ノアとのデート、という名の性欲――というよりストレス発散なのだろうか? に付き合った俺は精根尽き果てて、食事もそこそこに寝床に潜った筈、なのだが……。
「なんだよ、これ……」
部屋は間違いなく俺の部屋。なのだが、いつの間にか両手両足を広げるように、大文字とでも言うべきか、その姿でベッドに拘束されていた。しかも、俺を拘束している手錠、足錠は本気で引っ張ってもぎし、ぎし音が鳴るだけで破壊できず、それは拘束の起点として使われているベッドも同様。
この時点で俺は、いまの状況が普通の状況ではないことを把握。そして、その状況と
「……と、なると。これは夢、かぁ。――はぁ」
思わずため息を漏らす俺の耳に、聞き覚えのある声が響く。
「やっほ、会いに来たよセレナ」
「…………ですよねぇ」
外に通じる窓から身を乗り出して、こちらを見つめる人物。それは昼間に会ったノエル。しかし、昼間とは一点違うところがあった。
それは彼女の姿。頭から山羊の角を、そして背中から悪魔の羽と尻尾が生えている。
そう、なぜ彼女が冒険者として俺に敵わないにしても、ある程度食らいつける実力者として名を馳せていたのか。それは、彼女自身も純粋な人ではなくモンスター。それも上級に位置する夢魔、サキュバスだったからだ。
そも、サキュバスとはどちらかと言えば魔法などを使う後衛よりのモンスター。しかし、それはあくまで人が考える基準であり、彼女の身体能力は人のそれを遥かに上回る。
そして、それはたとえ人間に擬態したとしても低下するものではなく、だからこそノエルは冒険者としての名声をほしいままにした。
それと、サキュバスという種族。なぜ彼女らが女である俺を襲うのか。それにも理由、というにはちょっと弱いがそういうものがある。
というのも、現実ではサキュバスは男の精を奪う夢魔であり、女相手の場合はインキュバス、という別の夢魔がいるのだが。この世界においてサキュバスは――性的な意味で――男女どちらでもイケるくちであり、男であれば従来どおり。そして女であれば――。
「それじゃ、セレナ。
いつの間にか裸になったノエルは、そうのたまいながら、クリを勃起。どころか成長させ剛直に、はっきり言えばバキバキに硬くなったちんぽを生やしていた。
さらに言えば、ノエルが言った久々という言葉。それから連想できるのは、以前から肉体関係にある。ということ。そしてモンスターと肉体関係ということは……。
そう、ノエルは冒険者であるとともに、俺の支配下――というと語弊があるが――にあるサキュバスなんだ。
もっとも、支配。というにはあまりにも気ままに動いているし、どちらかというと悪友、またはセックスフレンドという表現の方が適切なのかもしれない。
それはともかく、俺もまたいつの間にか着ていた筈の寝巻きが脱がされ、裸で拘束されていた。流石は夢、なんでもあり。と言ったところだ。
「んふふっ……」
舌舐めずりしながら俺に近づくノエル。彼女は俺の口へ顔を寄せると……。
「んっ、ちゅ……。ちゅ、るっ――」
「ん、んむっ――! れ、るっ…… ふ、んっ――!」
俺に口づけを落とし、さわさわ、と下腹部を中心に撫でていく。
「ふっ……、きゅっ――!」
下腹部の、子宮のあるところを指でとん、とん、とつつかれて、思わず腰が跳ねる。
「ちゅ、じゅる……。……ふぅん、そっか。ここは気持ちいいんだね。じゃあ、こっちはどう?」
「ひっ、は、ぁっ……。そ、こも――」
さっきまでとんとん、とつついていた指を、今度は胸まで持っていくと、乳輪をなぞるように、でも乳首には当たらないよう指を滑らせていく。
もどかしい感覚に俺は、無様なのを承知の上で懇願する。
「乳輪ばっか、やだぁ……。もっと、他のとこもぉ……!」
俺のあさましい懇願を聞いてくすくす笑うノエル。彼女は甘ったるい声で問いかけてくる。
「あら、どこを触って欲しいの? ちゃんと言ってくれないと分からないわよ?」
「……ちく、びぃぃぃぃぃぃ――――!」
俺が乳首、と言おうとした途端。ノエルはきゅ、きゅ、と乳首を摘まみ、ぐりぐりと押し潰す。ようやく待ち望んだ、そして想像以上の悦楽が俺の脳天を直撃し、意思とは無関係に身体が仰け反り、おまんこからぴゅ、ぴゅ、と潮が吐き出される。
