……うん、また息抜きなんだ。申し訳ない。
見切り発車な作品ですが、楽しみにしていただけたら幸いです。
第一話
どこまでも続く平原、そこに一人の女性の姿があった。その女性は手に持った剣を煌めかせ、緑色の小さな体躯の怪物。ゴブリン、と呼ばれるモンスターの首を刎ねていた。
辺りには既に首を刎ねられ、骸をさらしているゴブリンが多数いる。すべて女性の仕業だった。
そして、女性は最後のゴブリンの首を刎ねると……。
「ひーふーみーよっ、と。こんだけあれば、今日のお仕事は終わりかね?」
女性は討ち取ったゴブリンたちの首から耳を剥ぎ取る。それが討伐の証になるからだ。
「しっかし、今回は
何やら不満があるようで嘆息する女性。その間にも作業を続け、削いだ耳を袋詰めしていく。
すべての耳を集め終わった女性は、立ち上がり彼女が活動の拠点を置いている街へと歩を進めるのだった。
俺の名はセレナ。この街、ステラで冒険者をしてる。まぁ、冒険者と言っても、実情は便利屋。しかも荒事に特化した、モンスター相手の傭兵、みたいなもんだ。
いまだって平原に現れたゴブリンどもの討伐、という依頼を受けてこなしてきたところさ。その報告のため、冒険者ギルドに来ているところだ。
ギルドの中に入ると、いるいる。昼間から酒呑んでるロクデナシどもが。しかも――。
「きゃっ! ……ちょっと、ダメですよっ」
「へへっ、ちょっとぐらい良いじゃねぇか」
……まったく、ギルド内に酒場を併設してるのは良いんだけどさぁ。
俺はお行儀の悪い男の腕をむんず、と掴む。
「おいおい、ここはおさわり禁止だぜ。分かる?」
「あいっででで! おま、セレナ!」
俺の顔を見て驚くやつ。どうやら、俺のお早いお帰りに驚いてるらしい。俺にとっては当たり前なんだが、
まぁ俺も、昔はゴブリン討伐で地獄を見たことあるし、分からない話じゃないんだけど。それはともかく……。
「聞こえなかったのか? ここはおさわりNG。オーケー?」
「わかった、わかったから! 手を離してくれ!」
ようやく、ほんとに分かったのかはともかくとして、こいつもここはおさわり禁止だということを理解したようなので手を離す。
まぁ、こいつ。酒で酔っぱらうたびに手、だしてるからあんまり意味ないんだけど。
「あ、ありがとうございました!」
あいつにおさわり、痴漢されてたメイドさんがはにかみながら礼を言ってくる。へぇ、この娘……。
俺は彼女の顎をくいっ、とあげながら囁く。
「なぁ、今晩。一緒にどう?」
「えっ……?! ふぇぇ……!」
俺の誘いに顔が真っ赤になってる。これは脈あり――。
――すぱぁん!
「あ痛ってぇっ!」
いや、別に本当に痛かった訳じゃないけど、つい反射的に。それよりも、俺の尻を叩くなんて!
「おい、なんで尻叩いたんだよ!」
「おめぇもしっかりおさわりしてんじゃねぇか!」
「俺は
「んな訳あるか! おっぱいのついたイケメンが!」
……まぁ、こいつが言うとおり俺の顔立ちは中性的。髪を短めに切り揃えていることから王子さまみたいに見られることもあるくらいだ。まぁ、王子さまといっても、女子校の王子さま、とかそんな類いだけど。さらにいえば、この世界に女子校があるのかも知らねぇけど。
……うん、さっきから俺がこの世界なんて言葉を何度か言ってるのも、もちろん理由がある。と、いってもそんな複雑なもんじゃなくて、俺には前世の記憶がある、つまり転生者だってことだ。しかも、前世は男。TS転生者ってやつだな。
俺としては死んだ覚えもなけりゃ、神さまにあった覚えもない。だけど転生特典、みたいなやつはあった。まぁ、それは後々に。
それはともかくとして、転生した後、しばらくは本当ひどかった。現代と違って、モンスターがいて魔法もある中世ファンタジー世界だし、身体も女に変わってるから色々と大変だった。正直な話、特典がなけりゃ早々に詰んでたと思う。それが良いのか悪いのかは別として。それに、いまはこの生活をそれなりに楽しんでるし、な。
「それに、そんなとこでうまそうなぷりケツさらしてる方が悪いわ!」
