14
……うつ伏せなら、クライスのちんこがダメな所に入って抉っても、なんとかそれを誤魔化しながら過ごせるのだけど……
仰向けになってしまうと、誤魔化しは利かない。
固まるマルローネは、のぼせた頭で考える。
……仰向けになったら、クライスにコテンパンにされる未来が見える。
「……マリー?」
固まるマルローネに、クライスが声を掛ける。
「ははっ……もう……煮るなり焼くなり好きにしなさいよ!」
マルローネは勢い良く後ろに倒れて、仰向けになる。
白いプニプニが、ぷにん……と、そんなマルローネを受け止めた。
クライスからすると、足を開いた金色の陰毛がよく見える姿勢……
けれど、ロマンティック七色の光が頼りの、薄暗いこの場所では、金色!とは見えないのが勿体ない所か。
「どうして突然、ヤケっぱちになったのですか?」
クライスは、軽い手つきで陰毛を撫でる。
……陰毛は、それなりに硬い。
沈黙が訪れて、クライスはマルローネの太ももを撫でてみたり、腰の辺りを撫でてみたりする。
……少し汗ばむような感じがあって、そしてしっかりと張りのある……
そんな事を思いながら、マルローネの返答を待つ。
「……めちゃくちゃ見てるじゃない……」
またも訪れた沈黙の後で、マルローネが呟く。
「この場所が薄暗いのが悔やまれる所ですが、今、僕もスケベ心が全開です」
クライスは、マルローネのお股の口に、恐る恐る指を沈めながら言う。
……やはり熱い液体のような……
そんな感触を確かめると、指を引っ込める。
マルローネは、そんなクライスのちんこを見る。
……まるで角みたいに、お腹に向かって反り返り、ギンギンに復活している。
……これはまずい。
……仰向けで受け入れる訳に行かない。コテンパンにされる事必至だ……
「やっぱ……私が上じゃダメ……かな?」
マルローネは弱々しく言う。
「やはり、あまり見られたくない……ですよね」
クライスは少し残念そうに言う。
「いや……まあそれもあるけど……入れると変な所を抉るから、私が上ならそこを誤魔化せる……的な話なんだけど」
マルローネは、そう説明する。
「ならば、今少し眺めててもいいでしょうか?」
クライスは、そう話す。
……もう充分に見たとは思うけれど……
「……いいよ。入れる時、私上ね?」
マルローネは念を押して、身体を寝かせる。
クライスはそれからも、マルローネの下半身を凝視して、色々と触り続ける。
それはマルローネを責める感じじゃなくて、本当に知的好奇心的な感じで、マルローネの呼吸も整っていく。
何度も、お股の口に、ほんの少し指を入れる。
「クライスのも、見せてよ?」
しばらく大人しくしていたマルローネが、身体を起こす。
……ちんこの硬さを触って確かめたくなった。
「そ、そうなりますよね……?」
クライスは怯み、身体を引く。
「そうなるでしょ。私も興味あるし」
マルローネはクライスの両肩に手を置いて、ゆっくりとクライスを寝かせる。
キスをしようとして、やっぱり身体を引き、ちんこを凝視する構えになる。
「……薄暗いから、そんなに見えないんですよね……色も変ですし」
クライスが寝ながら呟く。
マルローネは、指先でお腹とくっついているちんこを、こちらに寄せようとする。
……なんかトロトロしてるのに硬くて、ほんの少ししか動かない。
「カチカチじゃん……」
それだけ確かめると、マルローネは跨る場所を、前に移し、クライスの顔に顔を寄せる。
「まあ、そりゃあ……そうなってしまうのが自然なのでは……」
クライスはしどろもどろ気味に言う。
「う〜……マリーに集中すると、まどろっこしいよ……」
もはや部屋の外で、マナちゃんが訴える。
そんなキャンプ地。
「まあ、まだ2日目だ。5日目くらいには、少し飽きが来たりするだろうから、それから干渉するのが主様も納得なんじゃないか?」
新しく出てきた赤いプニプニをベッドに、ワフールが言う。
「うぬぬ……まあ……時間はあるもんね。……でも明日とか、もう絡まなくなったらどうしよう?」
マナちゃんは落ち着かなく揺れながら、ワフールに尋ねる。
「それはその時考えればいいさ。主様的には楽しんでるのなら、いいんじゃないか?」
ワフールは寝る体勢を崩さずに、そう話した。
3日目、4日目……と、同じ絡みをする2人。
白いプニプニベッドの効果もあり、クライスのちんこがカッチカチなので、マルローネが下になる事はなく、でもちゃんと大騒ぎして絡む。
でも、全く同じ姿勢での絡みなので、テンションの上がり方は落ちていく。
「んっ……んっ……ぅはんっ……こんなの30日も続けるの……ちょっと辛いかも……」
