※この作品はR-18です。

比企谷八幡がいろんな女性Vとセックスする話   作:ぼっちプレイヤー

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獅白ぼたんは妹属性持ち

 カバー本社にある休憩室にて八幡はマックスコーヒーを片手に小休止を取っていた。おかゆが例の写真を流出させて以降一ヶ月と少しが立ち、本来ならば居てはならない八幡は、当然のようにソファーに座していた。

 

 情事を行った二日後、谷郷に呼び出された八幡は当初クビ──社員ではないため契約解除の方が正しい──処か裁判すら覚悟していたが、その予想に反してカバーは八幡との契約を続行するとのことだった。

 間の抜けた声が漏れた八幡に社長である谷郷はそうなった理由を話すと、ようやく会社側の意図を理解した。簡単な話、八幡を手放した方が会社にとってデメリットが大きかったのである。

 

 社長としての理屈と判断に八幡は納得するも感情的な部分で不服が垣間見え、しかしそれが自己満足でしかないことに気づいた八幡は、とりあえず土下座した。

 

 何はともあれ八幡は職を失うこともなく公にはできない彼女らとの交流は続いている。

 

 「お疲れさまでーす」

 

 八幡が特に考えることもなくぼーっとしていると気怠けな声と共にドアが開く。入ってきたのは腰まで伸ばしたボリュームのある白髪をツインテールにして、鋭い目付きとは真逆な丸っこく可愛らしい耳が特徴の獅白ぼたんだった。

 平均よりも高い身長と若干の鋭さを感じる口調とは裏腹に、一般的な感性とホロライブという変人集団の中でも色褪せない変わった感性を合わせ持つ、目立たないタイプの変人である。

 

 「ぼたんか、お疲れ」

 

 「あっ、やっぱりハチさんいた」

 

 「何か俺に用でもあったか?」

 

 「んーん。ただハチさんの匂いがしたから、会えたらいいなーって思ってただけだよ」

 

 挨拶に続いて臆することもなく伝えられた好意に八幡が少し動揺すると、それを知ってか知らずか、口角を上げたぼたんは八幡のすぐ横に腰を降ろした。

 

 写真がおかゆに流布されて以降八幡に好意を持っていた女性は各々行動を起こした訳だが、その中にぼたんも入っており既に体を重ねた後である。

 それからというもののぼたんは自身の好意を隠そうとせず、さすがに場を弁えたりはするが今回のように二人っきりになると甘える猫のようにすり寄ってくる。

 

 一見してクールな印象のぼたんではあるが、実際は配信外で他メンバーに甘えていたり、悪戯したりもするのだがそれをついつい許してしまう末っ子特有のオーラを持っている。たまに自分の事を一生懸命話してくる姿はまるで幼児と変わりなく、そのギャップに脳をやられる者も少なくない。

 

 八幡自身も小町の教育のおかげで下の子に甘かったり押しに弱かったりするため、何かと構ってしまう所もぼたんの好感度に起因している。

 

 「ハチさんは今回どれぐらいいるの?去年みたいにいったり来たり?」

 

 「いや、今年の冬はえにからがメインになるな。クリスマスにフェスやるのは初めてだから、慣れてる人間が少しでも欲しいらしい」

 

 「にじさんじはいつも歌謡祭だったよね。自分の事務所じゃないフェスかぁ、気になるよね~」

 

 「行く分にはいいんじゃないか?邪推されるかもしれんが配信のネタにはなるだろ」

 

 「それが難しくてさー、現地観戦したいけどクリスマスはSSRBと一緒に楽しみたいんだよねー」

 

 「まぁ、チキンを冷ますのは一回で充分だしな」

  

 「くっくっくっ、それぺこら先輩に言ったら怒られるよ?」

 

 未だに擦られるネタを意地の悪い顔で言えば、ぼたんは喉を鳴らして笑った。そこから少しの間駄弁って──というかぼたんが一方的に喋るのに八幡が相槌を打っていれば、時計の針が休憩の終わりを指していた。

 

 「そろそろ戻るわ、帰る時は気をつけろよ」

 

 「もうそんな時間?……ハチさんもうちょっとだけ喋れない?」

 

