タンク系魔法少女 ~負けてからが本番!?~ 作:にゃんたるとうふ
平日の学校は特に代わり映えもせずに終わり、休日の土曜日の朝に彼女は近くの公園へと足を運んでいた。
「おはようございます、お姉さんっ!」
「んっ、おはよう」
自身の姿を見つけて大きく手を振る少女の挨拶に軽く手を振って答えた彼女は歩み寄り、前回の制服姿とは違い私服姿の彼女の様子に少女は瞳を輝かせる。
「ここで、お話するの?」
「あ、いえっ!実はこの近くにいつも行くカラオケがあって、そこなら安心してお話できると思います!」
彼女の姿(主に胸部)を羨ましそうに眺めていた少女は、彼女の言葉にハッと気を取り直して目的地を口にする。
「それなら、案内してくれる?」
「はいっ、こっちですよ!」
彼女の問いに元気な声で返事した少女に先導される形でその場を歩き出し、少しの談笑を交えながら目的のカラオケ店へと入店するのだった。
ドリンクバーで思い思いの飲み物を手に個室へと移動した彼女と少女は、席に腰を下ろしてから一息つくと同時に飲み物を一口含む。
「そういえば自己紹介がまだでしたね、私は『
「私は『茅原 冬華』、高校二年生だよ」
「冬華さんですね、私のことは絵梨って呼んでくださいね!」
「んっ、わかった」
ここでようやくお互いの名前を交換した二人は、微笑み合いながら出会うきっかけとなった事柄を話す。
「まず『魔法少女』のことですけど・・・実はあまり深く知られてはいないみたいで、この町には私っ――――じゃなくて冬華さんを含めて四人の魔法少女いて、昨日私たちが出会った『宵ノ世界』は魔法少女でないと入れないし見ることもできないんです。それであの世界は『魔の者』が生み出していて、それを滅するのが魔法少女のお仕事なんです!ちなみに魔法少女に特定の組織はないそうで、さらに魔の者を滅するかも本人の自由だそうです!」
先輩から聞きましたと声高らかに告げる絵梨に、彼女は少し困惑しながら気になったことを口にする。
「魔の者は、放置していいの?何か悪いことが、起こったりは?」
「負の感情が広がって犯罪が少し増えるそうです!怖いですよね・・・っ」
「・・・少し?」
「はい、少しです!」
曖昧な表現にどこか肩透かしを食らった気分になる彼女は、重い責任などを背負う可能性が低くなったことに少しだけ安堵の息を吐く。
「あとは、あっ!・・・宵ノ世界は魔法少女が一人だけ入ると他の魔法少女は入れなくなります、同時に入ろうとするとどちらかが弾かれてしまいます」
「? じゃあなんで、私は入れたの?」
絵梨の言葉に疑問の声を上げた彼女に同意するように頷きを見せる絵梨は、心底不思議そうな表情を浮かべながら口を開く。
「私も分からないんです、それに力が引き継がれるなんて初めて聞きました・・・そういえば、ステッキはありますか?」
「んっ、なぜかスマホのキーホルダーになってる」
そう口にしてポケットからスマホを取り出した彼女は、揺れる度に光を反射して輝く手のひらサイズになったステッキへと視線を向ける。
「どうやらいつも身に着けている物に取り付けられるみたいですよ、一度ステッキを手に取って念じてみてください」
「こう?・・・わっ」
絵梨の言う通り指でつまむとステッキ(キーホルダー)が一際輝きを放ち、それが収まると彼女の手にはステッキ(原寸大)が握られていた。
「持ち手の先端を押すと液晶が表示されて、そうそれです!その液晶は指で操作できるのでステータスの所を触ってください、そこです!あっ、出ましたね・・・どれどれ?」
肩が触れ合うほどの至近距離に移動した絵梨はステッキから投影された液晶を覗き込みながら指示を出し、お目当ての画面が表示されるとマジマジと見つめる。
