※この作品はR-18です。

タンク系魔法少女 ~負けてからが本番!?~   作:にゃんたるとうふ

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閑話・名撫邸でのお泊り会(3)

聖歌が夢の世界でガブリエルと逢瀬を楽しんでいる頃、割り当てられた部屋に戻ってきた彼女はベッドに横になりながら陽香に身を寄せる。

「んっ、陽♡やっと、二人っきりで・・・ゆっくり、できるねっ♡」

「むふふぅ♪ゆっくりする気なんてないくせに、冬ちゃんはエッチだねっ♪」

膨らみを押し付けて擦り付けながら潤んだ瞳を向ける彼女に、陽香は嬉しそうに笑顔を浮かべつつ腰に腕を回して抱き締める。

「んぅっ・・・♡そんなこと、言わないでっ♡」

恋人に包み込まれて温もりを感じながら身を捩る彼女は、唇を尖らせて抗議するように声を漏らしつつ顔を突き出して受けの体勢を取る。

「むふっ・・・んーっ、ちゅっ♪」

「んちゅっ、ちゅぅっ・・・♡ちゅっ、ちゅぱ・・・っ♡」

意図を察した陽香は彼女が尖らせた唇に自身の唇を当て、啄むように何度も口付けを交わしながら膨らみに手を添えて揉みしだく。

「んふっ、ちゅぶっ・・・♡くぁっ、ぢゅぅっ・・・♡」

膨らみに手が食い込んで形を変える度に甘い声を漏らす彼女は、むしろ陽香の首筋に腕を回して身体を押し付けつつ触りやすいように差し出しながら口付けを続ける。

「ちゅぅ、っぱ・・・♪もう、冬ちゃんっ!がっつきすぎだよぉ♪」

「んちゅっ♡陽ともっと、触れ合いたくて・・・ついっ♡」

「ついじゃないよ、もうっ・・・冬ちゃんは可愛いなぁ♪」

頬を朱に染めて照れ臭そうに口にする彼女に、陽香は楽しそうに声を弾ませながら膨らみを堪能する。

「むふふっ、冬ちゃんのおっぱい柔らかくていつまでも触っていられるね♪・・・ふあぁっ」

「んぅっ、くはぁ・・・♡んっ、陽?♡もしかして、眠い?」

彼女の膨らみを揉みながら欠伸を噛み殺した陽香の様子に気付き、少し残念そうに眉を下げながら問い掛けるとハッとしたように口元を手で隠す。

「冬ちゃん以外のお友達と初めて遊んで、はしゃぎすぎちゃったのかな?いつもより、ふぁぁ・・・眠たいかも」

「そっ、か・・・」

欠伸を漏らす陽香にこれ以上の行為は続けられないと察した彼女は、シュンッと落ち込んだ様子で陽香の胸元に潜り込んで身体を密着させる。

「ゴメンね、冬ちゃん・・・せっかく期待してくれてたのに」

「んっ、気にしないで?私の、ことより・・・陽の方が、大事だからっ」

「冬ちゃんっ・・・!明日は絶対に冬ちゃんをいっっっぱいっ、絶頂(イ)かせてあげるからねっ!」

「んっ・・・♡楽しみに、してるね♡」

お互いに顔を近付けて口付けを交わした彼女と陽香は顔を綻ばせ、腰に腕を回して抱き締め合いながら瞼を閉じて一緒に眠りにつくのだった。

 

 

パチリッと瞼を開いた彼女は上体を起こすと、寄り添っていた最愛の恋人の姿がないことに気付いて焦った表情に変化する。

「っ、陽っ――――っ?あっ、もしかして・・・夢?」

掛け布団を蹴り飛ばす勢いで引っ剥がした彼女は、自身が身に着けている衣服が寝間着から魔法少女の服に変わっていることに気付いて安堵の息を吐く。

「そもそも、陽なら・・・何も言わずに、いなくなったりしないか」

「随分信頼シテイルノネェ、アノ幼馴染ノコトヲ」

自身の呟きに返事が来たことに驚愕しながら声の方へと顔を向けた彼女は、蜷局を巻く自身の下半身に頬杖を突きながら蛇の目で見下ろすメディアの姿を視認する。

「どうして、貴女が・・・っ」

「アラ、ツレナイワネ。夢ノ世界ダモノ、私ガ居ルノハ当然デショウ?」

頬杖をやめて身体を近付けてきたメディアから距離を取ろうと腰を浮かせた彼女だが、自身を中心に蛇の下半身が円を描くように包囲されていることに動きを止める。

「何の、つもり・・・っ?」

「分カッテイルクセニ、態々聞クノ?目ヲ背ケタトシテモ、貴女ノ身体ハス~グ正直ナ反応ヲ見セテクレルワァ♪」

「そんな、ことっ――――ふぁっ♡」

否定の言葉を口にしようとした彼女だが目の前に蛇の尻尾の先端が現れ、亀裂が入ると赤黒い生殖器がズルリッと曝け出されて立ち込める雄の匂いに意識を奪われる。

「ソレジャア早速、奉仕シテモライマショウカ?」

ズイッと眼前にぶら下げられた熱と匂いを発する生殖器を突き出された彼女は、ゴクッ♡と喉を鳴らして期待に胸を膨らませながらゆっくりと手を伸ばすと溢れた唾液で唇を濡らすのだった。

