※この作品はR-18です。

比企谷八幡がいろんな女性Vとセックスする話   作:ぼっちプレイヤー

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 シャチは独自の音を使ってコミュニケーションを取ることが知られているが、反響音を拾うための特殊な器官はなく下顎の骨から感じ取っている。


言葉では甘えられない沙花叉クロヱ

 

 比企谷八幡の自宅にて家主を差し置き我が物顔でベッドを占領する女性がいる。

 普段なら溶けるように櫛を通す灰色の髪は最低限の手入れしかおらず癖毛を跳ねさせていて、人の家だというのに薄いキャミソールとハーフパンツというラフな格好で毛布にくるまり、上機嫌に鼻歌を歌いながら沙花叉クロヱは八幡の帰宅を待っていた。

 

 ふんふんと頭を揺らして喜びを隠さず男の帰りを待つ姿は童顔であることも相まって可愛らしく思えるが、当の八幡が目撃すれば間違いなく顔をしかめるだろう。なぜなら彼女は髪を見て分かるとおりここ数日風呂に入っていないのが理解できるからだ。

 八幡からすれば考えられないことだったのだが風呂に入らない人間というのは女性でも一定数いることを知っているため、今さらどこの目線からも分からない位置から口だしすることはないのだが、それは人に会わないことが前提である。

 

 クロヱもそのくらいの常識というか一般的なマナーくらいは理解しているため、自宅以外の収録やプライベートで誰かと出かける時は湯船を張らずともシャワーで身体を綺麗にするのはちゃんとしている。特にファンだとを公言して憚らない紫咲シオンの前となれば身だしなみを整えるものだ。

 

 なら自分と会う時もそうしろと八幡も言ってみたりしているのだがクロヱからの返答は、

 

 「えっちしたあとお風呂に入るんだから別によくな~い?比企谷さんと一緒なら嫌いなお風呂も嫌じゃないしー」

 

 と明け透けなもので続けて「沙花叉と一緒にお風呂入れるんだから比企谷さんも役得でしょ?」と人好きな表情で宣う彼女に、否定も肯定もしづらい答えと無駄に良い顔に八幡はイラっときて無言で頬を引っ張った。

 

 そんな感じで若干のバイオテロ擬きは本人から確信犯であることが語られてしまい、そこに悪戯心と言えど好意も混じっているとなれば八幡も強く言えるはずもなく棘を一つ刺す程度で収めるしかない。

 

 ちなみに頻繁に布団が干されていることが気になったえーちゃんが訳を訪ねて理由を話せば、

 

 「私に対してもですけど、そうやって口一つで受け入れるからダメなんじゃないですか?」

 

 という立場を無視したことを除けば至極全うな正論が飛んできて、八幡はぐうの音も出なかった。

 

 そういった背景があってクロヱは不清潔ながらも八幡の家に入り浸ることが許されている。匂いを擦りつけるように枕を抱き締めごろごろと転がっていれば、不意にクロヱの顎の下側辺りがほんのりと疼き始める。ちょっと痒いかな?と思うくらいのそれは彼女にとって虫の知らせに近い、良いことが起こることを教えてくれる第六感だ。

 今この感覚が何を知らせてくれるのかなんて考えるまでもない。

 

 それから数分もしない内に玄関の開く音が聞こえて、さらに少しすると部屋のドアが開かれる。クロヱが音の方に顔を向ければ想像通り八幡がいて、髪の様子を見れば整えられた眉が中心に寄って。けれど、直ぐに下の子の悪戯をみたような諦観と優しさを混ぜ込んだ眼差しに変わる。

 しょうがない奴だというような包容力のある視線と許されている事実がクロヱの幼心を刺激して、喉に競り上がってくる嬉しい悲鳴をぐっと我慢した。

 

 同じように妹を持つ上の子なのに、自分にはない精神的な余裕を感じさせる暖かな瞳がクロヱは大好きだった。

 

 「おかえり~、お仕事お疲れ様~」

 

 「お前のその図々しさには呆れを超えて感心するよ。また風呂入らずに来やがって、布団とその他諸々が洗濯機行きじゃねーか」

 

 「え~可愛い女の子の匂いだよ?喜ぶとこじゃない?」

 

 「俺の知ってる女の子の匂いとはずいぶんかけ離れてるみたいだな?」

 

 けらけらとおかしそうに笑うクロヱに上着を脱ぎながら近づいてきた八幡は、手触りのいいとは言えない髪を押さえるよう手を置いて乱暴に撫で付けてきて、髪が乱れることも気にせず彼女は子どもの笑みのまま受け入れている。

