聖騎士イズヴァルトの伝説 第六部 『戦旗編』 作:CHACOとJAGUAR
サキュバスのラプンツェル。床まで届く金色の長い髪を持ちそれを自在にあやつって『髪コキ』で男たちから精を奪う事もできる彼女は、この頃の魔族の監督官の中では要職にあった。日本支部長の補佐である。
大洲栞子の協力を仰ぎ、『違法入国』の魔族の摘発に取り組んだのも彼女だった。ちんぽこ漁りにばかりかまけるが、仕事は必ずちゃんとやる信頼できる女。それが魔竜の彼女に対する評価であった。
そのラプンツェルは何者かに捕まっていた。閉じ込められたその部屋で、朝から晩まで多くの男達に代わる代わるのしかかられて犯されていた。
「あーんっ! きもちいいいーっ!」
自分の汗がしみついたせんべい布団の上で、ラプンツェルは悶え狂っている。捕まるまでは黒髪の日本人の姿に変化していたが、今は違う。元の姿だ。羊みたいな黒いツノを側頭部に生やす金髪の女であった。
彼女は日本人の中年男にのしかかられていた。ところどころに吹き出物が出来た、不潔な肌の男だ。男は激しく腰を振りながら彼女の秘部を泡立てていた。取り囲んで見物する他の男の精液が、休むこと無く注ぎ込まれていたのだ。
これはまさしく強姦である。しかしちんちんと精液を好物とするサキュバスにとっては強姦さえもが楽しい催し物であった。ぐっちゅんぐっちゅんぐっちゅんと音を立てて腰を振られるのは、ばっちこいだ。
「おちんちん、たまらなーい!」
相手のペニスが射精に向けてひときわ大きく膨らみだしたので増々快感が深くなった。しかもだ。そのペニスは日々大きく太くなっている。彼女の膣が持つ魔力によって、急激な成長をはじめていたのだ。
サキュバスのあそこには継続して媾る男の陰茎や精巣を急成長させる力があった。この男も元は11センチほどの粗チンであったが、ラプンツェルを犯し始めてから1ヶ月近くで、今や19センチにまで達していた。
「しぬーぅー! しぬううーっ! しんじゃうよー! しんじゃうー!」
新陳代謝を激しくしたペニスの亀頭が、包皮が、ラプンツェルの膣肉にまとわりつく。精液と愛液とが混ざった洞肉が歓びをあげて締め付けていた。
「いくっ。いくっ。いくっ。いぐううううーっ!」
締め付けてしまったことでラプンツェルはますます性交の喜びを強く感じてしまうようになってしまった。サキュバスの膣はとても感じやすい。高位の者になればなるほどその傾向は強くなるのだ。
「で、でちゃったぁ! 卵子が子宮の中に出ちゃったぁ!」
激しい絶頂が訪れ、子宮が収縮したことで卵巣から彼女の胚が出てきてしまった。しかしこれですんなりと受精してくれるわけではなかった。サキュバスの卵子は選り好みが激しすぎるのだ。
「孕んじゃいそう♥ 孕ませてえぇ♥」
「おおおうらぁあああっ!」
ラプンツェルにのしかかっていた男の竿から、精液が勢いよく飛び出した。びゅるう、びゅるるううっと強く押し出て子宮の中に吸い込まれる。
卵子は受精を望んでいたが、入ってきた精液の『におい』で何かを悟った。この精子、ダメすぎ。なんか弱そう。
そう思ったかどうかはわからないが再び卵巣の方に戻ってしまった。融通がきくのである。
高位のサキュバスの卵子は選り好みが激しい。どうせ受け入れるならとんでもない優れた人物か、性欲と自己顕示欲だけしか無い人間のクズぐらいしか受け入れてくれない。弱い精子でも『香ばしさ満点』な者のなら、おもしろがって『ちゅぽん』をいたそうとするのだ。
「ああああーっ。お腹がせーしでぱんぱんになるのがわかりゅーっ……もっとぉ。もっとちょーだい!」
「……ちっ。やかましいなこの女は!」
男はしがみつくラプンツェルを乱暴に引き剥がして他の男に渡してやった。
「おっちんちーん! きもぢいいー!」
別室に入ってもラプンツェルの喘ぎ声と叫び声が聞こえる。なんとけたたましいことか。
「サキュバスってのはうるさくてかなわんな!」
あの声は確かにきんたまに響くし、ちんちんをおっきさせる代物だ。しかしうるさいことこの上無い。造りのしっかりしたマンションだが、お隣から苦情をいつも言われる。
しかし警察がやって来る事は無かった。彼の友人、今ラプンツェルにのしかかっている、この家の持ち主の親が圧力をかけてくれていたからだ。そこそこ名が知られている警察OBだ。
