ファイナルファンタジー8 セルフィのトイレ事情 作:北村 貴之
「うんちしてくるよ~」
そう言って、少女は仲間たちから離れて、どこかに向かって走り出していった。
少女の名はセルフィという。 茶色い髪に丈の短い黄色のワンピースを着ている少女だ。
足には茶色のロングブーツを履いている。
セルフィたちが今いるのは、ガルバディア地方の広大な平野部だ。
街からだいぶ離れた場所なので、人の姿はまったく見当たらない。
そんな平原で、セルフィは催してしまった様子。
この世界は我々が住む現実世界と同じく自動車や電車といった文明の利器は存在しているし、ガスや水道も普通に普及している。
水道が普及しているということは当たり前だが水洗トイレも存在する。
公衆トイレも街中にあるし、誰でも使えるのは現実と同じだ。
しかし、いまいる場所は公衆トイレが当然ながら存在するはずのない、広大な青々とした草木が生い茂る平野部だ。
もし催してしまったら、この大自然の中で出さないといけない。
セルフィはそんな場所で、出そうになっていた。
お腹がぎゅる〜、と音をたてて、今にも腸を通り越して出てきてしまいそうだった。
本来明るい性格のセルフィは、いつもの調子で、先ほどの「うんちをしてくる」と言い、仲間たちから離れて、隠れてできる場所へと向かっていった。
そんなセルフィを、仲間たちは少々引きながらも、止めることなく承諾して見送った。
(してる最中に襲われないといいんだけど…)
そう心の中で心配していたのは、ガンブレードを操る少年のスコールだった。
たったった、と足音をたててセルフィは走っていた。 気づけば茂みが生い茂る場所だ。 セルフィの下半身がちょうど隠れており、しゃがめば完全に姿が見えなくなる。
「あかん…。もう限界や」
セルフィは北方のトラビア地方出身の少女だ。 トラビア地方は独特の喋り方であり、日本でいうところの関西弁にあたる。
そんなセルフィは、トラビア地方特有の喋り方で、自身の限界を声に出した。
「もうここでええか」
そう言って、セルフィは茂みの中にしゃがみこんだ。 仲間たちがいる場所からだいぶ離れたのか、この茂みの場所にはセルフィしかいなかった。
「はぁ……。ふぅ……」
セルフィは少々恥ずかしそうな顔をすると、黄色いワンピースのスカートをめくり、お尻を露出させる。 真っ白なパンティが姿を表す。
年頃の女の子の大きなお尻を、汚れひとつない純白の布地が覆っている。 材質はかなり良さげだ。
セルフィはその白いパンティを足元まで下ろす。
パンティが下ろされたことにより、生のお尻が丸出しとなった。
まるで殻を向いたゆで卵のような、つやがあって、小ぶりで形の良いお尻だ。
撫でたくなる衝動に駆られそうな真珠のような女子高生の尻が自然の中で露わとなった。
セルフィのお尻は、まるで新雪のような白さだった。 「ふぅ…。誰もこないでよ〜…」
しゃがんだ体制のセルフィは、便がパンティに付着しないように、体制を整えていた。
体制が整い、ようやく便を出していく。
ブゥッ、ブボッ、ブスー……。
セルフィのお尻の下から、おならが炸裂したかのような音が鳴る。 セルフィは催していた便を出そうと、一生懸命気張っているのだ。
(うぅー……。うんち出てよぉ〜……)
尻に力を入れて頑張っているが、一向に出る気がない。
お尻の穴はひくひくとうごめき、セルフィの腸内に存在する便が外に出ようと頑張っている様子がうかがえる。 しかし、一向に出てくる気配はない。
(あかん、うんち出そうもないわ……)
諦めかけたが、彼女はくじけなかった。
「ん、んん……。う、うぅっ……!」
セルフィは今一度、大きく息を吸い、そして肺活量を全開にして息を吐いた。 これを3回ほど繰り返したその後。 セルフィのお尻の穴が大きく開き、茶色い物体が顔を出した。
それは、まるでヘビの頭を思わせるような大きさと形をしていた。 そして、セルフィの身体がビクッと大きく震え、顔を出していた茶色の物体は、何かに反応したかのように、ボトボトと音をたてて、自然の絨毯ともいえる芝生の上に落下した。
「んん……!!」
セルフィは、そのお尻から排出した大きな便に、少し快感を感じてしまった。
彼女の出したそれは、まぎれもなくうんちだ。
(まだ出る……!)
お腹の中で溜まっていた便を全部出そうとしてるのか、はたまた大きいのを出す気持ちよさを感じているのか、とにかく彼女は力いっぱい気張ったのだった。
ボトボトと、豪快にセルフィのうんちは元気よく彼女の尻の穴から排出されていく。
彼女が先ほど食べた肉や魚たちが、セルフィの体内で溶け、その養分で茶色く染まった便、そしてそれが大地に降り注ぎ、緑を茶色に染めていった。
「はぁ……。でたぁ……」
しばらくして、セルフィの排便は終わった。
持っていたポケットティッシュでお尻の穴を拭いた。
セルフィは立ち上がり、パンティをあげ、スカートを戻す。
そしてセルフィは、先ほど自分が出したばかりの糞便の方を向いた。
セルフィの目の前にあったのは、とぐろをまいてどっさりと地面に落ちた、まるで茶色の岩石のような、うんちの山であった。
「いっぱい出たぁ……」
セルフィはそう言うと、お腹をさすりながら、仲間たちのもとへと戻っていった。
もちろんこの大自然の中だが、トイレがないので仕方ないのだが、それにしてもすごい量だ。
こうして、トラビア出身の元気娘の排便は終わったのだった。