※この作品はR-18です。

ロストキリギリス -番外編-   作:名無しの骸骨

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・注意!
今回の話は男の娘(攻め)×TSウーマン(受け)になります。TSしてる方の一人称が俺なのでちょっとBLっぽくなっちゃっている可能性はあります。その為、BLが極端に苦手な方や精神的BLが苦手な方はそれを承知の上でこの話を読む様に宜しくお願いします
(多分大丈夫だとは思いますが、念の為)
また、この話は本編の時系列で言うと大体2話の後位になります。


堕ちた天使人

 俺にとっての性行為は凡そ地獄であったといっても過言ではない。メシアに居た時は魅了(マリンカリン)や至福(ハピルマ)を掛けられた上に専用のドラッグを投与されて犯され続けた。膨れ上がってしまった胸からは母乳がとめどなく溢れて、子宮も膣内も或いは犯す必要もない不浄の穴にさえあのイカれた天使共は陰茎を押し込みながら聖歌を唱えていた。

 

 そうして犯されて、膣内から排出されるのは醜い天使人。まだ赤ん坊らしく無垢なままで居てくれたなら、まだ愛せたのかもしれない。だがその子らは直ぐに戦場に出されるか或いは私を犯す新たな天使になるかの2択。子供を慈しむ気持ちさえ、俺には抱けなかった。

 

 メシアからガイア再生機構の実験体になった後もそれは変わらなかった。MAGの吸収量を増やすための肉体改造、その副産物ともいえる肉体感度の上昇。感覚は研ぎ澄まされ、戦闘に活かす事も出来たが、痛覚事態も数十倍から数万倍に上昇してしまうのがその俺を含む感覚鋭敏化を施された実験体の問題点だった。

 

 俺と同じような実験を施された大半の実験体は痛覚感度上昇によるショックで死亡。その対処として専用の薬物の投与と許容し切れない痛みを性的快楽へと誤認させるさらなる肉体改造を施され、実験体としての俺は完成された。

 

 実験体の誰もが悪魔と戦っている時が一番楽だっただろう。悪魔に一撃で殺されれば痛みもない、加えて戦闘中でなら興奮剤によって痛覚も快楽も軽度で済んだ。しかし戦いが終われば興奮剤の反動で脳に杭を打ち込まれたかのような、全身に奔る気が狂う程の痛みとその痛みすらも快楽に変換する性的興奮が引き起こされ、自害しようにもガイア再生機構によるマインドコントロールでそれも封じられていた。

 

 それを収める為の鎮静剤を投与するがそれも即効性ではなく、効果が出るまでの間は少しでも症状を和らげる為に性交用に用意した悪魔と乱交を繰り返していた。そうして俺以外の実験体は戦って死ぬか、痛みによるショックで死ぬか、或いは悪魔との性行為で頭が快楽で焼き切れて死ぬかで消え去って、俺だけが残り、戦い、また戻って……気づけば全く別の世界へと辿り着いていた。

 

「………可能なのか、これを和らげる事が」

 

 俺を拾ったデビルサマナー、久遠 フェイ。彼に拾われ、様々な契約を結んだ後に拠点に存在する一室、そこにあるベッドの上に俺は座っていた。何故そこに居るかと問われれば、その契約の一つを果たす為である。肉体改造による感覚鋭敏化の症状の緩和とコントロール……必要なのは互いのMAGの交換。

 

 交換したMAGをフェイが同調・調律し、それを再び私の身体に注ぎ込む。それを繰り返す事で同調したMAGを伝ってフェイが能動的に鋭敏化の鎮静化が行えるようになり、最終的には俺自身がそれを行えるようにする、というのが目的である。問題はその手段であり体液交換やMAGの同調、それを最も行いやすいのは間違いなく性行為であるという事。彼曰く

 

『君の男性恐怖症がどの程度のものかは分からないけど、現状僕と話せてる以上は最低限試す価値はあると思う』

 

『ただ、これでも一応その、僕は男だから……もし本当にきつかったり、辛かったりしたらいつでも言ってね。行為自体を中断するからさ』

 

『でもって、その時はまた別の方法を一緒に考えよう』

 

 と、伝えられ安堵と共に気を遣わせてしまっている事に罪悪感も感じながら、準備してくると言われてベッドの上で待機しながら彼が来るのを少しそわそわしながら待っていた。 

 

「ん、ごめん。待たせたね」

 

 扉から声と共に彼が入室した。ガチャリと扉を閉める音が妙に重々しく感じられる。

 

