「本当にやるのか?」
『はい。本日は二人の記念日ですから』
「確かにそうだな」
マエストロは告白し、ユメはそれを受け入れた。
恋人同士となった二人にとって初めての夜は
とても刺激的で濃密な時間に……
『恋人同士ってベッドで何をするのでしょう?』
「調べてみるか」
数十分後、検索して出てきたAV鑑賞を終えて
互いに気まずくなり顔を背ける二人。
「……ま、まあ。これはあくまで可能性の一つ
ではあるが……私達にはレベルが高いな」
『そ、そうですね……私、あんなに激しいのは
耐えられないと思います……』
「そうだな……もっと簡単なものにしよう。
……待て、そもそも性行為から離れるべきだ。
何も恋人になったからと言ってそういうものは
必要ではないだろう……」
『……でも先生、その……ズボン越しに……』
「………」
『苦しそう……ですね』
「……すまない」
『謝らないでください。私も同じ気持ちですから。
……先生の事を気持ちよくしてもいいですか?』
「ああ……頼む」
手を繋いでベッドの上に座った二人はお互いの
衣類を脱がしあって産まれたままの姿になる。
……片方は異形の存在ではあるが。
「……綺麗な身体だ」
『先生は優しいですね……傷だらけの身体なのに
綺麗だと言ってくれるなんて……』
「本当だぞ。……痛みがないかは心配だが」
『痛みはありませんよ。触ってみますか?』
「あ、ああ……」
太もも辺りの傷に恐る恐る触れると『ん……』と
小さく声を漏らすユメ。その反応が愛おしくて
つい傷跡を沿うように指を滑らせた。
『んん……くすぐったいです』
「すまない。異性の脚に触れたのは初めてで……」
『……大丈夫ですよ。もっと触ってください』
「そうさせてもらう」
彼女の傷痕は身体中の至る所にある。それら全てに
優しく触れていく。そして次の傷がある場所は……
「胸、か……」
『……触ってくれないんですか?』
「……ここから先は止まらなくなりそうでな」
『……いいんですよ。先生になら私は……』
「っ……お前はいつもそうだ……そのような
愛おしくなる事を言われたら我慢なんて出来ん」
『ああっ……先生……そんないきなり……』
異形である彼も好意を持っている彼女に誘惑を
されれば理性は消えてなくなり残るのは欲望。
ユメの胸を満足するまで揉みしだく事に思考は
独占され無我夢中で彼女の胸を揉む。
むにゅっと音が聞こえてくるような程に
柔らかいそれは彼の性欲を増幅させるのには
充分すぎる程に魅力が詰まっていた。
「あの日……ユメを胸元を見た時からずっと
私はこうしたかったのかもしれないな」
『あっ……んっ……手つきがいやらしいです……』
「………」
『先生……?あっそこはダメで……あっ///』
胸を揉みつつ乳首に触れるとユメは痙攣して
息を荒くしながら仰向けに寝転がった。
そのまま覆い被さるような体位となり
彼女の乳房を刺激し続ける。
『せんっ♡せ……まって……♡今イッたばかりで
敏感に……あっ♡またイク……///』
「行く?何処に行くんだ?」
『ち、ちがっ♡そういう意味じゃ……あっ♡
ダメ……イくの止まらない……♡』
ユメの愛液がシーツを濡らしている中、彼は
未だ胸を揉み続けていた。そのような状態が
30分ほど続きユメは痙攣が止まらなくなる程に
彼に絶頂させられ続けていた。
「……大丈夫か?」
『だ……だいじょうぶれふ……♡』
「……一度休憩を挟もう」
『……ダメです。今度は私が攻める番です』
「何をする気だ……うっ……」
彼の性器は彼女の胸に埋まるように飲み込まれ
突如恐ろしい程の快楽に襲われる。
性行為の経験がない彼には刺激が強すぎた。
「待ってくれ……このままだと我慢が……」
『私をあんなにイカせておいて……
自分だけ我慢しようなんて許しませんよ♡』
「ダメだ……いきなり動かすな……ぐっ」
『きゃ♡』
胸の圧力に負けてあっさりと射精してしまい
彼の精液はユメの顔に付着した。その光景は
まるで彼女を自分色に染めたかのような感覚に
陥り満足感を得てしまった。
『いっぱい出ましたね♡でも……まだまだ
溜まっていますよね?今日は空になるまで
寝かせませんよ♡』
「待て、今出したばかりで…うっ」
何度も何度も搾り取られるように射精を繰り返す。
まるで先程と立場が逆転したようだ。
『もっとイッてください♡』
「ああ……受け止めてくれ……」
『はい♡』
その後も攻めと受けを交代していき……
『お゛っ゛♡い゛ぐ♡』
「ユメはここが弱点なんだな」
秘所を指で刺激されたり……
「うおっ……」
『じゅる……れろ……おいひいれふ♡』
肉棒を口内で舐めまわされたり……
『せんせっ♡もうゴムが……あんっ♡』
「すまない……腰が止まらないんだ……」
あれだけ躊躇っていたセックスも難なくこなし……
「もう……動けんぞ」
『それに……朝日が昇っていますね』
「……このまま寝てしまうか?」
『……そうしましょう』
「今夜はどんなプレイをしようか……」
『もうこんな激しいことはしませんよ……』
そんな事を言いつつもこれから毎夜このように
求め合うようになる事を二人はまだ知らない。
テラーちゃんはこんな甘々な生活を送ることになります。