 「……ぼたんの我が儘でも流石にな。俺、会社に迷惑掛けてる側だし」

 

 「……そっかー、仕方ないよね」

 

 珍しいぼたんのお願いに少し揺れた八幡だったが、今置かれている立場的に仕事を適当にするわけにはいかないため、優しく断るとぼたんは分かりやすく残念そうに目を伏せた。

 子供のようにしゅんとした様子に八幡は何も悪い事をしていないのに罪悪感が沸いてくる。元々八幡に対して比較的に我が儘を言うぼたんではあるが、最近はより顕著になっており断りを入れる八幡としては苦しい他ない。

 

 まぁ、しっかりと断れたことはほとんどないのだが

 

 「あー、休憩は伸ばせんし仕事にも戻るが、今日は残業する予定はないからそのまま直帰だ」

 

 「……じゃあ、終わるまで待ってていい?」

 

 「止めはせんけどあくまでも予定だからな、残業になった時は連絡するからちゃんと帰れよ」

 

 「えー、そこは約束してよー」

 

 気を落とすぼたんに八幡が後頭部を乱暴に掻きながら、提案なのか分からない台詞を吐くとそれにぼたんは目を輝かせ、調子を取り戻したようにからからと笑った。

 本当なら断るのが正解なのにわかっていてそれができない自分の心の弱さに呆れつつ、目の前の女の子が笑えたならそれでいいかと自身に言い聞かせた八幡は軽く息を吐くと、妹の小町にしてやるようにぼたんの頭を撫でてから休憩室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、特に何も問題なく仕事を終わらせた八幡は待っていたぼたんと合流して帰路についた。帰路の途中八幡と手を繋いで尻尾を巻きつけているぼたんは、他のメンバーとの出来事を楽しそうに話して八幡が相槌を打つ。

 家に着き先に八幡が入ると後に続いたぼたんは後ろから抱きついた。脇から両手を胸板まで回して背中に自身の体を押しつけ、頭を首筋に埋めると鼻から鼻腔に通る八幡の匂いにぼたんは脱力してしまいそうな安心感に襲われた。

 

 完全に不意を突かれた八幡は驚きと背中から伝わる柔らかい感触に一瞬体を跳ねさせるが、抵抗することなく受け入れ手を回すとぼたんの頭をぽんぽんと撫でる。

 数秒経つと抱きつく力が弱まり動けるようになった八幡が振り返れば、そこには上目遣いで甘える視線を飛ばすぼたんの姿があった。

 

 先ほどまでの姿の変容ぶりに動揺した八幡ではあったが、送られてくる目が何を求めているか理解して、ぼたんの腰に手を添えると唇を重ねた。八幡が顔を寄せるとぼたんは目を瞑り、自身の唇に重なった感触を受け止める。あやすように腰を撫でる手に尻尾を巻きつけ、時間を掛けて口吻を堪能した。

 

 少しして離れていく暖かさに名残惜しさを覚えるも胸を満たす感覚にぼたんはへらっと笑う。

 

 「急に後ろから抱きつくなって、びっくりするだろ」

 

 「しょうがないじゃーん、帰るまで我慢してたんだし。それに不意打ちじゃないとハチさん逃げるじゃん」 

 

 「……慣れなくて恥ずいんだよ」

 

 「なんでそういうとこ未だにシャイなの?」

 

 くつくつ笑いながら言うぼたんの尤もな疑問に、八幡は少し熱くなった顔を逸らしてリビングに入っていき、それにぼたんも続く。

 

 「今日のご飯なにー?」

 

 「昨日の余り物と野菜スープ。……微妙に足りなそうだな、まぁ足りんかったらウーバーでもすりゃいいだろ」

 

 炬燵に足を入れなから間延びした声で聞いてくるぼたんに、八幡は冷蔵庫を覗くと中から目当ての物を取り出して答える。ラップをしたまま電子レンジに放り込み、鍋ごと冷やしていたスープを火にかけて暖かくなるまで放置。

 ぐでーとリラックスした様子で炬燵に突っ伏すぼたんを眺めていると小気味いい音が鳴り、鍋の火を止めてお椀によそっていく。

 

