雷夏先生とゆく、緑蜜高等学校ダンジョン部!!! 作:山下敬雄
聖夜にとどけられ披露されたその突然の制服姿におかしなところがなく、そして似合っているかどうか。
それは緑蜜高校に未来編入予定のイロハにとって少々ひっかかる解決すべき問題であった。なんせ彼女は海都より年上に見えることは自分でもなんとなく分かるものの、まったくの記憶喪失状態というわけではないが自分のその生きてきた年齢の数さえも正確には測り知らないからである。
何か問題があるならば見つけたならば、率直に言ってほしいと彼女はいつもの淡々とした口調で彼に言う。
例の記憶にまだ新しいテンション高めだった兎たちとちがって、いまかいとの部屋に突っ立つ藤色髪の彼女は制服を着ていても小躍りはしない。
ただ凛とそこにある……。そんな彼女の見つめたたずむ瞳に、彼女の纏ういつもとは違った深緑の新鮮な制服姿に────────
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どうしてこうなったのだろうか。
彼女の制服姿を見ているだけでソレがどうにもおさまらず、彼が欲情してしまったからだろう。どうして欲情してしまったのかは、おそらく緑兎に仕掛けられたが今は放ち解かれた…オーラマジナイの副作用によるものだろう。
今は制服姿のレビューをしているどころではないのかもしれない。彼の赤らみ膨らむ異変に気付いた彼女のとった行動は────
「男の子なら、そうなるときもあるわ」
じゃまになる緑のブレザーを脱ぎ────添い寝というよりも密着をする、部屋のベッドの上で。そうして抱き合うだけで治まることはない、むしろ。
「たとえば、姉のように思ってくれていいわ。私はあなたより年上のようだから」
そんな理由で彼に寄り添って寝る。そのやわらかなハグになだめられていく、しかし、余計に。
「あっあぁイロハしゃ……」
花のような匂いがする。とても落ち着くいいニオイが、沈む……彼女の胸元の白シャツそこから。
深く吸い込んでしまったそんな香りに惑わされて……彼はその高まる劣情をちかく…ちかくに擦りつけて、彼女にもっとどうしようもなくせがんでしまう。
彼女の言葉に甘えて、抱き合う熱にカラダに甘えてしまう。
抱き着きながら腰をへこへこするペニスが、制服姿にセットで履いていた黒タイツに擦れる。
はしたなくみえる生足の露出を減らすために履いていたその黒い薄生地に擦りつけてしまう。
擦れる感触がとても気持ちがよく止められない。惚けた彼が一心不乱にそうしていると、彼女はもっと彼のことを抱き寄せてやさしくする。
その行動が姉のようにかは海都にはわからない。だが、甘えてしまう。もっとその気持ちのいい熱に輪郭に擦りつけて甘えてしまう。
呼吸が荒くなり、顔を埋めた彼女の制服シャツの胸元が灼けるように熱くなる。
そして興奮が極まった海都は射精してしまった。
射精している間もぎゅっとしがみついてしまう。快楽に溺れ、快感を逃がし、劣情を白く放つ。
彼より少し背の高い彼女の細身へと密よりより深くつよく抱き着きながら好き勝手に海都は射精してしまった。
びくびくがおさまると────彼女の太腿を覆っていた黒いタイツには白くあつい熱が噴きかかり、その薄生地に染みて内側の彼女の生の肌までも汚していく……。
海都は彼女の胸にうずもれながら、楽になってもつづく甘い心地よさの余韻と鼻孔を濃くただよう良いニオイに酔いしれていく。そんな射精がおさまり大人しくしがみつく彼のことを彼女は上から撫でる。
黒髪を撫でながら、姉のような存在は抱き着く弟のような存在を甘やかしてなだめていく。
海都が包まれるイロハの体はとても心地が良く、その沈み浸る熱と香りから離れられない。
終えられない終わらない────ベッド上で横になり抱き合う、この上なくやすらぎ落ち着く彼女の体に包まれて、甘え続けてしまう名残惜しくいつまでも────────