雷夏先生とゆく、緑蜜高等学校ダンジョン部!!! 作:山下敬雄
埋もれていた──一枚隔てたシャツごしというよりはもっと生っぽくて、しっとりしていて、いっそうやわらかいものに。
ぼやり目覚めた海都は、目の前のしずむ景色が感触が変わっていたのに遅れて気付いた。だが母猫が子猫を抱き寄せるように、またしずむ。
息を継いで味わうその匂いに、また思考がピンクにぼやけ……ハマっていく。
イロハはさっきともに寝そべっていたその制服姿ではなく、彼女の腕に引き寄せられた海都の視界は白シャツではなく肌色にダイブしていく。
それはもっと露わで双丘の肌地がみえるほど、胸元の切り立った大胆な服装バニースーツだった。イロハがいつの間にか身に着けていた新たな衣装はまた彼の興奮をおおきくかきたてていく。
大きいもので、彼の視界を圧迫し挟む。さらにその汗ばんできた谷間から、より複雑になった彼女のニオイが鼻孔を犯していく。
「ごめんなさい。さっきお風呂に入ってきたばかりなのだけど、すこしまた汗ばんでしまったわ」
イロハはそんな情報を静かな声で絶賛うずもれる彼に伝える。より雄の興奮を高めてしまうことを知ってか知らずか……。
「あぅっ♡あぁ……♡♡」
海都はバニースーツ姿の彼女の胸の中でびくびくと悶える。また我慢できずに腰が勝手に動いてしまう。ベッド上に一緒に寝そべる対面の彼女のぬくもりへと、その興奮を擦りつけようとしてしまう。
一段高い視野から目を配りそんな様子を見つけて察したのか、イロハはより密着する。
海都が彼女のカラダに求めだしたように、イロハも彼のことをぎゅっと求めて受け入れた。
より密着、さっきの制服姿のときよりも密着する方法を考えたイロハは、彼の興奮しすりすりしていたその棒を、──挟み込んだ。
「アッあああぁあ♡♡♡!?」
鼠径部から覆う布地がきわどくなっている…そのバニースーツからでた生足で、彼のペニスを挟み込む。両脚の両太ももが隙間なく彼のペニスを覆い挟み込んでしまった。
そんな突然両側から押し寄せた刺激に────
また身を震わせ大きくびくついてしまった彼のことを、そのびくつきの大きさに応じて彼女は長い腕でながく抱きしめ──なだめた。
「うん。もっと寄って、──そう。これでさっきより密着になってうまくできると思うわ」
また始まったその行為は擦りつけるというよりは挿入したように。
びくびくのおさまった海都であったが、またもどかしくなり動き出し止まれず。
彼女に挟まれたその生脚のあいだで、もどかしい刺激をより大きくしていくように腰をうごかす。
一度射精したときの黒のタイツごしとはちがう、彼女の生の素肌をカウパー汁でよごしていく。
そしてすべりが良くなり、その濡れた太腿の間に挿入するスピードも速くなる。
バニースーツの股下で、ペニスを一心不乱に擦りつける。目の前のイロハの体にしがみつきながら。
深みにハマるように、抜けられない。ともに寝そべりぎゅっと抱き寄せてくれる彼女のぬくもりから、その太腿と太腿の間、ぬめり熱くなる心地よく締まる肉の圧から抜け出すことができない。
トマラナイ快楽に溺れる海都はもっと深くイロハの体にしがみついた。
そのとき掴みやすい彼女のお尻のあたりのふわふわするでっぱりを、偶然にもその手に────
「んっ……。それは着け方が甘かったかしら…とれちゃった…ようね?」
とれた……海都の握りしめていたそれは兎の尻尾であった。バニーのおまけであるみじかくまるい緑の兎の尻尾を、イロハのお尻にしがみつくあまり引っこ抜いてしまったのだ。
今ぽとりとベッド上におちる……その人工的な尻尾のパーツがどこに入っていたのか……海都は分からない。ただ尻尾パーツの取れた彼女はちいさく────
そんな彼女の胸元の視界ではみえないアクシデントを経て、興奮はまた高まる。
そしてわけもわからず興奮を極めもう止まれない海都は、彼女の臀部にぎゅっと両手でしがみつきながら、ついに射精してしまった────。
太腿の間に捕らえられていたちんぽは奥へ、一番深いところを本能で一気に探る。
互い面する腰と腰が当たるほどに密着し、奥のそれ以上果てを突き抜けたちんぽは精をまき散らす。ザーメンをいきおいよく放出していく。雌の太腿の厚みを突き抜け、鈴口から雄らしく射精する。
バニースーツの胸の谷間、汗ばんだ彼女のやわらかな肌に埋もれながら海都は射精してしまった。
射精する間もずっとイロハは彼を、そのしがみつく彼の強さを抱き返すように包む。
なかなか終わらない……ながいながい射精をしながら。
やがて強張っていた体は目の前しがみつく柔らかさになだめられ徐々に落ち着きを取り戻していく。しかし興奮に打ち止めはなく……余韻ややすらぎと呼ぶにはそのあまいあたたかさは気持ちがよすぎて…。
荒い呼吸音で海都は見上げる。見おろす彼女の藤色の瞳が見つめながら、ゆっくりと手を伸ばし……彼の髪を撫でた。
ベッドシーツは汗でびっしょり濡れていた、密着し及んでいたふたりのシルエットがわかるほどに。