IF 第二十話でレイラが抱いた懸念が現実となったら case1
まったく、昨日はひどい目にあったよなぁ。俺はノアに看病と称して弄られた、とでも言えば良いか。ともかく、あいつからの愛撫で本当に大変な目にあった。……まぁ、気持ちいいからって、止めない俺も俺なんだけど。
それはともかく、なんとか身体が動く程度までは回復したから、避難の意味も込めて外出したわけだけど……。
「正直、失敗したかなぁ……」
体調が悪い、というわけじゃない。むしろ、体調だけで言えば良い方だ。でも――。
「なんというか、これは……」
敏感になりすぎている。身体が悦楽を求めている。そして、何より――。
「はぁ――、んくっ……。
敏感になった影響か、それともいままでただ単に気付いてなかっただけか。この街全体に濃厚な雄の匂いが充満している。
それを嗅いだ
「う、くぅ……」
頭が、ぼやける。視界が霞む。意識がもうろうとする。頭の中にピンク色のもやがかかり、そういうことしか考えられなくなる。
はぁ、はぁ、と息切れする。身体が燃えるように熱い。早くこの熱を鎮めないと大変なことにな――。
「おぉい、大丈夫かよ。セレナ」
「ひ、ぐぅ……!」
声をかけられるとともに尻を撫でられた。ただでさえ敏感になっている時に、そんなことをされて耐えきれる筈もなく、おまんこから愛液がびゅっ、びゅっ、と噴き出しズボンを汚すのが分かる。
そして、俺自身突然湧き出た悦楽に耐えられず、がくがくを足を震わせ、膝をつく。
そのことに驚いた様子で、慌てて声をかけてくる下手人。
「お、おいっ! ほ、本当に大丈夫か?!」
この声、そして俺相手にこんなことをするやつなんてあいつしかいない。よくギルド内で一緒にバカをやる男の冒険者。
「レグ、てめぇ……」
髪をオールバックに整え、顔立ちは強面。前世で言うところのヤの付く自由業を彷彿とさせるこいつは、基本的に良いやつではあるんだが……。
いつもであれば、こいつのセクハラに冗談半分にぶん殴る。で、終わっていた。しかし、今回の場合、絶頂した俺がそんなことをできる筈もない。
そしてレグ自身、いつもとは違う俺の様子に慌てて俺の前に出てきた訳だが、それもまた問題だった。
「あっ、ふ、ぁ……」
俺の前に来るのはまだ良い。しかし、今の俺は地面に膝付いている訳で。そんな状態の俺の前に立つレグ。当然膝を付いている訳だから、目の前にあるのはあいつの
目の前に、隠されているとはいえ俺を気持ちよくさせてくれるおちんぽがあり、しかも――。
(イカ臭い……。こいつ、さてはさっきまでオナニーしてやがったな)
そう、精液の独特な臭いを漂わせていた。むろん、こいつもちゃんと処理はしていたんだろう。だけど、それよりも敏感になった鼻が臭いを嗅ぎとっただけ。
だが、それだけで今の、発情した俺を狂わすには十分だった。
「は、ふぅ……」
「お、おい――!」
俺は目の前にある股間へさわさわ、と手を這わせる。このズボンの先に俺の欲求を解消する剛直がある。
俺がした突然の奇行にびく、とレグは腰を引かせる。そして、驚きながらも奇行を止めるため腕を掴むと引っ張って立たせる。
「な、なにやって――」
「別にいいだろ」
俺の顔を見て言葉をつまらせる。その理由は何となく分かる。きっと今の俺は、淫靡に、淫蕩にとろん、と顔を歪ませていることだろう。そして、そんな顔をこいつに見せたことなんて一度もない。
「俺の
そう言いながら、俺とこいつの身体で周りの視線を遮るように密着しつつ、腕を掴んでくちゅり、と濡れている股に押し付ける。
「おまえ……?!」
密着したからこそ、俺の目の前で驚きの表情を浮かべるレグ。そして、強引に腰へ手を回す。
それで身体が、胸が押し潰されて思わず甘い声をあげる。
「ぁ、んっ……」
「――来いっ!」
そのまま、乱暴に引っ張られてその場を移動する。それに俺は抵抗することなく――。
強引に引っ張られた俺は、人気のない路地裏へと連れ込まれた。そして――。
――ぱちゅ、ぶちゅ、どちゅ!
「あっ、あんっ! は、ぁ――! ひ、んぅ……! すご、はげし――! もっ、とぉ……!」
ズボンを、ショーツを脱がされた俺は路地裏の壁へ手を付いた状態で、後ろからぱんぱん、と獣のように犯されていた。
おまんこからはだくだく、と愛液が漏れ出て剛直に掻き回されている水音が辺りに響き渡る。
気持ちいい、とは思う。しかし、まだまだ余裕があるのも事実。
確かにこいつの剛直は
それらと比べればどうしても人間の逸物は貧相なものになってしまう。いや、まぁ、比較対照がないけど、それでもレグのものは人間に限定すれば中々なものなのだろうが……。
まぁ、そうだとしてもこちらも楽しみようはある。ものが小さいというのであれば、こちらが締め付ければ良いだけの話。きゅっ、きゅっ、とおちんぽを締め付け、俺自身に、そしてレグに快楽を促す。
「ぐぉ……! こいつ、急に締め付け――!」
――きゅ、ぐぷっ、じゅぷっ!
