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「んっ!はんっ!……」
ワフールが少し撫で回し、指が熱を持つ割れ目に少し差し掛かると、マルローネは少し大きく身体を震わせて、股から何かが溢れて零れるのを感じる。
「さすがに、まだ固いな……だが興奮するには充分に刺激的な魅力があるな……」
ワフールは、マルローネの乳房や肩を撫でるように手を移し、顔を寄せる。
「私、ハジケちゃった?」
マルローネは少し息を荒らげて、ワフールの顔を真っ直ぐ見つめる。
ワフールの呼吸……
マルローネの呼吸……
緑に煌めくタベクサの葉っぱ世界で、2人はなんとなく微笑み合う。
「……まあ、誰もがそうなるものだ。嫌だ、って感じはするか?」
マルローネの股から、溢れて零れた汁に濡れた手は、乳房から首筋。肩から腕へ、と撫でる。
「あまりしない……かな。なんか、丁度いい所で止めてくれるから……かも?」
マルローネも、そんなワフールの腕を撫でる。
手のひらに重ね合わせるようにすると、少し濡れた。
「少し信頼されている……という事かな」
ワフールは呟くように、小さい声で話す。
風が吹いて、派手に葉擦れの音を立てても、顔が近いから、その声はちゃんと届く。
「まあ、そうかも?……でも奥さんが居るんでしょ?」
マルローネは言う。
確か娘さんも……
「居た……だな。俺は結局、誰も守れなかった男だ」
ワフールはマルローネから目を逸らし、そう言ってまた瞳を戻す。
「そう……なんか、変な事を言っちゃったわね」
マルローネは少し気まずく思う。
「いいんだ。その当たりも全部含めて、俺なんだからな」
マルローネのそんな思いは当たらず、ワフールは変わらずに、マルローネの身体を撫でる。
「……なんか、それって格好いいかも」
撫でられながら、マルローネは言う。
「そうか?そうは思わないけどな」
ワフールはキョトン、とした顔をする。
「ううん。なんか、自然な感じが格好いいよ」
マルローネはそう話す。
そして、病気になったシアを思い出す。
呼吸の病……けれど彼女は、それを恨みには思わなかった。
むしろ、彼女は宿場の掃除に更に力を入れる事によって、病なのに調子が良かったりした。
「……自然?」
ワフールは空を……いや、葉っぱ世界の天井を見上げる。
そして、マルローネにその視線を戻す。
「そう、自然。自然は上手く行かない事ばっかり。格好悪い事ばっかり」
マルローネは話す。
今までの自分も、病に侵されたシアも、そして目の前のワフールも。
自然に生きてると、なんか格好悪い事が多い。
……お互いに笑っちゃうくらいに……
「まあ……そうだな」
少し考えて、ワフールは言う。
あまり理解出来ていないけれど、相槌を打つ。
「今の私も、ハジケたりなんか漏れてたり格好悪いけど、でもこれが自然なんだよね?」
マルローネはそう言うと、ワフールの肩へと手のひらを移す。
「まあ、不自然ではないな」
ワフールは頷く。
「この場所は不自然だけど。なんか、今までの出来事も……こういう出来事って、何か楽しめると思うんだよね」
マルローネは身体を倒し、横を向き、タベクサの葉っぱ世界の地面に目をやる。
「まあ、恨む事も出来そうだけどな」
ワフールは言う。
同じ事柄でも、恨み言を口にする仲間は多かった物だ。
「恨むような事なら、全力で逃げたりしないとだよね」
マルローネは横を向いたまま、そう話す。
「そうだな。逃げないと言う事は……」
ワフールはその手を、乳房に、乳首に移す。
「ん〜っ……まあ……まんざらでも……」
マルローネは言いかけて、唇で唇を塞がれる。
肩に乗せた足がやたら上がり、凄く足を開ききった、とんでもないポーズになる。
「ちゅっ……ちゅっ……」
マルローネは、そんなキスに応える。
またワフールの手は移り、太ももやらお股やらへと触れる。
ちゅっ……ちゅくっ……と、顔に近づく事になったお股から音が聞こえて、マルローネはとんでもないポーズのまま、身体を震わせる。
「う〜っ!……ぁう〜っ!」
右足を上げ、お股を見せつけるようなとんでもないポーズのまま、マルローネはまた、ハジケる。
ワフールは、今度はお股に突き入れた指を、ちゅくっ、ちゅくっ、と鳴らしながらゆっくりとかき回している。
「はぁ……これは格好悪いにも程があるよ……っ……はぁ……はぁぁ……」
呼吸もしづらい体勢で、マルローネはワフールの顔を見る。