舌を絡めるキスをして、クライスの身体を撫でつけたりしてるのも慣れた感じで、マルローネは言う。
「確かに……とは言いたくないですね。可愛いマリーと、こうしていられるのであれば」
クライスも、マルローネの身体を撫でつけながら、話す。
「さては、惚れたんじゃない?」
マルローネはジト目を向ける。
「それは、ここまですれば惚れるんじゃ……」
クライスは、そんなマルローネのジト目に、ジト目で返す。
そうすると、マルローネは、ジト目を止めて笑う。
「ここまでしたから、惚れた……って事よね?」
そして、ちんこ復活に備えて、クライスに深く抱きつく。
この、お腹までべったりスタイルが、いつもの形になった。
「マリー……あなたは違うのですか?」
クライスは、そんなマルローネの髪とお尻を撫でて、そう尋ねる。
「いや、結構惚れてると思う。身体の相性がバッチリな感じするし」
マルローネは、顔を赤くして答える。
……でも、この場所に惚れてるんじゃないか……とも思う。
ロマンティック七色世界に、白いプニプニベッド……こんな場所じゃ、そりゃあ、誰だって身体を許してハジケ回ったりするんじゃないだろうか。
……オマケに逃げられない訳だし。
「……身体の相性……ですか……」
クライスは呟く。
マルローネが、七色世界に顔を向けてるのを眺めながら。
「マダムが言う話にあったのよね。私にはちんぷんかんぷんだったけど、今なら理解できるわ。……間違ってる理解かも知れないけど」
マルローネは、そう言うと、七色世界に顔を向けたまま、クライスの肩に頭を沈める。
そうすると、また髪を撫で上げられた。
そんな2人の白いプニプニベッドに、不意にワフールが向かって来るのを、マルローネは感じ取り、身体を起こして振り返る。
……別に警戒してる訳でもないのに、なんか感じ取ってしまう。
「ヤバい……究極エロ魔人がコッチに来る」
4日目にして、ワフールがこちらに歩み寄って来た訳だけど……
「これは……どういう事でしょうか……」
クライスも不思議に思う。
「な、何か……?」
マルローネが尋ねる。
何となく、コテンパンにされる予感もしたり。
……でも、コテンパンにして欲しい的な気持ちもあったり。
……でも、クライスにコテンパンにされる日々はゴメンだったり……
色んな気持ちがぐるぐるする。
「いや、お楽しみも同じ事の繰り返しになって、ぼちぼち明日も……ってなると飽きる頃合いか、と思ってな」
ワフールはそう言うと、白いプニプニベッドに、2人には背中を向けて座る。
「さすが究極エロ魔人……鋭いわね」
マルローネは言う。
「コテンパンとかエロ魔人とか……究極エロ魔人か……なかなか可愛い言葉が出てくるな。マリー」
ワフールは苦笑いを浮かべる。
「……コテンパン?」
クライスは首を傾げる。
「……まあ、2人で繋がってハジケて……お互いをよく知れた訳だが……それでもこんな暗がりであまりお互いが見えなかったり、そういう都合の良さが、そろそろ気になるんじゃないか?」
背中を向けたまま、ワフールは話す。
「気になる……確かに、薄暗くて、七色過ぎて私に都合のいい男の子……って感じでもあるわ」
マルローネはクライスを見る。
「……それは僕も……いや、僕の持っていた女性像というのは貧弱過ぎて、何もかもが驚きでしたが」
クライスも、マルローネを見る。
「そして、コテンパンにされる事を望みながら、コテンパンにされる事を恐れている感じ」
マナちゃんがそう言う。白いプニプニベッドの中から、マルローネの真横に頭から生えて来た。
「ぅわお。……そんな乙女心を暴かないでよ」
マルローネは生えてきたマナちゃんに、ジト目を向ける。
「そんなマリーの願いを叶える方法を見つけたんだよ?聞いて聞いて」
白いプニプニベッドから生えてきて、つま先まで生えると、マナちゃんはコテッと倒れながら、そう言う。
……主様のエネルギーで、こういう新技が出てきた……という事だろう。
「明後日、マリーをコテンパンにします。でもその代わり、その後でクライスをコテンパンにするのなら、マリーは納得する、と踏んだんだよ」
コテッと倒れて、マルローネの目の前がマナちゃんの足先になったけれど、なんかぬる〜っとスライドして、顔が来た。
「クライスをコテンパンに……ふむ」
マルローネは考える。
……コテンパンにされたい気持ちはあるし、でも男の人ってコテンパンにならない……みたいな先入観があったけれど、それはワフールの場合であって、普通の人には当たらないのかも知れない。
……それならば悪くない……?
