。

 

「しょっぱい……ですね。この、先生の味も、記憶して……ん……♡」

 

 ソフトクリームを舐めるように、ノアは舌先を亀頭へ擦りつけてくる。滑らかな表皮が敏感な部分を撫でて、甘い痺れが脳天へ突き抜ける。

 

 "ぴちゃ……ちゅ、れるっ……♡"

 

 触れるだけの舌遣いは、次第に欲張り出した。鈴口の滴を掬い取り、傘裏のくびれをこそげ取り、粘膜を濡らす先走りを舐め取る。学習速度は速いものの、舌による愛撫は探り探りだ。察するに、ノアはまだ男を知らないはず。そうでなければ、ただでさえ隙を見せない彼女に、私はとっくのとうに堕とされている。

 

 そんな彼女のつやつやした無垢な唇は、もう男に汚れてしまった。かけがえのないものを穢した背徳感が込み上げるが、理性の抵抗とは裏腹に、男の本能は先走りに尿道を潤すばかりだ。

 

「……先生」

 

 ノアが私を見つめた。

 

「歯が当たったら、ごめんなさい」

 

 鈴口でリップ音が立ち、唾液でぬらぬら光る肉茎が、少女の口に飲み込まれる。本人の言葉通り、歯が当たってしまわないよう、唇でくるみながら。

 

「ん……はも……っ……♡」

 

 苦しそうに鼻で呼吸しつつ、ノアは少しずつ頭を沈めていく。ユウカに引き続き、ノアにまでフェラチオをさせてしまった。いくら自発的にノアが動いたとはいえ、私はそれを止めることができたはずだし、止めなければならなかったはずだ。だが……快楽を求めた情けないオスを、ノアは咎めることもなく受け入れていく。

 

 "ちゅぽっ……ちゅぷ……♡"

 

 ノアの口腔は熱かった。ねっとりした粘膜が、柔らかく、優しく、力強く、ペニスを包んでくる。シミのない綺麗な顔に、陰毛がじゃれついている。

 

 亀頭を咥えているだけだったノアは、ゆっくりと竿を飲み込んでいき――やがて根元まで咥えこんでしまった。異物感に彼女の喉元がヒクついている。

 

「んっぶ……っぐ……っぢゅ、ちゅぼ……」

 

 品の良いノアが、顎関節が外れないか心配になるほど、口を大きく開いている。そうして口いっぱいに男を頬張ったノアは、小さな舌を亀頭に絡みつかせ、頭を前後させる。嚥下できずに溜まっていく唾液が、頬の内側でくぐもった水音を立てていた。

 

 "ぐぷっ、ぐぷ……♡ くちゅ、くぽっ♡ くぽ♡"

 

 意地悪にも私の逃げ道を塞いでコトに及んだノアだったが、その奉仕は健気だ。喉奥につかえて咽そうになっても、私を咥えこんだまま離さない。つい撫でてあげたくなって、前髪を指でめくり、額をくるくるとくすぐる。構ってもらったのを喜ぶように、ノアは目を弓なりにして笑った。

 

「ぢゅ……ん……っぷは……♡」

 

 息継ぎしたくなったのか、ノアが口を離した。引きずり出される寸前にちゅうっと吸い付かれ、腰が浮きそうになった。可憐な唇の端には縮れた陰毛がこびりつき、鈴口の先端と唇を粘液の糸が繋いでいる。

 

「ふふ……先生、とってもカチカチですね♡ 気持ちいいですか?」

 

 舌先で裏筋をくすぐりながら、ノアが言った。最も敏感な所を刺激されて先走りが玉になると、尿道の中身ごと唇に啜り取られる。そのまま、竿の中程まで、もぐもぐしながら飲み込まれる。唾液を絡めてねっとりと吸い付かれ、いよいよもって限界が近づいてきた。

 

「ふ……はむ……んぅ♡ れりゅ♡ んちゅ、ちゅぶぶ……っ♡」

「ノア……ノア、いい?」

 

 射精を催促するように吸われて、導火線が焦げ落ちていく。

 

 "ぐぽっ♡ ちゅぶっ♡ ぶぽっ♡ くぷっ♡ ぢゅるる♡"

 

「お口に出ちゃうよっ、ダメだったら、ちゃんとお口を離して……ぅ……イキそ……っ」

 

 ノアはこくんと頷いて――私を深く咥えこんだ。

 

「……イく……っ!」

 

 "びゅぶっ♡ ……どく……どくっ……♡"

 

 込み上げた劣情を、溢れ出すまま、ノアの口に注ぎ込む。ペニスがぶるんと胴を振り、精嚢が強く収縮して、力強く白濁液を放っていく。私はただ天井を仰ぎ、身を焼くような奔流に意識を浸していた。

 

「ぶ……っぐ! こふ……ふ~……ふ~……」

 

 ノアは咽こんだが、私の吐き出したものをこぼさないように口の奥で受け止めた。とろりとろりと鈴口から垂れる残滓を啜られて、ペニスがのたうち回る。ごぐ、ごぐっ、と濁った嚥下音がしてから、ノアはようやく顔を離した。

 

「ぁ……っふ、ぅ……んぇ……」

 

 ノアは口を開いて、舌を差し出した。劣情の跡が残っている。確かに先生はここに射精したのですよ、生徒の口に排泄したのですよ、と私に確認を取らせていた。

 

「……っ、こく……んぐ……っ」

 

 モゴモゴと頬を蠢かせてから、ノアは口をまた開けて、再び舌を見せた。口内にぶちまけた絶頂汁は、一滴たりとも残っていない。ただ舌の上で粘っこい唾液が糸を引いているだけだ。ノアの喉が上下して、彼女の胃袋へ、私の催した欲望が送り込まれていく。

 

「ふふ、これで、先生の味も……覚えちゃいました♡」

 

 愛おしげに鳩尾を擦るノアは、うっとりと目を細めていた。徐々に角度を下げる男根にまだ残滓がこびりついているのを目にすると、ノアは吸い寄せられるように口を開けて、また私を頬張った。

 

「ん、んっ♡ ぢゅる♡ ぐぷっ♡ ん……ん~♡ じゅる、ちゅうっ……♡」

 

 先端から根元まで、ノアの口が拭っていく。カリ首のくびれ目まで丁寧に舐め取られ、亀頭の裏筋と鈴口を何度もキスが往復した。

 

 ――あぁ、ヤバい……射精したばかりなのに……!

