※この作品はR-18です。

真剣で肉欲に溺れなさい!【完結】   作:寝坊助

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水上体育祭 前編

 

 

 

 夜———川神院、ユウの部屋。

 今日もまた私、川神百代が愛しき水城ユウを落とすために跨り、その凶悪なペニスを咥えてよがって……いない。

 部屋にこだまするのは肌と肌がぶつかり合う乾いた音、野獣の鳴き声の方がまだ耳に優しい喘ぎ声。二人の体温が混ざり合い、むわぁ…と生暖かい熱が充満している。それが性的欲求を誘い、理性を溶かす。

 

 敷かれた布団の上で、私はユウに犯されていた。

 日本人どころか、外人の平均よりも巨大な極太の魔羅。それを、裸で四つん這いになっている私のまんこに、ごちゅッどちゅッと膣肉を抉る音を立てて出入りさせる。

 突き上げた尻を掴まれ、時折ユウに掌で引っ叩かれて気味良い音を奏でる。それを抽送と同時に行い、乱暴な雄優勢のセックスを続ける。

 

「んあ゛ぁあん❤︎はっ、あ……んふ❤︎」

 

「ゔあぁ‼︎」

 

 鼻息を荒くして腰を振る、愛しい男。

 ガッ!ガッ!と乱暴に子宮口を突き上げられて、駆け巡る快感と激痛は脳を弾けさせるほどにとても気持ちがいい。

 そして膣に押し付けられているユウの腰が、ぶるるっ……と震えたかと思うと、膣内に熱いザーメンがドビュルルルル‼︎と流れ込んだ。

 

「んあ゛ぁぁぁぁあん❤︎」

 

 だらしなくとろけた顔を晒して反り返る。ぞくぞくと敏感になった身体がアクメをキメて、私は満足して布団に倒れ込んだ。

 同時に、ユウも私のまんこからちんぽを引き抜き床に両手をつく。理性が飛ぶほどの、凄まじいセックスと膣内射精だったにも関わらず、そのイチモツはまだまだギンギンに勃っている。

 いつもなら第二ラウンドといくところだが、私は倒れ伏すだけでぐったりと寝転がる。

 

「なんだ……もう終わりか?」

 

「う〜ん……足りない」

 

 不満気に上半身だけ起き上がらせる。

 動きとともにぷるん、と大きく揺れる爆乳。それを前にして、やはりユウも男か魔羅をさらに大きく太く勃起させる。

 底知れぬ性欲、それを前にして私はペロリと舌舐めずりをする。だがそれだけで再びセックスをしようとは思わない。

 

(もっと刺激が欲しいなぁ……壊れるぐらいついてほしい……)

 

 一見、さっきまでの性行為は第三者が見ればユウが私を犯しているように見えただろう。しかし、あれは私が気を用いてあいつの肉体を操っていただけだった。

 気を相手に纏わせて、自在に操る技。これによって肉体の動きを操作して、私が好きな体位で犯していたにすぎない。

 形だけのプレイに、私が先ほど得た絶頂はイマイチ刺激が足りなかった。いくらユウが犯してくれても、それは私の意思によって操られているだけ。結局は自慰のようなもので、物足りない。

 

 私が欲しているのは、いわゆるレイプだ。

 人を人とも思わぬ、女をオナホールにして肉欲のままに相手を犯すプレイ。叫ぼうが、暴れようが、泣こうが関係ない。この肉体が壊れるぐらいの激しさで、ユウにめちゃくちゃに犯されたい。

 

 いつもは私が攻めの立場であるから、たまには受けの立場にまわりたかった。あの巨根と尽きぬ性欲だ、一度その気になれば、感じたことのない死ぬ程の快楽をその身に受けることだろう。

 私はそれを望んでいるんだがな。

 

(どうにかしてその気にさせたいが……こればっかりは、ユウの意思だよなぁ……ん?)

