3
「んあっ……」
ワフールの手は動き、マルローネの頬から首筋、そして肩や腕を撫でる。
そうされると、マルローネは声を上げて、身体を震わせる。
「もう少し、遠慮なく声を上げてくれていいぞ?」
ニヤケた声で、ワフールは言う。
「うぅ……これはエロい……エロいよ……」
マルローネは、不器用に泣き言を言う。
「まあ、まだ固いから、楽しもうにも楽しめないのだろうけどな?」
ワフールは言いながら、マルローネの脇腹に指を立てる。
「ひゃんっ!……もう!」
マルローネは、笑顔でワフールに顔を向ける。
脇腹を突かれては、笑うしかない。
「しかし、見れば見るほどマリー……お前はいい女だな……落伍者だとしても、これほどの容姿なら、大釜の家に捨てる事も無いだろうに」
ワフールはマルローネの髪に指を掛けて、マルローネの顔を、胸を眺めて話す。
「そ、そうかしら?やっぱりそう思う?……てゆうか、やっぱり捨てられたのかしら?」
マルローネは、ふと考え込む。
……捨てられた……ようにも思えるし……
「ただ、この世界では、この世界の有様を変えてしまうぐらいに、価値のある人物のようだけどな?」
ワフールは周囲を見る。
少し霧が出て来て、ナナメ上に向けて、水滴が飛んで行くのが見えた。
「え?何?」
マルローネにも、そんな霧とナナメ上に飛んで行く水滴が見えた。
幾つも幾つも……
「雨か……?」
下から上に向けて、雨が上がって来てる。
タベクサの葉っぱを伝い、水滴を大きくしてから、ナナメ上に飛んで行くのだ。
……寒くはない。むしろ少し暖かい感じ。
「この世界は、どう変わるものなのか……」
ワフールは呟く、そしてマルローネの顔に、顔を戻した。
「こんな事してる場合じゃ、ないんじゃない?」
マルローネは笑顔を向ける。
「確かにそうかも知れんが、俺がそれでは済まんだろう。本懐を果たすまでは、ここで楽しませてもらう」
ワフールは、マルローネの肩を掴む。
「デスヨネー……」
マルローネは苦笑いを見せる。
「マリー、お前はやはり、嫌か?」
ワフールは問いかける。
「それほど嫌じゃない……かも。こういうの、興味はあったし。捨てられたなら、楽しんでから死んだ方がいい……かな?とか思うし」
おっぱいを守る構えのまま、両肩を掴まれているマルローネは答える。
「……だよな?なら少しハジケてもらうか……」
ワフールはそう言うと、少し後ろにズレて、マルローネのヘソを見る姿勢になる。
……丁度、ヘソから股を見るような感じ。
「そ、そこ!?」
マルローネは慌てる。
「……なぜ慌てる?」
ワフールはマルローネを見る。
「いや、慌てるでしょ……なんかホラ、そこって汚いし」
マルローネは答える。
「しかし、ここの毛も金色なのは、凄いな。貴族様でも、こんなじゃないだろ?」
ワフールは褒める。
「え?……凄いって事?」
褒められ言葉に食いつくマルローネ。
「美しい、って事でいいぞ。と、言うか……ここにちんこを入れる……んだが、それは知ってるか?」
ワフールは、自分のちんこを示す。
赤黒い、長い棒が反り返っている。
「……え?いつの間にそんな感じに?い、犬みたい……」
マルローネは、示されたちんこを見る。
犬のなら見た事ある。
「まあ、まだ入れたりはしない。楽しんで貰いたいからな。少し揺らすだけだが、びくんびくんしたりするぞ?」
ワフールは、そう言うとマルローネのヘソの下に指を置く。
「揺らすと、びくんびくんするの?」
マルローネは、そんなワフールのちんこを凝視する。
……ワフールは、マルローネのヘソの下に置いた指を小刻みに、左右に揺らす。
「ん?……あれ?」
マルローネは思わず声を上げる。
……ちんこを左右に揺らして、びくんびくんさせたりするのかと思っていたけど……
……それとは違う……?
