聖騎士イズヴァルトの伝説 第六部 『戦旗編』 作:CHACOとJAGUAR
魔竜が処女だと?
魔界の女達がサキュバス並の貞操観念の持ち主で、処女を見つけるのが恐ろしく困難だと聞いたことがあるイズヴァルトには信じられない話だった。
「やめてえぇっ! やめてえなあぁっ!」
魔竜は悲鳴をあげるばかりだった。もがくがどうにも力が弱かった。変身してむしろ弱体化していないかとイズヴァルトは思ったが、髭切がこう教えてくれたので合点がいった。
------魔界の魔族は、高位になればなるほど感じやすくなるものだ!
為すべきことがわかった。それよりも重く感じるのは胸と下腹でふくれあがる切なさだ。もがく魔竜のにおいを嗅ぎながらイズヴァルトは目を潤ませた。まるで女神様のようでござる。
「くんくん……なんていいにおいでござろうか?」
「やめえい! 人のにおいを嗅いだらあかんでぇ!」
「魔竜どの……それが貴殿の本当の顔でござるか?」
抱き締めた女の、弓なりに伸びた眉を見てイズヴァルトは尋ねた。小顔でめがぱっちりとして瞳が大きく、清らかな感じのする美人だ。
「うるさいっ! さっさとこの腕を離しなはれっ!」
「いやでござる。拙者、貴殿に恋をしてしまったようでござるよ」
イズヴァルトは勃起した巨茎を脈打たせながらささやいた。それが腿に当たっていたサイカノマゴイチは、不同意性交なんぞやってたまるかいと叫んだ。
肩にあった魔竜のマントの留め具を引きちぎった。布ははらりと風に運ばれ、姫竜の華奢かつ柔らかげな、瑞々しい裸体が顕われてしまった。
尻と乳房は小ぶりだったが、乳房から股下にかけての鱗は顔と同じくうっすらとしたものに覆われ、彼女の肌の柔らかさを想像させるものだった。
「手に納められそうなほど小さな。エレクトラどののような……いや、まるで嫁入り頃のお嬢さんの様でござるな?」
「や、やめい! これでもとんでもない年増やで! あたしはへーけー間際のオバちゃんや!」
サイカノマゴイチは言い張るけれども、髭切が「全くの嘘だ」とイズヴァルトに返した。
------魔王に甥か姪の顔を見せてやれ、イズヴァルト。
(そ、その様なことをしてよろしいのでござろうか?)
------魔界は何物でも受け入れてくれる懐の深い世界だ。『ゆうしゃ』という闖入者どもが魔族の女を犯して孕ませることが多々あるらしいとその女から聞いたことがあるだろう? イズヴァルト、これは魔界基準ではきわめて合意的なやり口だ。やってしまえ。
わかったでござる。イズヴァルトは魔竜の耳元に囁いた。かじりつきたくなってしまう様な、形の良い小さな耳だった。
「魔竜どの。拙者はどうにもならぬでござるよ」
「あほぬかせっ! あんさん、マイヤちゃんに会うために来たんやろ?」
「その前に罪を犯しちゃいたいでござる……」
イズヴァルトはサイカノマゴイチの唇を封じた。もがいていた魔竜は急に大人しくなった。
頬のあたりを赤く染め、口が半開きになった。開きかけた唇にイズヴァルトは舌を入れる。犬歯にあたる部分に生えた牙に舌の先を添えた。
「や、やめてぇな……いやや、こないなこと、いややわあ」
イズヴァルトは彼女の背中と腹に手を伸ばした。鱗で覆われているけれども滑りが良くて柔らかい。竜人の女の身体は、女の肌そのものだった。
手のひらで覚える感触がとても心地良い。撫でさすり続けると、魔竜は軽くうめき、恥ずかしそうに呟いた。
「きもちわるい……」
本当のことだろうか。イズヴァルトは再び髭切に尋ねた。わかっているくせに、と返した。本当に気持ち悪かったらもっと抗っているはずだ。従順なままでそうつぶやくのは、久しぶりの感覚で違和感を感じているからだろう。
------イズヴァルト、そのまま続けろ。女たらしのお前ならやれるだろう?
イズヴァルトは唇から彼女の右の耳たぶを甘く噛んだ。花も恥じらう乙女の味だった。そう思えるような清らかさに満ちていた。
魔竜の身体が熱くなっていた。こうして触れて密着しただけで感じてしまうのか。ぱっちりとした大きな目をもう一度見てみる。白目と黒目が反転した、魔族のそれであった。
しかも瞳の奥には3つ足の鳥の紋様が描かれていた。魔界の王族の紋章である。それが羽を広げて浮かび上がっていた。なんなんだろう、これは?
(おめめの奥の鳥さんが羽ばたたいているでござる……ずいぶんと器用なことをなさるが、この意味はなんでござろう?)
------いい兆候だぞイズヴァルト。魔王の一族が『血脈』を欲しているという証拠だ。
(よくわかるでござるな。して、血脈とは?)