 

 

~♡♡♡~

 

 

見上げる位置にある肉棒から一切視線を逸らさず膝立ちになった彼女は、パン食い競争のように先端を口に含むと下品な音を立てて吸い付く。

「じゅるっ、じゅぅうっ・・・!♡ぢゅるるっ、ぢゅぅるっ・・・!♡」

口内に含んだ亀頭の先端である鈴口をほじくるように舌を押し付けて刺激しつつ、優しく添えるように触れた両手で竿部分を包み込んで傷付けない強さで上下に扱く。

「ンフッ♪シャブルノモ随分ト上手クナッタワネ、毎夜丁寧ニ仕込ンダカラカシラ?」

「ぢゅるっ、じゅうぅっ・・・!♡ぢゅぼっ、ぶぢゅぅ・・・っ!♡」

クスクスと笑みを零すメディアに物言いたげな視線を上目遣いで向ける彼女だが、唇は肉棒に吸い付いて離れることなく舌で亀頭を舐め回しながら手淫を続ける。

「ソンナ顔シテモ無駄ヨォ?貴女ノ身体ハシッカリトオチ〇ポノ味ヲ覚エテイルカラ、トォッテモ美味シク感ジテ咥エルノガヤメラレナイデショウ?」

「ぢゅぶっ、ぢゅぼっ・・・!♡じゅぷっ、ぶぼっ・・・!♡」

メディアの言葉を肯定するように吸い付きを強めた彼女はおもむろに立ち上がり、ガニ股になりながらさらに肉棒を味わおうと喉も使って根元まで咥え込む。

「ぐぶっ、ぐぼ・・・っ!♡じゅぽっ、じゅぶっ・・・!♡」

腰を前後にヘコヘコッ♡と揺らしながら一心不乱に肉棒を頬張る彼女の姿に、メディアは愉しげに口角を上げながら尻尾の先端を彼女の頭に巻き付けて固定する。

「ごぶっ!?♡ぐふっ、ふぶっ・・・!?♡――――ごぼっ!!?♡」

喉奥まで捩じ込まれた肉棒に驚いた声を上げる彼女を他所に、我慢の限界を迎えたメディアは高まった情欲を直接胃に流し込んでいく。

「ンフッ、ハァ・・・♪最近ハ幼馴染ニカマケテゴ無沙汰ダッタカラ、イッパイ射精(デ)ルワァ・・・♪」

「ごきゅっ、ごぐ・・・っ♡んぶっ、ごぎゅっ・・・♡」

小便のように勢いよく流し込まれる精液を喉を鳴らして飲み干していく彼女は、呼吸する度に鼻孔を抜ける雄の濃い匂いにクラクラしながら軽く絶頂(イ)って秘所から潮を吹く。

「アハッ♪アラアラッ、コンナニ濡ラシテ・・・モウ準備万端ミタイネェ?」

「ごぷっ、ごぱぁ・・・っ!♡けほ、こほっ・・・♡は、はぃっ♡メディア様ぁ♡」

背後から覗き込むように顔を覗かせるメディアに咳き込みながら笑顔を向けた彼女は、両腕を頭の後ろで組むとガニ股のまま腰を大きく前後させて求愛ダンスを始める。

「メディア様に愛してもらえると思ったら、自然とトロトロに解れちゃいましたっ♡ですからどうかメディア様の逞しいおち〇ぽで、膣内をぐっちゃぐちゃに掻き回してっ♡子宮に無責任膣内射精(なかだし)して、子供たくさん仕込んでくださいっ♡」