指は少し下にズレる。
……敏感なトコロに近づいてる!
「あっ!それタンマタンマ!ヤバい事になりそう!?」
マルローネは大声を上げる。
指は止まり、ワフールは呆れた顔を向ける。
「覚悟を決めてくれ。1度ヤバい事になっておかないと、楽しめないもんなんだから」
そして、なんかワフールに注意される。
「そ、そうなの?……」
マルローネは、少し起こした身体を戻す。
ぶるぶるされて……
更にポイントを下にされて……
「あ〜……ヤバい事になる〜……絶対……」
マルローネは顔を上げて、ワフールとは全然違う方を向いて、弱音をアピールする。
「やりづらいな……マリー」
ワフールは苦笑いを浮かべる。
そして更にポイントを下にズラす。
「ん〜……ん〜……っ」
指のポイントは、ヘソから少し遠のいた。
マルローネは、おっぱいを守る構えのまま、身体を硬直させる。
「……」
そんなマルローネの姿を見て、ワフールは指のポイントを更に下げる。
「んあっ!う〜〜〜〜〜〜っ!!」
マルローネは身体を弓なりに逸らし、ワフールはそんなお尻を捕まえて、ポイントを揺らし続ける。
「ヤバいっ!待ってっ!!」
マルローネは足を開き、おっぱいを守っていた両手を解いて、ワフールの手を掴もうと背中を丸める。
「んあ〜っ!!あ〜っ!!」
それでも更にポイントを揺らされて、マルローネは全身を震わせて、果てる声を上げる。
ワフールは、そんなマルローネを抱くように捕まえて、深く抱きしめる。
「ハジケて零れたな?」
びくんびくんと震わせるマルローネの身体を、深く抱きしめるように捕まえて、ワフールは耳許で言う。
「……ヤバいの来た……ヤバい感じになった〜……はぅぅ……」
足を開いて、胸を合わせて抱き合う形になって、マルローネはワフールにしがみつく。
「びくんびくんしてたな。初めてハジケた感想はどうだ?マリー」
ワフールは、マルローネの背中をまさぐりながら、そう尋ねる。
「ヤバかった……今は本当にやめて……」
ちょっとだけ、涙が零れてる。
マルローネは、ワフールにしがみついたまま、呼吸を整える。
「心得てるさ。だが訓練しておかないと、楽しめないのがセックスってヤツでな」
ワフールも、マルローネの背中を捕まえる。
まだぴくん、ぴくん、と震えている可愛い身体。
……霧が葉っぱを隠して行く。
……ナナメ上に水滴は登って行く。
……時折、葉っぱが揺れる音がしてる。
……水滴は、2人を濡らしていく。
「落ち着いたか?」
時間が経って、ワフールが尋ねる。
「……うん。……あ、キスする?」
深く抱き合ったまま、マルローネは気を利かせてみる。
「……頼む」
ワフールは、背中を捕まえていた手のひらを、後ろ頭へとズラす。
……唇を合わせて、口を開く。
「んっ……」
「ちゅっ……」
唇の水音的なのが、耳に届く。
……凄いポーズで、ワフールにしがみついたものだ……
マルローネは思う。全裸で足全開……犬のちんこ的な感触が、太ももにある。
「入れていいか?」
ワフールが尋ねる。
「……いいよ……って流れだよね?」
マルローネは、ナナメ上に飛んで行く水滴を眺めて、そう言ってみる。
「まあ、そうだな」
ワフールは、その身体でマルローネの身体を押して、寝かせる。
マルローネは両手を上に上げて、ワフールの顔を眺める。
「今度は……あまり気持ちよくはならないと思うが」
ワフールは、ちんこを構える。
マルローネは、それを見つめる。
「そうなの?さっきのヤツが来たりしない?」
マルローネは尋ねる。
「来て欲しいか?」
ワフールは顔を上げて、マルローネの顔を見る。