 

 何かその気にさせる方法はないかと考えていると、あることを思い出した。

 今は夏、川神学園の夏といえばアレが開かれる。思春期の男子には刺激の強すぎるイベント。故にこれを利用しない手はないと、私はニヤリと笑った。

 その顔を見たユウは頬を引き攣らせる。付き合い長いからな、私こう言った顔を見せる時は、大抵よからぬことを考えつくからだ。

 

「おい、何だその顔……」

 

「う〜ん、そうだなぁ……不安要素あるし、ここは念入りにやっとくか」

 

「だから何を……ふぐぁ⁉︎」

 

 隙をついて、私は二本の指を尖らせてユウの下腹部に突き刺した。指先に込めた気は衝撃とともに身体に染み込んでいき、数秒後には何事もなかったかのように傷ひとつなかった。

 

「おま……何したんだ⁉︎」

 

「それはお楽しみにゃん♪ま、その時を待つんだな!おやすみ〜!」

 

 完全に、何かよからぬことを思いついた目をしていることに、ユウは気づいている。問いただそうとしたが、私はヤッたばかりとは思えない身軽さで服を着替えてユウの部屋から出て行った。

 

 

 ポツンと、取り残された水城ユウは窓から星空を眺めて、大きく息を吐いた。

 

「絶対何かやらかすな……」

 

 

 

 

 あれから三日、百代とのセックスはパタリとしなくなった。朝昼晩と暇があれば呼び出していたはずの女は、時折ニヤニヤと怪し気な視線を向けてくるが、行為をすることはない。

 安心した反面、何かとんでもないことをしでかすのではないか、と身構えている。

 ……そして何故か、下腹部が熱い。

 我慢できないほどではない。しかしじんわりと、熱がこもるぐらいの小さな温度だ。身体にはこれと言った異常はないが、やはり何かが起きようとする前兆だとユウは察っしていた。

 

(しかし、ちょっと違和感あるな……)

 

 食堂でラーメンを啜りながら、ユウは変わってしまった日常に違和感を感じていた。

 毎日毎日、百代とのセックス。拒否感を感じていたが、勝負の内容なため仕方なく抱いていた。

 いつしか日常のルーティンとなっていたそれが、いきなりなくなってしまい物足りなさを感じている。

 まだこの心は百代に落ちてはいない。しかし、身体は少しずつではあるが確かに染められてしまっていると、自覚してしまった。

 

(このまま、何事もなけりゃいいんだが……)

 

 ユウはまだ知らなかった。この選択が、近いうちに自分の首を絞めることになるとは。

 そして見落としていたのだ、数日後に始まるあるイベントのことを。

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーー

 

 

ーーー

 

 

 

 

 その日は来た。

 休み明け、川神市某浜辺。

 そこに川神学園の生徒達が集まっていた。

 

「夏だ!」

 

「海だ!」

 

「水上体育祭開幕だぜ―――――ッ‼︎」

 

 そう本日は、水着が乱れ舞う水上体育祭。開始前から、男達のテンションはMAXとなる。

 川神というパワースポットに住まう女達は、皆一様に優れた容姿を持っている。特に武士娘は。武道で鍛えたことにより、余分な脂肪がなく引き締まったプロポーション。普段、学校の制服に隠されているその肉体美が露わになる、男達にとって楽園のような時間。

 ……しかも、今年はいつもの水上体育祭とは訳が違っていた。

 

 着用するのは学園指定のスク水。学園側の許可を貰えれば、自分の好きな水着を着ることができる。

 だが今回はそのルールを撤廃し、各々生徒が好きな水着を着用しても良いということとなった。

 普通ならば教育機関として許されないことだが、男子生徒の熱すぎる嘆願書によって受理がされた……その生徒は魍魎の宴という、学園の裏に潜む魑魅魍魎達だが……それと、武神の後押しもあったとか……。

 

 とにかく受理がされた。

 受理されたのなら仕方ない。

 受理は全てに優先される。

 

 そんな訳で着用する水着の自由化。

 それは、飢えた男子学生にとって起爆剤だった。ただでさえ熱い浜辺が、男達の熱気によってさらに燃え上がっている。

 

 そして、ヴィーナス達が浜辺へ現れる。

 

「「「「「うわぁ゛ぁぁぁああああああああああああああああああああああああ‼︎‼︎‼︎」」」」」

 

「うるせぇ!」

 

 男子生徒のあまりにもうるさい歓喜の絶叫に、ユウは耐えきれずつっこんだ。

 中には血反吐を吐いて倒れ込む者もいる。

 相変わらず性欲にオープンな川神学園の生徒達。だが、それも分からんでもないとユウは女子生徒達を一瞥した。

 