そう口にしながら想像して軽く潮を吹いて絶頂したことを伝える彼女に、メディアは口角を上げて股間部位から肉棒を露にすると後ろから彼女の両足を掴んで持ち上げる。

「ソコマデ言ワレタラ、番トシテ応エナイワケニハイカナイワネェ♪少シ力ヲ抜キナサイッ」

「っ、はい♡・・・っ?メディア、様?そっちはお尻っ――――ふおっ!?♡」

好意的な返事に顔を綻ばせた彼女だが挿入する場所が違うと指摘しようと口を開いたと同時に、菊門を抉じ開けて侵入した猛々しい肉棒に身体を仰け反らせて嬌声を上げる。

「そっちは、ちがっ――――ふぎゅっ!?♡おほっ、おぅ・・・っ!♡」

彼女の言葉を無視して腰振りを始めたメディアは、腸壁をカリで引っ掛けて抉りながら腸内の包み込むような締め付けに息を吐く。

「ハァァッ、トッテモ気持チ良イワァ♪コンナニスンナリ受ケ入レルナンテ、調教シテキタ甲斐ガアッタワネ・・・ホラ、何カ言ウコトガアルデショウ?」

「ほひっ、ほぎょぉ・・・っ!♡ありがとぉ、ございますっ・・・♡お゛ぉっ!?♡」

腸内を擦り上げて出入りする肉棒の硬さと熱さを感じて頬を緩ませながら、お礼を口にして腸内の締め付けを強めつつ肉棒を根元まで突き入れられて甘い声を上げる。

「んぎゅっ、ふぎっ・・・!♡ほぉっ、ぅほ・・・っ!♡」

腰を打ち付けて肉棒で腸内を擦り上げながら嬌声を上げる彼女を見下ろしつつ、伝わる快感に口角を上げながら彼女の眼前に尻尾の肉棒をチラつかせる。

「んひっ、あふっ・・・!♡あぁーっ、ああぅ・・・っ!♡」

それに気付いた彼女は前のめりになりながら大口を開けて舌を伸ばす姿に、愉しげな笑みを浮かべて自身に引き寄せつつ腰振りを強めて腸内を抉る。

「アラアラ、マルデ盛リノ付イタ雌犬ネェ♪ホラッ、モット舌ヲ伸バサナイトオチ〇ポニ届カナイワヨォ?」

「あぁっ、ぅあーぁっ・・・!♡はぎゅっ、ひぶぁ・・・っ!♡」

口元から唾液を溢れさせて垂れ流しながら舌を一生懸命伸ばして肉棒を求める彼女は、腸内を抉る刺激に口元を歪ませながらメディアの言う通りの雌の顔を晒す。

「んぎっ、メディア様ぁ・・・っ♡おち〇ぽっ、おち〇ぽ恵んでくださぃっ♡何でもしますっ、ですからぁ・・・っ♡」

蕩けた表情を浮かべて必死に懇願する彼女に、メディアは腰振りを続けながら思考を巡らせる。

「ソウネェ・・・ナラ以前ニ約束シタヨウニ、私ノ子供ヲ産ンデモラオウカシラ?夢ノ世界ナラ体質ヲ変エテ、妊娠デキルワヨネェ?」

「それ、はぁ・・・ふぎょっ!?♡」

メディアの提案に言い淀む彼女は、突然腸内から肉棒を引き抜かれたことで甘い悲鳴を上げる。

「ソレガ出来ナイナラ、ココデオ預ケカシラ。後ハ世間話デモシテ過ゴスコトニナルワネェ、アハハッ♪」

「ぇっ、そんな・・・っ」

臀部に押し付けられる肉棒の熱を感じながら絶望したように顔を青くする彼女は、俯きかけていた顔を上げると意を決した様子で意識を集中させると部屋全体が一度脈動する。

「っ、これで・・・メディア様との子供を、妊娠できますっ――――よぉほっ!!?♡」

「ハァイッ、ヨクデキマシタァ♪時間経過モ遅クシタノネ、ゴ褒美ニイーッパイ孕マセテアゲル♪」

彼女が言い終える前に股間部位の肉棒を菊門に、尻尾の先端付近の肉棒を秘所に突き刺したメディアは、彼女の頭を優しく撫でながら腰を振って肉棒を最奥に叩き付ける。

「ふぎゅっ、おっ・・・!♡ほおっ、ほひゅ・・・っ!♡」

膣内と腸内を交互に出入りする二本の肉棒の不規則な動きに彼女は歓喜の喘ぎ声を漏らし、手持ち無沙汰な両腕を肩口から顔を覗かせるメディアの首筋に回して顔を寄せる。

「んぐっ、ふひょっ・・・!♡メディア、さまぁ♡んっ、んーっ・・・♡」

「アハッ、番トシテノ自覚ガ芽生エタノ?トォッテモ可愛ラシイ、甘エン坊ネェ♪」

快楽に顔を蕩けさせながら唇を尖らせて口付けをせがむ彼女に、誂(からか)うような口調で返しつつも長い舌を窄(すぼ)められた唇に押し付けて口内に滑り込ませる。

「ぢゅぷっ、ぢゅうぅ・・・っ!♡ちゅぶっ、んちゅっ・・・!♡」

口内に入り込んだ先端が二股に分かれた舌に自身の舌を絡ませて唇を押し付けた彼女は、そのまま蛸の吸盤のように強く吸い付いて離さずに貪るような口付けを行う。

「ちゅぷっ、んぢゅ・・・っ!♡ぢゅぼっ、ぶじゅっ・・・!♡」

「チュッ、チュゥ・・・ッ♪アハハッ、キスヲシタ瞬間二膣内ノ締メ付ケガ増シタワネェ♪腸内モ嬉シソウニウネッテ、トッテモ気持チイイワァ・・・ンッ、チュッ♪」

呆けた顔で口の端から涎を垂れ流しながら一心不乱に口付けを求める彼女の様子に、目を細めて喜色の表情を浮かべるメディアは腰振りを強めて快感を増していく。