「いや、なんか怖い……かも」
マルローネは、苦笑いで答える。
「そうか。さっきからは……それなりに時間を置いたが、まあ充分ではないだろう。ただ、これは痛いばかりの場合が多い。血が出るなら、出しておこうというだけだ」
ワフールは言うと、マルローネの股を撫でる。
「ん〜っ……」
マルローネは強く目を閉じて、びくっ、と反応する。
撫でてから、また同じ所を同じように撫でる。
「少し臆病になってるか?」
ワフールは問いかける。少しニヤケた声色。マルローネは目を開ける。
そんな凄い感覚でもない……
「元々、臆病なのかも……」
そう言って、ワフールの顔を見る。
「これほど優しくしているのに……」
同じ動きで股を撫でながら、ワフールはため息がちに言う。
「残念な感じにならないでよ……」
マルローネは上げた両手で、またおっぱいを守る構えに戻る。
……でもなんか、もうハダカを見られまくるのにも、慣れて来た感じ……
股を撫でられて、なんか撫で続けられて……
でもそれは、あまり強烈な感覚にはならない。
……きっと、そういう撫で方なのだろう。
下からナナメ上に飛ぶ水滴は、数を増やしていて、2人を濡らしている。
「……そこ、好きなの?」
マルローネは尋ねる。
……自分で注目はしない場所。
……金の毛は、注目してみたりする事も、あっただろうけど。
「まあ、好きだな。この白い肌……金色の毛……大体の男に見せれば、釘付けになるだろうな」
ワフールは、平常心で答える。
「……褒められても、なんか恥ずかしいんだけど……」
マルローネは、股を撫でられているのを感じながら、そう話す。
「素直に感想を述べたまでだがな」
……風が吹く。
……風が吹いているのに、その風に関係なく、水滴はナナメ上へと飛んで行く。
……ゆっくり飛んで行く。
「なんだか夢みたい……」
マルローネは、水滴を目で追う。
「ふざけた世界だが、こんな事は今まで起こらなかった。マリー、お前には何かがあるんだろうな」
ワフールはそう言って、退屈に撫でていた手を変えて、太もものつけ根を掴む。
「えっ?……ちょっ……」
マルローネは反応して、身体を起こす。
「忘れない内に、入れておかないとな」
ワフールは身体を寄せる。
マルローネからすれば、また覆いかぶさって来る。
「ま、まあ……ぼちぼち覚悟も決まってる……かな」
マルローネは、太ももから腰へと撫で上げられ、身体をひくつかせながら、起こした身体を倒す。
「それは何より。いい声を聞かせて欲しいものだ」
水滴に濡れた身体を、撫でられ掴まれ……
「一気にエロい感じ……っ……ひゃんっ!」
マルローネは、嬉しい反応を見せる。
そしてすっ、とワフールはちんこを入れる。
腹を合わせて、マルローネの腰を、背中に指を立てる。
「あぅ〜っ……熱いの入った……ぁ〜っ……」
マルローネは、おっぱいを守る両手を開き、ワフールにしがみつく。
「痛みは無かったか?」
マルローネの唇の傍で、ワフールは尋ねる。
「ちょっと……なんかあったかも……ぉおっ!」
マルローネは反応する。
中に入ったちんこよりも、腰の辺りをくすぐられる感じに、強く反応する。
「んっ……こしぃ……っ……だめぇっ……」
ワフールにしがみついて深く抱かれ、マルローネはワフールの背中に、お返しで指を立てる。
「お……乗って来たか?」
触れる程に近い唇が、そう話す。
「ワフールに効かない……んむっ……ちゅっ……ちゅっ……」
口を塞がれるようにキスをされて、マルローネは少し大人しくなる。
……深く入ったちんこが、少し動く。
