ダンまち 静寂IF 作:ショタ、コン?
ベルがアルフィアに救われて、まずベルは自分の状況をハッキリと認識できなかった。祖父の名前も思い出せなくなっていたことと、女性恐怖症と大人恐怖症が現れていた。女神だろうが男神だろうが関係なく大人がダメで、特に商売相手だった大人の女性は拒絶反応が大きかった。
例外はアルフィアくらいだ。彼女が直接助けてくれたこともあってアルフィアが世話をする分には問題なかったが、他の大人の女性はダメだった。助けてくれたという意味ではエレボスも同じなのだが、エレボスの雰囲気がどうにもダメだったようでエレボスも手を焼いていた。
ヴィトーはもちろんダメ。ベルの世話はアルフィアとリリルカに一任された。リリルカはソーマ・ファミリアにいた頃から世話になっていたから普通に接することができた。
ヘラによる恩恵の更新もベルが寝ている間にこっそりと行うことしかできなかった。ヘラがおばあちゃんだと伝えてもベルは理解できなかったようで、「こんなに若くて綺麗な人がおじいちゃんの奥さんのわけがないよ」と言ってしまったほどだ。
そんなベルも一年村で過ごせば怖い人がいないとわかって大人恐怖症はなんとかなった。女性には少しだけ苦手意識があって、特にアマゾネスのようにガツガツしてくる人はダメだった。村には二人しかアマゾネスはいなかったので大きな影響はなかったが、苦手意識はできてしまった。
元々ベルの好みが金髪のエルフであるということと、客にエルフがいなかったことからベルの好みはエルフのままだったりする。それでもエルフの女性と接するのはダメだった期間があるというのはそれだけ男娼の頃の記憶は辛いものが多かったということだ。
なお、この好みについては頬を膨らませる人間が二人いたりしたが、名前は挙げない。
ある程度生活ができるようになってからベルは護身術のていでアルフィアに鍛えられた。武器の使い方、モンスターの倒し方。そういったものをアルフィアが徹底的に鍛えた。
アルフィアは今回の偉業によって
ランクアップした関係でアルフィアの病気の進行が一気に収まった。咳き込むことも喀血もなくなり、十全に動いても問題なくなるという名実共に世界最強の冒険者になっていた。
お義母さんがそこまで強かったからか、ベルは彼女の特訓に食らいついた。モンスターにも恐れず立ち向かい、冒険者としての腕を確実に伸ばしていく。ヘラ・ファミリアに在籍する冒険者は誰も彼も高レベルで、彼女たちが教える技術を砂が水を得るようにどんどん吸収していったベルの成長率は半端なかった。
同じ訓練をこなしているリリルカが周回遅れになるほどだ。ベルとリリルカは同じ頃にレベル二にランクアップしたのに、レベル三にランクアップするのはベルの方が一年ほど早かった。リリルカもアルテミス・ファミリアのアンタレス討伐の際にランクアップしたが、その頃にはベルはレベル三でも上位のステータスをしていた。
その頃には女性恐怖症もすっかり治っていて、それどころかアルテミスに好かれるようになっていた。アルテミスがヘラに直接交渉するほどだったが、改宗についてはヘラが断っていた。ゼウスに任された最後の子供だ。簡単に手放すはずがない。
「……なるほど。ゼウスの孫ということはキミにとっても孫か。ならダメだ」
「そういうことだ。それにお前たちのファミリアはオラリオの外部を巡回しているだろう?あの子はオラリオで育てる。エレボスとも話したが、もう時間がない」
「
「オラリオの情勢を聞いた。まだ闇派閥が暴れていてダンジョン攻略は全く進んでいないらしい。……あそこほど鍛えられる場所もない。アンタレスのような大物か竜の谷にでも行かない限り外ではベルを鍛えるのは頭打ちだ。アルフィアが模擬戦をすればステータスは上がるが、モンスターとの戦いにおける経験ができない。ダンジョンは、必要だ」
最終目標は黒竜の討伐だ。その予行演習としてはたくさんのモンスターが現れるダンジョンが適している。
問題はどうやって帰るか、だ。ヘラは一度オラリオを追放されている。ギルドからも承認された追放なために戻るのは厳しいとアルテミスは考えていた。
「どうするつもりだい?」
「今オラリオにはちょうどいい膿がいるだろう?闇派閥を殲滅する。そうすればギルドも文句は言えないだろう。民衆は安全を取り返した
「こんなに離れているのにオラリオの情勢に詳しいんだね?」
「エレボスの神友にヘルメスがいるからな。アイツは我が夫の小間使いだった。聞けば何でも答えるさ」