……いや、別にコテンパンにまで行かなくても、程々で良いのでは……?
……程々……かなあ……?
「ところで、コテンパンとは何でしょうか?」
クライスがマナちゃんに尋ねる。
ちょうど顔が近い訳だし。
「ハジケてハジケて、頭真っ白みたいになる感じの事を、マリーがそう名付けたんじゃないかな?」
マナちゃんが答える。
「いや、なんかね〜……頭真っ白になってダウンするんだけど、そこから復活しても更にそれが続くんだよ。ハジケ人間にされる感じ」
マルローネは、そう付け加えた。
……かなりトンデモない状態にされるのだ。
……クライスもコテンパンになるのなら……
マルローネは考え込む。
「まあ、詳しくはまた明日かな」
マルローネが考え込んでいる所で、マナちゃんはベッドに沈んで消えて行った。
……また器用な退場の仕方で……
「コテンパンに……あっ……」
マルローネは、ちんこ復活を感じてクライスにジト目を向ける。
「取り敢えず、明るい場所でマリーとこうしてみたいと思ったら……」
クライスはマルローネを抱きしめる。
お腹を少し浮かせて、マルローネは復活したちんこを入れるようにスライドする。
マルローネが動いて入れるばかりなので、慣れた動きになってきた。
「んぅっ……」
マルローネがちんこを入れる時の顔をして、少し悩ましい吐息を吐く。
そして、またお腹をべったりとくっつける。
「明るい所で、コテンパンにされちゃうの?でも、クライスもコテンパンにされちゃうんなら、いいかも……」
マルローネは、くっついているんだから究極近いクライスに、ジト目を向ける。
「……更に刺激的な展開になりそうですね……」
クライスも、マルローネを抱きしめながら呟いた。
……翌日……
魚探しすら、もう黒くてでかいプニプニだけでやれるらしく、訓練と称してフラグゲームをする。
更に疲れない感じで、夢中で走り込む。
そして夕方……
マルローネとクライスは別々で寝る事になった。
でかいプニプニにも、黒、赤、白、透明と4つ出来た都合で、外で寝る事も可能になったので、マルローネは、川の近くの林でマナちゃんと寝る事を決めた。
クライスはキャンプ地で、黒いプニプニベッドで寝る。
「こんな素敵な月の下で、安全にハダカで寝られるなんて……夢のような話よねぇ……」
マルローネは月を眺めながら、紫のタベクサを齧る。
お酒……甘いワインの味がするタベクサ……
まさに贅沢の極みである。
「水も少ししか循環してなかったけど、マリーのお陰で、こんなに復活できたのは嬉しいね」
マナちゃんも、月を見上げてそう話す。
……気持ちのいい、涼しい風が吹いた。
……赤いプニプニベッドが生ぬるい的な暖かさで、寒ければ沈んで逃れれば良いし。
「こんな贅沢しちゃうと、普通の旅はなんか、ずっと辛い思いになりそうだわ……」
マルローネは呟く。
ひたすら、そこら中に群生しまくってる緑の匂いがする。
この場所には、道すらない。
「これがね〜……旅する理由が出来ちゃうんだなこれが。いつの主様も、旅しまくってたって何となく知ってるんだ。誰なのか、どんな人なのかは全く覚えてないのにね」
月を見上げたまま、マナちゃんがそう話す。
そんな優雅な夜……
「はっ……!」
……朝。マルローネはいつものようにズバ起きる。
なんか久しぶりに、単独目覚めで誰も驚かさない朝。
空は紫色の朝焼けで、ベッドから一面の朝焼けというのは、もはや圧巻だ。
……マナちゃんは、赤いプニプニベッドの中から、違う色のプニプニベッドへと移動していたりするみたいで、居なかった。
マルローネは、朝焼けを眺める。
……後の事はもう、朝焼けが終わってから考える。
昨日の夜の齧りかけのタベクサも齧る。