------子孫のことだよ。まあ、サイカノマゴイチぐらいの魔族ならば、1年ぐらい交尾をし続けないと孕む事はできないだろう。イズヴァルト、存分にやれ。魔族の血と身体に夢を見せてやれ。
承知、と答えると髭切は、「股の内側をさすれ」と告げた。小さい頃にそこが泣き所だということを見つけたそうだ。そこに『逆鱗』があったのだ。
『逆鱗』。これに触れると龍族は怒り狂うと言い伝えられているが、実情は違う。斬ったりなぐったり剥がそうとすると怒るのだ。
撫でてやったり舐めてあげたり、優しくさすると龍はとても喜ぶ。早い話、性感帯の1部であった。特に魔竜のそれは他の龍のものよりも数倍も敏感だという。
よくそんな事を知っているなあと思いながら、イズヴァルトは魔竜の内股にあるそれに触れてみた。右の腿の付け根の手前あたりである。そこに逆鱗がびっしりと生えているという。一枚だけではなかったのだ。
「あううっ……!」
艶かしい吐息が、イズヴァルトの胸にかかった。魔竜は目を潤ませ、「や、やめてぇな」とせがむけれども、どこよりも暖かく、やわらかいあぶらがのっている太腿の付け根のまわりを揉み続けた。
サイカノマゴイチは背をよじり、「はうううっ!」とまた悶えた。股からとろとろとした、あたたかくぬめったものがイズヴァルトの手にかかった。
あまりにも多く垂れて来てすべりがよくなったので、今度は逆鱗がびっしり生えたあたりだけでなく、股肉を余さず揉みはじめた。
「やっ、やめてぇなぁ!」
脳をとろけさせるような甘い声での悲鳴だった。イズヴァルトはねっとりとした液体にまみれた手首を魔竜の太ももの間に突きこむと、やさしく、ゆっくりと滑らせた。
「あ、あ、ああ……イズヴァルトはん。そ、それはやめてくれへんかあ」
怯え、震える声だ。しかし声色には快楽がもたらす艶めかしさも帯びていた。似たような声をイズヴァルトは何度も聞いた。アーノンレンシ姫が幼くてたまに便秘になった頃、うんちをさせてやろうと尻穴の中に指を入れてこねてやった時の声がそれだった。
「あ、あたし、それやられるのは我慢ができひん……どうにかなってしまいそうなんやわぁ。かんにんしてえな。かんにんしてえな……」
イズヴァルトは止めなかった。ぬめぬめとした生暖かい潤滑液は、魔竜の陰裂から滴り続けていた。太い腕にべっとりとついてしまっていた。
その腕でとても柔らかく、みずみずしい股のをさすり続ける。腕を巨大な陰茎と見立てて何度も何度も。魔竜はもう息が絶え絶えだった。
「ころ……して……いっそのこと、うちをころしてくれへん……?」
「死んではならぬでござるよ、魔竜どの。生きるでござる」
「そういう意味やあらへん! あほっ!」
その声と怒る顔に愛おしさを感じてしまった。イズヴァルトは腕で彼女のとても敏感なところをさするのを止め、勃起したままのペニスを彼女の臍の下にあてて滑らせた。
「魔竜どの。貴殿が恋しくて拙者のちんちんが切なくなっているでござるよ?」
「き、きもちわるいわぁ!」
「気持ち悪くて結構でござる。拙者は悪行をこれから為す所存。とくと覚悟なされよ?」
そう言ってイズヴァルトは魔竜の割れ目に亀頭をあてがう。それだけで彼女はびくん、と震えた。感度が恐ろしく良いというのは髭切が教えたとおりだった。
小さな鱗に覆われていたけれど陰毛の無い、つるんとした羞恥の丘と奥の狭間は絶え間ない刺激によってすっかり熱を帯びていた。先端がその更に奥の入口付近を探る。
少々下付きのようだ。けれど襞の周囲には鱗は無かった。魔族の女の秘密と生産の園がよだれを垂らして待ち構えてくれていた。
イズヴァルトはまず、剥き出ている突起を先端でくすぐってみた。ひゃうっ。サイカノマゴイチは余計に威厳を失ってしまった。
「ほら、貴殿のここは高まっているでござるよ?」
小さく弾力のあるそこを赤黒く染まった先で、ぐい、ぐい、とこねる。魔竜はますます喘いだ。止めてという声もあげられない。興奮と悦楽ですっかり言語野をやられてしまっていたのだ。
顔は恥じらいの表情に満ちていた。唇をかみしめて声を押し殺しつつも、下腹から強い悦の波が繰り返し起きていた。
エッチなのはだめ、死刑と言わんばかりに貞操を固くしていた魔竜だが、ここまで来るともはや委ねるしか無かった。
「よいでござるか?」
イズヴァルトが優しげな声でささやく。ねだる子犬のような目つきにサイカノマゴイチはうなずくしか無かった。うちもあんさんの、欲しいんやで。
「ちゃんと、責任とってぇな?」
「貴殿との赤ちゃんでござるか。ならば一緒に育てるつもりでござるよ」
「……赤さんできんようにする魔法、使うけどなぁ」
『おぼこ娘』であった魔竜にとっての責任を取れというのは、生まれて初めてとなる経験をいいものにしてくれという事だった。イズヴァルトは魔竜の右足を持ち上げて脚を開かせた。
「……うっ!」
魔竜はうめいた。魔族には処女膜は無かった。太く大きいものが奥へ、奥へと入ってくる感覚が脊椎から脳髄へはっきりと、鮮明に伝わってきた。痛くはない。むしろ、これまで感じていなかったぐらいに気持ちがいい。快楽が支配した。
