※この作品はR-18です。

戦国✝恋姫の世界に鬼子で転移してしまった件について   作:人中の蝮

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第16話、幻魔に抗っているもの

そうして僕は詩乃さんと約束をして一緒に尾張の国に目指していた。

 

その間の伊勢の国は流叶さんとちい子さんにお願いをして万が一としてカルノタウルスのカルカルも配置してから僕は尾張と美濃の国に向けて向かい始めた。

 

どんな事が起きても私を裏切らないでくださいとお願いをされて僕はそれを承諾して共に向かっていた。

 

それと尾張国に向かう度に色んな幻魔と遭遇してきていた。

 

最初に出会ったのは草みたいな幻魔でその次はくるくると回って体ごと突撃をしてくる棍棒を持った幻魔にスケルトンみたい幻魔とも出会って戦闘をしていた。

 

色々と戦いながらも詩乃さんはどんどん動きが良くなってきていて僕が一体の幻魔を倒す間にも詩乃さんは複数の幻魔を倒していた。

 

凄いなと感じながら尾張の国に向かっていると伊勢長島で人達が幻魔に対して必死に抵抗して戦っていると情報を手に入れて僕と詩乃さんはすぐに伊勢長島に向かっていた。

 

「詩乃さん、どうして詩乃さんはそこまで強いのですか?僕はこう見えて鬼子なのに明らかに詩乃さんの方が強いですよね。詩乃さんは人間なのにどうしてここまで強いのか教えてくれませんか?」

 

「そう言われても私はこの不思議な鬼の篭手と言いますか。これを装備をするまで私はとても貧弱な武力でしたよ。これを装備をして色んな幻魔を倒していく内にどんどん強くなっていますが」

 

そうなのか、詩乃さんも完全には理解していないのか、それでも強いことは変わりはないから僕って本当に役に立たないなと思いながらも僕はせめて詩乃さんの足手まといにならない様にしないとならないと思いながらも僕たちは伊勢長島に向かうとそこでは幻魔を相手に戦っている人達が立て籠もっていた。

 

ここの人達を助けてから向かっても良いですかと聞くと詩乃さんは当然ですと言ってから伊勢長島城に籠城している人たちを救うために幻魔の群れに突撃をしていた。

 

これまでとは比べ物にならないぐらいに幻魔の数が多く僕は用意していたアトリエで作った道具なども使って応戦していた。

 

それでも相手が多く少しでも背後を気にしていないと襲われてしまうぐらいには多かった。

 

しかし、詩乃さんは奥義みたいに薙刀で竜巻を起こして次から次へと幻魔を倒してしまっていた。

 

うわ〜昔に見たことがある無双ゲームみたいに敵を倒して行っているよと思いながら僕もおいて行かれないように必死にアトリエ道具で戦っていた。

 

そうしてそうしているとこちらの存在に気がついたこの幻魔たちを指揮する大将が現れたけど・・・大きいのですけど・・・

 

「ほう、虫けらが俺様の邪魔をしやがって・・・丁度いい腹が減っていたお前たち二人を喰らうからそこを動くな!」

 

そう言って大きな棍棒を振り下ろしながら僕と詩乃さんに襲い掛かってきた。

 

いやいや!?これを一撃でも食らったら大変な事になるぞと思いながら避けては攻撃をして繰り返していた。

 

「詩乃さん!ここは連携して倒しましょう。相手は鈍足なので神速で相手を翻弄しながら戦いましょう!」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

一方、その頃稲葉山城では天守閣に人間ではない何者が居座っていた。

 

「全くも本当に猿どもは戦ばかりをするからいい手駒が溢れてくるな、ドーデンス」

 

「はい、全くもその通りで御座いますな・・・幻魔王様、この度こそ地上を完全に支配していずれは全ての種族を幻魔の傘下に加えましょう。あの憎き、宗玄や今川信鬼そして・・・松永紅龍がいない今、我ら幻魔を邪魔をする者はおりませんので前は異なる世界で越後の国を攻めた時には今川信鬼によって負けてしまいましたが今回はいない事は確認をしております」

 

そう言って人間とは容姿が異なる二人が楽しそうに話していた。しかし、その時に幻魔の一人が連絡してきたのであった。

 

「幻魔王様、ドーデンス様。連絡致します、先程に憎き宗玄が持っていた白き鬼の力が伝承されました。伝承者の名前は竹中詩乃と言う女です」

 

その話を聞いて先程まで笑っていた幻魔王とドーデンスは真剣な顔になりそれは本当かと聞くと下っ端の幻魔が見てきたとして間違いはありませんと報告をしていた。

 

憎き宗玄の力を伝承されたとなれば油断は出来なくなったとして警戒を始めている時に更に幻魔が追加で報告をしてきた。

 

「伝令!幻魔王様、ドーデンス様!白き鬼と共にいる人物の正体が分かりました。あの者は直江龍秋!あの今川信鬼の子供です!」

 

それを聞いて何だと言って幻魔王とドーデンスは警戒を隠せないでいた。そうかなり不安要素がある二人がいることが判明したばかりか共に行動をしていると言うのだ。

 

これは明らかに良くない傾向であり対策をしないと思わぬ不意打ちを食らうことになると判断した幻魔王はすぐにさまに伊勢長島城に向けて増援を派遣するのだった。

 

「さてと、幻魔となった力を見せてもらおうではないか・・・犬子に和奏よ」

 

そうして二名は多くの下等幻魔を従えてすぐさまに伊勢長島城に向けて進軍を開始するのだった。

 

するとドーデンスはどうしてあの様な元猿どもを優遇するのですかと幻魔王に尋ねると答える必要があるのかと威圧的に言葉を返すといいえ、自分の聞きすぎでしたとすぐに謝って黙り込んだ。

 

そうしてしばらくしてから幻魔王は一人で言葉を出すのだった。

 

「余計な邪魔者が現れる前に一刻でも早く日の本を支配し・・・後々に世界全てを支配してやる」

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