あくめのオナホ なかだしメスイキ同時体験、生涯淫魔の栄養タンクな女体化副作用付き 作:あかん子を説法
遡る事、実に半年。
奇妙なオナホを使ってしまった翌日から、自分は身体の異変に悩まされる様になりました。
「申し訳ありませっ……ん……?」
あの日の翌日、日曜の朝。硬い床の上で遅刻の悪夢から目覚め、非常にお恥ずかしい状態で飛び起きた時の事です。
「な、何ですか、この火傷の跡の様な」
下腹部にひりつきと、異物感が残っていたのでふと確認してみた所、何やら臍の下辺りに妙な形の痣が浮かび上がっていました。
ハートを中心に、左右と下方に曲線的な模様が伸びている感じの。同人誌界隈で一般に淫紋と呼ばれる、本能的に卑猥に映る様な形です。自然に出来る様な感じには見えませんでしたから、寝起きの頭にはあまり現実的には映りませんでしたが。
オナホも床に変わらず転がっていまして。前日見ていた背中側とは違う、腹部側が見えました。
背筋が凍りました。臍下の同じ位置に、同じ模様が刻み込まれていたのですから。
悪夢の続きだと思いたかったのですが、鼻腔に残るすえたニオイや、身体の節々に残る痛みや重怠さ等々、生々しい情報の数々を受ければ、徐々に逃避し切れなくなります。
安堵感から一転、焦燥に駆られた自分は大慌てでそれの処理を開始しました。
乾燥してカピカピになった床の汚れを拭き取り、自身のシャワーを急ぎ済ませた後。腰に貼り付く嫌な感覚と休みたい気持ちを押して、ゴミ袋を用意し、使用後のそれを中に放り込もうとしました。
「うおっ」
どうして思い至らなかったのでしょうか。自分は喫驚し尻餅をついてから、ああ、と頭を抱えました。
このオナホ、完全に自分の下腹部の感覚と同期してる、どころか────
昨晩の痴態を反芻し、酷く後悔しました。
最初に触れた時点で変な感じはしていましたから、そこで引き返す事も出来た筈です。
しかし自分は一時の快楽に流されて、深みに嵌りました。その結果でしょうか。明らかに深刻化していました。
これもう、生きてますよ。はは。
腹を撫でれば撫でられた触感が返りましたし、それに対して力だって入れられました。お腹を膨らまそうと息んだら、思った通りに膨らんだのです。
汗までかいている様で、掌にしっとりとした温もりが残りました。自分の心拍と完全一致した拍動すらありましたから、疑いようも有りません。もう新たに出来た身体の一部でした。
まさかこんな事になるなんて。自身の浅はかさをどれだけ呪っても不十分でしょう。
念の為、ベッドの上に放り投げたりして、直接触れない形で感触が伝わるかどうかも試しましたが。結果は喜ばしく無い物でした。
直接触れているかどうかが無関係な上、距離も関係無い様です。オナホの下腹部にセットしたタイマーが起動すれば、自分が何処に居ようと振動が感じられました。
「んっ、っ……はぁー……」
これは詰まる所、捨てた場合に自身がどうなるかを暗示しています。自分は可燃不可燃双方のパターンを想像し、軽く吐き気を覚え青褪めました。
こんな危険物、どうすれば良いというのでしょうか。
物が物なので、人に相談する事も憚られます。なので日曜の、本来であれば身体と心を休める朝の時間。一人でうだうだと考え、試行錯誤を尽くしましたが、昼を過ぎた段階で枯渇致しました。
伝わる感触を防ぐ手立ては見つからず、根本的な解決法も思い付かないと来れば、どうするか。
自分は、当オナホの封印を判断しました。
捨てられず、扱いに困っているとなればそうする他ありません。そもどの道分からないなら、分かるまで先延ばしにするしかないでしょう。
手段に迷った末、結局シンプルにビニール袋に包んで、使っていない収納に押し込みました。
潔癖気味な自分です。洗っていないので、正直ちょっと洗いたい気持ちもありました。
しかし、これ以上刺激を与える事は避けたかったのです。