 

 臭いだとか悪態をついてるくせに触ることには躊躇いが無いことが彼の人の良さを表していて、表情筋がだらしなく緩む。脱いだ上着をハンガーにかけるために手が離れて一抹の寂しさを覚えるも、当たり前のように隣に腰を降ろした八幡の肩にクロヱは垂れかかった。

 八幡の左腕を両腕で抱き抱えると自分の方に寄せて、肩や首に頭を押しつける。時折勢い余って骨同士が軽くぶつかるがお構い無しに肌を擦りつけてくるクロヱには小動物的な可愛らしさと、相手のことを考えない肉食獣のような身勝手さが垣間見える。

 

 クロヱは二人っきりになるとわりと頻繁にこういった事をしてくる。見た目に反してお世話係のポジションに収まりがちな彼女は上手に甘えることが不得意なのか、八幡には感情のままに動いて甘えやすい行動を引き出そうしているのだ。

 もうすっかり慣れてしまった彼女の甘えさせろというアピールに八幡が背中に腕を回し抱き締めて答えれば、左腕を拘束していた腕がほどかれて脇を通り抱き締め返される。強く密着することで豊満な乳房が薄い生地越しに形を変えさせていて、クロヱは視界に映った太い首にかぷりと噛みついた。

 

 「あむ、はぐっ、んむっ、あぐっはぐっ……」

 

 特別おいしく感じたりするわけではないのに、自分にはない強い弾力は無性に噛み応えがよく何度も男らしい筋肉に歯を沈み込ませる。夢中になりすぎるあまり作ってしまった歯形に気がつけば、そこを労るように舌を這わせ吸いついた。

 しばらく好きにさせていると満足したのかようやく首元から顔を離したクロヱは普通よりも長い舌を薄く開いた口から覗かせて、唾液にまみれた首筋をうっとりとした表情で眺めていた。

 

 「なにがそんなにいいんかね。べつに太いわけでもないだろうに」

 

 「沙花叉にも分かんないけど、なんか夢中になっちゃうんだよね~。おいしいわけでもないのにすごい好きなの。何回かやり過ぎたなーって思ったんだけど、比企谷さんは痛くなかった?」

 

 「痛みはあったけど文句言うほどじゃないのが残念だ。どこでそんな力加減を身につけてるんだか聞きたいわ」

 

 「女の子の努力は聞かないのがマナーだよ?それに……沙花叉はこっちも好き~」

 

 八幡のツンデレならぬ捻デレににっこりと笑ったクロヱは、次の言葉に湿度を乗せてテントを張る股関に手を伸ばした。押しつけられる柔肉とマーキング染みた行動に肉棒はとっくに熱と硬さを手に入れていて、小さい手が触れた瞬間ぴくりと反応する。

 ズボンを脱がせるために手をかけると八幡は手伝うように腰を浮かせてやり、クロヱが躊躇なく引き抜けば逸物が露になって彼女の口からわぁ、と場違いな楽しげな声が漏れた。

 

 顔を近づけてすんすんと鼻をならしたと思ったら、そのまま脚の付け根に寄せて顔を埋め唇を押しつけてくる。

 

 「ちゅ、ちゅぴ、ちゅくくく……れるる、ちゅ」

 

 口淫に集中できるように女の子座りで楽な体勢をとって太ももに細い指を置いて擽るようにゆっくりとなぞり、肉棒を横から挟むように咥えたり、舌先を這わせ唇を押しつけてきて時折ぴちゃりと唾液が跳ねた。

 焦れったい快感を堪える八幡を感じとりながらクロヱはしばらくその行為を続けた。

 

 「ぷはっ。比企谷さんの匂いすごいね……ん、頭がくらくらして、お腹が疼いちゃう」

 

 充分に堪能したクロヱは口を離して軽く吐息を吐き出し、蕩けた瞳でいやらしい匂いを鼻腔に通しながら浮かされたように恥ずかし気もなく口にして、八幡は高まる興奮に心臓を跳ねさせる。

 動揺に目敏く気付いたクロヱは瞳を紫色に爛々と輝かせて唇を三日月に引いていて、その表情は間違いなく捕食者のものだった。

 

 開いた口から長い舌を見せつけるようにてろりと垂らすと、肉棒に触れる寸前まで近づけてゆっくりと口の中に含んでいく。

 

 「れろ、んうっ、ちゅぷぷぷ……んふっ、ふむぅっ、じゅっ、れるる、れろ」

 