「ンハァッ♪ソロソロ射精ソウダワァ、シッカリ子宮デ受ケ止メテ孕ミナサイッ」

「んちゅっ、ぷぁ・・・っ♡いくらでも、孕ませていいですからっ♡もっと、キスっ♡キスしてくださぃ♡」

メディアの言葉に生返事をした彼女は唇を尖らせながら舌を伸ばし、口付けを催促するように舌を振り乱して涎を撒き散らす。

「アラッ、品性ノ欠片モ無イ浅マシイ顔ネェ・・・ケレドソノ下品ナ顔ニ免ジテ、慈悲ヲ上ゲル♪あーぁっ、むっ♪」

突き出された彼女の舌を自身の長い舌で絡め捕って巻き付け、そのまま口内に滑り込ませると唇を押し付けて蓋をする。

「んむっ♡ちゅぅっ、ぢゅるっ・・・♡こくっ、んくっ♡ちゅぶっ、ちゅぼ・・・っ♡ごきゅっ、ごくっ♡」

両腕に力を込めて顔を押し付ける彼女は自身の舌に巻き付いたメディアの舌に吸い付きながら、流し込まれる唾液を喉を鳴らしつつ美味しそうに飲み下して口元を緩ませる。

「ンッ、ヂュッ、ジュウゥッ・・・♪プハァッ、流石ニソロソロ限界ダカラァ・・・チャァント受精シテ、孕ムノヨ?」

「ちゅぅっ、ぱぁ・・・っ♡はぃっ♡メディア様の精子に、敗北受精してっ♡たっくさん、産み落とします・・・っ♡」

唇を離して腰振りを速めるメディアに名残惜しそうな視線を向けていた彼女は、恋人に向けるような甘えた声で妊娠を受け入れると膣内を締め付けて射精を催促する。

「ソレジャアタップリト、注イデアゲルワァ・・・射精ルワ、受ケ止メナサイッ!」

「んひゅっ、ほぉっ♡――――ふひょぉおおぉぉぉぉっ!!?♡」

二本の肉棒を根元まで突き刺したメディアは高まった情欲を解き放ち、子宮と腸内を満たしていく熱い感覚に大きな嬌声を上げながら潮を撒き散らして絶頂に達する。

「おっ、ぉほっ・・・♡ふひゅ、ひへぇ・・・っ♡」

全く衰える様子もなく数分もの間射精を受け止めた彼女の子宮はサッカーボールほどの大きさに膨らみ、腸内も流し込まれた精液でみっちりと埋め尽くされる。

「ハアァァッ・・・♪久シブリノ膣内射精、トッテモ気持チ良イワァ♪」

「はぁ、ふへぇ・・・っ♡喜んでっ、もらえてぇ♡嬉しぃ、でっ――――しゅびょっ!!?♡」

長い射精を終えて感想を漏らしながら彼女の頬を撫でるメディアに、雌の顔を晒しつつ蕩けた瞳を向けた矢先に突如腹部に衝撃を受けて甘い悲鳴を上げる。

「なっ、にぃ・・・?♡お腹の中で、ブチュッ♡てぇ・・・っ?――――ぐぎょっ!!?♡」

何が起こったか分からずに疑問符を浮かべていた彼女だがさらなる衝撃に声を上げ、慌てて精子で膨らんだ腹部を確認すると形が歪になっていることに気付く。

「アラ、上手クイッタヨウネ。コンナ簡単ニ卵子ガ精子ニ敗北スルナンテ、ドレダケ弱イノカシラ?トモカクコレデ、貴女ハ私ノ子供ヲ孕ンダワネェ♪」

大量に排卵して卵子が子宮内を泳いでいたことで次々と受精を重ねていき、受精卵がコブシ大の卵へと変化していくことで腹部が凸凹に膨らんでいく。

「ふぎゅっ!?♡おびょっ!?♡うひゅっ!?♡ぉぎゅびぃっ!!?♡」

受精を繰り返す度に大きな嬌声を上げて身体を跳ねらせながら絶頂を迎えて潮を吹き、それが治まる頃には数十回の絶頂を迎えて妊婦より二倍以上も歪に膨らんだ腹部を抱えて荒い息を漏らす彼女の姿があった。

「ほひょっ、へえぇ・・・っ♡やっとぉ、終わったぁ・・・?♡」

「アハハッ、オツカレサマ♪タックサン孕ムコトガ出来タワネェ、ソンナ貴女ニゴ褒美ヲアゲルッ♪」

そう口にしたメディアは身体の向きを変えて背後に振り返り、菊門に肉棒を突き入れられた状態の彼女も向きを変えることになりながら呆けた頭に疑問符を浮かべる。

「ご褒美っ、でしゅか?♡これ以上、なにをっ――――ぇ」

メディアの身体で見えていなかったベッドのある壁とは反対の壁へと顔を向けた彼女は、ガラス張りで隣の部屋が丸見えになっていることに気付くと同時に、驚愕した表情でガラス越しに自身を見つめる陽香の姿を確認する。

「陽、なんでっ・・・ぃやっ、だめ・・・!みない、でぇ・・・っ!?♡」

最愛の恋人に見られていることを理解した彼女は両手で顔を隠して懇願するが、それを許さないとばかりに腰振りを再開したメディアによって嬌声を上げる。

「アラァ、ジックリト見テモライマショウ?私ト貴女ノ愛ノ結晶ガ、産ミ落トサレル所ヲッ♪」

「やだやだぁ・・・っ!陽、見ちゃダメっ!私がメディア様との受精卵っ、産卵するのぉ・・・!」

片手で顔を隠してもう片手で引き抜かれそうな尻尾の肉棒を掴む彼女のささやかな抵抗も虚しく、膣内から肉棒を引き抜いたメディアは臀部に腰を打ち付けて腸内を肉棒で抉って産卵を促す。