 レンジの音で体を起こしたぼたんにお椀を渡して取り出した皿を中央に置けば即席の晩ごはんのできあがり。八幡が座ろうとすると尻尾で突ついたぼたんが掛け布団を捲って自分の隣をぽんぽんと叩く。ここに座れと言っているらしい。

 

 少し迷った八幡は諦観のため息を吐いて、大人しくぼたんの隣に腰を降ろした。

 

 「せめぇ……」

 

 「あたしは嫌いじゃないけど確かに狭いねー、いっそのこと一回り大きいの買っちゃう?」

 

 「元々一人用で買ったしな。こんな使い方想定してねぇし」

 

 「ハチさんが言うと悲しく聞こえるから止めた方がいいよ?」

 

 実際に異性同性問わず二人以上で使うつもりなどなかったため、反対側に座っても足が当たってしまうぐらいには小さい。四人以上集まった時なんかは割りと悲惨なことになっている。

 触れる熱と柔らかさをなるべく気にしないようにしながら、八幡は手を合わせて食べはじめた。付けて焼くだけと銘打った調味料に保証された味付けは特別美味しくもなく、かといって不味くもない普通の味。しかしぼたんは美味しいそうに頬張っている。

 

 「ハチさんって結構料理できるよね、やっぱ動画とか見てるの?」

 

 「簡単なものしか作れねぇぞ?これだって素を買ってぶちこんでるだけだしな。ちゃんと作ってる奴等にはかなわねーよ」

 

 「比較するのがルイ姉とかちょこ先の時点で割りとできる方じゃない?それに今は作ってる人も少ないっぽいしね」

 

 「一人暮らしで節約しようってなったら自炊は必須だ、めちゃくちゃ面倒くせえけどな。後自分で作らないと他の奴等のめしが美味すぎて舌が肥える」 

 

 「それは言えてる。満足できなくなっちゃうよね」

 

 料理上手い組が作ってくれるのは有難いことこの上ないのだが、頼り過ぎるのも悪いし自炊した時の満足感の無さが半端ではなかったため八幡は早めに自重した。

 

 喋りながらも皿を空にし終えた二人は使った食器を洗うと元いた位置に戻り、今度は隣り合わせではなく胡坐をかいた八幡の上にぼたんが座った。

 八幡に重心を預け緩んだ顔で頬ずりをしてくるぼたんはライオンというよりも、甘えたがりの猫に近く八幡のお兄ちゃん心を擽ってくる。

 

 考えるよりも自然な流れでぼたんのお腹に片手を回した八幡は、もう反対の手を頭に乗せ髪を梳く要領で優しく撫でた。それにぼたんは嬉しい気に目を細めると喉を鳴らしてより強く頭を押しつけ、ほっそりと括れたお腹に回された腕に自分の手を添えたぼたんは愛おしそうにさわさわとさする。

 

 ぼたんを愛でていると次第に細まった目に熱が籠り、部屋に入る前と同じ甘える視線を飛ばしてくる。それに八幡は何を言うまでもなく唇を重ねた。

 

 「んっ……ちゅっ、ちゅぴ……んふぅぅっ」

 

 触れるよりか強く、けれど舌を絡めたりはしない絶妙な塩梅で続ければ、甘い視線のまま蕩けた目で″もっと″とせがんでくる。それを拒否することなくじゃれつくようなキスを継続し、丸い耳の内側を指で擽るとぴこぴこと可愛らしく跳ねた。

 

 充分に口吻を堪能して唇を離せば、頬を赤く染めたぼたんが潤んだ目で見つめてくる。八幡はお腹に回した手でぼたんの服を軽くめくり、すべすべな肌の上を滑らせていくと下着一枚に隠された双丘に指を着地させた。

 

 「んっ」

 

 擽ったさを感じるぼたんの声を拾いながら、八幡の手には収まりきらない双丘に指を優しく沈めていく。布一枚隔てていても分かる柔らかさに八幡は生唾をのみ、ゆっくり揉んでいった。

 

 「ふぅっ、んんっ……あっ、ふうぅっ……はあぁぁぁっ」

 