「……そんな服、着てくるから女と勘違いされるんじゃないか?」

 

「今回に限ってはしょうがなくない!?君への配慮だよ!?」

 

 彼の恰好は真っ白なネグリジェ、男用の物ではなく女物。サイズの丁度良いようで、正直男と聞かされている現状でも女と錯覚する程には似合っていた。

 

「由奈が性別特定しにくい物か、女物しかほぼ拠点に置いてない理由がよく分かった……ただ、そういう服の方が俺は助かる。ありがとう」

 

「そういう事なら良い…のかな?」

 

 彼がお香のような物を焚き始め、照明・何かの魔術のようなものを行使した後に俺の隣へとぽすんと腰を降ろす。近くで見るとより華奢に見える、思ったより大分小さい。肌も俺や由奈より白いし、首もお腹も腰も細い、ちゃんと食ってるのか?というか身長も150いってな……ジト目で見られてるからこれ以上は止めよう、うん。

 

「えー……こほん。それじゃ始めて行こうか。準備はオッケー?」

 

「大丈夫だ。基本、俺は何もしなくていいんだな?」

 

「うん。君が何かしたいことがあったら別だけどね」

 

「……分かった。お手柔らかに」

 

俺はそのまま身を差し出すようにしてベッドに仰向けになる。幾ら処女ではなく、性的経験があるといってもそれは所詮強姦や輪姦によるもの。一対一、それに双方同意の性行為は初めてだった。

 

 加えて言うなら相手は見た目だけなら完全な美少女。妹であるアンナにも少し似ていて、端的言って落ち着かないしどぎまぎしている。そんな様子を見透かしてか、フェイは少しだけ苦笑しながら俺の身体に触れた。

 

「はぁ……んっ、は…ぅ…」

服の上から首、肩、腕…身体のラインをなぞる様に触れてそれだけで身体が少し震える。痛みはなく、むしろくすぐったく心地がいい。彼は続くようにして下半身…太腿から脚先にかけて優しく揉み込んで、身体から力が抜けて虚ろになり始めた

 

「こ、れは……」

「お香の効果だね。リラックスさせるのが本来の効果だけど、君には夢うつつ位に居てくれる方が都合がいいから。にしても……」

 

「?」

 

「凄い胸大きいね。100超えてる?」

 

「ん、ぁ…っ…!」

 

―――たぷん♡たぷん♡

 

此方が言葉を返す間もなく、タンクトップ越しに両手で掬うようにして胸が持ち上げられた。揉むような事もせずに持ち上げて、横に縦に揺らすだけ。けれどそれで感じてしまって、ぼーっとして抵抗する気も起きない。

 

「ぅ…ぁ…♡……はっ、はぁー……♡」

 

「リラックス、リラックス……少しずつやっていこっか」

 

 彼の少女のような柔らかな声が耳を通って、脳がさらに融かされる。魅了(マリンカリン)や至福(ハピルマ)、それに似た感覚。けれど、それそのものではなく純粋に彼の手と声によって俺の身体はされるがままになっていた。

 

「ぃっ、は、ぁ…も、っと、つよく、しても……♡」

 

「それはだーめ。少しずつって言ったでしょ?」

 

 覆い被らされ、身体を重ね合い、全身に触れられながら揉まれ、時折啄むように桜色の小さな唇が落とされてビクりと身体が震える。愛撫は壊れ物を扱うかのように優しく、与えられた快楽も淡いものだがお腹に熱が籠り始めているのが否応なしに理解できて、これからどうなるのか少し怖い。

 

 強くされてはいない為に跡こそ残っていないが身体中に接吻をされるのは大分恥ずかしい。何とかそれから逃れようとしても軽く抑えられるだけで動けなくなり、快楽で赤く染まった顔を隠そうとしてもそれを容易く解いてくる。強いだけの暴力的な快楽ならまだ、経験があるから耐えられた。だが、こんな、じんわりとした快楽でゆっくり身体を侵すような、そんなものに耐性はなく羞恥と陶酔で頭がおかしくなる

 

「じゅ、ぅぶんだ…♡もぅ、ぃ゛…ッ!?♡」

 

―――ぎゅぅううぅっ

 

 押し留めよう言葉を咎めるように蒼い瞳を向けられながら、彼の手がお腹を強く押し込んだ。身体に溜まっていた快楽がお腹……子宮に集中して、抵抗できないままにそれが弾けた。

 