「はぁ」
地獄の日々が始まりました。
袋に封じた段階、もとい更に前。スマホのタイマーによる振動を下腹部に与えた時点で懸念はありました。
オナホは、ちょっとした刺激まで余す事なく受け取り、常態的に自分に伝えてきます。
身体の一部と表現しましたが、不十分だったかもしれません。寧ろ元々の自分の動かす身体以上に敏感なのです。
「っ、くぅっ」
因みに敏感、というのは、その。普通の意味でもそうなのですが、お恥ずかしい事に、性刺激的な方面の意味合いが強くて。
はっきり申し上げますと、疼きました。時と場所を選ばずに。
ビニールに包んでいるならば、その様に。下着の中、肌の一部触れている箇所に張り付き蒸れる感触を伴いまして、単純な掻痒の内に官能的な熱を宿しました。
オナホ側が感じれば、此方の身体も支障を来します。
仕事に集中する事で何とか凌いだつもりになっていましたが、パンツの中の被害は甚大で、気付けばカウパーでヌルヌルになっていました。
感じた事のない様な悦楽と、解消欲求。純粋な不快感が生身に訴え続けるのです。とても耐えられた物ではありません。
数日と保たず自分は保管場所と、保管方法の変更を余儀なくされました。
「っ……」
袋を開封した瞬間の絶望感は今でも鮮明に思い出されます。強烈な性臭に、脳が揺さぶられました。
排泄等は自分の身体でしてしまえば大丈夫らしいのですが、性的刺激に際して漏れ出す体液はオナホ側特有のものだからでしょうか。どれだけ此方側がカウパー漏出の被害を受けても、生ける秘裂からもしっかりと淫蜜が溢れる様なのです。
「はぁーー……っーー……」
その有り様は、疼きとも相まってあまりに目に毒で。耐えかねた自分が、二度目の敗北を喫してしまったのはさておき。
「ふーー……っ、あぁ……」
事後。幸いにも気絶だけ免れる形で朦朧とする中、何とか元の目的を思い出した自分が新たな保管場所として選択したのは。
鍵が掛けられる様な場所では無く、ただ日常的に入る事の出来る浴室でした。
風呂椅子に座らせると非常に楽なのです。風呂場なら不意の刺激も有りません。淫紋から来る恒常的な疼きのみに収める事が出来ます。
それに、結局痒みの解消の為に洗う必要がありましたから。最善の選択だったと思います。
「うああああっ、っ、ふっ……っくううぅっ、うううっうううぅ!」
ああ、これは、違うんです。
綺麗にする為でした。ただ石鹸を泡立てて、隅々まで滑らせてから、シャワーを使って、ドロドロを洗い流したかったのです。
しかし実際は泡で撫で回すだけで官能が目覚め、その時初めてオナホに手淫を施す自慰を覚えてしまいました。
「くりっ、とりすっ……すごっ、っ、んんんっ!」
小さくて可愛らしい、綺麗なピンク色をした突起を包む皮のフードを泡の付いた手指で扱いてやれば、陰茎で得られる刺激に似た上で、それより遥かに鋭い快感が得られますし、ぴっちり閉じた陰唇を開いて、指を一本膣口に捩じ込んでやれば、脳に直接響く深くて強烈な女子特有の官能が味わえます。
自分の物とは思えない、はしたない声が止まりませんでした。
おまけに男根を扱いて得る物とは全く異なる、中毒性の高い快感です。射精で萎える様な明確な終わりも見えません。
「あっ、あーー〜〜っ、っーー〜〜!」
シャワーで流すだけでも凄く気持ち良くて。あの日は何時間、性感に溺れていたでしょうか。
もう何もかも忘れて没頭してしまいました。
こんな調子です。やり過ぎれば当然、翌日の仕事は身が入りません。続けていたら、自分の身が保たないのは明白でした。
抑圧し過ぎると悪化します。意識し過ぎも危険です。
ならば、御するしかありません。今までの自慰行為と同じ。適度に決めて、発散する様にしました。
どれくらいで我慢が効かなくなるのか。そのラインを弁えれば、周期が決まります。
