※この作品はR-18です。

聖騎士イズヴァルトの伝説 第六部 『戦旗編』   作:CHACOとJAGUAR

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以下、イズヴァルトの伝説関連のリンクです。

ハーメルンにて掲載


聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・前半まとめ
https://h.syosetu.org/novel/427506/

聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・忠烈編
https://h.syosetu.org/novel/363415/

読み飽きた人向けの最終回
https://h.syosetu.org/novel/428929/

豚小屋
https://h.syosetu.org/novel/429382/

ひよこ芸術
https://h.syosetu.org/novel/429966/


アルファポリス版です。バックアップ兼保管用
(本編と外伝を分けての掲載です。)

☆本編
聖騎士イズヴァルトの伝説 〜無双の武と凶悪無比なデカチンを持つ英雄の一大叙事詩〜
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/934913837


☆外伝
前世の記憶を持つ神業尺八使いの狸系美少女の妹と、女帝サキュバスの祖先の才を受け継ぐ清楚ビッチな姉の2人で、搾精の王国を建てちゃいます☆
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/779914728

転生したらあたし、セックス教団の教主の養女でいつでもどこでもエッチがしたくなっちゃう、レベル999のビキニアーマーの美少女魔法戦士でした!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/959004604


旧版のイズヴァルトの伝説です。ノクターンにて掲載
ストーリーの細かいところがかなり違っておりますが、大まかな筋はおんなじです。

エリクサーみたいに栄養満点の精液を放つ絶倫聖騎士は、転生美幼女淫魔にまとわりつかれておちんちんをチューチュー吸われる。(旧題・聖騎士イズヴァルトの伝説)
https://novel18.syosetu.com/n3094lt/


16 魔族の血

 これがアレなのか。カヅノ=セイジから渡された無ラベルの缶詰を渡されてスズキは目を輝かせていた。ツナ缶と同程度のそれを開ける。中には真っ白な短いソーセージが4つ入っていた。

 

「こういう形にしているのですね?」

「そのまんまというのは不評だったからな。ゴール族は生のまま食べるのを好むが信者たちはそうもいかん。よほど薄く切らないとかみ切れないそうだ。牛のスジ肉よりも弾力があるからな」

 

 煮ても焼いても弾力が変わらず、顎をよく使う。この世界のニンゲンはひ弱だから噛むだけで疲れて吐き捨ててしまう。だからミンチにしてソーセージ状にしたのだ。。

 

「味付けはどうなのでしょう?」

「塩のみだ。しかしそれだけでも十分に旨い……いや、これを食ってしまうと他の腸詰が食えなくなるぐらいに素晴らしい」

 

 しかしこれは貴重である。豚や牛よりもはるかに稀少だ。いや、滅多に手に入れられない食材である。他の畜産用動物に比べればの話であるが。

 

 スズキはフォークを持ってきて1本を刺した。口に持っていったところでカヅノが呼びかけた。

 

「食べるのは2つだけだ。魔力を高めるのならそれで十分だ。それ以上食べても魔力は腹に貯まらないしさらに覚醒するわけでもないからな」

「では、残りの2本はどうします?」

「芳村達にくれてやる。あのサキュバスを捕まえ、面倒をみてくれたお礼だ。四等分にして8人にくれてやろう」

 

 それだけでも十分に覚醒するはずだ。しかもこれは特例でもある。本来ならカヅノが目をかけた信徒に食わせるものだ。認められた者にはこの小さなソーセージ1本が与えられる。

 

 この組織の中で芳村らは、『研究生』と呼ばれる地位にあった。熱心な信徒だが魔法を覚えさせる段階に達していないか、見込みがあまりない者である。反対に見込みある者にはけちらずに与える。

 

 特に、素晴らしい才能の持ち主は手元に置いて厚遇している、出家信者として囲い込み、神聖魔法を学ばせる。その中で、彼はひそかに注目している者がいる。3人。

 