 

 狭い粘膜で竿を扱かれる快感に、海綿体が再び張り詰めて、ムクムクとノアの口内で硬さを取り戻す。

 

「んむ……♡ サプリの効果ですね♡ 一度果てたのに、刺激を与えたらすぐ元気に――」

 

 血管の膨らんだ幹を手で扱き、ノアが口角を上げた。彼女は、こうなることが分かっていたかのようだった。ぷにっとした頬を竿に擦りつけ、裏筋を指先でくすぐっては、ぱくりと咥えた亀頭を唇で甘噛みしてくる。

 

計算通り(・・・・)完璧(・・)♡」

 

 なんて親友の口癖を真似ては、ノアは挑発的にペニスと戯れた。根元まで咥えこんだり、皮膚と粘膜の境目を唇で扱いたりしていた彼女だが、やがて何かを思いついたように、頬を緩めた。

 

 

「せっかくですから、こういうのも……♡」

 

 ノアは前のめりになっていた体を起こし、純潔を象徴するような白いアウタージャケットを脱ぎ、畳んで足元に置いた。生脚剥き出しのユウカに対し、足もタイツで覆って生肌を晒さないノアが、セミナー制服のジャケットのボタンを一つ一つと外していく。

 

 ノアがジャケットを脱ぐと、パツンと張り詰めて苦しそうなシャツが姿を現した。カッチリした制服のシルエットを曲線的に歪める大きなバストはドンと突き出し、ネクタイの終端が切り立った乳崖にしがみついてぷらぷら尻尾を振っている。体を反らしたらボタンが千切れそうな丸々した実りに対してウエストはキュッとくびれ、互いの高低差を強調しあう。

 

「うふふ……思ったより、恥ずかしいですね……♡」

 

 照れ笑いを浮かべ、ノアが頬を赤らめる。ネクタイを外すのかと思いきや、横に除けただけ。膨らみの頂点ではちきれそうになっているボタンを一つ二つと外し、隙間(・・)が開いた。雪を思わせる透明感のある肌が、互いの居場所を主張しあっておしくらまんじゅうをしている。シャツに空いた()から、今にもとろっと零れ落ちてしまいそうだ。

 

 私は反射的に下着の柄を思い描いてしまったが、その淫らな予想に反して、下着らしきものは見えなかった。まさか。私の疑問は一瞬で解けた。縫製の乱れそうなほど張ったシャツの表面に、うっすらと小さな影ができている。

 

「こうして差し上げようと思っていたので、今日は着けてないんです♡」

 

 覗き窓の奥には、柔らかそうな女の肉が、みちっみちっと詰まっている。ノーブラの生乳が、キツそうなシャツに閉じ込められている。肌を見せないノアが最も見せなさそうな部分を垣間見せて、脚の間に割り込んできた。蠱惑的な乳白色の塊が、じわじわ迫ってくる。ノアに快感を覚え込まされたペニスは、己の体格に対して大きすぎる捕食者を前に、震えていた。それは、恐れか、期待か。

 

「硬いものは柔らかいものに弱いと、とある資料で目にしました。ふふっ♡ 私の体で、一番柔らかい所といったら、やはりここですから……♡」

 

 私を煽るように胸を持ち上げて、ゆっさゆっさと揺らすノア。シャツの下の肉が波打っているのが、布地越しにも分かった。生塩ノアのセックスアピールは、脳天にバットを振り下ろされたような衝撃だった。胸よりもっと別の所にフェチズムを抱くはずの私は、シャツに開いた穴の奥に引きずり込まれる予感に、腰を震わせた。

 

「失礼します、先生……えいっ♡」

 

 仄暗い影の向こうに、ずぶずぶと亀頭が呑み込まれていく。ペニスが埋まっていく感覚に、思わず声が出そうになり、慌てて喉を閉じた。目敏いノアは悪戯っぽく笑みを浮かべ、体重をかけて、ゆっくりと乳房を押し込んでくる。

 

 "みちっ……♡ ずにゅぅっ……♡"

 

 敏感な性器で感じる乳脂肪の柔らかさは、私の想像を超えていた。籠った体温は熱いぐらいで、ぷにぷにの弾力が四方八方から押し寄せる。そしてじりじりと食べられていき、とうとう根元まで、縦パイズリに囚われてしまった。じっとり湿った吐息を吐いて、ノアがもたれかかってきた。

 

「はぁ……先生のここ、お口に含んだ時より熱いです……♡」

 

 ノアはうっとりと目を細め、隠匿した亀頭を乳肉で捏ね回している。竿も根元まで余さず乳肉に包まれている。ノアの普段の態度通りのふっくら柔らかな触感はどこまでも優しく、それでいて、もちもちの肌が陰茎の段差にぴったりと吸い付いてくる。ノアが体を前後に揺する度に、シャツの中に詰まった幸せが私を堕とそうと咀嚼する。

 

「……これで、できている、でしょうか……♡」

「あっ……こ、これ……やば……っ」

「あら? 何だか不慣れな反応ですね。ユウカちゃんに、してもらってないんですか?」

「頼んだ、ことは……ないっ、よ……」

「……ふふ、ふふふっ……♡」

 

 ノアは唇をきりっと結び直そうとしていたが、締める度に緩んでしまっていた。

 

「いけませんね、優越感を覚えてしまうなんて。この気持ちは、しまっておかないと……♡」

 

 "むぎゅううっっ♡"

 

 自分の感情を律するように呟くと、ノアは両手で膨らみを潰し、乳圧を強めてきた。既に超満員の電車に、駆け込み乗車が何人も押し入ってくる。そんな圧力にペニスが押されて、悲鳴の代わりに先走りがドクンと弾けた。

 

「あぁッ……!」

 

 衣擦れの音を立てながら、ノアは左右に胸を捻り、前後運動に変化をつけてくる。浅い息をはっはっと吐きながら、じっとこちらの様子を窺っている。亀頭を圧迫されて思わず喉を晒してしまうと、つけ入る隙とばかりに、ノアは口元を緩めて、そこを責めてきた。

 

 溺れる者が水面に顔を出すがごとく、私の剛直は酸欠になって頭を振っている――が、重たい乳脂肪に上から押さえつけられて、首を垂れたまま。一往復毎に、じわじわと、追い詰められていく。もう私の方も我慢ならなくなって、ノアに合わせて腰を揺すっていた。水っぽい音と共に、弓が引き絞られていく。

 

 "ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡"

 

 "たぽっ♡ たぽん♡ たぽん♡"

 

「シャツの中で、いやらしい音がします♡ これは、私の汗でしょうか、それとも、先生のおツユでしょうか♡ あ……ん……♡ 擦れて、気持ちいいです♡ 硬くて、逞しい……♡」

 

 もぐ、もぐ、もぐ。もちもちの乳肉が、ヌルヌルのペニスを味わっている。

 

 見下ろしているのは私だ。

 だが、ノアが私に奉仕しているのか、私がノアに捕食されているのか、分からなくなってきた。

 

「……あ、あっ♡ んうぅ……♡」

 

 ノアはペニスの全長をズリ穴に飲み込むと、時折グリグリと膨らみの頂点を押し付けてくる。シャツ越しに微かなコリコリした粒を感じる。そこが擦れるとノアは声を漏らした。性感を思わせる、甘い声を。

 

「ん……んっ……ん♡ っはぁ……先っぽが、胸板に当たるの……ドキドキします……♡」

 

 ズリ穴の奥深く、微かな壁に接触すると、鼓動が伝わってくる気がした。乳腺に溜まった母性の塊がその鼓動を増幅し、亀頭を通じて、私の体にも響いてくる。ノアもまた、清楚な顔立ちを紅潮させて興奮し、呼吸を荒げていた。腰を浮かせ、長い髪をさらさら揺らして、深くペニスを挟み込もうとする。先走りをローションにして、乳肉に埋もれた剛直を扱き上げ、早く早くと絶頂を促してくる。

 

「っ……ノア……」

「あっ♡ そのお顔……もう限界ですか?」

「う……うん……」

「いいですよ♡ 先生の表情を、じっくり、観察させてもらいます♡ どうぞ、乳内(ここ)に……♡」

 

 前のめりにもたれかかり、ノアは乳房をぎゅっと寄せた。シャツの中の淫肉空間はいっそう狭くなり、ペニスが乳肉に押し潰される。乳圧が高まったことで竿にずしっと重みがかかり、挿入感はより深くなっていった。根元から先端までずりゅっずりゅっと扱かれて、睾丸が射精に備えて持ち上がっていく。