「ここがヨダレまみれなのが、よく見える」
ワフールは、酷く恥ずかしくさせる言葉を言うと、唇を寄せる。
「私も、サービスいいでしょ?」
マルローネはそう強がると、ワフールの顔を捕まえてキスをする。
濡れた唇は唇を滑り、舌を遊ばせる。
「確かに、サービスがいい。何度も夢見心地にしてくれるもんだ」
休み離れるワフールの唇は、そう話すと、またキスに戻る。
「あっ!ああっ!あんっ!はんっ!」
ちゅっ、ちゅくっ、ちゅっ、ちゅくっ……と音を立てて、マルローネは股をかき回され、派手に声を上げて、身体を震わせる。
ワフールは、身体を起こし膝を立てて、そんな女の身体をしっかりと抱き留めて、かき回す音を続ける。
「んあ〜っ……あ〜っ!……あ〜っ!」
マルローネは、そんな風に続く快楽に甘く鳴き上げて、身体を震わせ続け、溢れ零れる汁を吐き出し続けた。
ワフールは、そこに愉しんでいる女を感じ、ゆっくりとかき回し続け、悦びに震えるその身体を見つめる。
「んう〜……っ……」
その口の右を、ゆっくりと歪ませて回し……
マルローネは右足を揺らし、乳房は張り詰め、乳首を固く尖らせる。
「少女から、随分と素早くエロい女になるもんだ。もっと愉しんで行こう」
その口に突き入れた指は、今度は左側を歪ませる。
円を描けば、そうして左右へと振れていく。
「ぅああ〜っ……あうぅっ……あぅ〜……」
なんか連続でハジケた後のマルローネは、その感覚に身体を揺らし、蠢く。
そんな女の蠢きに、ワフールはほくそ笑み、まだゆっくりと……まだ熱を吐き出す口をかき回す。
「ヤバい……完全にエロい人にされた感じ……」
マルローネは汗に濡れた前髪を上に避けて、自分の陰毛越しに見えるワフールを見る。
「どんどんエロい、いい女になっていくなぁ……しかもマリー……お前の身体は、エロい事が大好きな身体だな?」
ワフールは顔のすぐ側の、マルローネの股の口に視線を落とす。
……自分の意思ではどうにもならない、熱を溢れさせているエロい口……
「そうなの?……そうかも。こういうの、なんかクセになりそうだもん」
マルローネはそう言って、溢れる熱に濡れた自分の陰毛を見る。
「男を狂わせる、いい女って事だな。あまりにもけしからん身体だ」
ワフールは笑う。
マルローネは、ひくつく身体を任せっぱなしで、そんなワフールの顔を見る。
「繰り返し言われましても」
そして、そう言っておく。
温い風は、また2人を撫でて行く。
「さて……クセになりそうなら、ここで楽しみ続けられそうだ。俺の方が先に枯れてしまいそうだが」
ワフールはそう言うと、固く勃起しているちんこを構える。
肩に乗せた右足が解放されて、お尻が地面の葉っぱ世界に戻る。
「ワフールが枯れる?」
マルローネは首を傾げる。
「ハジケられなくなる、って感じだな。マリーは分からない言葉だったな」
ワフールはそう話して、マルローネを深く抱き締める。
それからも……
昼も……そうして、2人はお互いの身体で遊び、自分の身体を満たす。
そして夕方を思わせる、オレンジがかった光がタベクサ世界を染める頃、マルローネは汗だくで大の字で、天井のタベクサ世界を眺めた。
「さすがにお腹減った……」
あまりにもエロエロに夢中になって、一体何回ハジケた事やら……
「確かに。おい、このタベクサ……」
ワフールが気付いて、黄金の輝きになっているタベクサを見つける。
紫のタベクサや、エメラルドグリーンのタベクサ、蜜を抱えてるリンゴのような、深い紅のタベクサまである。
葉っぱ世界は、そうしてカラフルな世界になっていた。
葉っぱは、全部緑色だけれど。
「半分ずつ食べようよ?赤と黄色で食べ比べしたい!」
マルローネは、ノリノリでタベクサを選ぶ。
「そうだな。2本食べる自信はちょっと……無いからなぁ……」
ワフールが賛成して、少し苦労してタベクサを折り取る。
そして齧る……
「コーン!コーンの味っぽい!これは貴族ご飯の甘さ!」
マルローネは目を見開いて、はしゃぐ。
仕事もしていない、アカデミー劣等生の食生活など、貧乏そのものだ。
ベルグラド芋のシチューに、毒々しい赤のニンジンが入るかどうか……
塩が多めに入るかどうかの世界なのだ。
……なのでカエルとか魚を採り歩いて、何とかステキディナーを目指す日々なのだけど。
甘さの強いコーンの味なんて、いっそ2本とか食べられそうな感じなのだ。
「こちらはブドウだな……ワイン的な感じもある……これは……酔うぞ!?」
紫のタベクサを齧るワフールも驚く。