(この世界のニンゲンにしては珍しいぐらいの魔力量。あの小太り男と吃音の学生。それともう1人、口汚くてやかましいマサタカ=コウサカ……まさか、あの女の義理の甥だったのは奇遇だがな。)

 

 しかし3人とも、『出家』させたのはつい2週間前である。口汚いのはなぜか大司教がしきりに懐いていた。それだから『聖餐の供応者』でも一番若くて見てくれも良い、まだ15になったばかりのチホ=ユウキを常に侍らせているが、やかましいのは変わらない。

 

「セイジ様。さっきからぼんやりしていますけど、どうかしましたか?」

 

 スズキに呼び掛けられてカヅノははっとなった。はっ、いかん。8口分に分けるソーセージについて尋ねられた。誰に与えるのだ?

 

「金目というあの男にだ」

「信徒になったばかりではございませんか?

「大司教に送り込まれた魔力がなかなかのものらしい。あの男はものになる。スズキ、はやくその2本を食べろ」

 

 カヅノに促されてスズキは1本を食べた。脂と肉が絶妙に混ざっていてる見事な代物だ。続けてもう1本。

 

 食べ終えたところでスズキは、自分の腹の奥から突きあげてくる感覚を覚えた。全身が高揚している。力がみなぎっている。彼女の紅色の瞳は強く輝いていた。

 

 もしかしたら。思いながら目をつぶって自分の中から起こる高まりに意識を集中する。彼女の身体全体が赤く輝いた。光は強くなり彼女の輪郭は見えなくなった。

 

 まぶしい。ゴール達の驚きの声が続くと光が収まった。彼女は魔族としての姿を手に入れていた。スカートの下が脚の代わりに、黄土色の毒々しい紋様をした蛇のしっぽのようになっていた。

 

 顔かたちも変わっている。元の姿、ラテン系人種の悪いところばかりを受け継いだ日系ブラジル人女性とはまるで違っていた。彼女の美人の姉か妹、といった風貌に変わっていた。あの人種にある激しい美しさがあった。引き締まっている上半身。しかも乳房は元のまんま。大きい。

 

「なるほど。お前は蛇女の系列だったか」

「お腹のあたりがすっきりしている感じがしますけど、どういう姿になってます?」

 

 1人のゴールが手鏡を持ってきた。まあすごい。まるで別人だわ。動くのは動かしら。ずり、ずり、と尻尾みたいな下半身が床をする。どんなに頑張っても早くすべることは出来なかった。

 

「……不便そうだな?」

「腰をうまくくねらさないと、早く動けないみたいです……」

 

 失敗したとスズキは嘆いた。こんな時に『先祖返り』を果たしても困るだけだった。しかしどんなに念じてもニンゲンの姿に戻れない。その魔法を覚えていないからだ。

 

「浮遊術式を使えばいいだろうに?」

 

 カヅノにアドバイスされてその通りにした。少し念じただけで身体が浮いた。床から5センチ浮いた程度だがすいすいと動く。スズキは感激していた。ニンゲンとしての姿の時よりも動くのが早い。体型のせいで股関節が悪いのかセックスのし過ぎなのか、常にのしのしと歩いていたからだ。

 

「ありがとうございます。準備に取り掛かるから早く出る準備をお願いいたします」

「では任せよう。とりあえず脱出用のポータルをこの部屋に仕掛けて置く」

「この力があれば不要でしょう。カヅノ様は私が何の魔族の末裔か、お忘れになられたかしら?」

 

 自信たっぷりと言うスズキに、そうだったな、とカヅノはうなずいた。

 

「毒蛇の魔道が使えるラーミア族。それがお前の血に流れていたのだったな」

 

 

□ □ □ □ □

 

 

 兵は神速を貴ぶ、動く事雷霆(らいてい)のごとし、などと知っている兵法の一句を語り急かしてみたものの、イズヴァルトは待たされた。5分で出発できると聞いたのにどういうことだ?