 

 "たぱっ♡ たぱっ♡ たぱっ♡"

 

 "ぷぢゅ♡ ぬちょっ♡ ぢゅぽっ♡"

 

 本能が体の主導権を奪い取った。華奢な肩を掴み、腰を叩きつける。豊かな包容力は乱暴なピストンも優しく受け止めてくれた。ヌメった肌が吸い付き、粘膜へしゃぶりつく。種付けの瞬間目掛けて浅ましく腰を振る私を、ノアは笑みを浮かべてじっと見つめていた。

 

「あぁっ……出る……」

 

 "どぶゅるるっ……♡"

 

 "びゅぶ、ぶぢゅ……♡"

 

 情けない声と共に、雪崩が起こった。気が付けば私は、ノアの肩を強く抱き寄せ、乳肉の穴へ深々とペニスを突き立てて、精液を注ぎ込んでいた。乳内に拘束されたままペニスが暴れ、白濁液を吐き出していく。腰を振って達したからか、得も言われぬ達成感のようなオーガズムが込み上げて、止まない大波が繰り返し繰り返し訪れる。

 

「っっうぅ……あ……」

「……ふふふっ……気持ちよさそう♡ 先生、覚えましたよ♡ お口や胸でしてあげるやり方も、先生がイッちゃった時に、どんな表情をするのかも……♡」

 

 ノアは得意気だった。

 

 "ぬぽぉっ……♡"

 

 穴に打ち込んだ杭が引き抜かれる。まだ震える亀頭の先端からは白い粘糸が太く伸び、汗ばんだ谷間の奥に向かって橋を架けていた。

 

 ノアは胸元のボタンを更に一つ開けてから、シャツを開いた。むわっ……♡ と湯気が立ちそうなほど蒸れた谷間から青臭さが立ち上る。糊のようにべっとりした粘液が、ノアの肌を汚している。

 

 こってりぶちまけたザーメンはあまりに粘度が高く、垂れ落ちてくることもなく胸元に張り付いている。ノアは左右の肉を寄せて劣情の跡を混ぜ合わせて泡立て、白魚のように綺麗な指で掬い上げる。指の間で粘つかせて、糸を引く様を私に見せつけてから……

 

「はむ……ん……♡」

 

 はしたなく指をしゃぶり、わざと音を立てて飲み下した。白く汚された胸元を見下ろして口角を上げ、上目遣いで誘うように私を見つめるノア。自分のカラダで二度も男を搾り取った自信が、余裕のある態度に表れている。

 

「蓄えた知識の実践……」

 

 徐に立ち上がり、靴を脱いで、ノアはスカートに手を差し入れた。黒いタイツがするすると下りていき、眩しい生脚が露になる。そして、若干の躊躇の末、スカートの襞の根元から、薄紫の高そうなショーツが、太腿の間を通っていく。

 

 裏地は色濃くなっていた。

 

「先生、いいですか? 火照って、湿って、疼いているんです……」

 

 じゅわ……と濡れた瞳が、私を見据えた。

 ノアは興奮して、恐らく濡らしている(・・・・・・)

 

 だけど――

 

「ごめん、ノア」

「えっ――――」

「……興味があるのは、そっちじゃないんだ」

「どういう……ことですか?」

 

 自信に満ちた笑みが、さぁっと引いていった。

 

 

 * * * * *

 

 

「そ、そんなことを……」

 

 衣服を直しながら、私はユウカとの遍歴をノアに聞かせた。ノアにも性知識があるのは先程の奉仕でよく思い知っていたが、肛門に偏愛する嗜好には思い至らなかったようだ。ノアは、戸惑いに目を白黒させていた。

 

 可哀想なノア。彼女は毒沼に踏み込んでしまった。ある種ピュアな性知識を汚されたことも、きっと彼女の優れた記憶力なら心に刻んでしまうのだろう。だけど、距離を取らせるなら、「こんなはずじゃなかった」を未然に防ぐなら、今しかないのも確かだった。

 

「…………っ」

 

 ノアは私の話を聞き終えると、息を詰まらせていた。「追い詰める」となったら容赦ないが、ノアは温和な子だ。私に抱いた失望や軽蔑を表に出すのを躊躇しているのかもしれない。だけど、あろうことか、私は――

 

 ノアの見せた弱気に、劣情を催しかけていた。

 

 その時。

 

『ロックを解除します』

 

 電子音声が流れ、ドアが開いた。

 

「ノアっ! どういうことなの、これはっ」

「あぁ、ユウカちゃん……やっぱり開けられてしまいましたね」

 

 腕時計を確認すると、ユウカが来室する時刻だった。開いたままの胸元を、咄嗟にノアは腕で隠した。

 

「私を呼び出したのに電子ロックをかけてるなんて。しかもパスワードが私の誕生日なんて安直過ぎるでしょ!」

「ふふっ、すぐ解いちゃうなんて、さすがユウカちゃんですね」

「……ノア?」

 

 ユウカが異変に気付くのはすぐだった。背を向けて座り込んだままの親友。床に脱ぎ捨てられた二枚のジャケット。畳んだジャケットの上にはタイツと、隠しきれない精臭。

 

「干渉したのは私からです。先生が逃げられないように追い詰めて、半ば無理矢理に」

「だからってこんなの……うぅ、でもノアだったら……いや、ノアでも……」

 

 揺らぐ言葉に、二重の感情が乗っている。一瞬私を睨んでから、ユウカは頭を抱えてしまった。そんなユウカに近寄り、肩に手を乗せる。

 

「ノアに見せてあげよう」

「ええっ!? み、みみ、見せるって、あの」

「ユウカは、私を受け入れてくれたからね」

「……あ……♡」

 

 抱き寄せた瞬間こそ身じろぎしていたユウカだったが、背中と腰を撫で、ミニ丈のスカート越しにお尻の肉を鷲掴みにすると、びくんと震えて、たちまち大人しくなってしまった。

 

「ノア、もしも辛かったら、いつでも出ていいからね。でも、目の前で起こることを視界に入れる勇気があるなら――ユウカと一緒に、ベッドにおいで」

 

 弾力豊かな内腿を撫でながら、ユウカの体に刻まれた興奮を呼び起こす。健気にも私のアブノーマルな欲求の全てを受け止めてきたユウカ。少し股を触ってやると条件反射でスイッチが入って、彼女は腰をくねらせるようになっていた。

 

「っ……やぁ、ノアに、見られちゃうなんて……♡」

「そう言いながら、お尻が震えてるよ、ユウカ」

「せっ、先生が触るからですっ!」

「ユウカが触りたくなるお尻をしてるからだよ、ムチムチした太腿もね」

「……そんな言い方、ずるいっ……♡」

 

 おずおずとベッドサイドに腰かけたノアに、ユウカの背を向けさせる。どこを見せるつもりなのか、言うまでもない。枕元の引き出しから、ローションのボトルと、幾つかのアナルグッズを取り出し、ユウカの見える所へ落とした。

 

 ユウカは、幼子が抱っこしてもらうみたいにしがみついてきた。私の肩に顎を乗せて、ノアからも私からも、顔を隠している。だが、まさしくこんな体勢は「頭隠して尻隠さず」であり、文字通りお尻がノアの方へ丸出しになってしまう格好だ。

 

「今日のパンツもセクシーだね」

 