ワフールの手が、おっぱいに掛かる。
「……はぁ……ちゅっ……はぁ……んむっ……ちゅっ……」
呼吸と唇の音……
マルローネはおっぱいを揉まれて、身体をヒクつかせる。
……なんかセックスしてる感、出て来た……
そんな事を思う。
「……はぁっ……あんっ……あんっ……」
キスが離れて、ワフールは両手でマルローネのおっぱいに取り付く。
乳首を弄られ、マルローネは両手を開いて、声を上げる。
……なんかもう、いいや。気持ちよくていいや……
「あっ……あっ……あうぅっ……あんっ……あんっ……」
ワフールは降参してるマルローネの身体を、手のひらで食み回る。
すっかり頬を染めて、マルローネは気持ちよさそうな顔で喘ぐ。
「いい声だ。それに、楽しそうじゃないか?」
ワフールは悪人の笑みを見せて、マルローネの立派なおっぱいを眺める。
……また風が吹いてゆく。
「はぁ……楽しい……かも……はぁはぁ……」
マルローネは目を開けて、ワフールに向けて微笑む。
「ふふっ……マリー、お前は本当にいい女だな」
ワフールも笑みを向ける。
そして、マルローネのお腹と、おっぱいを撫でる。
「なんか、今の私、かっこいい感じした」
マルローネは唇を尖らせて、身体を起こす。
「確かに。やれば出来る感じするな」
ワフールはそんな唇に応える。
「う〜〜〜……」
マルローネの尖らせた唇は固く、そのまま変な声を発して来た。
「ぶっ!?子供か!?」
ワフールは顔を離して、思わず吹き出す。
「へへへ〜……せっかくだから、楽しまないと、だよね」
マルローネは、ワフールの身体へと両手を伸ばす。
古傷がやたらと見える身体……そんな傷に、今気付いた。
「ワフールは、色んな事があったんだね?」
古傷に気付いて、マルローネは顔を上げる。
ナナメ上に飛んで行く水滴は、2人を大いに濡らしている。
「……まあな。だが今はそんな話は無しだ。楽しく、ないだろうからな」
ワフールは、マルローネの身体をまた撫でる。
「あっ……ズルいっ」
びくっ、と反応して、マルローネはまた降参のポーズになる。
「今は楽しむ時だろ?」
繋がったまま、ワフールが動くと、マルローネの中でも動くのを感じる。
それよりも、おっぱいを弄る、お腹をさするワフールの手に、マルローネは息を荒らげる。
「ん〜っ……」
身体を反らして目を細める。
なんか、そうなってしまう感じ。
……中のちんこを、ぎゅ〜ってしてる。
「あぅ〜……っはぁっ……はぁっ……」
マルローネは、身体を反らしたまま、びくんびくんした。
「さて……」
ワフールが身体をズラして、中のちんこが進み、行き止まりに当たる感じがする。
ワフールの身体が重なって、マルローネはその身体にしがみつく。
「これ……どうなっちゃうやつ?」
マルローネは尋ねる。
「どうなっちゃう……とは?死ぬみたいな話か?」
ワフールがマルローネの首筋に唇を当てて、話す。
「ぞわぞわして、びくんびくんする」
マルローネは、ワフールの身体を手のひらで撫でながら、そう訴える。
……随分と水滴に濡れてる。
目を開ければ、水滴は未だにナナメ上に飛んで行く。
霧は深くなっているような……
「しかし、柔らかい……いい身体だ。マリー……」
首筋にキスをしたり、舌を這わせたりしながら、ワフールは話す。
「なんか、ヘビに捕まった獲物みたい」
ワフールにしがみつくように手を回し、いいようにぴくんぴくんさせられながら、マルローネは呟く。
「まあ、そんな感じもあるな」
ワフールは水滴に濡れた肌を、手のひらで確かめながら話す。
「ところで……いつまでこんな感じになるものなの?」
