タンク系魔法少女 ~負けてからが本番!?~ 作:にゃんたるとうふ
土曜日の陽香とのお出掛けを堪能した彼女は休日を有意義に過ごし、平日の学校も
元々運動系の部活に所属する陽香はその優れた運動神経を遺憾なく発揮し、そんな陽香とよく遊ぶ彼女は運動神経はそこそこだが幼馴染の動きを予想して絶妙なアシストをしている。
「冬ちゃん!」
「んっ」
陽香からのパスを受け取った彼女は道を阻む敵チームの選手の間を縫うようにすり抜けると、流れるようなフォームでシュートを放ち・・・まるで吸い込まれるようにボールはゴールへと収まる。
「やったー!冬ちゃんスゴイ!」
「陽のパスが、良かったからだよ」
試合が終わってから互いの健闘を称え合う彼女と陽香の姿を少し離れた位置から眺めていたクラスメイトたちは、微笑ましいその光景に皆一様に口元を緩ませていた。
「ほらほらっ、まだ試合は残っているんだからボケッとしない。気持ちは分からないでもないけど、それは休み時間にしなさいっ」
いつものやり取りに苦笑しながら呆ける生徒を促して授業を再開させた体育の先生は、青春だねぇと眩しいものを見るように目を細めながら小さく息を吐くのだった。
体育の授業を終えた彼女は着替えを先に済ませた陽香を追いかけるように教室へと向かう道中、自身を呼び止めるように声を掛けられたことでその歩みを止める。
「おーいっ、そこのおっぱいの大きな女の子ーっ!」
「・・・っ?もしかして、私?」
「そうそうっ、そのポケットからはみ出てるのって魔法少女のステッキだろ?アタシもなんだ、ほらっ」
周りに人がいないことで振り返った彼女が首を傾げながら答えると金髪を
「そういえば、私以外に四人の魔法少女がいるんだっけ?」
「うん?アンタを入れて六人だろ?」
「あっ、そっか・・・少し事情があって、実はっ――――」
彼女は自身が既存の魔法少女から力を引き継いだことを伝え、その魔法少女が絵梨であることも伝える。
「へぇー、この力って相手に渡すことができるのか。それは知らなかったよ、いやそもそも特殊なケースか・・・ってことは絵梨はもう戦わなくていいんだ、もったいないなぁ」
「? もったいない?よかったじゃなくて?」
目の前の少女の発した言葉に疑問符を浮かべて問い掛ける彼女は、少女は心底不思議そうな表情を浮かべて口を開く。
「えっ?だって合法的に魔の者を殴り飛ばせるんだ、ストレス発散にもってこいじゃん」
さも当然とばかりの返事を聞いた彼女は
「いやいや、アタシに人を殴る趣味も戦闘狂でもないからな?勘違いするなよ?ただ今年でアタシも受験だからさ、ストレスが溜まってるんだよ・・・」
少しだけ遠い目をしながらそう告げる少女に先輩だったことを知って背筋を伸ばす、しかし少女は畏まらなくていいと口にして手をひらひらと振るう。
「別にアタシにはタメ口で構わないよ、その方がアタシも気楽だし性に合ってる。ってそうだ、自己紹介してないじゃん・・・アタシは『
「私は『茅原 冬華』、ほんの数日前に魔法少女になったの。よろしく」
差し出された手を取って握手を交わすと、龍鬼は嬉しそうに笑みを浮かべて握った手をブンブンと縦に大きく振り回す。
「アタシの握手にすぐ答えてくれたのは冬華だけだ、これからも仲良くしようじゃん!」
「んっ、こちらこそ何か気になることがあったら尋ねるかも」
「それぐらいお安い御用さ、学年も魔法少女も先輩だからなっ!あっ、勉強はそこまで成績良くないから程々で頼むよ?あと連絡先交換しておこうか」