 スカートを外し、レースの黒ショーツを引き下ろしながら囁く。「言わないで下さい」と口答えする声は蚊の鳴くようで、顔を真っ赤にしているであろうことが見なくても分かってしまう。親友の前でセックス――それも明確な意図がなければなされない肛門での――をしてしまうのは、耐え難いほどに恥ずかしいのだろう。だけど、そんなユウカの姿は、私の嗜虐心をそそるばかりだった。

 

「……っ……♡」

 

 ぺちぺちと軽く尻たぶをタップして、ローションを垂らす。可愛らしい菊門に直接当たるようにしてやると、冷たさにユウカは尻を跳ねさせる。ノアに粘着音が聞こえるように、潤滑液を塗り広げた。ユウカは今日も前貼りを着けていて、「使う穴は後ろだけ」と意思表明してくれている。

 

「ん、ん、んっ……♡」

 

 本数を数えるように、皺をなぞる。窄まりの中心をトントンしてやるだけで、もうユウカは声を漏らしてしまう。ノアを意識しているからか、私にしがみつく腕が、痛いぐらいに体を締め付けてくる。

 

「恥ずかしいの?」

「恥ずかしいに決まってるじゃないですか……!」

「今日は中止にする?」

「…………」

 

 小声で囁く私に、ユウカは無言で首を振った。

 

「可愛いよ、ユウカ」

「ひあァっ♡」

 

 肌にローションが馴染んだ頃合いを見計らって、指を沈める。予想に反してスルッと第一関節まで入り込んでしまった。

 

「おや、穴が柔らかくほぐれてるね。どうしたの?」

 

 つぷっつぷっと指先を浅く出し入れしながら、ユウカに尋ねる。

 

「っふ……♡ あは、んうぅっ……♡」

「いじってたの?」

「や♡ あっ、ちが……♡」

「自分でも開発したくなっちゃったんだ?」

「そっ♡ そんな、はれんちな、こと、しないっ♡ しません、からっ♡」

「いいんだよ。勉強熱心なユウカは偉いね」

 

 ユウカは否定したがっていたが、私が投げかけたのは質問ではなく確認だ。直腸を洗った後、その場でアナニーを始めてしまったのだろう。そうでなければ、ここまで簡単に受け入れてくれるはずがない。

 

 真面目で気が強いユウカが、興奮して、我慢できなくなって、自分の指で排泄器官を慰めてしまうなんて。初めての時はあんなに嫌悪感を露にしていたのに、今はもう、肛門快楽の虜になっている。

 

 たまらなかった。

 

 ノアの奉仕で二度も射精したのに、もう私はいきり立ち、スラックスの中で暴れる剛直をユウカのお腹に押し付けていた。

 

「ああっ♡ ん、はあぁぁ……♡ 太ぉ……♡」

 

 "にゅぽ♡ にゅぽっ♡ ぬぷ、ぬぷっ♡"

 

 ユウカのアナルは既にこなれており、中指と薬指が根元まで引きずり込まれた。肛門括約筋を扱くように指を出し入れしていると、排泄感の気持ちよさから逃げるように、ユウカは尻を持ち上げて悶える。蕩かされていく理性とは裏腹に、穴をきゅうきゅう締め付けて体は悦んでいる。

 

 ノアの様子はどうだろうか。ユウカの肩越しに視線を送ると、目が合った。口元を手で隠し、怯えを含んだ瞳孔が委縮している。だが、ぐちゅぐちゅと淫らな水音を立てる現場を、ちらり、ちらりと見ている。親友のはしたない声がボリュームを上げるにつれて、青白い頬に赤みがさしていく。ユウカは痴態を見られて昂っているが、痴態を見せつけられて、ノアも昂りを覚えつつある。ユウカが可愛らしく喘げば喘ぐほど、ノアは視線を外せなくなっていく。

 

 もう少し頑張ってもらおう。

 

「ユウカのお気に入りで遊ぼうか」

 

 指を引き抜き、ユウカの耳元に囁く。

 

「……うぅ……」

 

 四連ビーズ付きのアナルプラグを、後ろのお口にあてがった。

 

 先端から徐々に太くなる、初心者には危険なシロモノだ。明かりを反射してヌラヌラ黒光りする弓なりの形状は禍々しい。さらに、四つのビーズにはハニーディッパーを思わせる螺旋ヒダや攻撃的なイボが生えて不規則な凹凸を形成し、一玉通り過ぎる度にこれが肛門粘膜をゴリゴリ引っ掻く。くびれ部分の段差も激しく、一瞬の安らぎを与えておいて、複合刺激の威力を倍増させる凶悪仕様だ。

 

 ユウカは、これが大好きなのだ。

 

「や……や……だめ……♡ そ、それはっ♡ だめっだめっ、おしり壊れちゃ――はお˝ぉっ♡♡」

 

 媚びて誘うトーンの「だめ」をしっかり聞き入れて、鬼のペニスを思わせる先端を押し込んだ。嬉しそうにユウカの肛門は螺旋ヒダの先端を飲み込み、きゅっと締め付ける。

 

「は……あ˝……っ♡」

「まだ先っぽだけだよ? ほら、残りも入っちゃう。美味しそうに食べてるよ、ほら……」

 

 "ずぶ……ずぶっずぶぶぶ……"

 

「ほ、お˝おっ♡ ん˝おぉぉぉぉっ♡♡」

 

 可愛らしく喘いでいたユウカが、獣じみた声をあげる。まだ半分しか入っていない。徐々に太くなっていくプラグには、長さもある。それを、ゆっくりと押し込んでいく。ユウカに味わわせるように。ノアに見せつけるように。

 

 "ぐぶっ……みちっ……"

 

 やがて一番太い部分が通過する瞬間、めりっ、と肉環が大きく広がった。目一杯まで伸びた肛門は遂に根元まで頬張り、ストッパーも兼ねたくびれを通り過ぎて、きゅうっと閉じようとする。

 

「ううううっっ、う……♡ い˝ぎぁっ♡♡」

 

 "ぬぢゅんっっ♡♡"

 

 ユウカがびくっと体を跳ねさせた拍子に腰を突き出し、その動きで、腸壁深くまでビーズを押し込んでしまった。

 

「っオ˝……♡ お˝おぉ、お˝……♡」

 

 深々と一気に貫かれ、出っ張りに粘膜を一斉に責められ……ユウカは挿入しただけで早くもアナルアクメを極めてしまった。くたっと力が抜けて、私に体重がかかる。息を荒げて絶頂の余韻に浸る彼女は、無意識に尻を痙攣させ、肛門を収縮させていた。

 

「ねぇユウカ、分かってるよね?」

「は、ひ……っ……♡」

 

 入れたら抜く。挿入時よりも抜去時の方が刺激は強い。込み上げる排泄感と恥辱が、更なる快感をもたらす。シリコンのイボやヒダが腸壁に食い込み、ゾリゾリと引っ掻く。それを予感したユウカは、お化け屋敷に入るのを怖がる子どもみたいに、しがみついて甘えてきた。そんな彼女の頭を撫でてあやしてやりながら――

 

 私はプラグを引っ張った。

 

 "ぬ˝ぽんっ♡"

 

「ひぎいぃっっ♡♡」

 

 火照ったエクスタシーが冷めきらないよう、ビーズ一つ分だけ引き抜く。

 

 "にゅぶっ♡ ぐぼっ♡ ごちゅ♡ ぐぶぶぶっ♡"

 