マルローネは尋ねる。
いざ、男女でこうなる事など、聞いた事も無いのでさっぱり分からない。
「……大体、3日ぐらいかな……こうなったら長いものだぞ?」
ワフールは嘘を吐いてみる。
「そんなに!?こういうのって大変なのね……そしたら、結婚とかもしなきゃなの?」
マルローネは、ワフールの嘘を素直に信じて、更に尋ねる。
「そうだな……俺達の場合は、こんなふざけた世界に居るから、結婚云々も無いだろうが、普通は結婚……という運びになるだろう」
ワフールは嘘を重ねる。
……また、風が吹いていく。
決まった方向に風が流れてる感じではなく、色々な方向に風が吹く。
「私の旦那様かぁ……まぁ、落ちこぼれ同士仲良くしなきゃ、かな?」
マルローネから、ワフールの首筋に唇を寄せる。
自分がやられたように、キスをして……舌を這わせた。
「結婚なんて、最初はそんなもんだ。仲良く出来れば、色々と先も明るいだろう?」
ワフールは、そんなマルローネの頭を撫でる。
「まぁ……そうなのかもね。運命の人が旦那様ってマダムの話は、聞かないもんなぁ……」
騙すワフールと深く抱き合ったまま、マルローネは呟く。
「背中が痛いとか、無いか?」
ワフールは、そんな気遣いをしてみる。
「え?そうよね。痛くなったりしそうなものだけど……感覚が無い訳じゃないけど、なんか平気ね」
マルローネはケロリとして、そう答える。
……ワフールは、未だに強く勃起したままの、自分のちんこにも疑問を抱く。
……気持ちは、治まっているのだ。
……ふざけた世界……という事か。
「あれ?夕方?」
霧の色がほんの少し赤いのに、マルローネは気付く。
ワフールも、その方向を見る。
「……確かに。夕日の色に見えるな」
ワフールは、マルローネの両腕をしっかり掴むと、身体を下にズラす。
あれだけ勃起していたちんこは、抜けると萎む。
「あれ?抜けるんじゃん……」
マルローネは抜ける感覚に少し痛みを覚えて、でも立ち上がるワフールを見上げる。
そして、マルローネも立ち上がる。
「3日とか言うのは嘘だ。まさか信じるとは思わなかったが」
ワフールは立ち上がるついでに、地面のタベクサを1本掴み、ちぎる。
「何〜!?本当に信じたんだけど!?」
マルローネも、タベクサを1本掴み、ちぎる。
……正直、お腹減った。
2人は、葉っぱだらけの壁に向かって歩く。
「夜になれば、歩くのは辛いな」
枝葉の隙間に足を落としても、高い所から落下はしないだろうけれど、足を挫きそうではある。
「もう夕方なら、夜になりそうだね」
タベクサを齧りつつ、マルローネも壁へと向かう。
壁の枝葉は結構、隙間だらけ。
その隙間から、外が見える。
霧でぼやかされているけど、ナナメ上に降る雨の向こうに、夕日が赤々としている。
……幻想的な景色。
「ほわぁ〜……」
マルローネは感嘆の声を上げる。
ワフールも、言葉も無くその夕日を見つめた。
夕日を眺めながら、タベクサを齧る。
……ほんのりと甘さがある、当たりのタベクサ。
1本食べれば、お腹も落ち着くサイズ……
「川沿いの木って、みんなタベクサの木かしら?」
マルローネが呟く。
しかし、この場所が高すぎるような……
「違う木もあるだろ……むしろタベクサの木は、記憶に無い……あるのなら、タベクサを商人から買う事も、無かったからな」
ワフールも呟き返す。
そしてタベクサを齧る。
「……買ったんだ?」
マルローネは沈み行く夕日を眺めて、話す。
「あの大荷物の蛇が居ただろう。あの商人から細くて短いやつを買った」
ワフールはまた、タベクサを齧る。