汁が口から零れる程にジューシー過ぎるのだけど、それがもういっそワインなのだ。
新鮮なワイン……しかも薄まっていない。
そんな味だ……
あっという間に半分ずつ、2本食べ終わり、2人はタベクサ世界を眺める。
「赤……リンゴなのかな?」
マルローネは、紫タベクサのお酒感にふらふらしながら、すぐ側にある、リンゴ的な濃い赤のタベクサを見つめる。
「黒いのも気になるが……また酔う的な何かな予感がするな……」
ワフールは、黒いツヤを輝かせるタベクサを見つめる。
あまり強く酔っぱらっても良くないので、リンゴ味と思われるタベクサを齧る事にした。
「すっごい甘い!リンゴってこんなんだっけ?」
すっかり顔を赤くしているマルローネは、またも目を輝かせる。
そして1齧りして、ワフールへと向ける。
ワフールも齧り、もぐもぐする。
「……確かにこんなに甘いリンゴは食べた事が無いな……これはタベクサだが……」
ワフールは飲み込み、そう感想を言う。
美味しい物は入る物で、更に黒いタベクサも2人で仲良く食べる事にする。
甘酸っぱい味で、僅かに酔う感じの味だった。
紫のブドウワイン味よりも、甘さが強い。
「黒が……なんか好きかも」
酔っ払いマルローネは、そう言ってみる。
赤も黄色も、紫も全部美味しかったのだけれど。
「コーンが、1番食事っぽかった感じがするけれどな」
ワフールは、そう話す。
2人は寄り添い、暗くなっていく葉っぱ世界を眺める。
暗くなって行くと、抱き合って横になる。
全く何も見えなくなる闇が訪れ、抱き合う触覚に頼るしかなくなる。
そして、眠るしかなくなる時間。
「マリー。今日も散々ハジケた事で、またこの世界は変わって行った……と考えるのが自然……なのか?」
下から雨が降り出し、葉っぱ世界は雨音で騒がしくなる。
そんな抱き合う闇の中、ワフールが話す。
「そうなのかも……?でも、なんで価値があるって事になるんだろ?コレって取っておくものだったりするの?」
マルローネは疑問に思う。
これまた温い雨が、下から上へと飛んで行ってるのだろう。
2人の身体を下から濡らして行く。
「取っておいたりはしないな。掃除が大変になる……くらいでしかない」
ワフールはそう話す。
「そんなモノよね……」
マルローネも納得する。
暗闇は2人を眠りに落としてゆく……
……翌朝、今度こそ探検するか……と木の幹を調べても、穴は小さいままだった。
またハジケ合う、ただれた時間を過ごし、夜を迎える事になった。
……その翌日も、木の幹の穴は小さいまま。
「ぐぬう……さすがに退屈なんですけども」
昨日、散々にただれてエロエロしていたマルローネが、不満を口にする。
「壁をよじ登って、外へと這い出すか?」
ワフールは、ニヤケ笑いを浮かべる。
昨日、もう既によじ登ってみた。
あまりの高さなので、引き返したのだが。
「ん〜……完全に閉じ込められているよね……」
マルローネは周りを見る。
相変わらずの、七色タベクサ世界が広がるばかりだ。
「食べ物にも気温にも困らないのだが、これはやはり退屈だな……」
ワフールも周りを見る。
「おしっこしたい」
マルローネは、木の幹の影へと移動する。
排泄はあるものだから、昨日のただれたエロエロついでに、やらかしていたりする。
おしっこは上に飛んで行く。
うんちは、下に落ちる。
昨日も夜は雨が降り、キラキラタベクサ世界。
マルローネの放つおしっこも、やはり上へと飛んで行く。
「ふう〜……」
木の幹の影から、ワフールの居る所へと顔を出す。
「しかし、どうしたもんか……」
ワフールは腕を組んで、天井を見上げている。
「まあ、どうしようもないわね。シアだったらこんな時……虫探しとかしてそうだけど」
マルローネはそう話し、七色タベクサ世界を眺める。
しかし、見事な景色ではある。
「シアってのは、友達なんだろうけれど、男なのか?」
ワフールが尋ねる。
それなりの回数聞いた名前だが、深くは聞いていなかった。
「女よ?私の幼なじみでね、シアって女の子の名前でしょ?」
マルローネは、意外そうな顔をして答える。
「いや、釣りと虫取りが趣味なら、男っぽいな、と思っただけだ」
ワフールは穏やかに笑う。
「なるほど……」
マルローネも納得する。
朝ごはんとして紫と黒のタベクサを齧り合い、なんか酔った勢いでエロエロして……
夕方になった。
恐ろしい程に、ただれた1日を過ごしてしまった……
そして、夕ごはんのタベクサを物色する。