――茅原 冬華――
攻撃 :D
魔法攻撃 :C
防御 :A⁺
魔法防御 :A⁺
素早さ :C
物理『マジックソード』
魔法『シルバーバレット(残弾数:12)』
特性『魔素吸収』
表示される数値の基準が分からない彼女は首を傾げていたが、絵梨は何とも言えない表情を浮かべながら苦笑いを漏らす。
「あ、あはは・・・すごく、偏ってますね?いやでも、Aが二つあるのは凄いことでは?でも守りが固いだけじゃ・・・」
「? これ、どうやって見るの?」
ブツブツと呟きを漏らす絵梨に質問を投げかけた彼女、それによりハッとした絵梨は数値の見方を説明する。
「えっと、見方は通信簿と同じです。高い順にA~Eの評価がついて、この場合守りに関しては右に出る者はいませんよっ!攻撃の方はその・・・が、頑張ってください!」
説明を受けた彼女はなるほどと内心で納得の声を漏らし、前回戦った魔の者の攻撃とその後の凌辱で痛みを感じなかったのはこれのおかげかと腑に落ちる。
「けど魔法もしっかりありますね、一個だけですけど・・・」
「絵梨は、何個あったの?」
「え?私の場合は十個ぐらいありました、その代わり物理は一つもありませんでしたよ」
「・・・そっか」
自身の魔法の少なさに少し気落ちしながらそう呟きつつ、ふと魔法の下の項目に気付いて口を開く。
「この特性、っていうのは?」
「特性というのはその名の通りその人が持つ優れた才能のことで、私は『魔法特化』というもので魔法の威力を上げるというものでした!冬華さんのは・・・魔素吸収?」
「そもそも、『魔素』ってなに?」
何も知らない彼女からの当然の疑問に、絵梨は説明していないことがあることを思い出して慌てて口を開く。
「魔素というのは魔の者が纏っている特別な物質で、ステッキはそれを感知して宵ノ世界の場所を知らせてくれるんです!けど魔素は人体にはいい影響を与えないみたいで、深くは分からないんですけど・・・魔法少女に変身するとその魔素を遮断する効果があるらしいです、だから魔素を吸収するこの特性はハズレかも・・・?」
あまりいい特性ではないと聞かされて少なからずショックを受けた彼女は顔を俯かせ、その様子に気付いた絵梨はどうしようと困惑しながら視線を彷徨わせていたが、唐突に何かを思い出したかのように彼女の握るステッキの液晶を操作し始める。
「えぇっと、たしかここに・・・あ、あった!」
「? どうかしたの?」
突然声を上げた絵梨を不思議に思った彼女が顔を上げると、ステッキの液晶の画面が切り替わっており何かの動画を再生する手前になっていた。
「実はステッキには半径五メートル以内の風景を録画する機能がついているんです、これで冬華さんが戦っている時の状況を見れば特性の手掛かりが掴めるかもしれませんよ!それでは、再生っ!」
「えっ・・・?ちょっと待っ――――」
戦闘の映像が録画されていることに困惑していた彼女は制止の言葉が出遅れ、流れ始めた映像をウキウキと楽しげに見つめていた絵梨だが場面が進むにつれてその頬は朱色に染まり・・・最後まで見終わる前に彼女の手によって映像は静止される。
「えっと・・・絵梨?」
顔から湯気が出そうなほど真っ赤に染まる絵梨に恐る恐る声を掛ける彼女に、肩を大きく跳ねらせた絵梨は申し訳なさそうに眉を下げながら小さな声を零す。
「こんなことになってるなんて知らなくて、その・・・っ」
「私は気にしてないから、大丈夫だよ?」
少しだけ恥ずかしかったけどと内心で呟きながら、画面を消そうと手を伸ばした彼女に絵梨は待ったをかける。
「あ、あのっ!もう少しこの映像、見てもいいですか?」