「おおっ。たまんねぇ……」
ラプンツェルに熱い挿入をくれてやっている家の持ち主は、ひと仕事を終えてシャワー室に入った彼の親友でもあった。中学以来の腐れ縁。ついでにパチンコとキャバクラでもよく一緒だった。
男はシャワーで汗と体液を洗い流すとキッチンに向かった。冷蔵庫にあったビールを1本開け、一気に飲み干してでっぷりとした腹に収めた。
「ふいい。たまんねえぜ。あのサキュバスとやった後の一杯は……」
つい1ヶ月前までサキュバスなんぞ、空想の生き物であると笑っていたのに。彼はこの家の主と共にラプンツェルをさらった実行犯の1人であった。
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とある出会い系アプリにこんな噂があった。とんでもない『搾精ビッチ』が2人いる。1人は髪がとても長い20代ぐらいの女で、もう1人は30代ぐらいの、えらく小柄なかわいいおばさんだという。
その2人は必ず1組になって出会いの交渉をするそうだ。特に男の選り好みはしないらしい。犯罪者じゃなければどんなキモい男でもセックスをさせてくれるそうだ。
この2人を引っ掛けてみないか。親友に誘われて、その話に乗ることにした。その頃契約していた工場で雇い止めにあい、暇を持て余していたからだ。
彼女たちは指定された駅前のハンバーガーショップで待っていた。マクドやモスのような定番どころではなかった。垢抜けない学生が入るような地方にしか無い店だった。
2人とも映える様な美人だった。若くて髪が長い方は乳房と腰のくびれが際立っていた。小柄なのはちょっと歳が疑わしい気もしたが、化粧は薄くてごまかしているようには思えなかった。かけていたサングラスが大きすぎて、はっきりと顔は見えなかったが。
(……こいつは上玉だぜ。)
まずは飲み屋で彼女たちと呑む事にした。若い方は酒をがばがばと飲んだが、背が低いのはちびりちびりとだが、アルコール度数の強い酒を飲んでいた。酔い潰れるのは明らかだった。
けれど親友と自分が家に引きずり込んだのは、若い方だった。もう1人はいつの間にか消えていなくなっていた。どこではぐれたのかもわからなかった。
酔い潰れた女を客間に敷いた布団の上に寝かせると、親友はポケットから黄色い小瓶を取り出して彼に言った。
「これから見る事は内緒だぞ。後で客たちが来るが、そいつらは守ると約束してくれている」
親友は小瓶の中の液体を、転がっている女にかけた。みるみるうちに姿が変わった。日本人ではなく欧米人の様な顔立ちになり、髪の毛はブロンドに変わった。特に目を引いたのは頭のツノだった。
「こいつは?」
「サキュバスさ。魔界とかいう本当か嘘かわからねえところの住人らしいな」
「漫画やゲームの世界の夢を見てんのか、おれは?」
「現実だよ。俺は前に見たことがあるぜ。それと、この女は淫魔の中でもかなり上等だと聞いたことがあるんだ」
「誰にだよ?」
うちの親父さ。そしてこのサキュバスはラプンツェルというらしい。
親友はズボンのベルトを外して下半身を出した。それは彼が知っているサイズではなかった。何もかもが一回り大きくなり、やや白っぽいと記憶していたが黒く変色していた。
親友が眠っているままのラプンツェルの下着を剥ぎ取り、その上に覆いかぶさった。行為が始まると彼女は目を開けた。これはどういうこと?
「怒るなよ! こういうのを待ち望んでいたんだろう!」
おちんぽを急所にはめ込まれてラプンツェルは抵抗出来なかった。親友と淫魔との30分にも及ぶ交合を見物した後、今度は彼がラプンツェルの相手となった。
これまで抱いた女の中で一番良いと感じられた。ただやかましいことこの上無かった。狂ったように叫ぶラプンツェルの声にいざなわれて2時間も腰を振り、へとへとになった時に彼は周りを見た。
初めて見る男たちだった。6人ほど。誰もが生気を失った顔をしていたが目だけはぎらついていた。世の中に不満を持つ男たち特有のギラつき方をしていた。
自分の行為が終わった後、彼等がラプンツェルを輪姦する。どの男らもペニスだけはたくましかった。不細工や病人同然のやせっぽち、無能さが顔の作りに現れている者ばかりなのに太ましかった。親友に尋ねた。彼等は何者なのだ?