その話を聞いてアルテミス・ファミリアも一度オラリオに戻ることにする。アンタレスの報告は必要で、そのついでにベルと道中を過ごそうと画策していた。その思惑はほぼ全員にバレていたが、当の本人にバレていなければ良いのだ。
ヘラはもうオラリオに向かう準備を着々と進めていた。この村に残る者もいればオラリオに来る者もいる。その選別と長旅用の支度は済ませていた。
「ヘラ・ファミリアの復活か。フレイヤとロキは好い顔をしないだろうね」
「ようやくレベル七が生まれたらしいが、その程度で世界最強を名乗るなんて片腹痛い。私がオラリオを奪い返す」
「それも良いんじゃないかな。私もたまに帰って荒れ果てた都市の様子を見るのはいたたまれないからね。アルフィアがレベル八になったのは聞いたけど、他は?」
「レベル七が六人。レベル六も五人いる。これでも全盛期には劣るんだぞ?」
「数字が全てでもないって知ってるけど、これはまた酷い。そもそもダンジョン以外でどうやってそこまで鍛えたんだい?」
「黒竜の監視をしていれば勝手に上がった。あそこからは竜が途切れなく現れるからな」
黒竜を封印している渓谷。そこの監視をヘラ・ファミリアは請け負っていた。封印をしていても中から竜種が現れることがあったのでその雑魚狩りをしている間にレベルが上がっていったのだ。
ただ竜の谷でベルを鍛えるのは些か厳しい。レベル五相応の竜が徒党を組んでやってきて時にはレベル七クラスの竜も現れる。レベル三とはいえベルのようなまだ幼い子供を連れていくような場所ではなかった。
この村は竜の谷からそれなりに近かった。戦力も幾分か残していくが、残る面々はほとんどがエレボスの元へ改宗する。ヘラからその役目を受け取ったエレボスは「こんな直接的に世界を守る役割とか俺には似合わないぜ……」と言っていた。
「人も神も変わるものだ」
「それをお前が言うか?処女神が恋をするなんてヘスティアとアストレアは腰を抜かすかもしれないな」
「私の変わり様よりもアルフィアだろう?あんな母親の顔をする子供じゃなかった」
「ベルはメーテリアの子供だからな。ベルの嫁になる人間に嫁の作法をたたき込むと言っていたぞ?それはお前であっても変わりはあるまい」
「私は女としてはかなり落第だからなぁ。おそらく認められないだろう。……息子の恋路に口を出す親はどうなんだい?」
「
お茶会を開きながら女神二柱の会話は続く。
そこに件のアルフィアがやってきた。アルフィアが一人で動いているのは珍しい。
「どうかしたのか?」
「小娘が勇気を出したんだ。私は離れているべきだろう」
「ん?リリルカもオラリオに向かうのに何故そうする必要がある?」
「オラリオの女に奪われない様にするためだろう。唐突な出会いや魅了は怖いからな」
「まあ、今夜くらい好きにさせておけ。この村で気にすべきはアルテミスくらいだろう」
「だから私はここに来た」
「んん?私がなんだって言うんだい?アルフィアもヘラも要領を得ないな」
処女神にはわからないことだと、アルフィアも座ってお茶会としけこむ。
アルフィアは足止めができれば良いのだ。理由に気付かない鈍チンなんて適当に留めておけば良い。
・
ベル達が暮らす一軒家。そこのベッドの上で裸でベルを押し倒すリリルカがいた。いきなりのことと、リリルカの様な美少女に押し倒されていることに顔を真っ赤にしたベルがいた。
「り、リリ⁉︎どうしたの⁉︎」
「オラリオに行く前にヤッておこうと思いまして。このままだとベルは途方も無い女たらしになりそうですし」
「答えになってないよ⁉︎」
「不安なんです。ポッと出の女にあなたを奪われるのが。……リリはそんなにも魅力がありませんか?」
不安そうな表情でそこにいるリリルカ。小人族としては豊満な胸、それに整った顔。そして引き込まれる様な瞳をしている。オラリオにいた頃からお世話になった少女であり、彼女がいたから壊れなかったという事実がある。
そして昔から好意を寄せてくれた女性だ。恥ずかしさこそあれ、こうも直接好意を告げられるのは嬉しかった。
だからベルはリリルカへ手を伸ばす。
「ううん。リリはとても魅力的だよ」
「ベル……」
ベルは上半身を起こしてリリルカの頬を手で抑えて口付けをした。一回で済むはずがなく何度も口付けをするとリリルカの方が口の中に舌を捩じ込む。いきなりのことにベルは驚くものの同じ様に舌をリリルカの方へと入れた。
悲しいかな。ベルはこういう経験値はかなりある。娼婦として売り出されなかったリリルカはあくまでアルフィアに教わった知識しかない。そのアルフィアだって相手がいなかったために耳年増による知識だけ。