……瑞々しさがオカシイ。水分が多すぎる感じがする。
……もはや別物なのだ。
「……股の汁で、なんか小さいプニをいっぱいにするやつ?」
マルローネは聞く。
なんとなく、会話をしていたい気分……
「いや、普通は……いっぱいになどならないらしい。マリーの時は、すぐに満たされたようだが」
ワフールは話す。あまり話したくない事だった。3回程、ハジケる必要があったからだ……
「価値が違う……ねぇ……」
マルローネは上の空で、その話を聞く。
そして長くて太いので食べ終わらない、タベクサを齧る。
……なんか見事な夕日を覗き眺めながら、2人はタベクサを齧る。
壁のように伸びる、タベクサの大木の枝葉は硬く、マルローネが寄りかかっても、ほんの少し、しなるだけで、丈夫なものだ。
……夕日は沈んで行く。
影は濃くなり、暗闇が増えて行く。
「全く何も見えなくなりそう……」
マルローネは呟く。
「夜が来るなら朝も来るだろう。少し寒くなったりするかも知れないな」
ワフールも呟く。
「あの寒さが来たら、死ぬしかないね……」
マルローネは不安を漏らす。
「こんなに濡れネズミだと、死ぬしかないが、これほど暖かいなら、眠れそうでもあるな」
ワフールはそう言うと、マルローネに寄り添う。
……いよいよ日は沈んで行く。
「まだ地面が見えるウチに、枕を決めないとな」
ワフールが言い出し、マルローネは頷く。
暗くなれば、寝て過ごすしかないし。
「……ここかなぁ……」
具合の良さそうな葉っぱの重なりを見つけて、その場所に頭を乗せる。
葉っぱの1つ1つが強靭で、2枚も重なっていれば、もはやビクともしない。
……どんな植物だ。
そして、身体の方も具合良さそうだ。
そんなマルローネに、ワフールは身体を重ねる。
マルローネは、そんな風に身体を重ねて来る、ワフールを受け止める。
……別に受け止めなくても良かったかも……
受け止めてしまってから、マルローネは思う。
かなり広大な場所だから、わざわざ重なる事もないけれど……
……まあ、別にいいか……とも思う。
暗くなる。暗くなると、全くの闇となった。
……何の光もない……
葉っぱの受ける水の音、弱く流れる風の音がする。
いよいよ、日は沈み切ったようだ。
「あうっ!?」
……おっぱいを揉まれて、乳首に触れられて、マルローネは声を上げる。
触覚だけが頼りの状況で、その触覚がエロで染まる……それでいいのか……
「こんな時に始めるの?」
マルローネはあまり抵抗するでもなく、尋ねる。
「こんな時って……暗闇で、他にやる事なんて無いだろう?」
ワフールも平常心な感じで答える。
「そ、それも……一理あるね」
マルローネは、なんとなく納得する。
「マリー、お前の父さん母さんも、こんな感じでお前を仕込んだんじゃないか?」
ワフールはそう話す……おっぱいを守ろうとした腕を優しく持たれて、手を上げるように持ち上げられる。
おっぱいを撫でられ、乳首を指で弄られ、マルローネは身体をうねうねする。
「……仕込む?どうゆう事?」
マルローネは暗闇に尋ねる。
「都会っ子は、モノを知らなくてイカンな?」
暗闇は、乳首をちょっと強くつまむ。
「うぬぅ〜っ!」
マルローネはそんな暗闇に、変な呻きで応える。
「ふふっ……」
ワフールが鼻で笑う声。
「都会っ子じゃないんだけどね。田舎出身なんだよね〜……」
マルローネは、そう話す。
「それで知らないもんか……まあ、子供が出来るってだけなんだが」
ワフールはそう言うと、お腹の方に手を下ろす。
「私……お母さんになるって事?」