 

「のんびりし過ぎでござる!」

 

 ポリメコフィアンナはスマートフォンをとった。通話の相手の話を聞いているうちに深刻そうにつぶらな瞳を曇らせる。面倒なことになったから一旦本部に戻ります。

 

「今日は無理でしょう。イズヴァルトさんはホテルに戻ってください。宿を用意しましたからクワン=ダッタと一緒に向かってください」

「……解せぬでござる」

 

 かたき討ちを一刻も早くやってあげたい。逸るイズヴァルトに髭切が助言した。とりあえずは成り行きに任せたらどうだ。むやみやたらに暴れたら、この日本に居づらくなるだろうし。イズヴァルトはうなずくしか無かった。

 

 ホテルは上野にあった。上等な部屋で夕食のルームサービスもあった。そこら辺の高級ホテルよりいささか味が落ちると聞いたが、イズヴァルトはクワン=ダッタと食事をとった。

 

 出発はどうせ明日になる。ニンゲンの姿のクワン=ダッタがイズヴァルトを誘った。

 

「で、ござればそう致そう。しかしあそこの感度が良くなるという、元の姿でよいでござるよ?」

「え、いいのですか!」

「……拙者、いまだにちんちんのしつけができておらぬでござるゆえ」

 

 あの女神たちの住む山にいた時も、クワン=ダッタの様な異形の女を楽しく抱けてしまった身体である。クワン=ダッタが裸になり、元の姿を見せた。首から上が複眼を持つクモそのもので、その下は抜群のプロポーションだが細かい毛がびっしりと生えている。

 

「ひとりよがりなおまんこになってしまうが、ご承知願うでござるよ。さて、この毛でござるが……」

 

 彼女の身体の毛は驚くほど柔らかい。1本1本が絹の糸のようだ。上向きの弾力ある乳首とその周りには毛が生えていなかった。乳首がやや太く、真ん中が陥没していた。

 

「吸ってみて?」

 

 うなずいたイズヴァルトは口に含んだ。マシュマロの様に柔らかく、クモのような味がした。チンゼー大陸のアソマリア食べたことがある『精力増強食』を思い出した。かの虫を強い酒に漬けたものでそのまま食す。それを喰らいながらあの魅力的な火神の巫女・ビアンカと狂った様に交わった、喜ばしい思い出が蘇った。

 

 乳首を吸いながら下に手を伸ばす。クワン=ダッタは嬉しそうにため息をついて脚を開いた。大陰唇までは心地よい毛に覆われていたが、その奥はニンゲンそ大差が無かった。みずみずしい。今にも挿入されたいと望んでいた。

 

 イズヴァルトは乳首から口を離してガウンを脱いだ。30センチ以上にも及ぶ巨大なペニスが露わになった。ものさしで測ると35センチと2ミリ。しかも神の力を得た今では、赤ん坊の様な小さなまんこにも、すんなり入ってしまう力が備わっていた。亀頭の先が陰裂とくっついた途端、神の力が作用して膣をとてつもなく柔軟にさせてしまうのだ。

 

 それがぐぐ、と上向くと、それが持つ厳かさと恐ろしさが際立って来る。クワン=ダッタは息をのむ。ベッドに倒れて大きく足を広げて迎えると、イズヴァルトは硬くせりあがった一本槍を彼女の奥に沈み込ませた。

 

「ふあああっ! す、すごく感じさせてくる!」

 

 動きだすと彼女はますます苦しくなった。快楽でだ。魔族の女は淫乱の代表格たるサキュバスの様に、奥まで感度が良すぎた。

 

 とはいえそのヴァギナだが、クモの巣の様にしつこく絡みつく名器であった。アラクネ族のは中の肉の起伏が激しいことで知られている。膣洞も一直線ではない。くねくねと曲がっている。この種族は胎生ではなく卵生だ。小さな卵だから膣の広さや道の整備は考慮されなくても良いのだ。

 

 たまらないのはイズヴァルトもだ。抱きしめて身体を動かす。彼女の皮膚と毛の肌ざわりがたまらない。特に、毛だ。この感触がたまらなく心地よい。蛇になって体中をすりすりと動き回りたいでござる、と思った。

 