最低でも一日一回。それが限度でした。
今までより頻度も濃度も高まりましたが、収拾がつかなくなるよりはマシです。
後はどの時間、どれだけするか。
体力が尽きた所で自然と眠りに落ちる事が出来ると判断し、自分は毎晩眠る前のルーティンとして組み込む方法を試しました。
仕事終わり。火照った身体で浴室に直行し、オナホと向き合い、発散し切って眠りにつく。
これで何とか、日常生活を保つ事が出来ました。
────暫くの間は。
この方法は先延ばしに過ぎません。
続けていれば、様々な問題が浮上します。
そうならない内に何とか解決法を見つけたかったのですが、進展のないまま季節は進んで年末。
「うん、うん……ごめんね母さん、うん……」
実家への帰省を諦める電話を入れた後、
「はぁ……そろそろ、ですね」
年末の紅白を酒の肴に、侘しい気分を押し流して。自分はその日も一人寂しく身体を慰めました。
慣れとは恐ろしいものです。その頃にはもう、オナホのある生活が染み付いていました。
支障はそれなりに出ています。決して好ましく思っていた訳ではありません。
しかし、やらないと何も手に付かないので、やるしか無いと。機械的に割り切って行っていました。
既に、虜になっていたんだと思います。解決法の捜索だって、今思えばおざなりになっていました。
心の何処かに巣喰っていたのです。手放したくない自分が。
「ふーー……っ……」
身体は、徐々に怠さを訴える様になっていました。
陰茎の勃ちは頗る悪く、押し付ける腰も鈍重で。直ぐに済ませたいのに、刺激は何処かもどかしくて、中々終わりません。
大方忙しいせいだと思っていました。疲れは判断力を鈍らせます。よく考えればそんな訳が無い様な事も、気のせいで済ませていました。
後述の原因も含みますが、主にそのせいでしょう。はっきりと気付く頃には手遅れでした。
「あ、れ……?」
事後いつも通り身体を流していた時です。浴室の姿見に映る自分が、酷く華奢に見えました。
それまで違和感が無かった訳ではありません。少しずつ、少しずつ。それまでは太ったかな、なんて思う程度に、日々輪郭が丸くなり続ける傾向がありました。
今まで太った事なんて無かったので、運動不足と加齢が原因と判断し食事に気を遣って、体型を維持していたのです。華奢に見えるのは、それが上手くいき過ぎたせいだと思っていました。
何分本当に少しずつでしたから、それでも理屈は通っていたのですが。
しかし流石に、説明が付きません。屈んでもいないのに、目線が大凡頭一つ分低くなるなんて。
「やっぱり気のせいじゃ、ない……?」
加齢どころか、若返りに近い様に思えました。第二次性徴前の自分に戻っていくかの如き現象です。
明らかに頭身が低く、肩幅は狭くて、筋張った感じがない。小学生の頃みたいな体型でした。声もそれに応じて、ちょっと高くなり始めていた気がします。
でもそれなら、あり得ませんよね。これだけ変化していても職場等で、誰一人として指摘して来ないなんて。
極度の疲労による幻覚か、それとも。
対応を決めかねる自分を嘲笑うかの如く、変化は加速します。
「あれ、髪の毛、何、これ……?」
つむじの辺りから、桃色になった頭髪が生え初めたり。
陰毛やすね毛等の体毛が消え失せたり。
一日経つ毎に、オナホを使用した後鏡を覗く度に。気のせいではないと確信が深まり、焦燥に駆られる様になりました。
「っ、あっ、なんっ、でっ……」
しかし気持ちに身体はついていきません。逸物の弱化によって、日に日にオナホ側の欲求を満たす事が難しくなっていきます。
「っ、はっ、ああっ」
単に勃起が弱くなっていたからでは無く。実際に、小さくなっていたからでしょう。縮んだ逸物はすぐ満足する割に、其方は中々満足してくれませんでした。
「っ、ここっ、すごいっ……!」
