ファイナルファンタジー8 セルフィのトイレ事情 作:北村 貴之
スコールたちはいま、ある場所にいた。
ガルバディアの南西に存在する島、『地獄に一番近い島』。
その名前を聞いてもピンとこないと思うが、ここは名前の通り、本当に「地獄」のような場所だ。
バラムガーデン近辺の森林に生息していたかなり強力なティラノサウルス型のモンスター「アルケオダイノス」が出てくるが、それは序の口。
ここには様々な状態異常を引き起こす攻撃を持つ巨大な花のような魔物「モルボル」や、強烈な攻撃をこれでもかと繰り出してくる大型のドラゴンたちなどが我が物顔で闊歩しているのだ。
彼らのことを知らずにこの地を踏むのはまさに自殺行為と言っても過言ではない。
ここに出てくるのは2メートル近い身長のモンスターたちばかりなので、その姿を見れば戦慄することだろう。
なぜスコールたちがこんなかなり危険な場所に、飛空艇「ラグナロク」で向かい、モンスターたちと闘っているのかというと…。
「いやあ~、こんなに大量の貴重品が手に入るなんてなあ」
ゼルが嬉しそうな顔で、モンスターから獲得したアイテムを眺めている。
苦労しながらも大型のドラゴンたちを討伐し、彼らが持っていたとされる、貴重なアイテム類を手に入れたのだ。
スコールたちだけでなく、彼らと一緒に戦うガーディアン・フォース(通称G.F.)もどんどん強くなっていった。
スコールたちは現在、時間圧縮された世界へと飛んできた。
そこに潜むとされる魔女、アルティミシアと闘うために鍛錬のために、危険を承知で敢えてこの場所へとやってきたのだった。
特殊アビリティ「たべる」は、その名の通りモンスターを食べるという、かなり異質な技なのだが、たべた相手によってはステータス上昇にもつながる何とも恐ろしいアビリティだ。
彼らはそれも駆使しつつ、この地獄のような場所でモンスターたちと戦う訓練を積んでいた。
一方、彼らと同行しているトラビア育ちのあの少女はというと…。
「ガブガブガブ…。ムシャムシャムシャ」
スコールたちから離れた場所の茂みの中で、セルフィは無我夢中に、倒したばかりのアルケオダイノスやルブルムドラゴンといったモンスターたちを食べていた。
セルフィの周りには彼女が倒したと思われるモンスターたちが倒れてぐったりしている。
セルフィひとりでどうやって倒したのかは不明だが、とにかく彼女の食い意地が勝ったようだ。
彼女の食べっぷりを見る限り、ドラゴンの肉は想像以上に美味しかったようだ。
まるで牛肉のような肉質で、歯ごたえも十分。
そして、その肉を食したことによって、セルフィのステータスが一気に上昇していった。
「ん~! おいひぃぃっ! ドラゴンの肉、最高~!」
セルフィは野生の味を堪能し、おいしさのあまりに歓喜の声を上げたのだった。
そしてしばらく、彼女はこの場所にとどまり、食事を楽しんでいた。
女の子がしないであろう、脚を豪快に開くポーズをして、アルケオダイノスの死体の上にまたがり、ひたすら肉をかみ砕いて飲み込んでいった。
白いパンツが丸見えになっているがそれもおかまいなしだ。
「ムシャムシャムシャ…。ゴクッ。ヴォエッ」
セルフィはゲップをしてしまった。
可愛らしい少女がするとは思えない、なんともグロテスクな音だ。
しかし、満足そうに食べているため、あまり問題はないのだろう。
こうして数分後、セルフィは自分が倒したモンスターたちを完食し終えた。
彼女の周りには骨が散乱している。
セルフィのお腹を見てみると、黄色いワンピースに包まれたお腹がぽっこりと膨らんでいた。
それそろスコールたちと合流し、飛空艇に乗らなければ。
そう思ったセルフィは立ち上がり、離れた場所にいるスコールたちの場所に戻ろうとした。
しかし…。
ギュルルルルルル~…。
セルフィのおなかが突然鳴り出した。
10代後半とは思えない食べっぷりだったが、どうも野生のモンスターの肉は衛生上よろしくはなかったのだろうか。
彼女の腹痛を引き起こしてしまったらしい。
「うう……、お腹痛い……」
セルフィは苦しそうにおなかをさすった。
だが、漏らしてしまってはSEEDとしての誇りが許さない。
セルフィは意を決して、茂みの奥へと入っていった。
「こんな所に公衆トイレなんてあるわけないし…。しゃがんで出すしかなさそうだねえ…」
女の子としてはかなり屈辱的な行為だが、セルフィはおなかを抑えながら前かがみで茂みを進んでいった。
そして、ちょうど用を足すのにぴったりな場所が見つかった。
お花が咲いており、そのすぐ後ろは小川が流れている。
「ここならいいかも……。ごめーん、ドラゴンさんたち、うんちするね…」
セルフィはすぐにパンツを下ろし、しゃがみこんだ。
顔を赤くしながらも、彼女は野外で排泄の準備をする。
そして、お尻の力を抜いていく。
息を吸い、そして吐く。すると、可愛らしい尻穴から…。
ブウゥーーーーッ!!