……コテンパンになる日……だったな……と思う。
朝焼けは見事で、今日は天気も良さそうだ。
……もっと曇っていたりして欲しいものだが……
……いっそ雨でもいいのだけど……
マルローネは朝焼けを眺める。
朝焼けの紫色は、薄くなっていく。
……何か違和感があると思ったら、この世界、山が見当たらないのだ。
山みたいになっている森やら林ならあるんだけど……
……朝焼けは終わっていく。
明るい世界で、マルローネは1人ぼ〜っと過ごす。
齧っているタベクサが未だ無くなってないけど、1本はお酒的に多い。
……勿体ないからって齧ってるけど、なんか酔っ払ってる。
赤いプニプニは少し冷たくなってきて、外は暖かくなってきた。
なんと都合の良い事か。
……なんか、動きたくなったな……
そう思うと、赤いプニプニベッドがぴくり、と動いた。
……これはもしや……
マルローネが思うと、赤いプニプニベッドは動き出す。
そして、行きたい場所へと動くのだ。
……星の形の小さい花を近くで見たくて、移動してみる。
真ん中に、小さい花の割には大きな黄色い鼻が伸びている。
……木の上に咲いた、真上を向いて咲いてる花にも、それを更に上から見たくて移動する。
赤いプニプニは縦に伸びて、マルローネを思う場所へと運んでくれる。
……花びらに葉っぱ的なスジがある、葉っぱみたいな花。
……そして赤いブラシみたいな花を見つけ、やたらでかい葉っぱの木を見つけ……
マルローネは、赤いプニプニ移動に夢中になる。
そんなこんなで動き回っていると、赤いプニプニベッドから、マナちゃんが生えて来た。
「おお!?生えて来たね」
マルローネは素早く、その頭に手を被せる。
生えて来たマナちゃんは、顔だけでストップした。
「イジワルしてきたね?」
そんな事を言いながら、マナちゃんの頭はくるくる回り出す。
「キモ!キモい〜!」
マルローネは離れて、身体ごとくるくる回りながらマナちゃんが生えて来た。
身体も回ってるのが確認出来るなら、そんなにキモくない。
「まだプニプニベッド、大きさは変わらないけど、更なるエネルギーで圧縮出来るようになるかな。そこまですると、これが服になれたりするね」
全部生えて来たマナちゃんは言う。
「わお。私のエネルギー……凄い事になるんだね……」
マルローネは赤いプニプニベッドを見る。もはやプニプニの形でもない。
……平たい感じになってるし。
そして、そのプニプニベッドから細いやつやら太いヤツやらの、無数の金色の毛が生えて来た。
「今はともかく最優先で、コッチの機能にエネルギーを使ってるんだけどね」
マナちゃんは、そんな金色の毛に絡め取られる。
マルローネも、金色の毛に絡め取られていく。
……凄く柔らかくて、少し温かい。
「絨毯?」
マルローネは無数の毛に手を振って、ふわふわさせてみる。
毛とは言えないくらい太いのも、ちらほら混じっている。
「エネルギー吸収用の口だよ?マリーの中に入ったりハジケさせたりするよ」
マナちゃんは笑顔で言う。
完成した能力が誇らしげだ。
「うげ!?この量は反則じゃない!?」
マルローネは苦笑いを浮かべて、金色の毛をふわふわさせる。
手を避けるように、それぞれの毛が上手く動くのだ。
「反則って……」
マナちゃんも、マルローネの動きを真似て、ふわふわさせる。
そのうち、伸びていた毛は、全部引っ込んだ。
「さてさて、明るいうちに、クライスの所に戻るよ。マリーをコテンパンにして僕のエネルギーもがっぽがっぽ稼がないと!」
やる気のマナちゃんが片手を上げる。
赤いプニプニベッドは、どこかへと進んで行く。
「コテンパンにされるのか〜……でも本当にクライスもコテンパンに出来るの?」
少し早めの移動をする、赤いプニプニベッド。