笑いを漏らしながらそう告げる龍鬼に彼女もつられて笑みを浮かべ、他愛のない話をしてからチャイムが鳴ることでその場は解散となった。
教室へと戻ってきた彼女が自身の席に座ると隣の席の幼馴染に脇を突かれ、顔を向けると頬を膨らませながらいじけた様子で口を開く。
「うぅーっ、なんですぐ追ってきてくれなかったの?私待ってたのにぃ・・・っ」
「ちょっと、先輩と話してた」
「冬ちゃんに先輩の知り合いなんていたっけ?」
「さっき知り合った」
「冬ちゃんにそんなコミュ力あるわけないよっ!」
「ひどくない?」
陽香からのコミュニケーション能力の評価が低いことに少し困惑しながらも、先程の休み時間に接することが出来なかった分話に付き合うのだった。
ちなみに授業中にも関わらず会話を続ける彼女と陽香に先生は苦笑を浮かべながらも、仲睦まじい光景を邪魔するのも
残りの授業も問題なく進んで放課後を迎えると、陽香はすぐさま荷物をまとめると彼女へと向き直る。
「それじゃあ、冬ちゃん!前回行けなかったショッピングモールに行こうっ!」
「んっ、今日は部活はなし?」
「臨時で呼ばれることもないから、問題なしっ!」
陽香の返事を聞いた彼女は微笑みを浮かべると鞄を手にして立ち上がり、陽香もそれに続いて立ち上がると一緒に教室を後にする。
「尊くない?」
「わかるっ」
彼女たちが姿を消してすぐに教室に残っていたクラスメイトたちは集まり、今日の『冬陽尊み会議』が開始されていることは彼女たちは知る由もなかった。
学校を出て徒歩十数分の所に建つショッピングモールへと辿り着いた彼女と陽香は、ウィンドウショッピングを楽しみながら談笑に花を咲かせる。
「あっ!これなんて冬ちゃんに似合いそう、どうかな?」
雪の結晶を模した髪飾りを手に取って彼女の頭にかざす陽香は満足そうに頷き、値段もお手頃ということでレジに直行していき・・・止める間もなかった幼馴染の姿に苦笑を浮かべつつ、
手に入れた髪飾りを見つめてやり遂げた表情を浮かべた陽香は彼女の元へと駆け寄ると、さっそく髪飾りを手渡して嬉しそうに頬を緩ませる。
「はいっ、冬ちゃん!私からのプレゼントだよ!」
「んっ、ありがとう・・・陽、これはお返し」
髪飾りを受け取った彼女は喜色の笑みを浮かべると包装紙を取り出して陽香へと差し出し、疑問符を浮かべる幼馴染は中を確認すると弾けんばかりの笑顔を咲かせる。
「冬ちゃん、ありがとう!大好きっ!」
「私も、陽のこと大好きだよ」
喜びを爆発させて抱き着いてきた陽香を受け止めて返事をし、口元を緩ませる幼馴染を連れて店を後にする。
ショッピングモールを練り歩く彼女は時間を確認すると陽香へと視線を向け、その意図を察している陽香は大きな頷きを返して口を開く。
「お母さんには連絡してあるから大丈夫だよ、今日もどこかで夕食を食べてから帰ろっか?」
「いつもゴメンね?陽」
「私が好きでやってることだから、気にしなくていいんだよ?それより今日は何を食べよっか?」
「今日は、蕎麦の気分」
彼女の両親は共働きでしかも出張が多く家にいることが少ないため、自炊しているのだがたまにこうして外食することがある。
そんな彼女を心配した陽香の両親はたまの外食に自身の娘を同行させるようにしている、あと夕食の席に彼女を招くこともしばしば。
両親が共働きなこともありお金には余裕がある彼女だが特に無駄使いはせず、使う時といえば陽香に物をプレゼントする時くらいである。
「あ、ここ蕎麦があるよ。ここにする?」
