※この作品はR-18です。

錬金術のアトリエ M,Re 1   作:東京のぷるぷる

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マナの柱の中 4


錬金術のアトリエ M RE 4

4

 

 

 

「さて、マリー……お前はハジケた訳だが、俺はハジケられてない……これは少し頑張って貰わないとならんな?」

抱きしめ合った身体が離れて、ワフールの声。

暗闇はあまりに濃くて、何も見えない。肌の触れ合いだけが、孤独を埋めている。

そしてマルローネの乳房、乳首を弄る。

「あぅっ……どうしたらワフールがハジケるの?」

マルローネは、素直におっぱいを弄られながら、暗闇を探り、ワフールの腕に手を、指を絡める。

 

……こちらは撫でられたりすれば大騒ぎなのに、ワフール側は、少し鼻息が強くなる程度なので、ワフールがハジケる、というのは考えづらい。

「……連続でハジケる事になる、かな」

ワフールは、そう答える。

「本当に〜?なんか、何も感じてないっぽいんですけど?」

マルローネは疑いの声を向ける。

「そんな事はないさ。少し腰を振ったら、ハジケると思うぞ?」

ワフールは、そう答える。

 

……腰を?今、ちんこが深く入っているのに……

マルローネは思う。

「……ちょっと怖いかも。また私がハジケそう」

そして、そう訴える。

「可愛い事を言う」

ワフールの手は、マルローネの顔へと移り、撫で掴む。

「うるさい。怖いもんでしょ?」

マルローネは撫でられる手に、手を添える。

 

2人は重なった姿勢のまま……

……しばらくは、闇の中でゆったりとした時間を過ごす。

「さて……」

ワフールが呟く。

「タンマタンマ!……もうちょっと待って……」

マルローネは、ワフールを制する。

制すると、ワフールは唇を寄せる。

マルローネはその唇に応えて、キスをする。

……ちゅっ……ちゅっ……

全く何も見えない闇……

田舎の闇とは違う。

目が慣れても、何も見えて来ない闇。

「こんな暗闇、初めて。エロでも何でも1人じゃないのは、良かった……」

マルローネはワフールに言う。

「……確かに。ここまでの闇は俺も初めてだ。本当に朝が来るものか……」

ワフールも言う。

ともかく、マルローネは……肩を撫でる手……合わせる唇に安堵する。

 

「さて……」

……全くの闇の中……

また時間を置いて、ワフールが言う。

少し声に笑いが含まれている。

「からかってる?」

おっぱいを揉み撫でるワフールの手に、マルローネも、手を重ねている。

 

……全くの闇の中……不安を慰める、ゴツい手に縋るマルローネの手。

そして、ワフールに言う。

その自分の声にも、なんか笑いが含まれてた。

「やれそうだな……?」

おっぱいを揉み撫でる手が、乳首を刺激するようになる。

「や……やれそう……ん……かも?」

乳首アタックに反応しながら、マルローネは苦笑いしつつ、覚悟を決める。

……ワフールの指先は、マルローネのお腹へと下がり、ヘソよりも下に……

「あっ!……それはタンマ!」

ヘソ下指先アタックに怯え、マルローネは声を上げる。

「そんなに激しく虐めたりはしない」

ワフールは言うと、指先で肌を押す。

「ん〜……なんか、臆病過ぎるよ……ね?」

マルローネは、乳首アタックとヘソ下アタックを感じながら、呟くように話す。

「そうだな……もっと安心して可愛い喘ぎ声を聞かせて貰えると、俺もハジケられるのだが」

ワフールは言い、ヘソ下アタックを強める。

「ぅうん……んうう〜……はうぅ……はうぅ〜……はぁっ……はぁっ……」

 

マルローネは暗闇の中、目を閉じて大騒ぎの準備に入る。

……既に入ってるちんこに、やる気が漲って行くのを感じる……

……連続でハジケたら……

ワフールも、ハジケられるのだろうか……

 

「んうう〜っ……ぃあぁぁっ……はぁん……はぁっ……はぁっ……」

ちんこが少し抜けるように動き、マルローネは反射的に足を開く。

指先アタックと、上手く合わせてちんこが動く。

「ひぃああっ!……あっ!……あーーーーーーーっ!……ふぐぅ〜っ!んううぅぅ〜っ!」

ワフールから逃れようと、力強く動くマルローネに、ワフールはしっかりついてゆく。

 

