ギルドからスラムに対する注意喚起を受けて、幾日か経った夜。俺は義理の娘であるイムに呼び出されて街の郊外へと足を運んでいた。
俺がイムに呼び出されるのは、なにも今回が初めてのことじゃない。ゆえに俺はイムが何を望んでいるのか、すでに察しておまんこがじゅく、と濡れはじめていた。
……イムは人の身体を得て、人と同じ食事を取ることができるようになったが、それでもあの娘に取って一番のごちそうはホワイトスライムのときと同じく人の老廃物であり、とくに何度も食べた俺のものが大好物となっていた。
人間でも、小さい頃に食べた美味しいものが大好物になるのはあるだろう。イムにとって、それは俺の老廃物だった。ただ、それだけの話だ。
そんなイムとの逢瀬を楽しみにしていた俺だったが、今日はいつもと様子が違った。呼び出された場所にイム以外の姿があったんだ。
彼女は座り込み、いつも感情の起伏が低い表情を微かに微笑ませ、見たこともないスライムと戯れていた。
「……新種のスライム――?!」
思わず、腰に佩いた剣の柄を握り、いつでも鞘から引き抜けるようにする。
その気配で俺が来たことに気付いたイムは、俺の方を向くと、微笑みながらスライムを紹介する。
「ママ、来た……。この子、イムの友だち」
「……友、だち?」
そう紹介されて、俺は柄から手を離すと、改めてスライムをまじまじと観察する。
全体的に透き通る透明感ながらも、薄く空色に色づいたゼリー状の体躯。しかし、身体の内部にはスライム種が共通して持つ筈の、赤く染まったコア部分が見られない。あるいは、コアも同色に擬態し、隠しているのかもしれない。
それにスライムの大きさ、この大きさが普通ではなく、大人一人であれば軽々と飲み込めるほどの大きさを誇っている。
確かにこのスライムからはモンスター特有の敵意は感じないし、なにより俺に対して友愛、とでも言えばいいだろうか。そんな感情を感じる。
――セレナは気付いていないが、このスライムはレイラがスラムで出産したスライムであり、彼女にとって孫と呼べる存在であった。また同時に、ギルドから出された注意喚起。スラムでの行方不明者の原因でもあった。
ともかく、イムが友だちと言うのであれば少なくとも安全なのだろう。俺は警戒をといてスライムの近くでしゃがみこむと挨拶する。
「こんばんは、はじめまして、でいいのかな……? 俺はセレナ、この娘の母親、みたいなもんだ。よろしくな」
俺が挨拶するとスライムもまたぷるぷる、と震え、ゼリー状の肉体の一部が俺の手を包み込むとわずかに上下する。握手のつもり、なのかもしれない。そうなると、このスライムはイム並みの知性を持つことになるのだが……。
びっくりしている俺をよそに、スライムは俺の手を包み込んでいる肉体を離すとその場に佇む。握手のつもりで間違いなかったようだ。
間違いなく新種の、しかも知性を持つスライムのようだ。
しかし、友だちを紹介するならわざわざいまやる必要はない、筈。イムは何を考えているんだろうか……?
そんな俺の疑問に、イムはこれまでの経緯について話す。
「……この子、いままで生の動物しか食べたことない。他の美味しいものの味知らない。だから、イムが好きなもの、教えようと――」
その答えを聞いて、俺は顔がひきつるのを感じる。それは言い換えれば、イムはこのスライムに俺を嬲らせようとしている。しかも、本人としては善意で、だ。
俺の顔がひきつったのが見えたのだろう。イムは、悲しげな表情を見せる。義理とはいえ、娘にそんな表情をさせたくない。俺はため息ひとつつくと――。
「わかった、わかったからそんな悲しそうな顔するな」
そう言いながら、俺はしゅるしゅる、と衣服を脱ぐ。その言葉に、イムは花開いたような笑顔を見せて。
「うん、イムも頑張る!」
むん、と気合いを入れる。スライムとイム。一人と一体から責められるのが確定した瞬間であった。その事に顔をひきつらせてしまう。
……ちょっと、早まったかな?
それが、今の俺が抱く偽らざる気持ちだった。
「あっ、は……。ん、ふ……」
今の俺は片胸をイムに、もう片方をスライムに包み込まれ揉みしだかれていた。イムの方は優しくやわやわ、と揉みしだく感じで、もう一方のスライムの方は……。
「あ、ぐっ、激し――。ひ、ぁん!」
おっぱいを搾り取るようにぎゅう、と締め付け、びゅるびゅる、と放たれる白い乳白液。母乳をごくごく、と飲み込んでいる。ただ、一瞬で消化されているのか、即座に透明になっていく。
そして、出す量が足りない。と不満なのか、スライムはぐにぐに、と母乳を出す乳首を責めてくる。
「あ、んっ! ひ、ぃ……。そん、なっ、ぐにぐにされても、でないからぁ……!」
スライムの激しい愛撫に、俺は開いた口からよだれが垂れ、目は涙で潤んでくる。
とんでもない悦楽の暴力。このままじゃ俺、胸だけで……!
「いっ、ふ――! くぅぅぅぅぅぅぅぅ――――!!」
身体ががくがく震える、おまんこぱくぱく、と花開くように蠢き、びゅ、びゅ、と潮を噴き出す。
……胸、おっぱいだけで逝かされてしまった。
「は、ぁ。は、んっ……。ん、くっ……。ひ、ぁ――」
なんとか息を整えていた俺だったが、おまんこに感じたくちゅ、という湿ったものが当たる感覚に腰が跳ねる。
おまんこからしどとと垂れている愛液に興味をもったスライムが触手を伸ばしてきた。そして、愛液の味が気に入ったのだろう。
――ずぷぷっ!