「んっ、陽は何にする?」
「私も蕎麦にしようかな、冬ちゃんとおそろい!」
無邪気な笑顔を浮かべてそう口にする陽香の姿につられて笑みを浮かべた彼女は、気持ちが安らぐのを感じながら夕食を済ませるためにお店に足を踏み入れるのだった。
「おいしかったね!」
「んっ」
夕食を食べ終えた彼女と陽香はショッピングモールを後にして家に向かう帰路につきながら、いつものように和やかに談笑していると独特な音が彼女の耳に届く。
「? この音・・・」
「えっ、音?・・・何にも聞こえないよ?」
彼女の言葉に疑問符を浮かべながら耳を済ませた陽香だが、何も聞こえていない様子で首を傾げる。
「・・・んっ、気のせいだったみたい」
「そうなの?あっ、冬ちゃんのお家に着いたね!」
陽香の言葉で自身の家の前に着いたことに気付いた彼女は門を開けて敷地内へと足を踏み入れ、その様子を眺めていた陽香は振り返った彼女へと手を振って別れの言葉をかける。
「それじゃあ、冬ちゃん。また明日ね!」
「んっ、また明日。おやすみ、陽」
「えへへっ・・・冬ちゃんもおやすみっ!」
自宅に向けて駆け出した陽香の背中が見えなくなるまで見送った彼女は、スマホを取り出してステッキを原寸大にすると液晶を操作する。
「さっきから、鳴っているこの音は・・・やっぱり、魔の者が現れてる」
マップを表示して赤い点の場所を確認した彼女は、距離は遠くないことを認識すると敷地外に出て門を閉めるとその場へと駆け出した。
数分ほど走ってようやく目的地に着いた彼女は電柱に扉が出現していることに驚きながら、周りに人がいないことを確認すると扉を開いて宵ノ世界へと足を踏み入れる。
「狭い・・・」
今までよりもさらに狭い通路に苦戦しながらもやっとの思いで通り抜けると、もはや見慣れてきた赤黒い風景が広がっているのを認識してステッキを構えて魔法少女へと変身する。
「今回は、木が多い?」
前回と違ってこじんまりとした廃墟を囲うように木々が生い茂っており、視界が悪いことに急襲を警戒しながら周りに視線を向けながら歩を進める。
「風も吹いてないから、木が揺れる音すらしない・・・っ」
不気味なほど静かな灰色の森を歩いていた彼女だが、木の陰から飛び出してきた黒い影に相対するためにステッキから刀身を作り出して振るう。
「くっ・・・!」
甲高い音と共に自身の剣が弾かれたことでその場から飛び退いた彼女は相手の姿を確認するために目を凝らし、その正体が目が三つあり尻尾が二股に分かれた黒い狼であることに気付く。
「(前回の魔の者よりも速さは少し遅い、力も弾かれはしたけど刀身は砕けてないから同等・・・これなら隙を突けば何とかっ――――)・・・それは反則っ」
自身に勝算があることに安堵の息を吐いたのも束の間で、周りの木の陰から新たに三匹の狼が姿を見せたことに顔を曇らせる。
「――バウバウッ!」
最初に対峙した狼が吠えると同時に新たに現れた狼も動き出して彼女に目掛けて歯を剥き出しにし、迫る凶歯を間一髪で躱しながら打開策を考える。
「さすがに、四対一は分が悪い・・・っ(最初に出てきた狼がリーダーだとしたら、倒せば他も消える?っとは限らない、見た目も全く一緒で見分けがつかないし・・・)」
飛び掛かってきた狼を剣で斬り付けて弾き飛ばしてからその場から跳躍した彼女は木の枝に飛び乗り、一旦距離を取って対策を考えることにした。
木々に飛び移りながら移動していた彼女は森の中心に建つ廃墟へと辿り着き、比較的綺麗な外観に侵入される心配が少ないことを期待して中へと滑り込む。