 優しさに満ちる手つきにぼたんは八幡の腕をさすりながら満足気なため息を吐き出して、もう一度八幡を見やる。

 腐っていると揶揄される目にはぼたんを気遣う暖かさと、抑えられている獣欲が見え隠れしていて、甘えたがりな子供っぽい所と女として見られている悦びが同時に刺激された。

 

 今度はぼたんの方から唇を重ねて啄むキスを繰り返し撫でいる手を自分から服の内側に誘導したら、谷間に寄せる。手に当たったホックの感触にぼたんの意図を汲んだ八幡はそのまま外した。

 支えを失った下着がはらりと左右に別れて、手に双丘の柔らかい感触が直接伝わる。八幡は豊満な柔肉に両手の指が見えなくなるくらい沈ませて、徐々に指の動きを大きく強くしていく。

 

 「ふぁっ、んぁっ……ハチさんの手っ……きもちいいっ、ひうっ」

 

 骨張った男らしい手から生み出される快感にぼたんの声が段々と甘いものになっていき、身を任せるように体から力が抜けていく。

 八幡はぼたんの反応がよくなっても一定の動き以上に強くすることはなく、優しくゆっくり愛撫を続けた。それに弱火で炙られているような感覚を覚えたぼたんは、体に少しずつ快楽が蓄積されていくのを自覚する。

 

 動きに変化のない八幡の手とは対照的にぼたんの息は荒く、口から漏れる嬌声も艶を帯びてくる。上目遣いで見つめるぼたんの目はとろんと蕩けていて、どうしようもなく庇護欲を唆られた八幡は衝動的に唇を重ねる。

 

 「んむっ、んんっ、んふっ、むふぅぅっっ……ちゅる、ちゅりゅ、ちゅっ……んぁっ、はうっ、はああぁぁぁっ……あむ」

 

 心地良く緩い快感と身を包む八幡の暖かさにぼたんは体が浮くような夢心地に浸され、思考するのが億劫に感じるほど全身の筋肉が弛緩して、八幡に全てを委ねてしまう。

 

 キスを止めずに愛撫を続けて指をつんと張った桃色の突起に伸ばし、固さを感じる縁を指先で擽ればそれだけでぼたんの体は強い反応を見せる。かりかりと擦って合図を送ると期待の眼差しを飛ばしてくるぼたんに応えるため、八幡は優しく乳頭に触れた。

 

 ちょんと人差し指で触れたら少しずつ触れる面積を増やしていき、指の腹でくにくにと硬度のある突起を押し倒して、突起の先端を緩く撫でたら爪先で引っ掻く。他の指は柔肉に吸いついて沈んだまま愛撫を維持し、口同士のじゃれあいも忘れない。

 

 「んっ!!むふっ、んはあぁぁっ……あぅ、ひうっ、ひんっ……はっ、あっ、あっ……あむっ、んんっ、ちゅっ、んふぅぅっ」

 

 最初は敏感な乳頭に強く反応するものの、時間が経つと慣れてきたのかまたぼたんの体が脱力していく。しかし、快感は確実に蓄積していき体の跳ねる間隔が短くなっていく。

 

 「ちゅるる、んくっ……こくっこくっ……ぷはぁっ、んっ、あんっ、はっ、はちっさん、ひんっ、あぅ……んむっ、んっ、んっ、むふぅぅっっ」

 

 物欲しそうな目を向けるぼたんに唾液を送ると嬉しいそうに啜り喉を鳴らして飲んでいく。唇を離せば駄々をこねる子供のような声がして、間を置かずキスを再開した。

 断続的な快感の波に絶頂が近いことを感じとった八幡は、緩い愛撫で優しく導いていく。

 

 「んっ!!んんっ!!ちゅるるるっ、ちゅっ、んふぅぅっっ!!んっ、んっ……んふうぅぅぅ~~~~っっ!!」

 

 唾液を送るのと同時に二つの乳頭を押し込めば、ぼたんは唇を合わせたまま全身を強張らせて達した。足は爪先まで反り八幡の腕を掴む手が目一杯握られ、ぼたんの下腹部ではきゅうきゅうと収縮を繰り返し肉壺から密を溢れさせる。

 八幡はぼたんの絶頂が過ぎるまで愛撫を撫でる動きに変え、より長く快感の余韻に浸らせた。

 