 それはまさに楽園。

 布面積の多いスク水ではなく、ビキニを中心とした露出度の高い水着を身につけた美女、美少女達がいた。

 選択は自由なためにスク水のままの生徒もいるが、自分のスタイルに自信を持つ者、意中の相手を射止める者、ちょっと冒険してみた者など、意外にも半数以上の女子生徒が過激な水着姿を披露していた。

 

 すると、さらに大絶叫が上がる。

 水着の美女美女美女……だが、その中で最も浜辺にある視線を集めた者がいた。

 それはもちろん、川神百代である。

 

「お、お姉様⁉︎その水着……!」

 

「ふふん♪どうだ〜?この日のためにお姉ちゃん、ちょっと過激なの選んだんだ〜」

 

 股から胸へY字に裂けた水着、スリングショット。痴女としか思えないそれを身につけた百代は羞恥心どころか、天女とも言うべき肉体と色香に絶対の自信を持った表情で姿を現した。

 制服越しでもわかるダイナマイトボディがこれでもかと露出して、日差しによって輝いて見える。

 それを見た男子生徒は、滝のように鼻血を流して前屈みになる。女子生徒もその美貌と水着姿に顔を赤らめていた。男子生徒の視線を独り占めしようと、セクシーな水着を着けてきた者も撃沈している始末。それほどまでの破壊力があった。

 

「大和を悩殺しようと、本気出したのに……ガク」

 

「京さんが倒れました!」

 

「凄いなモモ先輩……やはり、ユウ先輩を誘うためか?」

 

「まぁな、クリス。あいつを悩殺するのに、これぐらいは必要だよな〜♪」

 

 と、腕を膝にやってセクシーポーズを取る。

 グニュウ❤︎と寄せ合い形を変えるその乳に、雄どもはもはや発情した獣と化した。相手が武神でなければ、一斉に襲いかかっていただろう。それほどの勢いだ。

 そんな中でユウだけは蒼白して顔を逸らしていた。

 

「ほれほれぇ、どうだユウ?なんなら揉んでも構わないぞ?」

 

「今からでもスク水に着替えてこいよ。それ痴女だぞ、痴女。盗撮されたらどうするよ?」

 

「安心しろ、そういうのは気配で感じ取って……ふっ!」

 

 雄どもの群れに視線を向けて、ある一点に向けて目から気のレーザーを発射する。人混みに紛れても関係なく、一直線にそれは標的を撃ち抜いた。

 

「ぎゃぁぁぁあああ⁉︎この日のために改造したカメラがぁ〜〜〜〜‼︎‼︎」

 

 と、悲鳴が群れの中から上がる。

 他にも盗撮しようとした一般人のカメラもそうだ。さすがは武神、隙はない。

 

「さらに気で水着を定着させてるから、ポロリすることもなし!あ、お前がみたいならそこら辺の木陰に移動してだな……」

 

「嫌ってほど見たわ、お前の裸なんざ」

 

「だよな。でも水着って新鮮だろ?」

 

 そう言って、ユウの腕を掴んで手を絡ませてきた。その瞬間、引っ張られた腕が柔らかい双丘の谷間に挟まれる。

 同意したくないが、彼女のいう通り毎晩押し付けられているものとは少し異なる、新鮮な感触が脳に迸る。

 振り解こうにも、素手での力比べは百代の方が上でさらに拘束されてしまう。その度に、乳房がむにゅむにゅと形を変えてユウの雄を刺激していく。

 

 そんな二人を、男達は血涙を流しながら眺めていた。

 

「くそ、やっぱモモ先輩は水城先輩狙いか」

 

「いいな〜、俺だったら直ぐにその場で押し倒してるよ」

 

「つーか、なんか嫌がってね?あいつ」

 

「何が不満なんだよ……なぁ、先輩がインポって噂本当なのかな?」

 

「あ、それ俺も聞いた。インポってより、チンコがすげー小さいんだとか」

 

「おっぱい押し付けられて勃たないわけねーし……もしかして勃起してるけど、水着越しでも分からないぐらい小さいとか?」

 

「あり得るな」

 

 と、嫉妬の炎によって根も葉もない噂が盛り上がっているのを、ユウは知る由もなかった。

 

「おい、まさか最近ヤらなかったのはこの日のためか?」

 