オナホ側の性感は深くて底なしです。やればやる程、所謂Gスポット等気持ち良い所を覚えて、既に知っている場所も、どんどん気持ち良くなっていきます。
最初の頃は抵抗感があった筈なんですけどね。意識しないうちに、高かった筈のハードルを次々と越えさせられている感じ、と言えば良いのでしょうか。
何処まで行けてしまうのか。自分はどうなってしまうのか。分からなくて怖い物ですが、解消の手段としてはあまりに強力で。
自然とオナホに逸物を突っ込むよりも、指を突っ込んで掻き混ぜて刺激を得る事が増えてしまいました。
その行為ですらも、早々に行き詰まります。
当然でしょう。性感に底が無くとも、出来る事には限度があります。
届かないのです。指では、本当に掻きたい最奥に。
「ふーー……っーー〜〜……」
その癖、欲求に際限はありません。
解消し切れなくなって、再び生活に支障が出始めました。
「ふぅーー……うぅ゛……」
逸物が中心的に訴える前までのムラつき方とは違います。根本的に身体の深い部分が疼くのです。
自分に本来無い場所が性的掻痒を求める感覚は、解消方法が不明確でしたから。職場での苦しみは想像を絶するものでした。
「はーー……っ」
二分の一程度まで矮小化しながらも、張り詰めた股間の突起はカウパーを垂れ流し下着を汚します。
擦られた所で、欲する快感は手に入らないのに。
「どう、すればっ……」
淫蕩した頭が出した答えは、爛れたものでした。
────そうだ。逸物がダメなら、その代用品を使えばいいじゃありませんか。
マリーアントワネットが出てくるなんて、とても正常ではありません。
しかしながら、その後を考えると、それすらまだまともだったと思えます。
恥を偲んでネット通販で性玩具を注文した頃の事です。
「はい……」
二月の頭の、休日だったでしょうか。インターホンが連続して鳴りました。
置き配で良いのに。余裕の無い自分は、玄関モニターもよく見ずに応対したのですが。
「うおっ、生きてた! よかった、大丈夫かよさっかー⁉︎」
顔を出したのは、音信不通で身を案じたらしい、旧知の親友。かの小太りの彼でした。
小学校の、何年生くらいからでしたかね。低学年からだったと思うんですが、面倒見が良く、人当たりの良い彼は、どこの琴線が触れたのか。「放って置けないヤツ」である自分に事あるごとに関わって来まして、それが今の今まで続いている感じです。
「大丈夫、だけど」
「いやそうは見えねえよ、顔やつれ過ぎだし」
「どうして……あ」
悪い事をしました。私用のスマホを弄る暇が無くてつい、定期的に送られる彼のメッセージを長期に渡り無視してしまっていたみたいです。
彼ああ見えても一つの会社を束ねる社長で、しょっちゅう自分をヘッドハンティングとか言って誘って来たりするんですよね。買い被り過ぎな役職を用意して来るのでいつも断っていたんですけど、諦める気配は無くって。友人としても人材としても失いたくないとかで、社会人になってからはほんと妙な関係になってます。
「メッセ、ごめん……忙しくて」
「そりゃ分かってるよ。部屋、上がっていいか? てか上がらせろ、なんか臭うぞお前」
「えっ、そう? っじゃなくて」
自分には平の時代、彼が訪ねるまで自宅をゴミ屋敷にしたまま放置していた前科があります。
前述した申し訳なさもあって、彼の侵入を強く拒めませんでした。
「やっぱり、前よりマシだけど散らかってんじゃん」
「待ってフクちゃん! 掃除は自分でするからっ」
「待たんよ。ったく、眉目秀麗が泣くぜちくしょ……んん?」
恐れていた事態は、想像以上に性急に起こる物です。
自分ではあまり分からなかったのですが、余程臭ったのでしょうか。彼はふと嗅ぐ様に鼻をすんすんと鳴らした後、誘われる様に浴室の方へ向かっていきました。
「ちょっと!」
そこだけは勘弁して下さい。僕は叫んで、彼の腕を本気で掴み引き留めようとしました。
あっ?
