※この作品はR-18です。

陰の実力者になりまして…… R18   作:柔らかいもち

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お久しぶりです。

今回の話はリハビリがてら書きました。色仕掛けをした女キャラがそれを本気にされて困るシチュいいよね。

という感じで相手はローズのメイドのマーガレットさんです。シドが割とクズいし、ご都合主義が凄いですがどうぞ。


マーガレット 

 極められた芸術があるとするならば、きっとこの演奏だ――マーガレットは心からそう思った。

 

 芸術を尊ぶオリアナ王国。その国の王女のメイドとして仕えてきたマーガレットはジャンルを問わず多くの演奏を耳にする機会に恵まれ、鑑賞力は高名な音楽家を何人も抱え込んでいる貴族達にも劣らない。

 

 つい最近まで彼女が認める最高の音楽家はシロンだった。斬新さ、芸術性、演奏技術、etc……それら全てが音楽界の話題を埋め尽くすほど真新しいものでありながら魅力を兼ね備えていた。

 

 そんなシロンに弟子がいたなんてマーガレットは聞いたこともない。失礼な考えだがシロンが騙されているか、シロンがその弟子を騙して音楽以外の目的で手元に置いているものだと思っていた。その演奏を耳にするまでは。

 

 まるで人が吸い寄せられるような音色に聴衆は耳を澄ませ、感動による涙で滲んだ視界には幻の月光に照らされながらピアノを弾く一人の音楽家しか映らない。音楽しか聞こえず、演奏家しか目に入らない初めての感覚を幾人もが味わった。

 

 演奏が終わった時、マーガレットは決意していた。パロトン伯爵やナリキン侯爵といった他の貴族よりも先に自分の実家で抱え込む。年俸だって父を説得して十分な額を出させて見せる。そのためにも――。

 

「シロン様、せっかくなので城の中を見て回りたいのですが」

「そういえば、城に来るのは初めてでしたね。今後のためにも知っておいた方がいいでしょう」

「――でしたら、私がご案内します」

 

 シロンと弟子の会話どころか間に割って入り、胸をぎゅっと腕に押し付ける。そのままシロンの目が届かない花園まで連れていき、自分の実家の宣伝を行う。もちろん胸を押し付けたり男性の敏感なところをさりげなく触ったり、キスをするような距離で囁くことも忘れない。

 

 シロンの弟子はとても地味で押しに弱そうな顔をしている。きっとシロンに弟子入りするまでピアノに全てを捧げるような日々を送ってきたのだろう。女慣れしていないだろうし、これで自分のことを意識しただろう。

 

(あとは頷いてもらうまでぐいぐい行くだけです!)

 

 いつも遠くからジロジロ見てきて気色悪い衛兵に濡れ衣を着せて謹慎処分にして上機嫌なマーガレットは、とりあえずあの衛兵にお弟子様が傷つけられなかったか心配して眠れなかったとアピールしようと考えながら眠りについた。

 

 

 

 ♦♦♦

 

 

 

「ひぅっ……♡ あっ、ふひゃぁ♡」

 

 翌朝の王城の音楽室。仕事が午後からのイプシロンに代わって僕がピアノの調律を行っているこの部屋に似つかわしくない艶やかな声が響いていた。先日、城の中を案内してくれたベテランメイドのマーガレットさんだが、今は服の上から軽く胸と秘部を愛撫しただけで蕩けてしまっている。

 

 昨日から色仕掛けを凄いしてきた彼女だが、今日はちょっとライン越えだった。完全防音のこの部屋で何かあった時のために軽く開けていた扉から許可を出すよりも先に入って勝手に閉めて鍵をかけた。休憩のためにと持ってきた紅茶は貴族御用達の惚れ薬という名の軽い催淫剤が混入し、メイド服の中には肌触りはいいけど頑丈なロープを隠し持っていた。あと僕だから気付いたけど、しれっと人払いもしてた。

 

 数え役満だ。これで僕が本当にただのシロンの弟子だったらどうするつもりだったんだろう? 女性恐怖症にして一人のピアニストの人生を潰すつもりだったのだろうか。

 

 んー……無理矢理犯すとかは好みじゃないけど、今回は話が別かな。媚薬入り紅茶とロープもだけど、身に着けているのも明らかに勝負下着だしこれで何もするつもりはなかったなんて言い訳をさせるつもりはない。危機管理能力のなさの反省も含め、野良犬に噛まれたとでも思ってほしい。

 

 とりあえずもうちょっと濡らそうか。

 

「んむぅ!? んぐっ、ずちゅ、じゅるる……ふへ、ぇ……」

 