 口腔で存分にうねる舌が蛇のごとく肉棒に巻きついてきて丹念に上下に這い回る。舌の長さというテクニックとは全く関係ない快感に八幡からうめき声に似た声が漏れて、クロヱは優越感にも近い歓喜がこみ上げてきてたまらなかった。

 

 「れろれろ、じゅるるる、じゅりゅっ……じゅぷ、じゅぷ、ぐちゅちゅ、ちゅる、んんっ、んくっ……ぐぽ、ぐぽ、じゅるるる、ちゅく、れろれろ、れるる、ぐちゅ、じゅりゅりゅ」

 

 舐めることに重きを置いてクロヱは口淫に耽っていく。頭が動けば舌が肉棒をくまなく扱きあげ、あとにつづく柔らかな唇が射精感を増長させていて、あまりある快感は局部の感覚が遠くほどに強烈なのに全身の力が抜けるくらい暖かく極上だった。

 一生懸命口を動かすクロヱが物欲しそうな視線を八幡の方に向けてきて、頭を優しく撫でれば幸せそうに目を細めてさらに深く咥えこむ。

 

 「おぐっ、んぐっ、ぐぷぷ、じゅりゅ、んくっ、んふぅっ……じゅるるる、ふむぅっ、ちゅくちゅく、れろ、じゅるるるる、むふぅっ、れるる、じゅるるるるる」

 

 与えられる快感を享受していれば絶頂の波がいつの間にか直ぐそばにきていて、思わず撫で付ける手が力んでしまい灰色の髪がくしゃりと音を立てた。

 

 「クロヱ。そろそろ出すぞ」

 

 限界に気付いた八幡が撫でる手を止めずに言えば紫炎を燃やす瞳とかち合い、薄まった眼が″ちょーだい?″とクロヱの言葉を伝えてきて導くように少しずつ愛撫が強くなっていく。

 競り上がってくる熱の奔流と心地良い快楽に八幡は抵抗することなく身を任せ、沸き上がる衝動のまま吐精した。

 

 「んふぅぅぅっっ!!じゅる、ごくっごくっ、んんっ、じゅるるる、ごきゅっごきゅっ、んふぅぅっ……じゅりゅ、ちゅ、んっ、こく、こく……ごくんっ」

 

 瞬く間に口腔を満たしていく吐き出された白濁液をクロヱはうっとりとした表情で受け止めて、喉を鳴らし口から溢れないように飲み干していく。そして、緩く舌で扱いて最後の一滴まで残さずちゅるりと吸いとった。

 八幡が深く息を吐き出して絶頂で強張った身体から力を抜いていくのを見やるクロヱは、気持ち良くできたことの実感が胸いっぱいに広がっていって心が次の段階を求めてくる。

 

 というかもう、我慢できそうになかった。下腹部がじくじくともう一つの熱を持っているのかように疼いて、秘部からこぼれるものを抑えられない。

 クロヱはすり寄って唇を重ねる。啄むように何度も当てて離したり、上唇をふにふにと挟んで感触を楽しみながら八幡の手を持って胸に押しつけた。大きく実った柔肉は八幡の意思では離しがたい魔力を持っていて、薄着の上からでも簡単に指を沈ませていく。

 

 軽く触れ合うようなキスを繰り返して、八幡は手に収まりきらない乳房を優しく揉みしだく。

 

 「んちゅっ、んふっ……はぁぁ。比企谷さん、えっちしよ?」 

  

 胸の形を変える大きな手にクロヱは充足の溜め息をこぼして、火照る頬を朱に染めながら幼いながらも直接的な言葉で誘惑する。時と場を理解した上での誘い言葉はあざとさを感じさせて、実際にそうではあるが向けられる瞳と声色に隠しきれない純情が覗いていた。

 

 双丘に沈ませていた手を滑らせて背中に回し、抱き寄せて八幡の方から顔を寄せればクロヱは嬉しそうに目を細めて受け止めた。

 柔らかな唇に舌が差し込まれて長さの異なる舌が交わり、胸板が乳房をひしゃげさせるくらい徐々に抱き締める力を強くしていけば唇の隙間から満足気な吐息がこぼれる。

 

 「ちゅる、ちゅぴ、ちゅるるる、れろ、れろれろ……んへぁぁぁっ……れるる、んむっ、んっんっん」

 

