戦国✝恋姫の世界に鬼子で転移してしまった件について 作:人中の蝮
それから僕は久遠様の近習として仕事を始めていたけど・・・越後の国に比べたら仕事量が少なくあっと言う間に終わらせてしまうと久遠様はとても嬉しそうにしてこれならサボる必要もないなと嬉しそうにしていた。
全くも久遠様の国なのですからしっかりとしてくださいねと思いながらも僕は久遠様の許可をもらって清州城と小牧山城に地下から直接に行けるよう地下にトンネルを掘ってレールを引いて作っていた。
また他にも地下で農園を作ったりして国力を増やしていた。これならば凶作になってもこれだけ備蓄ができるので民に負担をしなくても良くなりますと言いながら久遠様たちに伝えるととても喜んでくれていた。
すると麦穂お姉さんがびっくりした顔をしながらもしかして鬼子って誰でもこんなことを出来るのですかと聞かれたので返答をした。
「いいえ、少なくてもこれを出来るのは一部の鬼子だけであり僕を合わせても十人はいませんから安心をしてください」
そう言うと麦穂お姉さんはホッとしていた。でも確かに鬼子なら出来ると思ってしまうと怖いかもしれないねと感じていた。
後は建築にも関わっている、特に空堀とかはこのマインクラフトの能力が万遍なく活用できるので簡単な陣営と言うか城ならいつでも作れますからと伝えておいた。
それを伝えるとなら墨俣に城を築くのを任せても良いかも知れないと久遠様はそう言っていたけど墨俣?と僕がそこは何処なのですかと尋ねた。
すると美濃の地図を出してくれてここだと指を指してくれたけど・・・敵のど真ん中じゃないですか!!ここに城を作れと!?
何と言う無茶苦茶な注文をしてくると思っていた、いくらマインクラフトの力があると言っても城までの規模を作るのに一日ではとても作れない。
その間にも斎藤家が攻めてきたら壊滅してしまう、そのアークの力を借りてユタララプトルやカルノタウルスなど仲間にしてなおかつ複数体、護衛してくれるなら可能になるかも知れないけど。
今はとても出来ませんと言いたかったけど実は斎藤家との戦いに少しでも有利に立つためにもここは絶対にほしいと言うのだ。
と言うもの実は斎藤家との戦は連戦連敗なのである。その理由として敵に天才軍師と呼ばれている敵将がいるのだ。
その人物は竹中家の人間であり織田軍を何度も打ち破り美濃国を守り抜いているのだ。
数年前なら冷遇をされていた事もあり寝返りなどもできたかも知れないが今は斎藤家で権力を持っている斎藤飛騨に信用されており斎藤家当主に対しても自分よりも彼女に権力を持たせてあげれば斎藤家はもっと大きくなりますと進言をしているぐらいらしい。
それに斎藤家の君主も最近になりうつけみたいな行動をしていた事を反省して政をやり始めておりそれまで必死に諌めてくれていた竹中を優遇して今では斎藤家の勢力の中でも上から3番目に発言力がある存在となり寝返りが不可能になってしまったと言うのだ。
しかも成果も出しており美濃国の北にある飛騨国を統一して斎藤家は二つの国を完全に支配する大名になっていたのだ。
こちらは豊かな海を支配しているが斎藤家の勢いの前には勝てずに悩んでいると言うのだ。
そしてついこの前には同盟を結んでいる浅井家と連合して美濃国を攻めたけど敗北してしまった。
しかもその後に浅井家が負けたとして浅井家の因縁の相手である六角家が北上して攻め滅ぼそうとしてきた。
けれどもそれは失敗に終わっていた何故ならば・・・六角家の背後を斎藤家が突いて一気に六角家を滅ぼしてしまったから。
その為に斎藤家は南近江まで勢力を伸ばしており並の勢力では太刀打ちできない程に強くなっていた。
織田家は優秀な人材も多いがそれでもここまで国力が開きが出てくるとどうしても打開には難しくなってしまう。
その苛立ちに久遠様は困っていると言うのだ・・・なら僕の考えを言ってもよろしいでしょうかと言うと許可をすると言われたので僕の考えを伝えた。
「久遠様、まず斎藤家ですが今のこの状況で倒すのはまずは無理だと言えます。当主がまともになり始めてその上に才がある家臣を優遇すれば国として相当です、それを崩すのは容易でありません。更に言えば今の斎藤家は日の出の勢いでありまともにぶつかるのは得策とは言えません。なら狙うとしたらこの伊勢と志摩の二つの国にするのはどうでしょうか?」
すると確かに悪くはないがその間、斎藤家はどうするつもりだと聞いてきたので武田家との同盟を結び、更に松平家と浅井家との連携を上手くすれば簡単に攻めて来なくなりますと伝えて上で更にここで追加で言うのであった。
「そして南近江を手にしたと言う事は・・・三好家と国境線になりこの2つの勢力の衝突は避けられなくなります。なんせ三好からすれば田舎から勢力を伸ばしてきて都会を奪おうとしてくる勢力を野放しにするとは思えません。なら斎藤家も備えると思いますのでこちらに攻めてくる余裕はないかと考えます」
久遠様はそれを聞いてなるほどなら2つの勢力が衝突する前にこちらは伊勢と志摩を手に入れて力を蓄えておけと言うのだなと言ってきたのでその通りでございますと返答をすると久遠様はなら伊勢の侵攻を任せても良いかと言われた。
・・・・・・え!?あの〜僕はまだ新人ですよ!?しかもこれほどに大きな合戦とか経験がない男が大将なんて出来ませんからと言いたかったけどこれを言い出したのは僕だとして断るわけにはいかないとして承諾をするしかなかった。
やばいどうしよう、合戦なんてやった事もないのに・・・取り敢えずは家臣でも募集をしながら作戦を考える事にしたのであった。