「おいっ! なんてこと言ってんだ! 俺の尻のさわり心地が良いのは認めるけどよ!」
「そこは認めんのかよっ!」
思わず漫才のようなやり取りになってしまっているが、いま言ったことも本当だ。今世の俺の身体は胸こそ皮鎧で隠れてるけど、ボン、キュ、ボンのモデルスタイル。とはいえ、胸は爆乳とかそんな大きさじゃなくて、ほどよい大きさでかたちの良い美乳って感じだけどな。
「――お二人とも?」
急に聞こえてきた厳冬のような底冷えした声に、思わずぴしり、と固まる俺。気配からするとあいつも滝のような汗を流してるみたいだな。
それどころか、ギルド内の空気すらも固まってるように感じる。その原因はギルド受け付けに座る一人の女性。
青髪をロングに伸ばし、顔立ちからは怜悧な、そして知性を感じさせ。胸の方はちょっとざんね――もとい、全体的にスレンダーな才媛から放たれていた。
そんな彼女の鬼気迫る様子にびびった俺たちはお互いに責任を擦り付けあってた。
「おい、お前のせいでノアのやつ激おこじゃねぇか!」
「あぁん? こっちのせいにすんなよ! おめぇがメイドちゃん口説いてたからだろうよっ!」
……言い争っている間に、また威圧感が大きくなった。これ以上は流石に不味い、か?
恐る恐る、受付嬢。ノアの方を見る。その顔は先ほどよりも引きつっていて、背後には、ゴゴゴ、という擬音が浮かび上がっているように錯覚した。
「お二方、ここは喧嘩する場でも乱痴気騒ぎを起こす場でもありませんよ? それと、セレナさま。クエスト完了の報告をするのであれば、早急にお願いします!」
「はいっ――!」
彼女の気迫に、思わず上擦った声を出しちまった。落ち着かないと。何度か深呼吸して気持ちを落ち着かせると、彼女の前へ立つ。
「はい、これ――」
「確認させていただきます。――確かに、これで依頼完了です。お疲れさまでした」
先ほどまでの威圧感が嘘だったかのように、にこやかな対応になる。……まぁ、騒ぎを起こした俺たちが悪いんだけどさぁ。
「それでセレナさま。これからどうなさいますか? 新たに、なにか依頼を?」
「うぅん、そうだなぁ……。でも、今は特に急ぎの依頼とかはないでしょ?」
「はい、まぁ……」
二人して依頼が張り出されている、いわゆるクエストボードを見る。そこに常設の街道の警備や、薬草の採取など
「……んー、ならちょっとお休みしようかな? あ、報酬の方はいつものようにお願いできる?」
「それは承りますが……。お休みとはどちらに?」
「そうだなぁ……。ちょっと、湯治にでも行こうかな? 秘境、という訳じゃないけど。良いところを知ってるんだ」
俺の答えを聞いて、露骨に残念そうな顔をするノア。まぁ、彼女とは
そのことを理解してるから、ことさら残念そうにしてるんだろう。
そんな彼女へ俺は顔を近づけて耳打ちする。
「ほら、今回は連れてけないけど。近々埋め合わせはするから、な?」
「――は、はい。お待ちしております」
俺の耳打ちに頬を赤く染めたノアは、嬉しそうに、どこか浮わついた雰囲気を醸し出す。これで良し。それじゃあ、お楽しみに行きますか。
「それじゃ、行ってくるわ」
「行ってらっしゃいませ」
ノアに見送られて俺はギルドを後にする。さて、それじゃ早速出発しますか。
とはいえ、俺の目的地はステラの街からそう離れていない場所にある。しかし、同時にこの場所へ訪れるものは少ない――というよりも、俺以外に存在しない。
なぜなら、このステラの街の郊外に位置する森林。この場所はいつの頃からか多種多様のモンスターが跋扈する異郷、通称『魔の森』と呼ばれる場所になってしまった。
もっとも、原因の半分以上は俺のせいなんだけど……。
ともかく、俺の目的地は森の奥深くにある。そこを目指して歩いていく。
途中、ゴブリンをはじめとして人より大きな鬼のようなモンスター、オーガや、それよりも一回り大きい巨人のトロル。単眼で、人一人程度なら簡単にくびり殺せるサイクロプスなどの大型モンスター。