「とりあえず、入り口は塞いだから・・・どうするか、考えないとっ」
狼の攻撃が自身と同等なら捨て身の攻撃もできるが拘束されては抜け出せないことを考えて二の足を踏み、やはり狼の群れのリーダーを倒すことが先決だと思考を巡らせる。
「けど見た目は一緒、見分けがつかない・・・いや、もしかしてっ――――リーダーは、他に居る?」
ふとステッキの液晶を操作し始めた彼女は魔の者の存在を確認するためにマップを開き、目の前に映る画面に表示される印を目にして眉を顰める。
「(やっぱり、リーダーは他に居る・・・それと他にも狼がいる、全部でっ――――)っ・・・!」
その場から咄嗟に転がるように移動した彼女は先程まで自身がいた場所へと視線を向け、手首から生えた鋭い鉤爪で廃墟の床を抉る二足歩行の狼の姿を捉える。
「――ガウガウッ!!」
天井まで三メートルという高さがあるがその狼は腰を落として屈んでいても頭が天井に当たるほど大きく、三つの目は彼女を捉えて逃がさないという強い意志を感じさせる。
「貴方が、群れのリーダー?(全然気配を感じなかった、それにあんな巨体なのにかなり素早いっ)だから、それは反則・・・っ」
魔の者の体毛の一部が脈動すると膨れ上がり、それは形を変えると彼女が初めに会った狼の姿に変貌する。
「――ガウガウッ!ガウッ!」
さらに数体の狼を生み出した魔の者は号令をかけるように鳴き声を上げ、それに呼応するようにその場から彼女に向けて狼が駆け出す。
「っ・・・『シルバーバレット』!」
「――バウッ!?」
一体の狼に被弾するが弾き飛ばされただけですぐさま立ち上がって向かってくる様子に、彼女は歯噛みしながら廃墟の階段を駆け上がって距離を取る。
「(剣で斬り付けた時は傷がついていたけど、魔法は衝撃を受けているだけだった・・・つまり)近接攻撃じゃないと、倒せない?」
自身を追って階段を駆け上ってくる狼を魔法で弾き飛ばしながら、どうにか本体を倒す方法を模索する。
「――バウバウッ!」
「う、わっ・・・!?」
二階に辿り着いたと同時に狼が飛びついてきたことに驚いて対処が一歩遅れた彼女は、服を切り裂かれながらも手にした剣を狼の腹部へと突き立てて消滅させる。
「一応、剣は通る・・・本体に効くかは、わからないけど・・・っ」
潜んでいたもう一体の狼を斬り飛ばして消滅させた彼女は、建物から脱出することを視野に入れながら窓の外へと視線を向ける。
「やっぱり・・・外にも、狼がいる」
廃墟の周りを巡回するように歩き回る狼の群れを目にして思考を巡らせる彼女は、不意に背後に気配を感じたことでその場から横に跳んで移動する。
「――ガウガウッ!!」
「っ、いつの間に・・・っ(生み出した狼より格段に速い、けどあの巨体じゃ廃墟内だと動きに制限はあるはずっ)」
再び体毛を脈動させる魔の者に床を強く蹴って接近すると振り下ろされた鉤爪を躱して懐に飛び込み、手にした剣を渾身の力で振り抜く。
「――ガッ、ガウッ!?」
「通ったっ、けど浅い・・・っ」
横一文字に傷を受けた魔の者は痛みに身体を仰け反らせて呻き、狼を生み出すことも中断していることに気付く。
「ここで、決める・・・っ!」
切っ先を魔の者に向けた彼女は先程傷をつけた部分を見つめ、全体重を乗せた突きを放つために床を強く蹴り上げる。
「――――はぁっ!」
彼女の
「――ガッ、ウ・・・」
大きな地響きを上げてその場に倒れ伏した魔の者を見つめながら、勝つことのできた喜びで安堵の息を吐いてつい気が緩んでしまう。