そのまましばらく絶頂の余韻で痙攣した俺だったが、ようやく抜けてきたようでぽふり、とベッドに横たわり荒い息を吐いていた。
「はっ、あ――。んくっ……。ぁ――はっ、ふ、くっ――ぅ、ぁ……」
「あらあら、相当気持ち良かったのね。でも――」
そう言うと、彼女はベッドの下の方、俺が吹いた潮でびしょびしょに濡れた部分をみている。
「やっぱり、汚したらだめよねぇ? これは、そのはしたないおまんこにお仕置きしないと」
ノエルはゆらゆらと揺れる尻尾を俺のおまんこの近くへと移動させる。そして先端がくぱぁ、と開き、中から蛇の舌のような触手が顔を覗かせる。そしてそのまま開いた尻尾をくちゅり、とおまんこへ接触させる。
「ひっ、ぎぃ……! ぅ、あっ――! はっ、ぃ、ぁ――!」
尻尾の別たれた内側がクリと大陰唇をくにくに、と刺激し、蛇の舌みたいな触手が膣内に侵入し、ぞりぞりと膣壁を、クリの裏側やGスポットを刺激する。
その、異なる場所からもたらされる悦楽に、俺は喘ぐことしかできない。
「ぁ、はっ――ひ、ぃ……ぐっ! お――ぅ、ぎっ、ひぁっ……!」
おまんこからもたらされる悦楽の処理で精一杯だった俺は、口元へ迫ってくるものに気付かなかった。
「お、ぐっ……。ん、じゅ――!」
驚き、目を見開く俺の眼前にあったのは、ノエルの腰。俺の口に突き立てられ、侵入してきたのはノエルの肥大化したクリトリス――いや、剛直。おちんぽだった。
目を白黒させる俺だが、身体は反射的に舌をおちんぽへ絡め、亀頭やカリ首へ舌を這わせる。
俺の奉仕が功を奏したのか、ノエルは悩ましげな表情を浮かべ、腰を震わせる。
「さすがっ、ご主人さま! あたしも、気持ちいい、よっ!」
「――むぐっ……!」
ずりゅ、とノエルの逸物がさらに奥まで、喉まで犯される。本能的にえづきそうになったが、俺はなんとか我慢すると奉仕を、フェラを再開する。
「じゅ、じゅるっ! じゅぷっ! ……れるっ、ぢゅるるっ!」
「あはっ……! すごい、すごいわっ! こ、れはっ、あたしも負けられない、わねっ!」
ノエルもノエルで腰を前後させ喉奥を犯しつつ、尻尾で俺のおまんこを嬲るのも忘れない。
――じゅぷっ、ぐちゅ、ぐにゅっ!
「……ん、むっ! ふ、ぅ――! ぢゅ、ぷっ――! ぅ――――ふぅ……! んんっ!」
俺もノエルの責め苦に腰を痙攣させるものの、なんとか耐えながら奉仕を続ける。まるで、どちらが先に逝くか決めるようなチキンレースの様相を呈してきた。だが、その決着はほどなく訪れる。
「あっ、いい! いくわっ、ご主人さま。受けとめてっ――!」
――びゅるるっ! どぷっ! ぶぽっ!
俺の口内、いや喉にネバついたものが放たれる。俺もなんとか飲み込もうとするが、どうやっても吐き出される勢いに勝てず、一部は逆流し、鼻穴や、口の隙間から漏れ出る。
そして俺の口に全て吐き出したおちんぽを抜くノエル。いままで逸物を入れられていたことで酸欠ぎみになっていた俺は咳き込み、口の中に残っているネバついたもの。精液を吐き出しながら息を整える。
「ごほっ、が、はっ――。ぁ――、ひ、ぃ……!」
それと同時にノエルの尻尾もラスト、とばかりに俺に止めを差すため、おまんこを、そしてクリを吸引し、触手は奥まで進むとポルチオをごしごし、と擦りあげる。
「それ、だっ――ひ、ぎぃ……! つよ、いぃぃぃぃ――――! はっ――――ぁ! ぅ――、ゃ……! あぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ――――!」
一連の責めを終わらせたことで、ようやく尻尾がおまんこから離される。あらわになったおまんこは、むわっ、とした湯気を揺らめかせながらどぷ、どぷ、と本気汁を垂れ流しにして、股間の下にあるシーツを汚している。
「あっ、は――――っ、ぅ、ぐっ……。ふっ……ぁ。ひ、ぅ……!」
……きっと、いまの俺は虚ろな目をしているだろう。事実、視界の焦点があわず、目の前の人物、ノエルの姿がボヤけ――?
そこで、ふと疑問に思う。ノエルのやつ、いつの間に俺の正面へ?
だが、そんなことを考えられるのもそこまでだった。
――じゅぷぷっ!