「あっ!……あんっ!……ぅぐうぅっ!……んああっ!……はぁんっ!はあんっ!ん〜〜〜〜っ!」

ワフールのちんこは前後に動き、擦られて奥を突かれて……

マルローネは、びくんびくんと身体をうねらせながら、大騒ぎする。

……ハジケてる……ハジケてるのに続いてる……

「んあ〜ぁぁっ!……ああ〜っ!……はあぁんっ!はぁん!はぁんっ!はぁんっ!はぁぁん!はぁんっ!はぁんっ!」

なんかリズミカルになっていく、自分の喘ぎ声。

全身を前後に揺らされて、マルローネはワフールの身体にしがみつく。

「あうぅっ……はうぅっ!……はおぉっ!おぉぉんっ!おぉぉんっ!ぉんっ!ぉんっ!ぉんっ!おうぅっ!ぉうぅっ!ぉうぅっ!ぉんっ!」

……力が抜けて身体を反らしたくなる。

それでも、しがみつく。

お腹の中で、こつこつしてる……

頭がチカチカする……

 

暗闇の中で、2人はエロに染まる。

それからも、マルローネは弱く強く揺さぶられて、頭をチカチカさせ、ワフールの為すがままにハジケ飛んだ。

 

 

……ワフールが、僅かな光で目を覚ます。

仰向けに寝ていて、右の手のひらだけ、マルローネの足に乗せている。

やたら遠い方の葉っぱの壁から、日の光が差し込んでいる。

ナナメ上に飛んで行く水滴は数を減らしていて、時折1粒、見えたりするだけになっていた。

 

……言葉も無く身体を起こし、マルローネを見る。

無邪気な寝相で、うつ伏せに寝ている。

まだ影の深いこの場所で、マルローネはもう少し起きそうにない。

ワフールは、幾つもの筋の光を湛えている葉っぱの壁を眺める。

 

……しかし不思議な場所だ。

……ひょっとしたら、ここが天国というヤツなのかも知れない……

などと思ったりしながら、タベクサを抱える無数の葉っぱを眺める。

……植物は、美しい。

完成された造形。

日の光の似合う佇まい。

戦争の最中であれ、雨であれ……砂嵐の中でさえ、力強くそこに在る。

……などと……やたら遠い目をしていると、日の光は強くなっていく。

そして、マルローネがもぞもぞと動き出した。

 

「う〜……」

長い髪を引き摺りながら、マルローネは虫的な動きで這いずり回る。

そして、ばっ、と顔を上げる。

「……いつもそんな感じの目覚めなのか?」

ワフールは、そんなマルローネを眺める。

「……いつもこんな感じみたい。シアにも親方にも言われてた」

髪を振り乱したマルローネは答える。

「シア?親方?」

ワフールは、知らない名前に尋ねる。

 

「ともかく、髪を整えるか……」

ワフールは、マルローネに手招きする。

「朝の景色、綺麗だね……」

裏を水に濡らすタベクサの葉っぱ地帯は、朝日を受けてキラキラ光る。

葉っぱの明るい緑に、可食部の白い節の付いた棒……

それらは、美しいキラキラした景色となって2人を包み、広がっている。

「俺も言葉を失った程だ」

……マルローネの金髪を整えながら、ワフールは呟く。

ひどく元気爆発の、ボリューム満点の長い金髪……整えるのも手間だが、時間は腐る程ありそうなので、退屈しのぎに丁度いい。

「この世界が変わってるの?」

マルローネは尋ねる。

かなり変わっているらしいけど……

「この場所は来た事が無いが、雨といい風といい朝日といい……」

ワフールは慣れた手つきでマルローネの髪を整えながら、話す。

 

「まあ、ワフールが変わったよね。生き返ったんじゃない?」

マルローネはそう話し、1粒、ナナメ上に飛んでいく水滴を見つけて、目で追いかける。

「そうだな。生き返った感じだ。だが、これから一体何をしたものやら……」

ワフールは言う。

サラサラと風に揺れる、タベクサの葉っぱの音がする。

「私を何処に送ったらいいのか、分からないんだもんね?」

「まあ、ここで過ごしている……くらいしか、食べ物さえもアテが無いからな」

「ここに住み着く?」

「取り敢えずはそうしておくか。更に世界は変わって行くだろう。食っちゃ寝生活など、贅沢な話だが……」

「……まあでも、冒険したいかな。色々探らないと、退屈だよ」

朝日に煌めく葉っぱの部屋……そんな景色を眺めて、マルローネは呟く。

 