「お?これは……」
ワフールが何かを見つけたみたいで、マルローネも側に寄ってみる。
「なになに〜?」
そしてワフールの指先を見る。
「これ、つい昨日くらいに取ったタベクサじゃないか?」
葉っぱの根本から、親指くらいの大きさの白いタベクサが生えて来ている。
「……このスピードで復活するの!?」
マルローネも驚く。
ちぎり取った後に、また生えて来てるにしろ、1日で、この大きさになっているのは驚きだ。
「そうみたいだな……」
ワフールもそう言って、タベクサから手を放す。
また暗闇が迫る時間。
抱き合って横になる。
「う〜……明日もこんな感じなのかな〜?」
抱き合ったマルローネは、呟くように尋ねる。
「明日に限って言えば、同じような感じだろうが……それがどれだけ続く事やら……」
ワフールも低いトーンで答える。
……また雨が降り出して、下から温い水がやって来る。
「う〜……退屈だなぁ……エロエロすると、時間が飛ぶんだけどね?」
マルローネは話す。
くちゅくちゅされて、ぴくんぴくんして大騒ぎしてる時間は、まあ退屈ではない。
「まあ、退屈しのぎがあるのは、有り難い所だな」
ワフールも、そう話す。
少し笑いを含んだ声が、不意に出て来た。
もそもそと、抱き合う姿勢を直し直され……
今度は、少し強い風が吹き抜ける。
「ここで子供が出来たりする……のかな?」
そんな強い風が通り過ぎて、マルローネは尋ねる。
小さな声でも、唇が触れる程に近い。
「そんな未来までこのままだと、さすがに壁をよじ登って飛び降りそうだが、木の幹の穴が大きくなる時も来そうだな」
ワフールはそう、話す。
……昨日、子供の話もしたけれど、それには1年くらいの時間が掛かる、という話もした。
「……まあ、ここに帰って来れなくなったら、食べる物も無くなった……的な事になりそう」
マルローネはそう呟く。
……この場所が、あまりに都合が良かったりするのが、そう思わせる。
……地上は、何も無い、夜は寒い場所だったし、川底は寒すぎて足を踏み出す事すら出来なかった。
……そしてまた、闇に包まれる。
何の光もない、真の闇。
「案内人は俺みたいだが、どこに案内するべきなのかを知らないし……」
ワフールが小さく呟く。
マルローネからの返事はなく、もう眠りに落ちているようだった。
そしてこの日も、眠りに落ちて終わる。
……また朝が来て……
「おはよう」
ズバッと起きたマルローネは、寝惚け眼をワフールに向ける。
「おはよう……しかし、凄い寝癖だな今日も」
マルローネの下に敷かれていたワフールは、そんなマルローネを見上げて言う。
なんかうつ伏せに眠る癖があるようで、抱き合ったままだと、マルローネが上に来るのだ。
「ん?なんか、ちんちんが……」
マルローネは、なんとなく触れたワフールの股間を見る。
「昨日は酔ったからな……無意識にこんなになるとは……若返った気分になるな」
ワフールは、そんなちんちんをびよんびよんして、自身のお腹に、ぱちんぱちんする。
「あははっ!も〜……朝から何なの〜?」
マルローネは大いに笑い、ワフールから離れる。
昨日の夜は、紫のタベクサを齧ってしまった都合で、2人して酔っ払いになってしまった。
「さて、ちゃんとゴールに案内しないとな……」
ワフールが、朝からビンビンのちんちんをアピールしつつ、マルローネに近寄る。
マルローネのエロ汁が、ここの世界を変えるのだから、変え続けて行けば、戻る道も出て来るのではないか。
なんて話まで出て来て、なんか納得してしまった昨日がある。
「急がなくていいから!あははっ!ちょっと!左右に揺れて来ないで!」
マルローネは笑い転げる。
そして捕まる。
「……も〜!」
マルローネは両手を伸ばして、ワフールを受け止める。
そしてまた、エロエロな1日を過ごす事に。
……更に次の朝が来て……
でも結局は同じような時間を過ごし、また闇に包まれてゆく。
……そして更に次の日……
朝日を含んで明るく白くなった、深い霧の中で、マルローネは目を覚ます。
……昨日も一昨日も、朝はこんな深い霧が包み込んでいた。
今日は、雨は止んでいるみたいだ。
「起きたか?」
なんか、マルローネは起きる時、ズバッと身体を起こす癖があるらしく、ワフールはすぐ横で寝転んでいる。
「……おはよう」
マルローネは立ち上がっていて、霧越しの、ワフールの影に挨拶する。
ワフール・ハイラム
デイドリオン
デイドリオン・アイン
デイドリオン・ツヴァイ