「ちょっと早いけど、仕方ないね。一回イこっか」

 

「ふぅ゛っ…!♡ぅ゛あ゛ァあっ゛……♡♡」

 

―――ぷしゅっ♡ぶしゃぁぁッ♡♡♡

 

 腰を浮かせようとしてもお腹は抑えられて、秘所からどくどくと溢れ出す愛液。じたばたと身体に迸る快楽に、くぐもった低い自分の声が情けなく部屋に響いていた。

 

「ぉ゛…ふ゛、ぅ゛っ……は、ぁ……♡」

 

「よく頑張ったね。えらいえらい」

 

 それを成した張本人はというと、満足そうに此方を見ながら俺のお腹をさすっていた。まだ絶頂がひいてないのか、少し力を入れられるだけでぷしゅりと愛液が漏れ出す。本来なら絶頂と共にやってくる筈の痛みは露ほどもなく、火照る身体から甘ったるい快楽が溢れるだけ

 

「こ、これ゛…ほ、んとぅに必要なのか……?」

 

「勿論。これで最低限僕側からMAGのコントロールは出来るようになった。だから、ここからが本番」

 

 着ていた衣服を恥ずかしげもなく脱ぎ捨てて、彼は裸体を晒し、思わずそれを凝視してしまう。華奢で細く、染み一つない真っ白な身体。長い金髪の少女と見間違える程の美麗な顔も相まって上半身だけ見れば胸の未発達な少女にしか見えない。

 

「……め、目を逸らしたり叫んだりするのを想定してたんだけど、そんなにマジマジ見られるとは思わなかったな」

 

「!…わ、悪い。その、本当に男だったんだなと思って」

 

「おおおお、男なのは間違いないよ?」

 

「だが、喉仏も出てないし肩幅もあまりない……それがなければ男として認識するのは無理だったろう」

 

 だからこそなのか彼の下半身に存在するそれが酷く非現実的に感じられた。体格を考えるなら大きめ、普通の男なら一般的なサイズのそれが確かに存在しており、間違いなくフェイは男であるという証明になっている。けれど不思議と不快感はなかった。見た目がほぼ男ではないからなのか、この子の見た目がアンナに似ているからなのか、或いは俺が彼の事を信頼しているからなのか、理由は分からない。

 

「その様子だと……うん、よかった。大丈夫そうだね」

 

「ああ、理由は分からないが俺は大丈夫だ……これからやることも分かってる。頼んだ」

 

「精一杯頑張るよ。じゃあ、脱がすね」

 

 フェイの手が俺の衣服に伸ばされる。イった時に溢れ出した母乳で濡れたタンクトップも、愛液でぐちゃぐちゃになった下着もショートパンツも剥ぎ取られた。俺を見る彼の視線には確かに情欲の火が灯っており、下半身に存在するそれも大きくなっている。

 

―――くちゅり♡

 

 亀頭が秘所に触れて、愛液と混ざり合う。互いのMAGが同調している為か、入れてもいないのに脳が茹ったように熱くなって、気持ちがいい。果たして自分は淫売だったのかと、そう思う程に性交に対して暗い感情を抱けなかった。だから只の女のように股を開いて、彼の手を握って――

 

―――ぐちゅぅっ♡

 

「んぉ゛、っ……ぁ゛、ぅ゛っ゛っっ……♡♡♡」

 

 そのまま此方の押し潰すように彼の身体が重なって、ゆっくりと彼のそれが挿入されてくぐもった獣のような喘ぎ声が漏れる。

 

「はっ゛♡ぅ゛、っ゛っ♡ひ、ぃ゛ぁ♡♡」

 

 両手を恋人繋ぎに、ぎゅっと握り締めながらフェイの腰が振られる。気が狂う程の痛みもなく、あるのはただ溶け落ちそうでふわふわとした浮遊感と多幸感、それを齎す快楽。それでいて膣内はいつになく敏感で何処を貫かれても、激しく感じて悲鳴のような声が出る。

 

「ぉ…んっ……そろそろ、よさそうかな」

 

「はぅ゛っ♡なに゛、ほぉ゛っ!?♡♡♡」

 

 雁首が膣内の襞をごりごりと削り落としながら、特段敏感な場所を射抜かれて声を上げて大きく仰け反る。バチバチとした電流のようなものが頭に奔り、意識を白黒させながら何度も絶頂して

 

「ぅ゛ぐぅ、ぁ゛…♡も゛っと、ゆ゛ぅっく゛…♡」

 