 唾液を交換し交わる舌をほどいて唇を離せば、離れようとしない長い舌が最後までついてきて銀の糸が出来上がる。寂しさを隠さないクロヱが顎の下まで届く真っ赤な舌を垂らし、言葉なしにねだってきて八幡が唇で挟みこんでまた重ねれば、子供が約束を破った親を責めるような眼でクロヱは唇を強く押しつけた。

 

 クロヱが満足するまで唇の逢引を続けて二人は顔を離すと服を脱ぎ始めて、手早くベッドの外に脱ぎ捨てた八幡がクロヱの方に目を向ければ、口の端を釣り上げた悪戯っこの顔を視界が捉える。

 既にショーツまで脱ぎ捨てて秘部を露にしているクロヱは八幡の目が合うと、キャミソールの裾に両手をかけて勢いをつけて脱ぎさった。

 

 一息で脱がされたキャミソールの勢いにつれられて上向いた乳房が重力で大きく弾み、支えるものがなくなったあとも二度三度と上下に揺れて、クロヱが少し動くだけでも二つの柔肉は小さく揺れる。

 光景を始まりから終わりまで見ていた八幡の眼が隠せない獣欲を帯びていて、その瞳が自分の肢体を貫いているのが分かるとそれだけで子宮が縮むような感覚に襲われた。

 

 もっとその瞳で見てほしい。包容力のある優しい眼も好きだけどギラついた獣のような、悪戯をする子どもを嘲笑うような劣情を灯す眼も普段は向けられない分、特別感があって独占欲が満たされて仕方ない。

 

 「どお?興奮した?」

 

 「……めっちゃした。ちょっと昔の俺だったら押し倒してる」

 

 「んふっ。別にいまも押し倒してもいいんだよ?沙花叉で気持ちよくなろ?」

 

 「″で″じゃなくて″と″だろ。そうだからお前たちとだらだら繋がっちまってる」

 

 クロヱのあざとさが混じる誘惑に八幡は内心動揺しながらも、大事なところを訂正して自嘲気味に笑う。しかし、即答とも言える速さでの口振りは八幡が当たり前だと思っていることの何よりの証拠で、それがクロヱの乙女心をどんな言葉よりも喜ばせるのだ。

 準備されたどの言葉よりも、当然のように出てくる軽い言葉の方が嬉しくて心を揺さぶるだから。

 

 思いもよらないカウンターをクリティカルで食らってしまったクロヱは顔どころか首や耳まで朱くし、喜びと嬉し恥ずかしさで口元を手で隠しなが悪態をつく。

 

 「っ……それが原因だって何で分かんないの~?」

 

 「??……あ、あ~、いやでも実際そうだろ。一方通行だったらそもそも悩んでな」

 

 最近は天然で突いてしまうところを多方面から指摘されることもあって、はじめはなんのことか分からなかった八幡だったが少し思案して思い当たるところに気付き、言い訳染みたことを口走っている途中でクロヱに無理やり唇を塞がれてしまい強制的に途切れさせられる。

 そのまま八幡を押し倒したクロヱの顔は朱くないところをさがすのが難しいくらいに真っ赤で、歓喜を滲ませた咎める瞳が″何もいうな″と語っていた。

 

 口の中で暴れる舌を捕まえて絡ませてから宥めるように唾液を送ってやれば、もっとと言うように吸いついてきて、上に乗るクロヱと一緒に転がり上下を入れ替えて送りやすい体勢にすると小さな喉がこくりと動いていく。

 八幡が手を滑らせて秘部に近づかせるとクロヱが指を絡めていきて待ったをかけた。不思議に思って彼女の方に視線を飛ばせば、蕩けきった瞳と荒い呼吸で身体を揺らしている。

 

 「触らなくて大丈夫だから、比企谷さんのちょーだい?」

 

 密壺の入り口は溢れんばかりに愛液で濡れていて一人でにこんこんと粘液をたらし続けており、ひきつく秘部は指で解されることよりも、男根を迎え入れることを待ち望んでいる。愛する男と早く繋がりたいとクロヱの身体と心の両方が叫んでいた。

 

 八幡はほっそりとくびれた腰を両手で支えて肉棒の位置を調整し、ちらりとクロヱを見れば依然として荒い息づかいのまま幸せそうに微笑んで手を伸ばしてきて、応じれば指の一つ一つが確かめるようにきゅっと絡まる。

 華奢な指に八幡も優しく握り返して、ゆっくりと腰を押し進めた。

 

 「はっ、はあぁぁっ、はっ、はっ、んんうぅぅっ!」

 