「ふ、ぎゅっ――! ……ひ、ぃ。ぐっ――! ――ぁ!」
俺のおまんこに、膣壁を削って侵入を果たすおちんぽ。そもそも、ノエルのはあくまで疑似なため、一度精液を放った程度で萎えるわけもなく、彼女が満足するまで何度でも
だから、今度は口の変わりにおまんこを、本来挿入れるべき場所に挿入れただけだ。
まぁ、その行為で俺はまた絶頂に押し上げられているわけだけど……。
「ひ、ぎ……! ふ、と――! は、ぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ――――!」
絶頂した俺のおまんこが、ノエルのおちんぽをぐにぐに、と締め付ける。だが、その程度ではまだ余裕なようで――。
――ずるっ、ぱちゅ!
「……はぁ、ぁんっ! んきゅっ! ひ、ぃ――! そ、れっ……! ぅあっ! ひぐぅ――!」
ぱんぱん、と何度も腰が叩きつけられる音とともに、股間。おまんこからはぱちゅ、ぱちゅ、と水の湿った音が響く。
そして、ノエルのおちんぽが大きすぎるからか、俺の下腹部はおちんぽの形を浮かび上がらせ、これでもか、とおまんこを蹂躙しているさまを見せつける。
「あっ、ぎゅっ! それ、つよ――! おく、たたいちゃ……! あぁんっ! ……んむっ! じゅ、るっ――! ……れ、るっ!」
ひたすら喘いでいた俺だったが、ノエルに口を蓋され舌が中に入ってきて、口内を蹂躙する。舌を絡めとられて引っ張り出されると歯で甘噛みされ、よだれを口の中へ注がれ、無理やり、こくり、こくり、と飲まされる。
しかも、キスするためノエルが上体を倒したことでお互いのおっぱいが当たり、ずりゅ、ずりゅ、と擦れあう。それとともに互いに勃起した乳首も擦れあうのだから、たまらない。
おまんこから、おっぱいから、そして無理やり飲まされたよだれが全身をかけめぐるように悦楽が押し寄せてくる。
それに反応して、俺のおまんこはずっときゅ、きゅ、とおちんぽを締め付ける。まるで射精を促すように。
俺はノエルから与えられる悦楽の大きさに意識を朦朧とさせていたが、それでも、これはチャンスだった。
なぜか拘束が解除され、そしていまだ、なんとか力の入る脚を、俺はノエルの腰に絡めて固定する。いわゆる『だいしゅきホールド』という体勢へもっていった。
こうすれば、いくらノエルでも腰をピストンさせることは不可能になり、多少なりとも休むことができる。……という俺の考えは、あまりに浅はかだった。
――ズ、ンッ! ごり、ごりっ!
「ひっ、は――! なん、でぇ……?!」
思わず、そんなことを口走りながらも、実際には頭の片隅でこうなった理由を理解している。
確かに、ノエルはだいしゅきホールドのせいで、
後ろに引けないのであれば前に、引いてもダメなら押してみろ。の精神でおちんぽをぐいぐいと押し込んできたのだ。
「あぁ……! 深、いぃ――!」
下りてきた子宮がポルチオごと押し上げられる。その感覚で絶頂し、ぶぴゅ、と愛液を飛び散らせる。だけど、それでノエルの責めは終わりじゃなかった。
「ふふっ、かわいいご主人さま? あたしに抱きつかないと、大変なことになるわよ?」
「お、ごっ……! ひ、ぐぅ――! ひ、ぁぁぁっ!」
ポルチオをごりごり、とされるなか、なんとかその言葉が聞こえた俺は、不自然に拘束をはずされていた腕をノエルの背中に回し抱き締める。
……思えば、もう少し良く考えるべきだったんだろう。なぜ、両手両足の拘束がはずされていたのか、その意味を。
ノエルは俺が抱きついたことを確認すると膝立ちになる。それにあわせて俺もまた抱きついたまま宙ぶらりんに、地面。ベッドから離れることになったわけだが――。
「ぉ、ぐぅ……! ひ、ぃっ――! こ、れぇっ……!」
ベッド、という俺を支えるものがなくなった結果、一番支えているのがノエル、ということになる、とともに一番負荷がかかるのは、おまんこ。そこに挿入られたおちんぽの亀頭部分。重力に従いずり落ちてくる俺の身体を押して支えているのだから、ある意味当然ではある、が……。
「お、ぎゅ――! これ、深すぎ、ぃぃぃぃぃぃ――!」
おちんぽが子宮を押し上げる力がさらに強まったことで、頭の神経が焼ききれそうなほどの悦楽が俺を襲う。