 息が整わないまましばらく余韻に身を任せていたぼたんは快楽が完全に抜けたのを感じて、八幡から離れると衣服を脱ぎはじめる。それを見ていた八幡も服を脱いで適当に投げ捨てると、また胡坐をかいてぼたんを待つ体勢を作る。

 布一枚すら無い裸体を晒すぼたんは八幡に近づいて膝をつき、肩に手を置くと自然に見下ろす形になった。

 八幡の目の前に大きく実った果実と自己主張をする乳頭が現れ、しゃぶりつきたくなる衝動を抑えて手を伸ばすと太ももに添えて密を垂らす秘部に触れる。

 中指を膣口に宛がうと瞬く間に呑み込まれていき、肉ヒダが粘液を纏わせて絡みついてくる。

 

 指を抜き差しすればぼたんの中は既に充分過ぎるほど解れていて、動く度に収縮し溢れた愛液が八幡の腕を伝っていく。

 八幡が指を抜いて手を引くとぼたんが距離を詰めて密着し、八幡の頭を抱き抱えて男根の上に秘部が来る体勢になった。くすぐったい白髪の感触や肌の熱に双丘の柔らかいさ、頭上から聞こえる艶のある吐息に理性を削られながら八幡が背中に手を回すとゆっくりぼたんの重心が寄りかかり、膝を立てたまま上半身をもたれさせる。

 

 「……重くない?」

 

 「全然。仮に重くてもそれどころじゃなくて気にしてられん」

 

 「んっ、じゃあっ……いくよ?」

 

 自身の体重を気にしたぼたんに本心を言えば吐息を漏らして、腰を落としていった。秘部が亀頭に触れ八幡の回した腕に力が入り支えるようにすれば、ぼたんの体から徐々に力が抜けていく。

 

 肉棒の先端がつぷっと音を立てて侵入すると肉襞は抵抗することなく奥へ迎え入れた。肉棒が密壺を進んでいけばぼたんの体は小刻みに跳ね、吐息も熱量が増して間隔が短くなっていく。

 そして、ぼたんはへたりと座りこみ再奥に到達した。

 

 「っっ~~!!」

 

 構えていた衝撃にそれでもぼたんは体を強張らせて爪が食い込むくらい手を握りしめる。

 

 (うぁ~、これっ、すごいっ幸せかもっ)

 

 快楽はある。しかし、ぼたんの頭を占領するのは充足と幸福感だった。思考がふわふわと定まらず体は快感に震えるのにリラックスもしているような不思議な感覚に今はただ、溺れていたかった。

 

 八幡は支える腕から伝わる熱にぼたんの様子を察してあやすように背中を擦り、その余韻を助長させる。少しして余韻から抜け出したぼたんは足を動かして八幡の腰に絡みつかせた。

 

 ぼたんは抱き締める八幡の頭頂部に目を向けると、自分のとは違う、固い髪質に顔を埋める。少しちくちくするそれを無視して鼻を擦りつけ、軽い口づけを何度も送る。

 一方八幡はぼたんのキスに擽ったさを我慢しながら豊満な肢体を優しく抱き締めると身体を上下に揺すりはじめた。

 

 揺れる反動で子宮口が刺激されたぼたんは無意識に身を跳ねらせ、生み出される快感を享受する。亀頭が離れたと思ったら子宮を押し上げて、こつこつと突つかれる甘い快楽は弱火のように快感を蓄積させていく。

 ふっ、ふっとぼたんの漏れる息が荒くなっていくのを感じとった八幡は片方の手をぼたんの腰、尻尾の付け根より少し上の部分に添えた。

 

 「ひぁっ?」

 

 ぴりっとした静電気に近い鋭く弱い快感にぼたんから驚きの声が漏れ、膣内を収縮させる。ネコ科の動物は腰に神経が集中しており、飼い主が触れたり叩いたりすると持ちち上げるのはそれに気持ちよさを感じているかららしい。

 それを知っていた八幡は普段なら絶対にしない事でも今はぼたんを気持ちよくさせるためなら積極的に行った。

 