 肉壺を掻き分けていくとクロヱの口から荒く短い吐息がこぼれてその度に熱さを増す肉襞が熱烈に収縮するが、想像よりも大きなクロヱの反応に八幡は不安の方が勝ってしまった。

 

 「大丈夫か?」

 

 「へーきへーきっ。敏感になってるっ、だけだから気にしないで、一番奥まできて?」

 

 快感で身体を震わせながら繋いだ手を大事そうに何度も握りしめるクロヱに庇護欲が加虐心を上回り、八幡は触れるだけの口づけを一つ落としてからさらに肉棒を進めていく。

 

 「くふっ、はぅあぁあぁぁっ、はっ、はっ、はあぁぁぁっ、くふぅぅぅっっ!」

 

 ゆっくりと進めているのにも関わらずクロヱは堪えるように長く息を吐き出し、背を反らせたり屈めたりを繰り返して快楽を享受していく。荒い息づかいが示すように肌には玉汗が浮かび、肢体が小刻みに震えればたわわに実る果実と中心に咲く桜色の蕾が小さく揺れていて、手を伸ばしたくなる衝動を庇護欲が抑えてくる。

 クロヱは嬌声をこぼしてながらも自身の中に入ってきている男根から目を離さないでいた。

 

 やがて肉襞がこつりと何かにぶつかり、最奥に到達すると肉壺の収縮が一気に強まった。

 

 「ひぁぁっ!」

 

 クロヱが小さく鳴いて全身が波立つように一際強く震わせる。そして、敏感になってたことあって次の瞬間に達した。

 

 「ああぁぁああぁぁぁあああぁぁっっ!!」

 

 背中が弧を描いて浮き上がり八幡の腰に巻き付いた脚の先がつったようにぴんと伸びて、絶頂による快楽がクロヱの全身を突き抜ける。隙間なく密着する結合部から洪水を起こしたように愛液が止めどなく溢れだしており、どれほどの快楽かが推し測れた。

 

 「はっ、へはぁっ……んんうぅっっ!きもひいいのっ、とまんないよぉっ、ひぃんっ」

 

 快楽の波が過ぎても余韻が失くならないのかクロヱは舌を垂らしながら幾度となく震える。八幡を捉える瞳は幸せに蕩けていて、吐き出される嬌声には愉悦が混ざっていた。

 クロヱが少しずつ余裕を取り戻していくのを見ながら、八幡は絡まる指を握ぎりゆっくりと腰を引いていく。

 

 「んぁぁぁぁぁっっ……」

 

 肉襞が抉られることの快感でおとがいを上げてぷるぷると肢体が小刻みに跳ねる。肉棒に群がるに小さな肉の群れは行かないでと引き留めるように心地良く締め付けてきた。

 亀頭が抜ける寸前まて引いて、またゆっくり押し進めていき一番奥に突き当たればぐりぐりと優しく押し上げた。

 

 「んくふあぁぁぁぁっっ……はひっ、へあぁぁぁぁっっ、へあぁぁぁぁっっ」

 

 子宮口を優しくも強く押し上げられる快感でクロヱの眉が悩まし気に寄り溜め息に近い嬌声がこぼれ、きゅんきゅんと収縮する肉壺に呼応して、絡まった指と脚にさらに力が込められる。

 豊満な肢体は快楽による震えが収まらないのかふるふると揺れていて、既に快感のピークが迫ってきているようだった。

 

 「んあぁぁぁぁっっ……すごっ、はうぅぅぅっっ、うぁっ、あっ、またっ、イきそっ、はぁっ、イくっ、イくっ……~~~~っっ」

 

 緩慢な動きで抽挿を続けて、絶頂を迎えるタイミングを合わせて先ほどと同じように手を握りながら子宮を押し上げるとクロヱは顎を引き、ぎゅっと眼をつぶって達した。数瞬全身を震わせるとくたりと脱力し、満足気な吐息を何度も吐き出していく。

 八幡は快感が収まらないように緩く腰を動かして肉壺の熱量を保たせていて、息が荒くならないくらいの甘い快楽が余韻と合わさって心地良かった。

 

 与えられる快楽に浸かっていたクロヱは繋がった八幡の手を胸の方に持ってきて、柔肉が指を包むほど強く押しつける。少しでも力を込めればいとも容易く形を変える乳鞠に肉壺の中で男根がぴくぴくと反応した。

 

 「ひきがやさんのあかちゃんのたね、ちょーだい?沙花叉の子宮にいっぱいになるくらいだして?」

 