「これでっ――――ぐっ!?」
突然背後から衝撃を受けた彼女は床を転がって壁に身体を打ち付け、揺れる視界をどうにか動かして衝撃の正体を確認する。
「え・・・もう、一体?」
視線の先には先程胸を貫いたはずの魔の者が立っており、傍らに倒れる自身と同じ魔の者へと視線を向けてから手で触れる。
「なっ・・・」
すると倒したと思っていた魔の者はその体躯が縮まっていくと狼の姿となり、彼女は驚きと共に自身が偽物を倒したことを察する。
「ここは、一旦離れてっ――――ぁっ!?」
魔の者から一度距離を取るために魔法を放とうとステッキを構えた彼女だが、視覚外から飛び出してきた狼がステッキを咥えて奪い去る。
「待っ――――ぁぐっ!?」
ステッキを奪い返そうと狼に視線を向けた一瞬の隙に魔の者は彼女との間合いを詰め、頭を鷲掴みにすると床に叩き付ける。
「くっ、離しっ・・・うぁ・・・っ」
頭を掴む腕を引き剥がそうと藻掻く彼女だがビクともせず、そのまま部屋の中央まで引きずられてしまう。
「うぐっ・・・(どうにかステッキを取り返さないと、魔の者を滅することすらできないっ)」
彼女が思考を巡らせて状況の打開を模索している間に、廃墟の出入り口を開いていた魔の者によって狼が廃墟内に集結していることを・・・この時の彼女は知る由もなかった。
~♡♡♡~
頭を掴んでいた魔の者の拘束が解けたことで顔を上げた彼女は睨むように目付きを鋭くしたが、ふと鼻につく獣の匂いが強まっていることに気付いて周りへと視線を向ける。
「っ、いつの間に・・・っ」
自身を囲むように狼が集まっていることに気付いた彼女は逃げ場がないことに顔を歪め、ざっと見ただけで十体以上はいる狼をどう対処しようかと考えを巡らせる。
「――ガッ?ガウガウッ!」
「ぅっ、なに・・・っ、ぅあ?♡」
彼女の様子に気付いて鳴き声を上げた魔の者に疑問の声を上げたが、突然むせ返るような雄の匂いに包まれた彼女は思考を鈍らせる。
「な、にっ・・・?ぁぐっ♡」
くらくらする頭をどうにか動かして状況の把握をしようとした彼女だが、後ろから押し倒されて四つん這いの姿勢になってしまう。
「うくっ、待っ・・・ぅっ、あ・・・っ♡」
自身の肩に前足を置いて起き上がれなくする狼の姿を肩越しに確認し、その際に周りに控えている狼の肉棒を目にした彼女は匂いの原因に気付いて喉を鳴らす。
「(さっき魔の者が吠えたのは、狼たちを臨戦態勢にするため・・・っ♡)んっ・・・そんなに、押し付けないで・・・っ♡」
白タイツ越しに肉棒を押し付けてくる狼に待ったをかけた彼女は、自ら白タイツを下ろすと恥部を広げて肉棒を迎え入れる。
「うぁっ、くぅっ・・・んぐっ、はぁ・・・っ♡」
獣特有の乱暴な腰振りで子宮を何度も叩かれる彼女は甘い声を漏らし、望んで快感を得ようとする姿に魔の者は口元を歪ませて合図を送る。
「――バウッ、バウバウッ!」
それを待っていたとばかりにおすわりしていた狼たちは一斉に動き出し、次に誰が彼女と交尾するかを競い合い始める。
「ぇ、あっ・・・ケンカ、しないでっ♡皆と平等に、してあげるから・・・っ♡」
周りが騒がしくなったことに気付いて顔を上げた彼女はそう声を掛け、この混乱に乗じて脱出を試みようなどとは微塵も考えていなかった。
「んぉっ、ふぅっ・・・ぃぎっ、ひご・・・っ♡(膣内でどんどん大きくなってっ、隙間が無くなっていく・・・っ♡)」