「ほう˝っ♡ あっ、ぐ、う˝、お♡ あ˝あっ、あ、あっ、あっ♡」

 

 一番太い所を、出したり、入れたり。

 イボで舐め回すように、ビーズを回したり。

 

 ユウカは面白いようにお尻を跳ねさせて悶絶する。ぐぽっ、ぐぽっ、と空気を含んだ音が漏れ聞こえてきた。

 

 "ぢゅっぽ♡ぢゅっぽ♡ ぢゅっぽ♡ ぢゅっぽ♡ ぢゅっぽ♡ "

 

 ビーズが出入りする度に、排泄感がユウカを苛む。排泄器官でよがる所を、親友に見られてしまう。気持ちいいのを我慢できず、はしたなくて汚い本気のよがり声も聞かれてしまう。

 

「あううぅぅ……♡ せ、せんせ、だめ♡ だめぇ……♡」

「ダメなの? 気持ちよくない?」

「う˝、っ、う……え˝うぅ……♡」

 

 ノーと言えるはずがない。

 背を起こしたユウカの顔はもう真っ赤だ。

 

 恥ずかしくてたまらない。

 気持ちよくてたまらない。

 恥ずかしいからもう止めてほしい。

 気持ちいいからもっとしてほしい。

 

 そんな葛藤が、青い瞳の中でグルグル渦巻いている。そんなまごつくユウカを見ていると、もっと虐めたくなってしまう。抜けそうになる所まで引き抜き、ねちっこく押し込む。くびれと膨らみの段差に忙しなく肛門は開け閉めを繰り返し、その度にユウカは濁った声を漏らす。

 

 入口から出口までの道程をじっくり味わい、少しずつ、出し入れのペースを上げていく。

 

 "ずぶっ♡ ぶちゅっ♡ ぬちゅっ♡ ぬちゅっ♡"

 

 粘っこい水音を立てながら、追い詰める。

 

「お˝、お˝おっ♡♡ おン˝ッ♡ ん˝んっ、ほおぉ、お˝……♡」

 

 ユウカは身をくねくねと捩らせ、体を小刻みに震わせ始めた。軽イキを何度もしているようだが、限界が近いようだ。切羽詰まった吐息が間隔を狭めていく。

 

「ユウカ、イキそう?」

「は、い……♡」

「オモチャでお尻の穴をイジめられてイキそうなんだ?」

「そ……で、す……♡」

「アナルで気持ちよくなるのは好き?」

「……しゅきぃ……♡」

 

 感度の高まり切った肛門をイボでゴリゴリ引っ掻かれ続け、ユウカの理性はだいぶ蕩けてきた。こうなった時のユウカは少し幼くて、快感にとても素直だ。

 

 「ノアに見られてるよ」

 

 と伝えても、

 

 「いいです……♡」

 

 と目の前の気持ちよさに夢中になる始末だ。

 

「じゃあ、ユウカが大好きなのをしてあげるね」

「あ……♡ お、っご……♡」

 

 "ごぢゅっ……♡"

 

 デコボコのビーズを深々と捩じ込んだ。そうして、中でぐるぐる回して、凹凸で腸壁を掻き回してから、「3,2,1」と囁き、ユウカの期待を揺さぶる。そして――

 

 ――ゼロっ。

 

 一気に引き抜いた。

 

 "ずぬるるるっ♡"

 

 モコッと肛門が盛り上がり、鬼のペニスが排泄されていく。

 

 "じゅぼ♡ じゅぼっ♡ じゅぼっ♡ ちゅぽんっ♡"

 

「ん˝お˝おぉぉぉお~~~~~っっ♡♡」

 

 大きく目を見開いて、ユウカは舌を突き出した。後ろに倒れてしまいそうなほどに仰け反り、白い喉を曝け出す。

 

「い、イ˝っ♡ イ……イッ……♡ んへ……お、ほぉ……♡」

 

 一瞬の間に膨大な刺激を与えられ、尻穴絶頂の大波が遅れて押し寄せてきているようだ。腸液とローションの混合物を穴から垂れ流し、焦点の合わない瞳で虚空を見つめている。ぐしょ濡れのアナルプラグがシーツに染みを作り始めても、ユウカは絶頂の余韻から抜け出せずにいた。

 

 しかし、これで終わりではない。

 

 もう一刻も早くペニスを突き入れたくて、ベルトが千切れてしまいそうだ。ユウカを抱えたままどうにか膝までスラックスを下ろし、騎乗位か対面座位か曖昧な体位で、ポジションを探る。

 

 私がペニスを露出すると、傍観するノアの視線がそこに引き寄せられた。彼女は結局、一瞬たりとも余所見をせず、乱れた胸元もそのままに、肩を上下させている。

 

「ユウカ、私も、もう我慢できないから……入れるねっ……」

「あっ♡ あ……♡」

 

 先走りでドロドロのペニスを、菊門にあてがう。私が押し込むよりも先にユウカがお尻を押し付けてきて、挿入を急かされた。

 

 

 "ずにゅ♡ ぬぷぷぷっ……♡"

 

「ン……ン……ン~~~~~~っ♡♡」

 

 貪欲な菊門は、すんなりと陰茎を飲み込んだ。ユウカの直腸は熱く潤み、待ち兼ねた御馳走に大喜びで絡みついてくる。情感の籠った熱い吐息を漏らし、ユウカは括約筋で私を締め付けてきた。私も私で、擦りつけたくてたまらなくなり、ぷりぷりしたお尻を抱えて揺らし始めた。

 

 "ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ"

 

 ユウカの体重がかかり、肉を打つ音が響く。長い髪がふわりふわりと宙を漂う度に、スペアミントの爽やかな香りが鼻腔を満たす。絶頂したばかりのユウカのアナルはトロトロになっていて、どこもかしこも敏感になってしまった彼女は、一突きするごとに腸内をざわめかせている。私に合わせて最適化された尻穴は絶品だった。

 

「ユ、ユウカちゃん……」

 

 よがり声をあげるユウカを、羨ましそうにノアが見つめていた。スカートの裾を指先でいじり、合わせた太腿を微かに擦り合わせている。淫らな光景を見せ続けられて、ノアも雰囲気に酔い始めているみたいだった。こちらに呼んであげたくなったが、対面座位でモゾモゾ動き続けるユウカが、離してくれそうにない。

 

「あ、あっ♡ ああっ♡ せんせい、せんせいっ♡ せんせいのおちんちんあついっ♡ あつい……♡」

 

 "ぱちゅ♡ ぱちゅっ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅっ♡"

 

「いれるの、もっ、だすのもっ、きもちいいっ♡ おしり……おひりっ……♡」

 

 排泄孔でペニスを頬張りながら、ユウカは夢心地で呂律が回らなくなっている。本来の用途でない穴でのセックスに、品行方正な彼女はすっかりハマってしまった。今ではお尻で絶頂するのが当たり前だと常識を書き換えられ、どんどん絶頂しやすくもなっている。

 

「あ……イ、イくっ……♡ もうイく……んっ、ん˝ぉ……っ♡♡」

 

 大きくグラインドして抜き差ししていたら、早速ユウカは達してしまった。内股が力んでお尻がぶるぶる震え、ヘイローがチカチカするから、ユウカがイッたのは黙っていても分かってしまう。

 

「もうイッちゃったんだ? ふふっ、お尻気持ちいいね」

「はっ……ふぁい、おひり、しゅきでふ……♡」

 

 トロ顔になったユウカが、気の抜けた笑みをこぼした。

 