緑色の体毛をした狼のフォレストウルフに、赤い体毛に首輪をつけているが狂暴性はフォレストウルフよりも上のガルムなどの肉食動物系モンスター。
他にも、水色のゼリー状の身体に赤い核、コアをもつスライムや、美しい女性の姿に悪魔の羽と尻尾を生やしたサキュバスなどのファンタジー色溢れるモンスターなど本当に多種多様。
実際、他にも紹介しきれないほどのモンスターが争いもせず闊歩しているのだから、人間からすれば恐ろしい限りだろう。しかし、このモンスターたちは、
そのため、この森は本来立ち入り禁止区域なのだが……。まぁ、俺の場合。そもそもこの森に近づいていることを知られていない――というよりも、立ち入り禁止なのもあくまで暗黙の了解でしかない――ので問題ない。
実際、今、真横をバイコーン。山羊の角を持つ馬型のモンスターが通ったわけだが、こちらに対して見向きもしなかった。
他のモンスターにしたってそうだ。俺を襲う気配などない。だからこそ、こうやって安全に奥まで進んでいるわけだ。
そして、しばらくがさがさと森の奥へ進んできた俺の目に、目的地が見えてきた。
「おっ、ここだ、ここ」
俺の目の前に広がる乳白色の液体が溜まった広場。それこそが、俺が今回目指してきた秘湯、のようなものだった。
目的地に着いた俺は待ちきれず、いそいそと着ていた皮鎧や服を脱ぎ、剣などの武装も取り外す。きっと、この場に他の人間がいたら気でも狂ったか、と驚かれるだろう。なんてったってここはモンスターの巣窟なのだから。
そんな場所に湯治に来るなど正気の沙汰じゃない。でも、ここは俺の
「ここに来るもの半年ぶりかぁ」
感慨深く呟きながらちゃぷん、と生暖かい液体に浸かる。身体全体がほのかに暖まり、液体がまとわりつく感覚が心地よい。だが、あくまでこれは
「んっ、ふ……」
どんどん身体が火照ってきた。しかし、これは液体が熱い、というわけではなく――。
「ひっ、くぅ……。き、たぁ……」
にゅるり、という感覚が乳房を包み込む。いつの間にか勃起した乳首もまた液体に包まれ、固さを増している。この液体、実は媚薬としての効果があり、浸かるだけで感度が増していくのだ。しかも、それだけではない。
「は、んっ……。そこ、良い……」
きっと、今の俺は悩ましげな顔になってるだろう。乳白色の液体で見えないが秘裂がぱくぱくとうごめき、液体が膣内に来るように誘い、液体もまたその誘いに応えるため、
……そう、何を隠そうこの液体。実はホワイトスライムという巨大なモンスターの一種なのだ。
「あっ、はっ……! 入って、きたぁ……」
俺の膣に侵入を果たしたスライムは膣壁を丁寧に擦りだした。膣壁全体を、だ。
「あっ、これ……すご――!」
Gスポットだろうが、弱点だろうが関係なくごりごり、と擦ってくるスライムに、俺の意思とは無関係に腰ががくがくと震える。しかも、責める場所は膣だけじゃない。
「ん、くっ……! クリ、弄って、ぇ……。ひぁっ! ちくび、きゅっ、て――! おっぱい、もぉ……!」
そう、全身をスライムに浸けているのだから色々なところを愛撫されるのは必然。乳首を摘ままれ、クリトリスを弄られ、乳房を搾られる。それだけにとどまらず――。
「そっ、ちぃ――。あ、ひぃ……。そこ、は……おしりのぉ――!」
俺の不浄の穴、アナルを弄りはじめる。そして――。
「おぅ、ぎっ。ひ、ぃっ――。はいって――」
アナルに侵入を果たすスライム。期せずして膣とアナル、二穴責めという格好になった。
「あ、ぃ……! ごりごりっ、てぇ……。おまんこと、アナル削られぇ――ひぃ、んっ! はげ、し――!」
水面がちゃぷちゃぷと揺れる。だが、膣内とアナルはそんな比ではなく、もし音が聞こえるならじゅぷ、ぬぷぷ、ぐぷっ、という音を響かせているだろう。どんどんと責めが――特にアナル方面が――激しくなっている。
それも当然だ。スライムは一般的に液体か、酸性の強いものは獲物を溶かして補食するが、このホワイトスライムは特殊で、人をはじめ動物の老廃物を主食とする。つまり、言い換えればアナルの中はこいつらにとってごちそうの山があるに等しい。それだけに一つも食べ残しをするまい、と責めが激しくなるのだ。