マルローネは存分に髪をふわふわさせて、風を感じながら、マナちゃんに尋ねる。
「ワフールから弱点を聞いてるから、出来るハズだよ」
マナちゃんは答える。
「男の子の弱点も知ってるの〜?」
マルローネは呆れ顔になる。
……どれだけ変態野郎なのか。
「そうみたい。女の子の役回りをする男の子も調理してたって言ってた」
マナちゃんはそう話す。
ワフールと一緒に過ごす時間は長いから、色々と話していたりするそうで。
赤いプニプニベッドの移動中、マナちゃんと色々と話す。
マルローネは、なんか手持ち無沙汰から、マナちゃんを抱いてみる。
マナちゃんも、大人しく抱かれて過ごす。
「……なんか、落ち着くらしいね?」
大人しく抱かれてるマナちゃんは、しばらく黙っていたけれど、そう呟く。
「ん?落ち着く?」
マルローネがそんなマナちゃんを見る。
「ワフールも、時々こんな感じになるから。人間は、みんなそうなのかなって」
マナちゃんは、赤いプニプニの進行方向を見たまま、そう話す。
「ワフールも時々、マナちゃんを抱いてるの?」
マナちゃんの柔らかい身体を手のひらで確かめながら、マルローネは尋ねる。
「うん。時々ね」
まるで反応の無いマナちゃんは、相変わらず進行方向を眺めたまま答える。
「きっと、1人だと寂しいんだろうね?」
マルローネも、進行方向を眺めて呟く。
赤いプニプニベッドは、川を渡る。
草の上を滑るように、川の上も滑って移動していく。
「向こう岸が見えないね〜……」
マルローネは呑気に周りを眺める。
「この川も広くなったよね。僕の力がどんどん戻っていて、気分も上々だよ」
今度は金の毛に、ぐるぐる巻きになっているマナちゃんが言う。
「……器用ねぇ……」
マルローネは振り向き、そんなぐるぐるアーマー状態のマナちゃんを見る。
「なんか、色々と跳ね返せそうだね。これ」
マナちゃんは戦うポーズを取る。
ぐるぐるアーマー状態でも、普通に動けるのも驚きだ。
でも、そのくらいこの毛が器用に動くのだから、まあ納得ではある。
……赤いプニプニベッドは、川を渡り切り、向こう岸の森へと入る。
木々の密度が凄く、人が歩いて入るなんて出来なさそうな森。
赤いプニプニベッドは2人を中に取り込み、背の高い草の上、木の幹や枝を器用に変形して、避けながら進む。
……慣れた動き……にも思える安定した迷いの無い動きに、マルローネも感心する。
そして森の中、木々が無く花の咲き乱れる場所に辿り着いた。
背の高い草達は無く、深い緑色の複雑な形の、背の低い草がこの辺りを支配している場所。
その合間合間に、なんか色々と数え切れない種類、色の花が咲き乱れているのだ。
「ぉわ〜……」
赤いプニプニベッドの移動は非常にゆっくりになり、マルローネはプニプニベッドの上でこの場所の景色に夢中になった。
「マリーが好きそうな場所でしょ?ドーナツ森の泉、とでも名付けようかな」
マナちゃんがイタズラっ子の笑顔をして、そう話す。
「なるほど……こんな場所ならコテンパンにされてもいいかも……って思わせる計画だったのね」
マルローネは辺りを眺め回りながら、そう話す。
……森なのに、この場所だけ空が見える。
「色んな場所があるけど、きっと今の所はここが、マリーに気に入って貰えそうな場所かな」
マナちゃんは言う。
マルローネは言葉も無く、辺りを眺め回り続ける。
……森に囲まれてる場所。オマケに花が咲き乱れている。
……よく見ると、花に紛れて七色タベクサもあり、花と一緒に揺れていたりする。
赤いプニプニベッドは、更に進む。
この花の咲き乱れている空間も、広かったりするのだ。
そして、少し進むと青いプニプニベッドと泉が見えて来た。
「泉!しかも水が綺麗な感じする!」