腰を打ち付ける度に膨張していく肉棒に喜びの声を漏らす彼女に、気を良くした狼は腰の動きを速める。
「――ッ、バウッ!!」
「んっ、ほおぉっ!?♡」
一際大きな鳴き声を上げた狼は身体を反転させてお尻同士を突き合わせて情欲を膣内へと解き放ち、子宮を満たす熱に彼女は嬌声を上げながら絶頂を迎える。
「ぉっ・・・?♡(射精長っ、全然止まる気配がない・・・っ♡)」
子宮を満たしてもなお収まることのない射精に戸惑いの声を漏らした彼女だが、どんどん膨らんでいくお腹を見つめて喜色の笑みを浮かべる。
「ぅっ、ふぁ・・・っ♡(膣内でおち〇ぽが膨らんでビクともしない?もしかしてこれ、交尾結合っ?♡)」
狼の亀頭球が膨らんだことで肉棒が抜けないことに気付いた彼女は、射精が終わるまでこのままということを悟って背筋に快感が走るのを感じた。
「っ、ぁはっ・・・♡(つまりここにいる狼全員と、今と同じ状況に・・・っ♡)」
これから起こる出来事を夢想した彼女はだらしない雌の顔を晒し、大きく口を開いて舌を出して涎を垂れ流す姿は正しく卑しい雌の姿だった。
そんな彼女の姿を眺めながら壁を背にして腰を下ろした魔の者は、体毛を脈動させてさらに狼を生み出していく。
「ぁぎっ、んぎょっ・・・ほぉっ、んぴ・・・っ♡」
そうとは知らずに狼の肉棒を味わう彼女は恍惚とした笑みを浮かべ、今なお続く射精の脈動を膣内で感じながら身を震わせる。
そうしている内にようやく一体目の射精が終わり亀頭球が縮んだことで引き抜かれた肉棒を切なげに見つめながら、次なる肉棒を求めて誘うように彼女は腰を左右に振って媚びた声を漏らす。
「くぅ~んっ♡――――んぎょっ!?♡」
雌の秘所が空いたことをいち早く察知した近くにいた狼によって蓋をされ、見ている時点で情欲の高まっていた狼はすぐに膣内へと精を流し込む。
「んっ、おっ・・・おぉっ、ほぎ・・・っ♡」
再び射精が始まったことに喜びの喘ぎ声を上げる彼女は、目の前で右往左往する狼の肉棒に手を伸ばすと躊躇なく口に咥える。
「んんっ、んぢゅっ・・・ぢゅぅっ、じゅぷ・・・っ♡」
下品な音を立てて肉棒にしゃぶりつく彼女に狼は亀頭球を膨らませると、彼女の喉奥へと射精を行う。
「んっ、んぶっ・・・ごきゅっ、こく・・・っ♡」
喉を塞がれて胃に直接精液を流し込まれる彼女は息ができない状況で酸欠になり、意識が朦朧としながらも肉棒への奉仕を止めずに膣内と喉を締め付けて快感を与える。
「ごきゅっ、ごぎゅっ・・・ごぶっ、ごぼ・・・っ♡(死ぬっ♡死んじゃうっ♡狼のおち〇ぽで、窒息死させられちゃう・・・っ♡)」
身体から力が抜けていくのを感じながらも内心は喜びで満たされており、チリチリと脳が焼けるような快感で口から涎と秘部からは潮を大量に噴き出して絶頂を迎える。
「ごぷっ、ぉげぇっ・・・♡(ぁっ、これダメだ・・・っ♡経験したら、二度と戻れなくなっちゃうっ♡イクッ♡逝っちゃう・・・っ♡)」
意識が落ちそうになる刹那に口から射精を終えた肉棒が引き抜かれ、精液を撒き散らしながら彼女は大きく深呼吸を繰り返す。
「はぁ、はぁっ・・・んぶっ!?♡(また口におち〇ぽがっ、今度こそ本当に死んじゃう・・・っ♡)」
何かを期待するように熱っぽい視線を向ける彼女に、狼たちは彼女に配慮することなく自身の欲望を解消するために腰を動かしていく。
「んぷっ、んぎゅっ・・・んぉっ、ぉぎょ・・・っ♡」
自身の様子もお構いなしに快感を貪るために腰を振る狼に、彼女はだらしない表情を浮かべながら獣のような嬌声を上げる。