「お、ごっ――ひ、ぃ……。はげ、し――! は、ぁん! ひ、ぅ……。そ、こぉ……!」
もちろん、老廃物とはそこだけじゃない。乳房の裏や脇の下、クリの周りには溜まりやすいし、愛液だって考えようによっては老廃物だ。
それを全部、逃してなるものか。とスライムはごしごし、と全身を洗うように擦っていく。
……本来であれば、一部以外は気持ち良いマッサージ程度で収まるだろう。しかし、忘れてならないのが、このホワイトスライム。体液自体が媚薬である、という点だ。
それで発情させられている今、全身が性感帯にされているに等しい。そんな状況で全身を擦られる、というのは身体全体を愛撫されているに等しく――。
「あっ、ぎ、ぃ……! ひ、ぐっ――! あ、はぁっ……! つよ、いぃ――!」
もはや、どこを擦られても感じてしまう俺は人形のようにかくかくと震え、スライムの成すがままになっている。それどころか、目の奥がチカチカとひかり、頭のなかでは断続的に電流が奔っている。俗に言う、イキっぱなし、というやつだ。
ひたすらに昇らされ続け、降りることのできない快楽の山に翻弄され、俺は四つん這いになる。露になった俺のおまんことアナルにはぶっとい乳白色のゼリーが突き刺さっているのが丸見えになっている。
しかも、その状態でも問題なく動かせるようで――。
――ぐぼっ、ぐじゅ、ずりゅ、ずるっ!
「あ、ひっ、はげ――! お、ご……!」
二穴に出入りするゼリー。もし、これが乳白色でなく透明なら、俺のおまんことアナルの中は丸見えになっていただろう。
そして、それだけじゃない。快楽によだれがつぅ、と流れ、スライムのもとへ落ちる。それでスライムは他にも場所があったと気づいてしまった。その結果――。
「う……、じゅる、ぐむっ……じゅるっ! じゅぶぶっ――れるっ、ぷ、ぁっ!」
ゼリーが、スライムが俺の口内をも蹂躙する。吐き出そうにも、完全に弛緩しきった身体では力も出ず、仮に出たとしても舌程度では押し返すどころか絡めとられ、全体をしごかれる始末。それどころか、歯全体を、隙間や裏側まで丁寧にさらにいえば、歯茎に至るまで擦っていく。
――じゅぶ、ぐぽっ、ごりゅっ!
「じゅる。おぶっ……! ぐぷっ――ぷ、ぁっ――ぁ! んむっ!」
前と後ろ、それだけではなくスライムにわずかに浸かる乳首をきゅ、きゅ、と締め付けて愛撫を繰り返すスライムの責めに、俺の意識は段々と虚ろになっていき――。
「あっ、ぎ――じゅむ、ぷ、ぁ……。も、らめ――」
最後に俺が見た光景、それは力尽きて、結果として自身に迫る乳白色の液体の塊であった――。
しばらくして、意識が戻った俺は、スライムが溜まっていた穴の横に、仰向けになって打ち捨てられていた。
だが、覚醒した後もまだ快楽が身体の中に残っているようでごぷっ、とおまんこから本気汁を吐き出しているし、見る人が見れば、俺が輪姦されたと誤認するだろう。もし、こんな僻地に、しかも己の命を省みない人間がいたら、の話だが……。
それはともかくとして、こうやって打ち捨てられているのは、スライムからすると老廃物のほぼすべてを食べ尽くして満足したからに他ならない。それに俺も――。
「きょ、うも、すごかっ、たぁ……」
快楽の凄まじさと、何より満足感に口が弧を描く。何度しても癖になる。むしろ、回数を重ねるごとに気持ち良さが増すのだから堪らない。
とはいえ、ホワイトスライムの満足した様子だと、またしばらくはお預けになるだろう。次は一ヶ月後か二ヶ月後か。
ともかく、まだしばらくは腰が抜けて動くことができない俺は、がにまたの、潰れたカエルのような姿で快楽の余韻に浸るのだった。
――ちなみに、余談だが。このホワイトスライム。本来は手のひらよりちょっと大きいくらいのサイズなのだが、度重なる俺との逢瀬でここまでの大きさになっていたりする。
正直、ここまで育つのは予想外だったし、ここまでくると逆にどこまで育つのか、興味がつきなかったりする。本当に次回が楽しみだ。