「木の中を〜……」

マルローネは、結構離れた所にある、木の幹を見る。

「あれ?穴が……」

木の幹にあった穴からここに来た筈なのに、その穴が見当たらない。

「近づいてみれば、向こう側に穴があるかも知れないから、見てみるか」

ワフールは立ち上がる。

マルローネの髪は、かなり大人しくなっていた。

 

密集している丈夫な葉っぱの上を歩き、木の幹へと歩いて行く。

時折、隙間があるのでその隙間に注意なんだけど、それよりも葉っぱ1つ1つが抱えてる、びよ〜んと伸びるタベクサ達を避ける方に意識を割く。

……蹴っても踏んでも、そうそう折れないんだけど……

「こっちにも無いね」

デカい木の幹を回り、マルローネは言う。

「こちらには小さい穴があって、中は空洞……この穴が、大きくなったり小さくなったり……しているように思えるな」

ワフールはそう呟き、更に光を強くする朝日の方を見る。

タベクサの壁から漏れる光と、壁と天井の間から大胆にこちらへとやって来る光。

「ヒマしてるしか無いのかぁ〜……」

マルローネも朝日の方を眺めてみる。

 

また1つ、水滴がナナメ上に飛んで行くのが見えて、ワフールは不意にマルローネを後ろから抱きしめた。

「ん?あれ?」

マルローネは、そんなワフールに振り返る。

「昨晩はどうだった?」

そう聞かれて、マルローネは顔を赤くする。

「……え?……いや、まあ……悪く無かった……かな?」

しどろもどろになって、答えづらい質問に答える。

ワフールの手は、マルローネの乳房を柔らかく掴み、マルローネは身体をぴくん、と脈打たせる。

 

「き、昨日は結局、ワフールはハジケたの?」

しどろもどろな声を少し立て直して、マルローネは尋ねる。

「ああ。ちゃんとハジケられた。だが、まだ足らない感じがしてな。こういう風にヒマなんだとすると、そう考えてしまうものだ」

ワフールはそう言うと、マルローネの肌に、少し指を立てる。

「……そういうものなの?それより、ワフールが盗賊だった頃の話が聞きたい……かな?」

マルローネは、そう言ってみる。

……なんとなく、この状態から逃れたいかな……とか考えた。

 

「なら、座るか……」

ワフールはマルローネを抱き、捕まえたまま座り、マルローネは背中から捕まったまま、ワフールの上に座る感じになった。

「こんな感じで座る〜?」

マルローネは頭を後ろに倒す。

ワフールの肩を、枕にする感じになった。

「退屈はしないだろ?」

ワフールはそう言って、マルローネの乳房を少し揉んだ。

「……まあ、そうかも。で、盗賊ってどんな事をしてたの?」

マルローネは天井……というか、1つ上のタベクサの群れを眺める。

この大木の、1つ上の幾つも伸びる枝から始まる、タベクサの

葉っぱ達の、強固な塊。

 

「盗賊と言ってもな……」

ワフールは話し出す。

 

戦争で親を失い、村を失い……

ワフールは当ても無く彷徨う流浪の民となった。

そして、そんな流浪の民はワフールだけではなく、他にも大勢居た。

盗賊と言うのは、そんな彼等の集団に付けられた名前。

ワフール自身は、それほど攻撃的な人間じゃないものだから、誰かを襲ったり奪ったりはしなかった。

けれど、その集団の中には、攻撃的に誰かを襲ったり奪ったりする者達が居たのだ。

その者達は、明らかな戦利品を調達する事が多かった。

リーダーも、そんな攻撃的な者達を纏める、更に攻撃的な男だった。

 

攻撃的ではないワフールには、彼等を止める事など出来なかった。

そして、盗賊として共犯者となったのだと話した。

 

「……そこに居たら、私もきっと盗賊になってたと思う」

マルローネはそう言う。

……マルローネも、そんな攻撃的な者達を止める勇気も無いし……と思う。

「そう言って貰えると、有難いかな。とはいえ、しっかりと共犯者だ。俺は直接的には襲ったり奪ったりはしていないが、それだけに……卑怯者として生きた……」

そう話して、ワフールは話を続ける。

 

……リーダーを始めとする攻撃的な者達は、その戦利品や獲物を、気前良く振る舞い、ワフールもその分け前に与った。

 

リーダーの名前はデイドリオンと言う名前で、彼は狡猾に、また時には直接的に、他の流浪の民を纏めたり、皆殺しにしたりしてきた。

 