大きな音を立てて放屁してしまう。
その屁の音は凄まじく、バイクの音を思わせるような爆音だった。
普通の女の子のおならとは思えない。
「はぁ~……」
すっきりしたからか、なんだか気持ちよさそうな表情を浮かべるセルフィ。
しかし、腸の中に潜むうんちはまだまだ出てこない。
おならはまだほんのはじまりにしかすぎなかった。
「…くんくん。なんか、あっちから『ブオーッ』って、屁みたいな音がしなかった?」
一方、セルフィたちから離れた場所にいたスコールたち。
キスティスが、セルフィの放屁に気づいている様子を見せていた。
彼女は屁の臭いを鼻で感じ取っていたようだ。
相当すごいおならをセルフィは排出したというわけだ。
「ちょっと臭うんだけどぉ…」
キスティスが少し顔をしかめた。
「またセルフィかな。にしてもこんなに臭うなんて…」
リノアも臭いに気づいていたようで、指で鼻を抑える仕草をする。
「ここのモンスターを食べたんだろう。それもかなりの量を…。俺たちも人のこと言えないけど」
スコールが呟き気味に言った。
その頃のセルフィはというと…。
顔を力んだようにして、糞便を出そうとしていた。
「んっ……!そろそろ出てぇ~…」
腸内の便を出そうとするが…。
ブウゥーーッ!!
尻穴からまた大きなおならが飛び出す。
一向に便が出てこない様子に、セルフィにも苛立ちが見えてきた。
「早よぉ出ろやあ…」
トラビア弁で不満げに呟く。
そんな彼女の尻が意味深にひくひくと痙攣している。
どうやら本番が来るようだ。
セルフィは全身に力を入れ、そのままうんちを出そうと力み続ける。
「んぐぐぐぐ……!!」
歯を食いしばって踏ん張る。お尻の震えもどんどんと大きくなっていく。
セルフィの肛門がさらに大きく開き始めた。
おならに続いて、彼女の腸の中に詰まっていた糞便が姿を見せてきたのだ。
尻の穴からにょきっと、茶色い物質が顔を見せている。
お尻の穴がどんどんと大きくなり、ゆっくりと開き始める……。
そしてついに…。
ドバババババッ!ブリリリリッ!!ボトトトッ!!
凄まじくも豪快かつ、汚い音が茂みの奥から聞こえてくる。
セルフィは自らの腸内に溜まっていた茶色く立派に太いうんちを草の中にこれでもかと排泄した。
それは彼女のお尻の穴から放たれ、どんどんと太くなっていく。
草の生えた大地にどばどばと音を立てながら、セルフィのうんちが山を築いていく。
体内から元気よく糞便を出しているセルフィは、うっとりとした顔で天を仰いでいる。
島の中のモンスターを養分として作られたそのうんちは、まるで貫禄を感じるものがあった。
独特の臭いを放ってはいるが、それでも立派で豪快な万物であった。
「はぁ……、やっとうんちが出たぁ……。すっきりしたわぁ……」
長い排泄を終えたセルフィは気持ちよさそうな表情で大便の山を見つめていた。
自分が出したうんちは本当に自分が出したのかどうかもわからないものであった。
そして彼女はパンツを履き直す前に、お尻を振るって残りのうんちを出し切る。
先ほどのうんちの山に、茶色いカスが乗る。
「でもめっちゃ臭い~。あ、お肉の食べすぎやからか~」
能天気な声を上げながら、彼女は用意していたトイレットペーパーで汚れたお尻の穴を手慣れた手つきで拭いて綺麗にした。
うんちがついた紙を、出した山にカバーをするかのように乗せる。
先ほど脱いだ白いパンツは木の幹の近くに置いてあった。
それを履きなおし、セルフィは立ち上がって仲間たちの元へと帰っていった。