信じられませんでした。彼との腕相撲で負けた覚えは無かったのですが、それがまさか、ここまでの力の差があるなんて。
全く敵わないどころか、引き倒されてしまいました。
「あぐっ」
彼は情けない悲鳴を上げた此方を一瞥もせず突き進み、戸を開けて浴室へと入っていきます。
「……なんだ、これ」
そして案の定、その興味はオナホへと注がれました。
一体どんな心中だったんでしょうか。久々に尋ねた友人の家の風呂場で、卑猥なグッズを見つけるなんて。
とても推し量れませんが、彼は躊躇なく触れて、持ち上げました。
「ふっ、ぅ」
滑稽だったと思います。感触が伝わって、腰が浮きました。
ただ持ち上げられたから、つられてそうなったというだけではありません。
普段より大きくて筋張った掌が、気持ち良くて。官能で脳髄が痺れて、反応してしまいました。本当に軽く掴まれただけだったのに。
「うぉっ、これ動くのか。よく出来てるな。でも風呂場に置きっぱはマジでどうかと思……えっ」
振り返った彼は自分と目が合うなり、オナホを床に落としました。
「いっ、っ……!」
目は口ほどに物を言います。揶揄いと心配から、驚愕と困惑へ。視線の質が変わっていくのが見て取れました。
「さっかー、どうして、小さくなって……は?」
そういえば、その時初めて、此方の身体の変化に気付いた様な素振りだった気がします。何を条件にそうなったのでしょうね。オナホに触れた事でしょうか。
「フクちゃ、それ、ダメ」
何れにせよ、当時の自分には考える余裕などありませんでした。
床に腰を打った様な鈍痛と、下腹部に染み入る官能の灼熱に起き上がる事もままならず、苦悶し、ただ相手に乞い願うばかりで。
「元のとこ、もどっ、ふぁっ!」
挙句、再び拾い上げられた時に、変に甲高くて艶っぽい喫驚を見せてしまいました。
「……」
その時どう映ったのか。分かりませんし、分かりたくもありません。
熱を孕んだ瞳。荒らぐ吐息。盛り上がったズボンのチャック。
絆が弾け飛ぶ音がしました。
「以降は、想像が、付きますよね……彼は、目の前で確かめる様に、オナホをまさぐって、それで、それで……」
「ああっ、よして下さい! しんどいなら話さんで良いですから!」
怖くて、悲しくて、震える頬から伝い落ちた涙がぽとぽと机を打ちます。拭っても拭っても止まりません。
その間も、実在しない前の穴も、後ろの穴も。まるで今なお咥え込んでいるかの様に異物感が残っていて、自身を苛んで来ます。
────オナホの具合がこれだけ良いなら、実物も良いよな。
思い出したくないのに一緒に、酷い言葉がフラッシュバックしました。
こんなに酷い事はありません。酷い。そう、認識しています。
なのにどうして、心の奥底であの乱暴を求めてしまうのでしょうか。
──直に掘られて感じるとか、お前さっかーじゃないだろ。
今なお、身体は変わり続けています。確かにそんな自分は、もう以前の自分ではないのかも。
「自分の尻の穴も、オナホと同じに……」
「サカキさん!」
三十年来の長い付き合いが、まさかこんな風に拗れてしまうなんて思いもしませんでした。
あのオナホは、きっと人を狂わせる魔性が備わっています。
「ナカノくんも……彼みたくなってしまう前に、はやく」
「大丈夫です」
狼狽える此方を彼は栗色の瞳で真っ直ぐ見据え、相変わらずハキハキとした声で告げました。
「自分、その筋の人にちょっとアテがありますんで」