俺がイムと新種のスライムに散々啼かされた夜から数日後、詳しく知ってる訳じゃないけど、ギルドから1つのクエストが撤回されたことを教えられた。
なんでも、行方不明者の捜索と、それに付随して地下水道の調査だったらしいが、その大元となった行方不明者が続々と帰ってきて調査が不要となったらしい。
もっとも、行方不明者の記憶が曖昧で行方不明になってから帰還するまでの記憶がないらしいけど。
そして、そのクエストにはイムとレイラが取りかかっていた、とのことだけど……。
「でも、あの二人で苦労するクエストって……?」
結局、被害者が帰ってきたことで未解決に終わったクエスト。あの二人が受けていて、そんな結末になるのが少し信じられなかった。
それは、まぁ。イムに関して言えば単純な殴り合いじゃなくて、こういった頭を使う系のクエストは苦手だ。なんと言ってもあの子は元々スライム。自我や情緒がそこまで成長してない――精々、精神的には小学生低学年程度――なのだから無理もない。
しかし、レイラは違う。
身内贔屓も入ってるかもだが、あの娘の地頭が良いのは良く分かっている。はっきり言えば、脳筋よりのソフィよりも遥かに頭が良いだろう。
まぁ、それはそれとして俺に対する甘え癖があるのも確かだが……。
「マぁマっ――!」
「ひゃ、ぅん……?!」
後ろから抱きつかれおっぱいを揉み揉みされる。それだけで頭にバチバチと電流が奔り、身体がびくびく震え、どろり、とおまんこから愛液がこぼれ落ちる。
こんなイタズラするのはただ一人。
「こ、らぁ……。レイラぁ――?!」
「えへへぇ……」
後ろから揉みしだいていた次女。レイラは愛らしい笑顔を浮かべ、甘えるように抱きついてくる。
「急にこんなことしちゃ、びっくりするだろっ」
「えへ、ごめんなさぁい。でも、ママ気持ちいいんだよねっ」
愛娘の指摘に、ぐむぅ、と言葉が詰まる。それは紛れもない事実だからだ。実際、いまのおまんこから溢れた愛液のせいでズボンの一部が濡れて変色している。もし、このまま擦られたらぐちぐち、といやらしい音を奏でること請け合いだった。
「そ、それは関係ないだろっ! ……まったく」
かぁ、と顔が熱くなるのを感じる。間違いなく、いま、俺は顔を真っ赤にしていることだろう。それに甘えるなら、不意打ちみたいに後ろから抱きつくんじゃなくて、ちゃんと前から来てくれれば良いのに。そうすりゃ抱きしめることも、レイラが望むならおっぱいを吸わせることも出来るのに。
レイラもソフィと同じく、俺にとって愛しい娘なんだから可能な限り、我儘を聞いてあげたいし、甘やかしてあげたい。
「……ふふ」
「どうしたの、ママ?」
いつの間にか、俺から離れたレイラが不思議そうな顔して見上げてくる。そう、だよな。不思議だよな。
「いいや、何でもないよ」
「わぷっ……」
愛しい娘、レイラを胸元へ抱きしめながら告げる。
……本当に変わったもんだ。昔の俺がこんな姿をみたら、間違いなく頭がおかしくなったと思う。まさか、子供を孕んで産むだけじゃなくて、愛おしく、それこそ母性本能を出すなどと考えたこともなかった。
今までした性行為、というよりシチュエーションプレイだって気持ち良くなるための趣味。娯楽の意味合いしかなかった。それなのに、いまでは子供を愛おしく、しかもまだこの娘たちの妹や
それに付属して、というには少しおかしいが……。その、人間の男にたいしての……。あぁ、もう。はっきりいうと、犯されることにたいする忌避感が薄れてきている。
それこそ悪友というか、付き合いの長いレグなら抱かれても、ちんぽをおまんこに突っ込まれてもいいかな、なんて考えてしまっている。……子供を孕みたいか、と問われるとまだ分からないけど……。
「やっばいなぁ……」
きっと、いまレグに会ってしまえば生娘のごとく恥じらって、まともに顔もみれないかもしれない。それにあいつ、時々冗談半分で、その……。俺を誘うことがあるけど……。
「あぅぅ……」
それを想像して、子宮がずくん、と疼く。こんなの、キングの時以来だよ。……しかも想像してこれなのだから、キングの時よりも質が悪いかもしれない。まず、間違いなく拒めない、という確信がある。
そんな状態で膣内に出されようものなら、まず、間違いなく孕みたく、産みたくなってしまう。そのあとは……。
「マ、ママ……?」
「うぁ、うぅ……」
ぷしゅう、と頭から湯気が出てるのを自覚する。幸せ新婚生活、なんて戯れ言が頭をよぎった。それが冗談になってないことは、俺自身が一番良く理解しているんだが……。