 ソファーに座らせていたマーガレットさんに彼女が持ってきていた紅茶を口移しで飲ませる。最初は慣れないキスと紅茶を飲むまいとする抵抗で上手くいかなかったけど、それでも液体は歯の隙間を通り喉の奥へ流れ落ちていく。更に唇を吸い上げ歯を舐め上げている内に薬の効果も相まって抵抗は弱まり、十分な量を飲んでいった。

 

 マーガレットさんは僕を睨みつけるが、目尻は垂れて瞳が潤んでいるから全然怖くない。おまけに強引な口移しで色っぽく息が乱れ、飲み切れなかった紅茶で濡れたメイド服の胸元を小さな突起が押し上げている。顔を寄せなくてもわかる香水とは別の甘い匂いが彼女が今どれだけ興奮しているか伝えてくる。

 

(このまま押し倒してもいいけど……あっ)

 

 取り上げたロープを目にした瞬間、僕の脳に電流が走った。同時に嫌な予感がしたのかマーガレットさんも逃げようとしていたけど、ソファーから立ち上がろうとして足をもつれさせて倒れた。慌てているのかそのまま這って進もうとするけど、武術も齧っていない人間のメイドが僕から逃げられるわけがない。

 

 ピシッと軽く引っ張って強度を確認したロープ片手に僕はメイドへ手を伸ばした。

 

 

 

 パヂュッ、パチュッと乾いた物がぶつかる衝撃と水気を帯びた物を激しくかき回す振動を混ぜたような音をマーガレットはどこか他人事のように聞いていた。今の状況を受け入れられるほど彼女の心は強くなかった。

 

 マーガレットの視界は暗闇に包まれていた。暗色のメイド服のスカートを腰から上にめくり上げられ、頭上に掲げさせられた腕と一緒にロープで縛られている。ミツゴシ商会で売られている茶巾を縛ったようなお菓子と同じような恰好では逃げることもままならず、そんな痴態を晒しながら犯されていることも気力を奪っていた。

 

「ふぅーっ……ゃぁ、んぁ♡ はっ、はぁんっ♡」

 

 艶めかしいくびれを素晴らしい演奏を奏でる指が掴み、綺麗な稜線を描く臀部に荒々しく腰が打ち付けられ、処女を散らしたばかりの膣内を血管が浮き出た赤黒いペニスが貫いている。膣肉が大きなカリ首によって削るように擦られ、子宮口が亀頭によって何度も殴りつけられる。

 

 それらを何も見えないマーガレットは想像するしかない。どこまでも膨らむ妄想と想像を超える快楽が彼女の感度をより高めていく。

 

 次第に腰を掴んでいた指は少女の白い尻に食い込み、ペニスの抽挿の間隔もどんどん短くなる。そして抜ける寸前まで引いたそれを勢いよく一番奥まで叩き込まれた時、マーガレットは悲鳴と嬌声が入り混じったようなくぐもった声を上げながら絶頂を迎えた。

 

 がくがくと震えていた脚の先がピンと伸び、擦り合わせていた太股がきゅっと締まる。その動きにつられるように膣内に挿入されたままのペニスを膣壁が押しつぶし、蕩けるような熱を帯びた淫肉に絞り出されるようにペニスから白濁液が噴き出していく。

 

「ぃっ~~~~~♡♡ はーっ♡ あっ、はぁっ、んあっ……んぎぃ!?」

 

 脈動に合わせて注ぎ込まれる精液が子宮に注ぎ込まれ、大事な場所が白く汚されていく光景を幻視していたマーガレットの喉から苦悶の声が引きずり出される。自分の股を貫いたまま硬さも大きさも衰えない肉棒が休むなと言わんばかりに子宮口に叩きつけられたのだ。  

 

 嫌がるように振られる首もやめてというかすれた哀願の声も上半身を包み込む黒い衣に遮られて誰にも届かず、マーガレットの恐怖や抵抗の意思は快楽によって塗り潰され、再び喘ぎ声を零し始めるのであった。

 

 ……。

 

 …………。

 

 ………………。

 

 蒸し暑い布の中で淫らな臭いを嗅ぐだけで頭がくらくらするのに、視界が塞がれて感覚が鋭敏になっている時に繰り返しいやらしい音を聞かされながら胎の奥をズポズポされて頭が変になってしまった。

 

「あ゛ッッッ♡ オ゛ッ、ホオ゛ッッ♡ あひっ、ひあ゛あぁぁぁあっ!?」

 