「んぉっ・・・ほおぉっ!?♡」
喉を蹂躙されている間に膣内への射精が終わり肉棒が引き抜かれると、休む間もなく次の肉棒が膣内を満たして射精を行っていく。
「んほっ、ほおっ・・・ごぶっ!?♡」
口内を抉っていた肉棒を喉奥へと押し込んで亀頭球を膨らませた狼は、再び無遠慮に射精を行って彼女の頭を固定する。
「ごぼっ、ごぷっ・・・ぐぶっ、おぼ・・・っ♡」
胃に流し込まれる精と喉を満たす肉棒の熱さを感じながら、終わりの見えない凌辱に子宮が疼くのを感じて自然と顔をだらしなく緩ませた。
一体何匹の狼を相手にしたかもわからないほどの精を受け止めた腹部は今までにないほど膨らみ、仰向けに寝転がる彼女は酸欠になって回らなくなった思考を動かすために深呼吸を繰り返す。
「ひぃっ、ふぅっ・・・はぁっ、ほぉ・・・っ♡」
彼女を囲むように満足そうな息を吐く狼たちは、寝転がる雌にマーキングをするように小便をかける。
「んっ、ぷぁっ・・・ぇへへっ、ぁ・・・っ♡」
自身が狼たちの雌であるということの証明に彼女はだらしない笑みを浮かべ、そんな彼女の側に壁を背にして座っていた魔の者が狼をかき分けて姿を見せる。
「――ガウッ、ガウガウッ!」
体毛を押し退けて体格に見合ったいきり立つ肉棒を曝け出した魔の者は彼女に声をかけるように吠え、その意味を理解した彼女は無防備にお腹を晒して服従のポーズを取る。
「わんっ、わんわん・・・っ♡――――ぐぎゃっ!?♡」
媚びるような鳴き声を上げる彼女に魔の者は足を振り上げると膨らんだ雌の腹部を踏み潰し、膣内に溜まっていた精を全て体外に放出させる。
「くひっ、わぅ・・・っ♡あびっ!?♡」
腹部に受けた強い衝撃に絶頂を迎えた彼女は甘えた声を漏らし、魔の者はそんな雌を持ち上げると自身の肉棒を膣内へと突き入れる。
「おっ、ごっ・・・うぎっ、ほひ・・・っ♡」
胸の辺りまで肉棒の形が分かるほどくっきりと浮き上がり、腰を前後させる度に子宮が押し潰されて彼女は歓喜の嬌声を上げる。
「――ガウッ、ガアァッ!!」
「ふぐっ――――わうぅぅっ!?♡」
ボコッと魔の者の亀頭球が膨らんだと同時に精が解き放たれ、押し潰された子宮が情欲で満たされるのを感じて彼女は雌犬のような鳴き声を上げて絶頂する。
「おっ、ほぉっ・・・ぁっ、わふぅ・・・っ♡」
ドクドクッと膣内で脈打つ肉棒の熱と精液で子宮が満たされて膨らんでいく腹部を感じながら、自身を支配する逞しい雄を見上げながら彼女は媚びを売るように甘えた嬌声を上げる。
「わんっ、わぅっ・・・んちゅっ、ちゅぱ・・・っ♡」
そんな雌に褒美を与えるように魔の者から伸ばされた舌に、彼女は喜々として自身の舌を伸ばすと絡ませて唾液を口に含む。
「ぢゅるるっ、ちゅぷっ・・・んっ、おいしっ・・・♡」
含んだ唾液を味わうように口内で転がしてから飲み込んだ彼女は、今まで味わったことのない甘味のような味に舌鼓を打つ。
「もっと、ご褒美っ・・・くださいっ♡んぢゅっ・・・♡」
口を大きく開いて催促する雌に魔の者は伸ばした舌から唾液を垂れ流し、彼女は滴ってくる唾液を顔を近付けて一滴も逃すまいと必死に受け止めて蕩けた笑みを浮かべる。
「――ガウガウッ、ガウッ!」
「じゅるっ、ちゅぱっ・・・んぐっ、ひきゅ・・・っ♡」
射精を終えて亀頭球が縮んだのを確認した魔の者は腰の動きを再開して雌の膣内を抉り、彼女は妊婦のように膨らんだ腹部を抱えながら子宮を突き上げる快感に喘ぎ声を上げる。
「んぢゅっ、はぷっ・・・むちゅっ、じゅぽっ・・・♡」