「ダメっ、子宮口押し広げてぇ・・・!♡卵でちゃぅ、出てきちゃうぅ・・・っ!♡――――うほぉっ!!?♡」

子宮内から膣内に一つの卵が押し出されたのを皮切りに流れるように卵が子宮外に押し出され、それに後押しされる形で膣内の卵も体外に排出される。

「ふひっ、ほおっ・・・!?♡ダメっ、とまっでぇ・・・っ!♡ほぎょおおぉぉぉぉぉっ!!?♡」

一つ押し出されれば後は広がった出口に殺到して排出されていき、次々に体外に出てくる卵の勢いに彼女は大きな叫び声のような嬌声を上げて潮を撒き散らしてガラスの壁を濡らす。

「ふぎいぃぃぃっ!?♡ぉっぎゅうぅぅぅぅっ!?♡」

絶え間なく排出される卵の刺激に白目を剥いて歯を剥き出しにして獣のような喘ぎ声を上げる彼女の姿に、ガラス越しで見つめる陽香は自身の秘部に指を挿入して自慰行為に耽る。

「(ドウヤラ自分ノ幼馴染ダト、気付イテイナイヨウネ。マァ魔法少女ニ変身シテイルカラ、一種ノフィルターガ掛カッテイルヨウナモノダカラ当然ダケレド・・・コノ夢ハ魔法少女ト魔ノ者シカ入レナイハズ、ドウヤッテ入ッタノカシラ?)淫魔ノ仕業、カシラネェ?」

自身の雌が産卵するのを眺めながら思考を巡らせていたメディアは、どうでもいいかと切り捨てて腰振りを再開して腸内を肉棒で削りながら快楽を貪る。

「んぎゅひいぃぃぃぃぃっ!!?♡おっ、おぉおぅっ・・・!?♡」

身体を仰け反らせて手足をピンッ♡と伸ばしながら絶頂に達して潮を撒き散らす彼女は、早く産卵が終わるのを願いながら恋人に視姦されている事実に興奮して口元を緩ませるのだった。

 

数十個もの受精卵を体外に排出した彼女の秘部は緩んで開きっぱなしとなり、そこから愛液を垂れ流しながら絶頂の余韻で身体を震わせつつ息も絶え絶えな喘ぎ声を漏らす。

「ほひっ、ぉっ・・・♡やっひょぉ、おわっひゃ・・・ぁっ♡」

呆けた顔で安堵の息を吐いた彼女はガラス越しで自身を見つめる幼馴染の存在を思い出し、それだけで軽く絶頂を迎えて秘部からピュッピュッ♡と潮を噴き出す。

「ハァーイッ、ヨクデキマシタ♪ソレジャア、マタ仕込ンデアゲルワネェ♪」

労うように優しく頭を撫でられた彼女は胸をときめかせつつ目を細めて受け入れていたが、投げ掛けられた言葉と秘部に押し当てられた尻尾の肉棒に慌てて制止の声を上げる。

「ふえ・・・?♡やっ、ちょっとまっ――――んおっ!?♡」

彼女の言葉などお構いなしに秘部に肉棒を突き立てたメディアは、絶頂の余韻で敏感になった膣内を容赦なく擦り上げて最奥に叩き潰す。

「んごっ、おぎっ・・・!♡今っ、膣内敏感で・・・っ!♡ふごっ、ぐぎゅ・・・っ!♡」

「マダ私ハ満足シテイナインダカラ、続ケルノハ当然デショウ?分カッタラチャント膣内締メ付ケテ、オチ〇ポニ奉仕シナサイッ♪」

自身の腰と尻尾を打ち付けて膣内と腸内を同時に肉棒で突き上げて愉しげな声を上げるメディアに、彼女は嬌声を上げながら言われた通りに歯を食い縛って緩んだ秘部を締め付けようと踏ん張って努力する。

「プッ、アハハハッ!随分ト下品ナ音ガ、オ尻カラ漏レ出テイルワヨォ?貴女ノ幼馴染ニモ、聞カセテアゲタイクライダワァ!アハハハハッ!」

菊門に肉棒が出し入れされる度に腸内に溜まった精液が掻き混ぜられて音を立て、さらに秘部を締めようと踏ん張っていることで菊門と肉棒の隙間から放屁となってさらなる音を立てる。

「ふっ、ぐうぅっ・・・!♡そんな、ことぉ・・・言わない、でぇっ!♡」

羞恥で顔を赤く染めながら抗議を口にする彼女は正面に視線を向けるが、陽香は彼女の痴態を食い入るように見つめながら自慰行為に耽っていて視線には気付いていなかった。

「(陽が私が犯されるのを見て、気持ち良くなってくれてるっ♡もっともっと、汚される私を見て気持ち良くなって・・・っ♡)ふぎゅっ、ぇへっ・・・♡もっと見てぇ、陽っ・・・♡」