「ん、ふっ……! どう、したよ! おまえ、のも――! この、てい――ひぁ、んっ!」
当然、おちんぽを締め付けるということは、俺も感じやすくなる、ということ。それでもこいつを煽る程度の余裕はある。
なんと言っても年期が違う。こちらはゴブリンに、オークに、数多くのモンスターに輪姦され悦楽を与えられ続けてきた。
どうすれば男が、雄が悦び精を吐き出すかなどと手に取るように分かる。それだけじゃない。俺の意識だって元男だ。どうすれば興奮するか、なんてのはよく知っている。
だからこそ、さっきの煽りの言葉だ。女にここまで言われたんだ。こいつからすればさぞ
「こ、の……。ナメやがって――!」
「あっ、んふぅ……! あっ、んんっ! おっぱ――あぁんっ! ひ、ぁ……。もみもみっ、てぇ……!」
どうやら予想通り効果覿面だったようで、俺に覆い被さってくるとぐちゅ、ぐちゅ、と剛直を差し入れしつつ、おっぱいをぎゅ、ぎゅ、と揉み拉く。
……ここまでは予想通りだった。だけど――。
――ぐり、ぐり、どちゅっ!
「あ、はっ――! おくぅ、ぐりぐりってぇ……! ひ、ぎゅ……。は、んぁ……!」
腰を密着させて動かすことで、膣奥を、ポルチオだけを刺激する。それはいままでの性交で、モンスターたちは決してしない動きだった。
そもそも、モンスターたちにとって女を犯す、というのは子孫を残すための行動であり、必然的に最適解の行動。言い換えれば遊びがない。それ故に、人間の雌はモンスターに犯されると高確率で孕むことになる。
だが、人間の場合。子孫を残すため、という生物的な本能は確かにあるが、それとともに娯楽としての意味合いもある。
そうでなければ娼婦という存在や、娼館などといった設備は生まれないし、異性を悦ばせる技術などもっての他だ。
そう言った意味では、間違いなく人間を舐めていた。正直、ここまでとは思っていなかった。だが、それでもまだ甘い見積もりだった。
――ずにゅり、と逸物がおまんこから抜かれる。
「ん、あぁ……。なんで、抜いて――」
「こっちを向け」
おちんぽを抜かれたことに不満を覚えたが、レグが言うとおり、彼に向き合う。その次の瞬間。
――じゅぶぶっ!
「あぁっ……! また入って――!」
ふたたびおちんぽが入ってきたことに歓喜する。が、そこで留まらなかった。そのままレグは俺の両足を抱えて持ち上げる。もちろん、急にそんなことをされた俺はバランスを取るため抱きつく訳だが――。
「ん、あぁ……! 深、いぃ――!」
地面に足が付かない結果その分身体が沈み込み、剛直によって子宮が押し上げられる。いわゆる駅弁、という体位だった。
俺はそれにもたらされる悦楽に耐えきれず、矯声をあげる。
だが、これは始まりにすぎなかった。
ゆさ、ゆさ、と身体を揺さぶられる。ぐちゃ、ぐちょ、とおまんこから濡れた音が響く。俺は助けを求めるようにレグへ抱きつく。しかし、それはこいつの胸板へおっぱいを押し付けることになり、ぐにゃり、と潰れるとともにこりこり、と硬くなった乳首が擦れて、さらなる悦楽をもたらす。
「お、ほぉぉぉ……。こぉれ、い、いよぉ……」
頬が涙で濡れるのが分かる。きっと、俺は今、アへ顔をさらしているだろう。
涙で霞む視界のなか、レグがにやにや、とした卑下た笑みを浮かべているのが見えた。
「セレナぁ……。おまえ、あんな澄ました顔してたくせに、淫乱だったんだなぁ。……ギルドでも男漁りしてたのかよ?」
「ち、がぁ……。あ、んっ! ん、はっ――。ぎぃ、う……!」
ニタニタとした嘲りに、否定の声をあげる。が、今の俺を見て、そんなことを信じるやつはいないだろう。
「それと、よ。おまえ、もう少し――。いや、もう遅いか」
「……ぇ?」
急に真顔になったレグ。俺はキョトンとするが、すぐに理由がわかった。
いつの間にか、後ろに人の気配が――。
――ぐぷぷっ、ずりゅ!