------すけべえな妄想に励むのも大概にしておけ。

 

 髭切に呆れられながらも狂いに狂った。明け方近くまで2人は体液まみれになって身体の先と身体の奥をこねくり合わせた。久々の満足いく性交を楽しみ、クモ女の首の上にちゅっちゅと口づけして後戯を楽しんだ。

 

 ひと眠りして身を清め、ルームサービスの朝食をとったあたりでポリメコフィアンナがやって来た。ラッドと増援の5名を従えてだ。彼女はやや疲れた目をしていた。

 

「とうとう、日本政府が動き出したようですよ」

「助太刀してくれるでござるのか!」

「いいえ、邪魔に仕掛かるみたいですね。向こうはイズヴァルトさんの引き渡しを求めてきておりましたよ」

 

 法律の話をしている最中に、いきなり『協力者』本人と話をしたいから連れて来いと言って来た。強い調子でだ。

 

「どなたが、でござるか?」

「前の総理大臣です。アメリカととても仲の良いお方で、ものすごい名家のお坊ちゃんでして……あいつ、言いたいこというだけでなんも実績出してないんですよ……失礼しました」

 

 そいつが出て来た事でとうとうきなくさいものになった。アメリカにある魔界の監視官達にも働きかけて、アメリカが変な手出しをしないように要請させたが、どうなるかわからない。

 

「……この国のアメリカ軍、治外法権が優遇されすぎて好き勝手やれますからね。イズヴァルトさんの手でガツン、とやっていただけませんかね?」

「嫌でござる。しかし何ゆえに文句を言って来たのでござろうか?」

 

 これです、とポリメコフィアンナはスマートフォンの画面を見せた。法律の条文のサイトだった。

 

「あの後すぐに日本政府の関係者が、いきなり事務所にやって来て文句を言って来たのですよ。私たちの動きに法律的な違反が見られる。報告書を送って欲しいとか」

 

 その法律とは、つい最近制定されたものだという。魔族の監視者に関する国内法。魔法をむやみに使ってはいけないとか、独自の捜査にあたっては日本政府との協力、あるいは実施後の申告でも良いから許可を得ろといろいろ書いてある。ぽりめこふぃアンナはスマートフォンからその条文を見せてやった。

 

「今回ひっかかったのは第十条の捜査の協力者についてのくだり、ほら。外部からの協力者がいる場合は申請する、と書いてあるでしょ?」

「む、漢字ばかりでわからぬでござるよ!」

 

 ポリメコフィアンナは読み上げ機能を使った。イズヴァルトはやっと理解が出来た。協力者については役所に書類を届け出して許可が降りたら使えるそうだ。ポコリーヌ達はやってくれたはずだが?

 

「どうも行政も一枚かんでいるようです。その届出書は地方行政から国に情報共有される仕組みなのですが、書類が途中で止まると国は知らなかったことになる」

「この世界のお役所仕事で効率が悪くて有名ですからね、日本の行政は」

 

 クワン=ダッタが呆れた様子で言った。彼女は一時期、この国のお役所に勤めていた事があったという。面倒な手続きが多くて紙を使っている。管理がし辛くて魔界のお役所の数十倍もの時間がかかると嘆くほどだった。

 

「つまり、その面倒な手続きやらによる滞りを使って、物言いを仕掛けて来た、ということですよ。ポリメコフィアンナ様、出発はできるでしょう?」

 

 コツメカワウソの獣人はうなずいた。クワンはどうにも元気だなあと思ってもいた。多分、イズヴァルトと満足に過ぎるセックスのせいで、身体に活力がみなぎってしまったのだろう。




ちなみに、本シリーズのアラクネとかハーピィですが、

アラクネ…ボディは人間の女(グラマラス)だが顔は蜘蛛そのもの。女郎蜘蛛型や鬼蜘蛛型とか。

ハーピィ…身体は女で腕が翼になっている。顔はジュウシマツ、シジュウカラ、ハト、シマエナガなど。

ちなみにシマエナガ型の魔族もおります。そのまんまシマエナガですが。
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