顔の赤みが大分引いた絵梨からの主張に不思議そうに首を傾げる彼女に、断られると感じたのか食い下がる絵梨に彼女は困惑しながらも了承の返事をして映像を再生する。
「これって、やっぱり・・・」
映像を食い入るように見つめていた絵梨は何かに気付いたように声を漏らし、一度映像を静止させると彼女へと向き直る。
「冬華さんの特性、わかったかもしれませんっ!」
「え、本当?」
彼女の言葉にはいっと元気な声を上げた絵梨は、自身の感じたことを彼女へと伝える。
「魔素は魔の者が纏っているって言いましたけど、多分匂いや体液に含まれているんだと思います。それで冬華さんの特性はその、魔の者とセっ・・・エッチなことをすると強くなれるんだと思いますっ!」
「え」
特大の爆弾を投下した絵梨に彼女は動きを止めて言葉を失い、そんな彼女の様子に気付いていないのかそのまま絵梨は続きを口にする。
「最初冬華さんの攻撃はこの魔の者には通用しませんでした、でもセっ・・・エッチした後の一撃では難なく首を斬り落とせています。おそらくですけどセっ・・・エッチした魔の者の魔素を吸収することで、その魔の者のステータスを自身に上乗せできるんじゃないかと思うんです」
「・・・別に、セックスって言っていいんだよ?」
「ひゃぁっ!?べべべっ、別にセックスとか交尾とかそんな言い方しようとしていませんよ!?」
「交尾は、言ってないけど」
彼女からの指摘に顔を真っ赤に染めてあたふたと言い訳を並べる絵梨に呆れた声色で呟く彼女に、絵梨は一つ大きな咳払いを挟んでから話の軌道修正をする。
「とっ、とにかくですね・・・!冬華さんの防御力も相まって安全にセックス!できるみたいですから、奥の手として考えておくのもいいかもしれませんよ?」
「言っていいとは言ったけど、叫ばなくてもいいんだよ?」
「あとこの映像スマホに転送することができるんです、なので複製を貰っておきますね!」
「なんで?もしかして絵梨、ムッツリ?」
「誰がドスケベですか、誰がっ!?」
「それは言ってない」
一人で暴走する絵梨を眺めながら苦笑いを浮かべる彼女は静止した映像へと視線を向け、魔の者に凌辱されていた時のことを思い浮かべながら気になったことを口にする。
「やっぱり怪我とか負うと、変身が解けても残ってるの?」
「えっ?あっ、そのことも言ってませんでしたね。実は魔法少女に変身中に受けた怪我は持ち越されないんです、だから変身が解けるとする前の姿に戻るんです・・・さすがに命を落としたら、無かったことにはできませんけど」
つまり命が尽きなければどんなに大怪我していても変身が解ければ元通りになるのか、と考えながら視線は無意識に自身の下腹部へと向かっていた。
「多分処女膜も失ってないと思いますよ、すでに経験済みならあれですけど・・・あっ、でも変身すると無くなってると思います。あと大怪我をしても時間を空けると、次に変身した時は完治していますよ」
絵梨の説明に納得したように頷いていた彼女は少しぬるくなった飲み物で喉を潤し、絵梨もそれにつられる形で飲み物へと口を付ける。
「他に話すこと、もしくは聞きたいこととかありますか?」
「んっ・・・今は特にない、かも?」
少しだけ考える素振りを見せた彼女だが特に何も浮かばず、首を横に振って返すと一つ大きく頷いた絵梨が唐突に立ち上がる。
「ではお話も一段落ついたということで、カラオケを楽しみましょう!」
いつの間に曲を入れたのか伴奏が始まったことに驚きながらも、彼女も自身が歌える曲を探すために機械に手を伸ばすのだった。
数曲ずつ交互で歌いながら親睦を深めていた二人だが、唐突に妙な音が個室内に響いたことで歌声が中断される。