 掌ですりすり撫でたり、指の腹でとんとんと小突いたりすれば、ぼたんは途切れ途切れの嬌声を上げ呼応するように肉棒を締めつける。

 

 「あっ、はちっ、はちさんっ、そこっはっ、ひぅ、ひっ、ひんっ、だめっ、だめだからっ、あっ、はっ、あっ、あぁっ、こひはっ、だめ~~っ」

 

 ぼたんの口から漏れる言葉がポーズでしかないことは、嬌声と小刻みに震える身体の反応から充分に伺え、腰の愛撫と子宮を突き上げる快楽にぼたんの絶頂が迫ってくる。

 

 しかし、先に限界を察したのは八幡の方だった。

 

 「ぼたんっ、もう無理だ、出すぞっ」

 

 「ぅんっ、きてっ、はひさんのっ、うぁっ、らひてっ、なかにっ、たくさんっちょうらいっ」

 

 心地良い快楽に八幡が声を絞りだせばぼたんは自身の体をさらに密着させ、呂律の回らない舌で射精を促し密壺が肉棒を扱きあげる。

 

 そして八幡は身を強張らせてぼたんの身体を引き寄せると下腹部に集中した熱を亀頭から解放した。

 

 「あふぁあ!?あっ……あ~、はちさんのっ、とくとくいって、きもちいい~~っっ」

 

 自身の子宮に注がれる熱と快楽にぼたんは一度身を跳ねらせて達した。無意識に腕と足に力を入れて八幡に抱きつき、唇の端から垂れる唾液と共に嬌声が漏れる。 

 八幡が短く息を吐き出すとぼたんは脱力して身を預け、満足感と幸福の余韻に浸る。口から出る吐息は確かな充足を噛み締めており、この瞬間しか得られない感覚をできる限り長く享受していた。

 

 八幡の方もそれを助長させるように頭と背中を撫でれば、ぼたんは喉を低く鳴らし顔を見合わせると頬をすり寄せ首筋に鼻を擦りつける。

 

 行為の後に当たり前のようにするようになった小動物染みたじゃれつき方は、ぼたんの末っ子気質によるものなのか、それとも八幡の兄スキルによるものなのかはわからない。

 いつの間にかぼたんにとって八幡は甘えてもいい人間という枠に入れていて、こんな風に他のメンバーにも見せない姿を晒している。この男には見せてもいいと思っている。

 

 ぼたんはそれだけで充分だった。

 

 「好きだよハチさん。ハチさんが好きじゃなくても、大好き」

 

 困惑する八幡にぼたんは緩く微笑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~おまけ~

 

 

 「………………」

 

 「………………」

 

 「………………」

 

 「………………」

 

 「……よし」

 

 「もういいのか?」

 

 「うん。まぁ、まだちょっと恥ずかしいけどね…………あーやばいっ、思い出したらまた恥ずかしくなってきた」

 

 「全然大丈夫じゃねえな……気持ちは分からんでもないがそこまでなるか?別に甘えたりするのは俺だけじゃないだろ」

 

 「ホロメンにそういうことしてるのとは感覚的に違うんだよねー。ハチさんは甘やかすの上手だしさー、好きな人に我が儘聞いてもらうのは特別感あって嬉しいけど、流石にあれは恥ずかしいって」

 

 「ほーん……男しては嬉しい限りだけどな、あぁなった時のぼたんは……まぁ、可愛いし……」

 

 「……ハチさんさぁ、そういうのはさらっと言わないと、もっと好きになっちゃうよ?」

 

 「逆だろ普通……新手の脅し文句かよ」

 

 「いつも言わないくせに欲しい所でくれるんだもん。照れながら言ってるのも結構キュンとくるしねー、ギャップって奴」

 

 「ぐっ、理解はできるが自分に当てはめられるのは納得いかねえ……」

 

 「あたしもそうだったしギャップってそんなもんだよ。ハチさんのはちょっとあざとい上に天然だけど」

 

 「そんなラブコメヒロインみたいな属性もってねぇっての……もってないよね?」

 

 「自分で言って不安にならないでよ……いや、割りとハチさんはハーレムと女誑し以外ヒロイン属性持ってるくない?」

 

 「全然嬉しくない」

 

 

 

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