 微笑みを浮かべながら言ってくるクロヱは八幡の理性を溶かそうとする妖しい魅力を持っているが、やはり声色には幼さが含まれていてほんのりと舌足らずになっているところが庇護欲を刺激してくる。

 けれど、八幡もクロヱの度重なる淫靡な姿を見ていたせいや肉壺の愉悦で獣欲が昂っていき、肉棒がさらに太くなっていった。

 

 「うぅんっ?あっ、すごいね、まだ大きくなるんだ」

 

 「あんなこと言われたら当たり前だろ。正直今すぐにでも滅茶苦茶にしてやりたいくらいだ。イっても出すまで止まらんからな?」

   

 「──っ、うんっ、沙花叉と気持ち良くなろ?」

 

 最奥をこつこつと小突きながらニヒルな悪どい笑みを作る八幡の眼には誤魔化しきれない肉食獣のような圧力がのせられていて、続けられる強い口調に被虐心が擽られたクロヱは無意識に肉壺をきゅっと収縮させた。

 

 八幡の手に自分のを重ねたクロヱは期待に鼓動を高鳴らせて動き出すのを待ち望む。合図のように柔肉に埋まる指がさざ波に似た動きで優しく揉んでいく。

 心地良く肉棒を締め付けてきた肉壺に合わせてさっきと同じ緩さで腰を打ち付け始めた。

 

 長く引いて押し進めるのは変わらず、子宮口を二度三度と小突くものを加えて種類の違う快感を送り込んでいき、手からこぼれる乳鞠を揉みしだいて人差し指で固い乳頭をくにくにと押し倒す。

 

 「んあっ、ああぁぁぁっっ、はあぁぁっ……ひんっ?あっあっあっ、ひうぅっっ!はひっ?ひいぃん!いひぃぃんっ」

 

 クロヱの昂ったまま敏感な性感帯は変わらず著しい快楽を生み出しており、新しい快感がさらに肉壺を収縮させて男根を締め付けてくる。余力があった瞳はとっくに肉悦で蕩けきっていて、薄く開いた口から舌が嬌声と共にこぼれ落ちていた。

 指を包む重量のある柔肉は肢体が震えるだけで軽く弾み、それが八幡の獣欲をちりちりと焼き焦がしてきて蠱惑的な動きに我慢できなくなり、二つの蕾を摘まんだ。

 

 「ひぐっ!?いああぁぁぁぁっっ!!」

 

 強烈な快感にクロヱの視界がぱちりと弾け、背筋を昇る快楽に全身を震わせる。絶頂による肉襞の締めつけで思わず射精してしまいそうになるも、八幡はこの時間を楽しみたかったため、ぐっと耐えて抽挿を徐々に早くしていく。

 

 「んひぃぃんっ、はひっ!はひあぁっ、あうぅん!あふぁあっ!あっあっ、うぁっ……イくっ、またイくっ、いっいっい~~~~っっ!!くひぃんっ、ひぐぅっ、まっへ、いまっ、いって、いってるからっ、はひっ!まらっ、いくっ、いく~~~~っっ!……んはぁっ!?うぁうんっっ!ひあぁっ、んひぃんっ!!はっはっはっ、すごっ、これっ、あふぁあっ!うぁっ、いくっ、いくのっ、とまんらいっ、まら、まらくるっ、あっあっ、ああぁぁぁっっ!……ひんっ、まらっ、まらいかせるのっ?もうっ、いってるかっ、いってないかっ、わかんないよっ、うぁっ、ああぁぁぁっ、いっ、いくっ……あぁ~~~~っっ!!」

 

 夥しい快感にクロヱは幾度となく絶頂を迎え全身を肉欲で震えさせた。快楽で視界が明滅を繰り返して背筋や爪先を伸ばしたりし、八幡の手に爪が食い込まんばかりに重ねた自分の手を握りしめ、絶頂の波にとらわれていく。

 クロヱが快楽で顔歪めながら問いかければ八幡は摘まんだ乳頭の頂点を擦り、子宮口に亀頭を深く押しつけてやって極上の肢体をぶるりと跳ねさせた。

 

 絶えず動いていると精液をねだる肉の群れは隙間なく男根に絡みついてきて、気を抜けばあっという間に吐き出してしまいそうなほどの快感を八幡にも送ってくる。

 

 打ち込まれる腰のリズムが速くなり小さかった水と肌の弾ける音が今は鈍い粘性のあるものを伴い大きく響いていて、行われている性交の激しさを物語っていた。

 