「この音、なに?」
「ステッキのアラーム音です、魔の者が出現したみたいです!」
歌うのをやめて彼女の側まで移動した絵梨はステッキを指差し、彼女はステッキを原寸大にすると液晶画面を開く。
「魔の者の場所はマップに赤い点で記されているんです、ここは・・・このカラオケ店の中です!」
「つまりこの店の中に、また路地が出現したってこと?」
「いえ、入り口は多種多様な形をしているので・・・っと言っても魔法少女にしか見つけることができないので、目にしたらすぐわかると思いますよ!」
何はともあれすぐ近くなら行くしかないかと考えた彼女は立ち上がり、背に絵梨からの声援を受けながら個室を後にしようとして・・・
「絵梨はそのままカラオケを楽しんで、時間が来ても戻ってこなかったら先に帰ってもいいから」
「いえっ、その場合は延長して待ってます!頑張ってくださいね、冬華さんっ!」
「んっ、行ってくる」
それだけ告げると今度は本当に個室を出て行った彼女に、絵梨は彼女なら大丈夫だろうと信じてカラオケに意識を向けるのだった。
店内を彷徨うように移動していた彼女だが、ふと女子トイレから妙な気配を感じて入るとちょうど奥の個室から人が出てくるのが見えた。
その人を避けておくの個室へと足を踏み入れると壁に扉が出現しているのを発見し、ここが目的地かと思い至ってドアノブに手をかけて開く。
「絵梨の言う通り、魔法少女以外には見えてないんだ」
個室に鍵をかけて前回の路地同様に薄暗い道を進みながら、個室から出てきた女性がまったく気にしている素振りが無かったことを思い出す。
「やっぱり、狭い・・・っんしょ」
どうにかつっかえることなく通り抜けた彼女はステッキに触れて原寸大にして握ると、心の中で強く念じることで魔法少女の姿へと変身する。
「前回の廃墟より、縦長?毎回景色は、違うのかな?・・・っ」
赤黒い空と灰色の景色は変わらないが配置されている物が違うことに気付いて声を漏らす彼女、しかしすぐにステッキから刀身を作り出して飛来してきた物体を弾く。
「っ?小石?――――まだ来る・・・っ」
弾き落された物体はこぶし大の石であることを確認した彼女は、続けて飛来する物体を次々と斬り伏せていく。
「っ、そこっ・・・『シルバーバレット』!」
刀身を消した彼女は飛んできたものの軌道から場所を割り出してステッキを向けて魔法を唱え、銀色の銃弾を模した魔法は見事目的の廃墟の一部へと被弾する。
「――ギャ!?・・・ギャギャギャッ!」
彼女が声のした方向へと顔を向けると地面に突き刺さった折れた柱の上に叫び声を上げる魔の者の姿があり、再び刀身を作り出した彼女は警戒するように構えを取る。
全身を黒い体毛で覆われて四本の尻尾を揺らし、五つの目で彼女を見据えながら耳まで裂けた口を大きく開いて叫び声を上げるどこか猿に似た魔の者は、手にした小さな瓦礫を上に
「はぁっ、ふっ・・・!」
瓦礫を斬り伏せた彼女はその場から駆け出すと折れた柱を垂直に駆け上がって魔の者に迫るが、頂上に着いた時にはすでに魔の者はおらずまた別の場所から瓦礫が投擲される。
「っ・・・(こっちを警戒しているのか全く近づいてこない、っということは前回の魔の者のように力に自信があるわけじゃない?けど前よりも数段速い・・・っ)」
「――ギャギャギャギャッ!」
笑い声のような叫びを上げる魔の者にどうしたものかと思案する彼女だが、そうしている間にも次々と瓦礫や石を飛ばしてくる魔の者に近づけずに歯噛みする。
さらに刀身を消してステッキを構えると建物の影に隠れるようになり、残弾数もあって無闇に魔法を打てないこともあり苦戦を強いられる。