伸ばされる魔の者の舌に吸い付いた彼女は口内に含むと味わうように舌を這わせ、貪るように口付けする彼女に魔の者は応えるように顔を近付けてさらに深い口付けを交わす。
「んっ、んむっ・・・もっろ、きしゅして・・・っ♡」
蕩けきった瞳を向けて番のように求愛する彼女に欲望を刺激された魔の者は、彼女を強く抱き締めて腰をさらに深く突き入れると彼女も腕を魔の者の首筋に回し、互いに快感を貪るように身体を重ね合わせるのだった。
〜♡♡♡〜
「――ガアァッ!!」
「――――ほぎょおぉぉっ!?♡」
十数回目の射精を始めた魔の者に彼女も発情した雌の叫びを上げながら絶頂し、腹部は今にもはち切れそうなほど膨らんでいるが見た目に反して彼女の子宮は吐き出される精を受け止め続けていた。
「ふぅ、ふぅっ♡・・・ぅ、あっ?」
膣内で脈動する肉棒の動きを感じながら荒い息を漏らしていた彼女だが、不意に身体の
「っ・・・(力を上乗せできたのはいいけど、ステッキは奪われたままだからどうしようも・・・っ)――――え?」
攻撃手段がないことにどうすればいいかを考えていると、突然目の前が眩い光に包まれてそれが収まるとステッキが現れる。
「――ッ!?ガウガウッ!!」
それに気付いた魔の者はすぐさま狼に指示を出すが、それよりも早くステッキを手にした彼女が魔の者の頭部に差し向ける。
「『シルバーバレット・フルバースト』っ!!」
残弾全てを一度に放つことで魔の者の頭部を吹き飛ばすと霧散して黒い霧になり、本体が消滅したことで分体である狼もその身体を霧散させて黒い霧となる。
「ふぅ、はぁっ・・・なんとか、勝てた・・・」
黒い霧となった魔の者をステッキが吸収するのを眺めながら、安堵の息を漏らしつつ先程までの出来事を振り返る。
「やっぱり、前回より時間がかかってる・・・なにか条件が、ある?」
自身の特性である『魔素吸収』が発動する時間にバラつきがあることに疑問を抱きながら、崩壊を始めた宵ノ世界から脱出するために立ち上がる。
「・・・さすがに、このままはダメだよね?」
魔の者の注ぎ込んだ精液で膨らんだ腹部を撫でながら呟いた彼女は、その場で溜まったものを全て捻り出すと出入り口へと少しふらつく足取りで向かうのだった。
宵ノ世界の外へと出ることのできた彼女は、すっかり暗くなった道を見渡して人目がないことを確認してホッと一息つく。
「暗くなってるから、早く帰ろう・・・んっ?」
ふとポケットに仕舞っているスマホが震えたことに気付いた彼女が取り出して電源を付けると、陽香からメッセージが届いていることがわかった。
「宵ノ世界にいると、連絡が取れなくなるんだ・・・っとそれより、早く返信しないと」
陽香と別れて数分後にはメッセージが届いていたらしいことを知った彼女はそう呟き、無視されたと感じて落ち込んだ内容のメッセージが並んでいることに苦笑しつつ、どう返事をして励ますかを考えながら帰路に着くのだった。
海道 龍鬼・・・冬華の先輩の高校三年生。龍鬼が魔の者と戦うと少年誌のようなバトル漫画になる。
エッチなことに耐性がなく、初心。
攻撃 :A
魔法攻撃 :E
防御 :C
魔法防御 :D
素早さ :C
特性『百万馬力』・・・力こそはパワー、パワーこそは力!!
――魔の者(狼)――
攻撃 :B
魔法攻撃 :E
防御 :D
魔法防御 :C
素早さ :B
特性『分体生成』・・・自身の分身である子狼を身体から生み出す、最大二十体まで生成できる。
分体のステータスは本体の半分である。