戦国✝恋姫の世界に鬼子で転移してしまった件について 作:人中の蝮
僕はそれから手に入れたカルノタウルスの解説をしてちい子さんに教えていた。
やはり本物があると解説したくなってしまうから無理もないよねと思いながら少しばかり長めになってしまう解説を語り始めた。
「カルノタウルスは、見れば分かるかもしれないけど全長7.5〜8m、体重1.3~2.1tの軽快で二足歩行の捕食動物であった。獣脚類のカルノタウルスは非常に特殊で特徴的だった。眼の上には他の肉食動物には見られない太い角があり、筋肉質な首の上に非常に深い頭蓋骨が乗っていた。カルノタウルスは小さく退化した痕跡的な前肢と細長い後肢を特徴としていた。骨格は広範囲な皮膚痕とともに保存されており、直径約5mmの重なり合わない小さな鱗がモザイク状に並んでいた。鱗は側面に並んだ大きな凸凹で途切れており、羽毛のある痕跡はなかった特徴的な角と筋肉質な首は、同種の動物と戦うために使われた可能性がある。他の研究では、敵対関係にあった個体同士は、素早く頭で殴り合ったり、頭蓋骨の上側でゆっくり押したり、角を衝撃吸収材として使って正面からぶつかり合うなどし、戦っていた可能性がある。竜脚類のような非常に大きな獲物を狩ることができたという研究もあれば、比較的小さな動物を主に捕食していたという研究もあり、カルノタウルスの食性についてはまだよくわかっていない。脳の空洞から嗅覚が鋭敏だったことがうかがえるが、聴覚と視覚はそれほど発達していなかった。カルノタウルスは走ることによく適していたとされ、大型獣脚類のなかでも特に速く走っていたとされる。それで僕が知っているカルノタウルスは小動物から大型動物まで襲っていて状況に応じて狩りが行える技術力を持っている。だけど未だに前足の小さは解明されていないだよね。でもそこが良いと思いませんか、ちい子さん?」
ちい子はあまりにも恐ろし過ぎる恐竜オタクの前に唖然としていたけど必死に説明してくれているのに無下には出来ないとして必死に対応をしていた。
「そ、そうですね。本当に龍秋さんは物知りだと思います。けれども私はそのカルノタウルスと言いましたか私はそのカルノタウルスに乗ってみたいです」
それを聞いた僕はそうだよね、恐竜に乗ってみたいというのは当たり前の事じゃないか。
どうしてそんな事も頭まで回らなかったのか、これでは恐竜の素晴らしさが伝わなくなってしまうとして僕は一度、冷静になっていた。
本当に僕は馬鹿なのか!!※この鬼子は恐竜馬鹿です!
そうやってすぐにカルノタウルスのサドルの制作に取り掛かった。
幸いな事にいつでも作れるように色んな恐竜のサドルの素材を用意していたのだ。
僕って良い周到しているでしょう!・・・・って、誰に言っているのかな僕はと思いながらもカルノタウルスのサドルを作り上げて早速、カルノタウルスに装備をさせた。
するとやはりサドルをつけるだけでもかなり見栄えが違ってくるなと改めてそう感じているとこれで乗れるのですかとちい子さんが言ってきたので返答をした。
「勿論ですぞ!どや!!さあ、僕が運転をしますからちい子さんは後ろからしっかりと僕に捕まっていてくださいね」
少しばかり姉さんである愛菜の真似をしてみたのですぞ、どや!
さてとそんな事もしながらしっかりとカルノタウルスに乗ってからちい子さんも乗って僕にしっかりと捕まってくれたのでカルノタウルスに合図を送って立ち上がってから進み始めていた。
「凄いです!こんな形で景色を見られるなんて思いもしませんでした、龍秋くん」
そうでしょうそうでしょう!ちい子さんにも分かってもらって僕はとても嬉しいです!!
そうして僕はカルノタウルスのカルカルの散歩を終えてから今度はちい子さんにもアトリエを教えていた。
流叶さんよりは遅いけどそれでも十分と才能があり僕は本当にすごい人たちを仲間にしたなと思いながら教えていた。
城に帰ったら僕は他のみんなにもアトリエを教えないとならないなと思っていた時にいつも通りにカルカルの散歩と見回りをちい子さんと二人でしている時に倒れている女性を見つけた。
助けないとならないと感じてすぐに僕はカルノタウルスのカルカルに乗せて上げてからすぐに城に帰還して看病をするのだった。
それにしてもここまで怪我をして衰弱をしているなんて何処かの落ち武者かな?と思いながら看病をしている時に何か変わった篭手をしているなと思って観察をしていた。
その時に看病をしていた女性が目を覚ましたので話しかけた。
「あの〜大丈夫ですか?意識はしっかりとありますか」
「はい、お陰様で助かりました。そのお礼は申し訳ありませんが・・・」
「良いですよ、お礼を貰いたくて助けたのではありませんので・・・・自己紹介がまだでしたね。僕の名前は直江龍秋長虎と言います。どうか宜しくお願いします、お姉さん」
それを伝えるとお姉さんは驚きながらこちらを見て来ていたけど少しばかり確認してから話を始めていた。
「・・・私は竹中詩乃と言います、どうか宜しくお願いします」
へえ〜詩乃さんと言うのかこちらこそ宜しくお願いしますと言うとちい子さんがもしかしてと言っていたのでちい子さん、知っているのですかと尋ねた。
「龍秋くん、この詩乃さんはあの斎藤家に仕える天才軍師の竹中さんですよ!!」
そうなんだ、あの斎藤家の・・・・・って、えーーーーー!!??どうして斎藤家の竹中さんがここ伊勢にいるのと驚いて声を出すと詩乃さんが泣きながら説明を始めてくれたのである。
「斎藤家は・・・・滅亡してしまいました。私の実力が足りなかっただけにあれ程に信用してくれた家を私は・・・・私は滅亡に追い込んでしまいました」
斎藤家が滅亡!?だって美濃、飛騨、南近江まで勢力があったのにそんなに一瞬で滅亡するのかと思っていたけどこの泣き方からして嘘ではないと理解をしていたのでその理由を聞くことにした。
そしてそれが父、信鬼と母さんの秋子、そして越後の国との宿敵と言える敵の存在がもう僕の近くまで迫ってきているのだった。