 私の性癖を受け止めてくれるどころか、一緒に好きになってくれる。始める前は口答えをしていても、いざ始まってしまえば、ケツ穴でよがり狂って素直になってしまう。可愛くて仕方がなかった。私はユウカを溺愛していると言ってもいい。

 

 もっと欲しい。

 

 私はユウカのお尻を鷲掴みにして、腰を突き上げた。

 

 "にゅく♡ ぬむっ♡ ぬこっ♡ にゅっぷ♡"

 

 亀頭のエラで入口を抉り――

 

 "ぐぽっ♡ ぐぽ♡ ぐぷ♡ ぎゅぽっ♡"

 

 ぬめりに任せて竿を潜らせて――

 

 "どちゅっ♡ どちゅ♡ どちゅっ♡"

 

 根元まで突き入れて、奥を抉る。

 

「お˝っ♡♡ あ˝はぁ~~♡ いっ、おっ、ん˝おぉ♡ ほおっ、お˝ォ……♡」

 

 突き上げた衝撃で内臓が浮き上がり、ユウカの喘ぎ声が低く濁っていく。下品な声が、快感の深さを伝えてくる。息苦しそうにしているが、ユウカは「もっとして」と腰をくねらせて求めてくる。腸液とローションが混ざった粘液が泡立ち、ペニスが出入りする度にユウカの股を濡らしていく。

 

 性器として開発されきったユウカの尻穴は、絶頂時の反射から戻ってこられず、括約筋が締まりっぱなしだ。ヒクつく度にペニスへ吸い付き、私の射精をねだっている。

 

 この極上の肉穴に、私は何度も欲望を満たしてもらった。何度も気兼ねなく子種を注ぎ込んできた。

 

 そして今も、その瞬間が近づいている。

 

「っひ♡ ン˝ぉ……♡ っほォ♡ へっ……♡ へっ……♡ い˝♡ イぎっぱなし、ぃ……♡♡ きもちい……♡」

 

 肛門の狭い括約筋が、ペニスを根元からギチギチと搾ってくる。腸壁が波打って、媚びるようにうねうねと絡みついてくる。一度込み上げたら火が点くまではあっという間で、お腹の奥から熱いものがせり上がってきた。我慢して堰き止めようという気にはならず、ユウカのお尻を揺らしながら、夢中で腰を振る。

 

 近づきつつある終わりを、ノアが息を呑んで見つめていた。

 

「ユウカ……いい? 出すよっ……」

「っっ♡♡ あ˝っ♡ だして、ぐださっ……♡ 尻穴射精(なかだし)っ♡ 尻穴射精(なかだし)っ♡♡」

 

 "ぶぢゅ♡ ぐぢょっ♡ ぼぢゅっ♡ ぼぢゅん♡"

 

 キュッと窄まったアナルの奥へ引きずり込まれる。その動きに身を任せて、一気に解き放つ。

 

「ッ♡♡ ア˝……♡ あ˝おおぉぉ~~~~~♡♡」

 

 勢いよく精液が噴き出して、ユウカの直腸に注がれていく。熱い奔流に腸壁を焼かれ、ユウカは大きく体を仰け反らせた。押し寄せた大波に揺られているのか、舌をしまえないまま痙攣を続けている。

 

 吐精は長く続き、その間もずっと、ユウカは私を締め付けて、私を搾り取ってきた。やがて出し切った後もユウカはぐいぐいお尻を押し付けてきて、最後の一滴まで貪欲に飲み干そうとしてくる。

 

 冷めやらない興奮は下の口だけに留まらなかった。おでこをぶつけるような勢いで、ユウカは唇を重ねてきた。ぷるぷるの雲吞みたいな感触が触れたのも束の間、すぐさま舌が侵略を試みて、口腔を割り開かれる。

 

「ん、ふ……♡ ひぇんへぇ、しゅき……♡ ん、くちゅ♡ はむ♡ ふ、んふぅぅ……♡」

 

 キスをしながら、ユウカは私の体をぐいぐい押してくる。このまま騎乗位に移行するつもりなのかもしれないが、背後のノアのことをすっかり忘れている。

 

「ま、待ってユウカ」

「や……も、もう一回……♡ まだしたいです……♡」

 

 腰をヘコへコ振って、ユウカが二回戦をせがんできた。

 

「そっ……そうじゃなくて、ほら、ノアが」

「……あっ……」

 

 とうとうノアは、大人しく見物していることができなくなってしまったようだ。真っ赤になった顔を俯かせ、右手をスカートの中に挿し入れていた。私とユウカの視線に気付くと、ノアは慌てて手を引き抜いた。彼女の指先はべったりと濡れていて、シーツに染みが点々としているのも発覚してしまった。

 

「……ノア、よかったら……どう?」

 

 私が手招きしてみると、ノアは目を潤ませながら、静かに頷いた。

 

 

 親友のセックスを見せつけられたノアは、いつもの落ち着きを失い、淫らに揺らいでいた。

 

「せ、先生……私……」

「ほら、ノアも脱いでっ。私ばっかり恥ずかしいのは不公平でしょっ」

「あ、あっ、ユウカちゃん……」

 

 ユウカがリードを取り、乱れていたノアの衣服が剥がされていく。

 

「……ムネでしたんだ……」

 

 谷間で乾きつつあった粘液に気付くと、ユウカはジトッとした目で私を睨んだ。

 

「先生、言ってくれれば、私がするのに……。そりゃあノアの方がムネが大きいですけど、は、挟むぐらいは私でも何とか……」

 

 ノアを脱がした所でユウカも全裸になって、これ見よがしにバストを寄せて揺らした。元々ムネにはそこまで興味を惹かれなかったのだが、すべすべもちもちのおっぱいで搾られた快感がまだ脳裏に焼き付いている。その張本人は、シャツの裏に隠れていた大きめの乳輪を晒し、ユウカにじゃれつかれて、重そうな乳肉を派手に揺らしている。

 

 裸になった二人が、ベッドの上で体を触り合っている。お互いの裸を見るのはどうも初めてらしい。こんな状況でも仲が良さそうなのは微笑ましいが、ユウカにねだられた二回戦目が私も待ち遠しくなってしまい、もうガチガチにペニスが持ち上がっていた。

 

「ユウカ」

 

 ノアと文字通り乳繰り合っているユウカの背後に寝そべり、腰を引き寄せた。

 

「……っ……♡」

 

 まだ白い滴をとぷとぷ垂れ流す排泄孔に、亀頭の先端をあてがう。

 

 "ぬも……っ♡ にゅぷぷっ……♡"

 

「あ、あ、あ……♡ お˝ぉ……っ♡」

 

 ほぐれきった括約筋は、抵抗なく剛直を飲み込んでいった。そのまま腰を押し付けて、根元まで一気に挿入する。ユウカの縦割れアナルはすっかり私の形を覚え込んでおり、ぴたっと粘膜がフィットして心地よく締め付けてくる。潰れる尻肉の柔らかさを下腹部に感じながら、ゆっくりと抽挿を始めた。

 

「は……んぁ、深ぁ……♡ あっあぁっ♡ 先生の、硬いっ……♡」

「ユウカちゃん……とっても気持ちよさそう……♡」

「ご……ごめんねっ、ノア、寂しいわよね……♡」

「いきなり太いのを挿れるのは、無理だからね。ノアはしばらく慣らさないと」

 

 ローションのボトルを手に取り、左手に伸ばし広げた。

 