「は、はずかしいわぁ……はふう……」
聞いていて気が抜けてしまうような声。イズヴァルトはそいつがたまらないほど悩ましく聞こえた。腰のちからが抜け、なめらかに動かせそうに思えた。
「ま、魔竜どの……!」
イズヴァルトも悦楽に顔を歪ませていた。魔竜のそこは狂おしくさせるつくりだった。たっぷりと濡れていて熱く、吸い付いてくる。少し動かすだけで果てそうになった。射精への欲求をこらえながら、洞の奥まで進み込んだ。
行き止まりまで進んだ時、魔竜は涙をこぼしながら、自分からイズヴァルトにしがみついた。イズヴァルトはぐいと腰を引いて行き来を始める。彼女の中はこれまで味わったことがない神秘に満ちていた。
「こ、これほどまでとは!」
「あぅうううっ。も、もっとやさしくしてくれへん?」
うかつだった。あまりにも気持ちいいから腰さばきを早めてしまった。テンポを緩める。ゆっくり、ゆっくりと。
そのほうが魔竜は、より深く感じることが出来た。イズヴァルトもまた、この中でたゆたうのに夢中になって、射精を我慢しながら続けた。
2人は熱烈にキスを交わしあいながらもつれた。その行いの最初の終わりが近づいてきた。
気づけば、イズヴァルトはペニス全体から禍々しいぐらいの圧迫を感じていた。甘い痺れが陰茎の付け根まで広がっていた。
意識したらもうこらえきれなかった。聖騎士は魔竜をひしと抱きしめながらささやいた。
「拙者の恋心の1つを、出し切ってよろしいでござろうか?」
「……え、ええよ」
次の瞬間、イズヴァルトは目もくらむような衝撃を受けた。魔竜の股が真珠色の彼の体液で大洪水を起こしていた。
奔流は、1分も2分も続くように感じられた。すべてを出し切ったイズヴァルトは深い溜め息をつき、サイカノマゴイチは切なそうに目を伏せる。けれども、イズヴァルトの『恋心』はまだ止まらなかった。
「……あっ!」
魔竜が声を漏らした時、子宮はイズヴァルトの硬く重いもので押し上げられていた。
「あんさん。ま、まだやるんかいな……」
「まだまだ、でござるよ?」
イズヴァルトが笑うとサイカノマゴイチは彼の背中に爪を突き立てた。皮膚が裂けて肉に食い込む。けれどもそんなことで、すっかり酔いしれていたイズヴァルトを止める事など出来なかった。
「魔竜どの……拙者はもう、貴殿を離したくないでござる!」
彼女の肉体が恋心を呼び起こしてしまった。サイカノマゴイチは高位の女魔族ゆえに、激しい絶頂を覚えながら、イズヴァルトの激しい肉棒責めに喘ぐのみで答えられなかったが、心の中ではこの男の『不貞』に憤っていた。
(嬢ちゃんに言いつけてやる! あんさん、覚悟しなはれ!)
この仇はきっと、彼女がとってくれるはずだ。ただ、法廷ではない。ベッドの上でということになるだろうが。
以下、イズヴァルトの伝説関連のリンクです。
ハーメルンにて掲載
聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・前半まとめ
https://h.syosetu.org/novel/427506/
聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・忠烈編
https://h.syosetu.org/novel/363415/
読み飽きた人向けの最終回
https://h.syosetu.org/novel/428929/
豚小屋
https://h.syosetu.org/novel/429382/
ひよこ芸術
https://h.syosetu.org/novel/429966/
アルファポリス版です。バックアップ兼保管用
(本編と外伝を分けての掲載です。)
☆本編
聖騎士イズヴァルトの伝説 〜無双の武と凶悪無比なデカチンを持つ英雄の一大叙事詩〜
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/934913837
☆外伝
前世の記憶を持つ神業尺八使いの狸系美少女の妹と、女帝サキュバスの祖先の才を受け継ぐ清楚ビッチな姉の2人で、搾精の王国を建てちゃいます☆
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/779914728
転生したらあたし、セックス教団の教主の養女でいつでもどこでもエッチがしたくなっちゃう、レベル999のビキニアーマーの美少女魔法戦士でした!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/959004604
旧版のイズヴァルトの伝説です。ノクターンにて掲載
ストーリーの細かいところがかなり違っておりますが、大まかな筋はおんなじです。
エリクサーみたいに栄養満点の精液を放つ絶倫聖騎士は、転生美幼女淫魔にまとわりつかれておちんちんをチューチュー吸われる。(旧題・聖騎士イズヴァルトの伝説)
https://novel18.syosetu.com/n3094lt/