そうして2年程で、2つの宿場を牛耳り、安定した生活となった。

ザールブルグに程近い、デイドリオン・アイン、デイドリオン・ツヴァイと言う名前で定着した宿場は、それぞれに温泉を湛えていた。

そんな宿場は売春婦が多く、それで栄えた宿場だと話した。

 

「ザールブルグに近いの?」

身体をゆっくりと撫でられたりしながら、マルローネは尋ねる。

「近いな。ザールブルグからマイヤールートで2日目、3日目に辿り着く宿場が、デイドリオン・アインとデイドリオン・ツヴァイだ」

ワフールは答える。

「マイヤールートって南だよね?盗賊とか危ないから行かないように言われてるルートだなぁ……」

マルローネは言う。

そんなアカデミーからの説明を思い出した。

「まあ、それがいいんだろうな。ザールブルグに住んでいるのなら、ザールブルグで平和に過ごすのが良いと思うぞ」

時々、ナナメ上に飛んで行く水滴を眺めながら、2人は穏やかな時間を過ごす。

 

「……まあ、そこでもなんか捨てられて、ここに居るっぽいけど」

マルローネは、1つ上のタベクサを眺めたりしながら、呟く。

「そうだったな。だが、ここの世界を変えるぐらいの力がある、と」

また少し手を動かして、ワフールは言う。

……別にあまりエロく感じなくなってきた……

「お股の汁に価値があるとか言われてもねぇ……複雑な心境だなぁ……」

そんなワフールの、おっぱいを揉む手を眺めて、マルローネは話す。

……なんか、反対のおっぱいに移動した……

「まあ、なんであれ価値があったのなら、それはいい事だな。死んでゆく者を沢山見て来た俺としては、そうとしか言えん」

ワフールは言う。

日の光は陰り、そしてまた日の光を取り戻す。

そんな、穏やかな時間が流れてる。

「確かに……そうとしか言えんわなぁ……」

マルローネも、ワフールの口マネをしてみる。

 

「……こういう時、私もワフールをぺたぺたしといた方がいい?」

少し時間を置いて、マルローネは聞いてみる。

「ん?どちらでもいいな。大人しくしてもらえるだけで、有難い」

ワフールは答える。

少し温い風が吹いた。

 

「ん〜……バイシュンフって何?」

更に時間が経って、マルローネは尋ねる。

「……知らないもんか?……カネとか食事で身体を売る女の事だ」

ワフールが言い、マルローネは反射的に自分の身体を見る。

「え!?もしかして私も……」

そして呟く。これで転職扱い……!?

「……売春婦は登録制だ。貴族様だって、男女の営みはあるだろうさ」

ワフールは言い、辺りのタベクサ世界を眺める。

……余程の貴族様でさえ、いっそ王様でさえ、こんな不思議な環境で、金髪美少女を抱けたものか……

……余りにも身に余り過ぎる光栄……

また、ナナメ上に飛ぶ水滴を眺めて、ワフールは思う。

 

「……じゃあ、バイシュンフってどんな人なの?」

マルローネは尋ねる。

日の光を浴びているタベクサ世界は美しいけれど、それだけではやはり退屈だし。

「俺と同じような感じだな。俺は男だから売春婦にはならなかったが、女であったなら……と思うと他人事でも無かった……」

 

ワフールは話し出す。

 

……男は女を求める。

それは生き物としての本能として、そう出来ている。

盗賊として暮らす、暴力的な仕事をしていない女は、求められ、男を受け入れ、その代わりに対価を受ける者が多く居た。

デイドリオン・アイン、デイドリオン・ツヴァイでは温泉があり、身体を清めやすく、身体を清めては男を受け入れ、また身体を清め……

と、女をメンテナンスしつつ、商売にし易い環境にあり、また盗賊団の宿場という事もあった。

 

売春婦を使って商売する男が居て、トラブルがあれば男がそれを代行する。

兵隊付きの売春婦、という格好となった宿場は、温泉と売春婦で栄える宿場となった。

 

ワフールは、その売春婦の調理師として働いて居たと話した。

女を抱く時、直ぐにちんこを出し入れしては、売春婦に嫌がられ、兵隊の出番となってしまう。

それを避ける為、場合によっては調理師が、女を弄り倒し、エロエロに染めてから客に供する、と話した。

 