「っひ……!」

 

 ユウカの体越しに、ノアの尻へ手を添える。さらさらした肌触りはしっかり火照っており、尻たぶの隙間に指を挿し入れたら、ねっとりと粘液にまみれていた。ヴァギナにはさほど惹かれないが、こんなに興奮しているのにお預けのままというのも、何だか可哀想だ。

 

「ねぇユウカ。よかったら、前の方を気持ちよくしてあげて」

「……ふふふっ、いいですね♡ さ、ノア……♡」

「あ……ユウカちゃ、あっ……♡」

 

 "くちゅ♡ くちゅっ♡ ちゅく、ちゅくっ♡"

 

 ユウカがノアの股間に手を突っ込むと、早速水音が立ち始めた。同性からの愛撫にノアは最初こそ戸惑っていたあが、すぐ親友の手淫に顔が緩んでいく。

 

「ユウカ、ちゃん、あっ♡ あっあっ♡ そこ、優しく引っ掻かれる、と……っ♡」

「あ♡ そっかぁ……♡ ノアも……Gスポットカリカリするの好きなんだ……♡ えい、えいっ♡ 日頃からかってくるお返しなんだからっ♡」

 

 私はというと、背後からユウカを犯しているので、肝心な現場はよく見えない。だが、ノアが漏らす余裕のない甘い声や、尻穴性感に荒く乱れるユウカの吐息だけでも、十分過ぎる。にゅるにゅるの肛門で剛直を扱きながら、ノアの菊門の感触を辿る。

 

「ひゃう……せっ、先生……くすぐったい、です……♡」

「くすぐったいのは、その内気持ちよさに変わるんだよ……ね、ユウカ」

 

 "どちゅ♡ ぐちゅっ♡ ごちゅ♡ ごちゅ♡ ずぶぶっ♡"

 

「ひお˝~~~~っ♡♡ せ、せんせっ、らめ……そんな、突いたら……♡」

「突いたらどうなっちゃうの?」

「ほ、ふっ♡ ん˝お、おほ……♡ かわいくない、声……でちゃう……う˝ぅ……♡」

「もういっぱい出したじゃない。私は好きだよ、ユウカの汚い喘ぎ声」

「はっ……あ˝っ♡ あっ、あ˝あぁぁ~~~♡♡」

 

 "ぐりゅっ♡ にぢゅにぢゅにぢゅにぢゅにぢゅにぢゅにぢゅっ♡"

 

「……ユウカちゃん……。お、お尻って、そんなに……?」

「そうだよ。ユウカはお尻の穴に太いのを入れるのが大好きな変態さんだからね」

「あっお˝おっ……♡ せ、せんせいが、わるいんですっ♡ お、おじりっ♡ おじり˝ばっかり、いじるから……ア˝……い、いくっ……ん˝ぎゅうぅぅ♡♡」

 

 ユウカが、もう何度目になるか分からないケツアクメを極めた。鼻先数センチで親友のイキ顔を眺めているであろうノアも、刺激的過ぎる光景にぶるっと身を震わせている。

 

「……あ、ひぅ……♡ あっ、先生、い、いや……♡」

「もしよければ、ノアも……少しずつこっちに慣れていこうね」

「や……やぁ……♡ あ、あっ♡ 変な、感じ……がっ……♡」

 

 "かり、かり、かり"

 

 ローションの染みこんだノアの菊門を、指の腹で優しく引っ掻く。

 

 "つん、つん、つん"

 

 指先を押し当ててくるくる回し、挿入は意図せず、リズミカルに押し込む。

 

「んっ♡ んうっ♡」

 

 ぴくんぴくんと逃げるようにお尻を揺らすノアが、何とも初々しくて可愛い。ノアは絶えず不慣れな嬌声をあげているが、それはユウカに前の穴を責められているからなのか、それとも――後ろの穴を触られる違和感を、快感だと認識しつつあるのか。

 

 "ぷちゅっ♡ くちゅ♡ ぬちょっ♡ くちゅくちゅくちゅっ♡"

 

「ユウカちゃんっ……♡ あっ、あっ、あっ、それ、気持ちいい、ですっ……♡」

 

 ユウカは、ノアの股間を責めながら、器用にも片方の手でノアの大粒の乳首を捏ね回している。そういえば、彼女は両利きだった。オナニーで気持ちいい弄り方を学んだことが見て取れる、慣れた手つきだった。甘い声をあげるノアが感じ入る表情の艶めかしさは煽情的だ。ユウカの中で怒張が更に硬くなってしまう。

 

「前の穴、気持ちいいわよね♡ 変態先生のせいで、私も未使用だけど……」

「変態なのはユウカの方でしょ?」

 

 "ぼぢゅっ♡ ぐっぢゅ♡ にぢゅ♡ ぐちゅぐちゅぐちゅっ♡"

 

「あ˝ッ♡ あお˝オッ♡ ご、ごめんなしゃいっ♡ あっああっ、へっヘンタイは、わたしのほうでっ♡ あひっ♡ ひぃん♡ おひりきもひいいでひゅっ♡♡」

 

 大好きな性感帯を犯されながらユウカが器用に立ち回っているのだ。私も負けていられない。吸い付くアナルに射精感が高まってきているが、構わず腰を振り続ける。

 

「あっ……あっ……♡」

 

 ノアの様子に少しずつ変化が見られた。ユウカの手が止まっている間にも甘い声を漏らすようになっていた。私の指先にぷにっと押されると、出口でしかない穴が外からの訪問者に反応した。開門を催促するように、穴の縁をなぞる。ここは入口にもなるんだよ、と、皺の中心をコリコリとマッサージしてあげる。いつも余裕を備えたノアの顔は、今や未知の感覚に戸惑い、揺らいでいた。

 

「ノア」

「あ……先生……♡」

「指先だけ、入れてみようか」

「っ……えっと……うぅ……♡」

 

 ノアの目の前では、冷徹な算術使いが、涎を垂らしてあられもない声でよがっている。アナルの開発が進むとどうなってしまうのか、ノアはそれを目の当たりにして怯えている。だが、興味を抱いているのも顔に表れていた。未知を前にすると忌避よりも好奇が先に呼び起こされてしまうのは、科学と探求の徒であるミレニアム生の性なのだろうか。

 

「や……優しく、してくださいね……?」

「ユウカみたいになるには時間がかかるからね。最初はほんの少しだけだよ」

 

 ノアが頷いたのは意外だった。

 嫌悪されても当然だったのに。

 

「力を抜いて、ノア」

「はい……あっ♡」

 

 本当は綿棒ぐらい細いものから始めるべきだが、この場にある、表面の滑らかな細いものといったら私の小指ぐらいだ。無理強いはするまい、と頭の火照りを抑えつつ、そっと窄まりの中心を押していく。

 

 "くにゅっ……♡"

 

 "つぷっ……♡"

 

「はぁ、あぁあっ……♡」

 

 ノアの出口が、入口になった瞬間だ。

 

 ほんの2センチほどだが、小指の先を受け入れたのだ。異物感にきゅっと目を閉じるノアにたまらない興奮が込み上げて、そのままユウカの直腸に精を放ちそうになってしまう。腰を止めて深く息を吸い、射精をこらえた。しかし、締まりのよいアナルの心地よさは味わっていたくて、緩めたピストンは続けた。ユウカも、ゆっくり出し入れされる感触に、恍惚として身を捩る。

 

「やっ♡ ひゃあぁっ♡ あぁっ、ああ、あ♡」

 