 次第に八幡にも限界が見えてきて、突き動かされる衝動のまま強く肉壺を貫けばクロヱはもう一度達し、舌を垂らしながら口の中に唾液の柱を作っていた。それが八幡の獣欲に火をつける。

 

 「悪いけどもう我慢できん……中に出すぞ」

 

 「らひてっ、らひてっ、ひひはやさんのっ、いっはいらひてよぉっ」

 

 ぐつぐつと滾る欲望に耐えかねて八幡が言うとクロヱは回らない呂律で何度もねだり、巻きつかせた脚に力を込める。

 荒い呼吸と甲高い嬌声が木霊し、八幡は乳肉に五指全てを包み込ませ腰をぴったりと密着させると溜め込んだ熱量を一気に解放した。

 

 「ひあぁ~~~~~~~~っっ!!」

 

 沸騰する寸前のような熱を持った白濁液が肉壺の最奥を押し上げる亀頭から吹き出し、子宮に注がれていく。一度や二度の脈動では収まらず肉襞に締め付けられながら何回も跳ねた。

 

 「あつっ、あぁぁぁっ……ひひはやさんのっ、あついっ、どくどくいってっ……ひんっ、すごっ、あついのっ、まだでてるっ」

 

 子宮を満たしても吐精は収まらず肉棒が脈動すれば肉襞も収縮するおかげで、お互いに終わらない快楽に身を委ねており、クロヱは肉棒が跳ねる度に軽く達していて、快感に震えながら子宮に注がれた熱に恍惚とした表情を浮かべていた。

 

 絶頂による疲労で身体はくたくただし、しっとりと浮かぶ汗は熱が消え去ると体温を奪っていくせいであまり好きじゃない。でも、彼が残してくれた温度と多幸感があるなら今は身に起こる全てがクロヱを幸せにしてくれる材料になるのだ。

 今、沙花叉クロヱは比企谷八幡に愛されている。形は違えどもこの男の特別な誰かに慣れているだけで胸いっぱいに幸せだった。

 

 最後の一滴まで絞り出した八幡が筋肉の硬直から解放されているのを見て、あれだけ注がれたのにきゅっと肉壺が収縮し、痺れるように昇った快感に八幡がクロヱの方を視線を向ければ焦がれる瞳がこちらを貫いている。

 しゅるしゅると撫でてくる小さな指を絡めとった八幡はクロヱの頭の横に置いて、肉棒を抜かずに上から覆い被されば、逃がさないといわんばかりに腰に巻き付いた脚がさらに密着した。

 

 八幡が額をこつりと合わせれば甘える瞳が嬉しそうに薄くなりすりすりとクロヱからも押しつけてきて、指を意識させるように優しく握りしめて唇を重ねると長い舌に暖かな口腔へと招かれる。

 伝播する温度の心地良さと緩く締めつけくる肉襞の快感が男根の固さを取り戻させていて、それに気づいたクロヱがきゅむきゅむと密壺を収縮させると、八幡は唇を重ねたままゆったり腰を動かし始める。

 

 「んむっ、れるるっ、ちゅぴっ、ちゅるるる……んっ、んっんっんっ、んく」

 

 多幸感に包まれるクロヱはもう一度注がれるまで手を離さず、心を潤す唾液を求め続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~おまけ~

 

 求められるままクロヱの中に注いだ八幡はしばらくじゃれあったあと、渋る彼女を連れだって浴場に向かい匂いと汚れを洗い流した。湯船は熱いのが苦手なクロヱに合わせてぬるま湯程度の温度で水を張り、全身を使って甘えてくるクロヱを嗜めながら八幡はしっかりと洗ってやった。

 肌を滑る大きな手に身体が疼いたクロヱが途中から艶のある吐息をこぼし始め、八幡も水滴がすべる柔らかな肢体と送られてくる蕩けた流し目に我慢がきかなくなり、前と後ろで一回ずつ彼女の子宮に注いだのだった。まぁ八幡からの表現では、注いだというより絞り取られたといった方が正しいのだが。

 

 そうして風呂場でも睦み合い、程なくして水分を拭き取った二人はベッドの上に戻っていた。先ほどまで汗や不清潔な匂いを漂わせていた部屋は今はシャンプーとボディーソープの柔らかな香りに満たされいて、その匂いの元になっている二人は変わらず清潔なシーツの上に寝転がっている。

 

 下着すらも着けずに豊満な肉体を晒したまま八幡の上に乗っかるクロヱは、たゆむ柔肉の形が変えるくらい自分の身体を押しつけて胸板や首筋、肩や指をがじがじと文字通り齧りついている。