「おご、ほぉ――。そこ、ちがぁ……!」
アナルに異物が挿入される。背中にゾクゾク、と快楽が流れる。
「おいおい、お二人さん。楽しそうなことやってるじゃねぇか。俺
「あぁ、良いぜ。こいつ淫乱みたいだからな。
……ここは路地裏。建物に囲まれた場所で音が反響しやすい。そして、俺はさんざん啼いて、矯声をあげていた。つまり、辺りに俺の矯声はよく聞こえていたんだろう。
俺のアナルに逸物を突っ込んだやつ以外にも、多くの人の気配がする。もし、この気配全員が俺の身体目当てだとするならば――。
頬がひきつるのを感じる。モンスターの単純な性交ならまだ良い。しかし、数十人単位でねちっこい責めをされた日には、いくら俺でも……。
逃げなければ、という意思はある。しかし、現在進行形でおまんことアナルを掘られている俺の身体は完全に弛緩し、力を込めることなど不可能。逃げられるわけがなかった。
そして、俺にとって地獄、いや。天国といっていい時間が始まる。
「ん、ふ……。じゅる、じゅぱっ。ぢゅるっ! じゅぷるるっ!」
「そうそう、上手いじゃねぇか」
男たちに組み敷かれた俺はおまんことアナルを突かれながら、口でおちんぽをしゃぶり、両手でもそれぞれ手コキをする。
どぷ、どぷ、と男たちの無遠慮な射精で身体が白く染め上げれられる。
「ん、ぎ、ひぃ……。あ、ぐぅ……。は、ぁ――!」
「そうそう、ちゃんと締めろよ。……でも、すごいな。セレナのやつ、これだけ輪姦されて、まだまだがばまんとはほど遠いぜ?」
勝手なことを言って嗤い合う男たち。
俺は最初の時と同じように駅弁状態で男にサンドイッチされ二穴を突かれている。先ほどと違う点をあげるとすれば組み敷かれた時と同じように手コキをしていること。そして、一部の男は――。
「しかし、おまえも好きだねぇ」
「いいだろう? 俺が好きでやってることなんだからよぉ」
「そりゃ、構わねぇが……」
俺が履いていた靴を脱がし、足裏へおちんぽを押し付ける。擬似的な足コキをしていた。それだけじゃない。他にも膝裏でコくやつまでいた。
……正直、気持ち悪いとしか思わない。しかし、それでも身体は反応してビクビクと震える。
絶頂に次ぐ絶頂で頭がぼぅ、とする。子宮には幾度となく注がれた精液でタプタプになっている。
救いは俺が孕みたい、と思わない限り妊娠しない。ということだけだ。
だが、それは逆にこの宴が永遠に、男たちが満足するまで続く、ということでもある。
あとどれだけこの狂宴が続くのか。そんなことを思いながら、俺は犯され続けた。
――いったい、どれ程の時間が経ったのだろう。未だに俺は犯され続けている。
身体中が精液でどろどろになり、お腹は妊婦のように大きくなっている。
……別に妊娠した訳じゃない。ただ単に精液を注がれ過ぎて膨張しているだけだ。
そして、男どもも俺が妊娠していないことを本能的に察してるのだろう。俺のことをげらげらと嗤っている。
「これだけされて妊娠してないなんて、石女なのかよ」
「でも、こいつ娘が三人もいるぜ?」
「あの受付嬢ちゃんと同じように奴隷を買ったんだろ? それに母親呼びさせてるなんて、特殊性癖かよ」
嗤い続ける男たち。しかしそれは、俺の。そして俺以上にあの娘たちの逆鱗に触れることだった。
「――これだからニンゲンは」
――頸が飛ぶ、鮮血が散る。
俺を犯していた男たちが死んだことで、俺はようやく快楽地獄から解放される。
霞む視界、そこに見えるのは青い髪の少女。そして――。
「かあさまをここまでボロボロにして……! 楽に死ねると思うなよ!」
――ソフィ、レイラ……。
そこにいたのは愛娘の二人。俺の意識が保っていたのはそこまでだった。
――その日、ステラの街、そして世界に激震が走る。
突如として、魔の森からモンスターが溢れだし、街へと進軍。侵攻を開始した。
もちろん、街側も抵抗をしなかったわけではない。ギルドに戦力提供の要請。冒険者の派遣を要請し、街の防衛戦力も配備。徹底抗戦の構えをとる。しかし――。
――ギルドの最高戦力。セレナの娘を名乗るソフィ、レイナ、イム。そして実質的No.2ノエルの離反。彼女らが突如モンスター側に付き、人類への虐殺を開始。男は殺され、女は捕縛された。その中には彼女らを除くと最高戦力であったライナ、ミリア、エレンの姿もあった。
後に黄昏の日、と呼ばれることになる日。未来の歴史家たちは今日こそが人類終焉の始まりであった、と結論付ける。
なぜならば、その日。魔物側はステラの街にて
――そして現在。人類領はかつての最盛期と比べると10%以下まで縮小し、人類滅亡まで秒読み、だと言われている。