もちろん、オレが足に力を入れて、体勢を整えれば問題ない、のだが。そもそも、その悦楽のせいで足は腰を絡めるので精一杯。腕だってなんとか抱き締めるのだけで精一杯で、おまんこは完全に無防備な状態になってしまっていた。
それだけで済めばまだよかったのかもしれない。しかし――。
「それじゃ、総仕上げといこうか?」
「ふ、ぇ……? ――ぉ、ぅ、ぐ……ひ、ぁ!」
ノエルのやつ、ベッドから立ち上がり、ゆさゆさ、と揺らしてきた。いわゆる駅弁の体勢になって責めてきたんだ。
尻肉をもみもみ、と揉みしだかれながらゆさゆさと揺らし、子宮を押し上げるとともにごりごり、と膣壁を削る。これだけでもすでに一杯一杯なんだが、それだけではなく。
「あっ、あんっ! お、しり、もんじゃ――! おく、ぐりぐりっ、てぇ……! おっぱい、もぉ……! ちく、びぃ……。ぃゃ――っ!」
そう、抱きついたことでお互いのおっぱいが押し潰され、乳首もまたこりこり、と勃起した状態のものを押し付け、擦りあっていた。それも、ゆさゆさ、と揺らされる度に、だ。
「ほら、セレナ。こっち向いて?」
「う、ぐ――。ちゅ、じゅる……! ぷ、あっ――! は、むっ。れ、ろっ――!」
口づけとともに、ありとあらゆる場所から快楽の波が押し寄せてくる。それを防ぐ術を持たない俺は、ひたすら耐えながらおちんぽをおまんこで締め付け、ノエルの射精を促す。
早く、早く射精して、と。
その祈りが通じたのか、ノエルのおちんぽが大きく、おまんこをさらにぎちぎち、と拡げていく。そのまま、膣壁を削られることから、俺も本当に限界が近い。でも――。
「おねがっ――! おね、がいっ……! はや、くぅ……! 逝ってぇ――!」
恥も何もかもかなぐり捨てて懇願する。頭の中ではばちばち、と火花が散り、視界が明滅している。もはや、自身がどこにいるのかも理解できない。ただ、ただ、このまぐあいが早く終わることだけを願っていた。
そうしないと、きっと快楽の受けすぎで脳が焼ききれて死んでしまう。それと、延々と送られてくる快楽の波だけが頭にあった。
そして、本当に最後のときが訪れる。
ごちゅり、とポルチオに叩きつけられた亀頭。それが膨らみ――。
――ごぷっ、どぴゅ、どぷっ、ぷりゅりゅっ!
「あっ、が――! 膣内、に……、いっぱ――! あ、つっ……ぅ! ひっ、ぎ、ぅ――!」
子宮にどんどん注がれる精液。しかし、その量はとどまることを知らず――。
「お、ぐっ――! くる、しっ……! ぎ、ぁ――! ふっ、ぎゅ……ぐぅ!」
まだまだ注がれる精液に、俺の腹はどんどん膨れ上がり、最終的には――。
「こん……、はいら――。ぉ、ぶ……! ふ、ぎぃ……!」
まるで臨月を迎えた妊婦のごとく、お腹が膨れ上がっていた。
その姿をみたノエルが感心したように声をあげる。
「へぇ、すごぉい。良く耐えられたね? でも、最後にお楽しみ、逝こっか?」
俺にとって死刑宣告に等しい言葉とともに、ノエルはおまんこからおちんぽを引き抜く。
「……ひぎゅ!」
その引き抜かれた衝撃で、まず絶頂。だが、それだけでは終わらない。
――どぷっ、ぶりゅ、ぶりりっ、ぶぽっ!
おちんぽ、という蓋がなくなったことで精液が逆流。すごい勢いで精液が吐き出されていく。
「あっ、が――。ぎ、ひぃ……! こ、ぉれ……!」
俺とノエルの足元には精液の池が出来ている。そして、俺もまた出産とは違うが、精液を限界まで放り出したことで疲労困憊となり……。
「……えいっ!」
「ふ、ぎゅ――!」
――ぶぴっ!
最後にいたずらとばかりにノエルが、子宮を押したことで僅かに残っていた精液を吐き出し……。
「――――ぅ」
――そこで俺の意識は途絶えた。
そして、意識が途絶える直前。
――そうそう、近々面白いことが起きるから、楽しみにしてると良いよ。
……と、いうノエルの声が聞こえた、気がした。
「は、ぁ――――! ゆ、め……?」
がばり、とベッドから起きた俺。全身から冷や汗こそ流しているもののちゃんと寝巻きは着ているし、部屋に精液溜まりができている様子もない。でも――。
「……あぁ」
……掛け布団をまくりあげて嘆息する。あれだけの淫夢をみたのだから、汗以上に股間の、そしてシーツがまるでおねしょをしたかのようにびしょびしょになっていた。
それをみて、俺は。
「……これ、どうしよう」
と、途方にくれる。
そして、もちろん。
そんな俺の側――といっても家の外――には、ほくそ笑むノエルの姿があるのだった。