「……じゃあ、女の子のハダカってのは慣れてるのね?」

マルローネは話を聞いて、そう言ってみる。

「まあ、そうだが、マリー。お前みたいに見事な白い肌、下の毛の金色の見事な女など、居なかったな。ここまで容姿が見事なら、誰かしらの専用となったりするものだ」

ワフールは、そう話す。

「……そんな褒められても……そう?」

マルローネは、身体をくねくねさせてみる。

「そういう無邪気な所も最高だ。なぜ捨てられたのか、不思議で仕方ない」

ワフールはそう言うと、マルローネを揉む手をエスカレートさせてみる。

「あははっ!もうっ!ひゃ〜っ!あはっ!ははははっ!」

マルローネはくすぐられて笑い、じたばたする。

 

「マルローネ、お前はザールブルグで産まれたのか?いや、田舎出身と言っていたな」

今度はワフールが、マルローネに尋ねる。

「故郷はね、ザールブルグからは西の、グランビル村って所。シアって友達と一緒に、ドナースターク道路って会社の仕事をしながら、ザールブルグを目指したんだ」

マルローネは、ワフールに座り直して話す。

それはそれで楽しい思い出。

「ドナースターク道路?土木業してたのか?」

ワフールは驚いてもう1度、尋ねる。

街道整備を専門に、各地に住み着きながら働く集団が、ドナースターク道路の働き手だ。

 

「そういうのは少しだけ。子供だったから、宿のお手伝いが多かったかな。食事にも寝る所にも苦労しなかったし、オジサン達に襲われる、なんて事も無かったんだよね」

マルローネはそう話す。

……道を整備する仕事は、あまり手伝わせて貰えなかったものだった。

「結構タフだな……」

ワフールは呟く。

金髪美少女なのに、似つかわしくないストーリーがあるもので。

そして、またマルローネの見事なハダカに注目してみる。

 

「……シアは病気になっちゃったけど。そしたらドナースタークの家に引き取られて、シア・ドナースタークになった」

そんなワフールの視線は気にも留めず、マルローネは話す。

「そりゃ、幸運だな。デイドリオン・アインやデイドリオン・ツヴァイにもドナースターク道路、ドナースターク建設、ドナースターク組とよく来ていたもんだ。結構羽振りが良いんだよな」

ワフールは話す。

かなり大人数で仕事に来ていたり、長い休暇を使って来ていたり、それぞれだ。

 

「……凄い色んな人が働く会社みたいなんだよね。ザールブルグにもダムを作ってて〜……、シアが社長さんと、良く釣りに行くって言ってた」

マルローネは、日の光に輝くタベクサ世界を眺めながら話す。

「ドナースタークの社長……大貴族筆頭じゃないか……」

ワフールは言う。

勿論会った事は無いのだけど、ドナースタークという名前は非常によく耳にしたものだ。

「そうなの?釣り好きで読書好きなオジサンだって言ってたけど」

マルローネは話す。

シアを釣りの世界に引き込んだ張本人。

なんでも、凄く素敵な竿と糸を持っていて、また水の豊富な場所は、シアの療養にも向いていて、居心地も良いらしい。

ちなみに、マルローネはその素敵な竿と糸を拝んだ事もあるけれど、年季の入っただけの、普通の竿と糸にしか見えなかったものだけど。

 

「……まあ、田舎から、苦労して来たんだな?」

ワフールは、マルローネの身体を少し撫でて、聞く。

この静かな世界に、その声だけが……いや、風に揺れる葉擦れの音はあった。

「ん〜……結構楽しかったよ?苦労した〜……って感じしなかったけど……」

マルローネは答える。

ドナースターク道路での仕事の日々、旅の日々は、道路作業の人達も宿作業の人達も、汗臭かったけど、みんな笑顔が多かった。

 

「苦労はしてなかったか……」

ワフールは辺りを眺めながら、なんとなく呟く。

「ワフールは、苦労が多かった?」

マルローネも、すぐ近くのタベクサの葉を見ながら、そう会話を続ける。

「どうだろうな……辛い日はあったが、大体は能天気に生きていたように思うな」

マルローネの肩を撫でながら、ワフールは自分の過去に思いを致す。

……そんな、ゆっくりとした時間……

 

「んっ……」

緑に煌めくタベクサ世界で、ワフールはマルローネの乳首を、1つ掠める。

マルローネはひくん、と身体を反応させて、1つ声を漏らした。

「しかし、暇を持て余すな」

ワフールはそう言って笑う。

「そうだけど、こうなる?」

マルローネは、触れる程の近さでその顔を見て、両手を上げて、ワフールの顔を捕まえる。

……おっぱいをさらけ出すポーズ。

……マルローネとしても暇だし、まんざらでもない感じ……

 