「どうにか、近づかないと・・・っ」
そんな彼女の考えを嘲笑うかのようにある程度近付いては距離を開けてを繰り返す魔の者に、廃墟へと目を向けた彼女は一か八かの賭けに出ることにした。
一度ステッキを振るって刀身を消したことを確認した魔の者はその身を廃墟内へと隠し、刀身を作り出す微かな音を聞き分けるために耳を澄ます。
「――ギャギャッ?」
しかしいくら待っても刀身を作り出す音は聞こえず、代わりに別の場所から破壊音が響くことに疑問符を浮かべる。
「――ギギッ、ギャギャギャッ!」
きっと対峙する魔法少女が自棄を起こしたのだと考えて勝利の叫びを上げる魔の者は、自身が立つ廃墟から悲鳴にも似た軋みを上げる音に気付くことが出来なかった。
~♡♡♡~
「これで、最後・・・っ」
残り弾数に不安があったが無事に足りたことに安堵の息を吐いた彼女は、これから起こることを考えて少し廃墟から距離を取る。
「建物には支える柱がある、それを全部壊したら・・・建物は維持できない」
その呟きとほぼ同時に軋みを上げた廃墟は崩れ始め、凄まじい音と衝撃を伴いながら廃墟は瓦礫の山へと成り果てる。
「あとは、魔の者を始末するだけ・・・っ」
崩れ去った廃墟の残骸から顔を覗かせて
「――ギッ!?ギャギャッ!?」
彼女の姿に気付いた魔の者はさらに大きく暴れるが身体が抜ける様子はなく、眼前まで歩み寄った彼女を見上げながら叫びを上げる。
「随分てこずったけど、これで終わりっ――――」
「――ギッ・・・ギャギャギャギャッ!!」
彼女がステッキを振り下ろそうと掲げた瞬間に魔の者は焦る表情から一変して笑みを浮かべ、叫びを上げると瓦礫の下から魔の者の四本の尻尾が飛び出して彼女の手足を拘束する。
「なっ・・・」
突然の出来事に驚きの表情を浮かべる彼女を尻目に、先程まであれだけ暴れていたことが嘘のように
「――ギャギャギャッ、ギギ」
尻尾によって宙吊りとなった彼女の姿を観察するように眺めていた魔の者だが、彼女のスカートを破り捨てると白タイツに爪で切り込みを入れると指を一本彼女の秘所へと滑り込ませる。
「っ、なにを・・・くっ、ぁ・・・っ」
膣内を探るように乱暴に指を動かす魔の者に驚きの声を漏らす彼女に、確認作業を終えたのか指を引き抜くと次は上半身の服を破り捨てる。
「――ギャギャッ!」
露になった豊満な果実を目にした魔の者は嬉しそうな叫びを上げ、股間部位の体毛をかき分けていきり立った一物が姿を見せる。
「ぅっ・・・ふっ、ぁ・・・っ?♡」
前回の魔の者よりは半分ほど小さい肉棒を目にした彼女は顔を
「くっ、は・・・っ♡(なに、この臭い・・・っ♡この前の魔の者よりも強くて濃いっ、体毛で隠れていたから蒸れてる・・・?♡)」
「――ギャ?ギャギャギャギャッ!」
自身の肉棒に熱の籠った視線を向け始めた彼女に魔の者は歓喜の叫びを上げ、楽しげに露になった彼女の膨らみに自身の肉棒を挟んで擦り始める。
「うっ、ぁっ・・・く、ふぁ・・・っ♡」
自身の胸部を玩具のように好きに使われているにも拘らず彼女の口からは甘い嬌声ばかりが漏れ、それに気をよくした魔の者はさらに強く腰を打ち付けて膨らみの柔らかさを堪能する。
「ぁくっ、うぁっ・・・ふぐっ、あう・・・っ♡」
刺激が強くなったことで彼女の喘ぎ声も増してさらに魔の者の情欲を掻き立て、充満していく雄の匂いに顔を蕩けさせていた彼女だが唐突に視界が真っ白になる。
「――ギャギャ・・・ギギギッ!!」
魔の者が腰を深く突き上げて精を解き放ったことで、彼女の顔を始めとした上半身を染め上げたためである。
「ぁ、ぎっ・・・!?ぉひょっ!?♡」