ガラス越しで音の聞こえない陽香に自身を見せ付けるように身体を晒す彼女に、意識を逸らしたことに苛立ちを覚えたメディアは腰振りを速めて膣内の最奥を押し潰す。

「おごっ!?♡めっ、メディア様?♡突然なにっ、をぉおおぉぉぉっ!!?♡」

「雄ヲ無視シテ他ノ雌ニ媚ビヲ売ルナンテ、躾ガ足リナカッタミタイネェ♪目移リシナイヨウニ、徹底的ニオ仕置キシテ教エ込ンデアゲルッ♪」

「待ってくださっ、んぐゅっ・・・!♡陽が見てっ、ぉおんぃ・・・っ!♡」

そう宣言して彼女の膨らみを鷲掴みにしたメディアは腰を強く打ち付けて両穴の最奥を叩き、大きくなる快感の波に彼女は喘ぎ声を上げながら身を震わせて絶頂を迎える。

「ふぶっ、うぉっ・・・!♡ぶぎゅ、ぽびっ・・・!♡」

膣内と腸内を擦り上げられて嬌声を上げる彼女は快感で幼馴染から意識が逸れ、顔をメディアに向けると媚びるように笑みを浮かべると唇を尖らせて口付けを求める。

「んぅっ、んーっ・・・♡メディア、さまぁ♡んぅーっ、むぢゅっ・・・♡」

「ンッ、ハァ・・・♪マッタク貴女ハソレバッカリネ、目ノ前ニイル幼馴染ハイイノカシラ?」

メディアが視線を向ける先には自慰行為に耽って荒い息を漏らしながら、身体を跳ねらせて秘部から潮を吹いて絶頂に達する姿があった。

「ぷぁ・・・っ♡それより、キスっ♡もっと、キスしてくださぃ・・・っ♡」

しかし彼女は一瞥することなくメディアに向けて舌を伸ばしながら口付けをせがみ、快感を求める彼女に慈悲を与えるように掴んだ膨らみを引っ張りながら腰振りを速める。

「ふごっ!?♡んっ、おぉ・・・っ!♡ほぉっ、うごぉっ・・・!♡」

瞳を蕩けさせながら無意識に膣内と腸内を締め付けて肉棒に刺激を与えて奉仕する彼女に、メディアは順調に身体を調教できていることを確認して口元を歪めて笑みを深める。

「ンッ、ソロソロ射精ルワ・・・マタシッカリ受ケ止メテ、私トノ子供ヲタクサン産ミ落トスノヨ?」

「んひっ♡はいっ、メディア様ぁ♡もっといっぱい、たっくさん♡メディア様の子供を孕んで産みますっ♡」

膣内と腸内で膨らむ肉棒を感じ取った彼女は次に起こることを思い浮かべて口元を緩ませ、その意思を示すように子宮口を亀頭に吸い付けて受け止める態勢を整える。

「殊勝ナ心掛ケネェ、ソレジャアシッカリトッ・・・受ケ止メナサイッ!」

吸い付いた子宮口に肉棒を押し込んだことで先端が子宮内に入り込み、その瞬間に膨張した肉棒が一際震えると高まった情欲を吐き出して満たしていく。

「んお、ぉほぉぉぉぉぉっ!!?♡ぼひっ、ふごおぉぉぉぉっ!!?♡」

突き破る勢いで子宮の奥を叩く吐精を受け止めた彼女は身体を仰け反らせて獣のような嬌声を上げ、流れ込んでくる精液で腹部が膨らんでいくのを感じながら秘部から潮を吹いて絶頂に達する。