……いや、いかんいかん。
目の前で不安そうに、心配そうに見つめているレイラをみて、少し頭が冷えた。可愛い娘を心配させる、なんてしちゃいけない。
「大丈夫、大丈夫だよ、レイラ」
レイラを安心させるため、頭を軽く、わしわしと撫でる。それがくすぐったくて気持ち良かったのかもしれない。レイラは目を細めて笑っている。
「まぁ、それはそれとして。まだしばらく冒険者家業はお休みかな?」
「……そっか、そうだよね」
ポツリ、とこぼした言葉にレイラも得心したようで、微かに頷いている。なにせ、娘におっぱいを揉まれておまんこを濡らしてるんだ。とてもじゃないがまだ冒険者として活動できないだろう。まかり間違って、快楽堕ちしてモンスターや他人に飼われる、なんて末期は避けなきゃならないし……。いや、キングの時はそれになりかけてたんだけど。正直、俺も乗り気だったし……。ソフィがいなければ、間違いなくそのエンドだった。
「つうことで、レイラ。ギルドに行くんだったら、その事伝えておいてくれ。まだしばらく休むってさ」
「うん、分かった」
レイラは俺の言葉に快諾してくれた。本当に良い娘だよ。
「それじゃ、行ってきますっ! って、その前に……」
「……ふぇ?」
レイラは俺の上着をぐい、と捲るとともにブラジャーをずらす。そして――。
――じゅるるるっ!
「んはぁっ……! ん、ぃぃ――!」
おっぱいにしゃぶりつき、思いっきり母乳を吸う。いきなりの衝撃に腰砕けになって、くたり、と膝を付く。
「えへへ、ごちそうさまっ!」
してやったり、とばかりの笑顔を浮かべレイラは家を飛び出ていく。もうっ……!
本当なら、叱ってやりたいところだけど、いまので完全に腰が抜けて歩くどころか、立つことすら儘ならない。そこまで計算に入れての行動だったんだろう。
それに、あの吸われたので盛大にイッてしまい、床の上にズボンで吸収できなかった愛液の水たまりが出来てしまっている。
「は、ぁ……。後で、掃除しないと……」
いまは、まだイッた余韻でがくがく震えて力が入らない。正直、おまんこに張り付いたショーツ身体が震える度、クリトリスを刺激してつらいけど、なんとか休憩して体調を戻すしかなかった。……あんっ、うぅ。
なんとか身体が動くようになってズボンや諸々履き変えたあと、掃除も終えたとき――。
「……こんにちは」
家のドアがノックされ、声が聞こえてきた。この声、確か――。
がちゃり、と扉を開けて外を見る。そこにはかつて助けた冒険者三人組の一人。
「大丈夫ですか、セレナさん」
「きみは、ライナちゃん。だったね」
「はいっ!」
そこには元気良く返事する三人娘のリーダー。銀髪にレオタード型の鎧を着た少女、ライナがいた。
なぜ、彼女がここに来たのか分からないが、玄関先で話することもないだろう。家へ招き入れることにした。
「ここで話すのもなんだし、中へどうぞ」
「は、はい。お邪魔しますっ!」
なんというかエレンもだったが、この娘も初々しくて可愛らしいな。こんな状態じゃなければ食べてたかもしれない。
そんなことは露知らず、ライナは少し緊張しながら中へ入ってきた。
「わぁ……」
目をキラキラ輝かせてリビングを見渡すライナ。
「そこまで珍しいもんでもないでしょ」
「いえ、ここにセレナさんが住んでるってだけでもう……」
「そういう、もんかな……?」
彼女からすると有名人のお宅訪問をしている、という気分なんだろう。それなら分からなくもない、かもしれない。
「それで? 今日はどうしたんだい?」
正直、俺とライナはあまり親しい訳じゃない。そんな中での急なお宅訪問だ。気になるのも仕方ないだろう。
その事を聞くと、ライナは少し照れ臭そうにする。
「その、少しレイラさんから話を聞きまして。それでぶしつけながらお見舞いに……」
なるほど、どうやら心配して来てくれたようだ。本当に良い娘だな、この娘も。
俺は、ふっ、と顔から力を抜いて微笑みながら答える。
「そっか、ありがとう。でも、あの娘も心配性だな。いま休んでるのだって、あくまで念のためなのに」
「あははっ……」
俺が軽口を叩くと、ライナが快闊に笑う。そしてすぐに真剣な顔になると話しかけてきた。
「でも安心しました、自分たちもセレナさんに何かあったのかな、と心配してましたから」
「それはまた……。ごめん、じゃないな。ありがとう」
「いいえ、勝手にやってることですから」
軽やかに笑うライナ。そしてしばらくの間、俺たちは談笑を続けるのだった。