先程よりも遥かに強い匂いに包まれた彼女が耐えきれるはずもなく、手足をぴんと伸ばして身体を仰け反らせた彼女は絶頂を迎えて無様に潮を吹いた。
「ほっ、ほおぉ・・・っ♡――――ぴぎっ!?♡」
絶頂の余韻に浸る彼女を尻目に膨らみから肉棒を引き抜いた魔の者は、蜜を垂れ流す肉壺へと肉棒をあてがうと躊躇なく最奥まで突き入れる。
「ぉっ、おぉっ・・・んぎっ、んほ・・・っ♡」
おへその上まで突き上げられる感覚を味わいながら蕩け切った瞳で魔の者を見つめる彼女は、伸ばされた舌を押し付けられて口を開くようにせがまれると素直に口を大きく開いた。
「んぶっ、ぢゅる・・・じゅぷっ、ぢゅるる・・・っ♡」
まるで恋人にするように舌を絡めさせて口付けを行う彼女に魔の者は気を良くし、腰を動かす速さを上げて彼女の最奥に何度も肉棒を叩き付ける。
「んぢゅっ、ちゅぱっ・・・しゅきっ、もっろ・・・っ♡」
子宮を肉棒によって押し潰されることに歓喜の嬌声を上げる彼女に、自身の読みが合っていたことに口角を上げてさらに強く肉棒を奥に押し付ける。
「んんっ、ぢゅぷっ・・・じゅるっ、んちゅ・・・っ♡」
子宮口に肉棒で口付けされて身を震わせながら必死に自身の舌を絡ませ、自ら腰を押し付け始める彼女に支配欲が刺激された魔の者はそのまま二回目の射精を行う。
「んっ、んぎゅ・・・っ♡んんんっ・・・!♡(やっぱり、さっきも思ったけど・・・っ♡この魔の者、射精量が多いっ♡しかも二回目なのにっ、すぐに子宮が満たされてお腹が膨らんじゃう・・・っ♡)」
魔の者の精を受け止めたことに内心で喜びを感じながら、いつの間にか手足の拘束が解かれていることに気付く。
「ん、ぷぁっ・・・♡拘束、解いて・・・くれたの?」
彼女の問いに口元を歪めて返す魔の者に彼女はステッキをっ・・・手放すと魔の者の首元に両腕を回し、両足をしっかりと腰に回してホールドする。
「これで貴方と、もっと深く繋がれる・・・っ♡」
今の彼女の脳内には目の前の魔の者を滅するという目的は存在せず、恋人のように深く愛し合うことしか存在していなかった。
「――ギャギャギャッ!」
そんな彼女の愛くるしい姿に笑いのような叫びを上げ、彼女の
「あっ、くぅっ・・・ちゅっ、ちゅぅ・・・っ♡」
喜色の籠った嬌声を上げる彼女は自ら魔の者に口付けを交わし、少しでも快感を与えようと自身の豊満な膨らみを押し付ける。
「んっ、ぁくっ・・・ふぁっ、あぐ・・・♡」
膨らみの擦れる柔らかさと膣内の締め付けによる快感を味わいながら、必死に自身に口付けを交わす雌の姿に魔の者は高揚感を覚えながら腰を打ち付ける。
「ぁっ、すき・・・っ♡気持ちいいの、いっぱいで・・・っ♡」
「――ギッ、ギャギャッ!!」
蕩け切った表情で恋慕の言葉を囁く彼女に魔の者の情欲は高まり、再び無遠慮に彼女の膣内へと精を流し込む。
「んぁっ――――ぁぐうぅぅぅっ!?♡」
膨らんだ腹部をさらに満たす大量の精を受けた彼女は絶頂を迎えながら溢れんばかりの蜜を垂れ流し、脳を焼くような快感に視界がチカチカするのを感じながら、強く魔の者に抱き着いて荒い息を漏らす。
「ぁ、はぁぁ・・・っ♡んっ、まだ満足・・・してないみたいっ♡」
未だ自身の膣内で勃起したままの肉棒の熱を感じて嬉しそうに声を漏らす彼女に、魔の者は当然だと言わんばかりに再度腰を前後させて彼女の膣内を味わい始め・・・そのことに彼女は喜びの嬌声を上げながら、手放す気はないとばかりに回した手足の力を強めたのだった。
~♡♡♡~
どれだけの時間が経っただろうか・・・彼女と魔の者がいた瓦礫の山は吐き出された白い情欲で染まり、未だ魔の者は彼女の膣内に肉棒を挿入したままであった。