 茶巾縛りから解放されてもマーガレットは逃げる素振りも見せず、美しい茜色の髪を振り乱し、悦楽の汗と涙を流しながら降りてしまっている子宮への杭打ちピストンを受け入れ、乙女の肢体を貪られる快楽に身をよがらせていた。

 

 メイド服の胸元は開かれ、露わになった豊かな双丘はシロンの弟子の手によってあっという間に開発された。絶頂する寸前の絶妙な加減で引っかかれ、指の腹で優しく撫でられ、胸を絞るように揉まれたかと思えば硬くなった乳首をきゅっと捻られる。

 

 乳輪ごと盛り上がった桃色の突起はスライムによって乳腺まで刺激され、処女を失ったばかりだというのにマーガレットの乳房からは母乳が噴き出していた。そんな乳房も溢れる母乳を下品な音を立てて吸い上げられ、柔肉を痕が残るほど強く揉みしだかれて弄ばれている。

 

「はひぃぃぃぃぃぃ♡ でりゅぅっ……んちゅ、んふぅ♡」

 

 シロンの弟子の腰が叩きつけられ、何度目かもわからない射精が始まる。精液で埋め尽くされた子宮をかき回され、同じように何度目かわからない絶頂を迎えたマーガレットは自分の出した母乳まみれのシロンの弟子と舌と唾液を絡めるキスをする。長い射精が終わるのが唇を離す合図となっていた。

 

 二人の交わりは少女が気絶するまで続き――ローズ王女の結婚式の日まで二人の関係は続いた。

 

 

 

 ♦♦♦

 

 

 

 燭台の灯りが消え、窓から注ぐ月明かりによって青白く照らされる部屋でマーガレットは小さなベッドに眠る赤ん坊をぼんやりと見つめていた。

 

 オリアナ王国の王女であるローズの結婚式から数か月。突如現れた黒き獣が暴れまわったものの人的被害は驚くほど少なく、ミツゴシ商会によって破壊された王国も急速に復興されつつあった。その結婚式でローズが王国を滅茶苦茶にしたという誤解も解け、彼女は正式にこの国の王になった。

 

 そのローズが産んだ子供が今目の前にいる赤ん坊である。妊娠が発覚した時には相手は誰だ、王族相手に相応しい身分なのかと大騒ぎになったが、ローズが「彼に迷惑をかけてしまうので今は教えられません。ですが、私がドエム公爵に陥れられた時も信じてくれた誠実で優しい人です」と言ったことで誰も何も言えなくなってしまった。

 

 そして生まれたのがローズの生き写しのようなかわいい女の子。しかし、その身体には生まれたばかりにも関わらず、一流の魔剣士に匹敵するような魔力が秘められていた。さぞ名のある魔剣士が相手なのだろうと調査がされているものの、未だに正体は突き止められていない。

 

 何はともあれ、生まれた子供はローズを含めて二人しかいないオリアナ王族だ。育てない選択肢などあるはずもなく、王の激務に向き合って夜は疲れて寝ているローズに代わり、メイドが子供の面倒を見るのは当然だった。

 

「……お腹が空きましたか」

 

 見つめていた赤ん坊がぐずりながら目を覚ます。赤ん坊が目を覚ました理由を知りながらマーガレットは哺乳瓶を用意することも、母親であるローズを呼びに行くこともせず、胸元をはだけて自身の胸を赤ん坊の口元に差し出した。

 

 赤ん坊は差し出された乳首を口に含み、ちゅうちゅうと吸い付く。マーガレットは自分の母乳を飲ませながら赤ん坊の父親のことを考えていた。

 

(この子の父親はシロン様のお弟子様ではないでしょうか)

 

 この考えが間違っているとは思えなかった。証拠はない。ただの思いつきなのかそれとも――この子の兄弟を妊娠したことによる直感なのか。強いて挙げるなら魔剣士についてよく知らないマーガレットでも知覚できる濃い魔力の詰まった精子を注ぎ込まれた経験からだろうか。

 

 生理は止まり、メイド服で誤魔化しているけどお腹も膨らんでいる。胸も母乳を作るようになってからは既に持っていた下着は全て入らなくなり、作る母乳はこうしてローズの子供に飲ませるか自分で搾り出していた。

 

(どうしたらいいんだろう……)

 

 確証もないまま告白する訳にはいかない。けれど妊娠はいつまでも隠しきれるものじゃない。誰にも聞くことのできない悩みを抱えながら、マーガレットはシロンの弟子の子が宿るお腹に触れながら自問自答を繰り返すのであった。 




次もこういうネームドモブに焦点をあてるかも。
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