「ひ、ぁぁ――!」
スライムが俺のおまんこにぐちゅちゅ、と侵入してきて、思わず喘ぎ声を上げてしまった。
おまんこのなかに感じる、少しひんやりとした感触。そして、その感触が俺の膣壁をぞりぞり、と削っていく。
「ん、ひっ……! はぁ、ぐっ――! ふ、ぅ……!」
おまんこからじゅぷ、じゅぷ、と水がかき回される音が響き、だらだら、と吸収されなかった愛液が流れ落ちるのを感じる。
しかし、その動きは単調で相手を、つまり俺を感じさせようというものではなく、あくまで愛液を啜るためのものであり、悦楽としては少し、弱い。だからこそ、今、俺は生殺しに近い感覚を味わっていた。
「もっ、と。もっと、ぉ……」
自分でも驚くほど媚びた声をスライム相手に送る。その事に情けなく感じる心もあるが、でも、仕方ないじゃないか。
こんな生殺し、逝けそうで逝けない感覚をずっと味合わされたら、それこそ頭が狂ってしまう。
だからこそ、俺はスライムに教えるように腰をくねらせる。こうやって責めれば、もっと多くの愛液を啜ることができるよ、と。
元々、頭の良いスライムだ。少し教え込めば学習して動きを変えてきた。
「あぁ……。そこ、いい……! ふ、きゅ――!」
膣壁の上側。ちょうどクリの裏側にあるGスポットを擦られ、腰が痙攣し、絶頂する。それとともに愛液が多く分泌され、それをスライムはじゅるじゅると啜っていく。
そして、おまんこを責めていたスライムだが、近くに他の穴。アナルがあることに気付いたようで、そちらにも触手を伸ばしていく。だけど……。
「……そこは、ダメ」
スライムが触れる前に、イムが触手をもって入り口――むしろ出口だろうか?――を塞いでくる。
イムにアナルを押さえられ、腰を震わせる俺だが、それとは別に少し、安堵していた。
俺のアナルに挿入されたとして、すぐに消化されるだろうが、それでもスライムの透明な体内に、その……。俺のものが漂うのを見るのは、さすがに勘弁して欲しかった。
だが、スライムはイムがアナルを独占するのは、面白く感じていないようだった。だからだろう、もうひとつ見つけていた穴に細い触手を――。
「そこ、ちが――! ひ、ぐっ! あ、ひぃ……!」
尿道に侵入してくる触手。以前、イムに犯されて以来の侵入者に、いまだ慣れていない尿道から痛いほどの快楽が上ってくる。
「それ、ダメ……! ダメぇ――――!」
……このスライム、イムもそうだったけど人体の構造をある程度把握している。こちゅ、こちゅ、と尿道野中を出入りすることで、擬似的にその、ものをずっと出している錯覚を感じて、俺は自分が恍惚した表情を浮かべているのを自覚する。
……それと連動するように尿意がどんどん大きくなってきて、このままじゃ漏らし――。
「あ、あぁ……。そん、な――。やめ……!」
我慢できなくなった俺は、膀胱からじょろろ、と流れ出るのを感じる。しかし、それが外に出る感覚がない。
……すべて、スライムに吸い取られているんだ。
イムのとき以上に、直接的に飲まれている感覚を感じられ、俺は恥ずかしさで、かぁ、と全身が紅潮する。
だが、その恥ずかしさも長く続かなかった。スライムのアナルへの侵入を防いでいたものが、ずぷぷっ、と侵入してきたからだ。
「お、ほぉ――! ぐ、ぅ……! は、ぐ、ぁ――!」
おまんことアナルと尿道。それにおっぱいの愛撫も未だに続いている。それらからもたらされる悦楽から逃れよう、と俺は身をよじろうとするが……。
「ひ、ぎゅ……。なん、でぇ……!」
俺の四肢はスライムたちに拘束され、身動きが取れない状況にされていた。しかも、身体中にぶわ、と出されていた汗を舐めとられ、指と爪の合間などの老廃物が溜まりやすそうな場所を、丁寧に、かつ同時に嬲られる。
その、本来ではあり得ない状況に俺のなかでどんどん悦楽が大きくなり、背を仰け反らせる。
「ふ、ぎゅ――ぅ! う、ぁぁぁぁぁぁ――――!!」
イムたち二人の絶え間ない責めに、俺は絶頂に、絶頂を繰り返す。瞳の奥ではばちばち、と光が奔るととに視界が真っ白になる。
錯覚かもしれないが、ぷちぷち、と頭のなかで、なにか切れてはいけないものが切れる感覚が起きる。このままじゃ、死――。
「だ、め……。い、く……ぅ!」
おまんこから吸収できなかった潮を、アナルからは腸液が、他の穴からもありとあらゆる液体を垂れ流し、俺は連続した絶頂に陥る。いわゆる、絶頂から降りてこられなくなっていた。
「いっ、た。いった、の! でも、また、イグぅ! ――ひぎ、ぃ……!」
俺の思考は白から黒く染まる。あまりの悦楽に耐えきれず、意識が……消え――。
最後に一瞬、娘たちの末っ子。レイラの、顔が、見えた気がした……。