 性欲が薄い甘噛みや全身を使った求愛行動染みた行為は一見可愛いらしいのだが、裸であるうえに脚が太ももを挟んでいて、ぐいぐいと押しつけられる秘部がどうにも解消された八幡の本能を燻らせる。

 

 ふわふわと柔らかくなった灰色の髪を撫でて額をくしくしと擦れば、甘噛みを中断させたクロヱがにっこりと微笑んで鼻や頬を擦り付けてきて、小動物のような仕草に燻る本能が小さくなっていく。しかし、飛んでくる視線に肉欲的なものが混ざっているのに気づいた八幡は

 

 (あと一、二回はあるなぁ……)

 

 と訪れる睦み合いに内心で遠い目をしていた。

 

 不意にクロヱが離れて上半身を起こし、八幡に身体の正面を向けたままぴたりと動きを止める。重量たっぷりの実った果実と桃色の乳頭に八幡は″エロいなぁ″と肉棒を反応させることなく他人ごとのように感想を抱きながら様子をみていると、クロヱが顔を上げてこちらを見据えてきた。

 

 「ムラムラしてきかも」

 

 「……お前なぁ」

 

 「らにー(なにー)?」

 

 やたら神妙な顔で言ってくるものが自分の欲望に正直過ぎて八幡が呆れたように頬を引っ張れば、餅のように伸ばされる頬にクロヱは惚けたように首を傾げる。どう考えても確信犯だった。

 

 「も~、いい加減意地張るのやめなって。今日沙花叉に何回出したかわかってる?4回だよ4回。しかもまだできるって体力どうなってんの?」

 

 「一から十までお前の方から腰降ってきたんだろ。あんなんされて我慢できるかっ」

 

 「だって比企谷さんがいっぱい気持ちよくしてくれるんだもん。沙花叉も気持ち良くて比企谷さんも気持ちいいなら誰も悪くないよね~」

 

 意味不明な理論を並び立てたクロヱは″ぽえぽえ~?″と妙に煽り能力の高い声でしらばっくれる。自分の方から誘った事実は否定せず、だからといって八幡の方も体力がキツいこと以外は文句などありはしないため、非難がましい視線を飛ばすことしかできなかった。

 

 しばらくクロヱに何か言いたげな八幡だったが、一つ溜め息をこぼすと彼女を胸板に優しく抱き寄せ腰と頭に回した手に目一杯力をこめる。

 ぎゅーっと密着する男らしい身体にクロヱの乙女心が歓喜で沸き立ち、ムラムラとした性欲が暖かい愛情に変化していく。くしゃりと頭を撫でる手つきがひどく心地良く擽ったくて、甘えるように身を捩った。

 

 「どうする?したいのか?」

 

 「ん、やっぱりいいかも。ずっとこうしてたい」

 

 「ムラついたり急に落ちついたり忙しい奴だ」

 

 「諸悪の根源のくせに何いってんのー?ぜーんぶ比企谷さんのせいなんだから、何かあったら責任とってもらうからね?」

 

 「子どもだけは隠すなよ。それぐらいしか責任の取り方わかんねぇからな」

 

 ぶっちゃけもう八幡一人で取れる責任の範疇を超えてしまっているのだが、そこからは目を逸らして一番あり得そうなことだけ釘を刺しておく。どれだけ避妊を徹底しても万が一というのは起こりえるものだ。

 

 「……」

 

 「クロヱ?」

 

 急に押し黙ったクロヱの見やるとそこにあったのは真っ赤なリンゴと光を反射する濡れた瞳。頬がわかるくらい弛んでいて、唇はもにょもにょと波打っている。八幡の視線に気づくと喉からでそうになる感情を抑えるように、或いは適した言葉を探すように引き絞り、見当たらなかったのかクロヱは肩に額を押しつけてきた。

 

 「そーいうところがさぁっ……もうっ、も~~っっ!!」

 

 堪らないといった風に痛いくらい身体を抱き締めてくる彼女に、また無自覚にツボを押したらしいことを察した八幡は″あー、うー″と唸って、諦めたらしく発熱したように火照るクロヱを優しく撫で続けた。

 

 

 

 

 

 結局、このあと火照りが収まらなかったクロヱに八幡は二回ほど絞りとられて、もう一度シャワーを浴びたのだった。





 流石に導入案がなくなってきたのでシチュエーション募集します。
 最初の書き出しが一番時間かかる。
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