ベルはディープキスに続いて胸や花園へ手を伸ばして全体を柔らかくするように揉んでいく。今度はいきなり好きな人に自分の大事なところを触られたりリルカが「ウグッ⁉︎」という悲鳴を上げながらなすがままにされていた。
ベルは情事に関することが上手すぎる。お金持ちのお姉様方に気持ちよくなるように徹底的に仕込まれたのだ。ウィークポイントを探すのも、どこが限界でどこは触られるのが嫌なのかとすぐに把握してしまうのだ。
その結果リリルカは耳と鎖骨が弱いとバレてしまう。そして弱いところを攻められたためにリリルカのソコは水浸しになっていた。
ベルは久しぶりの行為に汗をかいたのか上着を全部脱ぐ。そしてリリルカの太腿を抑えて蜜が溢れている陰核へ舌を伸ばした。
「べ、べル!ソコは汚いですから……!」
「リリに汚いところなんてないよ」
「ヒャア⁉︎」
焦らすように周りから舐め始めたベルはクリトリスを摘んだり、中へ舌を入れて愛液を吸い出す。
クンニは十分ほど続けられた。その頃には二人とも汗だくでリリルカなんて何度かイッてしまったために身体が痙攣していた。
ベルの方も限界だったのかズボンとパンツを脱ぐ。現れたのは十二歳にしてはかなり大きい逸物。他の物と比べたことなどリリルカはなかったが、オラリオにいた時には一緒にお風呂に入っていたリリルカだ。あの頃見た小さい物が勃起しているとはいえこんなに大きくなっているとは思いもしなかった。
ベルは幼少期の食生活がよろしくなかったことと男娼として酷使されていたために同年代の中でも小柄だったりする。成長期前ということもあるが小人族のリリルカとそんなに身長差がないのだ。
そんな少年からかなり大きい物体が『こんにちは』してくれば目を丸くしても仕方がない。
リリルカは保護されるのが早かったために他の時間軸よりも身長や肉付きは良かったりする。それでも小人族であることに変わりはなく、全体的に小さいのだ。
ゴクリと喉を鳴らす。あんな大きい物で貫かれたらどうなってしまうのだと。
「いくよ、リリ……」
「ま、待ってベル……!う、うううううっ⁉︎」
挿入された瞬間、トブほどの衝撃がリリルカを襲った。脳がチカチカするような電撃を浴びたかのように、お腹の奥が熱い。挿入された衝撃からか、リリルカの奥から更に液体が溢れ出していた。
「か、は……っ!ベルの、大きすぎ……‼︎」
「リリの中、熱いしキツイよ……」
自分の愚息が締め付けられる感覚を味わいながらベルはリリルカの最奥を攻略しようと攻め立てる。奥へ先端を突き立てたり、手前を擦り上げたり、上下運動だけではなく乳首を舐めたりと様々な手段でベルは攻め立てた。
正常位からバック、対面座位など様々に体勢を変えてベルがずっと攻め立てる。ベルもリリルカとのお風呂でのことを除けば初めてだったために、できるだけリリルカを気持ち良くさせようと手練手管を用いた。
そこからもずっとベルのペースだった。ベルが射精すよりもリリルカがイク方が早く、ベルに最奥へ白濁液を注がれたのと同時にリリルカはイキすぎて気絶するように眠ってしまった。一つ歳上として、そして女性恐怖症があったためにベルをリードしようと思っていたリリルカだったがその思惑は悉く外れる結果となる。
ベルも射精するのが初めてだったために同じようにリリルカの横で倒れるように眠る。ベル自身も張り切りすぎたのかレベル三上位のステータスを使い切ってしまったために体力がなくなってしまっていた。
冒険者はそれだけで体力などの身体機能が常人を遥かに超える。その冒険者の中でも偉業を二度も超えたベルだ。リリルカも今回のアンタレス討伐でレベル三に上がったとはいえ限度がある。
というか、たとえレベル三とはいえベルのスタミナと技術はおかしかった。リリルカ一人では壊れてしまうほど。
二人が裸のまま寝ていることに気付いた帰宅したアルフィアが二人に毛布をかけてその場を去る。息子と娘のような存在の情事の場面なんて見たいものではない。
後片付けは必ず二人にさせるとして、アルフィアは一つ気がかりなことを思う。
「……避妊の概念ぐらい持っているだろうか?」
残念ながら思いっきり中に出してしまっているのでアルフィアの懸念は解消されることはなかった。幸いこの一回で妊娠することはなかったが、後日知った時には二人に雷を降らせた。メーテリアの二の舞にさせないために。
こうしてオラリオへ向かう前日は更けていく。