 "つぽ……つぽ……♡"

 

 "こちゅ♡ くちゅっ♡ くちゅ♡ くちゅ♡"

 

 指先を千切ってしまいそうな圧力の中、ローションの滑りに任せてそっと指を抜き挿しする。私の指と異なるタイミングで、ユウカの指に膣を掻き混ぜられている。ノアは指での二穴責めに困惑混じりの声をあげていた。

 

「前と後ろ同時……って、どんな感じなのかしら♡ うふふ、ナカがヒクヒクしてすごいわよ♡ 気持ちいい?」

「感じてるね、ノア。これがお尻の気持ちよさだよ」

「ひあっ♡ い、あっ♡ そんな、こっ……こんな……♡」

 

 どさくさに紛れて、このままノアにもアナルの快感を仕込んでしまいたい。肛門は性器なのだと認識させたい。ノアのことだから、一度気持ちよくなったら、もう忘れられなくなってしまうことだろう。ユウカみたいに、腸内洗浄をしたその場で尻穴をほじくり、激しいアナルセックスを懇願してくるようになるかもしれない。現にノアは、アナルを弄られて悦んでいるじゃないか。下卑た笑いが込み上げた。

 

「はぁっ、はぁっ、わっ……私……もう……♡」

 

 上擦った声をあげ、ノアが呼吸のテンポを上げていく。彼女の限界が近いのだと悟って、ユウカも私も、責め手を更に加えた。

 

「先生……その、いいですか? お尻ですぐイきたいです……♡」

 

 ユウカも、お尻を振ってねだってきた。括約筋を締めながらそんなことを言われたら、もう止まらない。私は腰の動きを速め、ユウカの弱い所を愛でてあげた。

 

「お˝おぉ~~~~っ♡♡ ほ、んおぉぉぉっぉお♡♡」

 

 可愛らしい女子高生が、淫らな獣になって、吠えるような嬌声をあげ始める。

 

 "ぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっ♡"

 

 "ちゅっこ♡ ちゅっこ♡ ちゅっこ♡ ちゅっこー♡"

 

「ほオ˝ぉぉぉぉっっ♡♡ イ、いぐっ、いぐ、いぐいぐうぅうぅ……♡♡」

「わっ……わたしもっ♡ あっあっあっ……♡ はあ˝……っっ♡♡」

 

 絶頂する二人を見届けて、私も緊張を解いた。尻肉を潰し、ペニスを押し付け、ユウカの直腸の奥深くに種付けする。オスの本懐を果たした錯覚に、全身を多幸感が駆け抜ける。

 

 "びゅるっ♡ ぶぴっ♡ ぶびゅるるるるっ♡♡"

 

 "どくっ……♡ どくっ……どくん……♡"

 

 四度目にもなるのに、射精は長く続いた。名残惜しさを感じながらも腰を引く。引き抜いた瞬間にもユウカは甘イキしてしまい、ひくひく震えながら閉じていく菊門からは、大量に吐き出した白濁液が逆流して零れ落ちてくる。エクスタシーの余波にきゅっきゅっと窄まりで呼吸しつつ、ユウカは恍惚として自身の尻たぶを撫でていた。

 

「はぁ……はぁ……ア˝っ♡」

 

 肛門から小指を引き抜くと、ノアの澄んだ声が一瞬濁った。初めてのアナル開発を労うように皺をなぞってやると、ノアはもう、お尻の穴で快感を覚えるようになっていた。ユウカよりも一回り小ぶりな尻肉の下は失禁したみたいにびしょびしょで、シーツに大きな染みを作っていた。

 

 

 * * * * *

 

 

 いつものように、ユウカはイキ過ぎて消耗し、引っくり返ったまま動けずにいる。私も、二人を相手にした疲労が重くて、体を起こすのが億劫で仕方がない。そんな中でノアだけはまだ元気があり、微笑を浮かべて私の上にのしかってきた。重たい乳房が胸板でぐにゅっと潰れ、汗ばんだ柔肌から、まだ火照る体温が伝わってくる。

 

「先生」

「あっ……ノア、ちょっと……」

 

 逆光の中、ノアが頬を赤らめていた。さらさらの銀髪をカーテンにして、唇を重ねてくる。性欲に任せて貪るのではなく、軽く唇を這わせるだけ。誓いを立てるような、穏やかなキスだった。

 

「私にも、係のお仕事を任せてくれますよね?」

 

 ちろりと舌を揺らし、ノアが豊かな肉付きの体を擦りつけてくる。

 

「本当にいいの?」

 

 私は問いかける。私の歪んだ嗜好を知ってなお、ノアは受け入れようとしている。底なしの毒沼に足を踏み入れ、自らずぶずぶと沈んでいこうとしている。

 

「……もう、忘れられません。後戻りできません。だって、覚えてしまいました(・・・・・・・・・)から……♡」

 

 ノアは愛おしそうに、自らのお尻を撫でていた。

 

「ユウカはどう?」

「えっ? い、いえ……決めるのは、先生ですから……でも……」

 

 ちらり、ちらり。

 

 ユウカは私とノアに視線を往復させては、気まずそうに目を逸らす。

 

「さ、三人で! 三人でなら、うっ、浮気にはならないので……」

「あら? ユウカちゃんは先生と恋人として交際しているのですか?」

「ちっ、違うけど! 違うけどぉ……!」

「ふふっ、安心してください。何もとっちゃおう(・・・・・・)とは思ってませんから……」

 

 じゃれつくノアが、頬擦りしてきた。ちゅっちゅっと、啄むキスが顔の至る所に降ってくる。

 

「少しおこぼれがもらえれば、私はそれで」

「ううっ……見せつけないでよぉ……」

「見て下さい先生、ユウカちゃんが妬いてますよ。可愛いですね♡」

「もうっ、ノア!」

 

 ユウカが体を起こして飛びついてきた。が、ノアはそれもお見通しだったのか、ユウカの両手を掴んでベッドに組み伏せてしまう。

 

「ふふふっ♡ ユウカちゃんにいっぱい触られちゃったので、私も……♡」

 

 ぺりぺりぺり……と音を立てて、ユウカの前貼りが剥がれた。吸いきれなかった愛液が、ドロリと零れた。

 

「わぁっ、ユウカちゃん、凄いですね♡ こんなに蒸れて♡」

「あ、あっ、ノア、だめっ……あ……んんっ……♡」

 

 ぐちゅっ、ぐちゅっ、とノアが意趣返しを始めてしまった。ユウカは制止しようとしていたが、すぐに体が仰け反って、前の穴の快感に身を震わせてしまう。

 

「先生も、御一緒に……。ユウカちゃんのお尻が寂しそうですよ♡」

 

 ノアに手招きされて私が近寄ると、ユウカが大きく目を見開いた。

 

「そんなっ、りょ、両方なんて、心の準備が――あっ、んおぉ♡ ほおォォんっ♡♡」

 

 さっき使ったアナルプラグに追いローションをまぶし、再びユウカの尻に捩じ込んだ。前の穴からも後ろの穴からも、厚ぼったい水音が立ち始める。ノアと私で、互い違いに挿入と抜去を繰り返すと、たちまちユウカは顎を仰け反らせて絶頂を訴えてしまう。

 

 

「先生♡ 私にも、今後のご指導(・・・)をお願いしますね……♡」

 

 

 

 私の罪状が、また一つ増えた瞬間だった。

 

 

 

 

 終わり

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