「もっと?…ふふん、りょーかい」

 

「ち゛がっ゛…ぁあ゛く゛ぅぇ゛っ!?♡♡♡」

 

 手を解いたフェイがそのまま片手で秘所……ピンと張り詰めて真っ赤に染まった陰核を指で挟み込み、丁寧に磨り潰して、腰を浮かせて潮を吹く

 

「が゛っ♡ぅ゛っ、ふぅ゛っ♡ぉぎゅ゛、ぅっ゛♡♡」

 

 気づけばピストンは加速して子宮口付近を何度も叩かれながら、もう片方の手で胸を鷲掴みにされていた。秘所を貫かれれて陰核を潰されれば白濁した愛液が無条件に漏れて、二つの乳頭を引き合わせて指で挟まれれば、噴水のように母乳が溢れ出す。さりとて身体も心も不思議と消耗せず、水分も口移しでフェイから飲まされていた。身体が蕩け落ちて、既に何処を触られてもイッては壊され、時間の感覚も曖昧になってきている。

 

「ぉ゛ぉ゛、っ゛♡ん゛ぎぃ、ぁ゛…♡♡♡」

 

「そろそろ、こっちも限界かな。出すよ、エリヤ」

 

―――ばちゅん♡ぎゅ゛ゥ゛っ♡

 

「か゛、ぁっ゛♡ぃ゛っ゛ぐぅ゛っ…!♡♡♡」

 

 子宮口を突き刺す様にして差し出された亀頭から溢れ出す精液が子宮に注がれていく。ドロドロの精液はマグマのように熱く感じられて、身体中にその熱と快楽が広がっていくような感触がする。腰が浮き上がって、絶頂も射精もまだ終わらない。

 

「ぅ゛、ふっ゛…ぁ……」

 

 彼の表情も少し蕩けた物に変わって、頬が赤く染まっている。時折愛おしそうに俺の頬を撫でては唇を落とされ、身体が快楽で疼いて揺れる。そうして、長い射精が終わって

 

「ん、ふぅっ……大丈夫…?」

 

「ど、ぅいういみの大丈夫、かはわからんが……少し、戻ってこれなくはなってるかもな」

 

 数十秒か数分か或いはもっとかもしれないが、絶頂がやっと引いて意識が戻る。

 

「少し、休憩する?」

 

「いや、いい。水もお前が飲ませてくれた……大分恥ずかしかったが」

 

「水分の口移しも立派な体液交換だからね。んしょ……」

 

「っ゛ぁ゛♡」

 

 フェイのそれが秘所から引き抜かれて、その感触だけで身体が震えて絶頂する。

 

「ふふっ、ほんとに敏感だね」

 

「うるさい」

 

「可愛いよ?」

 

「……俺は元は男だぞ。そんな事言われても」

 

「誰もそんな事信じないと思うけどなぁもう……って、わっ」

 

 黙らせる為に無理やり手を引っ張って、彼と場所を入れ替えながら身体を持ち上げて、ベッドに座らせる。

 

「えっと…?」

 

「……接吻が有効ならそれがしやすい体位がいいだろう。」

 

「ん、ああ。そういう事ね」

 

 少しばかり困惑していた彼は意図を把握したのか納得の表情を浮かべ、両手を大きく広げた

 

「おいで」

 

 対面して、彼の太腿に収まる様にして身体を重ね合わせる。その身体を強く抱きしめて、秘所に彼のそれを擦り付けながら

 

「ん、ぅ……」

 

 俺の方から彼に深く接吻した。

 


 

「……ぁ…?」

 

 あれからどれ位時間が経ったかも分からないまま、ふと目が覚めた。記憶は凡そ残っている。体位を変えては性交し、何度も接吻をしては絶頂して、お尻の方にも……後は…後は、確か最後の辺りは俺の方から求めて……

 

「ぁー……」

 

 頬が再び赤くなるのを隠す様に近くにあった何かに顔を擦り付ける。妙に柔らかくて、すべすべする。

 

「ん…起きた…?」

 

 頭の上からフェイの声が聞こえた。というか抱き締められてたし、擦り付けていたのはフェイの胸板だった。

 

「……お前の胸、柔らかいな」

 

「第一声がそれ!?胸は男だからないでしょ別に…!」

 

「ないにはないが…こう……」

 

「こうって何?後、顔でグリグリし続けるのやめよう?」

 