 いくら悩殺水着であろうと、そう簡単にユウの心は変わらない。

 どんなにその女体を見せつけようと、押し付けてこようと、落ちることのないよう精神統一を施す。今、ユウが勃起していないのもそれによるものだ。

 間違っても、欲情に身を任せて百代を襲うようなことなどしない。

 しかし……

 

「それもある。と、同時に……ふんッ!」

 

 完全なる不意打ち。

 挟み込む胸の感触によってできた隙をつき、百代の刺突がユウの下腹部に突き刺さった。

 数日前に喰らった箇所と全く同じ。ズブズブと、指と一緒に百代の放った気が身体に染み込んでいく。

 しまった!ユウは咄嗟に飛び乗って距離を取った。だがもう遅い、百代は手応えを感じてニヤリと笑った。

 

「お前……いったいなに……おぉ⁉︎」

 

 下腹部の違和感が強く現れ始めた。

 

「なんだ……これ……!」

 

 じんわりとしていた熱がさらに強くなる。ぐつぐつと煮えたぎった熱湯を一気飲みしたような気分だ。

 腹を抑え、膝をつくユウを見下ろす百代はそれはもう美しく……恐ろしかった。

 

「ふふふ、お前の性欲を解き放ったんだ」

 

「せい……よく、だと……⁉︎」

 

「自覚がないだろうから教えてやる。お前は他の男よりも性欲が高く、化け物みたいに絶倫なんだよ」

 

 何度も身体を重ねてきた自分だからこそわかる。異常過ぎる巨根と、性欲からくる絶倫っぷりは百代のような壁を越えた肉体を持つ女でなければ耐えられない。一度その気になって抱けば、噴火の如き快楽に飲まれ壊れてしまうだろう。

 百代自身、何度精神が崩壊しかけたことか。

 

「それを数日間放置することで、熟成させた!」

 

「肉かよッ!」

 

「シャラップ!最初の一撃で、その欲求を増進させるよう細工しておいたんだ!それを今解き放った!どうだ?ヤリたい気分だろう⁉︎」

 

「ぐ……‼︎」

 

 挿入れたい……挿入れたいッ……挿入れたいッ‼︎

 

 射精()したい……射精()したいッ……射精()したいッ‼︎

 

 今目の前にいる雌をめちゃくちゃに犯したいッ‼︎

 

 この欲求が望むままにッ‼︎‼︎

 

「がぁぁ……‼︎」

 

 精神統一などなんの役にも立たない。今までせき止めていた、溢れんばかりの性的欲求が爆発したように下腹部で暴れ回っている。それはまるで檻に入れられた飢えた獣。少しでも気を抜いたら、百代に襲いかかってその極上の女体を壊れるぐらいぶち犯してしまいそうだ。

 いや、百代だけではない。この浜辺では、水着を着た魅力的な雌が大勢いる。彼女らを視界の端に入れただけで、声を聞いただけで、誰彼構わず手当たり次第襲ってしまいそうだった。

 今、ユウは性欲に支配されかけている。周りには雌のバイキング、フルコース、満漢全席。手を出さずにはいられない。

 

 これこそが川神百代の狙い。

 襲ってほしいのに、襲ってくれない。

 ならば、襲うように仕向ければいい。

 

 身を縮こませて必死で耐え抜こうとする彼の背後に周り、首筋にと息を吹きかける。

 ふぅ〜❤︎……優しく撫でるような吐息、それだけで強烈な絶頂に襲われる。バイブのように身体は震え、涎はダラダラと口から垂れてくる。

 今直ぐどうにかしなければ本当にまずい。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁああああ⁉︎⁉︎⁉︎……も゛、もと……に……もどせッ!」

 

「競技で一種目でも私に勝てたら、直してやる」

 

「ふぅー!ふぅー!……そういうことかよッ」

 

 再び精神統一をして、深呼吸で肉体の調子を整える。何とか動けるよう性欲を理性で押さえつけて調整して、立ち上がり百代と対峙する。

 

「お前のッ……思い……どぉり……には……アグッ⁉︎……なら、ない……からな⁉︎」

 

「そういうぶつかってく姿勢好きだぞ〜、ユウ❤︎」

 

「やかましい!」

 

 そして、水上体育祭が始まる。

 

 

 

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