マルローネは目を見開く。
ドナースターク道路時代にも泉は出くわしてるのだけれど、泉と言うよりも沼だったから、綺麗な泉を見るのは初めてだ。
赤いプニプニベッドは更に進み、クライスの乗っている青いプニプニベッドとくっつく。
そしてそれは、泉の真横だった。
「クライス!結構ここで待ってた?」
マルローネは、クライスをちょこっとだけ見て、そして泉を見てそう言う。
……泉には流れがあって、そこに浮かぶ幾つもの花が揺れている。
……花の浮かぶ泉……
こんなの、誰だって夢中になるだろう。
「ひゃうっ!?」
そんなスキにお股をさわさわされて、マルローネは背筋を伸ばし、ビクッと震える。
そしてクライスを見ると、クライスは離れていて触れる距離には居なかった。
マルローネは自分のお股を見る。
いつの間にやら、マナちゃんが取り付いていた。
「ちょっと!?」
マルローネは、マナちゃんの手を掴む。
「早くコテンパンになって、僕にエネルギーを頂戴よ」
掴まれると、マナちゃんは動きを止めて、マルローネにジト目を向けた。
「もう!その予定なのは知ってるけど、もう少し覚悟的な何かが必要なのよ!?」
マルローネは、顔を赤らめて言う。
「まだお昼だから、まあ……待ってもいいけどね〜……」
マナちゃんは、そう言うとマルローネから離れ、クライスにくっついた。
今や赤いプニプニベッドと青いプニプニベッドはくっついているのだから、地続きだ。
「な……なぜ僕に……!?」
クライスも戸惑う。
しかも、マナちゃんがちんこに手をやり、クライスもその手を掴む。
「今日はマリーをコテンパンにする日だから、クライスに頑張って貰わないと。色々とじっくり見たいんでしょ?」
マナちゃんはマルローネを見て、クライスの顔を見る。
「そ、それは……」
クライスは、そんなマナちゃんの真っ直ぐな瞳に、顔を逸らす。
「じゃあ、マリーの色んな所を見て、悩殺されればいいよ」
マナちゃんは、防御の構えになっているマルローネをロックオンした。
「うぐぐ……食いしん坊め……」
マルローネは後ずさるも、赤いプニプニベッドはマナちゃんの味方なので、足が埋まる。
既に陽の光に晒され、白い肌はバッチリ見えてるし、金色の陰毛も、確かに金色だとクライスにも判る。
……ボリュームのある金髪に、かなりレベルの高い裸体……
薄暗い七色世界で見ても、文句のつけようの無い美女だったのに、こうハッキリと見せつけられると、放心状態にもなる。
しかも、マナちゃんの方も幼いとはいえ、銀髪で美女なのだ。
悩殺されているクライスのちんこが勃った。
「ちょっと!なんで突然やる気になるのよ!」
マルローネは得意の苦笑いで、クライスのちんこに気付く。
やたらピンク色の頭が、なんか黒い茂みから顔を出すのだから、気付くというものだ。
「よし!クライス!マリーをコテンパンにするのだ!」
ノリノリのマナちゃんが大きく振りかぶり、マルローネに人差し指を向ける。
マルローネの足は更に沈み、しかも開かれていく。
更に赤いプニプニベッドから金色の毛が生えて……青いプニプニベッドからはほんの僅かに水色に見える、ほぼ透明な毛が無数に生えて来た。
「ちょっと!なんでそんなにコテンパンにする気満々なの!?」
絶望の布陣を見て、マルローネは涙目になって訴える。
ついでに金色の毛に、身体を縛られつつあるし。
オリンジン・グランド、フリージア先生
ハゲルジムに居る、トレーニングの先生。
シューマッハー・ドナースターク
ドナースターク家のご隠居様。
エグルドレイブ・ハーレイス
釣り人 騎士団のお兄さん。
ワフール・ハイラム
異世界のエロ魔人
デイドリオン
デイドリオン・アイン
デイドリオン・ツヴァイ