 何やら文句が聞こえるが、全面的に無視する。暫くそのまま擦り続けて、満足した後にベッドから起き上がろうとするもまともに力が出ない。長時間の性交の後だから当然と言えば当然だが

 

「……実際、何時間位やってたんだ?」

 

「1日以上かな。それ以上は後で計測結果見た方が早いよ」

 

「は?……いや、それ外は大丈夫なのか?というかえぇ……」

 

「この部屋の時間と外の時間の流れは違うんだ。知り合いから教えて貰った方法でズレを生じさせてる、勿論この部屋の時間の流れの方が遅い。」

 

「……俺が長時間の性行為で正気を保ち続けられていた理由は?それだけやっていれば、俺の精神力では持たない筈だが」

 

「君は【天使の祝福】*1を、僕は【妖精の祝福】*2を持っていたからね。体力も精神も自動回復され続ければ、疲労はともかく正気ではいられるよ。他にも方法はあったんだけどあれ大変だから使わなくてよかったよかった」

 

「あっけらかんと言ってくれる……身体が綺麗なのは?」

 

 あれだけ滅茶苦茶にしたのにも関わらず、お互いの身体は裸ではあるものの身綺麗でベッドも清潔そのものだった。

 

「君が寝ている間にお湯で綺麗にした。ベッドに関してはそういう機能つけておいたから」

 

「便利だな……まぁ助かった。ありがとう」

 

 後処理も含めて、妙に対処に慣れていた。というかよくよく考えたらこんな小さい子供がここまで絶倫でえっちも上手いのはなんなんだ…?。過去に色々あったのは見れば分かるが、それにしても異常であり……俺と似たような経験をしてきたのだろうかと邪推してしまう。

 

「エリヤ?」

 

「……何でもない。これでMAGの同調は終わりか?」

 

「あ、うん。こっちから鎮静化もできるし、僕が居ない時は少しだけなら君にもコントロールできるようになってると思う。その辺りはまた訓練の時に試して、駄目そうなら調整しよう」

 

「了解した。にしても、これを継続してやっていくことになるのか……」

 

「ごめん、何か不快な思いさせた?」

 

「それはない。そういう事じゃない」

 

 長時間とはいえ、ただの1回の性交で正直彼に大分絆されきているという実感がある。今こうして隣に居るだけでも少し胸が高鳴っている。もし次されれば、その次はと考えてしまうと……どうなってしまうのかと心配か或いは期待か。どうあれ、落ち着かない。

 

「まぁ、どうなってもさ。君が僕を受け入れてくれる間は大事にするよ。もう君も僕にとっては大事な仲間なんだし、君が困ってる事があるならなるべく相談に乗って寄り添いたい」

 

「……うるさい」

 

「うぇっ?」

 

「うるさい。黙って胸を貸せ。もう喋るな。俺は疲れたから、また寝る……おやすみ、フェイ」

 

「え、ぁ…うん…おやすみ、エリヤ…?」

 

 自身の顔を見られないように、隠す様にして彼の胸に収まる。そうして柔らかな彼の両腕が俺の頭を包み込んで、ただ安らかに俺は堕ち行く意識に身を任せた。

 

*1:
1カウント毎にパーティ全員のHPを1/20(5%)回復する。本来はエンジェルが持つ筈のスキル。

*2:
1カウント毎にパーティ全員のMPを1/20(5%)回復する。本来はとある妖精が持つ筈のスキル。




・キャラ紹介
<久遠 フェイ>
疑惑の150cm判定を持つ男の娘。150cmをブルアカで例えると大体アズサ位でそのやや下を基準にするとネル・ホシノといったちびっこラインが見えてくるので詰まる所そういう事である(ちなみにブルアカアリスの身長は152cmなのでどうあがいても負けてる)。エリヤが話しているように喉仏もなく、肩幅もないので外見特徴で男を証明するのが男性器しか凡そ存在しない。ずるいね。昔色々あってエッチは得意だし、攻め受けどっちでもいいが身内の関係で攻めが多い。多分エッチすると性癖を捻じ曲げられる。

<久遠 エリヤ>
戸籍が登録された事でただのエリヤから久遠 エリヤと名乗る様になったTS爆乳俺っ子。男性恐怖症は彼女一人の状態で男に近づかれたら恐怖で硬直するか、暴力で無力化させるかの2択という結構重いものだが、あんまりにもフェイの外見があれで男性判定が出なかった。よかったね。多分性癖を捻じ曲げられた人。ちなみに対面座位が好きになった
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