「彼等は俺の知り合いさ。ある集いに参加している人たちでね。2年前から知り合いなのさ」
「あの人達がそうなのか?」
彼の親友は、3年前からとある宗教団体に入信していた。名はそれほど有名ではなかった。しかしカルト教団では無いらしい。
週に1回の集まりがあるだけで、多額のお布施を要求されるわけではない。ただ集まって教団の書籍を読み合う。それだけの集いだと親友は語った。
日常生活を壊すような団体でなければそれでいい。ちなみにだが親友も今は無職だ。かつては父親のコネで警察の外郭団体に勤めていたが、あることがきっかけで9年ほど前に辞めてしまった。
実家に帰省していた妻と連れていた息子が津波にさらわれ、行方不明になったからだ。親友の妻は東北の海岸沿いの出身だった。
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夜更けになっても、ラプンツェルと男たちとのセックスは続いていた。彼等はこの1ヶ月ずっと、この家にこもりっぱなしだった。
男はリビングでテレビをつけてうたた寝していたが、テーブルの上にあった電話が鳴ったので飛び起きた。受話器を取った。コードレスホンだ。
「お休みのところ恐縮です。◯◯さんはいらっしゃいますか?」
男の声だ。ややイントネーションがおかしい気がした。
「えっと……お前は誰だ?」
「あのう、初対面の者に向かってお前とはあまり礼儀がなっておりませんね?」
「うるせえなあ。こんな夜中に電話をかける非常識なやつに言われたくねえよ。で、誰なんだよ。名乗れよ!」
電話の相手が答えた。家のあるじが毎週通っている集会で知り合った者で、名前をスズキという。イントネーションがややおかしい。やはり偽名だろう。日本に帰化した東南アジア人だろうか。
「わかったよ。信じてやるよ」
「よかった。ところで、◯◯さんはご在宅でしょうかね?」
「たぶん寝ているだろうが……ちょっと確かめてくる」
受話器を置いて客間に入った。むん、と立ち込める牡たちのくさいにおいと、サキュバスのあまったるい芳香が籠もってむせそうだった。
男の親友は部屋の隅で裸のままうずくまって眠っていた。揺り動かして電話に出ろと呼びかけた。
「スズキという発音の怪しいやつから電話が来ているぞ?」
「あ、ああ……スズキさんか。すぐに出よう」
2人はリビングに戻った。家のあるじは電話をとった。
「あっ、はい。おかげさまで……この1ヶ月、ずっとこの家にいますよ。えっと、あれはもうそろそろ切らしそうですね」
男の親友は冷蔵庫の扉を開いた。上から2段目に並んでいる小瓶の数を確かめる。それからキッチンシンクにある食料棚にいくつか。
「7人が1日に1回、服用してますからね。やっぱりすごいですねあの飲み薬は。ひと瓶飲んだだけでムラムラが収まりませんよ。たまりません」
みんな朝に栄養剤を飲んでいたなあ、と男は思い出した。彼は飲んでいなかった。ラベルが張っていない茶瓶に口をつけるなんて怖くてできない。そもそもあれは栄養剤なのだろうか。
「えっと、家にいるのは川口支部の伊藤と泉と飯島。それに宮森と本田と渡辺と僕と、電話に出てくれた金目の計8人です」
もう1ヶ月分欲しいと受話器に向けて告げた後、しばらくしてありがとうございます、と彼は言って電話を切った。
「終わったのか?」
「お前、あんまり横柄な口ぶりはよくないぞ。叱られてしまった」
「叱られって……あのスズキってやつ、そんなに偉いのか?」
男の親友は答えた。そこまでではないが自分たち読書会のメンバーの間では上の立場にある人だ。先生の補佐をしている方なのだ、と。
以下、イズヴァルトの伝説関連のリンクです。
ハーメルンにて掲載
聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・前半まとめ
https://h.syosetu.org/novel/427506/
聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・忠烈編
https://h.syosetu.org/novel/363415/
読み飽きた人向けの最終回
https://h.syosetu.org/novel/428929/
豚小屋
https://h.syosetu.org/novel/429382/
ひよこ芸術
https://h.syosetu.org/novel/429966/
アルファポリス版です。バックアップ兼保管用
(本編と外伝を分けての掲載です。)
☆本編
聖騎士イズヴァルトの伝説 〜無双の武と凶悪無比なデカチンを持つ英雄の一大叙事詩〜
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/934913837
☆外伝
前世の記憶を持つ神業尺八使いの狸系美少女の妹と、女帝サキュバスの祖先の才を受け継ぐ清楚ビッチな姉の2人で、搾精の王国を建てちゃいます☆
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/779914728
転生したらあたし、セックス教団の教主の養女でいつでもどこでもエッチがしたくなっちゃう、レベル999のビキニアーマーの美少女魔法戦士でした!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/959004604
旧版のイズヴァルトの伝説です。ノクターンにて掲載
ストーリーの細かいところがかなり違っておりますが、大まかな筋はおんなじです。
エリクサーみたいに栄養満点の精液を放つ絶倫聖騎士は、転生美幼女淫魔にまとわりつかれておちんちんをチューチュー吸われる。(旧題・聖騎士イズヴァルトの伝説)
https://novel18.syosetu.com/n3094lt/