「――ギャギャッ」
しかし一時的に欲を満たされたのか落ち着いた様子で息を吐く魔の者に、彼女は精液でパンパンに膨らんだお腹を抱えながら荒い息を漏らしつつ脱力した様子で潤んだ瞳を魔の者へと向ける。
「んぅっ、あふ・・・っ♡――――ぅっ?」
まるで恋人を見つめるような熱の籠もった視線を向けていた彼女だが、以前感じたように身体の
「っ・・・(この感覚、前と同じ・・・今なら、この魔の者を倒せるかもっ)」
「――ギャギャッ?」
彼女の雰囲気が変わるのを機敏に察知した魔の者は腰を引いて肉棒を引き抜こうとしたが、それよりも早くステッキを拾い上げた彼女の一閃によって胴体が泣き別れることとなった。
「――ギ、ギャッ」
自身の動きよりも速い一撃に驚愕の表情を浮かべながら霧散して黒い霧へと変化した魔の者に、彼女は一呼吸置いてからステッキを突き出して黒い霧を吸収する。
「今回も、なんとかなった・・・で、いいのかな?」
あまり締まらない終わり方をまたしても迎えた彼女は苦笑を浮かべつつ、未だ膨らんだままのお腹をどうしようかと考えながら崩壊を始めた宵ノ世界を後にするのだった。
宵ノ世界からの脱出を遂げると変身は解く前にそのままだったお腹の中身をトイレで全てを流し、軽い絶頂を迎えながらも変身を解いて帰りを待つ絵梨の元へと歩き出した。
「あっ、冬華さん!おかえりなさい!」
「んっ、ただいま・・・どれぐらい、待った?」
彼女の姿を目にして嬉しそうに頬を緩ませた絵梨に疑問を投げ掛けると、絵梨はスマホの時計を確認すると彼女へと視線を戻す。
「えっと、一時間と少しぐらいですね!・・・それでえっと、今回の録画映像もその・・・貰ってもいい、ですか?」
「私が負けていること前提だね、いいんだけど」
絵梨の申し出に苦笑を浮かべながらも答えるようにステッキを原寸大にして操作し、絵梨の持つスマホへと今回録画された映像を転送する。
「今回は前回より長いですね、楽しみですっ!」
「んっ、もう隠さないんだね」
「あっ、これからも魔の者と退治した際は映像を貰えませんか?オカっ・・・役立つ情報を見つけられるかもしれませんからっ!」
「もしかして、オカズって言おうとした?」
彼女の問いかけにそっと視線を逸らす絵梨にジト目を向けていた彼女だが、しょうがないかと一つ諦めの息を吐いてから視線を置かれたマイクへと向ける。
「それで、時間はまだあるの?」
「えっ、あ・・・はいっ、まだ時間は十分にありますよ!」
「お昼まで、まだ時間はあるし・・・もう少し一緒に、楽しもうか?」
「っ!はい!」
昼からは幼馴染である陽香と出掛ける用事のある彼女だが、まだ時間に余裕があることを確認すると絵梨とのカラオケに興じるのだった。
カラオケを時間ギリギリまで楽しんだ彼女は満足そうな表情を浮かべた絵梨と別れ、待ち合わせ場所である自身の家へと帰路に着く。
「あっ、冬ちゃん!どこかにおでかけしてたの?」
「んっ、ちょっと友達とカラオケに」
「カラオケ!いいなぁー、そうだ!買い物した後に私たちでもカラオケに行こうよ、冬ちゃんがイヤじゃなければだけど・・・どう?」
「私は、全然構わないよ」
彼女の肯定的な返事に両手を上げて嬉しさを表現する陽香に、彼女は微笑ましさで頬を緩ませながら陽香を促してお出掛けを開始するのだった。
双葉 絵梨・・・''元,,魔法少女の女の子。これからの夜はオカズに困らなくなってニッコリ、たまに冬華とお出掛けしたりしている。
――魔の者(猿)――
攻撃 :D
魔法攻撃 :D
防御 :D
魔法防御 :B
素早さ :A
特性『尻尾遊戯』・・・尻尾の攻撃を倍増させる。