お腹とか腰……足を撫でられまくられながら、マルローネは尋ねる。
「なったり、ならなかったりするな」
ワフールは少し笑ってるような声色で、太ももからお尻、股へと指を滑らせる。
「う〜っ!……お母さぁ……ん」
マルローネは、可哀想な感じの演出の声を上げてみたりする。
……キスで口を塞がれた。
「あんっ!はぁんっ!はぁっ……はぁんっ……」
……暗闇をいい事に、マルローネは大胆に足を開き、ワフールの手は太ももの付け根、股をマッサージする。
ちゅっ……ちゅくっ……
溢れた股の汁が音を立てて、マルローネの耳にも届く。
キスは続き、唇の音だったのかも……
「いよいよ本格的に、女になる時が来たな……」
キスが離れて、マルローネの鼻先で、ワフールが話す。
「う〜……っ……ふあぁっ……はあぁっ……」
マルローネは、開いた足を落ち着かなく揺らし、手を上げたまま、少し身体を反らす。
「あぅ〜……っ……あ〜……っ……エロい人にされるぅ〜……っ……っ……」
ワフールの手のひらに、肌を捕まえられると、マルローネは身体をひくひくさせて、女の声を上げる。
「いい声を上げる。本当にいい女だ」
ワフールは更にマルローネの肌を撫で回る。下から飛び出し続ける雨に濡れて、手のひらは引っ掛かりもなく、よく滑る。
「んああっ……!あんっ!……」
……2人はエスカレートしていく。
マルローネも、ワフールの身体を撫で回す。
何も見えない暗闇に、お互いを求め合うように手を動かし、マルローネは足を開いて腰を浮かせる。
……ワフールは、言葉もなくそんな求めに応じて、ちんこをマルローネに差し込む。
「おねだりに応えておくか……」
そんな、余計な一言。
マルローネは……お股の口を、押し広げられるのを感じる。
腰を浮かせてしまっているのだから、なんか自然な流れではあるけれど、マルローネはそれを閉じるように力を入れてみる。
「むむ〜……っ……」
差し込むちんこを食い止める。
「おお〜……」
ちんこは突き刺す力を増す。
ワフールも力を入れる。
「ぁおおっ!……無理だったっ……!」
マルローネは突き入れられたちんこに、身体をぞわぞわさせて、ぴくぴくさせながらワフールの身体にしがみつく。
「あーーーっ!あーーーっ!」
ハジケ声を上げる……余計な事をしたと思う。
やたらと深く入って来て、びくんびくんさせられて、涙がぽろぽろと零れる。
……雨でずぶ濡れだから、涙は気付かれ無いだろうけど……
「どれだけ可愛いんだマリー……」
暴れるマルローネの身体を抱きしめて、ワフールは動きを止める。
ちんこがかなり深く入って、マルローネはぴくんぴくんと震えてしがみつく。
……ちゅっ……ちゅっ……
ワフールから唇を合わせて、マルローネはキスに応える。
……マルローネも、暗闇の中……長くイヤらしいキスを楽しむ。
……ちゅっ……ちゅっちゅっ……
「暗闇だと、大胆にハジケるんじゃないか?」
キスが離れて、ワフールは話す。
「……抵抗が仇になったよ……」
マルローネは、ぴくぴくする身体で抱きついたまま、言う。
「なんか面白い事してるな、とは思った」
ワフールは話す。
暗闇で、鼻先から出てくる声は、少し笑いを含んでいるような……
「ぐぬぅ……」
マルローネは唸る。
「気持ち良かったか?」
笑いを含んだ声が尋ねる。
……答えづらい質問……
「まあ、気持ち良かった……んだと思うけど」
暗闇は、なんか人を大胆にさせる……のか。
マルローネは、そう答える。
「そういうもんだ。ピチピチしてたぞ?」
笑いを含むワフールの声は、そう満足気に話す。
ワフール・ハイラム