ライナからの提案を呑んだ俺は、彼女を部屋へと案内していた。
……案内、といっても実際のところ、まともに動けないのでお姫様抱っこ、という情けない姿だったが……。
しかも、おまんこからお汁がぽとぽと、垂れていたことで廊下などを汚してしまい、後の事を考えると憂鬱になる。
もっとも、いまはそれどころじゃない。なにせ――。
「あっ……。ライ、ナ?」
「はい、セレナさん。動かないでくださいね?」
ぎゅ、ぎゅ、と縄が食い込む勢いで縛られている。それも上半身全体を、胸が強調される亀甲縛りかつ、腕は後ろで拘束され、抵抗できないように。下半身はM字開脚、とまではいかないけど膝を曲げられた状態で。
それだけなら、まだ良かったのだけど……。
「えいっ」
「わぷっ……!」
可愛らしい掛け声とともに、ごろん、とベッドの上に転がされる。それはちょうどうつ伏せで、しかも膝を曲げているから結果として、お尻をつき出す形となった。
それだけじゃない。縛られる前に俺の衣服はすべて剥ぎ取られてるから、いまは裸で、ぐちょぐちょに濡れ、ぐずぐずにほぐれたおまんこ。それに、ショーツに隠れてたときに愛液で濡れ、てらてら、と光り、引くついているアナルまでさらしている。
「あ、ぁ……」
ごぷ、とおまんこから本気汁があふれる。つぅ、と糸を引いてべちゃり、とベッドに落ちて、染みになる。
「あ、はぁ……」
「ん、ふぅ……」
よだれが垂れる。呼吸が、心臓の鼓動が激しくなる。
「ひ、ぃん……!」
なにも、本当になにもされてないのに身体が火照る。ぶわ、と汗が噴き出る。
身じろぎをする度、身体とベッド挟まれたおっぱい、乳首が擦られ、ぴゅ、ぴゅ、とミルクを吐き出し、布が濡れて冷たくなる。火照った身体は冷やされるが、ベタベタして気持ち悪い。
「ん、ふぅ……!」
逆におまんこはなんの刺激もなくてもどかしい。
出来ることなら、足を擦り合わせておまんこを刺激したいが、足を開いた状態で拘束されているから、それも望めない。
――ぶりゅ、ぶぴゅっ!
股から、おまんこから本気汁があふれる。触られて、はいない。ただ、視姦されてるだけだ。なの、にぃ……!
「うわ、すご……」
ライナの声が響く。声がまるで甘く、頭を、脳を蕩けさせる。
きっと、ライナにそんなつもりはない。でも、俺は彼女の声が俺の頭を、精神を犯してくる。
彼女の声が響く度、おまんこがぱくぱく蠢き、だらだら、とお汁が、本気汁が糸を引く。
「おっ……ほ、ぉ……」
視界が裏返る。真っ白に染まり、なにも、そうなにも見えなくなる。
こん、な……。なにも、されてないのに――。
――じゅぶり。ずぷぷっ!
「ぁ……ひ、ぎ、ぃ――がっ、ふ……、ぉ――!」
唐突なおまんこへの侵入者に腰が跳ねる。ぷしっ、と潮が噴き出る。
「それじゃ、本格的にいきますね。セレナさん」
ライナの優しい声が響く。返事をしようにも、おまんこに指を突っ込まれた衝撃で肺から空気を吐き出して、まともに声、どころか音すら出せない。
ようやくもたらされた悦楽に脳が痺れ、まともな判断が出来ない。
――ぐ、ぷり。じゅぷっ、じゅぽっ。ぐり、ぃ……!
「おっ、あっ……! か、はぁ――!」
じゅぷ、じゅぷ、とおまんこを、膣壁のお腹側。膀胱の裏、Gスポットをこれでもか、とぞりぞり擦られる。
その度、腰が跳ねそうになるがそもそも、縄で拘束されてるからそれも叶わない。ただ、俺に出来るのはライナの責めに無様をさらして、喘ぎ声をあげるくらいだった。
「んっ、ひぃっ……。お……ほ、ぉ――!」
視界が明滅する。気持ちよさの暴力が身体を蹂躙する。しかし、身体が拘束されてることで与えられている悦楽を逃がせない。
これで身体を動かせたなら、最低限身を捩らせることで少しでも受け流すことが出来た。でも――。
「お、ぐ……。ふ、ぅ……!」
――勃起した乳首がベッドに押し潰される。気持ちよさとともに、ぴゅ、ぴゅ、と吐き出されるミルクの海に沈む。
――おまんこはライナにぐちゅ、ぐちゅ、とかき乱され、ひくひく、と卑猥に蠢きながら、俺の意識とは別にさらなる悦楽を望む。
目の奥がチカチカする。身体が宙に浮いたようにふわふわする。……実際に飛んでないのは乳首、ぽっちへの刺激で分かる。だけど……。
「あ、へぇ……」
くち、くち、と音が響く度、腰に、お腹の奥に、おまんこに甘い疼きが奔る。口を閉じることが出来ない。舌がだらん、とだらしなく出てしまう。
……あきらかに、与えられる快楽に弱くなってる。
理由は分かってる。分かってるけど……。
「んぁっ……! ん、ひぅ……!」
いまは、抵抗できない。ライナが原因、という訳じゃない。それ――。
――ぐり!
「ん、ぐっ……! ひぃ、あっ……!」
おまんこをじゅぼじゅぼとほじられるだけじゃなくて、クリトリスをぐりぐり、と指で弄られる。あまりの衝撃に、俺はびくびく震える。びゅる、びゅると潮を噴く。だけど、それだけじゃない。
――ぢょろ……。
散々もてあそばれた身体は完全に脱力してしまった。塞き止めていたものが決壊するほどに。
心地よい解放感で満たされる。だけど、同じように羞恥心で心がかき乱される。そして、どこか他人事に思っている自分が、後の掃除が……。と、的はずれな心配をしていた。
「う、うぅ……」
「あ、あの……。大丈夫ですか?」
さすがにやり過ぎた、と思ったのか話しかけてきた。だけど、それよりも――。
――ぶ、ちゅん。
「あ、ぁ……」
ただ、俺の話をきちんと聞くため、だったのだろう。そのために、おまんこから指を引き抜かれた悦楽で絶頂。
残り、なんとか耐えていたものが漏れてしまった。漏れ出す水の音。なくなる圧迫感。
それらで頭の中がかき乱され、意識が遠くなる。
意識が途切れる、最後の時。俺が思ったこと、それは――。
――これ以上、無様をさらさないため、本当の意味で本気にならないといけない。そういう思い、だった。