「こうなるしかないだろう」

ワフールはマルローネの唇に唇を寄せて、そう話す。

その両手はしっかりと乳房を撫でて、乳首を掠め回る。

「ぴりっ、ってする。はんっ」

足を落ち着かなく動かしながら、マルローネはその感覚を愉しむ。

時折、唇を触れ合わせながら、ワフールはそうしてもじもじさせる、マルローネの下腹、陰毛、太ももを見つめる。

 

「……闇の中よりも、マリーの気持ちいい顔を見ておきたいもんだな」

ワフールはイタズラな笑みを見せる。

そんなイタズラな笑みは、マルローネにも伝播して、なんか笑みがこぼれる。

「それ、見られたくないでしょ普通」

マルローネは伏し目がちに言う。

「その顔が、最も魅力的なもんだけどな」

そう言うマルローネを揉み回す手が、少しエスカレートして、マルローネは身体をくねらせる。

「もう!エロい人になっちゃうじゃん!」

そう言いながら、マルローネは身体を閉じる。

「魅力的になるって事で納得しておけ」

ワフールは身を乗り出して、うねうねするマルローネを追う。

そしてすぐに捕まえる。

 

「う〜……エロい人って魅力的なの?」

マルローネはワフールを見上げて尋ねる。

「そりゃそうだ。子供は子供の魅力があるが、やはり女の魅力って言うのは、そこだろう?」

ワフールは、覆い被さるようになったマルローネを見て話す。

「そう?……そうかも?」

マルローネは思い出そうとする。

エロくて魅力的だった女性……というのが、イマイチ出てこない。

「まあ、そうかも?……ってのが正解なのかもな。別に必須という話でも無いだろう」

ワフールは話す。

また、少し温い風が葉擦れの音と共に、マルローネの肌を撫でた。

「へへ……でもなんか、逃げられないし、私もエロいの、興味あるかも?」

マルローネはワフールの顔を、瞳を見つめる。

「そう来なくちゃ、だな。マリー……お前は本当にいい女だ」

ワフールはそう言って微笑む。

「まあ、ただの強がりかもだけど」

マルローネも、そう言って微笑みを向ける。

 

「さて……エロい所を見せて貰うとしようか」

ワフールはマルローネの片足に、腕を入れる。

そうすると腕の上に足が乗り、片足を持ち上げられる。

片足が持ち上がると、足を開く格好になった。

「……これはエロい……」

マルローネは呟く。

……なんかまたドキドキしてくる。

……ハジケさせられる期待にワクワクしてる……みたいな下心もあったりしてる……

「まあ、エロいな……」

足を開くマルローネの顔を見て、ワフールも呟く。

 

……そしてなんか、沈黙が訪れる。

「……なんか話してよ?」

足を開いたままのマルローネは、こんなタイミングで止まった事に文句を言う。

「……やはり、ここまで金髪美少女というのが……」

ワフールは視線を股に落として話す。

少しニヤケた感じがした。

「そう!それ!……金髪美少女でも、コッチは金髪美少女じゃないものなの?」

マルローネは、ズバッと身体を起こし、尋ねる。

「……そもそも金髪のヤツを相手にするのは、マリーが初めてだな」

やたら食い気味のマルローネに、ワフールは少し身体を引く。

危うく頭突きを食らう所だった……

 

「じゃあ、謎のままかあ……」

マルローネは、起こした身体を戻す。

「髪の色と一致してるって事は少ないな。髪が紫、茶色というのが多かったが、下の毛は黒である事が大半だった」

ワフールは過去を思い出して、そう答える。

「黒が多かった……ふむふむ」

マルローネは間抜けなポーズのまま、納得して頷く。

「丁度良い太さだな。マリー……お前が相手なら、このままいつまでも退屈しないで済みそうだな……」

そんなマルローネの下腹を、太ももをワフールの手が撫で始めた。

「んう〜……っ……退屈しのぎにされるぅ……」

マルローネは、ワフールの肩に乗せた右足を揺らして、両手を上げて身体を伸ばす。

仰向けに寝た状態で上を見上げると、日の光を受けて煌めく、タベクサの葉っぱ世界が鮮やかに見えた。

 

 

 

ワフール・ハイラム

デイドリオン

デイドリオン・アイン

デイドリオン・ツヴァイ

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