「んごっ、ぶふうぅぅ・・・っ!♡お腹の中っ、ブチュブチュッてぇ♡敗北受精して、卵できぢゃぅ・・・っ!?♡」

排卵した卵子が精子に喰い潰されるのを本能で感じ取った彼女の言葉と同時に腹部が胎動し、受精卵が卵に変化したことで歪な形に腹部が膨らんでいく。

「んぎゅっ、ぐぅっ・・・!♡また赤ちゃん、産まれちゃうぅ・・・っ!♡」

ボコボコッと腹部が大きくなっていくのを眺めながら喜色の籠った声を漏らす彼女は、視線を感じて陽香の存在を思い出して見せびらかすように股をさらに開く。

「ぁっ、陽♡ふひっ、ピースピースぅっ♡ぇへっ、メディア様ぁ♡キスっ、キスしてくださぃ♡」

「アハッ♪ソンナコトシタラ、貴女ガ私ヲ愛シテルコトガバレチャウワヨ?」

ガラス越しの陽香に向けて顔の側で二つのピースサインを作った彼女に対して、メディアは揶揄うような愉しげな声で問い掛ける。

「いいですっ、バレていいですからぁ・・・♡キスしながら、メディア様との子供を産みたいんですぅ・・・♡」

「ソレナラショウガナイワネェ、番ノオ願イモ聞イテアゲナイトイケナイカラ♪」

顔を近付けていた彼女の唇を自身の唇で覆い隠したメディアは舌を伸ばして口内に滑り込ませ、舌を絡ませつつ歯や歯茎を舐め回しながら唾液を流し込んでいく。

「ごきゅっ、んくっ・・・♡んぼっ!?♡ぶぢゅっ、じゅぅ・・・っ♡ぶびゅっ!?♡」

口内をメディアの唾液で満たされた彼女は喉を鳴らしながら飲み込んでいき、その際に秘部から肉棒が引き抜かれて緩くなった子宮口から卵が滑り落ちて身を震わせる。

「ぢゅるっ、ぶぐっ・・・!?♡ぢゅぶっ、ぐぼっ・・・!?♡ぢゅうぅぅっ、ごぶ・・・っ!?♡」

メディアの首元に腕を回しながら一心不乱に口付けを交わす彼女はその度に卵を産み落とし、瞳を蕩けさせながら腰をヘコヘコッ♡と前後させて産卵を促進する。

「ソンナニ急ガナクテモ、マダマダターップリト赤チャンヲ仕込ンデアゲルワヨ♪」

口付けを中断して耳元で囁かれた言葉に、胸を高鳴らせて子宮をキュンッ♡と疼かせた彼女は表情をだらしなく緩ませる。

「っ・・・!♡はいっ、メディア様♡私の卵子を、無責任に使い潰してっ♡メディア様の子供を、たぁーっくさん孕ませてくださいっ♡」

「モチロンヨ♪幼馴染チャンニモ、タップリト見セ付ケテアゲマショウ?私タチガ愛シ合ウ姿ヲネェ♪」

愉しげな声を上げるメディアに賛同するように笑みを深めた彼女は、次なる種付けを求めて子宮内を満たす卵を産み落とそうと踏ん張って産卵を続けるのだった。

 

 

~♡♡♡~

 

 

カーテンの隙間から差し込む朝日の光で目を覚ました彼女は、暖かで落ち着く匂いに包まれていることに気付いて頬を緩ませる。

「んっ・・・とっても、良い匂い。落ち着く・・・♡(夢の世界ではあんなことになったけど、やっぱり陽が一番大好き・・・っ♡)」

「あっ、冬ちゃん。目が覚めたんだね、おはようっ!」

陽香に抱き締められて胸に顔を埋めていることに気付いた彼女は、顔を上げると微笑みを浮かべる幼馴染の顔が目に入る。

「陽、おはよう・・・わぷっ」

「むふふぅ♪冬ちゃん、あったかいなぁ・・・っ?冬ちゃん、どうかした?」

自身の胸に頬擦りしながら視線を向ける彼女に気付いた陽香の問い掛けに、少しだけ考える素振りを見せてから恐る恐るといった様子で口を開く。

「陽っ・・・今日見た夢のこと、覚えてる?」

「うぇ?夢?うぅーん・・・よく覚えてないかな、でも起きた時はスッキリした気分だったよ!」

陽香の様子に本当に覚えていないことを察した彼女は、ホッと安堵の息を吐いてから腰に腕を回して抱き締め返す。

「むふっ、冬ちゃんは甘えん坊だね♪まだ朝も早いし、もう少しこのまま過ごそっか?」

「んっ♡キスもいっぱい、しようねっ♡」

身体を擦り付けるように密着しながら唇を突き出す彼女に口角を上げた陽香は、時間の許す限り彼女の要望に応えるように口付けを交わしながら愛を確かめ合った。

 

聖歌が扉をノックして部屋を訪れるまで組んず解(ほぐ)れつしていた彼女と陽香は、急いでシャワーを浴びて身体を清めてから寝間着を着替えると待っていた聖歌たちと朝食を済ませる。

「今日は運動も兼ねてテニスをしませんか?他にもゴルフやバスケットボールなどもできますから、やりたいものがあればどんどん仰ってくださいね?」

という聖歌の一言で送迎用の車に乗って本邸を後にした一行は、前日に訪れた別邸の側に整備されたテニスコートへと辿り着く。

「聖歌さんのお家は何でもありますね、もしかしてカラオケルームやボウリング場もあったりします?・・・なーんて」

「カラオケルームとは少し違いますが、習い事用の防音室はありますよ?ボウリング場はありませんが、たしか別邸にまだ空いている部屋が残っていましたよね?」

絵梨の疑問になんともなしに返事をした聖歌は、傍に控えるメイドに声を掛けて次なる別邸改造の案を練っていく。

「もしかして、藪蛇ってやつですか?」

「何を置くか悩んでたから、ちょうどよかったんじゃないか?」

絵梨の不安げな言葉に軽い調子で返事をした龍鬼は、車に積まれている荷物からテニスウェアを手に取ると皆に渡していく。

「あぁなった聖歌は止められないからな、先にテニスをやってる間に話も終わってるだろ」

そう口にしてその場でテニスウェアに着替えようと身に着けている衣服を脱ぎ始めた龍鬼に、呆気に取られる彼女たちを尻目に傍に控えていた数人のメイドが一斉に行動を起こす。

「龍鬼様、ここでは冷えてしまいます。車内に十分な広さを確保してありますので、そちらでお着替えしてはどうでしょうか?脱いだ衣服はこちらでお受け取りします」

「えっ?あぁー、たしかにそうか。いつもの癖でつい・・・って、冬華たちはポカンとしてどうかしたか?」

手に持っていた上着をメイドに渡しながら視線を感じて彼女たちへと向き直った龍鬼は、野外で下着姿になろうとしていたとは思えないほど自然体で疑問符を浮かべる。

「いえっ、龍鬼さんってたまに大胆なことするなぁ・・・っと思っただけですよ、ね?」

「っ、っ!」

絵梨の意見に首を大きく縦に振って同意を示す由良、彼女と陽香も頷きを見せていることに龍鬼は首を傾げて疑問符を浮かべる。

「? まぁ、いいか。それよりたしか陽香って運動部だったよな、一度対戦しないか?」

「私は良いですけど、冬ちゃんはどうする?」

龍鬼の提案に快く応じた陽香は彼女へと顔を向けて問い掛け、それを受けて少しだけ考える素振りを見せてから返事をする。

「今は聖歌さんが、いないから・・・見学しておこう、かな?二人とも、頑張ってねっ」

彼女の応援を聞いてサムズアップして答えた龍鬼は着替えるために車内へと入り、待っている間手持ち無沙汰になる陽香は握っていた彼女の手を引いて抱き寄せる。

「んっ、陽・・・?」

「少しだけ離れるから、冬ちゃん成分を摂取しておかないとね!冬ちゃんは温かくて良い匂いだね、むふぅーっ♪」

両腕で強く抱き締めながら髪に顔を埋めて深呼吸をして嬉しそうに声を弾ませる陽香に、喜びで口元を緩ませた彼女は腕を回して抱き締め返して密着すると胸元に頬擦りして甘える。

「んっ・・・♡陽も、温かくて・・・落ち着く、良い匂いだよ?♡」

愛しい恋人の温もりと匂いに包まれて表情を蕩けさせる彼女の様子を眺めていた絵梨は、意識を隣に立つ由良に向けると相手もそれに気付いて顔を見合わせる。

「そういえば、良い匂いがする相手は遺伝子から相性がいい・・・って話を聞いたことがあるかも、由良ちゃんの匂いってどうなんだろ?」

「? っ、っ・・・!」

首を傾げていた由良は絵梨の呟きを耳にすると両腕を広げて受けの体勢を取り、その行動の意図を察した絵梨は顔を左右に向けて見られていないことを確認してから胸に飛び込む。

「すぅっ・・・はぁぁ♡なっ、なんだかこれ・・・癖になりそう♡すぅぅっ、はぁ・・・っ♡」

由良に抱き着きながら首筋に鼻を押し付けて深呼吸した絵梨は、トロンッと瞳を蕩けさせながら一心不乱に由良の匂いで肺をいっぱいにしていく。

「っ・・・!っ、っ!」

そんないじらしい妻の姿に胸を高鳴らせた由良が腰に回していた手を臀部に添えようと下にずらすと同時に、車の扉が開かれてテニスウェアに着替え終えた龍鬼が姿を見せる。

「おーいっ、着替え終わった・・・って皆、抱き締め合って何してるんだ?」

龍鬼の問い掛けで我に返った面々は慌てた様子で何でもないと告げると着替えるために車内へと向かい、その様子に首を傾げながらも仲が良いんだなと考えて笑みを浮かべる龍鬼であった。

 

着替え終わった陽香は龍鬼と共にコートに向かって対戦を始め、二つあるコートのもう一方では絵梨と由良が軽い打ち合いをして楽しんでいる。

「すみませんっ、話し込んでしまって・・・!何も問題ありませんでしたか?」

「んっ、おかえりなさい・・・道具とかは、メイドさんが用意してくれたから」

陽香の勇姿を目に焼き付けていた彼女は横から声を掛けられて顔を向けると、息を切らせた聖歌を目にして投げ掛けられた疑問に首を縦に振って問題ないことを告げる。

「それならよかったです、ちょうど冬華に知らせたいこともあったので」

「? 私、に?」

不思議そうに首を傾げる彼女に、頷きを見せてから口を開く。

「昨日戦った魔の者が上位種で少し苦戦しまして、その時に以前お見せしたミカエル様がお力を貸してくださったのです!あの時のミカエル様はとても素敵でっ、戦いの最中だというのについつい子宮が疼いてっ――――」

「魔の者の、力を借りる・・・?」

聖歌の口にした言葉に疑問の声を漏らす彼女に、トリップしていた聖歌は我に返って咳払いを挟んでから続きを口にする。

「こほんっ・・・はい。ある程度の親密度まで仲を深めると、宵ノ世界でのみ声が聞こえてお力を借りることができるそうです」

「親密度・・・?」

「端的に言いますと、魔の者と身体を重ねている冬華ならすぐにお力を借りられるかも・・・っということです」

濁さずはっきりと告げられた言葉を耳にして脳が理解すると同時に、彼女は頬を朱に染めて驚いた様子で目を見開いて聖歌を見つめる。

「ちなみにお力を借りられるのは、意思疎通のできる上位種のみだと思いますが・・・冬華なら他の魔の者からも、お力を借りられるかもしれませんね」

「なんだか、素直に喜べない・・・」

不貞腐れたように頬を膨らませる彼女の姿にクスッと笑みを零した聖歌は、視線を前に向けて軽快なステップを踏みながら球を打ち返す龍鬼の姿に瞳を輝かせる。

「キャーっ!龍鬼っ、とってもカッコイイです!」

立ち上がって大きな声援を上げる聖歌に肩を跳ねらせて驚きで目を瞬かせた彼女だが、負けてられないとすぐに気持ちを切り替えて立ち上がると陽香に声援を送る。

「陽香っ、頑張って・・・!」

彼女の声を耳にした陽香は口元を緩ませてヤル気を漲らせ、帰ってくる球の勢いが増したことに龍鬼も口角を上げてギアを上げる。

 

「なっ、なんだか隣のコートの激しさ増してない?」

「? っ・・・っ、っ!」

一歩も引かない攻防を繰り広げる陽香と龍鬼の様子に困惑した声を上げる絵梨に、由良も同意する形で驚いた様子を見せながらも一旦打ち合いをやめて観戦するのだった。

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